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JW_CAD for win の使い方

初期設定
※ソフト(フリーソフト)の入手・インストールは省略します。

JWCAD Win(以後JWWと省略します)を起動します。

①30分ごとにオートバックアップするように設定
この設定を行うと 30 分後とに*.jw$ファイルとして保存され、ハングアップ時にも最小限
の被害ですみます。

設定→基本設定→一般(1)→オートセーブ時間 ”30” 入力

②ファイルの保存時にバックアップファイルを作るよう設定
この設定を行うとファイル保存時に通常の*.jww と同時に前回保存状態を*.bk で保存でき
前に戻りたいときに使用できます。

設定→基本設定→一般(1)→バックアップファイル数 ”1” 入力

③クロックメニューを使用しない

設定→基本設定→一般(1)→”クロックメニューを使用しない”にチェック

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線を引く

[設定]→[基本設定]→[一般(1)]→[読み取り点に仮点表示]

①ツールボックスの[/コマンド]を選択
②始点をクリック(ドラッグではない)→終点をクリック
③[/コマンド]を選択したときのコントロールバーは以下の種類です。
「矩形」にチェックを入れると簡単に四角(rectangle)が書けます。
「水平・垂直」にチェックを入れると簡単に垂直または水平の直線が書けます。
「傾き」に直接角度を入力すると、その角度の直線を書けます。
「寸法」に線の長さを入力するとその長さの線を書けます(100:100mm)

「15 度毎」にチェックを入れると、万能製図機(ドラフター)のように 15 度、30 度、45
度・・360 度の線を簡単に引けます。

「●--」にチェックを入れ、「●--」、「--●」、「●--●」を選択し、結線マークの付いた線を
書くことができます。
「<---」にチェックを入れ、「<---」、「--->」、
「<--->」を選択し、寸法
線を書くことができます。
「寸法値」をチェックして、寸法線を描くと寸法の値を入力することができます。
※電卓機能:
「傾き」や「寸法」のコンボボックスの▼を右クリックすると電卓が現れます。
※寸法値に"1325/2"と入力すると 1325÷2 の値が入力され、"1325*p"を入力すると 1325 x
π が入力されます。
※図面の拡大縮小:
[設定]メニュー →[基本設定]→[一般(2)]→[矢印キーで画面移動 PgUp PgDn で画面拡
大縮小 Home で全体表示]にチェックを入れると、PgUp ボタンで拡大、PgDn ボタンで縮
小、Home ボタンで全体を表示できます。

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複線を引く

ツールボックスの[複線]を選択します。
基準線を左クリックします。(選択された線はピンクになります)
「複線間隔」ボックスに基準線からの間隔値を入力します(例えば"100")

仮複線が描画されます。
「端末指定」で複線の長さを仮複線の始点をドラッグして指定できます。
決まり次第クリックすると複線が描画されます。
連続」をクリックすると、連続して間隔値の間隔で複線を描画できます。

「両側複線」「留線付両側複線」の説明は省略します。

2線を引く

①ツールボックスの[2線]を選択します。
②基準線を左クリックします。
(選択された線はピンクになります)
③2 線の間隔を「2 線の間隔」ボックスに入力します。(例えば"30,50"→縦線
の場合:左 30mm、右 50mm)
④始点をクリックし、終点をクリックすると複線が描画されます。
⑤「留線」をチェックすると、始点側に留線が描画されます。
⑥「留線常駐」をチェックすると、始点、終点の両側に描画されます。
⑦「留線出」に基準線との留線間隔(例えば"10")と入力すると、
「留線」
「留線駐在」時に
"10"間隔で留線が描画されます。
基準線が連続して続いている場合、終点を決定する前に次の基準線をダブルクリックする
と連続した 2 線を描画することができます。

