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  • 日進市議会、本会議での請願への賛同を求めるお願い

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    Taira Sakakibara
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    各 議 員 の 皆 さ ま 平成23年6月18日 　　　　親子のふれあいと絆を大切にする日進の会 　　　　　　　　　　　　　　　　代　表　　　西尾弘史　 　　　　 連絡先 事務局長　榊原 平070-5030-7009 日進市議会、本会議での請願への賛同を求めるお願い 　6月13日、私たちの会が提出した請願が、日進市議会の委員会での請願審査において、反対討論にあって、採決の結果、否決されました。私たちの請願の趣旨と重要性が理解されずに大変残念に思います。 反対討論の内容は、面会交流や共同養育は当事者間の取り決めが基本だが法律に明記することで子の利益が適うのか、共同養育でないことに不利益があるのか、共同養育を導入することや面会交流に強制力を付与することが子の利益になるのか、という趣旨のものでありました。 そうした議論はかってからありました。しかし、面会交流が“子の利益”にかなうものであることは、今国会で成立した民法改正の国会審議の中で度々、江田五月法務大臣から答弁されております。また我が国が締結する「子どもの権利条約」では、第9条で締結国における「親子の分離禁止」「分離された親子の接触の保障」を、第18条では「養育への父母の共同責任」を謳っております。こうした事実は、反対討論で述べられた疑念すべて払拭するだけの回答になりえるものだと思います。 また反対討論した議員の所属政党が発行する機関紙は、5月27日の記事で、同党参議院議員が参議院法務委員会の質疑で「子の利益」を考慮して離婚後の親子の面会・交流について定めると明記したことは「大変重要だ」と指摘し、「面会・交流が適切に行えるかどうかは社会問題になっている」と述べたと報じています。また同党同参議院議員は、ホームページ活動日記の中では、「民法等改正案では、面会交流は子の利益だと位置づけましたが、それを支援する体制は全く整っていません。」と民法改正案だけで不十分で支援体制が必要あることを述べています。こうした政策を掲げてきた政党の市議会議員が党中央委員会の政策と異なる意見を“反対討論”で述べて反対票を投じたことに驚き、理解に苦しみ、残念に思っています。 　先月5月28日未明に親権のある子どもに3年間会えずに苦悩し続けていた公務員の男性が愛知県内の実家で自ら命を絶ちました。自死された男性のご冥福をお祈りいたしますが、このように、面会交流を保障していない現在の法律によりひき起きる親子の断絶は、疎外親を苦しませ、死にも追いやる人権侵害であり、憲法24条で保障された家族関係における “個人の尊厳”を害するものであります。親子の断絶を防ぐためにも面会交流と共同養育のための法整備が急がれます。 今度24日の日進市議会本会議での請願の採決にあたって、議員の皆様には、私たちの請願に疑問があれば事前にしっかりお応えしたいと思います。現在も会うことができずに苦悩している私たちのような親子が再び親子関係を回復するためにも、請願に賛同をしていただけますよう改めてお願い申し上げます。 （参考資料） 「児童の権利に関する条約」から関連規定 第７条　児童は、出生の後直ちに登録される。児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし、また、できる限りその父母を知りかつその父母によって養育される権利を有する。 第９条　締約国は、児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。 ３　締約国は、児童の最善の利益に反する場合を除くほか、父母の一方又は双方から分離されている児童が定期的に父母のいずれとも人的な関係及び直接の接触を維持する権利を尊重する。 第18条　締約国は、児童の養育及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。父母又は場合による法定保護者は、児童の養育及び発達についての第一義的な責任を有する。児童の最善の利益は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。 ２　締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者が児童の養育についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な援助を与えるものとし、また、児童の養護のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。 ※外務省HPの「児童の権利に関する条約」全文より抜粋

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    各 議 員 の 皆 さ ま 平成23年6月18日 　　　　親子のふれあいと絆を大切にする日進の会 　　　　　　　　　　　　　　　　代　表　　　西尾弘史　 　　　　 連絡先 事務局長　榊原 平070-5030-7009 日進市議会、本会議での請願への賛同を求めるお願い 　6月13日、私たちの会が提出した請願が、日進市議会の委員会での請願審査において、反対討論にあって、採決の結果、否決されました。私たちの請願の趣旨と重要性が理解されずに大変残念に思います。 反対討論の内容は、面会交流や共同養育は当事者間の取り決めが基本だが法律に明記することで子の利益が適うのか、共同養育でないことに不利益があるのか、共同養育を導入することや面会交流に強制力を付与することが子の利益になるのか、という趣旨のものでありました。 そうした議論はかってからありました。しかし、面会交流が“子の利益”にかなうものであることは、今国会で成立した民法改正の国会審議の中で度々、江田五月法務大臣から答弁されております。また我が国が締結する「子どもの権利条約」では、第9条で締結国における「親子の分離禁止」「分離された親子の接触の保障」を、第18条では「養育への父母の共同責任」を謳っております。こうした事実は、反対討論で述べられた疑念すべて払拭するだけの回答になりえるものだと思います。 また反対討論した議員の所属政党が発行する機関紙は、5月27日の記事で、同党参議院議員が参議院法務委員会の質疑で「子の利益」を考慮して離婚後の親子の面会・交流について定めると明記したことは「大変重要だ」と指摘し、「面会・交流が適切に行えるかどうかは社会問題になっている」と述べたと報じています。また同党同参議院議員は、ホームページ活動日記の中では、「民法等改正案では、面会交流は子の利益だと位置づけましたが、それを支援する体制は全く整っていません。」と民法改正案だけで不十分で支援体制が必要あることを述べています。こうした政策を掲げてきた政党の市議会議員が党中央委員会の政策と異なる意見を“反対討論”で述べて反対票を投じたことに驚き、理解に苦しみ、残念に思っています。 　先月5月28日未明に親権のある子どもに3年間会えずに苦悩し続けていた公務員の男性が愛知県内の実家で自ら命を絶ちました。自死された男性のご冥福をお祈りいたしますが、このように、面会交流を保障していない現在の法律によりひき起きる親子の断絶は、疎外親を苦しませ、死にも追いやる人権侵害であり、憲法24条で保障された家族関係における “個人の尊厳”を害するものであります。親子の断絶を防ぐためにも面会交流と共同養育のための法整備が急がれます。 今度24日の日進市議会本会議での請願の採決にあたって、議員の皆様には、私たちの請願に疑問があれば事前にしっかりお応えしたいと思います。現在も会うことができずに苦悩している私たちのような親子が再び親子関係を回復するためにも、請願に賛同をしていただけますよう改めてお願い申し上げます。 （参考資料） 「児童の権利に関する条約」から関連規定 第７条　児童は、出生の後直ちに登録される。児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし、また、できる限りその父母を知りかつその父母によって養育される権利を有する。 第９条　締約国は、児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。 ３　締約国は、児童の最善の利益に反する場合を除くほか、父母の一方又は双方から分離されている児童が定期的に父母のいずれとも人的な関係及び直接の接触を維持する権利を尊重する。 第18条　締約国は、児童の養育及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。父母又は場合による法定保護者は、児童の養育及び発達についての第一義的な責任を有する。児童の最善の利益は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。 ２　締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者が児童の養育についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な援助を与えるものとし、また、児童の養護のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。 ※外務省HPの「児童の権利に関する条約」全文より抜粋

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