You are on page 1of 1

朝日新聞と CNN の記事を読んで、1958 年の時点で、中国の台湾完全支配を危惧した米軍が、

沖縄の米軍基地が報復攻撃される可能性を容認した上で中国本土に核攻撃しようとしていたこと
を考えると、イギリスがロシアのミサイル防衛技術向上などの必要性から、保有核弾頭の上限を引
き上げたことは再び国際関係に緊張が走っていることのサインであり、アメリカの第二次台湾海峡
危機の経験から、イギリスは核兵器の位置づけを改めるべきであると考えた。
キューバミサイル危機の重要アーカイブ資料を読んで、どのようにして米ソの軍事衝突が避けら
れたのかを知ることができた。具体的には、ソ連がキューバに軍事物資を持ち込むことを防ぐことが、
アメリカが海上封鎖をした理由であり、アメリカがキューバに侵攻しないこととトルコにあるミサイル
を撤去すると約束したことが、ソ連がキューバからミサイルを撤去した理由であることが分かった。
韓国や中国と領土問題を抱えている日本も同様の事態に直面する可能性があるため、キューバ危
機について深く理解する必要がある。

参考文献
園田耕司(2021 年 5 月 25 日)「1958 年、対中核攻撃検討 米、第 2 次台湾海峡危機で NYT、
機密文書もとに報道」『朝日新聞』朝刊、東京本社版
国末憲人(2021 年 5 月 22 日)「英国、なぜ核軍縮から一転? 中ロの軍事強化背景に核増強」
『朝日新聞』朝刊、東京本社版
CNN.co.jp「米軍、1958 年に中国への核使用を検討 沖縄含む米軍基地への報復も想
定」https://www.cnn.co.jp/usa/35171233.html (2022 年 5 月 27 日閲覧)
John F. Kennedy Presidential Library & Museum https://www.jfklibrary.org/learn/about-jfk/jfk-in-
history/cuban-missile-crisis (2022 年 5 月 27 日閲覧)
「the World On the Brink John F. Kennedy and the Cuban Missile Crisis Thirteen Days in October
1962」https://microsites.jfklibrary.org/cmc/(2022 年 5 月 27 日閲覧)

You might also like