You are on page 1of 64

30GFC610 00X30-GFC-6100 TODAY K DIC376

取扱説明書
Today ご使用の前に 2

ご使用の前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
装備の使いかた 13

乗ってみよう! 19

こんなときは… 35

メンテナンスについて 36

車両情報 57

14000.2005.08.5
30GFC610 o2005 本田技研工業株式会社
00X30-GFC-6100 PRINTED IN CHINA
さくいん 59
05/06/24 15:59:55 30GFC610 0001 

Honda車をお買いあげいただきありがとうございます。
安全に留意し快適なバイクライフをお楽しみください。

お車の引き渡しについて 安全に関する表示について
★お買いあげになりましたら、Honda 販売店にてこの取扱説明書と共に ★安全に関する表示
「メンテナンスノート」を受取り、下記の説明を受けてください。 「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあること」を回避方法と共に、
下記の表示で記載しています。これらは重要ですので、
しっかりお読み
●お車の正しい取扱いかた ください。
●保証内容と保証期間
●点検・整備について
●車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至るもの
運転免許について
★この車を一般公道で運転するには、運転免許が必要です。ご自身の免許
で運転できるか、確認してください。
★この車は、第1種原動機付自転車です。
★この車の乗車定員は、運転者のみの1人です。 指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至る可能性があるも

取扱説明書について
★この取扱説明書には、お車の正しい取扱いかた、安全な運転のしかた、
簡単な点検の方法などについて説明してあります。
「安全に関する表示」「安全運転のために」「メンテナンスを安全に行う
ために」は重要ですので、しっかりお読みください。 指示に従わないと、傷害を受ける可能性があるもの
★車の取扱いを十分にご存じの方も、この車独自の装備や取扱いがあり
ますので、運転する前に必ずこの取扱説明書をお読みください。 ★その他の表示
また、メンテナンスノートもぜひお読みください。
★車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書およびメンテナンスノー お車のために守っていただきたいこと
トをお渡しください。
★車の仕様、その他の変更により、この本の内容と実車が一致しない場合 知っておいていただきたいこと
があります。ご了承ください。 知っておくと便利なこと
05/06/24 16:00:07 30GFC610 0002 

目 次
1

ご使用の前に 使

ビジュアル目次 2 の
安全運転のために 5 前


装備の使いかた 備
使の
特徴的な装備の使いかた 13 スタンダード装備の使いかた 14 シート 16 い
連動ブレーキシステム 13 計器類 14 トランク 17 か
警告灯 14 書類入れ 18 た
コンビニフック 15



乗ってみよう!
みて
エンジンのかけかた 19 停車するとき 27 車のお手入れ 32 よ
スタートするとき 23 燃料の補給 28 保管 34 う

正しい走りかた 24 駐車するとき 29

こんなときは… ん
とな
こんなときは 35 き


にメ
メンテナンスについて つン
いテ
メンテナンスを安全に行うために 36 日常点検 41 てナ
日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス 38 定期点検 42 ン

部品を注文するとき 39 簡単なメンテナンス 44

車両情報 車

主要諸元・サービスデータ 57 情

さくいん さ

さくいん 59 い

05/06/24 16:00:12 30GFC610 0003 

1 ビジュアル目次
ご使用の前に
2

使 は外観上見えている はメンテナンス部品・

の 箇所を示します 項目を表します


メインスイッチ 2
(P.1) は外観上見えていない は機能・操作項目を表
箇所を示します します
装 シャッター 3
(P.0)

使の


た ガソリン注入口 2
(P.8) ヘッドライト

みて 5
バッテリ(P.2)


! 5
ヒューズ(P.4) 右ブレーキレバー



とな



コンビニフック(P.5)

にメ
つン
いテ
てナ


オイルレベルゲージ

(P.8)







05/06/24 16:00:17 30GFC610 0004 

1 ビジュアル目次
ご使用の前に
3

使


ブレーキロックレバー 前

トランク(P.7) に

(P.0)


書類入れ(P.8) 装

使の
ヘルメットホルダ い

フロントウインカランプ 3
(P.1) た


みて


ストップ・テールランプ !



とな
左ブレーキレバー き


リヤウインカランプ にメ
つン
いテ
てナ


エアクリーナ(P.5) ス



ブリーザドレン(P.6) 両


キックスタータペダル
タイヤ

(P.2)




05/06/24 16:00:22 30GFC610 0005 

1 ビジュアル目次
ご使用の前に
4

使 はメンテナンス部品

の 積算距離計 1
(P.4) 項目を表します

に は機能・操作項目を表
します


使の
速度計 1
(P.4)



乗 1
速度警告灯(P.4)
みて 燃料残量警告灯 1
(P.4)




とな
き 右ブレーキレバー


左ブレーキレバー

にメ
つン スタータスイッチ
いテ
てナ 2
(P.1)
ン 前照灯上下切換え

スイッチ 2
(P.4)

車 方向指示器スイッチ
両 2
メインスイッチ(P.1)
情 2
(P.4)


シャッター(P.0)
ホーンスイッチ

(P.4)




05/09/15 16:07:12 30GFC610 0006 

1 安全運転のために
ご使用の前に
5

使
服 装 用


心のゆとりと正しい服装が安全運転のキメ手です。 ヘルメットを正しく着用していないと、万一の事故の際、
死亡また に
道路交通法を守り、あせらずにゆとりを持って落ち着いた運転を心が は重大な傷害に至る可能性が高くなります。

けましょう。 備
運転者は乗車時、必ずヘルメット、保護具および保護性の高い服を 使の

ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必要な基本的なもので 着用してください。 か
す。これらの項目をいつもお守りいただき、安全運転を心がけてくださ た

い。



●運転者は、必ずヘルメットを着用してください。これは、法令でも定
められています。ヘルメットの着用は、 あごひもを確実に締めるなど、 みて

正しく行ってください。 う

ヘルメットは二輪車用で PSC 、SG マークか JIS マークのあるものを
お勧めします。頭にしっくり合って圧迫感のないものをお選びくだ

さい。 ん
とな
●保護具や保護性の高い服を着用してください。 き


・フェイスシールドまたはゴーグルの使用 は
・くるぶしまで覆う靴の着用
・摩擦に強い皮製の手袋の着用 にメ
・長ズボンと長袖のジャケットの着用 つン
いテ
−明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露出の少ないものを着 てナ
用してください。 ン

−すその広いズボンや袖口の広いジャケットは、ブレーキ操作な
どの運転動作のじゃまになり思わぬ事故の原因にもなりますの
で避けてください。 車






05/06/24 16:00:39 30GFC610 0007 

1 安全運転のために
ご使用の前に
6

使


運転する前に

に ●日常点検を行ってください。
車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整備を必ず行いましょ

備 う。
使の 日常点検は、
41ページ参照。


た ●定期点検を実施してください。
定期点検は、
42ページ参照。

みて




とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:00:48 30GFC610 0008 

1 安全運転のために
ご使用の前に
7

使
荷 物 用


荷物を積むと、積まないときにくらべてハンドルの感覚が少し変わり ●コンビニフックには、車体からはみ出したり、
足に当たるような大き に
ますから注意しましょう。積みすぎると、ハンドルがふられ運転を誤ま な荷物はかけないでください。走行やハンドル操作に支障をきたす

ることがありますので、積みすぎに注意しましょう。 ことがあります。 備
使の

●荷物の積載は下記重量までです。 ●ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作ができなくなる場合が か
あります。物を置かないでください。 た

リヤキャリア: 3 kg



●ヘッドライトレンズの前を荷物等でさえぎらないでください。過熱
によりレンズが溶けたり、荷物等まで損傷する場合があります。 みて



●レンガや鉄片等、固くて重いものをトランクに入れたまま走行しな
いでください。積載重量以内でもトランク本体が損傷する場合があ

ります。 ん
とな


●荷物は指定の場所以外には積まないでください。カバー等が破損す は
ることがあります。
にメ
つン
いテ
てナ



コンビニフック: 1.5 kg トランク: 10 kg 情





05/06/24 16:00:56 30GFC610 0009 

1 安全運転のために
ご使用の前に
8

使


乗りかた ●走行中、運転者は両手でハンドルを握り、 ●急激なハンドル操作や、片手運転は避け
前 両足をフロアに置いてください。 てください。
に ●排気ガスには、一酸化炭素などの有害な これは、すべての二輪車の安全運転の原
成分が含まれています。エンジンは、風通 則です。

