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小3国語

10

問正解
名  前
(1)

文 章 題 テスト・小 説

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ちびむすドリル

つぎの文しょうを読んで、後のもんだいに答えましょう。
ほん だ
 あ る 日、あ ゆ む が 学 校 か ら 帰 っ て く  本田くんも言いました。
かず こ お
る と、後 ろ か ら、り か と 和 子 が 追 い か ﹁口のところなんか、そっくりだよ。﹂
けてきて、りかが声をかけました。 ﹁はあい、まゆ毛のところ。﹂

﹁あゆちゃん、ちょっと待って。たのみ  なん人もの子が、あそこもにている、
たいことがあるのよ。﹂ こ こ も に て い る、と 口 ぐ ち に 言 い 出 し
4


﹁どんなこと?﹂ ま し た。和 子 は ま っ 赤 に な っ て つ ぶ や
 立 ち ど ま っ た あ ゆ む に、和 子 が 言 い きました。
ました。 ﹁しまった。言うんじゃなかったわ。﹂
﹁あのね、このごろ、としゆきくんたち  そ の 顔 は、ち っ と も チ ン パ ン ジ ー に
がわたしのことをチンパンジーってよ はにていません。
がっきゅうかい
ぶ で し ょ う。わ た し、あ し た の 学 級 会  あゆむは、ぱっと手を上げました。
で そ の こ と を 言 う か ら、あ ゆ ち ゃ ん、 ﹁はい、あゆむくん。﹂
おうえんしてね。﹂  あゆむは立 ち上がってしゃべりました。
﹁たのむわ、あゆちゃん。﹂ ﹁和 ち ゃ ん が チ ン パ ン ジ ー に に て る ん
と、りかも言いました。 だったら、ぼくたちみんなチンパンジー
﹁うん、おうえんするよ。﹂ に に て る よ。ぼ く た ち、チ ン パ ン ジ ー
 あゆむは女の子にたよりにされたので、 と 親 る い だ も ん な。だ か ら、和 ち ゃ ん
︽    ︾、むねをそらして引きうけま の こ と を チ ン パ ン ジ ー と い う の は、お
した。 かしいんだ。﹂
 そ の つ ぎ の 日 の 学 級 会 の 時 間、あ ゆ  そのあと、りかが言いました。
む が 待 っ て い る と、い よ い よ、と な り ﹁人をあだ名でよぶのは、よくないと思
の せ き か ら、和 子 が 立 ち 上 が っ て 言 い います。﹂
ました。  そ こ で、学 級 会 は、和 子 を チ ン パ ン
﹁わたしのことをチンパンジーという人 ジ ー と い う あ だ 名 で よ ば な い、と い う
が い る け ど、わ た し の ど こ が チ ン パ ン ことがきまりました。
2
ジーににてるんですか。﹂ ︵古田足日﹁だんち5階がぼくのうち﹂より︶

1 / 2 ページ
 とたんに、としゆきが言いました。 ︵注︶親るい …
同るい、同じようなもの
3
﹁ひたいのところが、よくにてるよ。﹂
(1)

名 前

小3国語 文 章 題 テスト・小 説
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ちびむすドリル

    線 I﹁たのみたいこと﹂とは、どのようなことですか。次の  にあう
I

ことばを、文しょう中から書きぬきましょう。
あしたの学級会で、あゆむが、 の
をすること。
き 
ごう
︽  ︾に当てはまることばを、ア∼エから一つえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
2

ア うれしくなって  イ がっかりして  ウ かなしくなって  エ いらいらして


   線2﹁わたしのどこがチンパンジーににてるんですか﹂とありますが、みんな
3

はどんなところがにていると言っていますか。文しょう中から三つ書きぬきましょう。
   線3﹁とたんに﹂とほぼ同じいみのことばを、ア∼エから一つえらんで、記号
4

に ⃝ をつけましょう。
ア いつものように    イ ばかにするように 
ウ ほとんどどうじに   エ しばらくしてから
線4﹁和子はまっ赤になって﹂について、 、 のもんだいに答えましょう。

5

2
和子の何がまっ赤になったのですか。文しょう中から一字で書きぬきましょう。

和子の
このときの和子の気持ちとして当てはまらないものを、ア∼エから一つえらんで、
2

記号に ⃝ をつけましょう。
ア はずかしい   イ うれしい   ウ かなしい   エ くやしい 
あゆむやりかのがんばりで、学級会ではどのようなことがきまりましたか。
6

