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診察予約システム:要件概要.

md 2024-03-08

診察予約システム:要件概要
概要
クラウドSaaS
マルチテナント型
複数テナント(病院/医院)の予約サイトを1環境で扱う
施設1件をドメインで特定・・・例) https://u1111222.xxx.yyy.zzz/reservation
予約完了時、既存のweb問診ページに遷移
3省2ガイドラインに沿った設計

インフラ
AWS または GCP の⽇本国内リージョンで運⽤
サーバ構成(案)
APサーバ1・・・施設スタッフがアクセスするUI/APIを提供。アクセス制限あり(クライアント証明書ま
たはIPアドレス)
APサーバ2・・・予約者/患者がアクセスするUI/APIを提供。
APサーバ3・・・運営元(当社)がアクセスするテナント管理機能のためのUI/APIを提供。
DBサーバ・・・テナントごとにデータ領域を分割(Oracleでいうところのschema、MySQLでいうと
ころのdatabase)
定期⾃動バックアップ・・・サーバ上へのバックアップ + オブジェクトストレージへの退避
サービス監視/リソース監視・・・既存のZabbixに設定追加

施設スタッフ向け
全般
主にPCで操作
⼀覧/検索・・・無効状態のデータは 通常状態では⼀覧に表⽰しない。フィルタ条件「無効データを含める」
をONにした場合のみ表⽰する。
ログイン/ログアウト
権限によるアクセス制限
各API処理の冒頭でログインユーザの権限をチェック
左サイドMenu
Menuアイテムの並びは固定
折りたたみ機能
設定
予約ページ表⽰のカスタマイズ・・・施設名、予約ページ説明⽂、プライバシーポリシー⽂⾯
予約者データ項⽬
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常に有効&必須・・・⽒名、フリガナ、性別、⽣年⽉⽇
有効(必須)/有効(任意)/無効を設定可能・・・診察券番号、電話番号、メールアドレス、郵便番号、住
所、備考欄
web問診ベースURL
案内メール⾃動送信
web問診案内:●⽇前の●時
診察⽇
置換⽂字を使⽤可能。・・・例)@name@ → 予約者⽒名、@datetime@ → 予約年⽉⽇@url@ →
web問診URL など
ログインユーザー管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
休⽇管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
診療科管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
⼊⼒項⽬・・・名称、並び順、web問診追加パラメータ、
⽇付に関する設定もろもろ
予約可能・・・操作⽇から●⽇先まで
問診回答可能・・・診察⽇の●⽇前から当⽇まで
通知:web問診案内: 即時・・・ON/OFF
通知:web問診案内1・・・診察⽇の●⽇前
通知:web問診案内2・・・診察⽇の●⽇前
通知: 診察案内1・・・診察⽇の●⽇前
通知: 診察案内2・・・診察⽇の●⽇前
表⽰項⽬・・・id、作成⽇、更新⽇、診察室⼀覧画⾯へのリンク(フィルタ条件引継ぎ)
担当医管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
⼊⼒項⽬・・・診療科、名称、ふりがな、並び順
表⽰項⽬・・・id、作成⽇、更新⽇
診察室管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
⼊⼒項⽬・・・診療科、名称、並び順
表⽰項⽬・・・id、作成⽇、更新⽇、予約枠画⾯へのリンク(フィルタ条件引継ぎ)
各「診察室」は1件の「診療科」に紐づく
予約枠管理
⼀覧/⽉カレンダー表⽰/週カレンダー表⽰/検索/追加/編集/無効化
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⼊⼒項⽬・・・診察室、担当医、年⽉⽇、時刻From、時刻To、予約可能数
表⽰項⽬・・・id、作成⽇、更新⽇、診療科、予約データ⼀覧へのリンク(フィルタ条件引継ぎ)
⼀覧/カレンダー表⽰/検索では、まず操作対象の「診察室」を1件選択する
予約枠コピー機能
1件の予約枠 または 1⽇分の予約枠(複数) を選択し、コピー先の対象期間(⽇付From、⽇付To)、コピー
条件(曜⽇Checkbox)を指定して実⾏。実⾏前に確認メッセージ表⽰。
同⼀の年⽉⽇の予約は上書きされる。既に予約データが紐づいている年⽉⽇はスキップされる。(処理後
にメッセージ表⽰)
予約データ管理
⼀覧/検索/編集/無効化
⼊⼒項⽬・・・予約者データ項⽬、予約枠項⽬
表⽰項⽬・・・id、作成⽇、更新⽇、問診、web問診URL、web問診回答ステータス
通知機能
予約者のメールアドレスが⼊⼒済みであることが前提
診療科 に対して設定した下記項⽬に応じて、通知メールを⾃動送信する
通知:web問診案内: 即時・・・ON/OFF
通知:web問診案内1・・・診察⽇の●⽇前
通知:web問診案内2・・・診察⽇の●⽇前
通知: 診察案内1・・・診察⽇の●⽇前
通知: 診察案内2・・・診察⽇の●⽇前

