Japanese Pronunciation for Communication

WasedaX

JPC111x Japanese Pronunciation for Communication

に ほ ん ご ば ん

シラバス（日本語版 ）

ほ ん こ う ざ

本講座 について
ほんこうざ つた き も ないよう つた はつおん に ほ ん ご はな
本講座 は「伝 えたい 気持 ちや 内容 がきちんと 伝 わる 発音 で、日本語 が 話 せるようになること」

さいしゅうてき とうたつもくひょう ひつよう ふ か け つ おんいん ち し き しゅうとく はつおん い しき か

を 最 終 的 な 到達 目 標 とし、そのために 必要 不可欠 な 音韻 知識 の 習 得 、発音 の 意 識 化 、

おんせいか はつおんがくしゅう じっせん けいぞく め ざ

音声化 した 発音 学 習 の 実践 と 継続 を 目指 します。

こ う ざ こうせい

講座 の 構成
こうざ かくかい だい かい だい かい こうせい つぎ
この 講座 の 各回 （第 1回 ～第 5回 ）の 構成 は、次 のとおりです。

こうぎ
１） 講義

こうぎ おも こうし こ う ぎ えいぞう と だ せんせい はつおん せんせい

講義 は、主 に、講師 による 講義 映像 からなっています。戸田 先生 が、みなさんの「発音 の 先生 」

に ほ ん ご はつおん せつめい いっしょ はつおんれんしゅう おこな さいせい

として、日本語 の 発音 のしくみを 説明 し、一緒 に 発音 練 習 を 行 います。また、「再生 プレー

つか じ ぶん なんど れんしゅう
ヤー」を 使 って、自 分 のペースで 何度 でも 練 習 することができます。

かいわ まな に ほん ご はつおん
２） 会話 で 学 ぶ 日 本 語 発 音 とカルチャー

おんせい しょうてんか か い わ きょうざい じっさい ぶんみゃく なか はつおん い しき か

音声 を 焦点化 した 会話 教 材 です。実際 の 文 脈 の 中 で、発音 を 意 識 化 することができます。

かいわ ないよう れんどう しょうかい ぶ ん か て き そくめん り かい やく だ

また、会話 の 内容 と 連動 した「カルチャー 紹 介 」も、文化的 側面 の 理 解 に 役 立 ちます。

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れんしゅうようきょうざい
３） シャドーイング 練 習 用 教 材

れんしゅう つか おんせいきょうざい まいかい れんしゅう おこな だい

シャドーイング 練 習 に 使 う 音声 教 材 です。毎回 ３つのシャドーイング 練 習 を 行 います。第

かい こうぎ れんしゅうほうほう しょうかい はつおん

１回 の 講義 では、シャドーイングの 練 習 方法 を 紹 介 しています。なめらかな 発音 ができるま

なんど れんしゅう
で、何度 でも 練 習 しましょう。

せ かい に ほ ん ご おんせいきょういく
４） 世 界 の 日本語 音声 教 育

せ かい に ほ ん ご がくしゅうしゃ はつおん とくちょう しどうほう がくしゅうほう しょうかい に ほ ん ご はな

世 界 の 日本語 学 習 者 の 発音 の 特 徴 と 指導法 ・ 学 習 法 の 紹 介 です。日本語 を 話 すとき、

ぼ ご はつおん とくちょう せつめい に ほ ん ご がくしゅうしゃ に ほ ん ご

母語 の 発音 の 特 徴 があらわれます。このような 説明 は、日本語 学 習 者 だけではなく、日本語 を

おし せんせいがた さんこう えい ご ちゅう ご く ご かんこくご ご ご

教 える 先生方 にも 参考 になるでしょう。英 語 、 中 国 語 、韓国語 、ベトナム 語 、タイ 語 から、

かんしん げんご えら らん
関心 のある 言語 を 選 んで、ご 覧 ください。

はつおん
５） 発音 フォーラム

じ ゆう い けんこうかん ば かつよう
みなさんの 自 由 な 意 見 交 換 の 場 です。ぜひ、ご 活用 ください。

だい かい だい かい だい かい
６） クイズ（第 1回 ～第 4回 ）/ファイナルテスト（第 5回 ）

だい かい だい かい だい かい がくしゅうないよう り か い ど かくにん
第 １回 から 第 ４回 までのクイズと 第 ５回 のファイナルテストは、 学 習 内容 の 理解度 を 確認 す

