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Mã định danh (vd TN01, ĐC01):


- Hướng dẫn làm bài:
 Sinh viên đọc mỗi bài trong vòng 3 phút.
 Sau khi hết 3 phút, sinh viên sẽ đánh dấu lại nơi mà các bạn ngừng đọc bằng
cách highlight.
 Sau đó, các bạn sẽ ghi lại bên dưới dài đọc tóm tắt nội dung của phần các
bạn vừa đọc bằng tiếng Việt trong 5 phút.
 Thực hiện xong bài 1, các bạn tiếp tục đọc tiếp bài 2 và thực hiện giống như
những gì đã làm ở bài đọc 1.
 Sau khi đã làm xong 2 bài, các bạn đặt tên file theo cú pháp
HoTen_MaDinhDanh (Vd: NguyenVanA_TN01), lưu file lại và upload lên
folder có tên của mình.

Bài 1:
た く し
タクシー
作: 松田 緑
監修: NPO 法人 日本語多読研究会
レベル別日本語多読ライブラリー にほんご よむよむ文庫
レベル 1 - Vol.2 - 6
きむら た く し うんてんしゅ
木村さんは、タクシーの 運 転 手です。
ひ よる き む ら た く し みどりまち おお みち はし さむ よる
ある日の 夜、木村さんのタクシーは、 緑 町 の 大 きな 道を 走りました。とても 寒 い 夜でした。
こうさてん おんな こ て あ
緑町の交差点で、 女 の子が手を上げました。
きむら た く し おんな こ まえ と
木村さんのタクシーは、 女 の子の 前に、ゆっくり止まりました。
きむら た く し どあ あ おんな こ た く し の きむら き
木村さんは、タクシーのドアを開けました。 女 の子は、タクシーに乗りました。木村さんは聞きま
した。

「どこまで行きますか。」
おんな こ こた
女 の子は 答えました。
さくらこうえん ねが
「 桜公園まで、お 願いします。」
おんな こ じゅうに さんさい きいろ ふく こ
女 の子は、 十二、 三 歳ぐらいでした。黄色い服のかわい子です。
きむら おんな こ い
木村さんは、 女 の子に言いました。
く じ ひとり
「もう九時ですよ。一人ですか?」
おんな こ い
女 の子は言いました。
すこ まえ ともだち いえ じてんしゃ こうさてん き じてんしゃ
「 少し 前まで、 友 達の 家にいました。自転車で、この交差点まで来ました。でも、ここで自転車が
こわ
壊れました……」
たいへん
「そうですか。それは 大 変 でしたね」
おんな こ き
女 の子は聞きました。
さくらこうえん なんぷん
「 桜 公 園 まで、 何 分 ぐらいですか?」
じゅうぶん
「 十 分 ぐらいですよ」
た く し さくらこうえん つ こうえん となり ちい いえ おんな こ い
タクシーは、 桜 公 園 に着きました。 公 園の 隣 に、 小さい 家 がありました。 女 の子は言いまし
た。
わたし いえ いま かね いえ はは はは
「ここが 私 の 家です。すみません。 今、お 金 がありません。でも、 家に 母 がいますから、 母 にも
らいます」
きむら た く し どあ あ おんな こ いえ なか はい
木村さんは、タクシーのドアを開けました。 女 の子は、 家 の 中 に 入 りました。
きむら くるま なか ごふん ま おんな こ き きむら
木村さんは、 車 の 中 で 五分ぐらい 待ちました。 女 の 子もお母さんも 来ません。 木村さんは、
くるま お いえ ごふんま き
車 から降りました。 家 の前で、また五分待ちました。でも、だれも来ません。
きむら おお こえ い
木村さんは、 大 きな 声で言いました。
「ごめんください」
よんじゅうさい おんな ひと いえ どあ あ ひと い
四 十 歳 ぐらいの 女 の 人が、 家 のドアを開けました。その 人は言いました。
なん
「 何 ですか?」
きむら い
木村さんは言いました。
た く し だい
「タクシー 代 をください」
た く し だい
「えっ?タクシー 代 ?どうしてですか?」
わたし た く し おんな こ の お じゅっぶん まえ
「 私 のタクシーに、 女 の子が乗りました。そして、ここで降りました。 十 分 ぐらい 前です。その
こ いえ はい
子は、この 家に 入 りました」
こ なんさい
「そ、その子は、 何 歳 ぐらいでしたか?」
じゅうに さんさい
「 十二、 三 歳ぐらいでしたよ」
かみ かみ なが
「 髪、 髪 は、 長 かったですか?」
なが かみ きいろ ふく おんな こ
「はい、 長 い 髪 でした。黄色い 服のかわいい 女 の子でしたよ」
「えっ!」
こ みどりまち こうさてん わたし た く し の た く し だい
「その 子が、 緑 町 の 交差点から、ここまで、 私 の タクシーに 乗りました。 タクシー 代 をくださ
い」
みどりまち こうさてん
「えっ、 緑 町 の交差点!……そうですか……」
かあ しず こえ はな
お 母 さんは、 静かな 声で 話 しました。
こ みっかまえ こうつうじこ し みどりまち こうさてん とらっく じてんしゃ じ こ
「その 子は、 三日前に、 交通事故で 死にました。 緑 町 の 交差点……。 トラックと 自転車の 事故
でした」
「えっ!」

