10/17/2019 JIS Z 8114:1999 製図−製図⽤語

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Z 8114 : 1999

まえがき

この規格は，工業標準化法に基づいて，日本工業標準調査会の審議を経て，通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって，JIS Z 8114 : 1984 は改正され，この規格に置き換えられる。
今回の改正によって，この規格は 1992 年に第 1 版として発行された ISO 10209-1, Technical product
documentation −Vocabulary−Part 1 : Terms relating to technical drawings : general and types of drawings 及び
1993 年に第 1 版として発行された ISO 10209-2, Technical product documentation−Vocabulary−Part 2 : Terms
relating to projection methods に規定する製図用語に旧 JIS の製図用語を一部見直して，ISO 10209 にない用
語を追加したものとなった。
なお，この規格には，次に示す附属書がある。
附属書（参考） 製図用機器及び製図用紙に関する用語

(1)

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日本工業規格 JIS
Z 8114 : 1999

製図一製図用語
Technical product documentation−Terms relating to technical drawings

序文 この規格は，1992 年に第 1 版として発行された ISO 10209-1, Technical product documentation−

Vocabulary −Part 1 : Terms relating to technical drawings : general and types of drawings 及び 1993 年に第 1 版と
して発行された ISO 10209-2, Technical product documentation−Vocabulary−Part 2 : Terms relating to
projection methods を元に，技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが，従来，日本工
業規格で規定されていた製図用語を一部見直し，ISO 10209 にない用語を追加した。

1. 適用範囲 この規格は，製図に関する製品技術文書情報に用いる用語の定義について規定する。
なお，ISO 10209-1 及び ISO 10209-2 で規定する用語は，ゴシック体で示す。
備考 この規格の対応国際規格を，次に示す。
ISO 10209-1 : 1992 Technical product documentation−Vocabulary−Part 1 : Terms relating to
technical drawings : general and types of drawings
ISO 10209-2 : 1993 Technical product documentation−Vocabulary−Part 2 : Terms relating to
projection methods

2. 用語及び定義 用語及び定義は，次による。
なお， 参考として対応英語を示すが， ISO 10209-1 及び ISO 10209-2 で規定する用語はゴシック体で示す。
備考1. 一部の用語に括弧を付けて示してあるものは，括弧の中を省略してもよい。
2. 誤読のおそれのある用語については，用語欄に用語の読み方を括弧を付けて平仮名で示す。

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2.1 製図一般に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
1001 製図 図面を作成する行為。 drawing
drawing practice
1002 図面 情報媒体，規則に従って図又は線図（4109 参照）で表した， technical drawing
そして多くの場合には尺度に従って描いた技術情報。
備考 この用語を複合語として用いる場合は，省略形
で単に 〜図 とすることが多い。
1003 図形 対象物の見える部分及び必要に応じて隠れた部分を表し view
た正投影図。
1004 図 図形に寸法などの情報を書き加えたもの。断面図，透視投 view
影図など各種投影図の総称。
1005 グラフ 図による表現であり，通常，ある座標内で二つ以上の変数 chart,
の間の関係を表したもの。 graph
1006 表形式図 類似の形であるが，異なった形体を表形式で示す図面。 tabular drawing
1007 計算図表 計算することなく，一つ以上の量の近似的な数値を決定す nomograph
ることができる図。
1008 要目表 図面の内容を補足する事項を，図中の中に表の形で表した tabular
もの。例えば，加工，測定，検査などに必要な事項を示す
（付図 1 参照）。
1009 注記（事項） 図面の内容を補足する事項を，図中に文章で表したもの。 note
1010 詳細 対象物，対象物の部分又は組立の図による表現であり，通 detail
常は必要な情報を与えるために拡大される。
1011 アイテム 図示された対象物の構成部品又は組み合わされたもの（コ item
ンポーネント）。
1012 器具製図 定期，コンパス，型板などの製図器具を用いて製図する行 instrument drawing
為。
1013 CAD 製図 コンピュータの支援によって，製図する行為。 computer aided drawing
1014 フリーハンド製図 製図器具を用いないで，手書きによって製図する行為。 freehand drawing
1015 鉛筆書き製図 鉛筆を用いて製図する行為。 pencil (work) drawing
1016 墨入れ製図 製図用ペン，からす口などを用いて製図する行為。 inked drawing

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
1017 合成製図 すでにある図面に，一部を切り張り又は組み合わせて新規 composite drawing
の図面を作成する行為。
1018 仕様書 材料，製品，工具，設備などについて，技術的要求事項を (technical) specification
記載した文書。
1019 部品表 一つの組立品（又は一つの部分組立品）を構成する部品の， item list
又は一枚の図面上に示された詳細な部品の完全なリスト。

2.2 図面の様式に関する用語

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
2001 図面の様式 図面の共通的な一定の形式。例えば，図面の輪郭，表題欄， drawing format, layout of
マークなどの形，大きさ，配置。 drawing sheet
2002 （図面の）輪郭 図面の縁からの損傷で，図面の内容が損なわれないように border, margin of drawing
設ける余白の部分。

2003 輪郭線 図面の，図を描く領域と輪郭との境界線。 frame, borderline

2004 表題欄 図面の管理上必要な事項，図面内容に関する定型的な事項 title block, title panel
などをまとめて記入するために，図面の一部に設ける欄。
図面番号，図名，企業名などを記入する（2002 の 図参照）。
2005 中心マーク 図面をマイクロフィルムに撮影したり，複写するときの便 centering mark
宜のため，図面の各辺の中央に設ける印（2006 の 図参照）。
2006 （図面の）区域 図面の中の特定の領域を示す範囲。例えば，B-2 のように division, zone
示す。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
2007 区分記号 図面の区域を表示するための記号（2006 の 図参照）。 grid reference symbol,
参考 区分記号は，JIS Z 8311 に規定する格子参照方 zoning symbol
式に基づく。
2008 裁断マーク 複写図を裁断するときの便宜のために原図に設ける印。 trimming mark, cutting
mark

2009 部品欄 図面に示す対象物又はその構成する部品（部材）の細目（部 item block, block for item

品の名称，材料，数量など）を記入するために，図面の一 list
部に設ける欄。
2010 照合番号 図面に示した部品と，部品欄又は部品表に書いた部品とを reference number
照合するための番号。
2011 （図面の）来歴欄 図面の変更などの来歴を記録するために設ける欄。 block for revision,
revision block
2012 比較目盛 図面を縮小・拡大した場合，その程度を知るために設ける metric reference
目盛。 graduation,
comparative graduation

