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ライセンス ガイド

LG_LMS2-8-J
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商標
IAR Systems、IAR Embedded Workbench、Embedded Trust、C-Trust、IAR
Connect、C-SPY、C-RUN、C-STAT、IAR Visual State、IAR KickStart Kit、I-jet、
I-jet Trace、I-scope、IAR Academy、IAR、および IAR Systems のロゴタイプは、
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改版情報
第 8 版:2019 年 10 月
部品番号:LG_LMS2-8-J
内部参照:LMS2.17.x, INIT.

2 ライセンス ガイド

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目次
はじめに ................................................................................................................ 5

本ガイドの対象者 ....................................................................................... 5
本ガイドの内容 ........................................................................................... 5
その他の情報 ...................................................................................... 6
表記規則 ......................................................................................................... 6
表記規則 .............................................................................................. 7

概要 ........................................................................................................................... 9

IAR システムズのライセンス登録のしくみ ..................................... 9


ライセンスのタイプ ........................................................................ 10
IAR License Manager の概略 ........................................................... 10
ライセンスウィザードの概略 ........................................................ 10
ネットワークライセンス ....................................................................... 10
IAR License Server Tools パッケージ ............................................. 11
IAR Systems 製品 ............................................................................. 11
IAR License Servers Tools の異なるバージョンの使用 ............... 12
コミュータ承認を持つクライアント ............................................ 12
システム要件 .................................................................................... 12
ライセンスサーバのネットワーク要件 ........................................ 13

インストール ................................................................................................... 15

ネットワークライセンスのインストール ........................................ 15
A. IAR License Server Tools のインストール ................................ 15
B. 仮のスタートアップライセンスのアクティベーション ....... 16
C. 永久使用のためにライセンスをアクティベーションする ... 22
D. クライアント コンピュータへの製品のインストール .......... 24

ライセンス管理 .............................................................................................. 25

ライセンスの管理 ..................................................................................... 25
ライセンスのアクティベーション ................................................ 25
ライセンスの無効化 ........................................................................ 29
手動によるネットワークライセンスサーバの選択 .................... 30

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手動でのライセンスサーバの開始および終了 ............................ 32
ある製品の異なるライセンスの切り替え .................................... 33
ネットワーク ライセンスへのユーザの追加 ............................... 34
コミュータ承認の製品のチェックアウト .................................... 34
コミュータ承認の最大数の設定 .................................................... 35
オフラインのときにライセンスを有効にする ............................ 35
オフラインのときにライセンスを移動する ................................ 41
ネットワークライセンスのユーザグループの予約 ...................... 46
ライセンスサーバのアクティビティのロギング ........................... 48
ライセンスサーバの IAR License Manager のログの
作成を有効にします ........................................................................ 48
環境変数を使用してのログの作成を有効にする ........................ 49
ログファイルのサイズの指定 ........................................................ 49
ログファイルのバックアップ ........................................................ 50
ログファイルのバックアップの無効化 ........................................ 50

リファレンス情報 ......................................................................................... 51

IAR License Manager に関するリファレンス情報 ...................... 51


IAR License Manager のメインウィンドウ ................................... 51
使用可能な更新ダイアログボックス ............................................ 55
[ライセンス更新のチェック]ダイアログボックス .................. 56
[ライセンス詳細]ダイアログボックス ...................................... 58
[オプション]ダイアログボックス .............................................. 60
[サーバ]ダイアログボックス ...................................................... 61
ログファイルのフォーマット .............................................................. 62
ライセンスの概念 ......................................................................................... 69

索引 ......................................................................................................................... 71

4 ライセンス ガイド

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はじめに
ライセンス ガイドへようこそ。本書には、ネットワークライセンスを
使用した IAR Systems 製品をインストールする方法と、ネットワーク、
モバイル、および PC 固定ライセンスの管理方法に関する詳細な情報
が記載されています。また、IAR License Manager についてのリファレ
ンス情報も入手できます。

モバイルまたは PC 固定のシングルユーザ ライセンスを使用する IAR


Systems 製品のインストールおよびライセンス方法については、イン
ストールとライセンス・クイックリファレンスガイドを参照してくだ
さい。

本ガイドの対象者
本ガイドの対象者は以下のとおりです。
l ネットワークライセンスをインストールして、詳細情報が必要な場合は、
インストールとライセンス・クイックリファレンスにあります
l 既存のライセンスをアップグレードしようとしている
l ライセンスを別のコンピュータにオフラインで移転する必要がある
l IAR License Manager を使用しようとしている

本ガイドの内容
本ガイドは以下の章で構成されます。
l 概要 は、インストールおよびライセンスの手順に関する一般的な概要と、
3 つのライセンスのタイプの違いについて、ネットワークライセンスに焦
点を当てて説明します。
l インストール ネットワークライセンスを使用する IAR Systems 製品のイン
ストール方法についてのステップバイステップの説明を提供します。
l ライセンス管理 では、ライセンスを管理するときの一般的なタスクを実行
する方法をステップごとに説明します。
l リファレンス情報では、ライセンスを管理するツールの IAR License
Manager に関するリファレンス情報を提供します。

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表記規則

l ライセンスの概念は、一般的なライセンスに関する用語の一覧とその説明
です。

その他の情報
インストールやライセンスに関して、本ガイドで質問の回答や問題の解決が
得られなかった場合、以下の方法があります。
l リリースノートを読んで、本ガイドに記載されていない可能性のある最新
情報があるか確認します。IAR Systems 製品のリリースノートは、イン
フォメーションセンタおよびインストールウィザーから利用できます。
IAR License Server Tools のリリースノートは、インストールウィザードか
らご利用いただけます。
l IARシステムズのWebサイト(www.iar.com/support)にある技術サポートペー
ジのテクニカルノートを参照します。
l 技術サポートについては、IAR システムズの技術サポートまでご連絡くだ
さい。テクニカルサポートへの連絡方法は、IAR システムズの Web サイト
(www.iar.com/support) をご覧ください。
テクニカルサポートにお問い合わせいただく際には、ライセンス番号、ご利
用のライセンス ロックのタイプ、製品のお買い上げ先と購入日、問題の詳細
をご用意ください。
コマンドラインの手順は、製品インストールのサブディレクトリ
\common\doc\LightLicenseManager\ にあります。

IAR License Server Tools on Linux


Linux 上に IAR License Server Tools をインストールしてライセンスを取得する
手順については、IAR License Server Tools for Linux パッケージに含まれるユー
ザーガイドおよびクイックリファレンスを参照してください。

表記規則
製品のインストール内のディレクトリについて言及する場合(\doc など)、
たとえば以下のようにその場所のフルパスを前提とします c:\Program
Files\IAR Systems\Embedded Workbench N.n\cpuname\doc。バージョン番号
の最初の数字は、IAR Embedded Workbench 共有コンポーネントのバージョン
番号最初の数字を反映しています。

6 ライセンス ガイド

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はじめに

表記規則
IAR システムズのドキュメントでは、以下の表記規則を使用します。
スタイル 用途
computer • ソースコードの例、ファイルパス。
• コマンドライン上のテキスト。
• 2 進数、16 進数、8 進数。
parameter パラメータとして使用される実際の値を表すプレースホルダ。
たとえば、filename.h の場合、filename はファイルの名前
を表します。
太字 画面で表示されるメニュー、メニューコマンド、ボタン、ダイ
アログボックス の名前を示します。
斜体 • 本ガイドや他のガイドへのクロスリファレンスを示します。
• 強調。
… 3 点リーダは、その前の項目を任意の回数繰り返せることを示し
ます。
コマンドライン インターフェース固有の内容を示します。
開発やプログラミングについてのヒントを示します。

ワーニングを示します。

表 1: 本ガイドで使用されている表記規則

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表記規則

8 ライセンス ガイド

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概要
この章では、IAR Systems のライセンスシステムについて説明します。
また、インストールの概要やライセンスのアクティベーション方法、
およびさまざまなライセンスの種類についても説明します。

IAR システムズのライセンス登録のしくみ
各 IAR Systems 製品にはソフトウェアライセンスが付属しています。それは
製品パッケージに同梱されている挨拶分にあります。
IAR Systems 製品のインストール後はじめて起動すると、ライセンス番号を使
用して仮のスタートアップライセンスを有効にできます。このライセンスは、
インストールしてからすぐに製品を 30 日間使用することができます。
ライセンスウィザードに従って、プロセスを進めます。

IAR Systems 製品の購入が完了すると、IAR Systems から永久ライセンスが利


用可能という通知メールを受け取ります。永久使用のためにライセンスをア
クティベーションできます。永久ライセンスでは、購入した製品に応じて、
1 年間は無料でアップデートおよび優先技術サポートを受けられます。
IAR Systems 製品や IAR License Server Tools をインストールすると、IAR
License Manager は自動的にインストールされ、ライセンスサーバとっクライ
アントコンピュータの両方のライセンスを管理するために使用します。IAR
License Manager の使用方法について詳しくは、25 ページのライセンス管理を
参照してください。

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ネットワークライセンス

ライセンスのタイプ
以下の 3 種類の永久ライセンスがあります。
l モバイルライセンスは、ドングル(ハードウェア ロック)にロックされた
シングルユーザ ライセンスです。ドングルとは、コンピュータの USB
ポートに取り付けるデバイスです。ドングルを移動するだけで、ライセン
スを別のコンピュータに簡単に移動することができます。
l PC 固定ライセンスは、製品が インストールされているコンピュータに固
定された、シングルユーザ ライセンスです。
l ネットワーク ライセンスはマルチユーザ ライセンスとしてライセンス
サーバにインストールされ、ネットワーク上で複数のユーザが使用できま
す。ネットワーク ライセンスは、ライセンス サーバが実行されるコン
ピュータかドングル(ハードウェアロック)にロックされます。

IAR License Manager の概略


IAR License Manager は、IAR Systems 製品やライセンスを管理するために使用
する IAR License Server Tools をインストールすると自動的にインストールされ
るプログラムです。
IAR License Manager は、特定のインストール用ディレクトリに対してローカ
ルであり、このバージョンのライセンス取得システムを使用する同じディレ
クトリにインストールされるすべての IAR システムズ製品を検出します。
IAR License Manager は、Windows の[スタート]メニューまたは IAR Systems
製品の Help[ヘルプ]メニューから起動します。

ライセンスウィザードの概略
ライセンスウィザードは、ライセンスプロセスをステップごとに案内します。
有効なライセンスを持たない製品がインストールされている場合、IAR
Systems 製品を起動するとウィザードが自動的に起動します。IAR License
Manager の License(ライセンス)メニューにあるさまざまなオプションから
ライセンスウィザードを起動することもできます。