※「間隔反転」、
「1/2 間隔」、「2 倍間隔」の説明は省略します。

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レイヤ設定準備
レイヤ設定準備

右下のステータスバー“
「A-3」
「S=1/100」「0-0」
「∠0」
「x0.73」
”の説明します。
「A-3」をクリック→用紙を選択します。例えば A4 用紙を使用したい場合、A-4 をクリッ
クします。
「S=1/100」をクリック→縮尺を選択します。例えば 1/1 を選択したい場合、縮尺 100→1
に入力します。
「0-0」をクリック→レイヤ設定します。
(下記参照)
「∠0」をクリック→軸角、目盛、オフセットを設定します。例えば目盛間隔(10,10)
、表
示最小間隔 1/1 にすると目盛が表示されます。
「x0.73」をクリック→画面倍率・文字表示の設定をします。例えば倍率=1.0 をクリックす
ると、倍率が選択されます。用紙全体を選択すると用紙全体が表示されます。
※[設定]→[基本設定]→「一般(1)」→[用紙枠を表示する]をチェックすると、用紙枠が画面に
表示されます。
※基本ツールバーの「印刷」をクリックし、印刷 OK します。すると印刷ツールバーが現
れます。

「枠書込」を押すと書き込み可能範囲に枠が描画され、印刷されます。

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レイヤ設定

①「0-0」をクリックし、レイヤ設定を開きます。
②グループ名を記入します。(例えば:トイレ 2 階)
③レイヤ0のレイヤ名を記入します。
④レイヤ状態の1のアイコンを右クリックします。アイコンの鉛筆マークがレイヤ0から
レイヤ1に移ります。
⑤レイヤ1のレイヤ名を記入します。同様に他のレイヤにもレイヤ名を設定します。
(例えば:レイヤ0:枠、レイヤ1:表・文字、レイヤ2:図)
④「全レイヤ非表示を全レイヤ表示のみにする」にチェックします。
⑤「レイヤグループ名をステータスバーに表示」にチェックします。
これで設定完了です。

レイヤ毎に描画します。
①「0-0」をクリックし、レイヤ設定を開きます。
②描画したいレイヤに右クリックし、鉛筆マークをそのレイヤアイコンに移動させます。
OK を押すとそのレイヤの描画ができます。
③他のレイヤが邪魔な場合、レイヤ設定で、左クリックによって非表示にすることができ
ます。
左クリックは、編集可能→非表示→表示のみ と変化します。
このレイヤを使うことによって、複雑な記述をレイヤごとに分解して記述できます。

レイヤ間のコピー、貼り付けをしたい場合、[複写]→「全選択」→「属性選択」→「書込み
レイヤのみ選択」→「選択確定」を選び、[コピー]を選択します。現在のレイヤのみがコピ
ーの対象となります。ペーストは貼り付けたいレイヤに移動し、[貼り付け]を選択し、ペー
ストしたい場所で左クリックし、貼り付けます。

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EXCEL データの使用

①X-J ソフト(フリーソフト)を入手します。
②X-J ソフトを EXCEL にアドインします。
(ダウンロードで添付されていたノートを参照
してください。

③EXCEL を起動し、表を完成させます。
④JWW に添付したい表をドラッグします。
⑤EXCEL メニューの[ツール]→「X-J エクスポート」を選択します。
⑥「エクスポートタブ」にて、「JWC ファイルに変換して保存する。」にチェックします。
⑦「用紙・縮尺タブ」にて、用紙(例えば A4)
、縮尺(例えば 1/100)
、単位(例えば 0.35mm=1
ポイント)とします。
⑧実行します。
(名前を付けて保存します)。EXCEL の処理はこれで終了です。
⑨JWW を起動し、
(名前).JWC を開きます。
⑩表の範囲を始点(左クリック)、終点(右クリック)で指定し、[編集]→「コピー」しま
す。
終点を左クリックすると図形のみコピーします。
⑪貼り付けたい JWW を開きます。
⑫[編集]→「貼り付け」して、配置したい場所でクリックします。

以上で Excel 表の貼り付けの説明は終わりにします。

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中心線を引く

2 本の線の中心線を引きたいときに
①[中心線]→「中心線寸法」に線の長さを入力(例えば"1000")
②1本目の線を左クリック
③2本目の線を左クリック
中心線が描画されます。