2.3 製図に関する用語

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2.3.1 尺度に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3001 尺度 図形の大きさ（長さ）と対象物の大きさ（長さ）との割合。 scale
3002 現尺 対象物の大きさ（長さ）と同じ大きさ（長さ）に図形を描 full scale, full size
く場合の尺度。
備考 現寸ともいう。
3003 倍尺 対象物の大きさ（長さ）よりも大きい大きさ（長さ）に図 enlargement scale,
形を描く場合の尺度。 enlarged scale
3004 縮尺 対象物の大きさ（長さ）よりも小さい大きさ（長さ）に図 reduction scale,
形を描く場合の尺度。 contraction scale

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2.3.2 線に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3101 実線 連続した線。 continuous line

3102 破線 一定の間隔で短い線の要素が規則的に繰り返される線。 dashed line

3103 跳び破線 線と間隔とが等しい線分で繰り返される線。 dashed spaced line

3104 点線 ごく短い線の要素をわずかな間隔で並べた線。 dotted line

3105 一点鎖線 長及び極短（ダッシュ）2 種類の長さの線の要素が交互に long dashed short dashed

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
繰り返される線。 line

3106 二点鎖線 長及び極短（ダッシュ）2 種類の長さの線の要素が，長・ long dashed double-short

極短・極短の順に繰り返される線。 dashed line

3107 一点短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が順に繰 dashed dotted line

り返される線。

3108 二点短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，短・ dashed double-dotted line

極短・極短の順に繰り返される線。

3109 三点短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，短・ dashed triplicate-dotted

極短・極短・極短の順に繰り返される線。 line

3110 一点長鎖線 長及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，長・ long dashed dotted line

極短の順に繰り返される線。

3111 二点長鎖線 長及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，長・ long dashed

極短・極短の順に繰り返される線。 double-dotted line

3112 三点長鎖線 長及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，長・ long dashed

極短・極短・極短の順に繰り返される線。 triplicate-dotted line

3113 一点二短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，短・ double-dashed dotted line

短・極短の順に繰り返される線。

3114 二点二短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，短・ double-dashed

短・極短・極短の順に繰り返される線。 double-dotted line

3115 三点二短鎖線 短及び極短（ドット）の 2 種類の長さの線の要素が，短・ double-dashed

短・極短・極短・極短の順に繰り返される線。 triplicate-dotted line

3116 ジグザグ線 直線と稲妻形を組み合わせた線（ 付図 2 参照）。 continuous narrow line

with zigzags
3117 細線（ほそせん） 図形・図・図面を構成している線の中で，相対的に細い線。 narrow line
3118 太線（ふとせん） 図形・図・図面を構成している線の中で，相対的に太い線。 wide line
備考 細線の 2 倍の太さとする。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3119 極太線（ごくぶとせ 図形・図･図面を構成している線の中で，必要があって特 extra wide line
ん） に太く描いた線。
備考 太線の 2 倍の太さとする。
3120 外形線 対象物の見える部分の形を表す線（ 付図 2 参照）。 visible outline
3121 かくれ線 対象物の見えない部分の形を表す線（ 付図 2 参照）。 hidden outline
3122 中心線 中心を示す線（ 付図 2 参照）。 centr line

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3123 対称中心線 対称図形の対称軸を表す線。 line of symmetry
3124 ピッチ線 繰り返し図形のピッチをとる線。 pitch line

3125 重心線 軸に垂直な断面の重心を連ねた線（3124 の 図参照）。 centroidal line

3126 破断線 対象物の一部分を仮に取り除いた場合の境界を表す線（ 付 line of limit of partial or
図 2 参照）。 interrupted view and
section
3127 切断線 断面図を描く場合，その切断位置を対応する図に表す線 line of cutting plane
（付図 2 参照）。
3128 回転断面線 図形内にその部分の切り口を 90°回転して表す線（ 付図 2 outline of revolved
参照）。 sections in place
3129 想像線 a） 隣接部分又は工具・ジグなどの位置を参考に表す線（付 fictitious outline,
図 2 参照）。 imaginary line
b） 可動部分を，移動中の特定の位置又は移動の限界の位
置で表す線（ 付図 2 参照）。
3130 原形線 図に表した対象物の加工前の形を，その図に表す線。 initial outline

3131 等高線 表面を表すために，地形投影において上又は下の基準水平 level contour line

面のあらかじめ決めた高さでの水平面の交点。
備考 等高線は，適切な測定単位で，等高は単独又は
複数である。
3132 特殊指定線 特殊な加工を施す部分など特別な要求事項を指定する範 line for special
囲を表す線（ 付図 2 参照）。 requirement
3133 寸法線 対象物の寸法を記入するために，その長さ又は角度を測定 dimension line
する方向に並行に引く線（ 付図 2 参照）。
3134 寸法補助線 寸法線を記入するために図形から引き出す線（ 付図 2 参 projection lines
照）。
3135 引出線 記述・記号などを示すために引き出す線（ 付図 2 参照）。 leader line
3136 基準線 特に位置決定のよりどころであることを示す線。 reference line,
datum line

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番号 用語 定義 対応英語（参考）

3137 水準面線 水面，液面などの位置を表す線。 line of water level

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2.3.3 投影法に関する用語

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3201 投影法 三次元の対象物を二次元画像に変換するために用いる規 projection method
則。投影中心法又は投影平面法を前提としている。
3202 座標方式 空間にあるそれぞれの点の間の関係と三つの対応する座 coordinate system
標を規定するための根拠。そして逆もまた同様である。
参考 この用語は，直角座標の意味にしばしば用いら
れる。
3203 座標 座標方式で，各点の位置を明確に与える決められた数値 coordinates
（それらに対応する大きさの単位で）の組合せ。
参考 この用語は，直角座標の意味にしばしば用いら
れる。
3204 座標軸 原点で交差する空間の三つの参照直線。これで座標方式を coordinate axes
形づくる。
参考 この用語は，直角座標軸の意味にしばしば用い
られる。
3205 水平軸 水平を示すための基準となる座標軸。 horizon
3206 座標面 任意の二つの座標軸によって規定される三つの面の各々。 coordinate plane
参考 この用語は，直角座標面の意味にしばしば用い
られる。
3207 投影平面， 対象物の画像を得るために，対象物が投影される平面。 projection plane
投影面
3208 水平面 投影中心を通る水平な面。 horizon plane
3209 直角座標方式 同じ点（原点）から始まる三つの互いに直角な軸（直角座 rectangular coordinate
標軸）の関係とそれらの大きさの単位による表し方を基に system
した座標方式。
3210 直角座標 直角座標方式で，空間の点の与えられた条件での三つの直 rectangular coordinates
角座標の点から座標面までの距離。
備考 通常は，単純に座標という。
3211 直角座標軸 直角に交差する座標軸。 rectangular coordinate
備考 通常は，単純に座標軸という。 axes
3212 直角座標面 直角に交差する座標面。 rectangular coordinate
備考 通常は，単純に座標面という。 planes
3213 円筒座標方式 水平座標軸，その原点及び測定の単位による表し方を基に cylindrical coordinate
した座標方式。 system
3214 円筒座標 円筒座標方式での空間にある点の次の三つの座標をいう。 cylindrical coordinates
半径（原点を通る垂直軸からの点までの距離） ，方位角（点
と原点とを含む垂直面と水平軸とがなす角）及び高さ（原
点を含む水平面から点までの距離） 。
3215 円筒座標軸 水平方向の直線及びその原点。 −
3216 極座標方式 極座標軸及びその測定の単位による参照方式に基づいた polar coordinate system
座標方式。
3217 極座標 極座標方式での空間にある点の次の三つの座標をいう。半 polar coordinates
径（点と極との距離）。方位角（点と原点を含む垂直面と
極座標軸がなす角）。動角（極角）（点を含む水平面と点と
原点と含む直線がなす角）。
3218 極座標軸 水平方向の直線及びその原点。 polar coordinate axis
3219 原点 座標軸の交点。 origin
3220 基線 基面と投影面とが交差する線。 basic line,
ground line

