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社会学概論 第1回

社会学的思考(ふつうの思考)
・不可視的なもの(可視的なもの)
・全体的(極限的)
・多様性(一様性)
・相対的(絶対的)
・社会・構造(個人)

出会いの感覚
→様々な制約を受ける:時代、国、地域、親(経済・社会)、所属、個人

ゆえに、創価大学に皆が集結しているということはすごいことなのでは!?

出会いは完全に自由に開かれているのではなく、あらかじめ出会うことが可能な構造の諸
条件に多くを負う

特定の社会層

独自のエートス

創大的なるもの

① 他者への共感力
空気読み・コミュ力が高い人ほど、他者への共感力が低い

② 想像力と創造力

③ 知的誠実さと自省 : マックス・ウェーバー「価値自由」

④ 思考・発言・行動するフットワークと勇気
→周囲と「異なること」を思考・発言・行動する軽やかさ
東京芸術大学の教授いわく「チャーミングに異論を唱える」
社会学概論 第3回

社会的世界と人間の活動について
→社会と人間の関係はどんなもの?

デュルケーム:社会が個人に対して影響を与えている→「社会的事実」
*社会実在論

ウェーバー:個人が社会に対して影響を与えている→「行為の意味理解」
*社会名目論

行為の四類型(ウェーバー)
行為→感情的・習慣的・目的合理的・価値合理的
→社会学的に重要な行為は、目的合理的と価値合理的

目的合理的の特徴
・特定の目的実現のために最適な手段を選択
・日常生活の基幹的な行為
・行為の結果を重視

上記の懸念点:内田樹「社会の会社化」
→説明責任や可視性・善き制・計算可能性

小林和夫によると
人間や教育の会社化
思考の PDCA サイクル化
オフのオン化

コスパやタイパという「目的合理的な」誘惑・ささやき

↓↓
では、人はいつも目的合理的に生きるのか
人はつねにゲーム理論のプレイヤーなのか

ウェーバーによると、
「行為の結果を重視しない価値合理的行為も見よ」

留学を例にすると
・100 の ToDo リストを作る(目的合理的)
・100 の Not ToDo リストを作る(価値合理的)

感想
ウェーバーの行為の 4 類型のうち、目的合理的行為と価値合理的行為に関する話題が非常
に興味深く感じた。世の中では目的合理型がメインストリームのようになっており、目的
合理型は世間からのウケがいいという印象がある。ひろゆきやメンタリスト Daigo などの
ネットにおけるインフルエンサーやメディアにより、目的合理的行為が促進されていると
私は考える。また、このような思考様式が広まっている現状を、内田樹が「社会の会社
化」と表現していることに納得である。現代社会の現象に関してうまく的を射た意見であ
ると感じられた。しかし、人間はいついかなるときも目的合理的行為をとっているわけで
はなく、行為の結果を重視しない価値合理的行為をとるときもあることもある。このよう
な完全に目的合理型になりきれないギャップを人間が持っていることが、非常に面白い点
であると私は感じた。また、目的合理的行為を優先せず価値合理的行為をとることをため
らわない姿勢を持つことも重要であるといえる。
社会学概論 第4回

① 集合と狂騒

デュルケーム:集合沸騰
→宗教的な場面で人々が密集することで生じる興奮状態

ウェーバー:オルギー
→宗教的な場面で演じられる狂騒状態

② 現代組織と官僚制

ウェーバー「近現代の組織の特徴は官僚制である」
1. 仕事の分け方は? → 規則による職務配分
2. 権限の決め方は? → 権限のヒエラルキー(階統制)
3. 公私を混同していいのか? → 職務遂行における公私の分離
4. 求められる能力は? → 専門的能力を要求
5. 重視される方法は? → 文書主義

近代とは合理化の過程である
→近現代社会に官僚制が生まれた理由
・社会集団・組織が複雑化し、合理的・能率的なシステムが必要になったから。
・特に大規模組織では職務を迅速・的確に遂行することが必要になったから。

合理性・効率性を重視 → 人間疎外 → 「鉄の檻」

→人間疎外:人間が作ったものが人間を支配することである

③ 準拠集団:人が物事の比較や同類のよりどころとする他者たち・集団
準拠集団への所属による自己の同一化

準拠集団へのコミット
社会学概論 第5回

Nothing about us without us.


私たち(=マイノリティ)のことについて、私たち抜きで決めないで
→マジョリティによるマイノリティへの権力勾配が出来ている

J.パーソンズ
家族の機能→子どもの社会化、子どもの安定化
子どもの社会化→社会に適合的な行動パターンを学習
子どもの安定化→成人のパーソナリティの安定化

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