備 しの良い場所でかけてください。
使の



みて




とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:01:02 30GFC610 0010 

1 安全運転のために
ご使用の前に
9

使
●この車は1人乗りです。2人乗りはでき ●ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、 用

ません。 火気厳禁で行ってください。 前
ご注意ください。 に



使の


OFF た


みて




とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:01:13 30GFC610 0011 

1 安全運転のために
ご使用の前に
10

使


駐 車 ●マフラなどが熱くなっています。他の方 ●エンジン回転中および停止後しばらくの
前 が触れることのない場所に駐車しましょ 間はマフラ、エンジンなどに触れないで
に 盗難防止のため、車から離れるときは必ず う。 ください。
ハンドルロックをかけ、キーを抜き、シャッ

備 ターを閉じてください。
使の メインスイッチのキーはお持ちください。


た ●水平でしっかりした地面の場所に駐車し
てください。


●交通のじゃまにならない安全な場所を選
みて んで駐車しましょう。

う ●やむをえず傾斜地、砂利を敷いた所、でこ

ぼこな所、地面の軟らかい所等に駐車せ

ざるを得ないときは、車の転倒・動き出し
ん のないよう、安全処置に十分留意してく
とな
き ださい。

は マフラ、エンジンなどは、エンジン回転
中および停止後しばらくの間は熱くな
にメ っています。このとき、マフラ、エンジ
つン ンなどに触れるとヤケドを負う可能性
いテ
てナ があります。


●エンジン回転中および停止後しばら
くの間はマフラ、エンジンなどに触
車 れないでください。

情 ●他の方がマフラ、エンジンなどに触
報 れることのない場所に駐車してくだ
さい。





05/06/24 16:01:23 30GFC610 0012 

1 安全運転のために
ご使用の前に
11

使
改 造 メインスイッチのキーに 用

ついて 前
●車の構造や機能に関係する改造は、操縦 に
性を悪化させたり、排気音を大きくした メインスイッチのキーについているシャッ

り、ひいては車の寿命を縮めることがあ ターキーには、シリアルナンバーがありま 備
ります。不正改造は法律に触れることは す。 使の

勿論、他の迷惑行為となります。 このシリアルナンバーは、メインスイッチ か
このような改造に起因する場合は、保証 のキーを注文するときに必要になります。 た

が受けられません。 メインスイッチのキーを注文する際は、



●この車は平成10年排出ガス規制適合車で Honda販売店にご相談ください。
す。 みて

排出ガス濃度を劣化させるような不正改 盗難防止のため、シリアルナンバーは他人 う

造は行わないでください。 に知られないように保管してください。

排出ガス規制について ん
とな


●この車は排出ガス規制適合車です。 は
Today (BA-AF61型):
平成10年排出ガス規制適合車 にメ
つン
いテ
マフラの純正マークについて てナ


マフラの後部には、Honda純正部品を表す
“HONDA”マークが刻印されています。

“HONDA”マーク 両
シリアルナンバー 情





05/06/24 16:01:38 30GFC610 0013 

1 安全運転のために
ご使用の前に
12

使


地球環境の保護について 二輪車リサイクルマーク/ 二輪車リサイクルマークの取扱い
前 リサイクル料金
に お車および部品等の廃棄をするとき お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマー
この車には、二輪車リサイクルマークが車 クが必要となります。

備 地球環境を守るため、使用済みのバッテリ 体に貼付されています。 マークは車体から、剥がさないでください。
使の やタイヤ、エンジンオイルの廃油等はむや マークが車体に貼付されている二輪車は、 マークの紛失、破損による再発行および販

か みに捨てないでください。これらのものを 再資源化するためのリサイクル費用がメー 売の取扱いはありません。
た 廃棄する場合は、Honda 販売店にご相談く カー希望小売価格に含まれていますので、
ださい。 二輪車を廃棄する際は、再資源化に必要な リサイクルマークの剥がれ等により、リサ


また、将来お車を廃車する場合も同様です。 リサイクル料金はいただきません。 イクルマーク付対象車かどうか不明の場合
みて お車の廃棄を希望するときはお近くの廃棄 は、下記の(財)自動車リサイクル促進セン

う 二輪車取扱店へご相談ください。 ただし、お車をお客様から廃棄二輪車取扱 ターホームページおよび二輪車リサイクル

店および指定引取場所までの収集・運搬料 コールセンターにてご確認ください。

廃棄二輪車取扱店 金はお客様のご負担となります。収集・運搬
ん 料金については廃棄二輪車取扱店にご相談 廃棄二輪車のお取扱いに関しては、最寄の
とな
き 廃棄二輪車取扱店とは(社)全国軽自動車協 ください。 廃棄二輪車取扱店または下記二輪車リサイ

は 会連合会の加盟販売店で廃棄二輪車取扱店 クルコールセンターまでお問い合わせくだ
として登録されている廃棄二輪車を適正処 二輪車リサイクルマークは、トランク内に さい。
にメ 理するための窓口です。廃棄二輪車取扱店 貼付しています。
つン には「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示されて (財)自動車リサイクル促進センターホーム
いテ
てナ います。 ページ
ン http://www.jarc.or.jp/

二輪車リサイクルコールセンター
二輪車リサイクルマーク 電話番号 0 33 5988 075
車 受付時間 9: 30∼1 7 :00

情 (土日祝日、 年末年始等を除く)

廃棄二輪車取扱店の証




05/06/24 16:01:43 30GFC610 0014 

2
装備の使いかた

特徴的な装備の使いかた 13

使
連動ブレーキシステム 用


●左ブレーキレバーを操作すると後輪ブレ に
ーキが作動するとともに前輪ブレーキが

作動します。 備
●右ブレーキレバーを操作すると前輪ブレ 使の

ーキが作動します。 か

ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレー



キレバーを同時に使いましょう。制動力を
効果的に得るためには、右ブレーキレバー みて

と左ブレーキレバーを同時に使う必要があ う

ります。


とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:01:56 30GFC610 0015 

2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
14

使

の 積算距離計 速度計 計器類 警告灯
前 (オドメータ) (スピードメータ)
に 速度計(スピードメータ) 速度警告灯
走行中の速度を示します。法定速度を守り 車の速度が法定最高速度(3
0km/h )を越え

備 安全走行してください。 ると速度警告灯が点滅し運転者に注意をう
使の ながします。

か 積算距離計(オドメータ)
た 走行した総距離をkmの単位で示します。 燃料残量警告灯
白地に黒数字は100mの単位です。 燃料タンク内のガソリンが少なくなると点


4桁目(1,
000km の位)の1、3、6、9は橙 灯します。燃料残量警告灯が点灯したとき
みて 色地に白数字で表示します。 は、早めにガソリンを補給してください。

う 橙色に変わったときがエンジンオイル交換 燃料残量警告灯が点灯したときの

の目安です。 燃料有効残量:約 1.0

エンジンオイルの交換は、Honda 販売店に
ん ご相談ください。
とな 燃料残量警告灯
き 速度警告灯
橙色 積算距離計

は (オドメータ)

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:02:01 30GFC610 0016 

2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
15

使
コンビニフック 用




使の



みて



コンビニフック ん
とな


ハンドル下方にコンビニフックがあります。 は

コンビニフックの最大荷物重さ: 1.5 kg にメ
つン
いテ
コンビニフックには、車体からはみ出した てナ
り、足に当たるような大きな荷物はかけな ン

いでください。走行やハンドル操作に支障
をきたすことがあります。







05/06/24 16:02:11 30GFC610 0017 

2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
16

使


シート 開けかた

に SEAT 1 メインスイッチのキーをメインスイ キーをトランク内に置き忘れた状態で
メインスイッチ
ッチに差し込み、
“ SEAT ”の位置に シートを下げると、自動的にロックさ

備 します。 れ、キーを取出すことができなくなり
使の
い 2 メインスイッチのキーを押して、シ ますのでご注意ください。
か ートロックを解除し、シートを開け
た ます。


閉じかた
みて

う シートをおろし、シート後部を上から押し

てロックします。シートをもち上げ、ロック

がかかったかを確認します。
ん ロックをかけないで走行すると、走行に支
とな
き 障をきたすことがあります。

にメ
つン シート メインスイッチのキー
いテ
てナ








05/06/24 16:02:22 30GFC610 0018 

2
装備の使いかた

スタンダード装備の使いかた 17

使
トランク 用

トランク 前
ヘルメット ● キーをトランク内に置き忘れた状態 に
でシートを下げると、自動的にロッ

クされ、キーを取出すことができな 備
くなりますのでご注意ください。 使の

● トランク内はエンジンの熱で温度が か
高くなります。熱の影響を受け易い た

用品、食料品または可燃性のものは



入れないでください。
● 貴重品やこわれ易いものは入れない みて

でください。 う
● 洗車時等、 !
内部に水が入ることがあ
ります。大切なものを入れる場合は

シートの下にトランクがあります。 トランク内にヘルメットを収納する場合は、 ご注意ください。 ん
● トランク内にはヘルメット種類や形 とな
トランクへの最大荷物重さ: 10 kg ヘルメットの後側をトランク前方に向けて き