みっかまえ よる わたし こども じてんしゃ ともだち いえ い しちじ かえ


「三日前の 夜、 私 の子供は、自転車で 友 達の 家 へ行きました。いつも 七時に 帰 ります。でも、
ひ かえ
その日は 帰 りませんでした。
く じ でんしゃ びょういん い こ
九時に 電 車がありました。すぐ、 病 院 へ行きました。でも、あの子は、もう……。
ご こ からだ いえ かえ いま たましい かえ
その 後、あの子の 体 は、 家 に 帰 りました。そして、 今、 魂 も 帰 りました。ありがとうございま
した」
きむら い
木村さんは言いました。

「じゃあ、じゃあ、あの子は……!」
Bài 2:
く り す ま す ぷ れ ぜ ん と
クリスマスプレゼント
原作:オー・ヘンリー
簡約:粟野 真紀子
監修: NPO 法人 日本語多読研究会
レベル別日本語多読ライブラリー にほんご よむよむ文庫
レベル 2 - Vol.1 – 3
せんきゅうひゃくごねん あめりか に ゅ よ く ちょう せ たか び る
一 九 〇 五 年 のアメリカが、ニューヨーク 町 には、背が 高 いビルがたくさんあります。きれいな
みせ おお あ ぱ と かねも ゆうめい ひと す
店 もたくさんあります。 大きなアパートには、お金持ちや 有 名 な 人たちがたくさん住んでいます。
に ゅ よ く かねも ひと す ひと
でも、こんな ニューヨークにも、お 金持ちじゃない 人たちもたくさん 住んでいます。そんな 人たち
す はたら
は、どんなところに住んで、どんなところで 働 いているのでしょう。
かね ふ うふ じ む で ら はなし わか ふ たり ふる あ ぱ と す
これは、お 金 のあまりない夫婦、ジムとデラの 話 です。 若 い二人は 古いアパートに住んでいま
へ や ふた へ や え しゃしん て ぶ る うえ なに
す。部屋は、 二 つだけです。 部屋には、 絵も 写真もありません。 テーブルの 上にも 何 もありませ
いっしゅうかんはち ど る やす あ ぱ と
ん。 一 週 間 八 ドルの 安いアパートです。
じ む いっしゅうかん ろくにちかん あさ ばん はたら にじゅう ど る まいにち つか
ジムは、 一 週 間 に 六 日 間、 朝から 晩 まで 働 いて、 二十 ドルもらいます。 毎 日とても 疲 れま
いえ ある かえ あ ぱ と つ いえ どあ あ
す。ですから、 家までゆっくり 歩いて 帰 ります。アパートに着いて、 家のドアを開けると、そこには、
おく で ら ま じ む だいす で ら
いつも 奥さんのデラが待っています。ジムの大好きなデラが……。
じ む かえ で ら て ぶ る あたた す ぷ ぱ ん お
ジムが 帰 ってくると、 デラは、 テー ブルに 温 かい スー プと パンを 置きます。そして、きれいな
ちゃいろ め じ む み わら で ら わら ふ たり
茶 色の目でジムを見ます。ジムもデラを見て、にっこり 笑います。デラも 笑います。二人でいると、
かね つか わす
お 金 がないことも、 疲 れていることも、 忘 れます。
じゅうにがつ さむ ひ じ む あさ し ご と い で ら いえ そうじ せんたく
十 二 月の 寒 い日のことです。 ジムは、 朝、仕事に行きました。デラは、 家 で掃除と 洗 濯です。そ
お で ら さいふ も て ぶ る うえ かね だ ぜんぶだ
れが終わると、デラは、財布を持ってきて、テーブルの 上にお 金 を出しました。全部出しました。