ネットワークライセンス
ネットワーク ライセンス はマルチユーザ ライセンスとしてライセンス サー
バコンピュータにインストールされ、ネットワーク上で複数のユーザが使用
できます。ライセンス サーバ コンピュータとは、IAR License Server Tools が
インストールされた PC のことです。IAR Systems 製品の個々のインストレー
ションは、同じネットワーク内の他のクライアント コンピュータにインス
トールされます。

10 ライセンス ガイド

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概要

ネットワークライセンスによって、ネットワーク上のどのクライアントコン
ピュータからも IAR システムズ製品が使用可能になります。ネットワーク ラ
イセンスでは最大同時使用ユーザ数内での使用が可能で、ライセンス サーバ
で現在の同時使用ユーザ数が監視されます。
ネットワーク ライセンスは、ライセンス サーバがインストールされるコン
ピュータにロックされます。これはコンピュータ自体か、装着されたドング
ル(ハードウェアロック)です。ドングルの場合、ライセンス サーバを異な
るライセンスサーバ コンピュータに簡単に転送できます。
ライセンスサーバは汎用であり、インストールするすべての IAR システムズ
製品で使用できます。

IAR License Server Tools パッケージ


ネットワーク ライセンスを注文すると、以下を受け取ります。
l IAR システムズ製品
l IAR License Server Tools パッケージ
l ウェルカムレター
明示的に注文した場合は、ドングルが 1 つ付きます。

IAR License Server Tools


IAR License Server Tools:
l IAR License Manager for License Server は、ライセンスサーバまたはクライア
ントコンピュータのどちらかでライセンスを管理するために使用されま
す。IAR License Server Tools をインストールすると、IAR License Manager
は自動的にインストールされます。
l Sentinel RMS License Manager が実際のライセンス サーバです。
IAR License Server Tools は、ライセンス サーバに使用するコンピュータ上にイ
ンストールします。

IAR Systems 製品
IAR Systems 製品は、必要な数のクライアントコンピュータにインストールで
きます。
ネットワークライセンスを使用して、コンパイルやリンクなどライセンスが
必要なアクティビティを実行するときに、IAR Systems 製品はライセンスサー
バから実行する権限を要求します。

11

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ネットワークライセンス

アクティビティが完了すると、ネットワークライセンスの使用許可は 30 分間
そのクライアントにロックされたままになり、その後は別のクライアントに
解放されます。ライセンスの状態は IAR License Manager で見つかります。
要求されたライセンスは、クライアント上でキャッシュされます。キャッ
シュは 20 分間有効で、その間、クライアントとライセンスサーバーの間の接
続は必要ありません。キャッシュの期限が切れる時、ライセンスはさらに
10 分間、クライアントに予約されています。クライアントがその 10 分間に新
しいライセンス要求を行うと、ライセンスはその後 30 分間そのクライアント
にロックされ、20 分間キャッシュされます。

IAR License Servers Tools の異なるバージョンの使用


IAR Systems 製品には、IAR License Server Tools のバージョン x が必要です。
注 : 一部の IAR Embedded Workbench 製品では、IAR License Server Tools の
バージョン 1.4x またはそれ以前が必要です。IAR License Server Tools のバー
ジョン 2.x とバージョン 1.x は、同じコンピュータにインストールできませ
ん。

コミュータ承認を持つクライアント
ネットワークライセンスには、ライセンスサーバに接続せずに日数限定で
IAR システムズ製品を使用できるコミュータ機能があります。詳細について
は、以下を参照してください。
l 34 ページのコミュータ承認の製品のチェックアウト
l 35 ページのコミュータ承認の最大数の設定

システム要件
システム要件については、以下を参照してください。
l ライセンス サーバコンピュータ(ネットワーク ライセンスのみ)の場合
は、インストールウィザードから IAR License Server Tools のリリースノー
トを参照してください。
l クライアントコンピュータの場合は、インフォメーションセンタおよびイ
ンストールウィザードから利用可能なリリースノートのインストールとラ
イセンスの有効化の章を参照してください。
注 : ライセンスサーバとクライアントコンピュータに同一のコンピュータを
使用することは推奨していません。
注 : IAR Systems 製品をインストールして有効化するには、コンピュータの管
理者権限を持ち、インターネットに接続している必要があります。ライセン
スサーバコンピュータがインターネットにアクセスしてない場合は、35 ペー
ジのオフラインのときにライセンスを有効にするを参照してください。

12 ライセンス ガイド

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概要

ライセンスサーバのネットワーク要件
ネットワークライセンスを持っている場合、それぞれのクライアントのイン
ストレーションでサブネット上のライセンスサーバが自動的に検索されます。
クライアントとサーバの通信は、IP ネットワーク上のポート 5093 で UDP プ
ロトコルにより行われます。ライセンス サーバ コンピュータ上に Windows
Firewall などのファイアウォールかネットワーク ブリッジがインストールさ
れている場合、UDP パケットがサーバ ポート 5093 を経由するように設定さ
れている必要があります。
ブロードキャスト機能が使用できないか、ライセンスサーバが異なるサブ
ネット上にあるネットワーク構成では、クライアントから手動でサーバを指
定する必要があります。これについて詳しくは、30 ページの手動によるネッ
トワークライセンスサーバの選択を参照してください。
また、ポート 5093 の UDP ブロードキャストパケットは、IAR システムズ製
品の起動時に必ず使用され、IAR License Manager が実行している限り、定期
的にそうなります。ネットワーク上の使用可能なライセンスサーバを検索す
るために、ブロードキャストが行われます。ライセンスされた製品の使用中
は、ブロードキャストは行われません。
IAR License Manager は、通信プロトコル HTTPS を使用して IAR システムズ
からライセンスキーを取得します。インターネットのプロキシについては、
Windows の設定が使用されます。

13

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンス

14 ライセンス ガイド

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インストール
この章では、システムまたはネットワーク管理者に、目的のサーバコ
ンピュータ IAR SystemsIAR License Server Tools のインストールを含む
IAR Systems 製品のインストール方法、およびクライアントコンピュー
タでの IAR Systems 製品のインストール方法について説明します。

ネットワーク ライセンスの詳細については 10 ページのネットワーク


ライセンスを参照してください。

ネットワークライセンスのインストール
ネットワークライセンスを使用して IAR Systems 製品をインストールするに
は、この手順を行ってください。
A サーバ コンピュータに IAR License Server Tools をインストールしま
(IAR License Server Tools の最新バージョンがすでにインストール
す。
されている場合は、この手順を省略します。)
B サーバコンピュータで IAR License Manager を使って仮のスタート
アップネットワークライセンスをアクティベーションします。
C 永久に使用する用にネットワークライセンスをアクティベーションし
ます。永久ライセンスが使用可能になったという通知を IAR Systems
から受け取ったら、この手順を実行してください。
D クライアントコンピュータに IAR Systems 製品をインストールしま
す。すべてのクライアント コンピュータに対して次のステップを繰
り返します。

注 : IAR システムズの製品をインストールするには、システムに対して管理
者権限が必要です。

A. IAR License Server Tools のインストール


重要 : IAR License Server Tools をインストールする前に、ライセンスサーバを
使用するために最適なコンピュータを選ぶ必要があります。IAR License
Server Tools のリリースノートで説明されているシステム要件を参照してくだ
さい。
注 : お使いの製品のバージョンには、IAR License Server Tools のバージョン
2.x が必要です。一部の IAR Embedded Workbench 製品では、IAR License Server

15

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのインストール

Tools のバージョン 1.4x またはそれ以前が必要です。IAR License Server Tools


のバージョン 1.x とバージョン 2.x は、同じコンピュータにインストールでき
ません。
注 : IAR License Server Tools の最新バージョン 2.x がすでにインストールされ
ている場合、16 ページの B. 仮のスタートアップライセンスのアクティベー
ションに進んでください。
IAR License Server Tools をインストールする方法
1 ドングルをすべて外します。
2 IAR License Server Tools のインストールプログラム (autorun.exe) を実行しま
す。
3 IAR License Server Tools のインストールをクリックします。これによって、
最初に IAR License Manager がインストールされ、すぐ後に続いて Sentinel
RMS License Manager がインストールされます。
4 インストールウィザードの指示に従い、プロンプトが表示されたらライセン
ス契約に合意してください。
5 ファイアウォールを設定して、UDP ポート 5093 で受信トラフィックを許可す
るようにします(サーバのインストーラで未設定の場合)

通常、ライセンスサーバに IAR License Manager をインストールするとき、手
動でライセンスサーバを起動する必要はありません。インストール後自動的
に起動して、コンピュータを再起動するたびに再起動します。何らかの理由
でライセンスサーバを手動で起動しなければならない場合は、32 ページの手
動でのライセンスサーバの開始および終了を参照してください。

B. 仮のスタートアップライセンスのアクティベーション
ネットワークライセンスをアクティベーションすると、製品をインストール
後すぐに使用可能にする仮のスタートアップライセンスが 30 日間提供されま
す。IAR Systems 製品の購入が完了すると、永久ライセンスが利用可能という
通知を受け取ります。
ライセンスサーバがインターネットに接続していない場合に、オフラインで
有効化できます。35 ページのオフラインのときにライセンスを有効にするを
参照してください。
注 : 同じ IAR 製品とパッケージ用の 2 つのネットワークライセンスは、同じ
ライセンスサーバで共存できません。古いほうのライセンスが最新のアク
ティベーションされたライセンスで上書きされます。古いライセンスは、同
じロック条件で同じコンピュータに再アクティベーションできます。ネット
ワーク ライセンスにユーザを追加する場合は、IAR の営業事務所にお問い合
わせください。

16 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
インストール

仮のスタートアップライセンスをアクティベーションする方法
1 ライセンス サーバ コンピュータ上で、Windows の[スタート]メニューから
[IAR License Manager](IAR ライセンス マネージャ)を起動します。
2 [License](ライセンス)> [Activate License](ライセンスの有効化)を選択し
て、ライセンスウィザードを起動します。

17

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのインストール

3 Online activation(オンラインアクティベーション)を選択して Next(次へ)


をクリックします。

4 ライセンス番号を入力して、Next(次へ)をクリックします。製品パッケー
ジに同梱されていた挨拶文にライセンス番号が記載されています。

5 ライセンスが未登録であれば、先に登録を済ませるように指示があります。
ライセンスをすでに登録している場合は、ステップ 10 に移動してください。
ライセンスを登録するには、Register(登録)をクリックしてライセンスを登
録します。

