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1-1 AutoID Navigatorの対応


バージョンについて
RS-485 マスタユニット Ver4.70以上

N-410 Ver4.0 ※ Ver4.70未満をご使用の場合は、AutoID Navigatorのバージョンアップが必


要です。

追加機能マニュアル Rev.2.0
1-2 追加機能について
N-410 Ver4.0では、以下の機能が追加されます。
• データサイズ付加の選択
• PLC リンクのデバイス割付選択:「N410 モード、N-400 モード」から選択

„ 記号の見方
このマニュアルでは、次のような記号を用いて重要な部分がひとめでわかるよう
にしています。必ずお読みください。
1-3 N-410バージョンアップ方法
ここに記載されている記載事項を遵守しない場合、商品自体の損害(自
注 記
損)のみならず、他の財物に対する損傷を引き起こす可能性があります。 バージョン確認手順                 

1 AutoID Navigator で N-410 を選択し、 を押して接続します。

はじめに 2 ターミナルを開き、"KEYENCE" と入力し、送信します。

本書は「RS-485マスタユニット N-410」Ver4.0で追加された機能について説明 3 "N-410 V*.**" と返信されます。バージョンを確認します。


したものです。追加機能を十分にご理解いただくためにご使用前によくお読みく
ださい。
またいつでもご利用いただけるように、「N-410 ユーザーズマニュアル」と一緒
必要機器
に大切に保管してください。 • N-410(バージョンアップ前) × 1台
• 9 ピン -25 ピン ストレートケーブル (OP-29860) × 1本
• パソコン × 1台

バージョンアップ前作業
バージョンアップを行う前に必ず現在の設定の確認・保存をお願いいたします。

目次 バージョンアップ手順
N-410の本体システムバージョンをアップする手順を説明します。
下記の手順に従い、バージョンアップを行ってください。
1章
1-1 AutoID Navigator の対応バージョンについて ................................1 1 N-410 の TEST ボタンを押下したまま、電源を投入してください。
1-2 追加機能について ...................................................................................1
N-410 の 7 セグ LED の表示が「90」となっていることを確認してください。
1-3 N-410 バージョンアップ方法 ..............................................................1
バージョン確認手順 ..........................................................................1
必要機器 ............................................................................................1
バージョンアップ前作業 .................................................................1
バージョンアップ手順 .....................................................................1

2章
2-1 追加された設定について .......................................................................2 90
2-2 デバイス割付:"N-400" 設定時メモリマップ .....................................2
マルチドロップリンクモード時 .....................................................2
マルチヘッドモード時 .....................................................................3

3章
3-1 N-410 追加コマンド ..............................................................................3

2 N410-Uploader.exe をダブルクリックし、N410-Uploader を起動し


ます。
N410-Uploader.exe は「Uploader\N-410」フォルダにあります。
Port ボックスで接続する COM 番号を選択し、Start ボタンを押します。

1 J N-410
3 画面の指示に従って進め、下記メッセージが表示されたら、 N-410 の 7 セ
グ表示が「00」になるまで、TEST ボタンを " 長押し " してください。 2-1 追加された設定について
メッセージ:"Waiting for the target operation"

00


4「Complete」というメッセージが表示されたら、N410-Uploader を終
了します。また、N-410 の電源を OFF します。

5 N-410 の電源を ON にします。


①データサイズ付加:する、しない
6 AutoIDNavigator のターミナルなどで下記コマンドを送信して、返信が PLC リンク無効時の出力データフォーマットにデータサイズを付加するか設定
以下のようになればバージョンアップ完了となります。 します。

送信コマンド:"KEYENCE" →返信:N-410 V4.00 データサイズを付加する場合


ヘッダ %P mm - nnnn 読み取りデータ ターミネータ

データサイズを付加しない場合
ヘッダ %P mm - 読み取りデータ ターミネータ

mm: スレーブ局ID 2桁固定


nnnn: データ長 4桁固定

②デバイス割付:N-410、N-400
PLC リンク有効時のデバイス割付を "N-400" と設定すると、N-400 と同じメモ
リマップでデータが反映されます。
N-400設定時メモリマップの詳細は「2-2.デバイス割付:N-400設定時メモリ
マップ」をご確認ください。
※N-410 設定時メモリマップは、 「N-410 ユーザーズマニュアル」をご参照く
ださい。
③制御コマンドレスポンス:N-410、N-400
マルチドロップの接続確認コマンドSRCmm"の返信をN-400と同じにします。
(AutoID Navigator Ver4.80以上対応)

2-2 デバイス割付:"N-400"設定
時メモリマップ   
各フラグの機能は"N-410"設定時と同様です。詳細は「N-410 ユーザーズマニュ
アル」をご参照ください。

マルチドロップリンクモード時
„ 各ID番号の先頭アドレスエリアおよび読み取りタイミングエ
リア
アドレス 内容
+00 ID1番のデータ書き込み先頭アドレス
+01 ID2番のデータ書き込み先頭アドレス
+02 ID3番のデータ書き込み先頭アドレス
...

...

+30 ID31番のデータ書き込み先頭アドレス
+31 ID1番の読み取りタイミングエリア
+32 ID2番の読み取りタイミングエリア
+33 ID3番の読み取りタイミングエリア
...

...

