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平成 22年 度

学部編入学試験問題

90 分

注意事 項

1.試 験 開始 の合 図 が あ るまで 、 この 冊子 を開かな い こ と。

2.本 問題 冊子 は 4ペ ー ジ

(計 算用紙 を含 む )、 答案用紙 は

3ペ ー ジ で あ る。

3.解 答 はす べ て 各答案 用紙 の 所 定 の欄 に記入す る こ と。 4.各 答案 用紙 の所 定 の欄 に受験 番 号 を必 ず記入す る こ と。

[1]

2次 元平面 上 の時間 とともに変位す る質点 Pの 位置 は、 1の よ うにデカル ト座標系で は座標 (χ ,ッ )で 、 図

座標 極座標系では
ルをご ト ′
(′ )、

(″

,θ )で

ルをみ、ご 極座標系の ベク 基本 れる 基本 座標系の ベクト 表さ 。デカルト


,、

ど )と する 。 θ
(′

(/)

方向成分 (1)質 量zの 質点Pに 働く力のうち、r方 向成分を月 、θ れる。このことを、設 をん とすると、運動方程式は以下の式で与えら て導出 ることに する。 )を す 問 (aか ら個 通し 一 ら ´ 。

θ.(ノ ) ′

″ “ー (γ)21=み
│タ
k υ

… 0 12多 #+r夕 ]=為


、 相 と 手 を用 いて札

ζ
図1

%「

7を

ル ル 速度 ベ ク ト 点 Pの 位置 ベ ク ト は、ア=″ ε )と 表 され る。 ″
(″

予 の向 、 方分 方 =子 ″ 成 θ
v″

向成分 vθ を求 めよ。

(d)

点 Pの 加 速度 ベ ク トル

痴 a= 一訪

の″ 運動方程式が (*)と 方向成分 α 、 ′ θ方 向成分 α を計算 し、 θ

かけることを示せ。

1の (2)図 2の ような重さの無視できる糸に質量 ″ 質点がついた単振 り子を考える。単振 り子が鉛直方 て以下の設間に えよ。 、ま なす角をθ た糸の する。重力 加速度をgと し 答 張力を と 向と 『

)

″ 方 向 の運動方程式 を記せ。 θ 方 向 の運動方程式 を記せ。 ll て、 子を 時亥 r=oに おい 振り そっとθ =ら

(f)


)

の で し 位置 離 た。 て、 立っ 施 、 ak<1 が成り ているとし 適切な近似を し θの 時間 変化を 式を めよ 表す 求 。


張 力 rの 時間変化 を表す式 を求 めよ。

χ
1図

-2-

[2]
点 (1)図 1の よ うに、真空中で半径 Rの 円電流 fが 原 ′ O(0,0,0)を 中心に流れ てい る。ただ し円はぇ =0の り 平面上にあるとし、真空 の透磁率を 埼 と して以下の問い に答えよ。

(a)点 A(R,0,0)に ある電流素片 ″

度 がた (グ β T,お =)を x,お が に 位置 アにある電流素片 〃ι 、位置 ア つ くる磁束密度は


dB(ア )=μ 。
X(ア ーア 〃イ )

z軸 上の点 P(0,0,も )に つ くる磁束密 `が し ビオ・ バール の法則に よれ ば、 サ 求 めよ。 ただ 、

4d7-司

となる。

(b)こ の 円電 流 が点 Pに つ くる磁 束密度 は z軸 の正 方 向を向 い て い る。 この 磁 束密 度 の大 き さ3を 求 め よ。

9 “

ここで 図 2の よ うに 、辺 の長 さが α み 、 であ る微 小 な長 方形 コイ ル (ABCD)を 、 中心 が原 点 0に な るよ うに置 いた。長方 形 コイ ル には電流 ′ がABCD方 向に流れ て い る。 この微 小 な長 方 形 コイ ル に流れ る電流 は磁 気 モー メ ン トと して振 る舞 う。 この磁 気 モー メ ン トの大 き さ ρ を求 め よ。 ″ 長 方 形 コイ ル は十 分 に微 小 (α ,ら <く R)で あ り、そ の周 りの磁 束密 度 は 一様 で ぇ 軸方 向 を向 い て い る として よい。 図 の よ うに 、長方形 コイ ル を で 軸 含 む 平 面 の法線 とそ の なす角 が θ あ つた ときに、長 方形 コイ ル が磁 Ⅳ を求 め よ。 ただ し、 この長方形 コイ ル 束密 度 か ら受 け る偶力 の大 き さ 自身 が つ くる磁 場 は小 さく、周 りの磁場 に影 響 を与 えな い とす る。

(c)

(d)

-3-

[3]

(1)次 の空欄 にもつ とも正 しい式を入れて文章を完成 させ よ。


たとき、外部から 系が可逆状態変化 し 'o、 系になさ 流れ込んだ熱量をグ れた仕事をグ '〃 と びは すると 、系の内部エネルギーの変化グ 、熱力学第 1法 貝 ら 1か 、
グ υ

と表 され る。 可逆 微 小 状態変化 で 、系 の状態量、内部 エ ネ ル ギー υ 、 エ ン トロピー S、 温 度 r、 体積 /、 圧 力 ′ が 、び +グ υ,S+が ,7+グ r,/+グ /,′

+″

と微小変化 した とす る。

じ S 二 / ′
グ '2、 グ は、こ '″ れら 用 熱力学変数を いて グ '2= B

び +″ び,S+`ガ F十 グ r, ′+″

/+グ /,

グ '″

とかける。 したがつて、体積 一定 の可逆状態変化 の とき、系 に流れ込む熱量は、系 の内部 エネルギーの変化 に等 しいことがわかる。 このことを参考にすると、 物質 の定積比熱 θ 、 /は 内部 エネルギー を用 いて、次 のよ うに書ける。
σ/

(2)

多 くの金属 にお い て 、温度 が十分低 い とき、定積 比熱 ε 温度変化 は 、 /の

6/(7)=И r+Br3

と れる 表さ 。体積変化は え 一定値らであると 。次の問いに えよ 考 ず、 する 答 。 ー (r,る )を 求めよ (a)内 部エ ルギ び ネ 。ただし υ 、 (0)=び 0と する 。 ロピ 6)エ ント ーS(r,70)を 求めよ ただし S(0)=SOと する 、 。 。 ー ③ ヽ ムホルツの自 エネルギ F(r,る )を 求めよ 由 。

-4-

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