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TLF−TOで□A

TL−F−5で□A,TLF−TOで
周波数カウンタ付通過形電力計

取扱 説 明 書


・安全に関するご注意

ご使用の前に本書を必ずお読みの上、正しくお使いください。

また、読み終わりましても、本書を本体側に置いてお使いください。

納入後の保証

◎本製品の保証期間は納入日より1年間です。但し、次のような場合には保証期間内でも修理は有料
とさせて頂きます。

・お客様の不適当または不十分な保守管理による故障の場合。
・取扱説明書等に記載されていない改造、酷使、誤使用または誤操作による故障の場合。
・指定外の電源電圧または電源周波数の使用、または電源の異常による故障の場合。
・火災、地震、風水害、落雷などの天災地変等の不可抗力事故による故障の場合。

◎本製品を組み込み、または転売される場合は、最終需要先における直接的、間接的損害に対しては、
当社では責任を負いかねます。

◎本製品の保守、修理用部品の供給期間は、製品の製造中止後7年間とさせて頂きます。

ご注意

・本書の記載内容については、1性能および機能の向上などにより予告なしに変更
することがあります。

・本書の内容については万全を期して作成しておりますが、万一ご不審な点や、
誤り、記載漏れなど、お気付きの点がございましたら、お買求め販売店または
当社販売員までご連絡ください。

・本書の一部または全部を無断で転載、複製することは固くお断り致します。
周波数カウンタ付通過形電力計取扱説明書

1.概説
本器は、方向性結合器を使用した高周波通過形電力計で、周波数カウンタを内蔵しております。
送信機と給電線間に挿入して、次の様な測定に使用できます。

○負荷電力の測定

○送信出力回路の調整

○空中線の整合調整

○電圧定在波比の測定(反射係数の測定)
○送信機の出力周波数の測定

2。特長
○方向性結合器は、周波数特性が良好であり、挿入損失が少ない同軸管を使用しております。
O周波数カウンタの基準発振器には、高精度の水晶発振ユニットを使用しております。
Oカウンタ部は、CMOSICを使用した低消費電力設計となっております。
O電池を内蔵できますから、携帯に便利です。

3.構成
3−1外観図は第1図に示すとおりです。

3−2構成品目は第1表によります。

第 1 表

区分 品 名 数量 備 考

本体 電 力 計 本 体 1 乾電池SUM−38本を含む

ACアダプタ 1 入力AClOOV出力DC12V100mA

付属品 同軸ケ 一

ブル 1 両端NP、5,‐2V、1m

取 扱 説 明 書 1

試験成績書 1
4 性 能
電力計部
TLF−512A 50 視、ジ
470MHz
TLF−513A

FFF
TTT
LLL
周波数範囲

1011A

1012A 330 へげ
960MHz
1013A
前 TLF ー

512A 5/15/60Wの3レンジ
進 側 反射側
TLF
FFF 1012A
TTT
LLL ー

513A

1011A 2/15/30Wの3レンジ
測定電力

1013A
TLF ー

512A 5/15Wの2レンジ
TLF 1012A
LLL
FFF
TTT

513A

1011A 2/15Wの2レンジ

1013A
インピーダンス 50Q

電圧定在波比 1.05以下の負荷を接続して1.3以下
電力指示精度 フルスケールの±10%以内
接栓方式 入出力N ー


TLF−512A 50 へザ
470MHz
TLF−513A
LLL
FFF
TTT

周波数範囲 1011A
周波数カウンタ部

1012A 330 夕、ジ


960MHz
1013A
最小入力レベル 約0.5W
TLF 1011A LCD7桁(最小桁100Hz)固定
LLLL
FFFF
TTTT

512A
LCD7桁(最小桁100Hz)切換可能

表 可マ

513A
AA

1012 LCD8桁(最小桁10Hz)

1013

確 度 士1カウント+基準周波数確度
周波数10MHz
基準発振器 長期安定度2×10−7/week以下
■ ●

温度安定度士1×10−6以内(0∼50℃)
内蔵電池 乾電池SUM−38本
その他

ACアダプタ
外部電源(付属) 入力AC100V50/60Hz5VA
出力DC12V100mA I
=
垂'
二|
寸 法 110(W)×150(H)×160(D) m、
.!