収納してください。 状、大きさなどにより、
一部収納でき は
● シートは、メインスイッチのキーでシー ない場合があります。
トのロックを解除して開けます。 にメ
(16ページ参照) つン
いテ
● シートを閉めた後、完全にシートのロッ てナ
クがかかったかを確かめてください。 ン

ロックをかけないで走行すると、走行に
支障をきたすことがあります。







05/06/24 16:02:27 30GFC610 0019 

2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
18

使


書類入れ

に ビニール袋



使の



みて




とな
き トランク内に書類入れがあります。

は 取扱説明書やメンテナンスノートなどは、
ビニール袋に入れ、ここに格納してくださ
にメ い。
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:02:37 30GFC610 0020 

3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
19

使
慣らし運転について エンジンのかけかた 用


適切な慣らし運転を行うと、その後のお車 排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成 ●スタータスイッチを押して5秒以内 に
の性能を良い状態に保つことができます。 分が含まれています。エンジンは、風通しの でエンジンがかからないときは、10

この車は乗り初めてから100kmを走行する 良い場所でかけてください。 秒くらい休んでからまた押してくだ 備
までは急発進、急加速を避け控えめな運転 さい。 使の

をしてください。 エンジン始動は、20∼22ページの「始動手 これはバッテリ電圧を回復させるた か
順」に従い行ってください。 めです。 た

●無用の空ふかしや長時間の暖機運転



●エンジンをかける前に、オイル、ガソリン はしないでください。ガソリンの無
などの点検をしましたか。 駄使いになるばかりでなく、エンジ みて

必ず点検を行ってください。(日常点検は、 ン等に悪影響を与えます。 う


1ページ参照)
●エンジンをかけるときは、必ずメインス

タンドを立ててください。 ん
とな
●急な飛び出しを防ぐために始動時は、必 き


ずブレーキロックレバーをかけ、後輪を は
ロックしてください。
●後輪ブレーキの調整が正しく行われてい にメ
ないとロックできません。(後輪ブレーキ つン
いテ
の調整は、
44ページ参照) てナ








05/06/24 16:02:48 30GFC610 0021 

3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
20

使
用 始動手順 外しかた


に 1.ブレーキロックレバーをかけ、
後輪をロックします。 1 左ブレーキレバーを強く握ると、自動的にロックレバーが外れ
ブレーキロックレバー ます。

備 2 左ブレーキレバーから手を放せば、後輪のロックは外れます。
使の かけかた



1 左ブレーキレバーを強く握ります。
2 ブレーキロックレバーを矢印の方向に動かして左ブレーキレバ


ーにセットします。
みて
よ 3 ブレーキロックレバーをセットしたまま左ブレーキレバーを放
う せば、後輪はロックします。



とな ブレーキロックレバー

にメ
つン
いテ
てナ
ン 後輪ブレーキの調整が正しく行われていないとロックできません。

後輪ブレーキの調整は、
44ページを参照してください。








05/06/24 16:03:02 30GFC610 0022 

3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
21

使
2.メインスイッチを
“ON”にします。 3.スロットルグリップを回さずに、スタータスイッチを押し 用

ます。 前
メインスイッチ に
LOCK ハンドルがロックさ エンジンがかかったらすぐに、スタータスイッチから手をはなしてく
メインスイッチ 装
れます。キーの抜き ださい。 備
差しができます。 使の

OFF エンジン停止位置で か
す。 た
スタータスイッチ
キーの抜き差しがで



きます。
SEAT シートを開けること みて

ができます。 う

エンジンはかかりま
せん。

ON キーは抜けません。 エンジンが回転しているときスタータスイッチを押さないでくだ ん
とな
(16ページ参照) さい。
エンジンに悪影響を与えます。 き
SEAT


ON エンジンがかかりま は
す。
キーは抜けません。 にメ
OFF SHUT メインスイッチのシ ブレーキをかけた状態でないとエンジンはかかりません。 つン
いテ
ャッターが閉じてい てナ
ます。(30ペ ー ジ 参 ●長時間ご使用にならなかった場合や、ガス欠をしたときにガソリン ン

LOCK 照) を補給してもエンジンがかかりにくいことがあります。このような
SHUT
ときは、スロットルグリップを回さずにスタータスイッチを普段よ
り多目に使用してください。 車

●バッテリ上がりを防ぐため、スタータモータは連続して15秒以上回 情
エンジンを停止した状態でメインスイッチを“ ON ”にしたまま、 さないでください。 報
長時間放置しないでください。 1
5秒以上回してもエンジンが始動しなかったときは、10秒以上待っ
バッテリあがりの原因となります。 て再度スタータスイッチを押してください。




05/06/24 16:03:11 30GFC610 0023 

3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
22

使
用 4.エンジンが冷えているときは、エンジンがかかってからしばらく キックスタータペダルを使って始動する場合

前 の間、そのまま暖機をしてください。
に 手順2まで行った後、スロットルグリップを回さずに力強くキックし
ます。

備 長時間の暖機運転は行なわないでください。ガソリンの無駄使い
使の になるばかりでなく、エンジン等に悪影響を与えます。 エンジンがかかったら、必ずキックスタータペダルをたたんでくださ

か い。
た ●エンジンが暖まっていて3∼4秒スタータスイッチを押しても、エ
ンジンがかからない。このような場合は、スロットルグリップを1/ ●エンジンが暖まっていて「3∼4回キックしてもエンジンがかから


8∼1/4ほど回すとかかりやすくなります。 ない」このようなときはスロットルグリップを1/8∼1/4ほど
みて 回すと、かかりやすくなります。

う ●長時間ご使用にならなかった場合や、ガス欠をしたときにガソリン

を補給しても、エンジンがかかりにくいことがあります。
このような

ときはスロットルグリップを回さないで、キックペダルを普段より
ん 多目に使用してください。
とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:03:24 30GFC610 0024 

3 スタートするとき
乗ってみよう!
23

使
スタートするとき 3.左ブレーキレバーを強く握り、ブレーキロックレバーを外 用

します。 前
スタート ●ブレーキロックレバーを外すときは、スロットルグリップをまわさ に
ないでください。飛び出しなどの危険性があります。

1.メインスタンドを外します。 備
●ブレーキロックレバーが外れないように注意しながら、車を前に押 使の

してメインスタンドを外してください。 か
エンジンをかけてから走り出すまではエンジンの回転をむやみにあ た

げないでください。



乗車する前に、キックスタータペダル、メインスタンドは完全に納ま
っているか確認してください。 みて




とな


4.左ブレーキレバーを放し、スロットルグリップをゆっくり は
2.乗車します。 回せば、
車はゆっくりと走り出します。
●車の左側から乗車し、シートにしっかりと腰をおろします。このとき ●スロットルグリップをいきなり手前にまわすと急加速して危険です。 にメ
足を地面につけて、倒れないようにしてください。 つン
いテ
乗車してスタートするまではブレーキロックレバーはかけたままに てナ
しておいてください。 ン








05/06/24 16:03:37 30GFC610 0025 

3 正しい走りかた
乗ってみよう!
24

使
用 発進 前照灯上下切換えスイッチ

前 (ヘッドライト上下切換えスイッチ)
に スタート前に方向指示器スイッチで合図を出し、
後方の安全を
確認してからスタートしましょう。 上向き

備 …遠くを照らしたい場合に使用します。
使の 下向き

か …対向車のあるとき、市街地走行など上向きが不適当なときは、

た 向きにしてください。


昼間は、下向き(ロービーム)に点灯しましょう。
みて

う ホーンスイッチ


メインスイッチが“ ON ”のとき、ホーンスイッチを押すとホーンが鳴
ん 方向指示器スイッチ ります。
とな

は メインスイッチのキーを“ ON ”にしてスイッチを入れると、方向指示 前照灯上下切換えスイッチ


(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
器が作動します。 方向指示器スイッチ
にメ
つン ……右に曲がるときに操作します。
いテ
てナ ……左に曲がるときに操作します。

車 方向指示器スイッチは、自動的に解除しません。使用後は、必ず解

情 除してください。つけたままにしておくと他の方に迷惑となりま
報 す。

ホーンスイッチ




05/06/24 16:03:48 30GFC610 0026 

3 正しい走りかた
乗ってみよう!
25

使
速度調整 ブレーキのかけかた 用


速度調整は、
スロットルグリップで行います。 ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレーキレバーを同時に使 に
いましょう。

