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○ 油脂及び油脂製品化の流れ

参考資料3−1
原油
生産量約253万トン/年

精製油
国内消費量約237万トン/年 精製工程発生脂肪酸原料

食品産業 一般家庭 工業用<脂肪酸>


約198万トン/年 約39万トン/年 約5万トン/年

家庭系廃食用油 工業用・燃料用<BDF、石けん等>
発生量約14万トン/年 約1万トン/年

廃棄 工業用<石けん、脂肪酸(ゴム等への添加)、塗料等>
約13万トン/年 約4万トン/年

燃料用<BDF、ボイラー燃料等>
約2万トン/年

事業系廃食用油 飼料用 飼料用(畜産用配合飼料添加)


発生量約26万トン/年 約20万トン/年 約41万トン/年
※油脂の飼料利用に係る留
動物油脂(国産)<牛脂、豚脂、鶏脂、魚油等> 飼料用 意事項については別添参照
生産量約33万トン/年 約21万トン/年

動物油脂(輸入)<牛脂、魚油等> 食用・工業用<マーガリン類・ショートニング、石けん等>
輸入量約12万トン/年 約24万トン/年

注:我が国の油脂事情、全国油脂事業協同組合連合会作成資料、飼料月報をもとに推計
別 添

廃食用油等を原料とした飼料用油脂の利用等に係る留意事項について

○飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令(昭和51年省令35号)
( 抄 )

5 動物性油脂又は動物性油脂を原料とする飼料の成分規格及び製造の方法等の基準
(1)動物性油脂及び動物性油脂を原料とする飼料の成分規格
ア 動物性油脂の不溶性不純物の含有量は、0.15%以下でなければならない。

イ ほ乳期子牛等育成用代用乳用配合飼料(ほ乳期子牛等(生後おおむね3月以内の
牛、めん羊、山羊及びしかをいう。)の育成の用に供する配合飼料であつて、脱脂
粉乳を主原料とするものをいう。以下同じ。)は、動物性油脂(食用の肉から採取
した脂肪のみを原料とするものであつて、不溶性不純物の含有量が0.02%以下
であるもの(以下「特定動物性油脂」という。)を除く。)を含んではならない。

ウ 牛等を対象とする飼料(ほ乳期子牛等育成用代用乳用配合飼料を除く。以下同じ。)
は、動物性油脂(牛のせき柱(胸椎横突起、腰椎横突起、仙骨翼及び尾椎を除く。)
及びと畜場法(昭和28年法律第114号)第14条の検査を経ていない牛の部位
が混合しないものとして農林水産大臣の確認を受けた工程において製造された油脂
(以下「確認済動物性油脂」という。)であつて反すう動物由来動物性油脂(反す
う動物に由来する動物性油脂をいい、特定動物性油脂を除く。以下同じ。)を含ま
ないもの並びに特定動物性油脂を除く。)を含んではならない。

エ 家畜等(牛等を除く。)を対象とする飼料は、動物性油脂(確認済動物性油脂及
び特定動物性油脂を除く。)を含んではならない。

【飼料用油脂整理表】
不溶性不純物 飼料利用
油脂の種類 牛
/%以下 牛 豚・鶏 魚
代用乳
特定動物性油脂 食肉から採取した脂肪に由来するもの 0.02 ○ ○ ○ ○
0.02 ○ ○ ○ ○
回収食用油
牛に由来しないことが確認できるもの 0.15 × ○ ○ ○
   〃  確認できないもの 0.15 × × ○ ○
豚又は鶏のみに由来するもの 0.15 × ○ ○ ○
レンダリング油
牛に由来するもの 0.15 × × ○ ○
(骨油)
牛のせき柱・死亡牛に由来するもの × × × ×
魚油・植物油 − ○ ○ ○ ○

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