質 『
量 約2.2kg
−99’△●

◆ ●
5.取扱測定方法
5−1高周波電力の測定方法

O本体側面にあるLOAD(負荷)側の接栓座に擬似負荷または、アンテナを接続します。
O本体側面にあるTRANSMITTER(送信機)側の接栓座に送信機出力端子から本器と
同一インピーダンスの同軸ケーブル(付属)で接続します。
○本体前面の切換スイッチをPf(前進)側にして送信機の出力に応じたレンジに切換え、送
信機を動作させれば本器は送信機の出力電力を指示をします。
o送信機と負荷との整合状態を知りたい時は、切換スイッチをPr(反射)側に切換えますと
反射電力が直読できます。(必要に応じて電力レンジを切換えてください。)
今、前進側の指示電力をPf,反射側の指示電力をPrとしますと、負荷に消費される電力
PLは、次のようになります。

PL=Pf−Pr


た、反
射係数
‘雲層
とすれ
ば、
めることができます。

荷の電
圧定在
波比《
VsW
R》は
次式か

1+6
VSWR=−
1−6

○電力のみの測定には電源はOFFの状態で使用できます。

5−2周波数の測定方法

○本体に単3電池を8本内蔵するか、又は、付属のACアダプタを電源(AC100V)に接
続します。そして、その出力プラグを本体の後部にある入力ジャックに接続します。(両方
の場合はACアダプタが選択されます。)

○次にCOUNTERON/OFFスイッチをONにすることにより、カウンタが動作しま
す。表示器の左側にゲート信号が表示され、約0.5W以上の入力がありますとその周波数
が表示されます。

OTLF−512A,TLF−513A,TLF−1012A,TLF−iO13Aタイプは、
RESOL(RESOLUTIONの略)スイッチを押すことにより、GATE時間が切換

わり、最小桁が10Hzあるいは100Hzの単位で読みとることができます。
O乾電池が劣化して7V以下(6∼7V)になりますと周波数表示が点滅し、電圧の低下を知
らせます。その場合は新しい電池に換えてください。
S・注意事項
o電力目盛の校正は、本器の出力側コネクタと基準電力計の入力間を直結(変換コネクタを使

用)して行なっていますが、この間に同軸ケーブルを接続して校正されますと、同軸ケーブ

ルの挿入損失等により誤差を生じますので注意してください。

o移動する場合や使用しない場合は電力切換スイッチを最大電力測定レンジの位置にしてくだ
さい。

o本器で使用のメータは高感度ですから、機械的振動および衝撃をできるだけ与えないように
してください。

○乾燥時、特に冬期には静電気の帯電によりメータ指針が振れっぱなしや,ひっかかった様に
なることがあります。

その際には、メータ面にプラスチック用帯電防止クリームを塗布してください。
o波形ひずみの多い信号を加えますと、電力の指示誤差を生じたり、カウンタが正しい表示を
しない場合があります。

7・保守
7−1電力計校正(第3図参照)

○指示電力の校正を行なう場合は、本体の止めネジ(13ケ所,第2図参照)をはずし、内部
を引きだして、小形のドライバーで内部のボリュウムを回して設定します。

○校正には十分信頼できる測定器を使用し、測定用高周波信号の純度,インピーダンスのマッ
チング等も考慮して行なってください。

7−2カウンタ基準発振器の校正(第2,3図参照)

o電力計の校正と同様、内部を引きだします。

0次に本器のTOPから発振出力信号を取り出し、基準となるカウンタへ接続します。
O発振ユニット内のトリマーコンデンサを回すことにより、周波数を可変できますから、基準
発振周波数(10MHz)に合せます。

0本器の周波数は、電源投入後5分程度から安定化します。

O基準となる周波数カウンタには、高精度なものを使用してください。
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