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設定集(2)

アシャワン ドルグワント
・ 義 者 ・ 不 義 者
白と黒、光と闇などの定義で分けられる作中世界の生物属性。
アシャワン ドルグワント
端的に善の 義 者 、悪の 不 義 者 と呼ばれている。
ドルグワント
両者の争いは大局的に見ると拮抗しているが、局所的には 不 義 者 が優越し
ている。
ドルグワント
すなわち数の善と質の悪という構図であり、弱い 不 義 者 が相手でも一般的
アシャワン
な 義 者 では歯が立たない。
ヤザタ ダエーワ
そのため 戦 士 が必要となり、同様の理屈で 魔 将 が存在する。
これらの数と力関係は、食物連鎖のピラミッドに近い。
ヤザタ
・戦 士
アヴェスター アシャワン
真 我 を十全に感じ取れる 義 者 が、後述の星霊加護を受けることで
得られる資格。
彼らは助けを求める民草の声を聞いて、本拠となる聖王領から宇宙全土に派遣
される善の勇者。その力は傑出しており、一人で一軍に匹敵するが、悪側の強
ダエーワ
者である 魔 将 と戦うときは集団であたるのが基本。

ダエーワ
・ 魔 将
アヴェスター ドルグワント
真 我 を十全に感じ取れる 不 義 者 。
非常に数が少なく、平均的には一つの星に一・二体しか存在しないが、個体レ
ヤザタ
ベルの戦闘力は 戦 士 のそれを圧倒している。
ダエーワ
ゆえに目安として、聖王領は 魔 将 を六つの階級に分けており、それは以下の
通り。

四級
ダエーワ ヤザタ
魔 将 としては弱い個体。駆け出しの 戦 士 がチームを組んであたる。

三級
ダエーワ ヤザタ
平均的な 魔 将 。討伐には熟練の 戦 士 が必要になる。

二級
魔王の兵隊クラス。三級以下とは一線を画しており、ある種の災害に匹敵する
力を持つ。
討伐不可能なほどではないが、相応の犠牲を覚悟しなくてはならない。

一級
ヤザタ
魔王の側近クラス。さらに数が少なく強力で、過去にこれを撃破した 戦 士 は
十指で足りるほどしかいない。

特級
準魔王。現在の魔王が倒れた場合、その座を継ぐだろうと目されている危険な
ダエーワ
魔 将 。
聖王領が確認している範囲では四名ほど存在している。
魔王
ダエーワ
魔 将 の頂点に君臨する絶対悪。
超絶個体とも呼ばれ、およそ生物の範疇に入らないほどの破壊的な力を有する。
しかし反面、上限が七名に固定されており、これより増えることはない。

・星霊加護
ヤザタ
すべての 戦 士 に授けられている善の星霊ウォフ・マナフの加護。
それは身体の何処かに翼の刻印として顕れ、個々の実力や武功にあわせた羽の
枚数分ほど星霊の力を行使できる。
現状、クインが有している羽は五枚であり、これは平均的な数。
加護の種類は攻撃強化、防御強化、回復、飛行、瞬間移動の五種。いずれも非
常に有用だが、ノーリスクというわけではない。
たとえば攻撃や防御の加護は速度を奪う傾向があり、逆に飛行や瞬間移動は重
さを奪う傾向がある。
そのため原則として強さと速さを高レベルで両立させることは難しく、状況に
応じたバランスを考慮しつつ使用しなくてはならない。
また、加護を重度に組み合わせて独自の効果を発揮する技術もあるが、こちら
はよりハイリスクハイリターン。一歩扱いを誤れば自滅しかねないため、これ
を躊躇なく使用する者はマグサリオンくらいである。

・戒律
自身の行動にルールを課し、それを遵守することで得られる特殊能力。
概ねルールの内容を反転させたようなものとなり、クインを例に挙げれば「他
者の指示に従う形でしか行動できない」という縛りに対し、「指示さえ受けれ
ば応じた性能が跳ね上がる」というものになる。
縛りが重く厳しいほど見返りの効果は大きく、中には複数の戒律を持っている
者も存在する。
戒律の内容は自分の裁量で好きに設定できるが、一度決めてしまったものをな
かったことにはできない。
戒律破りには天罰が降り、ほぼ間違いなく即死に至る。
中には死よりも苦しい罰、奇妙な罰を受けるケースもあるようだが、詳細は不
明。

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