Professional Documents
Culture Documents
マ ョ衣の放 り博 右
/
ご) % - ド り
アデ ー さい ペン SS【23
や グー ヘタ
RS べき 、 SN
)N、・Ns
(1
いい
に)
BT
上 林 晃 (eGo office)・ 角 和 丸 つ ぶら 閉
服 を 着る か ら キ ャ ラ に な る
顔 を 構成 する目鼻 な どの パ
ー ツ と 髪型 はキャ ラブ づけの
要素 ですが 、 顔 だけ 描 いて
も 「キ ャ ラ 」に は な り ま せん。
【着 衣 効 果 】
裸 にも個性 はあり
ます が 、 着 ること
で 個性 がはっきり
し ます。
布地 の わずか な 水着 で さえ も 、ど ん
な 水着 かの 違い があり ます 。「 着 る 」
こと で 個性 が 生ま れる の で す 。
ボディ ライ ンを 際立た 可愛 らし さを 出す 水着
せる 水着 … 布 の 量 が 少 =。… フ リル が つい て 、 体
な く 、 体 の ライン を 美 の アウ トラ イン に も ア くつ も キャ ラ を 表現する
し く 強 調 します 。 クセ ント を 与え ます 。 大 き な 要 素 の 一 つで す 。
| エン
カ ャ イラ スト に コス チュ ー ム は 欠か せな い |
| | 5 AN 本 | ニ ツ クス
( びぴったり) こ 代の 人) 稼 / ー を (組み 合わせ )
⑯ コス チュ ー ム は 体 を 隠す もの で す 。
@ 体 を 包ん で いる の が コス チュ ー ム です 。
@ コス チュ ー ム の も と に な っ て いる の は あく まで 「体 」 で す 。
@ 服 は、 基 本 的 に 「 どうや っ た ら 動 きやすい か 」 を 考え て 作ら れて いま す 。
だ か ら 、 体 を 理解 し な く ては コス チュ ー ム は 描け ませ ん 。
服 は 体 の皮 で ある
体 と 服 の 透視 図
正面 デザ イン
… だ か ら ボ ディ と 手足 を とらえ よう
⑱ と ら え る ポイ ント
服 のも と に な る も の な の で 、 関 節の 位置 、
肉体 の立体 感 、 手 足 の つけ 根 、 長 さきなど を 、
は っ きり と ら えて お く 必 要 が あり ます。
両 詞をつない だ
ライ ン ( 肩ラ イ
ン ) の 角度 省 の 位置
肩の位置
ュー 胸 の 位置
腰 の 位置 一 >
(くびれ)
お 尻 の 出っ張り一テ
※ 通常 は服 で 隠し て し まうも の な の で 、 こ こま で
て いね い に 描 く 必 要 は あり ませ
ん。
キャ ラ に 立体
感 を 写 える
どこ に シワ を 入れ る の か … シ ワ と 継ぎ 目 が コス チュ ー ム らし さき の 決め 手 にな る
鎖骨 の上ふくらみ 、
上 肩 ーー
胸 の 間 のへ こみ 、 ーー
胸 の下 など、タ ッ 『
チ に よるカゲ の質
感 表 現 でも、 布 を
まとっ て いる 時 と /
裸 との 違い が 出せ 4
ます 。 ド き
裸 の 場合 全身 スーツ の 場合 /
シル エッ ト は 同じで も 、 首 と 手首 の「す そ 曲線 」、 クン バリ ( 』
肩 、腰 、 脚 の つけ 根 ま わり な どに で きた シワ で、「 着 アー パ ま
て いる 」 こと が 表 さ れ ま す 。 ピン 5
継ぎ
目は 肩 線・ 脇 線 ・袖 つき 線
)
べ 、これは折り 目。
締 い目ではあ
いい 5 ませ A。
ーー
服 は 布 を 縫い 合わ せて 作ら れて いま す 。
継ぎ 目 のない 「一 体 成形 型 」 の 服 もまれ
に あり ます が 、 普 通 は どん な 服 にも 継ぎ
目 が 「 線 」 として あり ます 。
… シ ワ と 継ぎ目 を とらえそよつっ
シワ 表現 は| 関節
