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(2) 増改築等の場合の要件

増改築等をした後の住宅用の家屋の登記簿上の床面積(マンションなどの区分所有建物
1 の場合はその専有部分の床面積)が40㎡以上240㎡以下で、かつ、その家屋の床面積の
2分の1以上に相当する部分が受贈者の居住の用に供されるものであること。
増改築等の工事が、自己が所有し、かつ、居住している家屋に対して行われたもので、
一定の工事に該当することについて次のいずれかの書類により証明がされたものである
こと。
a 確認済証の写し
2 b 検査済証の写し
c 増改築等工事証明書(注)

(注)増改築等に係る工事が、住宅用の家屋について行う給水管、排水管又は雨水の侵入を防止する部分に係る修
繕又は模様替である場合には、住宅瑕疵担保責任保険法人が引受けを行ったリフォーム工事瑕疵担保責任保険
契約が締結されていることを証する書類も併せて提出してください。

増改築等に係る工事に要した費用の額が100万円以上であること。
3 また、増改築等の工事に要した費用の額の2分の1以上が、自己の居住の用に供される
部分の工事に要したものであること。
(注1)「新築」には、贈与を受けた年の翌年3月15日において屋根(その骨組みを含みます。)を有し、土地に定着した
建造物として認められる時以後の状態にあるものが含まれます。
(注2)「増改築等」には、贈与を受けた年の翌年3月15日において増築又は改築部分の屋根(その骨組みを含みます。)
を有し、既存の家屋と一体となって土地に定着した建造物として認められる時以後の状態にあるものが含まれます。
(注3)「取得」の場合には、上記(注1)及び(注2)の状態にあるものが含まれませんので、贈与を受けた住宅取得等
のための金銭を建売住宅又は分譲マンションの取得の対価に充てている場合であっても、贈与を受けた年の翌年3月
15日までにその引渡しを受けていなければ、新非課税制度の適用を受けることはできません。

4 申告の手続き

新非課税制度は、贈与税の申告書の提出期間内に贈与税の申告書及び一定の添付書類を提出
した場合に限り、その適用を受けることができます。
贈与税の申告書の提出期間は、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までです。
(注)申告期限の日(3月15日)が日曜日・祝日などの休日又は土曜日に当たるときは、これらの日の翌日が申告期限とな
ります。
5 贈与税の計算(他の控除との併用可能)

新非課税制度適用後の残額には、暦年課税にあっては基礎控除(110万円)を適用するこ
とができ、また、相続時精算課税にあっては特別控除(2,500万円)を適用することができ
ます。
なお、相続時精算課税を適用した金額は、贈与者が亡くなった時の相続税の課税価格に加
算されます。
(1) 暦年課税の場合の適用税率
【速算表(特例贈与財産用)】
基 礎 控 除 後 2,000千円 4,000千円 6,000千円 10,000千円 15,000千円 30,000千円 45,000千円 45,000千円
の 課 税 価 格 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 超

特 例 税 率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%

控除額(特例税率) - 100千円 300千円 900千円 1,900千円 2,650千円 4,150千円 6,400千円

(2) 相続時精算課税の場合の適用税率
一律20%

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