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悪魔と取引

昔々、あるところに、隣の家で住んでいて目が大きいな人と口が大きい
の人がいました。
二人は貧しくて貧しくてお腹が空いてしかたがありませんでした。
庭を守っても、木を植えて育てても、果物とか野菜が腐っていたんです。
毎日毎日、神様にきせきを頼まれましたけど。。。

ある日は、あの寒々村に悪魔が来ました。

「取引だ、取引をしよう。」悪魔を言いました。
「嫌だ、絶対嫌だ。」目の大きいな人が言いました。
「いいよ。取引をしよう。」口の大きいな人が言いました。

口の大きいな人の庭は花園になりました。
目の大きいな人は貧しくて貧しくてお腹が空いてしかたがありません。
口の大きいな人は毎日楽しくて楽しくてしかたがありません。
実った果物でお腹がいっぱい。
だから、気づきませんでした。。。
花園が枯れていること。

二度と花を咲くことも無いお庭で口の大きいな人はおいおい泣きながら
呟きました。
「悪魔と取引なんかしなければ、よかった。」

目の大きいな人はお腹が空いて空いて死にそうです。ぼろぼろ涙をこぼ
しながら、呟きました。
「悪魔と取引をすればよかった。」

悪魔が魂でお腹がいっぱい、他のところに消えました。
「取引だ、取引をしよう」。悪魔を言いました。

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