+61 ID31番の読み取りタイミングエリア

J N-410 2
„ 各ID番号ごとの書き込み先エリア
アドレス 内容
3-1 N-410追加コマンド
A+00 データ書き込みフラグエリア
A+01 予約エリア 機能 コマンド名 返信 説明

A+02 ID番号 データサイズの付加 変更 XX04n OK n=0:付加しない


確認 YY04 04n 1:付加する(初期値)
A+03 バーコード桁数
A+04 バーコードデータの1桁目 PLCリンクの 変更 WP44n OK n=0:N-400割付
デバイス割付 確認 RP44 44n 1: N-410割付(初期値)
A+05 バーコードデータの2桁目
A+06 バーコードデータの3桁目 RS-232Cボーレート 変更 WP35n OK n=0:600bps
(設定値追加) 確認 RP35 35n 1:1200 bps
...

...
2:2400 bps
A+258 バーコードデータの255桁目 3:4800 bps
4:9600 bps
„ RS-485接続エラー時の動作について 5:19200 bps
6:31250 bps
アドレス 内容 接続エラー時の動作
7:38400 bps
データが書き込まれたのと同じようにフラグ 8:57600 bps
A+00 データ書き込みフラグエリア
がONします。 9:115200 bps(初期値)
A+01 予約エリア 変更 WP81n OK n=0:N-400互換
A+02 ID番号 「FFFF」が書き込まれます。 制御コマンド 確認 RP81 81n 1:N-410(初期値)
「1」が書き込まれます。 レスポンス
A+03 バーコード桁数 A+04に書き込まれるエラー記号の桁数が1 N-410 Ver4.02以上で対応
文字であるためです。
接続エラー時…「N(アスキーコードで
A+04 バーコードデータの1桁目
4E)」が書き込まれます。

 マルチヘッドモード時
„ 読み取りタイミングエリアおよびデータ書き込み先エリア
アドレス 内容
+00 データ書き込みフラグエリア
+01 読み取りタイミングエリア
+02 BLのID番号書き込みエリア
+03 バーコード桁数
+04 バーコードデータの1桁目
+05 バーコードデータの2桁目
+06 バーコードデータの3桁目
...

...

+258 バーコードデータの255桁目

„ RS-485接続エラー時の動作について
アドレス 内容 接続エラー時の動作
+00 データ書き込みフラグエリア 通常のデータ書き込みと同じ動作をします。
+01 読み取りタイミングエリア  
+02 ID番号書き込みエリア 「0」(バイナリ)が書き込まれます。
+03 バーコード桁数エリア 「10」(バイナリ)が書き込まれます。
+04 バーコードデータの1桁目 「w」
(アスキー)が書き込まれます。
+05 バーコードデータの2桁目 「a」(アスキー)が書き込まれます。
+06 バーコードデータの3桁目 「r」
(アスキー)が書き込まれます。
+07 バーコードデータの4桁目 「n」
(アスキー)が書き込まれます。
+08 バーコードデータの5桁目 「i」
(アスキー)が書き込まれます。
+09 バーコードデータの6桁目 「n」
(アスキー)が書き込まれます。
+10 バーコードデータの7桁目 「g」(アスキー)が書き込まれます。
+11 バーコードデータの8桁目 「.」(アスキー)が書き込まれます。
+12 バーコードデータの9桁目 「.」(アスキー)が書き込まれます。
+13 バーコードデータの10桁目 「.」(アスキー)が書き込まれます。

3 J N-410
保証について 改訂履歴
1. 対象製品 年月 版数 改訂内容
以下に規定する保証は、当社が製造・販売する製品(以下
「対象製品」
という)に適用し 2015年1月 初版
ます。
2015年10月 2版 機能追加
なお、対象製品に内蔵されているリレーや電池などの消耗品は対象外とさせていただ
きます。

2. 保証期間
対象製品の保証期間は、貴社のご指定場所に納入後 1 年間とします。

3. 保証範囲
(1)上記保証期間内に当社の責任による故障が発生した場合は、無償での代替品との交換
または修理をさせていただきます。但し、保証期間内であっても、 次に該当する故障の
場合は保証対象外とさせていただきます。なお、 代替品との交換または修理を行なっ
た場合でも保証期間の起算日は対象製品の当初ご納入日とさせていただきます。
① 取扱説明書、ユーザーズマニュアル、別途取り交わした仕様書などに記載された以
外の不適当な条件・環境・取り扱い・使用方法に起因した故障。
② お客様の装置または、ソフトウエアの設計内容など、対象製品以外に起因した故
障。
③ 当社以外による改造、修理に起因した故障。
④ 取扱説明書、ユーザーズマニュアルなどに記載している消耗部品が正しく保守、 交
換されていれば、防止できたと確認できる故障。
⑤ 当社出荷時の科学・技術水準では、 予見が不可能だった事由による故障。
⑥ その他、火災、地震、水害などの災害及び電圧異常など当社の責任ではない外部要
因による故障。
(2)保証範囲は上記(1)を限度とし、対象製品の故障に起因するお客様での二次損害 (装
置の損傷、機会損失、逸失利益等) 及びいかなる損害も保証の対象外とさせていただき
ます。

4. 適用用途
当社製品は、一般工業向けの汎用品として設計・製造されております。
従いまして、下記のような用途での使用は意図しておりませんので適用外とさせてい
ただきます。
ただし、事前に当社までご相談いただき、お客様の責任において製品の仕様をご確認
のうえ、定格・性能に対してご了承いただき、 必要な安全対策を講じていただく場合は
適用可能とさせていただきます。
なお、この場合においても保証範囲は上記と同様といたします。
① 原子力発電、 航空、鉄道、
船舶、車両、医療機器等の人命や財産に多大な影響が予想
される設備
② 電気、ガス、水道等の公共設備
③ 屋外での使用および、それに準ずる取扱説明書などで規定していない条件・環境で
の使用
④ 上記①及び②に準じる安全に関して高度な配慮と注意が要求される用途
J 1040-1

1105-2 058109

2015
J N-410 4

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