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3221 基面（きめん） 観察者が立っている水平面。 basic plane,
ground plane

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3222 停点 視点から基面に下した垂線の足。 point of view
参考 立点と呼ぶ場合がある。
3223 視点 対象物を投影するときの目の位置（3250 の 図参照）。 observer’s eye,
eye point
3224 視線 視点と空間にある点とを結ぶ線及びその延長線（3250 の 図 line of sight
参照）。
3225 視心， 主投影線と投影面との交点。投影平面に直交するすべての main point
視中心 直線（奥行き方向の線）の消点となる。
3226 視高（しこう） 投影の高さ。 height of projection
3227 投影線 投影中心からの視点と対象物上の点とを通って表示され projection line
る直線。投影平面でのその交点は，対象物のその点の投影
を示す。
3228 主投影線 視点を通り，垂直の投影面及び視心において直交する水平 main projection line
な投影線。
3229 投影中心 すべての投影線が始まる点。 projection centre
3230 画像 技術的な製図のある形式で描かれた情報の表現。一般に， representation
いずれかが特定な投影図法又は図形に関係する。
3231 地平線 水平面と鉛直投影面とが交差する線。すべての水平な直線 horizon line,
の消点の幾何学的位置を表す。 horizontal line
3232 消点 平行な直線が透視投影において，一点に集まる点。すべて vanishing point
の平行な直線が，無限遠の距離で一点で集まる想像上の
点。
3233 距離点 投影面と 45゜の角度をなす平行な水平線の作る二つの消 distance point
点。
3234 視円すい 主投影線を軸とし，視点を頂点とする直円すい。 vision cone
3235 視角 視円すいの頂角。 vision angle
3236 視円 投影面と視円すいと交差する円。 circle of vision
3237 平行投影 投影中心が無限遠に置かれ，すべての投影線を平行にする parallel projection
投影の方法。
3238 直角投影 投影線が投影面を直角によぎる平行投影。 right projection
3239 正投影 すべての投影線が投影平面で直角によぎる平行投影。 orthogronal projection
3240 軸測投影 単一の平面上における対象物の平行投影。 axonometric
representation

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3241 等角投影 どの投影線も，三つの座標軸と同じ角度を保ちながら，単 isometric axonometry
一の投影面上に対象物を正投影すること。投影面は，座標
軸と同じ角度で交わるので，三つの軸上の尺度はすべて同
じである (monometric projection)。

3242 二等角投影 二つの座標軸上の尺度が同一で，第三の軸の尺度が異なる dimetric projection

ように，対象物を単一の投影面上に平行投影した表現。

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3243 不等角投影 三つの座標軸上の尺度がすべて異なるように，対象物を単 trimetric projection

一の投影面上に平行投影した表現。
参考 この方法は，推奨されない。

3244 地形投影 表面を表すために，等しい水平な面の断面の交点の水平投 topographical

影面上の正投影。個々の交点は，基準水平面に関して交点 projection
の標高を含む等高線で示す。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3245 鏡像投影 対象物の座標面に平行に置いた鏡に写る対象物の像を描 mirror projection
く図形の表し方。
備考 これによって描いた図を鏡像投影図という。建
物の天井伏せ図などに用いる。

3246 斜投影 単 一 の 投 影 面 (projection plane) 上 に 斜 投 影 (oblique oblique axonometry

projection) する方法。

3247 キャビネット投影 投影面が，座標面の一つと平行になるように，単一の投影 cabinet axonometry

面上に斜投影する方法。投影面に平行な面上の対象物の寸
法は，同じ尺度で示される。慣習上，第三の軸方向の投影
尺度を 1/2 にとる。
3248 カバリエ投影 投影面が，座標面の一つと平行になるように，単一の投影 cavalier axonometry
面 (projection plane) 上に投影する方法。投影面に平行な面
上の対象物の寸法は，同じ尺度で示される。慣習上，第三
の軸方向の投影も同じ尺度にする (monometric projection)。
3249 中心投影 投影中心が無限遠に置かれ，すべての投影線を収れんさせ central projection
る投影の方法。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3250 透視投影 投影面からある距離にある視点と対象物の各点とを結ん perspective projection,
だ投影線が投影面をよぎる投影。 central projection
備考1. 一般には，一つの投影面で表す。
2. これによって描いた図を透視投影図という。

3251 一点透視投影 対象物の一つの面が，投影面に平行なときの，透視投影表 one-point perspective

現 (perspective representation)。

3252 二点透視投影 投影面が鉛直で対象物の垂直の面が投影面に対し傾斜し two-point perspective

ており，水平の面が投影面に対し直角な透視投影。

3253 三点透視投影 対象物のすべての面が投影面に対し傾斜している透視投 three-point perspective

影。

3254 鳥かん（瞰）透視投 投影面が水平で視点が投影面より上にある一点透視投影。 bird’s eye perspective,

影 bird’s eye view

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3255 仰かん（瞰）透視投 投影面が水平で視点が投影面より下にある一点透視投影。 frog’s eye perspective
影
3256 正投影法 正座標面に一致又は平行な一つ以上の投影面平上に，座標 orthographical
面に対して平行なその主要平面に直角に置いた対象物の representation
正投影。これらの投影平面は，製図用紙上に都合のよいよ
うに回してあるので，対象物の投影図は互いに対称に置か
れる。
3257 正投影図 正投影法によって描いた図。 orthographical drawing
3258 第三角法 一つの対象物の主投影図のまわりに，その対象物のその他 third angle projection
の五つの投影図のいくつか又はすべてを配置して描く正 (method)
投影。主投影図を基準にして，その他の投影図は，次のよ
うに配置する。
− 上側からの投影図は，上側に置く。
− 下側からの投影図は，下側に置く。
− 左側からの投影図は，左側に置く。
− 右側からの投影図は，右側に置く。
− 裏側からの投影図は，右側又は左側に置く。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3259 第一角法 一つの対象物の主投影図のまわりに，その対象物のその他 first angle projection
の五つの投影図のいくつか又はすべてを配置して描く正 (method)
投影。主投影図を基準にして，その他の投影図は，次のよ
うに配置する。
− 上側からの投影図は，下側に置く。
− 下側からの投影図は，上側に置く。
− 左側からの投影図は，右側に置く。
− 右側からの投影図は，左側に置く。
− 裏側からの投影図は，左側又は右側に置く。

