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マザーボード
インターフェース

J11133
改訂版 V2
2016年8月
もくじ
マザーボードインターフェース 1-1
1 ヘッダー....................................................................................................1-3
2 ジャンパー................................................................................................1-4
3 内部コネクター..........................................................................................1-6
4 オンボードLED........................................................................................1-16
5 オンボードボタン/スイッチ.........................................................................1-17

1-2 マザーボードインターフェース
1 ヘッダー
1. CMOS クリアヘッダー (2ピン CLRTC)
CMOS クリアヘッダーは、CMOSのリアルタイムクロック(RTC)RAMを消去 CLRTC
するためのものです。CMOS RTC RAMを消去することにより、システム時計、

+3V_BAT
システムパスワード、および設定パラメータを工場出荷時の状態に戻すこと

GND
ができます。システムパスワードなどのシステム情報を含むCMOS RAM デー
タの維持は、マザーボード上のボタン型電池により行われています。 PIN 1

CMOS RTC RAMを消去する手順


1. コンピューターの電源をオフにし電源ケーブルをコンセントから抜きます。
2. ドライバーなどの金属製品を使用して、2つのピンに数秒間触れショートさせます。
3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。
4. POST画面に「Press F1 to Run SETUP」
と表示されたら<F1>を押してUEFI BIOS Utilityを
起動し設定を行います。

• 上記の手順を踏んでもCMOS RTC RAMのデータが消去できない場合は、マザーボードの


ボタン電池を取り外し、再度消去手順を実施してください。
• オーバークロックによりシステムがハングアップした場合は、C.P.R.(CPU Parameter
Recall)機能をご利用いただけます。システムを停止して再起動すると、UEFI BIOSは自動的
にパラメータ設定をデフォルト設定値にリセットします。

2. RTCバッテリーヘッダー (2ピン BATT_CON) BATT_CON


CMOS(RTC)電池のケーブルを接続します。
VBAT
GND
PIN 1

3. シャーシ侵入検出ヘッダー (4-1ピン CHASSIS)


シャーシ侵入検出センサーやスイッチを接続するためのヘッダーです。シス CHASSIS
テムコンポーネントの取り外しや交換のときにケースを開けると、シャーシ
Chassis Signal

侵入検出センサーまたはスイッチはこのヘッダーに信号を送信します。信号
+5VSB_MB

はその後、シャーシ侵入検出イベントを発行します。
初期設定値では、「Chassis Signal」
と「GND」のピンの間はジャンパーキャッ
GND

プによりショートされています。シャーシ侵入検出機能を使用する場合にの
み、ジャンパーキャップを取り外してシャーシ侵入検出センサーやスイッチ
を接続してください。

マザーボードインターフェース 1-3
2 ジャンパー
1. CMOS クリアジャンパー (3ピン CLRTC)
CMOS クリアジャンパーは、CMOSのリアルタイムクロック(RTC)
CLRTC
RAMを消去するためのものです。CMOS RTC RAMを消去することに 1 2 2 3

より、システム時計、システムパスワード、および設定パラメータを
Normal Clear RTC
工場出荷時の状態に戻すことができます。システムパスワードなど (Default)
のシステム情報を含むCMOS RAM データの維持は、マザーボード上
のボタン型電池により行われています。

CMOS RTC RAMを消去する手順


1. コンピューターの電源をオフにし電源ケーブルをコンセントから抜きます。
2. ジャンパーキャップをピン 1-2(初期設定)からピン 2-3 に移動させショートさせま
す。5~10秒ほど待ってから、再びピン 1-2にキャップを戻します。
3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。
4. POST画面に「Press F1 to Run SETUP」
と表示されたら<F1>を押してUEFI BIOS Utilityを
起動し設定を行います。

CMOS RTC RAMのデータを消去している場合を除き、CLRTCジャンパーのキャップは取り外さ


ないでください。システムの起動エラーの原因となります。

• 上記の手順を踏んでもCMOS RTC RAMのデータが消去できない場合は、マザーボードの


ボタン電池を取り外し、再度消去手順を実施してください。
• オーバークロックによりシステムがハングアップした場合は、C.P.R.(CPU Parameter
Recall)機能をご利用いただけます。システムを停止して再起動すると、UEFI BIOSは自動的
にパラメータ設定をデフォルト設定値にリセットします。