つか
文しょう中のことばを使って、二十字くらいで書きましょう。 

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I0
20
小3国語
11

問正解
名  前
(2)

文 章 題 テスト・小 説

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ちびむすドリル


つぎの文しょうを読んで、あとの問いに答えましょう。
いちろう
 おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。
   かねた一郎さま    十九日
   あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
   あした、めんどなさいばんしますから、おいで
   んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
はい
                  山ねこ 拝
すみ
 こんなのです。字はまるでへたで、墨もがさがさして指につくくらいでし
た。けれども一郎はうれしくてうれしくてたまりませんでした。はがきをそ
2

っと学校のかばんにしまって、うちじゅうとんだりはねたりしました。
どこ ねこ
 ね床にもぐってからも、山猫のにゃあとした顔や、そのめんどうだという
さいばん
裁判のけしきなどを考えて、おそくまでねむりませんでした。

 けれども、一郎が眼をさましたときは、もうすっかり明るくなっていました。
3
おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのよう
さお
にうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。一郎は

4
5

いそいでごはんをたべて、ひとり谷川に沿ったこみちを、かみの方へのぼっ
て行きました。
ふ くり
 すきとおった風がざあっと吹くと、栗の木はばらばらと実をおとしました。
一郎は栗の木をみあげて、
﹁栗 の 木、栗 の 木、や ま ね こ が こ こ を 通 ら な か っ た か い。﹂と き き ま し た。
栗の木はちょっとしずかになって、

﹁やまねこなら、けさはやく、馬車でひがしの方へ飛んで行きましたよ。﹂と

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答えました。
(2)

名 前

小3国語 文 章 題 テスト・小 説
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ちびむすドリル

﹁東ならぼくのいく方だねえ、おかしいな、とにかくもっといってみよう。栗
の木ありがとう。﹂
 栗の木はだまってまた実をばらばらとおとしました。
ふえ たき
 一郎がすこし行きますと、そこはもう笛ふきの滝でした。笛ふきの滝とい
がけ あな
うのは、まっ白な岩の崖のなかほどに、小さな穴があいていて、そこから水
が笛のように鳴って飛び出し、すぐ滝になって、ごうごう谷におちているの
をいうのでした。
6

む さけ
 一郎は滝に向かって叫びました。
﹁おいおい、笛ふき、やまねこがここを通らなかったかい。﹂
 滝がぴーぴー答えました。
﹁やまねこは、さっき、馬車で西の方へ飛んで行きましたよ。﹂
﹁おかしいな、西ならぼくのうちの方だ。けれども、まあも少し行ってみよう。
ふえふき、ありがとう。﹂
滝はまたもとのように笛を吹きつづけました。 ︵宮
みやざわけんじ
沢賢治﹁どんぐりと山猫﹂による︶
と どうぐ あい て
︵注︶とびどぐ 飛び道具︵てっぽうなど︶
… のこと  拝 自分の名前の後につけて、相手をうやまうことば

かわかみ りゅう
    かみの方 川上・上流

   線I﹁おかしなはがき﹂について、次のようにまとめました。   に当て
I

はまることばを、文中からそれぞれ書きぬきましょう。
・ から、一郎あてにとどきました。
・字は で、文もまちがいだらけです。
    線2﹁う れ し く て う れ し く て た ま り ま せ ん ﹂ と あ り ま す が 、 こ の 気 持 ち が
2

も っ と もよく表れている部分を、文中から二十字まででさがし、はじめの五字を
書きぬきましょう。

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(2)

名 前

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ちびむすドリル

    線 3﹁すっかり﹂の使い方として正しいものを、ア∼エから一つえらんで、
3

き 
ごう
記号に ⃝ をつけましょう。
ア かみの毛を短く切ったら、気分がすっかりした。
イ 教科書の入ったランドセルが、すっかり重い。
ウ 大切なやくそくを、すっかりわすれていた。
エ この町は、十年前からすっかりかわらない。
    線4﹁な ら ん で い ま し た ﹂ と あ り ま す が 、 何 が な ら ん で い た の で す か 。
4

文中から五字で書きぬきましょう。

   線 5﹁谷川に沿ったこみちを、かみの方へのぼって行きました﹂とありますが、
5

一郎は何をしに行ったのですか。次の   に当てはまるように書きましょう。
に行った。
む さけ
    線6﹁一郎は滝に向かって叫びました﹂とありますが、どうして叫んだのですか。
6