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3260 等角投影法 三つの座標軸上の尺度が同一であるように，対象物を単一 monometric projection

の投影面上に平行投影した表現。 (metbod)
3261 等角図 等角投影によって対象物を描くとき，座標軸上の長さが実 isometric drawing
長になるような方法で描いた図。

3262 斜投影法 一般には，一つの投影面で表すすべての投影線が投影平面 oblique projection

で 90゜以外の同一角度でよぎる平行投影。 (method)
3263 平面斜投影図 投影面が，水平座標面に平行になるように，単一の投影面 planometric axonometry
上に斜投影した図。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3264 透視投影法 対象物を投影面（通常は鉛直面）に中心透視投影した表現。 perspective
representation
3265 鳥かん（瞰）図 視点の位置を高くとった一点透視投影図。 bird’s eye view
参考 投影面は，垂直面や傾斜面であることが一般的
であり，水平面の場合には，むしろ特殊である。
3266 矢示法 投影図及び断面図が図面の中で自由に置ける表示方法。 reference arrow layout
個々の投影図及び断面図は，主投影図に見る方向を示した
矢印の付近に識別の大文字を繰り返して指示する。
3267 X 線投影図 遠近手法による絵画的表現 (pictorial representation)。複雑な X-ray view
対象物を，あたかも部分的に透明であるかのように見せ，
主要部分を明らかにした図。
3268 絵画的表現図 対象物の実際に見える形を技術的又は芸術的に表した二 pictorial drawing
次元表示。製図の分野では，軸測投影及び透視投影が，透
視投影及び分解立体図と同様に，絵画的表現であると考え
る。

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2.3.4 図形に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3301 外形図 対象物の外形を描いた図。 fu view
3302 投影図 投影法によって描いた図。 projectio view
3303 立面図 鉛直面への投影図（土木部門，建築部門） 。 elevation
3304 正面図 対象物の正面とした方向からの投影図（3258 の 図参照）。 front view,
立面図ともいう（建築部門）。 front elevation
3305 平面図 対象物の上面とした方向からの投影図又は水平断面図 plan
（3258 の図参照）。
参考 上面図 (top view) という場合がある。
3306 側面図 対象物の側面とした方向からの投影図（3258 の 図参照）。 side view,
side elevation
3307 下面図 対象物の下面とした方向からの投影図（3258 の 図参照）。 bottom view
3308 背面図 対象物の背面とした方向からの投影図（3258 の 図参照）。 rear view,
back elevation
3309 主投影図 対象物の形・機能の特徴を最も明瞭に表すように選んだ投 principal view
影図。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3310 補助投影図 対象物の正座標系と異なる座標系に描いた投影図。 relevant view,
参考 一般的には斜面に対向する位置に描いた投影 auxiliary view
図。

3311 部分投影図 投影図の一部を表した図。 partial view

3312 局部投影図 穴・溝など，対象物の一局部を表した投影図。 local view

3313 部分拡大図 図の特定部分だけを拡大して，その図に描き添えた図。 elements on larger scale

3314 断面図 対象物を仮に切断し，その手前側を取り除いて描いた図。 cut,

切り口に加えて，切断面の向こう側の外形を示す。 sectional view

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3315 全断面図 対象物を一平面の切断面で切断して得られる断面図を省 full sectional view,
くことなく描いた図。 full section

3316 横断面図 長手方向に垂直な断面を示す断面図。 drawing of cross section,

cross-sectional view,
lateral profile
3317 縦断面図 a) 長手方向の断面図。 drawing of longitudinal
b) 河川・道路・鉄道などに沿い，それを展開して高さな section,

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どを示す断面図（土木部門） 。 longitudinal section
profile
3318 片側断面図 対象中心線を境にして，外形図の半分と全断面図の半分と half sectional view
を組み合わせて描いた図。 (half section)

3319 部分断面図 図形の大部分を外形図とし，必要とする要所の一部分だけ local sectional view (local

を断面図として表した図。 section)

3320 回転図示断面図 描いた図の投影面に垂直な切断面で描いた切り口を 90゜ revolved section

回転して，その投影図に描いた図。

3321 切断面 切断図を描くときに，対象物を仮に切断する面。 cutting plane

3322 切り口 一つ以上の切断面上における対象の輪郭だけを示す図形。 section
3323 ハッチング 切り口などを明示する目的で，その面上に施す平行線の hatching
群。
3324 対称図形 中心線に対し，対称になっている図形。 symmetrical part
3325 対称図示記号 対称図形の片側だけを描いた場合，その対称中心線の両端 −
に記入する 2 本の平行な線。
3326 繰返し図形 一つの対象物を描いた図の中に，ボルト穴，管穴，はしご repetitive features
の踏み棒など同種同形のものが規則的に多数並んだ場合
のこれらの図形。
3327 単線図示 薄板の断面・側面，線材などを 1 本の太線で図示する方法。 single line delineation

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3328 陰 不透明な立体に光を当てたとき，その立体にできる暗部。 shade
備考 陰の縁を示す線を陰線という。

3329 影 立体の陰を投影面に投影したもの（3328 の 図参照）。 shadow

備考 影の輪郭を影線という。

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2.3.5 寸法などに関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3401 直列寸法記入法 個々の部分の寸法を，それぞれ次から次に記入する方法。 chain dimensioning

3402 並列寸法記入法 基準となる部分からの個々の部分の寸法を，寸法線を並べ parallel dimensioning

て記入する方法。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3403 累進寸法記入法 基準となる部分からの個々の部分の寸法を，共通の寸法線 superimposed running
を用いて記入する方法。 dimensioning