るためのものです。

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ほ ん こ う ざ

本講座 のシラバス
ないよう
セクション 内容

だい かい こう ざ がいよう
第 0回 講座概要

こう ざ がいよう しょうかい かい ほんこうざ かくかい こ う ぎ ないよう がくしゅうこうもく

講 座 概 要 を 紹 介 する 回 で、本講座 のシラバス、各回 の 講義 内容 、 学 習 項目 、

せつめい
などを 説明 する。

だい かい はつおん
第 1回 発音 のポイント

つた き も ないよう つた はつおん に ほ ん ご はな
「伝 えたい 気持 ちや 内容 がきちんと 伝 わる 発音 で、日本語 が 話 せるようになるこ

もくひょう つぎ はつおん しょうかい はつおんれんしゅう おこな

と」を 目 標 に、次 の 5 つの 発音 ポイントを 紹 介 し、発音 練 習 を 行 う。

とくしゅ は く はつおん い しき む に ほ ん ご とくちょう まな

1. 特殊 拍 の 発音 に 意 識 を 向 け、日本語 のリズムの 特 徴 を 学 ぶ。

い しき こえ こうてい ちゅうい
2. アクセントを 意 識 し、声 の 高低 に 注意 する。

ひょうげん い と かんけい いしき む

3. 表 現 意図 とイントネーションの 関係 に 意識 を 向 ける。

い み い しき はつおん
4. 意味 のまとまりを 意 識 して 発音 する。

あいて にんげんかんけい はなし ないよう ば おう はつおん いしき

相手 との 人間 関係 ・ 話 の 内容 ・場 に 応 じた 発音 を 意識 する。

だい かい アクセント
第 2回
い み くべつ かか りかい つぎ がくしゅうこうもく
アクセントが 意味 の 区別 に 関 わることを 理解 し、次 の 3 つの 学 習 項目 につい

はつおんれんしゅう おこな
て、発音 練 習 を 行 う。

めいし
1. 名詞 のアクセント

ふくごうご
2. 複合語 のアクセント

じんめい
人名 のアクセント

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だい かい イントネーション
第 3回
ひょうげん い と でんたつ り かい じゅうよう り かい
表 現 意図 の 伝 達 と 理 解 のためにイントネーションが 重 要 であることを 理 解

つぎ がくしゅうこうもく はつおんれんしゅう おこな

し、次 の 6 つの 学 習 項目 について、発音 練 習 を 行 う。

1. ～じゃない
2. ～でしょう
3. ～でしょうか
4. ～そうですね
5. ～そうですか
じがた
への 字型 イントネーション

だい かい はな はつおん
第 4回 話 しことばの 発音

はな はつおん へんか たいけいてき まな つぎ わ はつおん

話 しことばの 発音 の 変化 を 体系的 に 学 び、次 の 4 つのグループに 分 けて、発音

れんしゅう おこな
練 習 を 行 う。

ようおんか
1. 拗音化

だつらく
2. 「い」の 脱落

ぼいん ゆうごう
3. 母音 の 融合

はつおん か
4. 撥音化

つぎ はつおん へんか はつおんれんしゅう おこな

また、次 の 2 つの 発音 の 変化 についても、発音 練 習 を 行 う。

ちょう お ん か
1. 長 音化

そくおん か
2. 促音化

4
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だい かい はつおん たつじん
第 5回 「発音 の 達人 」になろう

はつおん たつじん ほうほう と だ けんきゅう せ い か あき

「発音 の 達人 」になる 方法 として、戸田 （2008）の 研 究 成果 から 明 らかになっ

むっ しょうかい だいがく にゅうがく に ほ ん ご が く しゅう かい

た 六 つのポイントを 紹 介 する。また、大学 に 入 学 してから 日 本 語 学 習 を 開

し かか こう ど は つ お ん の う りょく しゅうとく にほん せいゆう

始 したにも 関 わらず、高 度 の 発 音 能 力 を 習 得 し、日本 でプロの 声優 として

かつやく りゅう がくしゅうせいこうしゃ どうが かた

活躍 する 劉 セイラさんほか、 学 習 成功者 によるインタビュー動画 の 語 りから「

はつおん たつじん ほうほう まな

発音 の 達人 」になる 方法 を 学 ぶ。

じゅこう か い し び ５しゅうかん のぞ すべ
Audit learner は 受講 開始 日 より ５ 週 間 、graded assignment を 除 いた 全 てのコンテンツにア

クセスにする事ができます。
じゅこう か い し び すべ
Verified learner は 受講 開始 日 から 全 てのコンテンツにアクセスすることができます。

くわ さんしょう
詳 しくは edX guide をご 参 照 ください。

じゅこう ようけん

受講 の 要件
ほんこうざ じゅこう に ほ ん ご きほんてき りかい ひ ら が な か た か な よ もと
本講座 の 受講 には、日本語 の 基本的 な 理解 と 平仮名 ・片仮名 を 読 めることが 求 められますが、

に ほ ん ご りかいりょく ふあん かた あんしん じゅこう じまく やくぶん

日本語 の 理解力 に 不安 がある 方 にも 安心 して 受講 していただけるように、字幕 ならびに 訳文 を

ようい じまく に ほ ん ご えいご ちゅうごくご かんこくご やくぶん ご ご

用意 しています。字幕 は 日本語 ・英語 ・中国語 ・韓国語 、訳文 はベトナム 語 ・インドネシア 語

ご ご せんたく
・タイ 語 ・スペイン 語 から 選択 できるようになっています。

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じゅこうしゃ も と がくしゅう

受講者 に 求 められる 学習
じゅこうしゃ まいしゅう じかんていど がくしゅう もと い か ふく
受講者 には 毎 週 3時間 程度 の 学 習 が 求 められます。これには 以下 が 含 まれます。