もっともふさわしいものを、ア∼エからえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
ア 滝がうそをついていると思ったから。
イ 何度聞いても、滝が答えてくれなかったから。
ウ 滝が、見えないほど遠くにあったから。
エ 滝の音が、とても大きかったから。 
次 の   、  に 答 え ま し ょ う

7

   に入れるのにもっともふさわしい月を、ア∼エからえらんで、記号に ⃝ を

つけましょう。
ア 三月  イ 六月  ウ 九月  エ 十二月
  でえらんだ理由を、次の      に当てはまることばを書いてせつめいしましょう。

2

が ことから、季節は

3 / 3 ページ
だとわかるから。
小3国語

問正解
7
名  前
(3)

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つぎの文しょうを読んで、あとの問いに答えましょう。
つき よ こ ども
 月夜に七人の子供が歩いておりました。
 大きい子供も小さい子供もまじっておりました。
て みじか
 月は、
上から照らしておりました。子供たちのかげは短く地べたにうつりました。
 子供たちはじぶんじぶんのかげを見て、ずいぶん大頭で、足が短いなあと
思いました。
 そこで、おかしくなって、わらい出す子もありました。あまりかっこうが
よくないので二、三歩走ってみる子もありました。
ゆめ
 こんな月夜には、子供たちは何か夢みたいなことをかんがえがちでありました。
まつり
 子供たちは、夜のお祭を見に行くところでした。
 切り通しをのぼると、かすかな春の夜風にのって、ひゅうひゃらりゃりゃ
ふえ
と笛の音が聞こえて来ました。
 子供たちの足はしぜんに早くなりました。
2

 すると一人の子供がおくれてしまいました。
3

ぶん ろく
﹁文六ちゃん、早く来い﹂とほかの子供がよびました。
 文六ちゃんは月の光でも、やせっぽちで、色の白い、目玉の大きいことの
4


わかる子供です。できるだけいそいでみんなに追いつこうとしました。
5

おれ か
﹁ん で も 俺、お っ 母 ち ゃ ん の げ た だ も ん﹂と、と う と う 鼻 を な ら し ま し た。
なるほど細長い足の先には大きな、大人のげたがはかれていました。
にいみなんきち きつね いち ぶ
︵新美南吉﹁狐﹂による。一部しょうりゃく︶
︵注︶地べた 地めん  切り通し
… 山などを切りひらいて通した道

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   げた 木で作られたはきもの  鼻をならす
… あまえた声を出す

(3)

名 前

小3国語 文 章 題 テスト・小 説
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ちびむすドリル

   線I﹁わらい出す子もありました﹂とありますが、なぜ、わらい出したのですか。
I

つぎの   に当てはまることばを、それぞれ文中から書きぬきましょう。
地べたにうつった自分の が、あまりにへんなかっこうで、
なったから 。
    線 2﹁子供たちの足はしぜんに早くなりました﹂から、子供たちのどのような
2

き 
ごう
きもちがわかりますか。もっともふさわしいものを、ア∼ウからえらんで、記号に
⃝ をつけましょう。
まつり ふえ
ア 早くお祭を見たい。  イ 早く家に帰りたい。  ウ 早く笛をふきたい。
   線3﹁一人の子供がおくれてしまいました﹂とありますが、なぜ、文六ちゃん
3

はおくれてしまったのですか。つぎの   に当てはまるように書きましょう。
おと な
自分の足の大きさに 大人のげたをはいていて、
歩きづらかったから。
    線 4﹁文六ちゃんは月の光でも、やせっぽちで、色の白い、目玉の大きいことの
4

わかる子供です﹂から、どのようなことがわかりますか。もっともふさわしいものを、
ア∼ウからえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
ア 文六ちゃんは、体は小さいけれど、とてもものわかりのよい子供だということ。

イ 文六ちゃんのきれいな目が、月の光に照らされて、月よりも 明るくかがやいていると
  いうこと。
ウ 文六ちゃんの体のとくちょうは、
うすぐらくてもよくわかるほど目立っているということ。
    線 5﹁﹃んでも俺、おっ母ちゃんのげただもん﹄と、とうとう鼻をならしました﹂
5

について、
 、 に答えましょう。

文六ちゃんは、このことばをどのように言いましたか。ア∼エから一つえらんで、

記号に ⃝ をつけましょう。
ア じまんするように言った。  イ 言いわけするように言った。

ウ ばかにするように言った。  エ 泣きさけぶように言った。
﹁とうとう﹂をほかのことばにかえるとすると、どれが当てはまりますか。
2

2 / 2 ページ
ア∼エから一つえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
ア やっぱり   イ またも   ウ はじめて   エ ついに
小3国語

