２３

サリ　：こんにちは、ププスちゃん。
ププス　：こんにちは、サリお姉ちゃん。
サリの母　：私の娘のような学校に入らない。
君は頭が良くて、サリのようになれるそうだわ。
きっといい点数をもらうことができるわ。
ププス　：嫌だ。面倒くさい。
サリの母　：ね、さっきから何書いてるの。
ププス　：はかせが頼まれたノートよ。今日何を食べるか、値段がいくらかと書きなさいと言ってたよ。
もしかして、ルウェおばちゃんが値段にうそついているんだって。
そうよね。(笑)
サリの母：どんなノートなの。
ププス：これよ。
こっちは今日の食べ物と値段。
こっちはおばさんにはかせの借金。
こっちの蘭はこっちのと同じにしなくちゃ。
同じじゃなかったら、間違いがあるよ。
月末にチェックしてあげるんだって。
サリの母：うーん。払うのが毎月にしようと言ってたのに
　もしかして。
ププス　：もしかしてって。
わあ、少しずつ払うと面倒くさくなるのに。
　でもはかせが、
借金が多くならないようになと言ってたよ。
そうよね。(笑)
サリの母：君、幸運だわ、はかせと暮らしてるとは。いろいろなことを学ぶチャンスがあるわ。
ププス　：そうだけどな。
今まで、まだ役に立つことを勉強していないけど。
そろそろかえらないと。じゃね、おばさん。
サリの母：ね、サリ。
な、君は学校でノート書いてる。
数字同じ収支があるノートと書いてないの。
サリ：ああ、それは会計係だよ。
あるんだけど。
頭が痛くなっちゃう!!!
２４

ププスはあの黄色い家で住んでいて、
はかせと勉強してるのよ。
ええ。博士と勉強してるか。
ちゃんと勉強しろよ。
俺みたいになるためだからな。
ええ。おじさんみたい。
おじさんっぽいになるのか！！
銀行で働いて、大丘陵もらう。毎日も、きれいで、香ばしいんだよ！
笑笑笑！！
もう勉強は嫌だ！！！
もう勉強はしまいからだ！！
ええ、どうしてじゃ。
毎日、きれいで、香ばしくするのはイヤだ！！！
アア！
解決策じゃの。
そうじゃの。