2. Intel® MEジャンパー(3ピン DIS_ME)


Intel® Management Engine機能の有効/無効を設定します。ピン1-2に設定するとIntel®
Management Engine機能が有効になり、ピン2-3に設定するとIntel® Management
Engine機能は無効になります。
DIS_ME
1 2 2 3

Normal Disable ME
(Default)

Intel® ME ファームウェアの更新を行う際は、必ずピン2-3(Disable ME)に設定しIntel®


Management Engine機能を無効にしてから行ってください。

1-4 マザーボードインターフェース
3. USBデバイスウェイクアップジャンパー(3ピン USBPWF)
オンボードUSBコネクターに接続されたUSBポートの給電方法を設
USBPWF
定します。接続されたUSBデバイスを使用して、S1ステートからのウェ
1 2 2 3
イクアップを実行するには、ジャンパーキャップを 1-2 (+5V) の位置
に設定します。S3/S4ステートからのウェイクアップを実行するには、 +5V +5VSB
ジャンパーキャップを 2-3 (+5VSB) の位置に設定します。 (Default)

4. キーボード/USBデバイスウェイクアップジャンパー (KB_USBPWB)
PS/2ポートおよびバックパネルUSBポートの給電方法を設定します。
接続されたPS/2デバイスおよびUSBデバイスを使用して、S1ステート
KB_USBPWB
からのウェイクアップを実行するには、ジャンパーキャップを 1-2
(+5V) の位置に設定します。S3/S4ステートからのウェイクアップを実

2 3
1 2
行するには、ジャンパーキャップを 2-3 (+5VSB) の位置に設定します。
本機能を使用するにはUEFI BIOS Utilityの設定が必要です。 +5V +5VSB
(Default)

• ウェイクアップ機能を使用するには、+5VSBラインに1Aを供給可能な電源ユニットが必要
です。

• 総電力消費量が電源供給能力(+5VSB)を上回らないようにご注意ください。

5. ディスプレイパネルバックライト電源セレクター (3ピン BLKT_PWR_SEL)


BLKT_PWR_SEL

ピン 設定
3
2
2

1-2 (デフォルト) 12V


1

12V 19V
2-3 19V (Default)

6. ディスプレイパネルVCC電源セレクター(VCC_PWR_SEL)
VCC_PWR_SEL
ピン 設定 1
2

1 (デフォルト) 3V 3V 5V 12V
3

2 5V (Default)

3 12V

7. LVDS/eDPセレクター (3ピン FPD_SEL)


FPD_SEL
ピン 設定
3

1-2 (デフォルト) LVDS


2
2
1

2-3 eDP for LVDS for eDP


(Default)

マザーボードインターフェース 1-5
3 内部コネクター
1. シリアルポートコネクター (10-1ピン COM)
シリアルポート(COMポート)用コネクターです。シリアルポート増設用 COM
ブラケットを接続することができます。

RXD

DSR
DTR

CTS
PIN 1

DCD
TXD
GND
RTS
RI
2. CPU、ケース ファンコネクター (4ピン CPU_FAN、4ピン CHA_FAN)
冷却ファン用コネクターです。CPUファンやケースファンなど、冷却
CPU_FAN CHA_FAN
ファンの電源ケーブルをこのコネクターに接続します。

+5V
CHA FAN IN
CHA FAN PWR
GND
CPU FAN PWM
CPU FAN IN
CPU FAN PWR
GND
• PCケース内に十分な空気の流れがないと、マザーボードやコンポ
ーネントが損傷する恐れがあります。組み立ての際にはシステム
の冷却ファン(吸/排気ファン)を必ず搭載してください。
C

• CPUファンコネクター(CPU_FAN)は、最大1A(12W)までの
CPUファンをサポートします。

3. USB 3.0コネクター (20-1ピン) USB3


IntA_P1_SSRX+

USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0 増設用ブラケットやフロント IntA_P1_SSTX+