18 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
インストール

6 ライセンスウィザードでは、ライセンスを登録できる IAR Systems 登録ウェブ


ページが開きます。

7 登録フォームが完了すると、Submit Registration(登録を送信)をクリックし
て、登録を送信します。確認メールが、指定したアドレスに送信されます。

19

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのインストール

8 電子メールが届いたらそれを開き、メールにあるリンクをクリックして登録
を確認します。これで登録の手続きが完了しました。

9 ライセンスウィザードで、Next(次へ)をクリックして、ライセンスアク
ティベーションを続行します。
10 Next(次へ)をクリックして、表示されたサーバにライセンスがインストー
ルされていることを確認します。

20 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
インストール

11 ネットワークライセンスでドングルを使用している場合、ライセンスをドン
グルにロックする必要があります。(ライセンスでドングルを使用しない場合
は、この手順は省略してください)。ドングルをコンピュータに取り付けて、
他のドングルが取り付けられていないことを確認します。続けるには Next
(次へ)をクリックします。

または、まだドングルを受け取っていない場合、ライセンスを一時的にコン
ピュータにロックすることができます。関連のチェックボックスを選択しま
す。
製品パッケージに付属のものではない別のドングルにライセンスをロックす
ることは可能です。たとえば、同じドングルにいくつかの製品をロックする
場合などです。ただし、一度ドングルを確認すると、ロックを元に戻すこと
はできませんので気を付けてください。

21

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのインストール

12 ライセンスウィザードがライセンスの詳細を確認します。[次へ]をクリック
して有効化を完了します。

注 : 仮のスタートアップライセンスに、購入したライセンスには含まれない
機能の期間限定評価版が含まれていることがあります。
13 ネットワークライセンスがインストールされました。IAR License Manager で、
Done(完了)をクリックして、ライセンスウィザードを閉じます。ライセン
スサーバがバックグラウンドで実行され、いつで IAR License Manager を使用
してライセンスの閲覧や管理ができます。
14 IAR Systems 製品の購入が完了すると、IAR Systems から永久ライセンスが利用
可能という通知メールを受け取ります。

C. 永久使用のためにライセンスをアクティベーションする
IAR Systems から、永久ライセンスが利用可能という通知をメールで受け取る
と、永久に使用するために、ライセンスをアクティベーションできます。
ライセンスサーバがインターネットに接続していない場合に、オフラインで
有効化できます。35 ページのオフラインのときにライセンスを有効にするを
参照してください。
永久に使用するためにネットワークライセンスをアクティベーション
する方法
1 ライセンス サーバ コンピュータ上で、Windows の[スタート]メニューから
[IAR License Manager](IAR ライセンス マネージャ)を起動します。
2 [License](ライセンス)> [Check for License Renewals](ライセンスの更新
チェック)を選択します。

22 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
インストール

3 更新を確認するライセンスを選択します。

4 [選択されたライセンスをチェック]をクリックします。IAR License Manager


が IAR システムズにアクセスし、選択したライセンスに更新があるかどうか
をチェックします。
5 [使用可能な更新]ダイアログボックスが表示され、使用可能な新しいライセ
ンスのあるものが一覧表示されます。有効にするライセンスを選択して、
[Install selected](選択したものをインストール)をクリックして、ライセン
スをインストールします。

6 更新した結果が表示されます。OK をクリックして、ライセンスウィザードを
閉じます。
7 クライアントコンピュータで IAR システムズ製品の再起動、IAR License
Manager を起動して更新されたライセンスの検出が必要になることがありま
す。
IAR Systems 製品の永久ライセンスが使用できるようになりました。

23

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのインストール

D. クライアント コンピュータへの製品のインストール
IAR License Server Tools をインストールして、ネットワークライセンスをアク
ティベーション(仮のスタートアップライセンスまたは永久ライセンス)す
ると、製品を実行しているそれぞれのクライアントコンピュータに IAR
Systems 製品をインストールできます。
注 : 製品を実行中のそれぞれのコンピュータで、これらの手順を繰り返しま
す。
注 : 新バージョンの製品(評価用バージョン)がすでにインストールされて
いる場合、ステップ 5 に進んでください。
クライアントコンピュータへの IAR システムズ製品のインストール
1 ライセンス サーバが起動して実行していることを確認します。
2 IAR Systems 製品のインストールプログラム (autorun.exe) を実行します。
3 Install(インストール)をクリックして、製品のインストールを開始します。
4 インストールウィザードの指示に従い、プロンプトが表示されたらライセン
ス契約に合意してください。
5 クライアントコンピュータ上で最初に IAR システムズ製品を起動する際、ラ
イセンスサーバが検出されて、確認するようにきかれます。[Yes](はい)を
クリックします。自動でライセンスサーバが検出されない場合は、30 ページ
の手動によるネットワークライセンスサーバの選択を参照してください。
インストールが完了し、ライセンスされた製品が使用可能になります。
注 : サイズに制限がある IAR Embedded Workbench のバージョンからアップグ
レードする場合、新しいバージョンを使用して初めてプロジェクトをビルド
するときに[すべてを再ビルド]コマンドを必ず実行してください。

24 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理
この章では、ネットワーク、モバイル、および PC 固定ライセンスの
管理のための通常のタスクを実行する方法を説明します。

ライセンスの管理
このセクションでは、ネットワーク、モバイル、および PC 固定ライセンス
の管理のために実行する必要があるタスクについての情報を提供します。一
部のタスクについては、ステップごとの説明もあります。
以下のタスクについて解説します。
l ライセンスのアクティベーション
l ライセンスの無効化
l 手動によるネットワークライセンスサーバの選択
l 手動でのライセンスサーバの開始および終了
l ある製品の異なるライセンスの切り替え
l ネットワーク ライセンスへのユーザの追加
l コミュータ承認の製品のチェックアウト
l コミュータ承認の最大数の設定
一部のタスクはオフラインで実行します。
l オフラインのときにライセンスを有効にする
l オフラインのときにライセンスを移動する

ライセンスのアクティベーション
IAR Systems 製品を使用する前に、ライセンスを有効にする必要があります。
ライセンスサーバコンピュータがインターネットに接続しているときに、す
でに登録済みの永久ネットワークライセンスを有効にするには、次の手順を
実行してください。
はじめてネットワークライセンスを有効にする(登録する)には、16 ページ
の B. 仮のスタートアップライセンスのアクティベーションを参照してくださ
い。
ライセンスサーバコンピュータがオフラインのときにライセンスを有効にす
るには、35 ページのオフラインのときにライセンスを有効にするを参照して
ください。

25

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

モバイルまたは PC 固定ライセンスを有効にするには、インストールとライ
センス・クイックリファレンスを参照してください。
注 : 同じ IAR 製品とパッケージ用の 2 つのネットワークライセンスは、同じ
ライセンスサーバで共存できません。古いほうのライセンスが最新のアク
ティベーションされたライセンスで上書きされます。古いライセンスは、同
じロック条件で同じコンピュータに再アクティベーションできます。ネット
ワーク ライセンスにユーザを追加する場合は、IAR の営業事務所にお問い合
わせください。
ネットワーク ライセンスの有効化 :
1 ライセンス サーバ コンピュータ上で、Windows の[スタート]メニューから
[IAR License Manager](IAR ライセンス マネージャ)を起動します。
2 [License](ライセンス)> [Activate License](ライセンスの有効化)を選択し
て、ライセンスウィザードを起動します。

26 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

3 Online activation(オンラインアクティベーション)を選択して Next(次へ)


をクリックします。

4 ライセンス番号を入力して、[次へ]をクリックします。製品パッケージに同
梱されていた挨拶文にライセンス番号が記載されています。

27

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

5 Next(次へ)をクリックして、表示されたサーバにライセンスがインストー
ルされていることを確認します。

6 ネットワークライセンスでドングルを使用している場合、ライセンスをドン
グルにロックする必要があります。(ライセンスでドングルを使用しない場合
は、この手順は省略してください)。ドングルをコンピュータに取り付けて、
他のドングルが取り付けられていないことを確認します。続けるには Next
(次へ)をクリックします。

28 ライセンス ガイド

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ライセンス管理

7 License Wizard がライセンスの詳細を確認します。[次へ]をクリックして有


効化を完了します。

8 ライセンスがインストールされました。IAR License Manager で、Done(完了)


をクリックして、ライセンスウィザードを閉じます。ライセンスサーバが
バックグラウンドで実行され、いつで IAR License Manager を使用してライセ
ンスの閲覧や管理ができます。

ライセンスの無効化
必要な場合は、IAR License Manger を使用してライセンスを無効にします。例
えば、ライセンスを移動したり、複数のライセンスをマージする場合に、ラ
イセンスを無効にする必要があります。
注 : ライセンスサーバコンピュータにロックされたネットワークライセンス
を無効にする前に、ローカル IAR 販売オフィスまたは IAR カスタマーケア
チームに連絡して、移動の許可をリクエストする必要があります。
ライセンスの無効化
1 IAR License Manager で、License(ライセンス)> [Deactivate](無効化)を選
んで、ライセンスウィザードを開きます。

29

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ライセンスの管理

2 無効にする製品をリストから選択して、Next(次へ)をクリックします。

3 Yes(はい)をクリックして、無効にする選択したライセンスを確認します。
4 Done(完了)をクリックして、ライセンスウィザードを閉じます。

手動によるネットワークライセンスサーバの選択
IAR License Manger から、お使いの IAR Embedded Workbench を使用するライ
センスサーバを手動で選択できます。
手動によるネットワークライセンスサーバの選択
1 お使いの製品の IAR License Manager から、Licence(ライセンス)> [Use
Network License](ネットワークライセンスを使用)を選択してウィザードを
開きます。

30 ライセンス ガイド

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ライセンス管理

2 コンピュータに 1 つ以上の製品をインストールしている場合は、使用する製品
を選択します。製品を選択して、Next(次へ)をクリックします。

3 使用するサーバをリストから選択して、[次へ]をクリックします。

31

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

4 または、サーバがリストにない場合、[サーバを追加]をクリックします。表
[追加]をクリックしてサーバ名または IP
示されるダイアログボックスで、
番号を入力します。

注 : 間違ったサーバ名を入力すると、IAR License Manager の動作が遅くなる


ことがあります。
OK をクリックして、ウィザードに戻ります。
5 ライセンスウィザードで、使用するサーバを選択して、Next(次へ)をク
リックします。
6 製品のサーバが選択されます。Done(完了)をクリックして、ライセンス
ウィザードを閉じます。

