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「日本語能力チェックシート」

実施教室 :
被験者 レベル 0・1・2・3・4 評価者 実 施 日: 年 月 日
実 施 回: 初回/ 回/最終回

コメント:
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【質問 1】 自己紹介をしたり、自分についての簡単な質問に答えたりすることができる N4~5 に該当(N4:3.55 N5:3.49)


① ~さんですね?
ですね? (レ 1) □ 名前を尋ねて「はい/いいえ」と答えることができる(レ 1)
【1】はい/いいえ
② ~さんはお仕事をしていますか?
お仕事をしていますか? (レ 1) □ 仕事をしているかどうかを答えることができる(レ 1)
「は い」の場合:仕事は何何ですか?/何の仕事
何の仕事ですか?
何の仕事 (レ 2) □ 自分の仕事が何かを答えることができる(レ 2)

「いいえ」の場合:では、ご主人の仕事は何 何ですか?/何の仕事
何の仕事ですか?
何の仕事 (レ 2) □ 家族の仕事が何か答えることができる(レ 2)
【2】穴埋め
② 仕事は何時から何時まで
何時から何時までですか?
何時から何時まで (レ 2) □ 時間(開始~終了)を答えることができる(レ 2)
③ 何曜日に仕事をしていますか?
何曜日に (レ 2) □ 何曜日に仕事をするか答えることができる(レ 2)
(それはどれぐらいやっているんですか? (レ 2 評価対象外))
① (国にいたときもその仕事をしていましたか? (レ 1 評価対象外)) □ 仕事を選んだ理由を説明することができる(レ 3)
【3】理由/様子
どうしてその仕事を選びましたか?(レ
どうして (レ 3)
② どうしてその仕事をするようになりましたか? (レ 3)
どうして □ 今の仕事に就くようになった経緯を説明することができる(レ 3)
メモ: .
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【質問2】 自分の部屋について説明することができる N4~5 に該当(N4:3.16 N5:3.03)


① ~さんの家は会社/学校から近いですか?
ですか? (レ 1) □ 近いかどうかについて「はい/いいえ」と答えることができる(レ 1)
【1】はい/いいえ ② アパートですか?
ですか?マンションですか?
ですか? ですか?一軒家ですか?
ですか? ですか? (レ 1) □ 住んでいる家(部屋)の種類を答えることができる(レ 1)
③ 大きいですか?
ですか?狭いですか?
ですか? ですか? (レ 1) □ 住んでいる家(部屋)の大きさについて答えることができる(レ 1)
① 誰と一緒に住んでいますか?
誰と (レ 2) □ 一緒に住んでいる人について答えることができる(レ 2)
【2】穴埋め (私は小さい部屋で住んでいるんですけど、(前置き) 評価対象外)
② □ 部屋の数を答えることができる(レ 2)
~さんの家にはいくつ
いくつ部屋がありますか?
いくつ (レ 2)
(その家は住みやすいですか?/気に入っていますか? (前置き) 評価対象外)
【3】理由/様子 ① □ 自分の家の良し悪しの理由を説明することができる(レ 3)
どんなところが良いですか?/悪いですか?
どんなところ (レ 3)
メモ: .
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【質問3】 自分の家族や町など身近な話題について説明することができる N4~5 に該当(N4:2.91 N5:2.79)
① よく外食をしま
しますか?
しますか? (レ 1) □ 外食の有無について「はい/いいえ」と答えることができる(レ 1)
【1】はい/いいえ
② ~さんの家の近くに美味しいレストランがありますか?
ますか? (レ 1) □ お店の有無について「はい/いいえ」と答えることができる(レ 1)
① どこの店によく行きますか? (レ 2)
どこ □ よく行くお店がどこにあるか答えることができる(レ 2)
【2】穴埋め 何のレストランですか?/どんな
何の どんな料理をよく食べますか?
どんな (レ 2)
② □ 何のレストランかどんなメニューかを答えることができる(レ 2)
(家から近いですか?(レ 1) 美味しいですか?(レ 1) 安いですか?(レ 1) 評価対象外)
(周りにほかの店もたくさんなりますよね? (前置き) 評価対象外)
【3】理由/様子 ① □ レストランによく行く理由を説明することができる(レ 3)
どうしてそこによく行くんですか?
どうして (レ 3)
メモ: .
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【質問4】 身近で日常的な話題(例: 趣味、週末の予定)について会話ができる N1~3に該当(N1:3.82 N2:3.58 N3:3.35)


