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分散分析のリサーチクエスチョン  WA22006 篠原有貴

• 「一元配置分散分析」: 1 つの因子からなるデータを分析する方法で、因子に含まれる水準間
の平均値の差を見ることができる。例:ある学校の 1 組、 2 組、 3 組の算数のテストのデータ
がある場合、一元配置分散分析を用いて、 1 組、 2 組、 3 組の算数のテストの平均点に差が
あるかどうかを検定できる。
• 「二元配置分散分析」: 2 つの因子からなるデータを分析する方法で、各因子における水準間
の平均値の差を見ることができる。また、 2 つの要因が組み合わさることで現れる相乗効果
の有無の確認もできる。例:薬 A 、 B 、 C をそれぞれ 10mg 、 20mg 投与した場合の効果につ
いてのデータがある場合、二元配置分散分析を用いて薬の種類によって得られる平均値に差
があるか、あるいは薬の投与量によって得られる平均値に差があるかどうかを検定できる。
目的:英語の成績は体調によって差がある。
・体調 ( 絶好調、好調、不調、絶不調 ) を「要因」とし、英語の成績を従属変数とした、一要
因4
 水準の分散分析を行った。
・仮説:英語の成績は、体調で差が出る。
・帰無仮説:英語の成績は、体調で差が出ない。
・統計的に p 値 ( 優位確率 ) を有意水準と比較し、帰無仮説を評価する。 ( 帰無仮説では母集
団の
 平均値がすべて等しくなるとする )
p 値 ≤ α :いくつかの平均値の間の差は統 p 値 > α :平均値の間の差は統計的に有意
計的に有意である。 ではない
p 値が有意水準以下の場合は、帰無仮説を棄 p 値が有意水準より大きい場合、母集団の
却し、母集団平均のすべてが等しいわけでは 平均がすべて等しいという帰無仮説を棄却
ないと結論付ける。 するのに十分な証拠を得られない。

英語の成績は体調によって差が出る 英語の成績は、体調によって差が出ない

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