手動でのライセンスサーバの開始および終了
通常は、ライセンスサーバを手動で起動したり停止する必要はありません。
コンピュータを起動すると、ライセンスサーバが自動的に起動されます。何
らかの理由で、ライセンスサーバを起動する場合は、手動でライセンスサー
バを起動できます。
ライセンスサーバは Windows サービスとして実行します。実行中かどうかを
確認するには、Windows のサービス リストをチェックできます。このリスト
を表示する方法は、使用する Windows のバージョンによって異なります。こ
のサービスは、Sentinel RMS License Manager といいます。
このサービスの実行可能ファイルは、IAR License Server Tools のインストール
中に Sentinel RMS License Manager をインストールした場所にあります。デ
フォルトのディレクトリは Windows のバージョンと言語により異なります
が、通常は次のようになります :C:\Program Files\Common Files\SafeNet
Sentinel\Sentinel RMS License Manager

このディレクトリに、サーバファイルがある WinNT というサブディレクトリ


があります。サーバ実行可能ファイルの名前は、Lservnt.exe です。これを
起動して停止するには、loadls.exe を実行します(管理者権限が必要です)。

32 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

サービスを起動または停止するには、[追加]または[削除]をクリックしま
す。サービスがすでに実行中に Add(追加)をクリックしたり、サービスが
実行中でないときに Remove(削除)をクリックした場合、エラー メッセー
ジが表示されます。

ある製品の異なるライセンスの切り替え
コンピュータにインストールされた同じ製品で複数のライセンスを使用する
ことができます。一番最近有効にされたライセンスが、デフォルトのライセ
ンスサーバになります。
別の製品の変数またはネットワークライセンスに切り替えるには、次の手順
を行います。
製品の異なるライセンスの切り替え
1 Windowsのスタートメニューからお使いの製品のIAR License Managerを起動し
ます。
2 View(表示)> [Product List](製品リスト)を選択して、すべてのインス
トールされた製品を一覧表示します。
3 Product List(製品リスト)ページで、License Details(ライセンスの詳細)
ダイアログボックスに表示する製品をダブルクリックして、製品のライセン
スの詳細情報を表示します。
4 [License Details](ライセンス詳細)ダイアログボックスで、Selected license
(選択したライセンス)ドロップダウン リストから使用するライセンスを選
択します。

33

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

ネットワーク ライセンスへのユーザの追加
ネットワーク ライセンスで許可されている同時使用ユーザ数が十分でない場
合、ライセンスにユーザをさらに追加できます。これを行うには、ソフト
ウェア販売代理店か IAR システムズに連絡して、拡張版のネットワーク ライ
センスを注文する必要があります。
購入が完了すると、電子メールによる通知が届きます。新しい資格のライセ
ンスを有効にするには、次のいずれかを実行します。
l ネットワークライセンスの更新 — コンピュータ上で有効なすべてのライセ
ンスの更新をチェックします。たくさんのライセンスがインストールされ
ている場合、時間が多少かかることがあります(ライセンス番号ひとつに
つき約 1 分)。この場合、代わりにライセンスを有効にしたほうが良いこ
ともあります。
l ライセンスの更新 — 特定のライセンスを更新します。最初のライセンスが
有効にされたときと同じライセンス番号を指定する必要があります。この
方法の利点のひとつは、その固定のライセンス番号だけがチェックされる
ことです。また、このオプションは、たとえばロック条件の変更などのた
めに更新が失敗した場合にも使用できます。

コミュータ承認の製品のチェックアウト
IAR Systems 製品を限られた日数使用するために、ライセンスサーバに接続し
ないで、コミュータ承認でネットワークライセンスをチェックアウトできま
す。
コミュータ承認の最大数を設定できます。35 ページのコミュータ承認の最大
数の設定を参照してください。
コミュータ承認の製品のチェックアウト
1 Windowsのスタートメニューからお使いの製品のIAR License Managerを起動し
ます。
2 View(表示)> [Product List](製品リスト)を選択して、すべてのインス
トールされた製品を一覧表示します。
3 チェックアウトする製品を右クリックして、Check out(チェックアウト)を
選びます。
4 Check Out(チェックアウト)ダイアログボックスで、コミュータ承認により
製品をチェックアウトする日数(最高 15 日)を指定します。
これでライセンス サーバに接続されていなくても製品が使用できるようにな
りました。

34 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

5 期限が切れる前にコミュータ承認を終了するには、製品で右クリックし
Check in(チェックイン)を選択します。これを行わないと、指定した日数
が過ぎるとライセンスは自動的に返却されます。

コミュータ承認の最大数の設定
デフォルトでは、コミュータ承認の最大数は 100% で、これには制限があり
ません。コミュータ承認の最大数をライセンスの合計数の割合に設定できま
す。たとえば、コミュータ承認の最大数をライセンス総数の 25% に設定する
には、ライセンスサーバコンピュータで、-com オプションを指定して
LSERVOPTS 環境変数を使用してください :
LSERVOPTS=-com 25

コミュータ承認の製品をチェックアウトする方法については、34 ページのコ
ミュータ承認の製品のチェックアウトを参照してください。

オフラインのときにライセンスを有効にする
製品または IAR License Server Tools がインストールされているコンピュータが
インターネットに接続していないときでも、ライセンスを有効にできます。
ただし、ほかの方法でインターネットにアクセスして IAR Systems に連絡し、
ライセンスのアクティベーションをリクエストする必要があります。
注 : 同じ IAR 製品とパッケージ用の 2 つのネットワークライセンスは、同じ
ライセンスサーバで共存できません。古いほうのライセンスが最新のアク
ティベーションされたライセンスで上書きされます。古いライセンスは、同
じロック条件で同じコンピュータに再アクティベーションできます。ネット
ワーク ライセンスにユーザを追加する場合は、IAR の営業事務所にお問い合
わせください。
オフラインのコンピュータでライセンスを有効にするには、次の手順に従っ
てください。

A. オフライン アクティベーションをリクエスト
1 製品または IAR License Server Tools がインストールされているオフラインのコ
ンピュータで、Windows のスタートメニューから IAR License Manager を起動
します。
2 ライセンスドングルを持っている場合は、コンピュータに取り付けてくださ
い。

35

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ライセンスの管理

3 [License](ライセンス)> [Activate License](ライセンスの有効化)を選択し


て、ライセンスウィザードを起動します。

4 Offline activation(オフラインアクティベーション)を選択して Next(次へ)


をクリックします。

36 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

5 ライセンス番号を入力して、[次へ]をクリックします。

6 ライセンスをコンピュータかドングルのどちらにロックするかを指定します。
ライセンスをドングルにロックする必要があってまだドングルを受け取って
いない場合、[はい。でもまだドングルを受け取っていません]を選択しま
す。こうすれば、ドングルを待つ間にライセンスを一時的にコンピュータに
ロックすることができます。

7 ライセンスをドングルに直接ロックする場合(前の手順で Yes(はい)を選
択)、ドングルを取り付けてから先に進むように指示があります。
ドングルを取り付けて、[ドングルのリストを更新]をクリックします。

37

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

8 次に、アクティベーション情報ファイルの保存先を指定し、Next(次へ)を
クリックします。activation information file(アクティベーション情報ファイ
ル)が作成されます。

38 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

9 説明されたように、アクティベーション情報ファイルをインターネットに接
続しているコンピュータに移動します。

B. アクティベーションを IAR Systems に通知


1 インターネットに接続されたコンピュータで、
https://register.iar.com/deactivate にアクセスします。

39

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

2 このコンピュータに移動したアクティベーション情報ファイルを表示し、
Activate License(ライセンスの有効化)をクリックして、ライセンスをアク
ティベーションすることを IAR Systems に通知します。(これには数分かかり
ます。 )
3 ライセンスが未登録であれば、先に登録を済ませるように指示があります。

4 アクティベーションプロセスの終わりに、activation response(有効化応答)
ファイルが作成されます。Download response(応答をダウンロード)クリッ
クして、有効化応答ファイルをダウンロードします。

5 製品または IAR License Server Tools がインストールされているオフラインのコ


ンピュータに有効化応答ファイルを移動します。

40 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

C. ライセンスの有効化
1 製品または IAR License Server Tools がインストールされているオフラインのコ
ンピュータで、ライセンスウィザードの Next(次へ)をクリックします。
2 このコンピュータに移動した有効化応答ファイルを表示して、Next(次へ)
をクリックします。

ライセンスが有効になりました。Done(完了)をクリックして終了します。
3 ドングルをコンピュータに一時的にロックして、それからドングルを受け
取った場合、オフライン有効化の手続きを繰り返しますが、ライセンスをド
ングルにロックするようにしてください。
4 ライセンスが仮のスタートアップライセンスの場合、IAR Systems 製品の購入
が完了すると、IAR Systems から永久ライセンスが利用可能という通知メール
を受け取ります。オフラインアクティベーションを繰り返して、永久ライセ
ンスを有効にできます。

オフラインのときにライセンスを移動する
ライセンスがインストールされているコンピュータがインターネットに接続
していないときでも、ネットワークまたは PC 固定ライセンスを別のコン
ピュータに移動できます。ただし、ライセンスを移動する前に他の方法でイ
ンターネットに接続し IAR Systems に連絡して、ライセンスを無効にするこ
とをリクエストする必要があります。
ライセンスの移動には、ライセンスの移動元のコンピュータでライセンスを
無効にし、移動先のコンピュータでライセンスを有効にします。

41

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

注 : ライセンスサーバコンピュータにロックされたネットワークライセンス
を移動または無効にする前に、ローカル IAR 販売オフィスまたは IAR カスタ
マーケアチームに連絡して、移動の許可をリクエストする必要があります。
注 : 同じ IAR 製品とパッケージ用の 2 つのネットワークライセンスは、同じ
ライセンスサーバで共存できません。古いほうのライセンスが最新のアク
ティベーションされたライセンスで上書きされます。古いライセンスは、同
じロック条件で同じコンピュータに再アクティベーションできます。ネット
ワーク ライセンスにユーザを追加する場合は、IAR の営業事務所にお問い合
わせください。
PC 固定ライセンスは 12 か月間に最大 3 回まで移動できます。
オフラインのときのライセンスの移動についての情報は、インストールとラ
イセンス・クイックリファレンスを参照してください。
オフラインコンピュータ (X) から別のコンピュータ (Y) にライセンスを移動
するには、この方法を実行してください。