(私は、休みの日によく出かけるんですけど、(前置き) 評価対象外) □ 趣味の有無について「はい/いいえ」の質問に答えることができ
【1】はい/いいえ ①
~さんは趣味はありますか?
ますか?/スポーツは好きですか?
ますか? ですか? (レ 1) る(レ 1)
どんなスポーツが好きですか? (レ 2)
「は い」の場合:どんな □ 好きなスポーツを答えることができる(レ 2)
【2】穴埋め ①
「いいえ」の場合:じゃあ、休みの日は何を
何をしますか?
何を (レ 2) □ 休みの日に何をするかを答えることができる(レ 2)
(私、○○はあまり得意じゃない/知らないんですけど、(前置き) 評価対象外)
① □ 好きなこと(趣味)の理由を説明することができる(レ 3)
どんなところが面白いですか?
どんなところが (レ 3)
【3】理由/様子
② なぜ○○に興味を持ちましたか?
なぜ (レ 3) □ 趣味のきっかけを説明することができる(レ 3)
③ どうやってやりますか?
どうやって (レ 3) □ 手順を説明することができる(レ 3)
メモ: .
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【質問5】 店で買いたいものについて質問したり、希望や条件を説明したりすることができる N1~3に該当(N1:3.71 N2:3.41 N3:3.23)


(この間クリスマスでしたよね/誕生日はいつですか?(前置き) 評価対象外) □ プレゼントをもらったどうかの「はい/いいえ」の質問に答える
【1】はい/いいえ ①
何かプレゼントをもらいましたか?
ましたか? (レ 1) ことができる(レ 1)
どんなものですか?(レ 2)
どんな
【2】穴埋め ① □ もらったものを答えることができる(レ 2)
(好きですか?(レ 1) 便利ですか?(レ 1) きれいですか?(レ 1) 大きいですか?(レ 1) 評価対象外)
(ほかに欲しいもの/もらいたかったものはありますか?(前置き) 評価対象外)
【3】理由/様子 ① □ 欲しいものの理由を説明することができる(レ 3)
どうしてそれが欲しいのですか?(レ
どうして 3)
メモ: .
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「日本語能力チェックシート」とは? →生活者としての外国人の日本語能力、特に会話能力をインタビュー形式で測定するものです
・生活者としての外国人の中には、教科書等などの「読み/書き」による学習ではなく、自然習得に近いかたちで音声中心に日本語を身につけた方も少なくありません。
・そこで、この「日本語能力チェックシート」は、質問と答えという「話す/聞く」のインタビュー形式で日本語能力(口頭会話能力)を測る方法をとっています。

質問の項目は? →5つの話題ごとに、難易度の異なる 3 つのレベルの質問があります


・チェックシートの項目は、「
「日本語能力試験」Can-do 自己評価の「話す」
《中間報告》
」の項目を参考にしました。しかし、
「日本語能力試験」Can-do 自己評価には、
例えば、「身近で日常的な話題(例:趣味、週末の予定)について会話ができる」という項目があるだけで、これを「できる」と判断するには、具体的にどんな質問と答
えが必要かわかりません。
・そこで、この「日本語能力チェックシート」では、それぞれの項目が日本語で「~ができる」ために必要と思われる具体的な3つ質問に分けました。例えば、 「身近で日
常的な話題(例:趣味、週末の予定)について会話ができる」ということは、下のような 3 つの質問に答えられることで「できる」と判断されるということです。
1「趣味はありますか?/スポーツは好きですか?」 …レベル1 易しい

身近で日常的な話題(例:趣味、週末の予定)について会話ができる 2「どんなスポーツが好きですか?」 …レベル2

3「どんなところが面白いですか?」 …レベル3 難しい

・さらに、このチェックシートでは、3 つの質問を言語学的な観点から難易度の異なる 3 つのレベル(レベル1~レベル3)に分けてあります。


・上の例で言えば、
「はい/いいえ」で答えられる「趣味はありますか?/スポーツは好きですか」が最も易しいレベル1、理由を説明なければならない「どんなところが
面白いですか?」が最も難しいレベル3です。

質問のしかたは? →おしゃべりをしているように、自然にインタビューが進められ、日本語能力のレベルが測定できます
・3つのレベルの質問は一つずつは簡単な一問一答になっていますが、それらをこのチェックシートのように繋げることで、自然な会話の流れができます。
・測定する側(日本語教育支援者)は、会話の自然さを損なわないように、評価対象外の質問をはさんだり、相づちや感想などを挟んだりして質問を続けてください。

評価の方法は? →3つの質問の答えにより、レベル0からレベル4までの5段階の評価ができます
・レベル1は「はい/いいえ」で答えられる質問、レベル2は「何/どこ/いくつ」など「穴埋め」で答えられる質問、レベル3は「理由/様子」を説明する質問です。
・これらを基本として、レベル1に答えらなければ「レベル0」、レベル3に答えられて、さらに、文法・段落構成などの形式が整っていれば、レベル4となります。

レベル1の質問に 答えられない レベル0


答えられる レベル2の質問に 答えられない レベル1
答えられる レベル3の質問に 答えられない レベル2
答えられる 形式が整っていない レベル3
形式が整っている レベル4

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