回す…速度が速くなる。 制動力を効果的に得るためには、右ブレーキレバーと左ブレーキレバ 備
ゆっくり回しましょう。 ーを同時に使う必要があります。 使の

登り坂ではスロットルグリップを徐々に回して力をつけましょ ●スロットルグリップを戻してから、ブレーキレバーを握りましょう。 か
う。 ●
“はじめやんわり、あときつく”がブレーキの上手なかけかたです。 た

戻す…速度が遅くなる。 走行中は、ブレーキロックレバーを操作しないでください。
ブレーキレ



すばやく戻しましょう。 バーがロックされ危険です。
みて


戻す !
左ブレーキレバー 右ブレーキレバー
回す


とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:03:57 30GFC610 0027 

3 正しい走りかた
乗ってみよう!
26

使
用 不必要な急ブレーキは避けましょう。 雨の日は、とくに慎重に走りましょう。

前 急激なブレーキ操作は、タイヤをロックさ ●雨の日や路面がぬれているところでは、
に せ車体の安定性を損なうおそれがあります。 晴天時よりブレーキ停止距離が長くなり
ます。速度を落として走り、早めにブレー

備 ●雨天走行や路面が濡れている場合、タイ キをかけるなど余裕をもって操作しまし
使の ヤがロックしやすく、制動距離が長くな ょう。

か ります。スピードを落として、余裕をもっ ●下り坂では、スロットルグリップを戻し
た たブレーキ操作をしてください。 て速度に応じてブレーキをかけながらゆ
っくり走りましょう。


●連続的なブレーキ操作は、ブレーキ部の
みて 温度上昇の原因となり、ブレーキの効き

う が悪くなるおそれがありますので避けて

ください。

●水たまりを走行した後や雨天走行時には、
ん ブレーキの効き具合が悪くなることがあ
とな
き ります。

は 水たまりを走行した後などは、安全な場
所で周囲の交通事情に十分注意し、低速
にメ で走行しながらブレーキを軽く作動させ
つン て、ブレーキの効き具合を確認してくだ
いテ
てナ さい。もし、
ブレーキの効きが悪いときは、
ン ブレーキを軽く作動させながらしばらく

低速で走行して、ブレーキのしめりを乾
かしてください。
車 ●雪道や凍った道はすべりやすいので十分

情 に気をつけて、ゆっくり走りましょう。





05/06/24 16:04:08 30GFC610 0028 

3 停車するとき
乗ってみよう!
27

使
停車するとき メインスイッチのキーを“ SEAT ”
や“ OFF ”、
“ LOCK ”
の位置にすると電 用

気系統は作動しません。走行中にメインスイッチのキーを操作すると 前
止まりかた 思わぬ事故につながるおそれがありますので必ず停車してから操作し に
てください。

止まる地点が近づいたら 備
●早めに方向指示器スイッチで合図を出し、後方や側方の車に注意し、 左側におりて、
平らな場所でメインスタンドを立てましょう。 使の

徐々に左に寄りましょう。 ●交通のじゃまにならない平坦で足場のしっかりした場所を選び、メ か
●スロットルグリップを戻して、早めに左・右のブレーキレバーを引き インスタンドを立てましょう。 た

ブレーキをかけましょう。 ●左手でハンドルをまっすぐにして、右手でリヤキャリアをしっかり



制動灯(ストップランプ)が点灯し、後車への合図になります。 持ち右足でスタンドを左右同時に地面につけて、立てましょう。
みて




左ブレーキレバー 右ブレーキレバー とな


にメ
完全に車が止まったら つン
いテ
方向指示器スイッチを戻し、メインスイッチのキーを“ OFF ”の位置に てナ
してエンジンを止めます。 ン

走行中はメインスイッチのキーを操作しないでください。



OFF 情





05/06/24 16:04:25 30GFC610 0029 

3 燃料の補給
乗ってみよう!
28

使


使用燃料 補給のしかた

に 無鉛レギュラーガソリン 1 シートを開けます。
(16ページ参照)


2 燃料タンクキャップを左に回してキャップを開けます。
備 3 ガソリンを注入口の下側にあるレベルプレート下端まで入れま
使の ●必ず無鉛ガソリンを補給してください。 す。

か 補給するときは、無鉛ガソリンであることを確認してください。
た ●高濃度アルコール含有燃料を補給すると、エンジンや燃料系な ガソリンをレベルプレート下端以上に入れると、燃料タンクキャップ
どを損傷する原因となります。 のブリーザ孔からガソリンがにじみ出ることがあります。


●軽油や粗悪ガソリンを補給したり、不適切な燃料添加剤を使う
みて

と、エンジンなどに悪影響を与えます。 4 燃料タンクキャップは右に回すとしまります。タンクキャップ
う の“△”マークとタンク上面の“△”マークが合うところまで確実

ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁で行ってください。 に回してください。
こ 5 シートをおろし、シート後部を上から押してロックします。 シー
ん トをもち上げ、ロックがかかったかを確認します。
とな

は ガソリンは、燃えやすくヤケドを負ったり、爆発して重大な傷害に 燃料タンクキャップ “△”マーク


至る可能性があります。
にメ ガソリンを取扱う場合は、
つン ●エンジンを止めてください。また、裸火、火花、熱源などの火元を
いテ
てナ 遠ざけてください。
ン ●燃料補給は、必ず屋外で行ってください。

●こぼれたガソリンは、すぐに拭き取ってください。
身体に帯電した静電気の放電による火花により、気化したガソリ
車 ンに引火し、ヤケドを負う可能性があります。

情 ガソリンを補給するときは、
報 ●燃料タンクキャップを開ける前に車体や給油機などの金属部分
に触れて身体の静電気を除去してください。
●給油作業は静電気を除去した人のみで行なってください。 レベルプレート




05/06/24 16:04:36 30GFC610 0030 

3 駐車するとき
乗ってみよう!
29

使
ハンドルロック かけかた 用


盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドルロックをかけ、メインス 1 ハンドルを左にいっぱいにきります。 に
イッチのキーを抜き、シャッターを閉めておきましょう。 2 メインスイッチのキーをいっぱいまで押し込み、
“ OFF ”から

チェーンロック等のご使用もおすすめします。 “LOCK”の位置まで回します。 備
使の

かけかた ロックがかかりにくい場合は、多少ハンドルを左右に動かしてくださ か
い。 た



押す 外しかた
みて

メインスイッチのキーをいっぱいまで押し込み、
“ LOCK ”から“ OFF ” う

に回すとロックが解除されます。

回す ん
とな


●“ LOCK ”の位置で、ハンドルが確実にロックされているか、ハン は
回す
ドルを左右に軽く動かして確認してください。
●交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐車しましょう。 にメ
つン
いテ
ハンドルロック てナ

押す ス

外しかた







05/06/24 16:04:45 30GFC610 0031 

3 駐車するとき
乗ってみよう!
30

使


シャッター 閉じかた

に 盗難やいたずら防止のため、メインスイッチにシャッターを装備して
います。車から離れるときは、シャッターを閉じましょう。

備 SHUT
シャッターキー
使の

か メインスイッチのキー
た ツマミ


みて ●

う 溝

突起部

ん 開けかた メインスイッチのキーを抜き、ツマミを“ SHUT ”の位置まで動かして
とな
き 閉じます。

は また、メインスイッチのキーについているシャッターキーの突起部を
溝にあわせ差し込み、“●”の位置まで回すことで閉じることもできま
にメ す。
つン
いテ
てナ


OPEN



情 メインスイッチのキーについているシャッターキーの突起部を溝にあ
報 わせて差し込み、
“OPEN”の位置まで回します。





05/06/24 16:04:54 30GFC610 0032 

3 駐車するとき
乗ってみよう!
31

使
ヘルメットホルダ かけかた 用


ヘルメットホルダ
1 シートを開けます。(16ページ参照) に

2 ヘルメットのあごひもの金具をヘルメットホルダにかけます。

3 シートをおろし、シート後部を上から押してロックします。 備
シートをもち上げ、ロックがかかったかを確認します。 使の


外しかた た



メインスイッチのキーを使いシートを開けて、ヘルメットを取外しま
す。 みて



ヘルメットホルダは、駐車時のみに使用するものです。 キーをトランク内に置き忘れた状態でシートを下げると、自動的 ん
とな
走行時に使用すると、ヘルメットが運転を妨げたり、車体に損傷を与え にロックされ、キーを取出すことができなくなりますのでご注意 き


ることがあります。また、ヘルメットに損傷を与え保護機能を低下させ ください。 は
ます。
にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:01 30GFC610 0033 

3 車のお手入れ
乗ってみよう!
32

使


車のお手入れ 洗車のしかた

に お車を定期的に清掃することは、品質や性能を維持するために大切な 1 水を流しながら柔らかい布やスポンジで汚れを落としてくださ
作業です。 い。

備 普段見逃しがちな異常の発見にもつながります。
使の 汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
十分な水で洗剤を洗い