3404 座標寸法記入法 個々の点の位置を表す寸法を，座標によって記入する方 dimensioning by

法。 coordinates,
coordinate dimensioning

3405 寸法補助記号 寸法数値に付加して，その寸法の意味を明確にするために symbol for dimensioning

用いる記号。例えば， φ。
3406 基準 対象物の形・組立部品の位置などを決めるもとになる点， reference
線又は面。
3407 組立基準 組立・建て方などのために基準とする点，線又は面。 reference point,
reference line,
reference plane
3408 起点記号 累進寸法記入法及び座標寸法記入法における寸法 0 の点を symbol for origin
表す記号。
3409 寸法 決められた方向での，対象部分の長さ，距離，位置，角度， dimension
大きさを表す量。
参考 寸法には，長さ寸法，大きさ寸法，位置寸法，
角度寸法などがある。
3410 サイズ 決められた単位・方法で表した大きさ寸法。 size
3411 長さ寸法 長さを表す寸法。 linear dimension
3412 角度寸法 角度を表す寸法。 angular dimension
3413 位置寸法 形体の位置を表す寸法。 positional dimension
3414 機能寸法 機能上必須の形体の部分，すきまなどの寸法。 functional dimension
3415 呼び寸法 対象物の大きさ，機能を代表する寸法。 nominal size
3416 仕上がり寸法 製作図で意図した加工を終わった状態の対象物がもつべ finished dimension
き寸法。
3417 基準寸法 寸法の許容限界の基本となる寸法。 basic dimension,
nominal dimension
3418 実寸法 仕上がった対象物の実際の寸法。 actual size
3419 参考寸法 図面の要求事項でなく，参考のために示す寸法。 auxiliary dimension,
reference dimension

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3420 テーパ 投影図又は断面図における相交わる 2 直線間の相対的な広 taper
がりの度合い。

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3421 こう配 投影図又は断面図における直線の，ある基準線に対する傾 slope
きの度合い。

3422 寸法の許容限界 形体の実寸法が，その間におさまるように定められた，寸 permissible limits of

法の限界。 dimension
備考 許容限界寸法によって，又は基準寸法と寸法許
容差によって示す。
3423 許容限界寸法 寸法の許容限界を表す大小二つの寸法（最大許容寸法及び limits of size
最小許容寸法）。
3424 寸法許容差 許容限界寸法から，その基準寸法を引いた値。 permissible dimensional
deviation
3425 寸法公差 最大許容寸法と最小許容寸法との差。 dimensional tolerance
3426 製作公差 構成材又は部品を製作するときに与える寸法公差（建築部 manufacturing tolerance
門）。
3427 組立公差 組立基準からの寸法に対する公差（建築部門） 。 election tolerance
3428 位置決め公差 組立基準からの，構成材の位置を決める寸法に対する公差 positioning tolerance
（建築部門）。
3429 普通寸法公差 図の中の個々の寸法に許容差を直接記入しないで，一括し general dimension
て指示する寸法許容差。主として機能上特別な精度が要求 tolerance
されていない寸法に適用する。

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2.3.6 幾何公差に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3501 幾何特性 形状，姿勢，位置及び振れを規制する特性。 geometrical
characteristics
3502 形体 幾何公差の対象となる点，線，軸線，面及び中心面。 feature
3503 単独形体 データムに関連なく幾何公差を決めることができる形体。 single feature
例えば，真直度を問題にする軸線。
3504 関連形体 データムに関連して幾何公差を決める形体。例えば，平行 related feature
度を問題にする軸線。
3505 公差付き形体 幾何公差を直接指示した形体。 toleranced feature
3506 外側形体 対象物の外側を形作る形体。例えば，軸の外径面。 external feature
3507 内側形体 対象物の内側を形作る形体。例えば，穴の内径面。 internal feature
3508 （幾何公差の）公差 公差付き形体が，その中におさまるように指示した幾何公 (geometical) tolerance

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域 差によって定まる領域。 zone
3509 幾何公差 幾何偏差（形状，姿勢及び位置の偏差並びに振れ）の許容 geometrical tolerance
値。
備考 幾何偏差の定義については，JIS B 0621 参照。
3510 形状公差 幾何学的に正しい形体（例えば，平面）をもつべき形体の form tolerance
形状偏差に対する幾何公差。
3511 姿勢公差 データムに関連して，幾何学的に正しい姿勢関係（例えば， orientation tolerance
平行）をもつべき形体の姿勢偏差に対する幾何公差。
3512 位置公差 データムに関連して，幾何学的に正しい位置関係（例えば， location tolerance
同軸）をもつべき形体の位置偏差に対する幾何公差。
3513 真位置 位置度公差を指示した形体があるべき基準とする正確な true position
位置。
3514 振れ公差 データム軸直線を中心とする幾何学的に正しい回転面（デ run−out tolerance
ータム軸直線に直角な円形平面を含む。）をもつべき形体
の振れに対する幾何公差。
3515 データム系 一つの関連形体の基準とするために，個別に二つ以上のデ datum system
ータムを組み合わせて用いる場合のデータムのグループ。
備考 互いに直交する三つのデータム平面によって構
成されるデータム系を，特に，三平面データム
系という。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
3516 データム 形体の姿勢公差・位置公差・振れ公差などを規制するため datum
に設定した理論的に正確な幾何学的基準。
3517 データム形体 データムを設定するために用いる対象物の実際の形体。 datum feature
3518 データムターゲッ データムを設定するために，加工，測定及び検査用の装 datum target
ト 置・器具などを接触させる対象物上の点，線又は限定した
領域。
3519 理論的に正確な寸 形体の位置又は方向を幾何公差（輪郭度，位置度，輪郭度 theoretically exact
法 及び傾斜度の公差）を用いて指示するときに，その理論的 dimension
輪郭，位置又は方向を決めるための基準とする正確な寸
法。
3520 普通幾何公差 図の中の個々の形体に幾何公差を直接記入しないで，一括 general geometrical
して指示する幾何公差。 tolerance

2.3.7 寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
3601 包絡の条件 円筒面や平行二平面からなる単独形体の実体が，最大実体 envelope requirement
寸法をもつ完全形体の包絡面を超えてはならないという
条件。
3602 完全形状 幾何学的な偏差をもたない形状。 perfec form
3603 最大実体公差方式 寸法公差と幾何公差との間の相互依存関係を，最大実体状 maximum material
態を基にして与える公差方式。 requirement
3604 最大実体状態 形体の実体が最大となるような許容限界寸法をもつ形体 maximum material
の状態。 condition (MMC)
3605 最大実体寸法 形体の最大実体状態を定める寸法。すなわち，外側形体に maximum material size
ついては，最大許容寸法，内側形体については，最小許容 (MMS)
寸法。
3606 最小実体状態 形体の実体が最小となるような許容限界寸法をもつ形体 least material condition
の状態。 (LMC)
3607 最小実体寸法 形体の最小実体状態を定める寸法。すなわち，外側形体に least material size (LMS)
ついては，最小許容寸法，内側形体については，最大許容
寸法。
3608 実効状態 対象としている形体の最大実体寸法と，その形体の姿勢公 virtual condition (VC)
差又は位置公差との総合効果によって生じる完全な形状
をもつ限界。
3609 実効寸法 形体の実効状態を定める寸法。すなわち，外側形体につい virtual size (VS)
ては，最大許容寸法に姿勢公差又は位置公差を加えた寸
法。内側形体については，最小許容寸法から姿勢公差又は
位置公差を減じた寸法。
3610 最小実体公差方式 寸法公差と幾何公差との間の相互依存関係を，最小実体状 least material requirement
態を基にして与える公差方式。
3611 面の肌 主として，機械部分，構造部材などの表面における表面粗 surface texture
さ，筋目方向，表面うねり，きず，圧こんなどの総称。