IntA_P1_SSRX-

IntA_P1_SSTX-

IntA_P1_D+
パネル USB 3.0 コネクターなどを接続することができます。 IntA_P1_D-
USB3+5V

GND

GND

GND
PIN 1
USB3+5V
IntA_P2_SSRX-
IntA_P2_SSRX+
GND
IntA_P2_SSTX-
IntA_P2_SSTX+
GND
IntA_P2_D-
IntA_P2_D+

4. USB 2.0コネクター (10-1ピン)


USB
USB 2.0 ポート用コネクターです。USB 2.0 増設用ブラケットやフロントパ
ネル USB 2.0 コネクターなどを接続することができます。
USB_P11+
USB_P11-
USB+5V

GND
NC

PIN 1
USB+5V
USB_P12-
USB_P12+
GND

1-6 マザーボードインターフェース
5. シングルUSB 2.0 コネクター (5-1 ピン)
USB 2.0 ポート用コネクターです。USB 2.0 増設用ブラケットやフロントパ USBE5
ネル USB 2.0 コネクターなどを接続することができます。

Data(negative)
Data(positive)
+5V DC

Groud
PIN 1

6. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、8ピン EATX12V、4ピン ATX12V)


電源ユニット用コネクターです。電源ユニット ATX12V EATX12V EATXPWR
のメインコネクターやCPU補助電源などを接続

+12V DC
+12V DC
+12V DC
+12V DC
GND
GND
+3 Volts GND
+12 Volts +5 Volts

PIN 1
します。電源ケーブルとコネクターにはツメがある +12 Volts
+5V Standby
+5 Volts
+5 Volts
Power OK -5 Volts
ので、お互いがかみ合う方向に正しく接続してくだ GND GND

+12V DC
+12V DC
PIN 1
+5 Volts GND

さい。

GND
GND
GND
GND
GND GND
+5 Volts PSON#
GND GND
+3 Volts -12 Volts
+3 Volts +3 Volts
PIN 1

• ATX12V version 2.4 またはそれ以降の規格に準拠した電源ユニットをご使用ください。

• CPU補助電源コネクター(4ピン ATX12V / 8ピン EATX12V)には必ず電源ユニットのCPU


補助電源ケーブルを接続してください。

• 大量に電力を消費するデバイスを使用する場合は、高出力の電源ユニットの使用をお勧
めします。電源ユニットの能力が不十分だと、システムが不安定になる、またはシステムが
起動できなくなる等の問題が発生する場合があります。

7. ビープスピーカーコネクター(4ピン SPEAKER)
システム警告スピーカー用4ピンコネクターです。スピーカーはその鳴り方 SPEAKER
でシステムの不具合を報告し、警告を発します。
Speaker Out
GND
GND
+5V

PIN 1

マザーボードインターフェース 1-7
8. フロントパネルオーディオコネクター(10-1ピン AAFP)
フロントパネルオーディオ機能用のコネクターです。PCケー AAFP
スなどに付属するフロントパネルオーディオモジュールを接

SENSE1_RETUR

SENSE2_RETUR
続することができます。

AGND

AGND
NC

NC
NC

NC
最高のオーディオパフォーマンスでご使用いただくため
に、HDオーディオモジュールのご使用をおすすめします。 PIN 1 PIN 1

PORT1 L
PORT1 R
PORT2 R
SENSE_SEND
PORT2 L

MIC2
MICPWR
Line out_R
NC
Line out_L
HD-audio-compliant Legacy AC’97
pin definition compliant definition

9. デジタルオーディオコネクター (4-1ピン SPDIF_OUT)


デジタルオーディオ拡張用コネクターです。デジタルオーディオ拡張ブラ SPDIF_OUT

ケット(S/PDIFモジュール)を接続することができます。

SPDIFOUT
GND
+5V
10. DirectKeyコネクター (2ピン DRCT)
2ピンのケーブルスイッチ、または電源ボタンやリセットボタンを接続しま
DRCT
す。UEFI BIOS Utilityの「DirectKey (DRCT)」を有効に設定した場合、起動
時に<F2>や<Delete>を押すことなくこのコネクターに接続したスイッチで
DRCT
GND
直接UEFI BIOS Utilityを起動することが可能になります。
PIN 1

11. パラレルポートコネクター (26-1ピン LPT)