か また、海水や路面凍結防止剤などに含まれる塩分は、車体のサビを促進 流してください。
た します。
海岸付近や凍結防止剤を散布した路面を走行した後は必ず洗車してく 2 柔らかい布で拭きあげてください。車体を乾燥させた後、
ブレー


ださい。 キレバーやスタンドの取付け部へ注油し、その後、
車体の腐食を
みて 防ぐため、ワックスがけを行ってください。




とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:08 30GFC610 0034 

3 車のお手入れ
乗ってみよう!
33

使
●洗車は、エンジンが冷えているときに行ってください。 ●洗車時、マフラに水を入れないでください。マフラ内部に水がたまる 用

●高圧洗車機などのような車体に高い水圧がかかる洗車は避けてくだ と始動不良やサビの発生などの原因になることがあります。 前
さい。 ●洗車時、ブレーキの制動部分に水をかけないようにしてください。水 に
特に可動部や電装部品等にかかると、作動不良や故障の原因となる がかかるとブレーキの効き具合が悪くなることがあります。

ことがあります。 洗車後は、安全な場所で周囲の交通事情に十分注意し、低速で走行し 備
ながらブレーキを軽く作動させて、ブレーキの効き具合を確認して 使の

ください。もし、ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽く作動 か
させながらしばらく低速で走行して、ブレーキのしめりを乾かして た

ください。



●ワックスやケミカル類を使用するときは、ボディの目立たないとこ
ろでくもりやキズ、色むら等が生じないか確認してからご使用くだ みて

さい。また、ワックス等で強く磨くと塗膜が薄くなったり、色むらが う

生じますのでご注意ください。
●洗車直後などにヘッドライト内部がくもることがあります。この場

合、ヘッドライトを点灯することでくもりは除々に消えていきます。 ん
とな
ヘッドライトの点灯は、エンジンをかけながら行ってください。 き


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:15 30GFC610 0035 

3
乗ってみよう!
34 保管

使


保 管

に お車はできるだけご自宅の敷地内に保管し、屋外に保管する場合はボ
ディカバーをかけてください。


使の



みて




とな

にメ ボディカバーはエンジンやマフラが冷えてからかけてください。
つン
いテ
てナ
ン 長期間、ご使用にならない場合は次の項目をお守りください。

●大事なお車をサビから守るために、保管する前にワックスがけを
行ってください。また、雨上がりには一度ボディカバーを外し、車
車 体を乾燥させてください。

情 ●バッテリは自己放電と電気漏れを少なくするため車から取外し、完
報 全充電して風通しのよい暗い場所に保存してください。もし車に積
んだまま保存する場合は○側ターミナルを外してください。





05/06/24 16:05:23 30GFC610 0036 

4 こんなときは…
こんなときは…
35

使
エンジンが始動しないとき 用


ご使用中に万一故障した場合は、お買いあ に
げ販売店もしくは最寄りの Honda 販売店

へお気軽にお申しつけください。 備
使の

エンジンがかからない。 か
走行中に止まってしまう。 た


みて




とな


こんなときは、Honda 販売店に持ち込む前 にメ
に、次のことを調べてみましょう。 つン
いテ
●ガソリンは入っていますか。 てナ
燃料残量警告灯が点灯していたらガソリ ン

ンを補給してください。
●エンジンのかけかたは正しいですか。
(エンジンのかけかたは、 19ページ参照) 車






05/06/24 16:05:30 30GFC610 0037 

5 メンテナンスを安全に行うために
メンテナンスについて
36

使
用 整備はエンジンを停止しキーを抜いた状態 場所は、平坦地で足場のしっかりした所を エンジン停止直後のメンテナンスは、エン

前 で行ってください。 選び、メインスタンドを立てて行ってくだ ジン本体、マフラやエキゾーストパイプな
に さい。 どが熱くなっています。ヤケドにご注意く
ださい。


使の



みて




とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:36 30GFC610 0038 

5 メンテナンスを安全に行うために
メンテナンスについて
37

使
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成 走行して点検する必要があるときは、安全 メンテナンスに工具を必要とするときは、 用

分が含まれています。しめきったガレージ な場所で周囲の交通事情に十分注意して行 適切な工具を使用してください。 前
の中や、風通しの悪い場所でエンジンをか ってください。 に
けての点検はやめてください。


使の



みて




とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:42 30GFC610 0039 

5 日常点検・定期点検・簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
38

使
用 お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いただくために、道路運 各点検、メンテナンス等については、以下のページをご覧ください。

前 送車両法に準じて1日1回の日常点検と6か月、12か月毎の定期点検
に 整備を設けてあります。 部品を注文するとき 3

安全快適にお乗りいただくために、必ず実施してください。 1か月目点検について 3


備 日常点検 4

使の 定期点検 4


か 6か月点検項目 4

た 点検整備の方法を正しく行わないことや、
不適当な整備、未修理は、 簡単なメンテナンス 4

転倒事故などを起こす原因となり、死亡または重大な傷害に至る ブレーキ 4


可能性があります。 タイヤ 4

みて エンジンオイル 4


う ●点検整備は、取扱説明書・メンテナンスノートに記載された点検 ファイナルリダクション 5


方法・要領を守り、必ず実施してください。 バッテリ 5


●異状箇所は乗車前に修理してください。 ヒューズ 5

ん エアクリーナ 5

とな
き ケーブル・ワイヤ類 5

は ブリーザドレン 5

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:48 30GFC610 0040 

5 部品を注文するとき
メンテナンスについて
39

使
1か月目点検について 交換部品について 用


新車から1か月目(または、 1,
000km時)は、特に初期の点検整備が車の 点検整備の結果、部品の交換が必要となった場合は、 あなたのお車に最 に
寿命に影響することを重視し、点検を無料でお取扱いいたします。 適な“Honda純正部品”をご使用ください。

お買いあげのHonda販売店で行ってください。 純正部品は、厳しい検査を実施し、Honda 車に適合するように作られ 備
他の販売店にてお受けになると有料となる場合があります。 ています。 使の

また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実費をいただきます。 お求めは、Honda販売店にご相談ください。 か
純正部品には、次のマークがついています。 た

詳細については、別冊「メンテナンスノート」の14ページをご覧くださ



い。
純正部品マーク みて




とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:05:58 30GFC610 0041 

5 部品を注文するとき
メンテナンスについて
40

使


色物部品をご注文のとき フレーム号機 エンジン号機打刻位置

に 色物部品をご注文のときは、カラーラベル フレーム号機は、部品を注文するときや、車
に記載されているモデル名、カラーおよび の登録に関する手続に必要です。

備 コードをお知らせください。 また、フレーム号機は、お車が盗難にあった
使の 場合に、車を捜す手掛りにもなります。ナン
い エンジン号機打刻位置
か ●カラーラベルは、トランク内に貼ってあ バプレートの登録番号と共に別紙に記録し、
た ります。 車と別に保管することをおすすめします。


カラーラベル フレーム号機打刻位置
みて

う フレーム号機打刻位置



とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:06:09 30GFC610 0042 

5 日常点検
メンテナンスについて
41

使
日常点検 日常点検項目 用


日常点検は、お車を使用する方が1日1回運転する前に実施する点検 ●ブレーキ ・レバーの遊び に
です。 ・ブレーキのきき具合

安全快適にお乗りいただくために、必ず実施してください。 備
●タイヤ ・空気圧 使の

この車に適用される点検項目は、右記「日常点検項目」です。 ・亀裂、損傷 か
下線のついている項目については、 「簡単なメンテナンス」に説明があ ・異状な摩耗 た

ります。44ページ以後を参照してください。 ・溝の深さ(※)



また、点検項目の部位を 2∼4ページの「ビジュアル目次」で示します。
参照してください。 ●エンジン ・エンジンオイルの量(4サイクル車)
(※) みて

・かかり具合、異音(※) う

点検方法・要領は、別冊「メンテナンスノート」の21ページ以後をご覧く ・低速、加速の状態(※)
ださい。

●灯火装置及び方向指示器 ん
とな


●運行において異状が認められた箇所 は

(※)印の点検は、お車の走行距離、運転時の状態等から判断した適切な にメ
時期(長距離走行前や洗車時、給油時等)に行う項目です。 つン
いテ
てナ








05/06/24 16:06:16 30GFC610 0043 

5 定期点検
メンテナンスについて
42

使


定期点検 点検整備のデータは、
58ページのサービスデータを参照してください。

に 定期点検は、道路運送車両法に準じて設けられた6か月、 1
2か月ごとの 点検結果は、別冊「メンテナンスノート」の定期点検整備記録簿に記入
点検と、使い始めてから1か月目(または、 1,
000km時)
に行う点検があ し、大切に保存、携行してください。