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2.4 図面の名称に関する用語
2.4.1 用途による用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
4001 計画図 設計の意図，計画を表した図面。 scheme drawing
4002 基本設計図 最終決定のための，及び／又は当事者間の検討のための基 draft drawing,
本として使用する図面。 preliminary drawing
4003 実施設計図 建造物を実際に建設するための設計を示す計画図（土木部 working drawing
門，建築部門）。
4004 試作図 製品又は部品の試作を目的とした図面。 prototype drawing
4005 製作図 一般に設計データの基礎として確立され，製造に必要なす production drawing
べての情報を示す図面。
4006 工程図 製作工程の途中の状態又は一連の工程全体を表す製作図。 process drawing
4007 （工作）工程図 特定の製作工程で加工すべき部分，加工方法，加工寸法， −
使用工具などを示す工程図（ 付図 3 参照）。
4008 据付け図 一つのアイテムの概観形状と，それに組み合わされる構造 installation drawing
又は関連するアイテムに関係付けて据え付けるために必
要な情報を示した図面（ 付図 4 参照）。
4009 施工図 現場施工を対象として描いた製作図（建築部門） 。 working diagram
4010 詳細図 構造物，構成材の一部分について，その形，構造又は組立・ detail drawing
結合の詳細を示す図面。一般に大きい尺度で描く。
4011 かなばかり図 建物の垂直断面図によって示す製作図（建築部門） （付図 5 sectional detail drawing
参照）。
4012 検査図 検査に必要な事項を記入した工程図。 drawing for inspection
4013 注文図 注文書に添えて，品物の大きさ，形，公差，技術情報など drawing for order
注文内容を示す図面。
4014 見積図 見積書に添えて，依頼者に見積内容を示す図面。 drawing for estimate,
estimation drawing
4015 承認用図 注文書などの内容承認を求めるための図面。 drawing for approval
4016 承認図 注文者などが内容を承認した図面。 approved drawing
4017 説明図 構造・機能・性能などを説明するための図面。 explanatory drawing,
explanation drawing
4018 参考図 製品製造の設備設計などの参考にするための図面。 reference drawing
4019 記録図 敷地，構造，構成組立品，部材の形・材料・状態などが完 as-built drawing,
成に至るまでの詳細を記録するための図面。 record drawing

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2.4.2 表現形式による用語

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
4101 一般図 構造物の平面図・立面図・断面図などによって，その形式・ general drawing
一般構造を表す図面（土木部門，建築部門） 。
参考 かくれ線を用いないで描くのが普通である。
4102 外観図 梱包，輸送，据付け条件を決定する際に必要となる対象物 outline drawing
の外観形状，全体寸法，質量を示す図面。
4103 展開図 対象物を構成する面を平面に展開した図。 development

4104 曲面線図 船体，自動車の車体などの複雑な曲面を線群で表した図面 lines

（付図 6 参照）。
4105 グリッド図 グリッド（格子）を記入して，関係位置・モジュール寸法 grid planning
などが読み取れるようにした図面。
4106 断面表 柱，はりの断面，形及び寸法を一括して示した表（建築部 −
門）。
4107 仕上表 建物などの外部及び内部の仕上げを一括して示した表（建 finish schedule
築部門）
4108 建具表 建具の位置，姿図，記号，数量，仕上げ，金物などを一括 door and window
して示した表（建築部門）。 schedule
4109 線図， 図記号を用いて，システムの構成部分の機能及びそれらの diagram
ダイヤグラム 関係を示す図面。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
4110 系統（線）図 給水・排水・電力などの系統を示す線図（ 付図 7 参照）。 system diagram
4111 （プラント）工程図 化学工場などで，製品の製造過程の機械設備と流れの状態 −
（工程）を示す系統図（ 付図 8 参照）。
4112 配管図 構造物，装置における管の接続・配置の実態を示す系統図 piping diagram,
（付図 9 参照）。 plumbing drawing
4113 （電気）接続図 図記号を用いて，電気回路の接続と機能を示す系統図（ 付 electrical schematic
図 10 参照）。 diagram
参考 各構成部分の形，大きさ，位置などを考慮しな
いで図示をする。
4114 計装図 測定装置，制御装置などを工業装置，機械装置などに装 instrumentation diagram
備・接続した状態を示す系統線図（ 付図 11 参照）。
4115 配線図 装置又はその構成部品における配線の実態を示す系統図 connection diagram,
（付図 12 参照）。 wiring diagram
参考 各構成部品の形，大きさ，位置などを考慮して
図示をする。
4116 構造線図 機械，橋りょうなどの骨組みを示し，構造計算に用いる線 skeleton diagram
図。

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4117 運動線図 機械の構成・機能を示す線図。 −

4118 運動機構図 機械を構成する要素を表す図記号を用いて，機械の構造を −
図示する運動線図。
4119 運動機能図 運動機能を表す図記号を用いて，機械の機能を図示する運 −
動線図。
4120 立体図 軸測投影，斜投影法又は透視投影法によって描いた図の総 single view drawing
称。
4121 分解立体図 組立部品の絵画的表現 (pictorial representation)。通常は，軸 exploded view
測投影又は透視投影をする。各部品は，同じ尺度で描かれ
互いに正しい対向位置を占める。各部品は分離され，順序
に従って共通軸上に配置される。
4122 スケッチ図 フリーハンドで描かれ，必ずしも尺度に従わなくてもよい freehand drawing
図面。

