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GT11 CG 概論

【2次元 CG と写真撮影】
2次元 CG の基礎
画素(ピクセル):ディジタル画像の最⼩単位
コンピュータで扱われる画像データは、写真などのビットマップデータと呼ばれる。
⼩さな点が集まって表現されている。

⼩さな四⾓の点→【ドット】 ドット+⾊情報=ピクセル
※「ドット」と「ピクセル」は厳密には異なる。ピクセル(pixel)=⽇本語表現が【画素】

解像度とは?
dpi(ppi) : ドット・パー・インチ(ピクセル・パー・インチ)
1 インチ(2.54cm)四⽅の中にあるドット(ピクセル)の密度
※解像度が⾼くなるとデータは重くなる

画⾯解像度(Display_resolution/ Screen_resolution)

ラスタ形式
:画素の並びで表現するデジタル画像 ⇒ ペイント系ソフト: Photoshop など
※写真表現に適している。
⇒ジャギー:線がギザギザになる事 ⇒アンチエイリアシング:ジャギーを低減させる処理

ベクタ形式:
点、線、⾯の位置や⻑さの情報で表現される画像
※アウトラインフォント ※ベジェ曲線

【写真撮影】
露出の調整+レンズの種類(広⾓・標準・望遠)→⾃分が意図した写真表現

露出の調整:レンズを通して撮像素⼦に適切な光を与える事。
→ISO 感度、レンズの絞り値、シャッタースピードで最適な露出を決定する。

ISO 感度:撮像素⼦が光に反応する度合いを数値で⽰したもの
※感度を上げると明るくなるが、ノイズが増えて画像が荒れる。

絞りと F 値について
絞り:通過する光の量を調整する機構 F 値:孔の⼤きさを⽰す単位
※絞りを最⼤限に開けた状態を開放 F 値という

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シャッタースピードについて
シャッター:撮影時以外は光をさえぎるもの。シャッタースピードとは、シャッターの開いている時間。

シャッタースピードを意識した撮影について
・早い動きの被写体を早いシャッタースピード ・早い動きの被写体を遅いシャッタースピード

シャッタースピードを意識した撮影について
●早い動きの被写体を早いシャッタースピード
→早い動きの被写体を早いシャッタースピードで撮影すると、⽌まっているように⾒えるが⼿ブレを
起こしやすくなり、また明るさを確保出来ないため、暗くなる。
(ISO 感度と絞りで明るさの確保が必要)

●早い動きの被写体を遅いシャッタースピード
→早い動きの被写体を遅いシャッタースピードで撮影すると、動きのブレを演出できる。
シャッタースピードが遅い分、明るさは確保できる。

絞りを意識した撮影について
・絞りを開けると明るくなるが被写界深度が浅くなりボケる部分が多くなる。
・絞りを絞ると暗くなるが、被写界深度が深くなりピントがあわせやすくなる。

被写界深度とは:ピントが合う⼀番⼿前から⼀番奥までの距離。

撮影したい表現に対して明るさを確保(露出)する⽅法を考えながら、
・被写界深度を調整(絞り) ・被写体のブレを調整(シャッタースピード)
コントロールし撮影する。

カメラには露出補正という機能もある。
(※しかし明るさ優先で絞りとシャッタースピードは⾃動で設定される)

焦点距離とは レンズの中⼼から結像する点(焦点)までの距離の事
・焦点距離が短い:画⾓が広い(広⾓レンズ) ・焦点距離が⻑い:画⾓が狭い(望遠レンス)

焦点距離と被写界深度
・広⾓レンズ:被写界深度が広くなる ・望遠レンズ:被写界深度が狭くなる

露出の調整+レンズの種類(望遠と広⾓) →撮影したい写真表現

【2次元 CG の基礎】画素(ピクセル)/解像度/ラスタ形式/ビットマップ形式/ベクタ形式/ジャギー /アンチエ


イリアシング/ベジェ曲線/制御点(アンカーポイント)/⽅向線/パス/オープンパス/クローズパス/

【写真撮影】
ISO 感度/露出/絞り/F 値/シャッタースピード/画⾓/焦点距離/ズームレンズ/標準レンズ/広⾓レンズ/望遠レン
ズ/被写界深度/ホワイトバランス
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