備 ります。
使の また、これらの点検項目のほかに Honda が指定する点検整備項目もあ 6か月点検項目は、次ページにあります。

か ります。 点検内容等、詳しくは別冊「メンテナンスノート」の“定期点検の解説”
た (25ページ)をご覧ください。
安全快適にお車をご使用いただくために、点検整備を必ず実施してく


ださい。
みて 点検整備の実施は、お客様の責任です。これは、ご自身で行う場合も、他

う に依頼する場合も同様です。

●ご自身で実施できない場合は、Honda販売店にご相談ください。

●ご自身で実施する場合は、安全のためご自分の知識と技量に合わせ
ん た範囲内で行ってください。難しいと思われる内容については、
とな
き Honda販売店にご相談ください。

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:06:32 30GFC610 0044 

5 定期点検
メンテナンスについて
43

使
6か月点検項目 Honda指定6か月点検整備項目 用


点検内容は、別冊「メンテナンスノート」の25ページをご覧ください。 点検整備の内容は、本書の 5
6 ページを参照してください。 に


●点火装置 ・スパークプラグの状態 ●ブローバイガス還元装置 ・ブリーザドレンの清掃 備
使の

●エンジン本体 ・排気ガスの状態 か

●潤滑装置 ・エンジンオイルの漏れ


●クラッチ ・クラッチの作用 みて



●トランスミッション ・オイルの漏れ、量

●ブレーキペダル及びブレーキレバー ・遊び ん
とな
・ブレーキのきき具合 き



●ブレーキドラム及びブレーキシュー ・ドラムとライニングの
すき間 にメ
つン
いテ
●ホイール ・タイヤの状態 てナ
・ホイールのボルト、 ン

ナットの緩み








05/06/24 16:06:46 30GFC610 0045 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
44

使


簡単なメンテナンス ブレーキ 調整のしかた

に ここでは、通常行われることが多い簡単 ブレーキレバーの遊びの点検 ブレーキレバーの遊びは
なメンテナンス(点検整備)について説明 1.前輪側(右ブレーキレバー)

備 しています。 抵抗を感じるまで、手でブレーキレバー 2.後輪側(左ブレーキレバー)
使の を引き、レバー先端の遊びの量が規定の の順番で調整します。

か ご自身の知識、技量に合わせた範囲内で、 範囲内にあることをスケールなどで確認 アジャスタを半回転ずつ回し、遊びを調整
た 適切な工具を使用し、メンテナンスを行 します。 します。
ってください。 調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認し


安全のため、技量や作業に必要な工具を 右ブレーキレバーの遊び: 10−20 mm てください。
みて お持ちでない場合は、Honda 販売店にご 左ブレーキレバーの遊び: 10−20 mm



相談ください。 1 前輪側
規定の範囲を越えている場合は調整してく

ださい。

とな
き 遊びが多くなる

アジャスタ
にメ 遊びが少なくなる
つン
いテ
てナ 2 後輪側




報 遊びが多くなる

アジャスタ 遊びが少なくなる




05/06/24 16:06:54 30GFC610 0046 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
45

使
ブレーキシューの摩耗の点検 前 輪 用


アジャスタの凹部は、半回転ごとにピ 前輪は右ブレーキレバー、後輪は左ブレー 矢印 △マーク に
ンの凸部に一致します。遊びの調整後、 キレバーをいっぱいに引いて、ブレーキイ

これらが一致していることを確認して ンジケータの矢印(前輪)または△穴の頂点 備
ください。 (後輪)とブレーキパネルの△マークが一致 使の

しないことを確認します。 か
一致する場合は、ブレーキシューの使用限 た

界ですので交換してください。



ブレーキシューの交換は、Honda 販売店に
ご相談ください。 みて
ピン アジャスタ よ


後 輪 ん
とな


△穴 △マーク は

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:07:05 30GFC610 0047 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
46

使


タイヤ 空気圧の点検 亀裂と損傷の点検

に 車を安全に運転するには、タイヤを良い状 タイヤの接地部のたわみ状態を見て、空気 タイヤの全周に亀裂や損傷及び釘、石、
その
態に保つことが必要です。 圧が適当であるかを点検します。 他の異物が刺さったり、かみ込んだりして

備 常に適正な空気圧を保ってください。 タイヤ接地部のたわみ状態が異状な場合は、 いないかを点検します。
使の また、規定の数値を超えてすり減ったタイ タイヤが冷えている状態でタイヤゲージを 道路の縁石等にタイヤ側面を接触させたり、

か ヤは、使用せず交換してください。 使用し、適正な空気圧に調整してください。 大きな凹みや突起物を乗り越した時は、必
た ず点検してください。

みて 過度にすり減ったタイヤの使用や、不

う 適正な空気圧での運転は、転倒事故な

どを起こす原因となり、死亡または重

大な傷害に至る可能性があります。
ん タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、
とな
き 取扱説明書に記載されたタイヤの空気 タイヤによっては空気圧不足が見た目では

は 圧を守り、規定の数値を超えてすり減 わかりづらいものもあるため、少なくとも
ったタイヤは交換してください。 一カ月に一度はタイヤゲージを使用して空
にメ 気圧の点検を行ってください。
つン
いテ
てナ 走行後のタイヤが温まっている状態ではタ
ン イヤの空気圧は高くなることがありますの

で、必ず冷えた状態で調整してください。

車 タイヤの空気圧

情 前 輪 125 kPa (1.25 kgf/cm )
報 後 輪 200 kPa (2.00 kgf/cm )





05/06/24 16:07:18 30GFC610 0048 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
47

使
異状な摩耗の点検 溝の深さの点検 指定タイヤ 用

前 輪 サイズ 80/100−10 46J 前
タイヤの接地面が異状に摩耗していないか 溝の深さに不足がないかをウェアインジケ タイプ IRC MB48 に
を点検します。 ータ(スリップサイン)により確認します。 チューブレス

ウェアインジケータがあらわれたときは、 DURO HFC−261 備
タイヤの状態が異状な場合は、Honda 販売 ただちに交換してください。 チューブレス 使の

店にご相談ください。 後 輪 サイズ 80/100−10 46J か
ウェアインジケータ タイプ IRC MB47 た
表示マーク
チューブレス



DURO HFC−261
チューブレス みて




とな
指定以外のタイヤを取付けると、操縦 き


性や走行安定性に悪影響を与えること は
があります。
そのことが原因で転倒事故などを起こ にメ
し、死亡または重大な傷害に至る可能 つン
いテ
交換タイヤの選択について 性があります。 てナ


タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤ タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に
を使用してください。 記載された指定タイヤを取付けてくだ
指定以外のタイヤは、操縦性や走行安定性 さい。 車

に悪影響を与えることがありますので使用 情
しないでください。 報
タイヤの交換は、Honda 販売店にご相談く
ださい。




05/06/24 16:07:35 30GFC610 0049 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
48

使


エンジンオイル 6 エンジンオイルの補給は、50ページ 相当品をご使用の場合
前 参照。
に エンジンの性能を維持するためには、定期 オイルレベルゲージを確実に取付け オイル容器の表示を確認し、下記のすべて
的なエンジンオイルの点検・補給が必要で ます。 の規格を満たしているオイルをお選びくだ

備 す。 さい。
使の 汚れたオイルや古くなったオイルは、エン オイルレベルゲージ

か ジンに悪影響を与えますので、早目に交換 ●JASO T 903規格(二輪車用オイル規格)

た してください。 MB
エンジン停止直後のメンテナンスは、エン ●SAE 規格:外気温に応じ次ページの表か


ジン本体、マフラやエキゾーストパイプな ら選択
みて どが熱くなっています。ヤケドにご注意く 上限 ●API分類:SG、 SH、
SJ級相当

う ださい。
! 下限
相当品がすべての規格を満たしている場合

オイル量の点検 でも特性が異なりこの車に適合しない場合
ん があります。
とな
き 1 平坦地でメインスタンドを立て、エ

は ンジンを3∼5分間アイドリングさ
せます。
にメ 2 エンジン停止2∼3分後にオイルレ オイルの補給 銘柄やグレードの異なるオイルを混用
つン ベルゲージを外します。 しないでください。また、
低品質オイル
いテ
てナ 3 布等でオイルレベルゲージに付いた 推奨オイル は使用しないでください。オイルの変
ン オイルを拭きます。 Honda純正オイル(4サイクル二輪車用) 質などにより、この車本来の性能が発

4 オイルレベルゲージをねじ込まず差 揮できないばかりでなく、エンジンの
し込みます。 ウルトラE1 故障や損傷の原因となります。

両 5 オイルがオイルレベルゲージの上限 JASO T 903規格 MB
情 と下限の間にあることを確認します。 SAE規格 10W-30
報 オイル量が下限に近かったら、上限 API分類 SJ級
まで補給します。





05/06/24 16:07:48 30GFC610 0050 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
49

使
外気温と粘度との関係 用


API 規格マークの入っている相当品を JASO T 903 規格とは4サイクルエン エンジンオイルは、外気温に応じた粘度の に
使用する場合、エナジーコンサービン ジンオイルの性能を分類する規格です。 ものを下表にもとづきお使いください。

グを取得したオイルには摩擦係数の低 なお、規格に適合し届け出されたオイ 備
いものがあり推奨しません。 ルの容器には、次の表示があります。 (SAE規格) 使の



上段: オイル販売会


社の整理番号 乗

下段: 性能分類の表 みて
示MB性能で よ
あることを示 う
推奨しません 推奨します しています。 !