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2.4.3 内容による用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
4201 部品図 部品を定義するうえで必要なすべての情報を含んだ，これ part drawing
以上分解できない単一部品を示す図面。
4202 素材図 機械部品などで，鋳造，鍛造などのままの機械加工前の状 drawing for blank
態を示す図面。
4203 組立図 部品の相対的な位置関係，組み立てられた部品の形状など assembly drawing
を示す図面。
4204 部品相関図 二つの部品の組立及び整合のための情報を示す図面。例え interface drawing
ば，両者の寸法，形状限界，性能，予備試験の要求に関す
る情報を示す。
4205 総組立図 完成品のすべての部分組立品と部品とを示した組立図。 general assembly
drawing
4206 部分組立図 限定された複数の部品又は部品の集合体だけを表した部 sub-assembly drawing
分的な構造を示す組立図。
4207 鋳造模型図 木，金属又は他の材料で作られる鋳造用の模型を描いた図 pattern drawing
面。
4208 コンポーネント図， 一つのコンポーネントを決定するために必要なすべての component drawing
構造図 情報を含む図面。
4209 コンポーネント仕 コンポーネントの寸法，形式，型番，性能などを表した図 component range
様図 面。 drawing
4210 軸組図 鉄骨部材などの取付け位置，部材の形，寸法などを示した framing elevation
構造図。
4211 基礎図 構造物などの基礎を示す図又は図面（ 付図 13 参照）。 foundation drawing
4212 配置図 地域内の建物の位置，機械などの据付け位置の詳細な情報 layout drawing,

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を示す図面（ 付図 14 参照）。 plot plan drawing
4213 全体配置図 場所，参照事項，規模を含めて，建造物の配置を示す図面。 general arrangement
drawing
4214 部分配置図 全体配置図の中のある限定された部分を描いたもので，通 partial arrangement
常は拡大された尺度で描かれ補足的な情報を与える図面。 drawing

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
4215 区画図 都市計画などに関連させて，敷地，構造物の外形及び位置 block plan
を示す図面。
4216 敷地図 建物を建造する場所，進入方法及び敷地の全般的なレイア site plan
ウトに関連する建設工事のための位置を示すもので，各種
供給施設，道路及び造成に関する情報も含まれる図面。
4217 装置図 装置工業で，各装置の配置，製造工程の関係などを示す図 plant layout drawing
面（ 付図 15 参照）。
4218 配筋図 鉄筋の寸法と配置を示した図又は図面（土木部門，建築部 bar arrangement drawing,
門）。 bar scheduling
4219 実測図 地形・構造物などを実測して描いた図面（土木部門，建築 measured drawing,
部門）。 surveyed drawing
4220 撤去図 建物などで，既存の状態から取り壊して除去する部分が分 moderation drawing
かるように表した図面（建築部門） （付図 16 参照）。

2.5 図面管理に関する用語

番号 用語 定義 対応英語（参考）
5001 図面管理 図面に関する業務の管理。 administration of
備考 図面（仕様書などを含む。）に関する業務の内容 drawings
を大別すると次のようになる。
a) 原図の登録，保管，出納，廃却。
b)複写図の作成，編集，配布，回収，廃却。
c) 図面の変更の手続き。
d)第二原図，マイクロフイルム。
5002 一品一葉図面 一つの部品又は組立品を 1 枚の製図用紙に描いた図面。 individual system
drawing,
one-part one sheet
drawing
5003 一品多葉図面 一つの部品又は組立品を 2 枚以上の製図用紙に描いた図 multi-sheet drawing
面。
5004 多品一葉図面 いくつかの部品，組立品などを 1 枚の製図用紙に描いた図 group system drawing,
面。 multi-part drawing
5005 原図 現在承認された情報又はデータを与え，かつ，最近の状態 original drawing
が記録・登録されている図面。
5006 第二原図 原図を複写して作成した図，又は副原図。 −

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
5007 写図 図又は図面の上にトレース紙などを重ねて書き写す行為。 tracing

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5008 検図 図面又は図を検査する行為。 check of drawing
5009 （図面の）登録 作成した図面を，図面管理部署が受け入れるときに，管理 registration of drawing
のための一手段として行う手続。
5010 図面台帳 図面を登録したことを記録する台帳。新しく登録する図面 drawings register
に与える番号は，この台帳から決まる。
5011 図面カード 図面を管理するのに用いるカード。 drawing card
5012 図面番号 図面 1 枚ごとに付けた番号。 drawing number
5013 葉番 一品多葉図の場合，その一葉ごとに区別するための番号。 sheet number
5014 図面目録 発行する図面の一覧表で，図面番号・図名などを表にした drawings list
もの。
5015 出図 登録した図面を発行する行為。 release of drawing
5016 複写図 原図から複写によって作成した図面，若しくはデータから duplicated drawing
ハードコピー又はソフトコピーによって作成した図面。
5017 （図面の）検索 保管してある図面から必要とする図面を定められた手続 retrieval (of technical
きによって取り出す行為。 drawing)

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附属書（参考） 製図用機器及び製図用紙に関する用語

序文 この附属書（参考）は，一般的な製図用機器及び製図用紙に関する用語とその定義とを示すもので
あって，規定の一部ではない。

1. 適用範囲 この附属書は，一般的な製図に用いる製図用機器及び製図用紙に関する用語とその定義と
を示す。

2. 用語及び定義 この附属書に示す用語及び定義は，次による。

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
6001 製図板 製図のときに，製図用紙を張る平らな板。 drawing board
6002 製図台 製図版を支える台。 drawing table
6003 製図機械 T 定規・三角定規・分度器・スケールなどの機能をもった drafting machine
機械の総称。
6004 トラック式製図機 X 軸と Y 軸が追従する平行運動機構をもつ製図機械。 track type drafting
械 machine
6005 リンク式製図機械 パンタグラフ式リンクによる平行運動機構をもつ製図機 link type drafting
械。 machine
6006 プーリ式製図機械 プーリとベルトによる平行運動機構をもつ製図機械。 pulley type drafting
machine
6007 CAD 電算機の支援によって製図をする機械。 computer aided drafting
machine
6008 製図器 図形を描くための器具。 drawing instrument
6009 直線用定規 直線を描くのに用いる定規。 straight ruler
6010 直定規 細長い板状の直線用定規。 straight ruler
6011 平行定規 平行線を描くための定規。 paralle ruler
6012 T 定規 平行線を引いたり三角定規の案内などに用いる T 形をした T square
板状の定規。
6013 三角定規 三角形をした板状の直線用定規。 triangle
備考 90゜×45゜×45゜，90゜×60゜×30゜の 2 枚が 1
組になっているもの。
6014 こう配定規 種々のこう配を描くための定規。 pitch scale
6015 曲線用定規 曲線を描くのに用いる定規。 curved rulers
6016 雲形定規 いろいろな曲線のつながりでできた板状の曲線用定規。 french curve
6017 R 定規 円弧を輪郭とする板状の定規。 curv rulers
6018 自在曲線定規 形を自由に変えたままで，任意の曲線を描くために用いる adjustable curve ruler
棒状の曲線用定規。
6019 しない定規 厚さを変化させた細い角棒状の曲線用定規。 spline batten
6020 テンプレート 図や文字をならい書きするときに用いる薄い板。 template
6021 スケール 長さを測るための長さ寸法目盛をもつ定規。 scale
6022 平スケール 片面に 1 種類又は 2 種類の尺度の目盛をもつスケール。 flat bevel scale
6023 両面スケール 両面に 4 種類の尺度の目盛をもつスケール。 double bevel scale
6024 三角スケール 断面が三角形で 6 種類の尺度の目盛をもつスケール。 triangular scale
6025 対数尺スケール 対数の尺度の目盛をもつスケール。 logarithmic scale
6026 等角スケール 等角投影図を描くのに用いるスケール。 isometrical scale
6027 分度器 角度を測るための角度目盛をもつ薄い板。 protractor
6028 コンパス 円又は弧を描くために用いる器具。 compass
6029 中車式コンパス 両脚が中車で回されるねじで開閉するコンパス。 bow instrument
6030 ビームコンパス 中心側と弧を描く側とを薄板などで連結できるようにし beam compass
て，大きな円又は円弧を描くときに用いる器具。
6031 だ円コンパス だ円を描くのに用いるコンパス。 ellipsograph
6032 ディバイダ 長さ寸法をスケール又は図形から製図用紙に移したり，線 dividers
分を分割したりする器具。
6033 比例コンパス 縮尺又は倍尺の図を描くのに便利にできているディバイ proportional dividers
ダの一種
6034 筆記具 製図のときに，線，数字，文字などを書きしるす器具の総 writing instruments
称。
6035 製図用ペン 墨入れに用いるペン。 drawing pen