問正解
7
名  前
(4)

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つぎの文しょうを読んで、あとの問いに答えましょう。
ある山の中に、おもしろいキツネがすんでいました。いつも、ひとりで歩く
ことがすきでしたが、ある雨の日、いつものようにえさをあさってぼつぼつ
歩いていますと、男の子が四、五人、がやがや話しながら山を下っていました。
 人間は二本の足で立って歩いているので、キツネはめずらしくてしかたがな
いのです。キツネのおかあさんは、﹁人間のところへ行くとひどいめにあうから、
人間のところへぜったいに近づいてはいけませんよ。
﹂と、いつもいうのです
けれど、キツネは、人間のすがたがおかしくてしかたがなかったのです。なに
2

よりも、ひょろひょろと、立って歩いているのがおかしくておかしくてしかた
がないのです。キツネは、子どもたちのうしろから   ついて行きました。

﹁このへんはキツネのでるところだぞ。﹂
 一人の子どもがいいました。
﹁昼間から出ることはないだろう。﹂
 また一人の子どもがいいました。
﹁昼間でも雨がふっているから出るかもしれません。﹂
 また、もう一人の子どもがいいました。
ときどき
 時々、とおくでかみなりが鳴っています。
 子どもたちは、何となくきみがわるくなったのでしょう、歩いていた子ど
3

もたちは、ふっと足をとめて耳をそばだてました。すると、一人の子どもが
ふいに後ろをふりかえって、キツネをみました。
4

﹁あッ、キツネが出おったぞッ。﹂
まめ
 子どもたちはびっくりして、まるで豆がはじけたようなすさまじいいきお
いで、走って山を下りはじめました。
 キツネもびっくりしました。どうしてあんなに子どもたちがさっと走って
行ったのだろうと思いました。雨のふるなかを、キツネもぬれながら、子ど
もたちの後をおいかけてゆきました。
 細い山道をいくまがりもして、   、人間の通るらしい道の近くへきます

2
と、山の田んぼぞいのところで、大きい牛がもうもうとないていました。

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はやし ふ み こ きつねものがたり いち ぶ へんこう
︵注︶いくまがりもして …
何回もまがって  ︵林 芙美子﹁狐物語﹂による。一部変更 ︶
(4)

名 前

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   線I﹁人間のところへぜったいに近づいてはいけません﹂とありますが、
I

キツネのおかあさんは、人間に近づくとどうなると思ったのですか。文中から
七字で書きぬきましょう。
と思った 。
    線 2﹁キツネは、人間のすがたがおかしくてしかたがなかった﹂とありますが、
2

人間のどのようなすがたがいちばんおかしかったのですか。文中から八字で書き
ぬきましょう。
すが た
き 
ごう
   、   に当てはまることばを、ア∼エからそれぞれえらんで、記号を書き

3

ましょう。

ア さっと   イ そっと  ウ もっと   エ やっと


    線 3﹁きみがわるくなった﹂とは、﹁こわいかんじがした﹂といういみですが、その
4

りゆうとしてあてはまらないものを、ア∼ウからえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
ア キツネが出るかもしれないと思ったから。
イ 後ろからキツネの足音がきこえたから。
ウ とおくでかみなりが鳴っていたから。
    線 4﹁あッ、キツネが出おったぞッ。
﹂とありますが、このことばは、どのように
5

読むのがもっともふさわしいですか。ア∼ウからえらんで、記号に ⃝ をつけましょう。
ア うれしそうに、明るい声で
イ ゆっくりと、しずかな声で
ウ おどろいたように、大きな声で
つぎの二つの文が同じようないみになるように、   に当てはまることばを考えて
6

書きましょう。
・キツネは、子どもたちを おいかけた。 

2 / 2 ページ
・子どもたちは、キツネに
小3国語

問正解
9
名  前
(5)

文 章 題 テスト・小 説

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つぎの文しょうを読んで、あとの問いに答えましょう。
はしら ど けい
 タツオの家には、こわれた柱時計が、
すす
そのまま、かべにかけてありました。 ﹁あ れ、い つ の 間 に か、少 し 進 ん だ な。
 ︻この時計は、全体が古い西洋館のよ
せいようかん
こ い つ、い ま で も ち ょ っ と は 動 く こ と
う な 形 を し て い て、ふ り こ の 見 え る ガ があるのかな。﹂
 そ ん な こ と を つ ぶ や い て、首 を ひ ね
4