(外気温) こ

とな


交換時期 は
初回:1,
000kmまたは1か月
以後:3,
000kmまたは1年ごと にメ
つン
いテ
エンジンオイルの交換は、Honda 販売店に てナ
ご相談ください。 ン

●次の使用条件下ではオイルの劣化が早ま
りますのでお早めに交換してください。 車

・未舗装路での頻繁な走行 情
・短距離走行の繰り返し 報
・アイドリング状態での頻繁な使用
・寒冷地での使用




05/06/24 16:07:57 30GFC610 0051 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
50

使


補給のしかた 5 オイルレベルゲージを確実に取付け
前 ます。

1 平坦地でメインスタンドを立て、エ
ンジンを3∼5分間アイドリングさ

備 せます。
使の
い 2 エンジン停止2∼3分後にオイルレ オイルは規定量より多くても少なくて
か ベルゲージを外します。 も、エンジンに悪影響を与えます。

3 布等でオイルレベルゲージに付いた
オイルを拭きます。

みて
4 オイルレベルゲージでオイル量を確
認しながら、注入口よりオイルを上

う 限まで補給します。


補給するときは、オイル注入口からごみな
ん どが入らないようにしてください。また、オ
とな
き イルをこぼしたときは完全に拭き取ってく

は ださい。

オイルレベルゲージ 注入口
にメ
つン
いテ
てナ

ス 上限
下限







05/06/24 16:08:10 30GFC610 0052 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
51

使
ファイナルリダクション オイルチェックボルト 用


オイル量の点検 銘柄やグレードの異なるオイルを混用 に
しないでください。また、
低品質オイル

1 平坦地でメインスタンドを立てます。 は使用しないでください。オイルの変 備
2 エンジン停止2∼3分後にオイルチ 質などにより、この車本来の性能が発 使の

ェックボルトを外します。 揮できないばかりでなく、エンジンの か

3 オイルがボルト穴の下端まであるこ 故障や損傷の原因となります。
とを油面の位置で確認します。


油面が低い場合は、ボルト穴からオイルが オイル漏れの点検 みて

出てくるまでオイルを補給してください。 う

ファイナルリダクションケースなどから、
補給するときは、オイル注入口からごみな オイルが漏れていないことを確認します。

どが入らないようにしてください。また、オ ん
ボルト穴 とな
イルをこぼしたときは完全に拭き取ってく き


ださい。 推奨オイル は
Honda純正オイル(4サイクル二輪車用)
4 オイルチェックボルトを確実に取付 ウルトラG1 にメ
けます。 JASO T 903規格 MA つン
いテ
SAE規格 10W-30 てナ
API分類 SJ級 ン

オイルは規定量より多くても少なくて 相当品をご使用の場合、オイル容器の表示
も、エンジンに悪影響を与えます。 を確認し、次の範囲内でお選びください。 車

JASO T 903規格(二輪車用オイル規格)
: 情
MA 報
SAE規格:10W−30
API分類:SG, SH, SJ 級相当




05/06/24 16:08:26 30GFC610 0053 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
52

使


バッテリ バッテリターミナル部の清掃

に この車は、メンテナンスフリータイプのバ バッテリには、希硫酸が電解液として 清掃のしかた
ッテリを使用しています。バッテリ液の点 含まれています。希硫酸は腐食性が強

備 検、補給は必要ありません。 く、目や皮膚に付着すると重いヤケド 1 バッテリを取外します。
(次ページ参
使の バッテリのターミナル部に汚れや腐食があ を負います。 照)

か る場合のみ清掃してください。
た ●バッテリの近くで作業する時は、保 ●ターミナル部が腐食して白い粉が付いて
バッテリの取扱い 護メガネと保護服を着用してくださ いる場合は、ぬるま湯を注いで拭きます。


い。 ●ターミナル部の腐食が著しいものは、ワ
みて ●バッテリ取扱い時には、ショートによる ●バッテリを、子供の手の届く所に置 イヤブラシまたはサンドペーパで磨きま

う 火花やたばこ等の火気に十分注意してく かないでください。 す。

ださい。

●バッテリ液は、希硫酸ですので目や皮膚 2 清掃後、バッテリを取付けます。
ん に付着しないよう十分注意してください。 万一の場合の応急処置 その後、ターミナル部にグリースを
とな
き 薄く塗ります。

は ●電解液が目に付着したとき
コップなどに入れた水で、15分以上洗浄 バッテリを交換する場合は、必ず同型式の
にメ 密閉式バッテリですので、液口キャッ してください。加圧された水での洗浄は、 メンテナンスフリーバッテリをご使用くだ
つン プは絶対に取外さないでください。 目を痛めるおそれがあります。 さい。
いテ
てナ バッテリの充電時も液口キャップを取 ●電解液が皮膚に付着したとき
ン 外す必要はありません。 電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の

水で洗浄してください。
●電解液を飲み込んだとき
車 水、または牛乳を飲んでください。


報 応急処置後、直ちに医師の診察を受けてく
ださい。





05/06/24 16:08:36 30GFC610 0054 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
53

使
バッテリの取付け取外し 3 − 側コードの端子を外し、− 側コー 取付け 用

ドを取外します。 前
取外し 4 + 側コードの端子を外し、+ 側コー 取付けは、取外しの逆手順で行います。 に
ドを取外します。

1 メインスイッチを“OFF”にします。 5 バッテリバンドを取外しバッテリを バッテリコードは、必ず先に + 側より取付 備
2 ビスを外し、バッテリカバーを取外 取出します。 けてください。 使の

します。 また、ターミナル部にゆるみが生じないよ か
うに確実にボルト/ナットを締付けてくだ た

さい。



メンテナンスリッド ビス バッテリバンド
−側コード +側コード みて



バッテリ ん
とな


にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:08:51 30GFC610 0055 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
54

使


ヒューズ ヒューズ切れ
3 ヒューズホルダを開け、ヒューズコ
前 ード両端を持って引き上げ、ヒュー
に ヒューズの点検、交換 ズコネクタをスライドさせます。


4 ヒューズコネクタをひろげないよう
備 メインスイッチを切り、ヒューズが切れて に注意して取外します。
使の いないことを確認します。

か ヒューズが切れている場合は、指定されて コード
た いる容量のヒューズと交換します。
指定容量を超えるヒューズを使用すると、 取外し


配線の過熱、焼損の原因になるので絶対
みて

に使用しないでください。 1 バッテリカバーを取外します。
(53ペ
う ージ参照)

交換してもすぐにヒューズが切れる場合 2 ヒューズホルダを取出します。

はヒューズの劣化以外の原因が考えられ ヒューズコネクタ
ん ます。原因を調べて、直してから新品と交
とな
き 換しましょう。 ヒューズホルダ 取付け

1 ヒューズをヒューズコネクタに取付
にメ け後、ヒューズが容易にスライド方
つン 電装品類(ライト、計器など)を取付け 向
(横方向)に動かないか確認します。
いテ
てナ るときは車種毎に決められている 2 ヒューズの両端を真上から押し込ん
ン 「 Honda アクセサリ」をご使用くださ でヒューズホルダに組付けます。

い。それ以外のものを使用するとヒュ 3 ヒューズホルダを閉じ、格納します。
ーズが切れたり、バッテリあがりをお 4 メンテナンスリッドを取付けます。
車 こすことがあります。
両 真上から押す

スペアヒューズ





05/06/24 16:09:01 30GFC610 0056 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
55

使
エアクリーナ 2 エアクリーナエレメントを取外しま 3 取外しの逆手順で、新品のエアクリ 用

す。 ーナエレメントを取付けます。 前
この車には、ろ紙にオイルを含ませたビス に
カスタイプのエアクリーナエレメントが装 取外し後ケース内にゴミやほこり等がない