パラレルポート(LPT)コネクターはプリンターなどのデバイスを接続
O_LPT_ERROR#_R

O_LPT_XSLIN#_R
O_LPT_XAFD#_R

O_LPT_XINIT#_R

します。LPTはIEEE 1284に準拠したIBM PC交換のパラレルポートイ


ンターフィースです。
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND

PIN 1
O_LPT_XSTB#_R
O_LPT_XPD0_R
O_LPT_XPD1_R
O_LPT_XPD2_R
O_LPT_XPD3_R
O_LPT_XPD4_R
O_LPT_XPD5_R
O_LPT_XPD6_R
O_LPT_XPD7_R
O_LPT_ACK#_R
O_LPT_BUSY_R
O_LPT_PE_R
O_LPT_SLCT_R

1-8 マザーボードインターフェース
12. LVDSコネクター (40ピン LVDS)
LVDS (Low-voltage Differential Signaling) 接続の液晶パネ LVDS

ルを接続します。

EVEN_Lane3_N
EVEN_Lane2_N
EVEN_Lane1_N
EVEN_Lane0_N
EVEN_Lane3_P
EVEN_Lane2_P
EVEN_Lane1_P
EVEN_Lane0_P
ODD_Lane3_N
ODD_Lane2_N
ODD_Lane1_N
ODD_Lane0_N
ODD_Lane3_P
ODD_Lane2_P
ODD_Lane1_P
ODD_Lane0_P

EDID_GND
LCD_VCC
LCD_VCC
LCD_VCC
PIN 1 PIN 20

デフォルト設定でLVDS出力が無効になっている場合
は、BIOSでLVDSの項目を有効にしてください。
PIN 40

N/C
EDID_3.3V
LCD_GND
LCD_GND
LCD_GND
ODD_CLK_P
ODD_CLK_N
BKLT_GND
BLKT_GND
BKLT_GND
EDID_CLK
BKLT_ENABLE
BKLT_PWM_DIM
EVEN_CLK_P
EVEN_CLK_N
BKLT_PWR
BKLT_PWR
BKLT_PWR
N/C
EDID_DATA
PIN 21

13. eDPコネクター (40ピン eDP)


eDP(Embedded DisplayPort)接続の液晶パネルを接続します。 EDP(Back)

PIN 1

14. SATA 6Gb/s ポート (7ピン SATA6G)


SATA 6Gb/s ケーブルを使用し、SATAストレージデバイスを接続します。 SATA6G

RSATA_RXN4
RSATA_RXP4

RSATA_TXN4
RSATA_TXP4
GND

GND

GND

15. SATA Express ポート(SATAEXPRESS)


SATA Expressは、SATA 6Gb/sのようにマザーボードとストレージをケー GND
RSATA_TXP1
ブルで接続するインターフェースです。ポートには SATA 6Gb/sポートを RSATA_TXN1
GND

流用しており、1つのSATA Expressポートを2つのSATA 6Gb/sポートとし RSATA_RXN1


RSATA_RXP1
GND
て使用することもできます。 GND
RSATA_TXP2
RSATA_TXN2
GND
RSATA_RXN2
RSATA_RXP2
GND
Floating
Device_Reset
GND
Detection

SATAEXPRESS

マザーボードインターフェース 1-9
16. システムパネルコネクター (10-1ピン F_PANEL)
PCケースのボタンやLEDケーブルを取り付けることができます。

• システム電源LED(2ピン PWR_LED)
F_PANEL
システム電源LED用2ピンコネクターです。PCケースなどの電源LED +PWR LED PWR BTN

ケーブルを接続します。 このLEDはシステムの電源をオンにすると

PWR_LED+
PWR_LED-
点灯し、システムがスリープ状態に入ると点滅します。

PWR
GND
• ハードディスクドライブアクティビティ LED(2ピン HDD_LED)
ハードディスクドライブアクティビティLED用2ピンコネクターです。 PIN 1

HDD_LED+
HDD_LED-
Ground
HWRST#
(NC)
マザーボード上のSATAポートに接続しているストレージドライブ
がデータの読み書きを行っている状態の時に点灯または点滅します。
• 電源ボタン/ソフトオフボタン(2ピン PWR_BTN)
+HDD_LED RESET