部 分 に 線 を引く 」
の では な く、 起 伏
の 表現である
@ 波 ジワ >【 「 -
@ 引っ 張り ジワ
し1
アウ トラ イン の 起伏 ま "/
表現
によるシワ表現 一= 引っ
張ら れてできる
シワ
の 表現
9 寄り
ジワによる
se る 典型
的 なアウト
< ライ
ン のこと 。
こそ
流れ ジワ
(ドレ
ーブ)
- た っ ぷり し た 布 に
~ で きる
長いシワ
Ne
カゲ
による 布地
。 の 起伏 表現 も 、
シワ 表現 の 一つ
で 。
@ 寄り ジワ
片側 に 寄せ られて で きる
シワ (ギャ ザー)
@⑯ た まり ジワ
量 の多い 布 が たまって
形作ら れるシワ
※ 描 く 手順 と 解説 は 76ペ ー ジ 参照
ユル ピタ で 輝く キャ ラ を 生む
ぴっ た り 包 お コス チュ ー ム
(ピタ タイ プ )
スペ
へ くつ2 ン ー ス
NRNS
) ズX
いい SN プ
WWN
無数 に 思え る 衣装 の 種類 も 、 裸 との 関わ り 合い に 注目 すれ ば 、キ ャ ラ を 「 ぴ っ た り 包 お 」「 ゆ っ た り 包 お ]
そし て 「 ピ タタ イプ と ユル タイ プ の 組み 合わ せ」 の3タイ プ の いずれ か になります。
と) ゆっ た り 包 む コ スチ ュー ム N 組み 合わ せ コ スチ ュー ム
(ユル タイ プ ) (ミッ
クス タイ ブ)
も くじ
服 を 着る からキ ャ ラ に な る
服 は 体 の 友 である … だ か ら ボ ディ と 手足 を とらえ よう 一 一
キャ ラ に 立体 感 を 与え る… シ ワ と 継ぎ 目 を とらえ よう 一 一
ピタ ユル で 輝く キャ ラ を 生むお ょ
の
IP
な
0
0
本書 のねらい = TO
第1 章
体とコス チュ ー ム
裸が 先 か 、服 が 先 か 14
裸 を 学 ぼう 16
服 を 学 ぼう 18
服はビタ 、 ユ ル と ミッ クス 18
服 の 厚み ごど0
オン ャ し と デザ イン の 0キーワ リード ぞg
古代 の コス チュ ー ム ど8
びぴったり 包 おむお… 古 代 エジプト 828
ゆっ た り 包 お -… 古 代ギリシア 30
腰 巻 き… 有 史 以 前 33
服 をうま く 描 3 つの ボイン ト それ は 縫い 目 と 丸み とシワ 一 34
シワ
の いろ いろ 838
作画 の 手順 一 ジャ ケッ ト + タイ トス カー トキ ャ ラ の 作画 一 ー 40
正面 ポーズを 描く 40
背面 ポー ズを 描く 46
第ら章
服 のシワ 徹底攻略 55
シワ
が で きる わけ 56
自然 なシワを 描こ う 58
ブラ ウス と スカ ー ト 58
オー
バー ブラ ウス 68
T シャ ツ と パン ツ ス タイ ル 64
ジャ ケッ ト 68
バス ト と ヒッ プ の 表現 7ら
作画
の 実際 76
上 半身を 描く 76
下半身
を 描く 82
仕上 げ 87
第 9章 “
OL 学生 ・ カ ジュ アル の コス チュ ー ム- gi
OL ファ ッ シ ョ ン 9ら
ブラ ウス の 攻略 98
パン ツ の 攻略 104
学生 の コス チュ ー ム 108
ブレ ザー 108
セー ラー 服 116
セー ター、 カ ー デ ィ ガ ン 124
体操 服 126
カジ ュ ア ル / T シャ ツ と ジー ンズ 130
スカ ー ト 徹底 攻略 14ら
作画 の 現場 ポ ロ シ ャ ツ + シ ョ ー ト パン ツー ーー 15 ら
通常 アン グル の 全身 ポーズ を 描く 15g8
アオ リ の ポー ズ に チャ レン ジ 160
第 4 章
ギャ
ラテ デザ ペ の 道 」 _ es
キャ ラ は どう や っ て デザ イン する か 166
キャ ラ デ ザ の ネタ 172
スカ ー ト 178
パンツ 180
くつ を 学 ぼう 184
