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205 歌詞解釈
205 歌詞解釈
女性視点。
彼も自分も一時の火遊び感覚で関係を持ってしまったのに、いつの間にか自分
は彼のことを本気で好きになってしまっていて、でも彼には別に本命がいるの
か遊びまくってる男なのか。何せ報われない恋をしてしまったって自覚してる
女の子が、それでもちょっとくらい本気になってくれたっていいじゃないって
思ってる歌のように感じる。
一番
→彼と会うのはいつも彼が住んでるマンションで、女の子はいつも会うため
に彼の家に通ってる。(彼から会いに来てくれたことはない)
いつだって終電以降の時間からしか会いに来ちゃダメって言われてて、そ
れより前の時間はきっと別の女の子とか本命の女の子が彼の部屋にはいるんだ
ろうな。終電まで一人で彼の最寄り駅の前で適当に時間を潰して、キャッチのお
兄さんとか、ナンパしてくる人とか、そういったいろんな彼の家に行けなくなる
理由になるような包囲網を掻い潜る。
鳴らして お会いする「もういいよ」って捉えてて、きっと終電を過ぎたく
らいの時間になれば彼から電話がかかってきて、
「もう来てもいいよ」って言わ
れるんじゃないかな。それを合図に会いに来てもいいよって言われる。
「あーなんかもうやだなぁ ノーメイクでコンビニエンス」
→実際に、彼に会うときは夜だしどうせ抱かれるだけだし、じゃあノーメイク
でいいやっていつもすっぴんで彼の家に向かう途中のコンビニで適当なお酒を
買っていくみたいなでもいいな。
それか、比喩として、コンビニエンスって便利なって意味だから、本命じゃ
なくて便利に使われる都合のいい女、着飾る意味すら無いくらい味気の無い関
係の比喩とか?
「いい思いをしたいだけだった」
→ここが一番、最初はただの火遊び=本気になるつもりはなかったんかなっ
て思う場所。サクッと関係を持っていいとこ取りだけするつもりだったのに。
「充電まだ 17%残ってる」
→充電がそれくらいなくなっちゃうくらい、彼のことを待って時間潰してた
んかな
「広がっていく星のない夜 ワンルームで欲しかったのは」
「冷蔵庫の中の缶ビールとは別 甘くないけど重めのやつ」
→星空って、希望があるシチュエーションとかロマンティックな意味で用い
られることが多いから、この関係に希望もロマンスもないこと?
彼の部屋で欲しかったのは、彼の家に行く前に適当に買っていくような、結
局飲まないでたまっていく缶ビールじゃなくて、決して甘くはなくていいけど
重たい愛情が欲しかったのって意味?わからん
「正真正銘もぎって ヒッチハイクの裏 連れ去って待ってちょっとは傷つい
て Baby」
→正真正銘もぎってヒッチハイクの裏はマジでわからん、ヒッチハイクが車
を呼び止めて連れてってもらうことやからその裏・・?
連れ去って、待って、ちょっとは傷ついて、ってまるで彼に当てつけのよう
に誰か連れ去ってくれたらいいのに、いややっぱりまって、t ちょっとくらい傷
ついてくれても良くない?の意?
→追伸が手紙の最後に追加で書いたりするやつやから、誰かに連れ去っても
らったとして、置き手紙を書くとしたら最後に添えたい文としてイメージした
歌詞なんかな?正面切って平和ボケしたあなたへの罠(ずっと手元にいると思
ってたでしょ)って思ってるけど、でもどうせ一番届いて欲しいあなたにだけは
届かないんだよねっていう諦め
「偶然には程遠い 満たして相殺する もういいの?」
→一回きりの関係なら、偶然って言葉で片付けられるけど、こんなにも何度も
関係を続けてしまっては偶然とは程遠いでしょ。お互いからだあを満たしあっ
て、お互いの責任とかを全部相殺して無かったことにして、それだけで終わって
ももういいの?っていう意味?ただのセフレみたいな関係で、欲が満たされて
あなたはそれだけでもう満足なの?って縋りたい気持ちとか、可能性 2%くらい
残ってる?って希望を持ちたくなる歌詞にかかってるんかな
「知らぬが仏でいたかった」
→こんな自分の気持ち、知らないままでいたかった
「可能性 2%くらい残ってる?」
→あなたが私に振り向いてくれる可能性は、まだほんの少しはあったりす
る?=もう全くないってわかってしまってるからこそ、聞いてしまってる部分
もある
「転がってるまな板の上 ワンルームで欲しかったのは」
→まな板の上で転がってるのは食材で、もう捌かれる調理されるっていう結
末が決まり切った場所の上で、自分が切り刻まれる瞬間だけを待たされてる生
殺し状態
「弁当の中の彩りとは別 白か黒なら黒めのやつ」
→弁当をい綺麗に彩るような華やかな関係でもそんな私の役割でもなくて、
白か黒=有罪か無罪かとか、ダウトかそうじゃないかとかなら、確実に黒い存在
なんでしょ私って
ないね Baby」
→この歌詞は主語がわからへんけど、ペットショップの犬みたいに、誰かに選
んでもらえるのを尻尾振って待ってる自分。この子にしようかな、飼おうかな、
って迷ったまんまぎゅっとされたって私は懐かないからねっていう最大限の強
がり?なのでは
「緊急停止黙って 指先まで恋」
→ほんまにわからん。スマホに触れてる指?YUI のチェリー聴きすぎ?
→彼が私の部屋にも会いに来てくれることを待ってるけど、そんな日は一向
に来なくて、でも彼と一緒に寝れるようにって選んだセミダブルのベッドでは
なんの思い出も育たないねって意味かな。居なくたってちっとも傷つかないは
強がりだし、諦めの現れなは気がする。
「全線全敗笑って正気じゃない沙汰」
→何度恋したって、何度あなたに平和ボケした罠を仕掛けたって、振り向いて
もらおうって挑んだって、
「あなたにだけはきっと」
→あなたにだけはきっと(いつまでも届かないんだよね・・・とか、あなたに
だけはきっと届くと信じてたんだけどな・・とか、なんか未練とか女々しさとか
を滲ませたい)
サビのみんなで歌う部分は、割と単調に真っ直ぐ、クールに歌ってもいいかなっ
て思ってて、その代わりそのすぐ後に来る一人一人のソロパートとかは感情が
色濃く滲み出るように歌ったらコントラストがおもろいんちゃうかな