システムの電源ボタン用2ピンコネクターです。電源ボタンを押すとシステムの電源
がオンになります。OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に
離すと、システムはOSの設定に従いスリープモード、または休止状態、シャットダウ
ンに移行します。電源スイッチを4秒以上押すと、システムはOSの設定に関わらず
強制的にオフになります。
• リセットボタン(2ピン RESET)
リセットボタン用2ピンコネクターです。リセットボタンを押すとシステムは強制的に再
起動が実行されます。保存されていない作業中のデータは削除されてしまいます。

システムパネルコネクター (20-8ピン F_PANEL)


F_PANEL
PCケースのボタンやLEDケーブルを取り付けることができます。
+PWR_LED-

• システム電源LED(2ピン PWR_LED) SPEAKER


PWR_LED+

PWR_LED-

Speaker
Ground
Ground
システム電源LED用2ピンコネクターです。PCケースなどの電源
+5V

LEDケーブルを接続します。このLEDはシステムの電源をオンに
すると点灯し、システムがスリープ状態に入ると点滅します。 PIN 1
HDD_LED+
HDD_LED-

PWR
Ground

Reset
Ground

• ハードディスクドライブアクティビティ LED(2ピン HDD_LED)


ハードディスクドライブアクティビティLED用2ピンコネクター +HDD_LED- PWRSW RESET
です。マザーボード上のSATAポートに接続しているストレージ
ドライブがデータの読み書きを行っている状態の時に点灯ま
たは点滅します。
• ビープスピーカー(4ピン SPEAKER)
システム警告スピーカー用4ピンコネクターです。スピーカーはその鳴り方でシステム
の不具合を報告し、警告を発します。
• 電源ボタン/ソフトオフボタン(2ピン PWRSW)
システムの電源ボタン用2ピンコネクターです。電源ボタンを押すとシステムの電源
がオンになります。OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に
離すと、システムはOSの設定に従いスリープモード、または休止状態、シャットダウ
ンに移行します。電源スイッチを4秒以上押すと、システムはOSの設定に関わらず
強制的にオフになります。
• リセットボタン(2ピン RESET)
リセットボタン用2ピンコネクターです。リセットボタンを押すとシステムは強制的に
再起動が実行されます。保存されていない作業中のデータは削除されてしまいます。

1-10 マザーボードインターフェース
システムパネルコネクター (20-5ピン PANEL)
PCケースのボタンやLEDケーブルを取り付けることができ PANEL
ます。 +PWR_LED- PWR_SW SPEAKER

+5V_SPKO
• システム電源LED(2ピン/3-1ピン PWR_LED)

Speaker
Ground

Ground
Ground
PLED+
PLED-
システム電源LED用2ピン/3-1ピンコネクターです。PC

PWR
ケースなどの電源LEDケーブルを接続します。 このLED
はシステムの電源をオンにすると点灯し、システムが PIN 1

HDD_LED+
HDD_LED-
Ground
RESET
NC
PLED+

PLED-
スリープ状態に入ると点滅します。
• ハードディスクドライブアクティビティ LED
(2ピン HDD_LED) +HDD_LED- RESET +PWR_LED-

ハードディスクドライブアクティビティLED用2ピンコ * Requires an ATX power supply

ネクターです。マザーボード上のSATAポートに接続し
ているストレージドライブがデータの読み書きを行っている状態の時に点灯または
点滅します。
• ビープスピーカー(4ピン SPEAKER)
システム警告スピーカー用4ピンコネクターです。スピーカーはその鳴り方でシステム
の不具合を報告し、警告を発します。
• 電源ボタン/ソフトオフボタン(2ピン PWR_SW)
システムの電源ボタン用2ピンコネクターです。電源ボタンを押すとシステムの電源
がオンになります。OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に
離すと、システムはOSの設定に従いスリープモード、または休止状態、シャットダウ
ンに移行します。電源スイッチを4秒以上押すと、システムはOSの設定に関わらず
強制的にオフになります。
• リセットボタン(2ピン RESET)
リセットボタン用2ピンコネクターです。リセットボタンを押すとシステムは強制的に
再起動が実行されます。保存されていない作業中のデータは削除されてしまいます。

マザーボードインターフェース 1-11
システムパネルコネクター (20-3ピン PANEL)
PCケースのボタンやLEDケーブルを取り付けることができ
PANEL
ます。 +PWR_LED- PWR_SW SPEAKER