A. 無効にする権限をリクエスト
1 インターネットに接続しているコンピュータで、
https://register.iar.com/deactivate にアクセスします。

2 無効にするライセンス番号を入力し、Request deactivation(無効化のリクエ
スト)をクリックします。

42 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

3 試行したら、Yes, proceed(はい、実行する)をクリックして、無効化のリク
エストを実行します。

4 ライセンスを無効にするリクエストは受信され、deactivation permission(無効
化権限)ファイルが作成されます。Download Permission file(権限ファイル
のダウンロード)をクリックして、ファイルをダウンロードします。

5 ライセンスの移動元コンピュータ(コンピュータ X)に無効化権限ファイル
を移動します。

B. オフライン移動の実行
1 ライセンスの移動元のコンピュータで、Windows のスタートメニューから IAR
License Manager を起動します。

43

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの管理

2 [License](ライセンス)> [Transfer License](ライセンス移動)を選択して、


ライセンスウィザードを起動します。
3 Offline transfer(オフライン移動)を選択して Next(次へ)をクリックしま
す。

4 ダウンロードして移動した無効化権限ファイルを表示して、Next(次へ)を
クリックします。

5 ライセンスがこのコンピュータで無効になりました。OK をクリックして、無
効化確認ファイルを作成します。

44 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

6 無効化確認ファイルをインターネットに接続しているコンピュータに移動し
ます。

C. 無効化を IAR Systems に通知する


1 ウェブページ https://register.iar.com/deactivate に戻って、Confirm Deactivation
(無効化の確認)をクリックします。

2 このコンピュータに移動した無効化確認ファイルを表示して、Post
confirmation(確認を送信)をクリックして、IAR Systems とライセンスの無
効化を確認します。

45

AFE1_AFE2-1:1
ネットワークライセンスのユーザグループの予約

3 ライセンスが無効になりました。

4 ライセンスウィザードで、Done(完了)をクリックして終了します。

D. ライセンスの有効化
1 ライセンスの移動先のコンピュータで、Windows のスタートメニューから IAR
License Manager を起動します。
2 [License](ライセンス)> [Activate License](ライセンスの有効化)を選択し
て、ライセンスウィザードを起動します。
l コンピュータがオフラインの場合は、以下を行います 25 ページのライセ
ンスのアクティベーション
l コンピュータがオフラインの場合は、35 ページのオフラインのときにライ
センスを有効にするを行います

ネットワークライセンスのユーザグループの予約
ある機能を使用する独占的な権限を持ったユーザグループと、ある機能を使
用できないグループを指定する予約ファイルを作成できます。
ネットワークライセンスのユーザグループを指定する予約ファイルを
作成するには :
1 テキストエディタを使用してユーザグループファイルを編集します。次の
ファイル構文を使用します:
feature_name,feature_version:group_name:reserved_tokens:user_1
... user_N

説明 :
feature_name は、XXX.EW.COMPILER_STD などです。
feature_version は、1.01 などです。

46 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

group_name は、グループを識別する名前です。
reserved_tokens グループに予約されたライセンスユーザ数です。
user_1...user_N スペースで区切られたユーザ名またはホスト ID の
リストです。これらの文字を使用して、ユーザアク
セスを制限または許可する :
$、コンピュータ名を識別。コンピュータ名または
IP アドレス(IPv4 のみ)
!、論理 NOT

*、1 文字または複数の文字のワイルドカード

以下に例を示します。
$computer1
$10.11.0.*
John.Smith
!David.Smith

たとえば、このファイルによって、ワークステーション PC-ADAM と
PC-ADA のユーザにコンパイラとデバッガの機能に関して、独占的に 2 つの
トークンを保持し、一方で PC-GUEST のユーザが指定の機能を一切使用でき
なくなります :
XXX.EW.COMPILER_STD,1.01:include_grp:2:$PC-ADAM $PC-ADA
XXX.EW.COMPILER_STD,1.01:exclude_grp:0:$PC-GUEST
XXX.EW.DEBUGGER_STD,1.01:include_grp:2:$PC-ADAM $PC-ADA
XXX.EW.DEBUGGER_STD,1.01:exclude_grp:0:$PC-GUEST

ライセンスには通常、数多くの機能があります。機能名とバージョンは IAR
License Manager で見つかります。製品をダブルクリックして、[ライセンスの
詳細]ダイアログボックスを開きます。
2 このファイルを、たとえば C:\IARSystems\LicenseManagement\lreserv.txt
というように保存します。
3 ユーザグループファイルの目的の場所を設定するには、LSRESERV 環境変数を
使用します。
たとえば、LSRESERV=C:\IARSystems\LicenseManagement\lreserv.txt
4 ライセンスサーバを再起動します。
注 : lreserv.txt ファイルに変更を行うと、サーバを再起動する必要があります。

47

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスサーバのアクティビティのロギング

5 このライセンスの使用は、指定内容に従って制限されます。
l グループに予約されたトークンの数がライセンスに許可されたユーザ数と
同じ場合、グループ外部のユーザはライセンスを使用できません。
l グループに予約されたトークンの数がゼロの場合、グループ内のユーザは
誰もライセンスを使用できません。

ライセンスサーバのアクティビティのロギング
ライセンスサーバのアクティビティのログの作成を有効にできます。これは
通常、どのユーザがどのライセンスをどれだけ使用しているかを監視すると
きに便利です。
これらのトピックでは次のことについて説明します。
l 48 ページのライセンスサーバの IAR License Manager のログの作成を有効に
します
l 49 ページの環境変数を使用してのログの作成を有効にする
l 49 ページのログファイルのサイズの指定
l 50 ページのログファイルのバックアップ
l 50 ページのログファイルのバックアップの無効化
ログファイルのフォーマットの情報については、62 ページのログファイルの
フォーマットを参照してください。

ライセンスサーバの IAR LICENSE MANAGERの ログの作成を有効


にします
ライセンスサーバの IAR License Manager を使用してサーバアクティビティの
ログの作成を有効にできます。
サーバアクティビティのログの作成を有効にする
1 Windows の[スタート]メニューから License Server の IAR License Manager を
起動します。
2 [ツール]>[オプション]を選択します。
3 Log server activities(サーバ アクティビティのログ)を選択して、ファイル
名とログファイルの場所を指定して、OK をクリックします。

48 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンス管理

これらの設定はサーバ コンピュータで設定する必要があります。その設定は、
次回ライセンス サーバの Windows サービスの再起動時に反映されます。これ
らの設定を変更するには、管理者として IAR License Manager を開始する必要
があります。

環境変数を使用してのログの作成を有効にする
ライセンスサーバコンピュータの環境変数を設定することで、サーバアク
ティビティのログの作成を有効にできます。
LSERVOPTS=-1 path_to_log_file

以下に例を示します。
LSERVOPTS=-1 C:\ServerLog\logfile.txt

変更を有効にするには、ライセンスサーバの Windows サービスを再起動する


必要があります。
注 : この環境変数がグローバルで設定されていると(Windows のシステムプ
ロパティなどで)、他の製品も影響を受けることがあります。

ログファイルのサイズの指定
ログファイルの最大サイズを指定するには、-z オプションを使用します。サ
イズをバイトで指定するには、-z 2000(2000 バイト)、キロバイトで指定す
るには -z 2k(2 キロバイト)、メガバイトなら -z 2m(2 メガバイト)という
ようにします。
以下に例を示します。
LSERVOPTS=-z 2m -l C:\ServerLog\serverlog.txt

49

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ライセンスサーバのアクティビティのロギング

ログファイルのバックアップ
ファイルのサイズが -z オプションで指定した最大値に達すると、ライセンス
サーバは元のログファイルをバックアップファイルにコピー(名前の変更)
します。これは同じファイル名ですが、2 桁の数字がファイル名に追加され
ています。元の名前を持ったファイルでロギングが続けられます。


管理者がログファイルの最大サイズを 2 MB と指定した場合。サイズが 2 MB
に達すると、ライセンスサーバはログファイルの末尾にサフィックスを追加
します。たとえば、serverlog.txt.00, serverlog.txt.01,
serverlog.txt.02 ~ serverlog.txt.99. この上限に達すると、ライセンス
サーバは同じログファイル名を使用して 00 からバックアップファイルを生成
し始めます。つまり、元のログファイルは上書きされます。
さらに多くのログファイルが必要な場合、最初の 100 のログファイルを別の
場所(内容を保存)にバックアップするよう自分でスクリプトを作成する必
要があります。こうすれば、最初のログファイルが上書きされても問題では
なくなります。

ログファイルのバックアップの無効化
ログファイルの自動バックアップを無効化するには、ライセンスサーバコン
ピュータで LSERVOPTS 環境変数に -x オプションを追加します。

50 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報
本章では、IAR システムズ製品のライセンスを管理する IAR License
Manager Tool のリファレンス情報を提供します。

IAR License Manager に関するリファレンス情報


このセクションでは、以下のウィンドウおよびダイアログボックスのリファ
レンス情報を提供します。
l 51 ページの IAR License Manager のメインウィンドウ
l 55 ページの使用可能な更新ダイアログボックス
l 56 ページの[ライセンス更新のチェック]ダイアログボックス
l 58 ページの[ライセンス詳細]ダイアログボックス
l 60 ページの[オプション]ダイアログボックス
l 61 ページの[サーバ]ダイアログボックス

IAR License Manager のメインウィンドウ


お使いの IAR Systems 製品の Help(ヘルプ)メニュー、または Windows のス
タートメニューから IAR License Manager を起動します。
IAR License Manager を起動すると、メインウィンドウが表示されます。

[ファイル]メニュー
以下のコマンドがあります。

終了 IAR License Manager を終了します。

51

AFE1_AFE2-1:1
IAR License Manager に関するリファレンス情報

[表示]メニュー
以下のコマンドがあります。

更新 ネットワーク ライセンスの使用情報やドングルの
ステータスなどを更新します。これは、15 秒おき
に自動的に行われます。
製品リスト 表示エリアの[製品リスト]ページを開きます。
このページにはインストールされたすべての製品が
リストされます。リストで製品をダブルクリックす
ると、その製品のライセンスに関する詳細な情報が
入手できる License Details(ライセンスの詳細)ダ
イアログボックスが表示されます(58 ページの
[ライセンス詳細]ダイアログボックスを参照)。
ネットワークライセンス 表示エリアの[ネットワークライセンス]ページを
開きます。このページには使用可能なすべてのネッ
トワークライセンスがリストされます。
ネットワーク ライセン 表示エリアの[ネットワークライセンス ユーザ]
ス ユーザ ページを開きます。このページには、ネットワーク
ライセンスを使用するローカルネットワーク上のす
べてのユーザがリストされます。
ライセンス詳細 選択してライセンスの詳細情報をリストした
License Details(ライセンス詳細)ダイアログボッ
クスを表示します(58 ページの[ライセンス詳細]
ダイアログボックスを参照)。
サーバ [サーバ]ダイアログボックスを表示します。これ
には、自動的に識別されたサーバと手動で追加され
たサーバがすべてリストされます。61 ページの
[サーバ]ダイアログボックスを参照してください。
ドングル リスト すべての接続されたドングルをリストする Dongle
List(ドングルリスト)ダイアログボックスが表示
されます(Sentinel ハードウェアキー)。