ど る はちじゅうなな せ ん じ む く りすますぷ れぜん と か


 ̄ ̄一 ドル 八 十 七 センと。これだけ……。これでは、 ジムに クリスマスプレゼントを 買うことが
できないわ。どうしましょう ̄ ̄
く り す ま す あした で ら こま
クリスマスは明日です。デラは 困りました。
で ら かがみ み かがみ なか で ら かな かお
デラは 鏡 を 見ました。 鏡 の 中 には、 デラの 悲 しい 顔 がありました。そして、とてもきれいな
ちゃいろ なが かみ ・・・・・・
茶 色の 長 い 髪 が……。
じ む い
ジムは、いつも言っていました。
ぼく で ら かみ だいす ほんとう
「 僕は、デラの 髪 が大好きだ。 本 当にきれいだ」
じ む で ら たいせつ ふた ひと で ら かみ ひと
ジムとデラには、 大 切 なものが 二 つありました。 一つは、この デラの 髪 です。そして、もう 一つ
じ む きん とけい かね とけい じ む とお
は、 ジムの 金の 時計でした。 金 の時計は、ジムがお 父さんからもらったものです。とてもきれい
とけい じ む かね とけい も
な時計です。ジムは、いつでもどこへでも、この 金 の時計を持っていきました。
で ら かがみ なか じ ぶん かみ なが じかんみ いそ こ と き ぼうし
デラは、 鏡 の 中 の自分の 髪 を 長 い時間見ていました。それから、 急いでコートを着て、 帽子
そと で
をかぶって、 外へ出ていきました。
で ら いちばんがい はし みせ
デラは、「 一 番 街 」まで 走っていきました。そこには、きれいな 店 がたくさんあって、みんな
く り す ま す か もの
クリスマスの買い 物 をしています。

デラは、ある店の前で止まりました。

かみ か
髪を買います
で ら みせ はい
デラは、その 店 に 入 っていきました。
で ら ぼうし みせ き
デラは帽子をとって、 店 のおばあさんに聞きました。
わたし かみ う
「 私 、 髪 を売りたいんですが……」
てら かみ み い
おばあさんは、 寺のきれいな 髪 を見て、言いました。
にじゅう ど る
「そうだね……。 二十 ドルだね」
で ら い
デラは言いました。

「じゃあ、切ってください」
で ら い す すわ
デラは、ゆっくり椅子に 座 りました。
で ら にじゅう ど る ぼうし みせ で ごごさんじ
デラは、 二十 ドルをもらって、帽子をかぶって 店 を出ました。午後三時でした。
で ら みせ み ある
デラは、いろいろな 店 を見て 歩きました。
じ む ぷれぜんと か
 ̄ ̄ジムにどんなプレゼントを買いましょう ̄ ̄
ふたじかん
それから、二時間……。
で ら みせ まえ と みせ まえ し ょ うぃんど とけい くさり
デラは、ある 店 の 前で止まりました。 店 の 前のショーウィンドーに時計の 鎖 がありました。
「これがいいわ!」
きん くさり
それは 金の 鎖 でした。
で ら おも
デラは 思いました。
じ む きん とけい
 ̄ ̄これをジムの 金の時計につけると、とてもいいわ ̄ ̄
にじゅういち ど る で ら くさり か いそ いえ かえ
二 十 一 ドルでした。デラは、すぐにその 鎖 を買って、 急いで 家 に 帰 りました。
で ら いえ つ く り す ま す りょうり
デラは 家 に着くと、クリスマスの料理をつくりました。
「できた。これでいいわ」
で ら かがみ み かがみ なか みじか かみ で ら
デラは 鏡 を見ました。 鏡 の 中 には、とても 短 い 髪 のデラがいました。
じむ かみ み なに い
 ̄ ̄ジムは、この 髪 を見て 何 と言うでしょう ̄ ̄
じ む だいす かみ き で ら しんぱい
ジムの大好きな 髪 を切ったのです。デラは 心 配 になりました。