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番号 用語 定義 対応英語（参考）
6036 製図用インク 墨入れに用いるインク。 drawing ink
6037 からす口 墨入れに用いる器具。 ruling pen
6038 しん（芯）ホルダ しん（芯）をチャックで保持するようになっている鉛筆。 pencil lead holder
6039 消し板 図の一部だけを消しゴムで消すときに用いる薄い板。 erasing shields
6040 製図用ブラシ 消しゴムかすを払いのける道具。 drawing brush
6041 製図用紙 製図に用いる用紙の総称。 drawing paper
6042 トレース紙 透明又は半透明の製図用紙。 tracing paper
6043 製図用フィルム 伸縮性の少ない製図用のフィルム。 drawing film
6044 製図用テープ 製図用紙を製図板に固定するテープ。 drafting tape

単位 mm
平歯車
*歯車歯形 転位 精度 JIS B 1702 5 級
* 歯形 並歯 備 転位係数 ＋0.526
工 モジュール 6 考 相手歯車転位係数 0
具 圧力角 20゜ 相手歯車歯数 50
*歯数 18 相手歯車との中心距離 207.00
*基準ピッチ円直径 108 かみあい圧力角 22゜10'
歯 マタギ歯厚 （マタギ歯数＝ ） かみあいピッチ円直径 109.59
厚 弦歯厚 （キャリパ歯タケ＝ ） 標準切込深さ 13.34
− 0.21
オーバピン（玉）寸法 122.68 −
0.88
（ ピ ン の 径 ＝ 8.856 玉 の 径
＝ ）
仕上方法 ホブ切り
,

付図 1 要目表

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付図 2 線の種類

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付図 3 （工作）工程図

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付図 4 据付け図

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付図 5 かなばかり図

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付図 6 曲面線図

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付図 7 系統（線）図

付図 8 （プラント）工程図

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付図 9 配管図

付図 10 （電気）接続図

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付図 11 計装図

付図 12 配線図

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付図 13 基礎図

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種別 種別 機械 機械の名称 機能の大要 据付け 記事

番号 番号 年 月 日
M 10 1 車輪旋盤 面板の直径 1 500 削り得る車輪の直径 1 300 昭 5 12 15
M 10 2 車輪旋盤 面板の直径 1 550 削り得る車輪の直径 1 350 昭 5 12 15
M 10 4 車輪旋盤 面板の直径 2 040 削り得る車輪の直径 1 750 昭13 9 16
M 10 6 車輪旋盤 面板の直径 1 400 削り得る車輪の直径 1 000 昭21 3 31
M 13 5 輪心旋盤 床長 4 300 スイング 1 020 中間距離 2 昭16 3 31
400
M 14 1 立中グリ盤 スイング 2 185 テーブル寸法 2 135 昭13 3 31
M 14 6 横中グリ盤 スイング 915 スピンドル直径 100 昭 5 3 3
M 14 12 立旋盤 テーブル径 1 500 取付け得る外輪径 1 昭17 3 30
150
M 14 15 立旋盤 テーブル径 2 300 取付け得る外輪径 1 昭18 2 21
850
M 26 1 （水圧） 最大圧力 400t ストローク 200
プレス 昭14 3 31
E 12 13 変圧器 容量 50kW 昭12 1 31
E 12 21 変圧器 容量 50kW 昭13 9 16

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C 13 3 天井クレーン 荷重 5t 巻き上げ速度 10m/min 昭13 3 15
C 15 9 ジブクレーン 荷重 1t 能動半径 4 950 昭 9 3 31

付図 14 配置図

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付図 15 装置図

付図 16 撤去図

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製図分野国際整合化分科会・製図用語 JIS 原案作成 WG 構成表

氏名 所属
（主査） ○ 中 込 常 雄 中込技術士事務所
（委員） 五十嵐 誠 一 防衛庁装備局
池 田 大 祐 文部省初等中等教育局
＊ 江 守 忠 哉 江守設計研究所
＊ 大 倉 一 郎 大阪大学工学部
＊ 奥 田 宗 幸 東京理科大学理工学部
＊ 加 納 修 平 株式会社エヌ・ティ・ティファシリティーズ
木 村 武 敏 東京都立町田工業高等学校
＊ 桑 田 浩 志 トヨタ自動車株式会社
△ 下 田 博 一 明治大学理工学部
＊ 塚 田 忠 夫 東京工業大学大学院情報理工学研究科
＊ 徳 岡 直 静 慶應義塾大学理工学部
野 上 昭 三 株式会社アマダ
＊ 八 戸 信 昭 東京都立科学技術大学工学部
針 山 隆 史 東日本旅客鉄道株式会社
＊ 福 島 彰 財団法人日本船舶標準協会国際部
松 野 仁 建設省住宅局
丸 岡 義 臣 株式会社竹中工務店
＊ 大 嶋 清 治 通商産業省工業技術院標準部
＊ 本 間 清 通商産業省工業技術院標準部
（事務局） 橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会技術部
杉 田 光 弘 財団法人日本規格協会技術部
大 芦 誠 財団法人日本規格協会技術部
備考 ○印は WG 主査，△印は WG 幹事，＊印は WG 委員兼務を示
す。
文責 桑田 浩志

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