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杜父魚文庫ブログ

文庫形式で時評を収録してあります。保存を目的にした文庫ブログですから、収録した記事の検索には特に心を配って
おります。様々な 検索の仕掛け を施してありますから、ご利用下さい。読んでいる人は一三五四八人。老骨の隠居仕
事だが、一万人読者の目標を軽く超えることができました。

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2009.09.14 Monday go
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米保守論客がアフガン撤退論 宮 Atom0.3

崎正弘 NEW ENTRIES

米保守論客がアフガン撤退論 宮崎正
弘 (09/14)
保守の代表的論客ジョージ・ウィルらがアフガ
自民党が反転攻勢に出るための条件 
ン撤退を提唱。オバマ政権は「アフガン戦争は 花岡信昭 (09/14)

捨て石?の谷垣禎一氏 古沢襄
良い戦争」などと言って増派の最中だ (09/13)

が・・・。 名実ともに日本を代表する新しい女
王 古沢襄 (09/13)

自民党の谷垣氏、総裁選出馬へ 古沢
襄 (09/13)
パキスタンの北東スワット渓谷はタリバンの地
盤だった。七月からパキスタン軍が猛攻を始
CATEGORIES
め、二百万人の避難民がでた。作戦により
古澤襄 (1684)
1800名のタリバンが殺害されたという(ア 宮崎正弘 (614)
ルジャジーラ、9月11日)  桜井よしこ (65)

http://blog.kajika.net/?eid=988060
渡部亮次郎 (626)

福島香織 (38)
パキスタン治安部隊とタリバン幹部との「和平
平井修一 (208)
会議」が九月初旬から開催されてきたが、会議 花岡信昭 (127)
八日目にタリバン上級幹部のムハムード・カー 松尾文夫 (15)
ンを拘束した。カーンには12万ドルの「懸賞 MoMotarou (70)

金」がかかっていた。ギラニ・パキスタン首相 加瀬英明 (40)

は「これでスワット渓谷からタリバンは一掃さ 丸山公紀 (36)

吉田仁 (26)
れた」と語った。
hideおじさん (3)

marine (1)
米国保守派の代表的論客として知られるジョー
キャサリン・クー (1)
ジ・ウィルらはアフガニスタンからの撤退を主 クライン孝子 (5)
張しはじめた(ワシントンポスト、9月1 阿比留瑠比 (39)
日)。たぶんに共和党と民主党の党派論争が背 安田紀夫 (4)

景にあるが、撤退論の言い分は次の通り。 伊勢雅臣 (78)

伊藤玲子 (1)

一ノ瀬綾 (8)
第一に八年前にアフガン空爆から開始されて地
永冶ベックマン啓子 (4)
上戦のおり、お尋ね者のオサマ・ビン・ラディ
黄慈萍 (1)
ンは明確にアフガニスタンにいた。しかしアル
岡田光正 (3)
カィーダはその後、スーダン、イエーメンに拠点 岡本行夫 (1)
を移し替え、パキスタンとアフガニスタンに残 屋山太郎 (2)
留するタリバンが欧米諸国へテロ戦争を本格的 恩田宗 (1)

に仕掛け直すとは考えにくい。タリバンはアル 加藤喬 (1)

カィーダを見放した。 河邉昭義 (1)

岩見隆夫 (40)

菊池今朝和 (19)
タリバンはもし欧米が撤退すればパシュトンの
吉村圭次郎 (2)
支配地域を奪回するだろうが、タジク、ウズベク
古森義久 (8)
の各部族は「それで元通りになるだけ」という 江崎道朗 (2)
醒めた認識であり、タリバンがたとえ勢力を挽 高井三郎 (1)
回しても国内政治の内ゲバが優先し、アル・ 高橋国子 (2)

カィーダに再び秘密軍事基地を提供することは 黒田勝弘 (1)

ないだろう。撤退に反対する人たちがいう「テ 黒田与作 (1)

佐々淳行 (1)
ロリストの陣地が再活性化する恐れ」は、すく
佐藤鴻全 (2)
なくともアフガニスタンではなくなる。
山田みどり (3)

山堂コラム (11)
第二にオバマはブッシュ前政権との違いを浮き 志賀節 (5)
出すために「アフガニスタン戦争は良い戦争」 若宮清 (3)