52 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

[ライセンス]メニュー
以下のコマンドがあります。

ライセンスの有効化 ライセンスウィザードを起動して、ライセンス番
号によってライセンスを有効にします(25 ページ
のライセンスのアクティベーションを参照し)。コ
ンピュータにインターネット接続がない場合でも
ライセンスを有効にできます(35 ページのオフラ
インのときにライセンスを有効にするを参照)。
ライセンス更新の 選択したライセンスの新しいバージョンが利用可
チェック 能なものをリストする Check for License Renewals
(ライセンス更新のチェック)ダイアログボックス
が表示されます(56 ページの[ライセンス更新の
チェック]ダイアログボックスを参照)。
ネットワーク ライセン ネットワークライセンスを使用する製品および
スを使用 サーバを選択できるライセンスウィザードを起動
します(30 ページの手動によるネットワークライ
センスサーバの選択を参照)。
ライセンス移動 [License Transfer](ライセンス移動)ダイアログ
ボックスを起動します。ここでは、別のコン
ピュータに移動するライセンスを選択できます。
コンピュータにインターネット接続がない場合で
もライセンスを有効にできます。41 ページのオフ
ラインのときにライセンスを移動するを参照して
ください。
ライセンスサーバコンピュータにロックされた
ネットワークライセンスを無効にする前に、ロー
カル IAR 販売オフィスまたは IAR カスタマーケア
チームに連絡して、移動の許可をリクエストする
必要があります。
12 か月間に最大 3 回まで、PC 固定ライセンスを
移動できます。
ライセンスの無効化 Deactivate License(ライセンスの無効化)ダイア
ログボックスが表示されます。ここでは、無効に
するライセンスを選択できます(29 ページのライ
センスの無効化を参照)。
評価用ライセンスの取得 評価する製品を選択できるライセンスウィザード
を起動します。

53

AFE1_AFE2-1:1
IAR License Manager に関するリファレンス情報

[ツール]メニュー
以下のコマンドがあります。

オプション [Options](オプション)ダイアログボックスが表示
され、以前無効にしたすべてのダイアログボックス
を再び有効にし、ログを作成したサーバアクティビ
ティを有効にできます(60 ページの[オプション]
ダイアログボックスを参照)。
オプションのパッケー 製品に付属のソースコード ライブラリを抽出しま
ジを抽出 す。

[ウィンドウ]メニュー
以下のコマンドがあります。

閉じる IAR License Manager のメイン ウィンドウの表示エ


リアで現在選択されたページを閉じます。

Help(ヘルプ)メニュー
以下のコマンドがあります。

診断情報を収集 [診断情報を収集]ダイアログボックスを表示して、
診断情報の収集を開始します。このダイアログボッ
クスに進行状況が表示されます。完了すると、
Explore Results(結果を参照する)をクリックする
と、収集した診断とライセンス管理情報が表示され
ます。一般的に、この情報は IAR Systems サポートに
連絡するときに役立ちます。
インストールとライセ Installation and Licensing Quick Reference(インストー
ンス・クイックリファ ルおよびライセンスのクイックリファレンス)ガイ
レンス ドを PDF として開きます。
ライセンスガイド Licensing Guide(ライセンスガイド)を PDF として
開きます。
製品情報 IAR License Manager のバージョン情報を表示します。

コンテキストメニュー(製品リスト)
このコンテキストメニューは[製品リスト]ページで使用できます :

54 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

以下のコマンドがあります。

ライセンス詳細 選択してライセンスの詳細情報をリストした License


Details(ライセンス詳細)ダイアログボックスを表
示します(58 ページの[ライセンス詳細]ダイアロ
グボックスを参照)。
チェックイン コミュータ承認で以前にチェックアウトしたネット
ワークライセンスをチェックインします。
チェックアウト コミュータ承認によりネットワーク ライセンスを
チェックアウトします。つまり、期間限定で PC 固定
ライセンスとして使用できます。

コンテキストメニュー(ネットワークライセンス)
このコンテキスト メニューは [Network License](ネットワーク ライセンス)
ページで使用できます :

以下のコマンドがあります。

更新チェック 選択したライセンスの新しいバージョンが利用可能
なものをリストする Check for License Renewals(ラ
イセンス更新のチェック)ダイアログボックスが表
示されます(56 ページの[ライセンス更新のチェッ
ク]ダイアログボックスを参照)。
削除 選択したネットワークライセンスをサーバから削除
します。これはライセンス サーバ コンピュータ上で
のみ実行できます。
削除したネットワークライセンスは、いつでも同じ
ロック条件で同じライセンスサーバコンピュータで
有効にできます。
Delete コマンドは、IAR Systems データベースからラ
イセンスが無効になる Deactivate とは異なるので、
注意してください。

使用可能な更新ダイアログボックス
Available Renewals(使用可能な更新)ダイアログボックスは、Check for
License Renewals(ライセンス更新のチェック)ダイアログボックスで Check

55

AFE1_AFE2-1:1
IAR License Manager に関するリファレンス情報

selected licenses(選択されたライセンスをチェック)ボタンがクリックされ
ると表示されます。

このダイアログボックスには、[ライセンス更新のチェック]ダイアログボッ
クスで選択されたライセンスで使用可能なあらゆる新しいバージョンが一覧
表示されます。
IAR License Manager は IAR システムズにアクセスして、ローカルのライセン
スが最新かどうかをチェックします。使用可能な新しいバージョンがあった
場合、それらを更新することができます。

表示エリア
以下の列にライセンスがリストされます。

チェックボックス 更新するライセンスを選択します。
ライセンス番号 製品のライセンス番号。
製品 製品名。
コメント ライセンスの情報。

ボタン

選択したものをイン 選択したライセンスをインストールします。
ストール

[ライセンス更新のチェック]ダイアログボックス
IAR License Manager で License(ライセンス)> [Check for renewals](ライセ
ンス更新のチェック)を選択する、または Network Licenses(ネットワーク
ライセンス)ページのコンテキストメニューにある Check for renewals(ライ

56 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

センス更新のチェック)を選択すると、Check for License Renewals(ライセ


ンス更新のチェック)ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスには、ローカルマシンにインストールされた IAR シ
ステムズ製品で現在使用中のライセンスと、ローカルのライセンスサーバに
インストールされたライセンス(該当する場合)が一覧表示されます。イン
ストールされて削除された未使用のライセンスもリストされます。

表示エリア
以下の列にライセンスがリストされます。

チェック 新しいライセンスをチェックするライセンスを選択し
て、[選択されたライセンスをチェック]をクリックし
ます。新しいライセンスがあると、Available Renewals
(使用可能な更新)ダイアログボックスが表示されま
す。55 ページの使用可能な更新ダイアログボックスを
参照してください。
ライセンス番号 製品のライセンス番号。
製品 製品名。
有効期限 ライセンスの有効期限。
コメント ライセンスの情報。

未使用のライセンスを表示
未使用のライセンス、つまり現在選択されていないライセンスもリストされ
ます。未使用のライセンスを表示を選択すると、インストールされて削除さ
れたネットワークライセンスもリストされます。
このオプションは通常、IAR システムズのサポートから届いた仮のライセン
スを使用する場合に便利です。更新が届いたときに、通常の更新ライセンス
を選択する前にこのオプションを選択する必要があります。

57

AFE1_AFE2-1:1
IAR License Manager に関するリファレンス情報

すべてのライセンスを選択 / 選択解除
表示エリアにリストされたすべてのライセンスを選択または選択解除します。

ボタン

選択されたライセンスを[チェック]列で選択したライセンスに使用可能な
チェック 新しいライセンスがあるかどうかをチェックしま
す。新しいライセンスがあると、Available
Renewals(使用可能な更新)ダイアログボックス
が表示されます(55 ページの使用可能な更新ダイ
アログボックスを参照)。

[ライセンス詳細]ダイアログボックス
IAR License Manager で View(表示)> [License Details](ライセンス詳細)、ま
たは選択した製品をダブルクリックするか Product List(製品リスト)ページ
のコンテキストメニューの License Details(ライセンス詳細)を選択すると、
License Details(ライセンス詳細)ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスを使用して、使用可能なライセンスを選択し、選択
したライセンスの詳細情報を入手します。

選択されたライセンス
この製品および使用可能なネットワーク ライセンスについて有効化したすべ
てのライセンスをリストします。使用するライセンスを選択します。

58 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

説明
選択したライセンスの詳細な情報をリストします。

機能
製品でライセンスの取得が可能なすべての機能と、これらの列のライセンス
のステータスを表示します :

機能 機能名。
機能名 内部の機能名。
ライセンス タイプ ライセンス タイプ。
期限 以下のいずれかになります :
期間限定ライセンスの場合は期間終了日
永久ライセンスの場合は PERMANENT(永久)。
制限 時間またはサイズなどで制限します。
ステータス ライセンスのステータス。OK またはエラー メッセージ
です。

ボタン
以下のボタンを選択できます。

チェックアウト コミュータ承認によりネットワーク ライセンスを


チェックアウトします。つまり、期間限定で PC 固定ラ
イセンスとして使用できます。
チェックイン コミュータ承認で以前にチェックアウトしたネット
ワークライセンスをチェックインします。
ライセンス移動 選択したライセンスを無効にします。つまり、別のコ
ンピュータで移動または有効にできます。
ライセンスサーバコンピュータにロックされたネット
ワークライセンスを無効にする前に、ローカル IAR 販
売オフィスまたは IAR カスタマーケアチームに連絡し
て、移動の許可をリクエストする必要があります。
12 か月間に最大 3 回まで、PC 固定ライセンスを移動で
きます。

59

AFE1_AFE2-1:1
IAR License Manager に関するリファレンス情報

置換したライセンスの非表示
置換したライセンスを非表示にします。ライセンスは、更新時に置換されま
す。たとえば、スタートアップライセンスを永久ライセンスと置換したり、
より新しいバージョンを有効化したときなどです。置換したライセンスはそ
のまま使用可能である点に注意してください。

