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土 木 学 会 規 準 お よ び関 連 規 準

210 2007 年 制 定 コ ン ク リ ー ト標 準 示 方 書 [規 準 編 ]

16. PC グ ラウトの流動性試験方法
(JSCE-F 531-1999 )
Test method for flowabilityOf grout for prestressing bar

1. 適用範囲 こ の規 準 は, JA 漏 斗 お よび JP 漏 斗 を用 0 、た PC グ ラ ウ トの 流 動 性 試 験 方
法 に00 、 ~
て規
する.

2. 試 験用器 具 試 験用器 具は, 次 による.


。) 漏 斗 は , 図 1 の よ う に, 黄 銅 製 で , JA 漏 斗 の 場 合 は , 上 端 内 径 100 。,0 下 端 内 径 8 。00
お よび高 さ
。,長 さ30 。、
351.1 ,。。で ,そ の下部に内径 8 。、 ,0 の 流 出口 を有 する厚 さ約 3 ,00 、
の もの ('),
斗 の 場 合 は , 上 端 内径 70 。。 , 下 端 内 径 14 。。、お よ び 高 さ 392 。。、で , そ の 下 部 に 内 径
14 ,00 , 長
さ30mm の流出口を有する厚 さ約 3mm の もの(2)とす る.

注( 1 ) JA 漏 斗の内容積は約 1000m ~で ある.


注(2 ) JP 漏 斗の内容 積は約 630mZ で ある.

b) 漏 斗を支える台 ,グ ラウト上面をならす器具,ス トップウォッチなどを用意する.


。) 試 験 装 置 は , 標 準 砂 を用 い た 流 出 試 験 に よ り入 念 に キ ャ リ プ レ ー シ ン した もの で な け れ ば
な ら ない

の100

I・ I
・ 188
199
a69

の8

(単位 : mm)
(1 ) JA 漏斗 (2 ) JP 漏 斗

図1 漏斗

3. 試 験方法 試 験方法 は, 次 による.


a) 漏 斗を台 で鉛 直に支持 し, 水 を通 して濡 らす.
b) 試 料 の グ ラ ウ トを 漏 斗 内 に 注 ぐ. 流 出 口 か ら少 量
の グ ラ ウ ト を 流 出 さ せ た 後 , 指 で 流 出 口 を押 え, グ
ラウ トを漏斗上面まで注 ぎ, 上 面をならす.
c) 指 を離 して グ ラ ウ トを 流 出 さ せ , 流 出 口 か ら の
グ ラ ウ ト流 が 初 め て 途 切 れ る ま で の 流 下 時 間 (3 ) を ス トッ
プウォッチ で 測定する.

d) 漏 斗 内 に お け る 試 料 の グ ラ ウ トの 残 留 状 態 を観 4
察 し, 試 料 の ほ ば 全 量 が 流 出 し た こ と を確 認 す る ( ) ・

注 (3 ) JP 漏 斗 を用 い る場 合 は , 流 出 口 か ら の グ ラ
ウ ト流 が 急 激 に細 く な る ま で の 流 下 時 間 とす る .
注 (0 ) 相 当 量 の 試 料 が 塊 状 で 残 留 して い る 場 合
は , そ の グ ラ ウ トは 不 適 で あ る .

4. 試験結果 流 動 性 は , 漏 斗 か らの 流 下 時 間 を秒 て
で 測 定 し, こ れ を流 下 時 間 ( フ ロ ー タ イ ム) 何 秒 と し
示す.
F. フ レッシュコンクリ
211

5. 報告 報 告 は , 次 の 事 項 に つ い て 行 う.

a)日 時
b)天 候
c)気 温
d) 練 混ぜ条件

e)材 料の品質
の グラウ トの 配 合

バッチ番 号

h) グ ラウトの温度
i) 流下時間 ( フロータイム) (秒)
F. フ レッシュコンクリ 217

1 圧 充 て ん モ ル タル の流 動性 試 験 方 法
(JSCE-F 541-1999 )
Test method for flowability of fillingmortar

1. 適用範囲 こ の 規 準 は , J14 漏 斗 を用 い た 充 て ん モ
ル タル の 流 動 性 試 験 の 方 法 につ い て規 定 す る.

2. 引用 規 格 次 に掲 げ る 規 格 は , こ の 規 準 に引 用 され る こ と に よ っ
て , こ の 規 準 の 一 部 を構 成 す る . この

引用規格は, そ の最新版 を適用する.

JSCE-F 531 PC グ ラウトの流動性試験方法

3. 試 験用器具 試 験用器 具は, 次 による.

a) 漏 斗は,図 1 の ように, 黄 銅製で, 上 端内径 7()mm ,下 端内径 14mm ,高 さ392mm および厚さ約


3mm のJ14 漏斗(1)とする.

注(1 ) J14 漏 斗の内容積は約 630mZ で ある.

b) 漏 斗を支える台, グ ラウ ト上面をならす器具,ス トップウォッチなどを用意する.


c) 試 験装置は, 標 準砂を用いた流 出試験により入 念にキャリプ レーションしたものでなければならない.

の70

a69

の14 (単位 : mm)

図1 J14漏斗

4. 試験方法 試 験は, JSCE-F 531 に規定するJA 漏 斗を用 いた場合に準 じて行 う.


5. 試験結果 試 験結果は, JSCE-F 531 に よる.

6. 報告 報 告は, JSCE-F 531 に準 じて行う.

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