ごごしちじ
午後七時です。
あしおと き じ む じ む かえ どあ あ ふる こ と き じ む
足 音が聞こえました。 ジムです。ジムが 帰 ってきました。 ドアが開いて、 古いコートを着たジムが
はい じ む で ら かみ み じ む なに い
入 ってきました。 ジムは デラの 髪 を 見ました。 ジムはびっくりしました。でも、 何 も 言いません。
で ら い
デラは言いました。
じ む わたし す かみ う わたし
「 ジム、ご めんなさい ! 私 、あなた が 好きだった 髪 を 売った の。 私 、あなた にどうし ても
く りす ますぷ れぜん と か だいじょうぶ かみ なが
クリスマスプレゼントを買いたかったの。でも、 大 丈 夫。 髪 は、すぐ 長 くなるわ」
じ む しず い
ジムは 静かに言いました。
かみ みじか なが ぼく で ら す ぼく ぷれぜんと
「 髪 が 短 くとても 長 くても、 僕は、デラが好きだよ。さあ、これは、 僕からのプレゼントだよ」
で ら じ む ぷれぜんと あ で ら おお こえ だ
デラは、ジムからのプレゼントを開けました。デラは 大 きな 声を出しました。
みせ まえ ほ ほんとう
「あ、あのくしだわ!あの 店 のくしだわ!これ、 前から欲しかったの。ああ、うれしい! 本 当にきれい。
わたし かみ
あ、でも、もう 私 の 髪 は……」
ぷれぜんと なが かみ で ら まえ ほ で ら まいにち
プレゼントは、 長 い 髪 につけるくしでした。 デラが 前から 欲しかったものです。 デラは、 毎 日、「
ごばんちょう みせ み で ら かな げん き
五 番 町」の 店 にあったこのくしを 見ていたのです。 デラは 悲しくなりました。でも、すぐに 元気を
だ い
出して言いました。
かみ なが すこ ま じ む わたし ぷれぜん ひら
「 髪 は、また 長 くなるわ!それまで 少し待ちましょう。ジム、 私 のプレゼンも 開けて!」
で ら じ む ぷれぜんと わた じ む ぷれぜんと あ かね くさり
デラは、ジムにプレゼントを 渡 しました。ジムは、プレゼントを開けました。 金 の 鎖 です。
とけい おも じ む こた
「ね、きれいでしょう?あなたの 時計につけて!とってもいいと 思うわ!」ジムは、すぐには 答えませ
んでした。
しず い
それから、 静かに言いました。
で ら かね とけい ぼく かね とけい う かね か
「デラ。もう、あの 金 の時計はないんだ……。 僕、あの 金 の時計を売って、そのお 金 でくしを買っ
たんだよ」
て ぶ る うえ あたた く り す ま す りょうり きん くさり
テーブルの 上には、 温 かいクリスマスの料理と、くしと、 金の 鎖 がありました。
ことし ふ たり く り す ま す く り す ま す ふ たり たいせつ なが かみ きん
今年の二人のクリスマスは、とてもいいクリスマスになるでしょう。二人の 大 切 な 長 い 髪 も、 金
とけい ふ たり たいせつ
の時計も、もうありませんが、二人には、もっと 大 切 なものがあるからです。

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