[オプション]ダイアログボックス
IAR License Manager で Tools(ツール)>Options(オプション)を選択する
と、Options(オプション)ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスを使用すると、すべての以前無効にしたダイアログ
ボックスを有効にします。またログを作成したサーバアクティビティを有効
にします。

ボタン

すべてのダイアログ すべての以前無効にしたダイアログボックスを有効に
を有効にする します。

サーバ アクティビティのログ
ライセンスサーバのアクティビティのログの作成を有効にします。これは通
常、どのユーザがどのライセンスをどれだけ使用しているかを監視するとき
に便利です。48 ページのライセンスサーバの IAR License Manager のログの作
成を有効にしますを参照してください。

60 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

[サーバ]ダイアログボックス
IAR License Manager で View(表示)> Servers(サーバ)を選択すると、
Servers(サーバ)ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスを使用して、何らかの理由で IAR License Server が自


動的に検出しないライセンスサーバを手動で指定します。
注 : 手動で追加した既存でないサーバは、IAR License Manager で応答時間が
大幅に長くなります。

ブロードキャストを使用してサーバを検索
ブロードキャストを有効にして、サブネット上でサーバを自動的に検索しま
す。このオプションを無効化すると、使用するサーバを手動で追加する必要
があります。自動的に見つかったサーバへのすべての参照は削除されます。

検出されたサーバ
自動的に検出されたライセンス サーバをリストします。

手動で追加されたサーバ
手動で追加されたライセンスサーバをリストします。

61

AFE1_AFE2-1:1
ログファイルのフォーマット

ボタン
以下のボタンを選択できます。

追加 ライセンスサーバをリストに追加します。[追加]をク
リックして、追加するライセンスサーバの名前または
IP 番号を入力します。
編集 すでに追加されたライセンスサーバの名前を編集しま
す。ライセンスサーバを編集するには、ライセンス
サーバを選択して[編集]をクリックします。
削除 すでに追加されたライセンスサーバを削除します。ラ
イセンスサーバを削除するには、ライセンスサーバを
選択して[削除]をクリックします。

ログファイルのフォーマット
ライセンスサーバアクティビティのログの作成を有効にすると、1 行に 1 エ
ントリでログファイルに情報が記録されます。ライセンスサーバアクティビ
ティのログの作成方法についての情報は、48 ページのライセンスサーバのア
クティビティのロギングを参照してください。
ログファイルのフォーマット :
エレメント 説明
Server–LFE ライセンスサーバの -lfe オプションで指定されるユーザ定義のログ
ファイル暗号化レベル。
License–LFE ベンダ定義のログファイル暗号化レベル。これがゼロの場合、このエレ
メントによって Server–LFE がオーバライドされます。
Checksum エントリのチェックサム。
Date エントリが作成された日。フォーマットは以下のようになります。
曜日、月、日付 (hh:mm:ss)、年です。例、Wed Jan 10 08:40:46 2018。
Time-stamp エントリのタイムスタンプ。
機能 機能名。
Ver 機能のバージョン。
表 2: ログファイルのエレメント

62 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

エレメント 説明
Trans トランザクションタイプ。

明示的なエントリ。
0 — ライセンスが発行されます。
1 — ライセンスが拒否されます。
2 — ライセンスのあるアプリケーションが、ライセンストークンをリ
リースしました(リリース API が呼び出されるとき)。
3 — キューしたキーが発行され、クライアントがキューに配置されま
す。クライアントが使用可能なとき(他のクライアントがトークンをリ
リースした後) 、このクライアントがそのライセンスを取得できます。
4 — リクエストのキューに失敗しました。
5 — リクエストのキューが成功しました。ただし、キューしたキーを取
得する代わりに、クライアントは通常のキーを受信し、キューには配置
されません。
6 — キューしたライセンスは、実際のライセンスに変換されます。これ
は、クライアントがその他のクライアントによってリリースされたライ
センスを取得したとき(キューしたクライアントが、キーを取得するた
めに VLSgetQueuedClient API を呼び出すことを許可される)に発生しま
す。その後、クライアントはキューから削除されます。
7 — 前に発行されたキューしたライセンスキーは、一定期間が過ぎると
実際のライセンスキー(キューされてないキー)に変換できないのでリ
リースされます。
8 — コンピュータライセンスは、チェックアウトされています。
9 — コンピュータライセンスは、チェックインしています。
表 2: ログファイルのエレメント(続き)

63

AFE1_AFE2-1:1
ログファイルのフォーマット

エレメント 説明
Trans(続き)暗示的なエントリ :
10 — 暗示的なライセンスは、License Manager がシャットダウンする前
に、キーを使用してクリーンアップを実行するとき、エントリをリリー
スします。
11 — 暗示的なライセンスは、キーの有効期限が終了した後、License
Manager がトークンを再要求します。
12 — 暗示的なライセンスは、次のいずれかのトランザクションが行わ
れると、エントリをリリースします。
* ライセンスがライセンス B に切り替わると、ライセンス A が午前 0 時
にリリースされます。
* 取り消しが延期された場合に、実際の取り消しが行われたあと、ライ
センスがリリースされます。
* ライセンス A は、ライセンス B が動的に追加されるとリリースされ
ます。
13 — 暗示的なライセンスは、使用ログファイルが、次のいずれかのシ
ナリオ下で変更されると、リリースされます。
* バックアップ使用ログファイルが作成されたとき(オーバーフローの
場合)、ライセンスは、バックアップログファイルのエントリをリ
リースします。
* 使用ログ機能 VLSchangeUsageLogFileName を呼び出すことで、ログファ
イルが変更されると、以前のログファイルのエントリをリリースし
ます。
14 — 更新の呼び出しがリクエストに変換されるとき、シナリオ下で暗
示的なライセンスは、エントリをリクエストします。以下に例を示し
ます。
* クライアントが実行中で、License Manager を再起動した後に、ハート
ビートメッセージが送信されるとき。
* キーの有効期限が終了した後、ハートビートメッセージが送信される
とき。
15 — 暗示的なライセンスは、次のいずれかのシナリオ下でエントリを
リクエストします。
* バックアップ使用ログファイルが作成されたとき(オーバーフローの
場合)、ライセンスは、新しいログファイルにエントリをリクエス
トします。
* 使用ログ機能 VLSchangeUsageLogFileName を呼び出すことで、ログファ
イルが変更されると、新しいログファイルのエントリをリクエスト
します。
16 — もとのリーダーサーバーが、ダウンから戻ってきたとき(冗長な
License Manager のセットアップの場合)に、暗示的に、フォロワーサー
バーの使用ログファイルのエントリをリリースします。
17 — 共有ライセンストークンの明示的なリクエストエントリ。
18 — 共有ライセンストークンの明示的なリリースエントリ。
表 2: ログファイルのエレメント(続き)

64 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

エレメント 説明
Numkeys 現在のリクエスト / リリースの後で使用されているライセンス数。(暗
号化レベルが 3 または 4 に設定されている場合、暗号化されます)。
Keylife ライセンスの使用時間(秒)
。ライセンスがリリースしたエントリでの
み適用可能です。
ユーザ エントリに関連するアプリケーションのユーザ名。
匿名ログオプションが設定されている場合は、この要素は匿名でログさ
れます。
License Manager で拡張ログオプションが有効でない場合は、ユーザー名
に LM_SERVER が表示されます。
License Manager で拡張ログオプションが有効な場合は、それぞれのダ
ミーのレコードのユーザー名フィールドに、実際のユーザー名が表示さ
れます。
クライアントが License Manager に接続されている場合、バックアップ
ファイルが作成されると、バックアップファイルで、使用中のライセン
ストークン用にのみダミーのレコードが作成されます。キーの有効期限
が終了しているトークンではされません。さらに、そのダミーのレコー
ドは、新しいファイルで作成され、特定のトランザクション ID(13 と
15)による残りのエントリとは異なります。
Host エントリに関連するアプリケーションのホスト名。
匿名ログオプションが設定されている場合は、この要素は匿名でログさ
れます。
LSver Sentinel RMS 開発キットのライセンスサーバのバージョン。
Currency トランザクション中に処理されたライセンス数。(暗号化レベルが 3 ま
たは 4 に設定されている場合、暗号化されます)。
コメント ライセンスアプリケーションによって渡されるテキスト。
この要素は、次の条件を満たしている場合は匿名でログされます。
* コメントの匿名化が、ライセンスのあるアプリケーションで許可され
ている。
* システム管理者が License Manager の匿名でのログオプションを設定し
ている。
さらに、コメントは、ベンダーの反映により、完全にまたは部分的に匿
名化されます。
Queue key ID ライセンスキューが有効になっている場合、この値はキュー ID
(キューキーの一意の識別子)を示します。そうでない場合は、下の例
のようにハイフンを含みます。
Absolute ライセンスのキューが有効な場合は、この値は、キューでキューされた
position クライアントの位置を示します。そうでない場合は、下の例のようにハ
イフンを含みます。
表 2: ログファイルのエレメント(続き)

65

AFE1_AFE2-1:1
ログファイルのフォーマット

エレメント 説明
Group システム管理者がグループ予約ファイルを作成していて、ライセンスの
position キューが有効な場合は、この値はそのグループのキューされたクライア
ントの位置を示します。そうでない場合は、下の例のようにハイフンを
含みます。
Group name システム管理者がグループ予約ファイルを作成していて、キューされた
キーが予約されたグループから付与されている(予約ファイルで指定し
たように)場合は、グループ名が表示されます。そうでない場合は、下
の例のようにハイフンを含みます。
Queue length ライセンスのキューが有効な場合は、この値はキューの長さを示しま
す。特定の時間でのキューに存在するクライアントの合計数。そうでな
い場合は、下の例のようにハイフンを含みます。
Capacity flag 0 — 容量のライセンスは使用されていません。
1 — 容量のライセンスが使用されています。
License キャパシティライセンスが使用されている場合、このフィールドは、
capacity キャパシティライセンスを含みます。そうでない場合は、下の例のよう
にハイフンを含みます。
Team capacity キャパシティ ライセンスが使用されている場合、このフィールドには、
チームのキャパシティを含みます。そうでない場合は、下の例のように
ハイフンを含みます。
User capacity キャパシティ ライセンスが使用されている場合、このフィールドには、
ユーザーキャパシティを含みます。そうでない場合は、下の例のように
ハイフンを含みます。
Record 暗号化されたレコード番号。
number
Client ID 16 バイトの数字は、それぞれのクライアントリクエストを一意に識別
し、また次のトランザクションタイプでログされます :0, 2, 10, 11, 12, 13,
14, 15, 16, 17, と 18。クライアント ID の使用すると、各リクエストのロ
グエントリは、関連のリリースログエントリでマップされます。
以下の動作にも注意してください。
* クライアント ID は、拡張されたログにだけ表示されます。プレインな
ログでは、クライアント ID に代わってハイフンがログされます。
* クライアント ID は、コミュータとキューされたクライアントには、保
持されません。そのような場合は、クライアント ID に代わってハイ
フンがログされます。
* v8.5.5 より前のクライアントには、トランザクション ID 14 では、クラ
イアント ID が保持されません。代わりに、新しいクライアント ID
が割り当てられます。
表 2: ログファイルのエレメント(続き)

