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はなみ

うめか さくらか

にほんじん は むかしから はなみ が すきでした。 はなみといえば さくら


の はな を みることですが、 うめ の はなみ も さかん です。 うめ に
は はくばいとこうばい が あります。 うめ の みから うめぼし を つくり
ます。

にほんかくち に ばいえん が あります。 とうきょう には じんだいしょくぶ


つこえん が あります。 うめ の はな は そこでは、 2がつ じょうじゅん
から 3がつ げじゅん が みごろ です。

そして、 さくら の はなみ も あります。 さくら は にほん の だいひょ


うてきな はな です。 むかしから したしまれて きました。 さん びゃくじゅ
るいもの ひんしゅ が ありますが、 ソメイヨシノ が ゆうめい です。 うめ
の はなみ の あと 3がつから 5がつにかけて さき ます。

にほんじん は むかしから、 さくら の きのしたで、 はな を みながら た


べたりのんだりします。 よる は とく に おおぜい の ひと が あつまりま
す。

さくら が にんき が あるので、 みんな いつ さくのか、 きになります。


にほん は なんぼく に ながいので、 ちほうによって さくひ が ちがいます

にほん の はる を だいひょうする うめ と さくら。 あなた は どちら


が すきですか?
さるかに かっせん - Bagian 1

むかし むかし、カニさん と サルさん が すんでいました。 ある ひ、 サルさん


は かき の たね を ひろいました。 カニさん は おむすび を ひろいました。
サルさん は、 カニさん の おむすび が おいしそうな ので、カニさん に たのみま
した。

「カニさん カニさん、ぼく の かき の たね を あげる から、 その おむすび


と こうかん しておくれよ」

「いいよ、 こうかん して あげるよ」 やさしい カニさん は、 おむすび を サル


さん に あげて、 かき の たね を もらいました。
ももたろう

むかし、ある ところに おじいさんと おばあさんが すんでいました。ある日、お


じいさんは、山へたきぎを とりに でかけました。おばあさんは、大きな たらいを
もって、川へ せんたくに いきました。

お ばあさんが せんたくを していると、川の 上の ほうから 見た ことも な


いような 大きな ももが ながれて きます。「これは これは おどろい た。ま
るで お月さまが おちて きたような 大きな ももじゃ。」おばあさんは びっく
り。「大きな ももよ、こっちへ おいで。」
おばあさんは 大きな こえで よびました。ももは どんぶらこ どんぶらこと お
ばあさんの ほうへ ながれて きました。「なんて ふしぎな ももじゃろう。」お
ばあさんは やっとこさ ももをきしに ひろいあげました。

「よっこらしょ。」おばあさんは、おもい ももを かかえて、いえに かえりました


。ゆうがたに なると、おじいさんが 山から かえって きました。「へえ、おどろ
いた。こんなに 大きな ももは 見たことが ないぞ。おいしそうじゃのう。」

おばあさんは ほうちょうで ももを きりました。すると まあ!!「おぎゃあ、お


ぎゃあ。」げんきな こえを あげて、中から 男の 赤ちゃんが でてきたでは あ
りませんか。「おぎゃあ、おぎゃあ。」
二人はびっくりしましたが、たいへん よろこびました。「子どもの いない わたし
たちに かみさまが さずけて くださったのでしょう。」そして、ももから うまれ
た 男の子に『ももたろう』という 名まえを つけました。
おじいさんと おばあさんは、ももたろうをだいじに だいじに そだてました。もも
たろうは、おばあさんの つくる おいしい きびだんごを たべて、どんどん 大き
くなって いきました。もう りっぱな 少年です。
ある日、みやこからきた 人が、ももたろうに おにの はなしを しました。「おに
がしまの わるい おにが、いえを こわしたり ものを うばったりして、みやこを
あらしまわって みんな こまって います。」「うーん、おにの やつめ。」

ももたろうは けっしんしました。「ぼくが おにを たいじする!」おじいさんと


おばあさんは、ももたろうの ために、力の つく きびだんごを つくりました。「
一つ たべたら 百人力の きびだんごを もって しゅっぱつだ。」ももたろうは
でかけました。

しばらく いくと、犬が やってきて、ももたろうに たのみました。「ももたろうさ


ん、ももたろうさん、おこしに つけた きびだんご、一つ わたしに くださいな。
」ももたろうが きびだんごを あげると、犬は よろこんで ももたろうの けらい
に なりました。

ももたろうと 犬が 山みちに さしかかると、さるに あいました。「ももたろうさ


ん、ももたろうさん、おこしに つけた きびだんご、一つ わたしに くださいな。
」。ももたろうが きびだんごを あげると、さるも けらいに なり、いしょに つ
いて きました。

ももたろうと 犬と さるが あるいて いくた、こんどは きじが とんで きまし


た。「ももたろうさん、ももたろうさん、おこしにつけた きびだんご、 一つ わた
しに くださいな。」ももたろうが きびだんごを あげると、きじも けらいに な
って ついて きました。

ももたろうと 犬、さる、きじは、やがて おにがしまの 見えるうみべに やって


きました。「りょうしさん、おにがしままで ふねを かして ください。わるい お
にを たいじしに いくんです。」りょうしは よろこんで ふねを かして くれま
した。

ふねは ほに いっぱい かぜを うけて、おにがしまに むかって すすみました。


そして ついに おにがしまに つきました。ももたろうと 犬、さる、きじは、おに
の すむ おしろに むかって すすみはじめます。
おしろは がんじょうな てつの とびらが とざして いて、おしても ひいても
ひらきません。「よし、いい かんがえが ある。」さるが きじに ぶらさがり、も
んを とびこえると 中へ 入りました。そして 中から かぎを はずして もんを
あけます。

「わあーっ!」ももたろうは かけごえも いさましく、もんの中へ せめこみました


。「なまいきな ももたろうめ、やっつけて やる!」おにの たいしょうが 大きな
てつぼうを ふりあげて、おそいかかって きました。

ももたろうは きぴだんごを ぱくっと一つ たべました。「日本一の きびだんごを


一つ たべれば 百人力だ!」ももたろうは おにの たいしょうを つかむと なげ
とばしました。エーイツ、ドッスーン!「いたたた、いてて。」
犬は ワンワン おにの 足に かみつき、さるは キイキイと おにの かおを ひ
っかきました。きじも ケンケン おにの 目を つついたから たまりません。「ヒ
イヒイ、これは まいった。たすけて くれえ。」おには にげまどいます。

おにたちは さんざんな めに あいました。ももたろうに かたなを


つきつけられた たいしょうは、「おゆるしください。もう 二どと わるい ことは
しません。」と あやまりました。けらいの おにたちも、みんな てを ついて
あたまを さげました。

「もう、わるいことを しないなら ゆるして あげよう。」ももたろうは かたなを


ひきました。「おまえたちが ぬすんで きたたからものは、わたしが みんなに
かえして あげる。」「はい、はしこまりました。」
ももたろうたちは おにから とりかえした たからものを、車に つんで
かえりました。そして、みやこや 村の もとの もちぬしに
かえしました。「あっぱれな やつじゃ。」みやこの とのさまは、ももたろうに
ほうびを さずけました。
も もたろうは とのさまから もらった たくさんの ほうびを、まずしい
ひとたちに わけて あげました。とのさまは ますます かんしんしました。「も
もたろう、わたしの ひめの むこに なって ほしい。」ももたろうは 人びとに
しゅくふくされて、おひめさまと しあわせに くらしました。

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