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日本人がほぼいない商店街”平和通り”

池袋北口の先にある本当のローカル&リトルチャイナエリアを調査
Korenko Dmytro( コレンコ・ドミトロ )
学籍番号: 8721513

調査場所:平和通り商店街(東京都豊島区池袋 1 丁目 16) * 池袋北口より徒歩 8 分程度


調査日: 2023/1/13( 金 )16:00 ~ 16:30
調査方法および調査基準:実際に平和通り商店街に訪れ、立ち並ぶお店やレストランの言語景観を調査。中国語
圏の方向けのお店と日本人向けのお店の件数を比較。比較方法は中国語表記されている場合は中国語圏、日本語
と中国語いずれの場合も中国語圏、日本語のみの場合は日本人向けとみなす。さらに、平和通りの入口から出口
までの間に出会った通行人の人種の割合も調査をすることで、平和通り商店街が本当にリトルチャイナ化してい
るかを調査。なお、通行人の人種の判別法としては、話している言語により判別をする。

★ 平和通り商店街 ★ アクセス方法

出展元:池袋 RED-ZONE
http://www.red-zone.info/NPC/ACCESS.html

調査結果:実際に平和通りにあるお店の中で中国語表記のお店は 26 件、日本語表記のお店は 12 件(コンビニや


企業、郵便局や銀行を除く)、定休日および営業をしていないため判別不能のお店が数十件。平和通りの入口か
ら出口までの通行人の人種の割合においては、ランチやディナーの時間をあえて外した 16:00 ~ 16:30 の間で中国
語圏の方が 25 名、日本人の方が 10 名、特定不能が 15 名。こちらの結果から分かるように、平和通りは、中国語
圏向けのサービスや中国語圏の方の人口の割合が多いと言える。パジャマやラフな格好で出歩く方の姿も目立っ
た。
横浜中華街のように観光名所として、観光向けのお土産屋さんやレストランがメインではなく、その地域に在住
するローカルの中国語圏の方の向けのお店やサービス ( 病院、学校、薬局、郵送サービス、教習所の案内所、美
容院)も見られた。
中国語表記と日本語表記の店舗数の比較 池袋北口”平和通り”人種分布図
その他

リサイクルショップ
特定不能
郵送サービス 30%

美容院 中国語圏
50%
病院・薬局

レストラン
0 2 4 6 8 10 12 14 日本人
20%
* 調査日程・時間: 1/13( 金 )16:00 ~
日本語表記 中国語表記 16:30

* 調査日程・時間: 1/13( 金 )16:00 ~


中国語圏 日本人 特定不能 16:30
考察:平和通り商店街のある池袋北口のエリアには 80 年代以降に新華僑、東北人や福建人などの当時の若者がア
パートの安さなどの理由もあり、移住するようになった。漢民族含め 56 の部族から構成される中国のさまざまな
民族の方が今では暮らしてる。イスラム教のハラールに対応するようなお店もあり、中国語圏の方が日本に来た
際の観光名所としても知られるようになった。池袋北口エリアは中国料理のレストランだけでなく、中国語圏の
方が経営をするような病院や学校、薬局、郵送サービスも数多く立ち並び、今や中国圏の方が本当に安心して暮
らしやすいエリア、まさにローカル&リトルチャイナと言えるだろう。
参照: TABI LABO 編集部
https://tabi-labo.com/291590/nippon-gaikoku-ikebukuro-chinese-2

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