かい
ラ ス ま ど の あ る と こ ろ が、一 階、文 字
ばん
盤 の あ る と こ ろ が 二 階 で す。ひ さ し の りました。でも、それはそのときだけで、
下 に は、か わ い い か ざ り ま ど も あ り、 すぐわすれてしまいました。
と び ら を あ け る と、そ こ か ら ね じ が ま  こ わ れ た 時 計 が、な ぜ 動 い た の か と
けるようになっています。︼ い う と、コ ロ ボ ッ ク ル の 子 ど も が、あ
 ず い ぶ ん ま え か ら、と ま っ た ま ま で そ び に き た か ら で す。も ち ろ ん、だ れ
す が、そ ん な か わ っ た お も し ろ い 形 を もいないときに。
し て い る の で、お と う さ ん も お か あ さ  コ ロ ボ ッ ク ル の 子 ど も は、家 の 形 を
んも、かたづけてしまうのがおしかった し た 柱 時 計 が 気 に い っ て、中 に も ぐ り
2

のです。 こ み ま し た。そ し て、一 人 が ふ り こ を


 時 計 の は り は、三 時 七 分 ま え を さ し み つ け る と、さ っ そ く ぶ ら ん こ あ そ び
て、とまっていました。 をはじめました。
﹁だ か ら ぼ く、こ の 時 計 を 見 る た び に、  カッチン、カッチン、カッチン ……

 ふ り こ が ゆ れ る と、ほ ん の す こ し の

5
も う じ き      、な ん て お も っ
ちゃうよ。﹂ こ っ て い た ぜ ん ま い の 力 で、は り が 動
 タ ツ オ は よ く そ う い っ て わ ら い ま し き ま し た。そ れ で、五 分 だ け す す ん だ
た。 のでした。
︵佐藤さとる﹁コロボックルと時計﹂より︶
 ところが、ある日のことです。
︵注︶ 西洋館 …
ヨーロッパやアメリカふうのつくりの家
 タツオが、ふと時計を見ると、はりは、    コロボックル …
アイヌの人びとのでんせつにと
かみ
   うじょうする、フキの下にすむという神さま
三 時 二 分 ま え を さ し て い ま し た。タ ツ

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   ぜんまい うずまきの形のばね

オは、おやっと思いました。

3
(5)

名 前

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︻ ︼の中の文しょうのはたらきを、次のようにまとめました。 に当て
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ちびむすドリル
I

はまることばを、文中から漢字一字で書きぬきましょう。
こわれ た 柱 時 計の を 、 く わ し く せつめいしている 。
   線I﹁古い﹂とはんたいの意味のことばになるように、次の  に当てはまる
2

漢字を書きましょう。
しい
   線 2﹁かたづけてしまうのがおしかった﹂について、次の 、 に答えましょう。

3

き 
ごう
この意味としてもっともふさわしいものを、
ア∼ウからえらんで、
記号に⃝ をつけましょう。

ア かたづけてしまうのはもったいないと思った
イ かたづけられなくてざんねんだと思った
ウ もうすこしでかたづけられそうだった 
おとうさんとおかあさんが、このように思ったのはなぜですか。もっともふさわ
2

しいものを、ア∼エからえらんで、記号に⃝ をつけましょう。
しな
ア 思いでのつまった品だったから。  イ かわったおもしろい形をしているから。
ウ また動くようになるかもしれないから。  エ ほかに時計がなかったから。
   に当てはまることばとしてもっともふさわしいものを、ア∼エからえらんで、
4

記号に⃝ をつけましょう。
ア 動くかな   イ 帰ってくるな   ウ おやつだな   エ 夕ごはんだな
    線 3﹁おやっと思いました﹂とありますが、タツオがこのように思ったのは
5

なぜですか。次の    に当てはまることばを考えて、五字までで書きましょう。
時 計のは り が いるのに気 がついたから 。
   線4﹁首をひねりました﹂とありますが、タツオはどのように思ったのですか。
6

次の   に当てはまることばを、考えて書きましょう。
だなと思った。
    線 5﹁ふりこがゆれると﹂とありますが、ふりこがゆれた理由を次のように
7

まとめるとき、
    に当てはまることばを、文中からそれぞれ書きぬきましょう。
が 、 時 計のふりこで

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を し た から 。

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