予約者向け
全般
主にスマホブラウザで操作・・・Android(OS 10以降)のChrome、iPhone(OS 16以降)のSafari を想定
ログイン機能なし。これに伴い、過去の予約データを修正する機能もなし。
予約TOP
テナント(病院/クリニック)の名称、予約説明⽂、プライバシーポリシー を表⽰
「同意して次へ進む」ボタンを押下すると診療科選択画⾯へ
診療科選択
⼀覧表⽰されたボタンの中から選択。→選択するとカレンダー画⾯へ
カレンダー画⾯(⽉表⽰)
⽉カレンダー形式で表⽰・・・当⽇を含む⽉を初期表⽰
⽇付ごとの予約枠の残数合計を算出し「◯」「△」「✗」で表⽰
診療科に対して設定した「●⽇先まで予約可能」に応じて、予約枠の取得条件を調整。
⽇付枠を押下すると、予約枠選択画⾯へ
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予約枠選択
指定された診療科+年⽉⽇で予約枠(と残数)を取得し、時間帯の順に⼀覧表⽰。
診療科 と 年⽉⽇ は固定ヘッダ部に表⽰
表⽰項⽬・・・時間帯(From〜To)、担当医、予約残数
「選択」ボタンを押下すると、予約者情報⼊⼒画⾯へ
予約者情報⼊⼒
予約者データ項⽬の設定に応じて⼊⼒フォームを表⽰
常に有効&必須・・・⽒名、フリガナ、性別、⽣年⽉⽇
有効(必須)/有効(任意)/無効を設定可能・・・診察券番号、電話番号、メールアドレス、郵便番号、住
所、備考欄
「予約確認画⾯へ」ボタンを押下すると、予約確認画⾯へ
予約確認
施設名、診療科名、予約時間、予約者データ を表⽰
「予約実⾏」ボタンを押下し、成功すると予約完了画⾯へ
サーバサイド:web問診URL⽣成処理
予約者情報(診察券番号、⽒名、性別、⽣年⽉⽇)を既存の暗号化APIにPOST送信し、暗号化⽂字
列を⽣成→パラメータpInfoとする
ベースURL 、診療科に設定された追加パラメータ、pInfo、予約データID を連結してweb問診
URLを⽣成
予約完了
完了メッセージ
「web問診に回答」ボタンを押下すると、既存のweb問診画⾯に遷移(各種パラメータ受け渡し)
※診療科にセットした「問診回答可能:診察⽇の●⽇前から当⽇まで」に該当しない場合は⾮表⽰

運営向け
全般
主にPCで操作
⼀覧/検索・・・無効状態のデータは 通常状態では⼀覧に表⽰しない。フィルタ条件「無効データを含める」
をONにした場合のみ表⽰する。
ログイン/ログアウト
権限によるアクセス制限
各API処理の冒頭でログインユーザの権限をチェック
当社既存の管理UIからも 各種APIを呼び出せるように設計しておく。
テナント管理系APIから、APサーバ1〜2、DBサーバ にセットアップしたagentサービスを介して変更操作を
⾏う。(Nginx設定ファイル作成によるURL有効化、DB領域作成 など)
ログインユーザー管理

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⼀覧/検索/追加/編集/無効化
テナント管理
⼀覧/検索/追加/編集/無効化
登録時にテナントID(例: u1111222.xxx)を発⾏ → URL、DB領域が⽣成され施設ユーザが利⽤可能になる。
利⽤実績レポート
各テナントの利⽤実績(予約件数)を 年⽉ごと診療科ごとに集計して表⽰

その他API
問診送信完了
web問診アプリからコールされる。
指定された予約データIDに対して、問診送信⽇時を更新。
これにより、予約データ管理画⾯の「web問診回答ステータス」の表記が変わる。

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