• システム電源LED(2ピン/3-1ピン PWR_LED)

Intruder#
Speaker
PLED+
PLED-
PWR
GND

GND
GND
システム電源LED用2ピン/3-1ピンコネクターです。

+5V
PCケースなどの電源LEDケーブルを接続します。 この PIN 1
CHASSIS

LEDはシステムの電源をオンにすると点灯し、システ

HDD_LED+
HDD_LED-
GND

NC
PLED+

PLED-

GND
Reset
ムがスリープ状態に入ると点滅します。
• ハードディスクドライブアクティビティ LED +HDD_LED- RESET +PWR_LED-

(2ピン HDD_LED) * Requires an ATX power supply

ハードディスクドライブアクティビティLED用2ピンコ
ネクターです。マザーボード上のSATAポートに接続しているストレージドライブが
データの読み書きを行っている状態の時に点灯または点滅します。
• ビープスピーカー(4ピン SPEAKER)
システム警告スピーカー用4ピンコネクターです。スピーカーはその鳴り方でシステム
の不具合を報告し、警告を発します。
• 電源ボタン/ソフトオフボタン(2ピン PWR_SW)
システムの電源ボタン用2ピンコネクターです。電源ボタンを押すとシステムの電源
がオンになります。OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に
離すと、システムはOSの設定に従いスリープモード、または休止状態、シャットダウ
ンに移行します。電源スイッチを4秒以上押すと、システムはOSの設定に関わらず
強制的にオフになります。
• リセットボタン(2ピン RESET)
リセットボタン用2ピンコネクターです。リセットボタンを押すとシステムは強制的に再
起動が実行されます。保存されていない作業中のデータは削除されてしまいます。
• シャーシ侵入検出ヘッダー (2ピン CHASSIS)
シャーシ侵入検出センサーやスイッチを接続するためのヘッダーです。センサーケ
ーブルまたはスイッチケーブルを接続してください。システムコンポーネントの取り
外しや交換のときにケースを開けると、シャーシ侵入検出センサーまたはスイッチ
はこのヘッダーに信号を送信します。信号はその後、シャーシ侵入検出イベントを発
行します。

1-12 マザーボードインターフェース

19.
18.
17.

ます。

M.2 socket 1 (Key E)


M.2 socket 3 (Key M)

マザーボードインターフェース
TPMコネクター(20-1 / 14-1ピン TPM)

高レベルなセキュリティ機能を備えています。

M.2 socket 1 (Key E) タイプのWi-Fi カードまたはWi-Fi


ベースのコンボデバイスを取り付けることができます。

PIN2

PIN 75
GND
NC VCC
NC VCC

M.2 socket 3 (Key M) タイプのSSDを取り付けることができます。


GND NC
NC NC
NC NC
GND NC
NC NC
ラットフォームの監視やデータの暗号化、電子証明書を保管といった

サポートするモジュールや接続インターフェースはモデルにより異なり
NC NC
TPM(Trusted Platform Module)を接続することができます。TPMはプ

GND
GND
NC
S_WAKE#
NC
L1_WIFI_CLKREQ# NC
GND NC
C_PCIE_WIFI# NC
C_PCIE_WIFI CL_RST# NC PWRDWN
GND CL_DATA
X_WIFI_RXN CL_CLK CLKRUN GND
X_WIFI_RXP NC
GND NC +3VSB
X_WIFI_TXN NC
+3VSB PWRDWN SERIRQ
X_WIFI_TXP S_SUSCLK NC

M.2(WIFI)
S_PLTRST# S_PCIRST#_TBD F_SERIRQ NC
GND
BT_ISOLATE#_R
NC LAD0
M2_ISOLATE#_R GND
NC NC
F_FRAME#
NC NC +3V
NC NC GND F_LAD3 LAD1
TPM

NC NC LAD3
TPM

NC NC C_PCICLK_TPM F_LAD2 LAD2


NC NC PCIRST#
GND NC NC
S_USB_PN10_R VCC
+3V F_LAD1 FRAME
S_USB_PP10_R VCC
GND +3V F_LAD0
GND PCICLK
M.2(SOCKET3)