こうぎどうが しちょう
 講義 動画 の 視聴

か い わ れんしゅう
 会話 練 習

れんしゅう
 シャドーイング 練 習

じゅけん
 クイズ（ファイナルテスト）の 受験

じゅこうしゃ ようきゅう がくしゅう しゅう こと じゅこうしゃ たい よ び ちしき

受講者 に 要 求 される 学 習 は 週 によって 異 なり、受講者 のそのセクションに 対 する 予備 知識

さゆう じゅこうしゃ ついか じしゅう ひつよう ばあい

によっても 左右 されます。受講者 によっては、追加 の 自習 が 必要 な 場合 もあります。

しゅうりょう き じ ゅ ん

修了 基準
こ う ざ しゅうりょう いじょう とくてん ひつよう
講座 修 了 には 60％以上 の 得点 が 必要 です。

しゅうりょうしょうしゅとく ゆうりょう しかく え いじょう とくてん ひつよう

修 了 証 取得 （ 有 料 ）の 資格 を 得 るには、60％以上 の 得点 が 必要 です。

しゅるい かだい
2 つ 種類 の 課題 があります。

だい かい だい かい
1. クイズ（第 1回 ～第 4回 ）：50％

だい かい
2. ファイナルテスト（第 5回 ）：50％

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か だ い ていしゅつ き げ ん

課題 提出 期限
ねん がつ にち にち じっし
すべてのクイズとテストは 2024年 03月 31日 （日 ）（UTC 05:00）までに 実施 しなければなりません。

きょういく り ん り

教育 倫理

ほんこうざ ぜんじゅこうしゃ たい がくもんじょう りょうしん こうどう しんし たいど きょうざい

WasedaX は 本講座 の 全受講者 に 対 し、 学 問 上 の 良 心 をもって 行動 し、真摯 な 態度 で 教 材 や

かだい と く ねつい まな もと
課題 に 取 り 組 み、熱意 をもって 学 ぶことを 求 めます。

ほんこうざ ぜんじゅこうしゃ たい たしゃ じんかく そんちょう せいてき

WasedaX は 本講座 の 全受講者 に 対 し、他者 の 人格 を 尊 重 し、性的 およびそのほかのハラスメン

たしゃ じんけん しんがい もと

トなどによって 他者 の 人権 を 侵害 したりすることのないよう 求 めます。

ほんこうざ ぜんじゅこうしゃ たい り よ う き や く り ん り き て い じゅんしゅ もと

WasedaX は 本講座 の 全受講者 に 対 し、edX「サービス 利用 規約 および 倫理 規定 」の 遵 守 を 求

めます。

ディスカッションフォーラム
じゅこうしゃ そうご い け ん こうかん しょうれい
ディスカッションフォーラムにおいて、受講者 が 相互 に 意見 交換 することを 奨 励 します。

まいしゅう かんり うんえい しつもん た とうこう

スタッフメンバーが 毎 週 のディスカッションを 管理 ・運営 します。質問 やその 他 の 投稿 への

たいおう すこ じかん しつもん へんしん りかい

対応 は 少 し 時間 がかかります。すべての 質問 に 返信 することはできないということをご 理解 くだ

さい。
じ こ しょうかい とうこう
「General」はフリーディスカッションフォーラムです。自己 紹 介 もこちらに 投稿 してください。

こうどう り ん り き は ん

行動 倫理 規範
じゆう さんか かま ぎろん けんぜん たも い か
ディスカッションには 自由 に 参加 いただいて 構 いませんが、議論 を 健全 に 保 つため、以下 のルー

じゅんしゅ
ルを 遵 守 してください。

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たしゃ はげ いけん けんせつてき はつげん こころ とうこう ほんこうざ こと

 他者 の 励 みとなるような 意見 や 建設的 な 発言 を 心 がけて 投稿 しましょう。本講座 には 異

ぶ ん か はいけい せかいかくち がくしゅうしゃ つど こと ねんとう お

なる 文化 背景 をもった 世界 各地 の 学 習 者 が 集 う 事 を 念頭 に 置 いてください。

ふてきせつ いはん とうこう はっけん

 ディスカッションでの 不適切 なコメントや edX Code of Conduct に 違反 している 投稿 は、発見

し だ い さくじょ
次第 削除 させていただきます。

しつもん とうこう ばあい おな しつもん とうこう じぜん かなら かくにん

 質問 を 投稿 する 場合 には、同 じ 質問 がすでに 投稿 されていないか 事前 に 必 ず 確認 してく

ださい。

ひつよう ば あ い

サポートが 必要 な 場合
ほんこうざ わたし ほじょ ひつよう ばあい か
本講座 について 私 たちの 補助 やサポートが 必要 な 場合 は、タイトルに「[Staff]」と 書 いてディ

とうこう
スカッションフォーラムに 投稿 してください。