66 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
リファレンス情報

エレメント 説明
Readable 読み取り可能なレコードのチェックサム。
checksum
Encrypted 暗号化された累積チェックサム。
checksum
表 2: ログファイルのエレメント(続き)
一般的なエントリは次のようになります。
# Startup Sentinel RMS License Manager v8.6.0.0036 Mon Aug 25
15:36:27 2014 1408961183 Machine1 197 1708

2 1 ODA= Mon Aug 25 15:36:27 2014 1408961187 f1 v1 0 1 0 JSmith


Machine1 8.6.0.0036 1 request_comment - - - - - 0 - - - MA==
3724690 MTQxMjY4NTg3Nw==

# Shutdown Sentinel RMS License Manager v8.6.0.0036 Mon Aug


2515:36:43 2014 1408961203 Machine1 1708 Mg== 522318

License Manager で拡張ログオプションが有効な場合は、次のようにログのエ


ントリが表示されます。
# # Startup Sentinel RMS License Manager v8.6.0.0036 Mon Aug 25
15:22:34 2014 140890354 Machine1 25 5976 v2.0 437875

2 1 ODA= Mon Aug 25 15:27:55 2014 1408960675 f1 v1 15 1 0 JSmith


Machine1 8.6.0.0036 1 request_comment - - - - - 0 - - -
3fd76b2d23b445e5a1e253068b3f1 MA== 295147 NzMzMDI0

Shutdown Sentinel RMS License Manager v8.6.0.0036 Mon Aug 25


15:28:48 2014 1408960728 Machine1 5976 Ng== 642326 OTc1MjUx

67

AFE1_AFE2-1:1
ログファイルのフォーマット

68 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
ライセンスの概念

ライセンスの概念
ライセンス登録 (License registration)
すべてのライセンスを IAR システムズに登録する必要
があります。登録時に、ライセンス所有者の連絡先情
この章では、ライセンスに関する用語を列記しま 報(特に電子メール)が記録されます。登録手続きの
最後に、メールアドレスが正しいか確認するために、
す。 登録されたアドレスに電子メールが送信されます。

ライセンス サーバ (License server)


IAR ライセンス サーバがインストールされている PC。
コミュータ承認 (Commuter authorization)
サーバからチェックアウトでき、期間限定で PC 固定ラ モバイルライセンス
イセンスとして使用可能なネットワーク ライセンス。 ドングルにロックされたシングルユーザ ライセンス。
ドングルが取り付けられていると、製品がインストー
資格 ルされているどのコンピュータでも使用できます。
ライセンスで使用可能な対象。つまり、有効になる機
能および使用可能な期間です。 ネットワーク ライセンス (Network license)
ライセンス サーバ コンピュータ上にあるマルチユーザ
評価用ライセンス (Evaluation license) ライセンス。このライセンスは、ローカル ネットワー
期間または機能が限定されている無料のライセンス。 ク上のどのコンピュータでも使用できます。
期間限定の評価用ライセンスの場合、特定のコン
ピュータ上で同じ製品のバージョンのみを評価できま オフラインアクティベーション
す。 ライセンスのアクティベーション 有効化には、IAR
License Manager がインターネットを介して IAR システ
機能 (Feature) ムズに接続する必要があります。これが不可能な場合、
ライセンスの対象に応じて有効または無効にされる、 オフラインアクティベーション というもうひとつの方
インストールされたソフトウェアの機能。機能ごとに 法があります。
1 つのライセンス キーがあります。
PC 固定ライセンス
ライセンスの有効化 (License activation) コンピュータのハードウェアにロックされたシングル
IAR システムズからライセンス キーを取得する手順。 ユーザ ライセンスで、このコンピュータのみで使用で
きます。
ライセンス キー (License key)
ライセンスが使用対象を検証できるようにする情報を 永久ライセンス (Permanent license)
含む文字列。 期間に制限のないライセンス。
ライセンス番号 (License number) 製品
ライセンスの固有な ID。ライセンスの有効化および 製品とは IAR システムから購入したものを指します。
IAR システムズのサポートに連絡する際に使用します。 インストールしたソフトウェア、ドキュメント、ドン
グル(任意)だけでなく、ソフトウェアの数多くの機
ライセンス パッケージ (License package) 能が使用できるライセンス パッケージです。
ファイルに保存されたライセンス キーとライセンス情
報。ライセンス パッケージは、ライセンスを有効化す スタートアップライセンス
るとコンピュータ上に作成されます。 新しく購入した製品を有効化するとすぐに取得できる、
期間限定のライセンス。仮のスタートアップライセン
スとも呼ばれています。

69

LG_LMS2-4
ライセンス移動
別のコンピュータでもう一度有効化するためにライセ
ンスを無効化して、IAR システムズに返還すること。

70 ライセンス ガイド

AFE1_AFE2-1:1
索引

索引

定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69

アクティビティのロギング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48


サーバ アクティビティのログ . . . . . . . . . . . . . . . . . 48, 60
サーバ([表示]メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
インストール サーバダイアログボックス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
クライアント コンピュータ上の製品 . . . . . . . . . . . . 24
ネットワーク ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
ライセンス サーバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 し
IAR License Server Tools . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 システム要件
インストール先ディレクトリ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 クライアント コンピュータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ネットワーク ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

う す
ウィンドウメニュー(IAR License Manager). . . . . . . . 54
スタートアップライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9


定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69

オプションのパッケージを抽出
[ツール]メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
( そ
オフライン ソフトウェア販売代理店. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
ライセンスのアクティベーション . . . . . . . . . . . . . . 35
ライセンスの移動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
オフラインアクティベーション、定義 . . . . . . . . . . . . . 69 た
タイプ、ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10


クライアント コンピュータ
システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

チェックアウト([製品リスト]コンテキストメ
製品のインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24 ニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
チェックイン([製品リスト]コンテキスト

こ メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55

このガイドで使用されている規則 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
コミュータ承認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 つ
チェックアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 ツールメニュー(IAR License Manager). . . . . . . . . . . . 54
最大数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35

71

LG_LMS2-4
て へ
テクニカルノート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 ベンダ、ソフトウェア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

と も
ドングル モバイル ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
モバイル ライセンスをロックする対象 . . . . . . . . . . 10 定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
IAR License Server パッケージに同梱 . . . . . . . . . . . . 11

ね ゆ
ユーザグループ
ネットワーク ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 予約 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
アクティベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
インストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
オフラインで有効にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
オフラインのときに移動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41

ライセンス
システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 アクティベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
ユーザグループの予約 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46 オフラインのときに移動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
ユーザの追加 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 オフラインのときに有効にする . . . . . . . . . . . . . . . . 35
定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 スタートアップライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
無効化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29 タイプ、ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ネットワークライセンスのコンテキストメニュー . . . 55 ネットワーク ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
モバイル ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10

は ライセンス間の切り替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
永久ライセンスのアクティベーション . . . . . . . . . . 22
バージョン番号 永久ライセンス版 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
本ガイド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 仮のスタートアップライセンスの
アクティベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16


無効化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
PC 固定ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ファイルメニュー(IAR License Manager). . . . . . . . . . 51 ライセンス キー、定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
ブロードキャスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ライセンス サーバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ブロードキャストを使用してサーバを検索 アクティビティのロギング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
[サーバ]ダイアログボックス). . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
( インストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
コンピュータのシステム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ネットワーク要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
手動での開始および終了 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32

72 ライセンス ガイド

LG_LMS2-4
索引

手動による選択 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 G
ライセンス パッケージ、定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 Get Evaluation License(License メニュー). . . . . . . . . . 53
ライセンスウィザード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ライセンスサーバのネットワーク要件 . . . . . . . . . . . . . 13
ライセンスのアクティベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 H
オフラインのときに有効にする . . . . . . . . . . . . . . . . 35
Help メニュー(IAR ライセンス マネージャ). . . . . . . 54
スタートアップライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
永久ライセンス版 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
ライセンスのタイプ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ライセンスの移動(License メニュー). . . . . . . . . . . . . 53
I
IAR システムズの Web サイト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
ライセンスの無効化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
IAR License Manager . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10–11
ライセンスの無効化(License メニュー). . . . . . . . . . . 53
アクティビティのロギング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
ライセンスの有効化、定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
IAR License Manager のメイン ウィンドウ . . . . . . . . . . 51
ライセンスメニュー(IAR License Manager). . . . . . . . 53
IAR License Server Tools . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
ライセンス移動
インストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
オフラインのとき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
IAR Systems 製品
定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
クライアント コンピュータ上でのインストール . . 24
ライセンス間の切り替え. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
IAR システムズの技術サポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
ライセンス詳細ダイアログボックス . . . . . . . . . . . . . . . 58
ライセンス詳細(表示メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
ライセンス登録、定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
ライセンス番号、定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
L
LSERVOPTS(環境変数)
コミュータライセンスの最大数 . . . . . . . . . . . . . . . . 35
ロギングの有効化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
A
Activate License(License メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . 53 N
Network License Users(View メニュー). . . . . . . . . . . . 52
C Network Licenses(View メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Check for License Renewal(License メニュー). . . . . . . 53
Collect Diagnostic Information(Help メニュー). . . . . . . 54 P
PC 固定ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
D 定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
Product List(View メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Dongle List(View メニュー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Product List コンテキスト メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . 54

73

LG_LMS2-4
S
Sentinel RMS License Manager . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

U
Use Network License(License メニュー). . . . . . . . . . . . 53

W
Web サイト、IAR システムズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

記号
[オプション]ダイアログボックス . . . . . . . . . . . . . . . . 60
[ライセンス更新のチェック]ダイアログボックス . . 56

74 ライセンス ガイド

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