備されており、点検・清掃は不要です。 ことを確認し、ある場合は取除きます。 備
10,
000kmごとに交換してください。 ●エアクリーナエレメントの取付けが 使の

不完全であると、ゴミやほこりを直 か
エアクリーナエレメントの交換 エアクリーナエレメント 接吸ってシリンダの摩耗や出力低下 た

を起こし、エンジンの耐久性に悪影



1 ビスを外し、エアクリーナカバーを 響を与えます。確実に取付けてくだ
みて
取外します。 さい。

●また、洗車時エアクリーナに水を入 う

れないようご注意ください。エアク
ビス
リーナ内部に水が入ると、始動不良

等の原因になります。 ん
とな


にメ
つン
いテ
てナ



エアクリーナカバー ビス 情





05/06/24 16:09:13 30GFC610 0057 

5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
56

使


ケーブル・ワイヤ類 ブリーザドレン

に ラバーブーツの点検 ケーブル・ワイヤ類の点検 ブリーザドレンの清掃


備 ケーブル類にはインナーケーブル保護のた ブレーキレバー、スロットルグリップを作 清掃のしかた
使の め、ラバーブーツが取付けられています。常 動させ、スムーズに動くか、作動が異状に重

か に正しく取付けられているか点検してくだ くないか、ブレーキレバー、スロットルグリ (Honda指定6か月点検整備項目)
た さい。 ップから手を放したときにレバーやグリッ
洗車時には、ラバーブーツに直接水をかけ プがスムーズに戻るかを点検してください。 1 ブリーザドレンの下に受け皿等を用


たり、ブラシを当てたりしないでください。 また、ケーブル・ワイヤの外表部に損傷がな 意します。
みて

汚れのひどい場合は、固くしぼった布等で いかを点検してください。異状を感じた場 2 ドレンプラグを外し、ブリーザドレ
う 拭き取るようにしてください。 合はHonda販売店にご相談ください。 ン内の堆積物を取除きます。

3 ドレンプラグを確実に取付けます。

ん ブレーキケーブル
とな

ラバーブーツ ラバーブーツ
にメ
つン
いテ
てナ

ラバーブーツ
車 スロットルワイヤ

情 ドレンプラグ

ブリーザドレン





05/06/24 16:09:28 30GFC610 0058 

6 主要諸元・サービスデータ
車両情報
57

使
主要諸元 用


型 式 BA−AF61 に
長 さ 1,695 mm

幅 630 mm 備
高 さ 1,030 mm 使の

軸 距 1,180 mm か
原 動 機 種 類 / 総 排 気 量 ガソリン·4サイクル / 0.049 た

車 両 重 量 75 kg



乗 車 定 員 1人
タ イ ヤ 前 輪 80/100−10 46J みて

サ イ ズ 後 輪 80/100−10 46J う

最 低 地 上 高 110 mm
燃 料 消 費 率 ※ 65.0 km / (車速 30 km/h 定地走行テスト値)

最 小 回 転 半 径 1,800 mm ん
とな
圧 縮 比 10.1 き


最 高 出 力 2.8 kW(3.8 PS) / 8,000 rpm は
燃 料 タ ン ク 容 量 5.0
点 火 形 式 CDI式 バッテリ点火 にメ
点 火 時 期 BTDC14° / 2,000rpm つン
いテ
ア イ ド リ ン グ 回 転 数 2,000 rpm てナ
点 火 プ ラ グ N G K CR7HSA−9 ン

バ ッ テ リ 12V−3Ah
ク ラ ッ チ 乾式多板シュー式


※ 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。したがって、走行時の気象、道路、車両、整備などの諸条件により異なります。 情





05/06/24 16:09:41 30GFC610 0059 

6 主要諸元・サービスデータ
車両情報
58

使


サービスデータ

に 右 ブ レ ー キ レ バ ー の 遊 び 10−20 mm
左 ブ レ ー キ レ バ ー の 遊 び 10−20 mm

備 タ イ ヤ 空 気 圧 前 輪 125 kPa (1.25 kgf/cm )
使の 後 輪 200 kPa (2.00 kgf/cm )

か エンジンオイルの量 全 容 量 0.8
た オ イ ル 交 換 時 0.7
フ ァ イ ナ ル ギ ヤ オ イ ル の 量 0.12


ヒ ュ ー ズ 15A,10A
みて 点 火 プ ラ グ の 点 火 す き ま 0.8−0.9 mm

う エ ア ク リ ー ナ エ レ メ ン ト の 形 式 ろ紙式(ビスカスタイプ)

電球(バルブ) ヘ ッ ド ラ イ ト 12V−30/30W
ス ト ッ プ・テ ー ル ラ ン プ 12V−18/5W

ん 方向指示器(ウインカ)ランプ 12V−10W
とな

にメ
つン
いテ
てナ








05/06/24 16:09:54 30GFC610 0060 

7 さくいん
さくいん
59

使

ア 安全運転のために
安全に関する表示について

表2

ケ 計器類
警告灯







ケーブル・ワイヤ類 56 に


イ 色物部品をご注文のとき 40


コ コンビニフック 15 備

ウ 運転する前に(安全運転のために) 5 使の


サ サービスデータ 58 か

エ エアクリーナエレメントの交換 55 た

エンジンオイルの補給 50 ■
シ シート 16



エンジンオイルの量の点検 48 シャッター 30
エンジンが始動しないとき 35 主要諸元 57 みて

エンジンのかけかた 19 書類入れ 18 う


オ オドメータ ⇒ 積算距離計 14 ■
ス スイッチの使いかた
スタータスイッチ






とな

カ 改造(安全運転のために) 11 スタートするとき 23 き


各部の名称 2∼4 スピードメータ ⇒ 速度計 14 は
ガソリンの補給 ⇒ 燃料の補給 28
簡単なメンテナンス 44 ■
セ 積算距離計
前照灯上下切換えスイッチ




にメ
つン
いテ

キ キックスタータペダル 22 てナ

ソ 装備の使いかた 13 ン


ク 車のお手入れ 32 速度計
速度警告灯







タ タイヤの点検
正しい走りかた









05/06/24 16:10:05 30GFC610 0061 

7 さくいん
さくいん
60

使

の ■
チ 地球環境の保護について
駐車(安全運転のために)





フ ファイナルリダクションの点検
服装(安全運転のために)
51


に 部品を注文するとき 39

装 ■
テ 定期点検 42 ブリーザドレン
フレーム号機





使の
い ■
ト 止まりかた
トランク




ブレーキの点検
ブレーキロックレバー






ニ 日常点検 41 ■
ヘ ヘッドライト上下切換えスイッチ 24


日常点検・定期点検・簡単なメンテナンス 38 ヘルメットホルダ 31
みて 荷物(安全運転のために) 7




ホ 方向指示器スイッチ 24

ネ 燃料残量警告灯
燃料の補給




ホーンスイッチ
保管






とな
き ■
ノ 乗りかた(安全運転のために) 8 ■
マ マフラの純正マークについて 11


ハ バッテリ
ハンドルロック





メ メインスイッチ
メインスイッチのキーについて




にメ
つン メンテナンスを安全に行うために 36
いテ
てナ ■
ヒ ヒューズ 54

ス ■
レ 連動ブレーキシステム 13








05/06/24 16:10:08 30GFC610 0062 

お車についてのお問い合わせ、ご相談は、まず、Honda 販売店にお気軽に
ご相談ください。

販売店

TEL

お問い合わせ、ご相談は、全国共通のフリーダイヤルで下記のお客様相談センター
でもお受け致します。
本田技研工業株式会社 お客様相談センター
オー ハ ロー バ イ ク

フリーダイヤル 0120086819
受付時間 9:00∼12:00 1
3:00∼17:00
〒351−0188 埼玉県和光市本町8ー1
所在地、
電話番号が変更になることがありますのでご了承ください。

お車に関してお問い合わせいただく際は、お客様へ正確、敏速にご対応させていただくために、あらかじめ、お手元にお車の
車検証や届出済証などの登録書類をご準備いただき、下記の事項をご確認のうえ、ご相談ください。
車両型式、
車台番号、エンジン型式、登録番号、登録年月日 車種名、タイプ名、走行距離
ご購入年月日 販売店名
30GFC610 00X30-GFC-6100 TODAY K DIC376

取扱説明書
Today ご使用の前に 2

ご使用の前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
装備の使いかた 13

乗ってみよう! 19

こんなときは… 35

メンテナンスについて 36

車両情報 57

14000.2005.08.5
30GFC610 o2005 本田技研工業株式会社
00X30-GFC-6100 PRINTED IN CHINA
さくいん 59

You might also like