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(4)土砂崩壊災害の防止

①作業開始前、掘削法面の日常点検を行い、異常がある場合は、法面養生ネット、矢板、掘削勾配を緩く
するなどの対策を行った上で作業を開始する。
②豪雨時、地震時の速やかな退避と、作業再開前の地山点検を実施する。

(5)転倒災害の防止

①工事用機械もしくは資材の積卸しを行う場合は,平坦で堅固な場所で監視員を配置して行う。
②安全通路の確保、段差の解消及び養生による作業員のつまづき転倒災害防止を行う。
③転倒時、左右どちらかの手で支えることができるよう、片手を開けておく。

(6)倒壊災害防止
①仮設足場、昇降設備、仮設通路の倒壊防止措置として、足元固定及び必要に応じてやらずを実施す
る。
②型枠支保工の配置計画、構造計算の実施と確認、計画通りの設置確認及び勝手な変更の禁止を徹底
する。
③仮設足場、昇降設備、仮設通路、型枠支保工上の載荷物が、最大積載荷重以上とならないように管理
する。
④緊結クランプの緩み確認と即是正の実施を徹底する。

(7)感電災害の防止

①分電盤ELBの日常点検を行う。
②業者持込機械使用届による入場時点検を実施する。
③地上流し配線及びたこ足配線を禁止する。
④降雨時又は多湿な場所における保護具(ゴム手袋、ゴム長靴)使用を励行する。
⑤電気設備機器自主点検を確実に行う。(交流アーク溶接機、可搬式電動工具)
⑥アースの徹底
⑦活線作業の禁止

(8)公衆災害及び火災防止

①出入車両の誘導と歩行者保護を徹底する。
②「火気使用許可願」を提出させ、取扱責任者を任命し、自覚を持たせる。
③事務所、詰所、休憩所の火気取扱い管理を指導する。火元には必ず消火器を備える。
④現場内ではあらかじめ喫煙場所を定めるなど、喫煙による火災発生の防止努めるとともに、くわえ煙草、
ポイ捨て等を行わないよう指導徹底を図る。

(9)健康障害の防止

①振動障害の防止
・実振動作業時間制限と、休憩時間サイクルを徹底する。
・防振手袋等の保護具使用を励行する。
・特別健康診断実施と、既往症チェックを指導

②粉じん障害の防止
・作業場所及びその周辺について、必要に応じて清掃と散水を実施する。
・防じんマスク等保護具着用を励行する。

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