PIN74
PIN 1
PIN 1

PIN 1

1-13
20. フラットパネルディスプレイ輝度制御コネクター (8ピン LCD_BLKT_PANEL)
液晶パネルのバックライトと輝度を制御する際に使用します。このコ LCD_BLKT_PANEL
ネクターからは輝度制御信号は送出され、フロントパネルなどでバ
ックライトや輝度の制御を可能にすることができます。 PIN 1

BKLT_EN
BKLT_PWM
BKLT_PWR
BKLT_PWR
BKLT_GND/Brightness_GND
BKLT_GND/Brightness_GND
Brightness_up
Brightness_Down
21. 液晶パネルスイッチヘッダー (2ピン PANEL_SW)
液晶パネルのバックライトをオン/オフするためのスイッチを接続する
PANEL_SW
ことができます。
GND
MON_SW#
PIN 1

22. SATA電源コネクター (15ピン SATA_PWRCON)


SATAデバイスに電力を供給するためのSATA電源ケーブルを接続 SATA_PWRCON
します。 PIN 1

+12V
+12V
+12V
GND
GND
GND
+5V
+5V
+5V
GND
GND
GND
+3V
+3V
+3V

23. 内部ステレオスピーカーヘッダー (4ピン INT_SPK)


システムサウンド機能などに使用される、低消費電力スピーカーを接続する INT_SPK
ことができます。サブシステムでは、4 Ω/ 3 W (実効値) のスピーカーをサポ
Front_R+
Front_L+
Front_R-

Front_L-

ートします。

PIN 1

24. 内部DC電源コネクター (2ピン ATX19V) ATX19V


2ピン ATX 19V 電源コネクターを接続することができます。 GND DC_JACK_IN
PIN 1

19Vと12V 両対応のモデルもあります。詳細は各製品の仕様をご確認ください。

1-14 マザーボードインターフェース
25. DMICコネクター (4ピン DMIC)
オールインワンタイプのPCケースで使用されるデジタルマイクロフォンモ DMIC
ジュールを接続することができます。

DMIC_DATA

DMIC_CLK
+3.3V

GND
PIN 1

26. カスタムヘッダー (14ピン CUSTOM)


追加機能などのカスタマイズされたモジュールを接続する際に利 CUSTOM
用することができます。 PIN 1
Prog_LED Ground
SMB_SLK
+3.3 VSB SMB_Data
PWRBT# HDMI CEC
+5 VSB No Connection
USB+ USB-
SCI/SMI GPIO WDTO#/GPIO

マザーボードインターフェース 1-15
4 オンボードLED
1. スタンバイ電源LED (SB_PWR)
スリープモードやソフトオフモードを含む、スタンバイ電力が供
給されている間スタンバイ電源LEDが点灯します。コンポーネン SB_PWR
トの取り付けや取り外しを行なう際は、電源ケーブルを抜くなど
ON OFF
してスタンバイ電源LEDが消灯した事を確認してから行ってくだ Standby Power Powered Off
さい。

2. ハードディスクLED (HD_LED)
ハードディスクLEDはハードディスクやSSDなどのSATAストレージデバイスの動作状態を示
し、データの書き込み/読み込み中に点滅します。マザーボードにSATAストレージデバイス
が接続されていない、またはSATAストレージデバイスが正常に動作していない場合はLED
は点灯しません。

3. Q-LED (BOOT_DEVICE_LED、VGA_LED、DRAM_LED、CPU_LED)
システムは起動時にPOST(Power-on Self Test) と呼ばれる動作チェックを実行します。Q-
LEDは重要なコンポーネント(CPU、メモリー、ビデオカード、起動デバイス)をPOST時に
順番にチェックし、エラーが検出されると該当箇所のLEDを点灯させ問題個所を通知しま
す。LEDが点灯している場合、システムは正常に動作することができません。

4. KeyBot LED (KEYBOT_LED)


KeyBot機能を有効にすると点灯します。

5. USB BIOS Flashback LED (FLBK_LED)


USB BIOS Flashback動作時に、USB BIOS Flashback LEDは点灯・点滅します。

6. Q-Code LED (Q_CODE)


Q-Code LEDは7セグメントLEDディスプレイによってPOSTコードを表示しシステムの状態
を通知します。

1-16 マザーボードインターフェース
5 オンボードボタン/スイッチ
1. 電源ボタン (START)
電源ボタンではシステムの電源をオンにする、またはウェイクアップすることが
できます。
このボタンはシステムが電源に接続されているときも点灯します。コン
ポーネントの取り付けや取り外しを行う際は、電源ケーブルを抜くなどして電源ボ
タンが消灯した事を確認してから行ってください。