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松元眞 (4)
であり、「イラクは悪い戦争」だと党派宣伝に
照山忠利 (1)
使っている。この政治要素を割り引くと欧米が
上海小町 (1)
これ以上彼の地に駐留しつづける理由は希薄で 水沼啓子 (1)
ある。アル・カィーダそのものが他の地域へ軍 杉山武子 (4)
事拠点を移行してアフガニスタンの使い道を捨 西村眞悟 (9)

てた。 石岡荘十 (41)

石平 (1)

川端徹也 (1)
第三にアフガニスタンにおける戦闘は戦闘行為
泉幸男 (2)
ではあっても戦争ではない。アフガニスタンは
前田正晶 (21)
インフラ建設が進み、民主化も徐々に達成され
前田和俊 (1)
つつあり、これから西側社会に軍事的脅威にな 大紀元日本 (2)
るとも考えにくい。最後の最後まで米国の精鋭 中西輝政 (1)
部隊を注ぎ込んで闘う価値を見いだせない。 中島満 (1)

渡辺泰造 (4)

撤退は欧米の敗北と錯覚されがちだが、欧米軍 藤原徳太郎 (1)

馬場伯明 (2)
の撤退は、むしろイラン、インドなど周辺諸国
粕谷哲夫 (2)
への緊張をもたらすだろうから世界的展望から
堀江朋子 (6)
言えば米国の負担は劇的に軽減される。
矢野恵之助 (1)

▲罌粟栽培も劇的な現象を示している ARCHIVES
タリバンの資金源と見られた麻薬ビジネスだ September 2009 (80)

が、取り締まりの強化、密輸グループの大量摘 August 2009 (150)

発、教育の成果などにより、栽培面積が July 2009 (167)

June 2009 (150)


2007年をピークに減少(国連麻薬犯罪局、
May 2009 (140)
9月2日発表)しており、193000ヘクター
April 2009 (174)
ル(07年)が123000ヘクタール(09
March 2009 (151)
年)へ。推定生産量も8200トン(同)から February 2009 (148)
09年推定は6900トン。全体の60%近く January 2009 (160)

がもっとも危険なヘルマンド地区、16%がカ December 2008 (111)

ンダハル地方で生産されている。 November 2008 (87)

October 2008 (103)

September 2008 (136)


アフガン政府は罌粟畑の減反に奨励金をだすな
August 2008 (109)
どし、また英米精鋭部隊はヘルマンド、カンダハ
July 2008 (124)
ル両地方で罌粟畑を破壊するばかりか倉庫を焼
June 2008 (84)
却し、夏からの作戦ではすでに50トンの罌 May 2008 (100)
粟、7トンのモルヒネ、15トンのヘロインを April 2008 (80)

http://blog.kajika.net/?eid=988060
March 2008 (131)
押収、27の製造施設を破壊した。
February 2008 (132)

January 2008 (112)


世界的な罌粟の値下がりを受け、仲買人は取り December 2007 (88)
締まりが厳しくなったアフガニスタンを避ける November 2007 (112)
ようになった。もうひとつの理由はアフガニス October 2007 (118)

タンが罌粟栽培を「やりすぎ」たことである。 September 2007 (77)

世界需要は1900トン、それなのにアフガニス August 2007 (112)

July 2007 (110)


タンは他に産業もなく手っ取り早く現金になる
June 2007 (97)
とばかりに6900トンを生産し、値崩れを自
May 2007 (86)
ら誘発した。
April 2007 (34)

March 2007 (57)


このため麻薬グループは価格カルテルを形成し、 February 2007 (47)
備蓄が一万トンあると見積もられており「生産 January 2007 (44)

量が激減しているのは市場原理から当然、生産 December 2006 (50)

はいずれ持ち直す」とする分析もある。アフガ November 2006 (46)

October 2006 (38)


ン情勢、まだまだ険呑。
September 2006 (66)

August 2006 (66)


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July 2006 (89)

宮崎正弘 ¦ 07:57 ¦ comments(0) ¦ trackbacks(0)


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コメント 新政権の性格は 中道左派  古沢襄
M78 (09/10)

自民党の後継総裁は石破茂氏が望まし
い 古沢襄
佐衛門 (09/06)
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米オバマ政権と鳩山新政権のズレが表
name: 面化か 古沢襄
わっきー (09/01)

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小林 哲人 (05/11)
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「日本は海のあるスイスだ!」の続
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