連線(連続した線)を引く

①[連線]→「基準角度」を押して”無指定”に設定します。
(「基準角度」をクリックするた
び”無指定”→”15 度”→”45 度”に変わります。)
②始点を左クリックし、1 線を引き終わるたびに左クリックし、連線の終点で左ダブルクリ
ックします。
③「基準角度」を 15 度に設定します。15 度の整数倍の角度の線を引くことができます。
④「基準角度」を設定し、
「基点」を押して”前線終点”に設定します。(
「基点」をクリッ
クするたび”基準点:前線終点”→”基準点:マウス位置”に変わります。
)1 本目の線の
終点から指定した角度の整数倍の角度の線が引けます。
⑤[連線]→「丸面寸法」→”数値(例えば 50)”を入力すると(50,50)で丸角を作ることがで
きます。

丸面を作るときは、
「基準角度」と「基点」を設定してください。

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寸法を引く

①[寸法]→「0°/90°」をクリックして縦方向の寸法線をひくか、横方向の寸法線をひ
くか決定します。※[寸法]→「傾き」→”数値”入力で任意の角度の寸法線を引くことがで
きます。
②引き出し線(寸法線)の始点を左クリックします。
③寸法線の位置を左クリックします。
④書き込みたい図形の寸法始点を左クリックします。
⑤書き込みたい図形の寸法終点を左クリックします。
この作業により寸法値が入力された寸法線が表示されます。
※値は「半径」、「直径」、「円周」、「角度」、「寸法値」(線の長さ)、を選択することにより
変更できます。
※[設定]→「寸法設定」により、フォント、線の色、種類等を設定変更できます。

文字の大きさを変えるには、「文字種類」を例えば”1"→"5”に変えることによって大き
くできます。

線種の変更

①線を引く前に[設定]→「線属性」をクリックし、線の色、線の種類(点線、二重線など)
を選択します。
②線を引きます。

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建具平面を描く

①[作図]→「建具平面」→ディレクトリ【建具平面 A】、
【建具平面 B】、
【建具平面 C】、
【建
具平面 D】の中から描きたい建具を選び、左ダブルクリックして選択します。
②見込みで大きさを入力します。(例えば”200”

③右クリックして始点を置き、左クリックして終点を置き角度を決めます。そして置きた
い場所で左クリックして建具を描きます。

建具断面

①[作図]→「建具断面」→【建具断面】の中から描きたい建具を選び、左ダブルクリックし
て選択します。
②見込みで大きさを入力します。(例えば”200”

③右クリックして始点を置き、左クリックして終点を置き角度を決めます。そして置きた
い場所で左クリックして建具を描きます。

建具立面を描く

①[作図]→「建具立面」→【建具立面】の中から、左ダブルクリックして選択します。
②内法で大きさを入力します。
(例えば”600,600”

③置きたい場所で左クリックして建具を描きます。

多角形を描く

①[作図]→「多角形」を選択します。
②「角数」を入力します。
(例えば"5"(五角形)

③寸法を入力します。(例えば"1000")
④置きたい場所で左クリックして多角形を描きます。

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図形を描く

①[その他]→「図形」」→ディレクトリ【図形 01】、
【図形 02】、
【図形 06】
、【図形 07】、
【図
形 11】、
【図形 12】の中から描きたい図形を選び、左ダブルクリックして選択します。(例
えば”エレベータ”

②置きたい場所で左クリックして図形を描きます。(「倍率」で大きさ、「回転角」で方向を
選択できます。

文字を描く

①[文字]をクリックします。
②[3] W=3 H=3 D=0.5 (2) を選択し、文字の大きさ、幅、高さ、間隔、色を選択します。
[3] 文字の大きさ、W=3 幅 3mm、H=3 高さ 3mm、D=0.5 文字間隔 0.5mm を表します。
③横書きの場合は、水平をチェック、縦書きの場合は、垂直、縦書きをチェックします。
④コンボボックスに文字を入力し、図面上で置きたい位置でクリックし、文字を描きます。

※接線、接楕円は省略します。

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