2. リセットボタン (RESET)
リセットボタンを押すと、システムは強制的に再起動します。リセットボタンを RESET
押すとシステムは強制的に再起動が実行されます。保存されていない作業中
のデータは削除されてしまいます。

3. MemOK!ボタン (MemOK!)
製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システム起動エラーの原因
となります。起動時の自己診断テスト (POST) 中にMemOK! ボタンを押すと
MemOK! 機能が実行され、互換性を調整し起動する確率を上げることができ
ます。

• MemOK! 機能を利用する前にシステムの電源をオフにし、メモリーが正しく取り付けられ
ているか確認してください。

• MemOK! ボタンはWindows®OS 上およびS5ステート(電源オフ)では機能しません。

• 調整作業中は、システムはフェイルセーフメモリー設定をロードしテストを実行します。1つ
のフェイルセーフ設定のテストには約30秒かかります。テストに失敗した場合、システムは
再起動し次のフェイルセーフ設定のテストを実行します。DRAM_LEDの点滅が速くなった
場合は、異なるテストが実行されていることを示します。

• メモリー調整を行うため、各タイミング設定のテスト実行時にシステムは自動的に再起動
します。なお、調整作業が終了しても取り付けたメモリーで起動しない場合は、QVL(推奨
ベンダーリスト)に掲載されているメモリーに交換してお試しください。

• 調整作業中にコンピューターの電源をオフにする、またはメモリーを交換した場合はシステ
ム再起動後にメモリー調整作業を続行します。調整作業を終了するには、コンピューター
の電源をオフにし、電源コードを5秒から10秒取り外してください。

• メモリーのオーバークロックによりシステムが正常に起動しなくなった場合は、POST中に
MemOK! ボタンを押してメモリーを調整し、UEFI BIOS Utilityでデフォルト設定をロードし
てください。

• MemOK! 機能をご利用の際は、事前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することをお勧め


します。最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト (http://www.asus.com)か
らダウンロードすることができます。

マザーボードインターフェース 1-17
4. CMOSクリアボタン (CLR_CMOS)
CMOSクリアボタンを押すことで、CMOSのリアルタイムクロック (RTC)
RAMを消去することができます。CMOS RTC RAMを消去することにより、
システム時計、システムパスワード、およびシステム設定パラメータをデ
フォルト状態に戻すことができます。

5. KeyBot ボタン (KeyBot)


KeyBot機能の有効/無効を切り替えることができます。
KEBOT

KeyBot機能は、特定のUSBポートに接続されたキーボードでのみご利
用いただけます。

6. Sonic SoundStage ボタン (SOUNDSTAGE)


Sonic SoundStageのプロファイルを切り替えます。
SOUNDSTAGE

現在のプロファイルはQ-Code LEDで確認することができます。

7. Slow Mode スイッチ(SLOW_MODE)


Slow Mode スイッチは、液体窒素(LN2)などの極冷環境でのベンチ SLOW_MODE
マーク時に使用する機能です。プロセッサーによっては高い周波数で
動作することのできる温度範囲が非常に狭く、高い周波数で安定した
動作を得るには緻密な温度管理が必要です。このSlow Mode スイッチ
を有効にすることで、プロセッサーの動作倍率を一時的に最低倍率まで
下げて負荷を低減させることで、プロセッサーの発熱量を抑え時間を掛
けて調整することが可能になります。また、Slow Mode スイッチを無効にすることによって
CPUは設定された周波数に引き上げられます。Slow Mode スイッチを使用することによっ
て、オーバークロック設定を行った低温状態のシステムを起動する際に周波数と温度の同
期がより簡単に行え、システムクラッシュの確率を大幅に下げることができます。

Slow Modeスイッチを使用する前に、LN2 Modeジャンパーを [Enabled]に設定してください。

1-18 マザーボードインターフェース

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