描く ポイ ント 184
代表 的 な キャラ タ イ ブ を 表す くつ 186
あと が き 191
本書 の ね らい ~ 裸 が うま く 描 ければ 、 服 は上 手 に 描け ます 一
本 書 は キャ ラ の 裸 か ら 入りま す 。
裸 が 描け れば 、 服 が 描け ます 。
正確 な 裸 を て いね い に 描 く 必 要 はあり ませ ん 。
全身 のボー ズ 、 胴 体 の 長 さを 決める 股 の 位置 、腰と 手足 の 関節 の 位置 それ が わか る 程度 の 裸 で十
分です。
裸 が 描け たら 、 服 を 描きます 。
服 は 体 の 上にある も う 一 枚 の 「 皮 」 で す 。
そこ で 、 り ん か く を 描い ていき ます が 、「 体 から 離 れ ている 部 分 」と 「 体 に ぴっつた りくっ つい て いる
と ころ | が あり ます 。 こ の、 服 が 体 から 離 れ ている 部 分「 ユ ル」 ポイ ント と 、 ぴっ た り し て いる 「ピ
タ 」 ポイ ント は 、 服 の 種類 で ほとん ど 決 まって いま す 。
服 は 、 ユル 、 ピ タ 、 そ し て その 両方 の ミックス の 3 タイ プし か あり ませ ん 。
こなし と 動き に よっ て も 、 ユ ルポ イン ト と ピタ ボイン ト が 生ま れ ま す 。
逆 に 言え ば 、ユ ルビ ピタ ポイ ント を と ら え れ ば 、 着 こなし の 違い や 動きに 応じ た 服 の 描き 方 が 見 えて
紀 ます。
重
層
本 書 は 、 裸 デッサン と ユル ビタ ポイ ント を と ら え る こと か ら 服 を 描き 、 光 り 輝 くキャ ラ を 生む テク
ニッ ク を 紹介 する も の で す 。
ユル ピタ で 服 を 楽し んで 描い て 下さ い 。
※ 本 書 の 作例 は すべ て エンピ ツ か シャ ー プ ペン シル に よっ て 描か れ て いま す が 、 印刷
物 のため、 実際 の エン ピ ツ の 濃 さ や 線 とは 異なる 場合 が あります 。
1ら
和 |由
体とコス チュ ー ム
裸 を 描い て 服 を 描き ましょ う 。服の アウ トラ イン
の 凹凸 や 、 曲 面を反映 する 曲線 も、 す べ て 体 のラ
イン が も と に な っ て いま す。
裸 デ ッサ ン よく
見 ると… 裸 の 絵 の 中 に はた くさ ん の 裸 を もとに 描く の で 、 服 の
情報 が 含ま れ て いま す 。 曲線 が 生ま れます。
( 裸 は 服 の下 描き である) N も アグ,
ボタ ンは 中 心 線
上 に あり ます 。
バス トト ッ プ ラ
インが 胸 の 張り
出し の 目安 。
| 重要
合わ せのライ ン
は 中 心 線 上 では
\、 あり ませ ん 。
ウエ スト
、 7 盾 FT
Ts
7 /衣 診 人
仁和
/ HH
人 則|
UN
H M I L UMM s
0 k
MM LMMM
RTNー
FT
和 テー キー
ナー は 電 上 ーレ キ ーー トド ュ ーー や
IA シン
裸デッサン (身体
1 デッサン) を 描い
どん な キャ ラ で も て おくと、 ス カー
裸 デ ッサン は 旧 ト か ら 出 る 脚 のラ
欠か せま せん 上 ! イン が 自然
に描け
/ ます。
7
トト レス 4rT
|
キキ トモ キキ 1
Ni
和則 出NN
和
頭 身 の 低い キャラ や チビ キャ ラも、 服 を 先に 描い た 場合 の
=プ 裸 の 上に 服 を 着 て いま す 。 失敗 例
保を 学 ぼう
体 の パー ツ の 位置 を と らえまし ょ う 。 多く は 服飾 用 語 ですが 、
服 を 描く ため の 肉 体 を 効果 的 に と ら えること が で きま す 。
( 裸を自分
のものにする )
腰丈
ジャ ケッ ト な どの 長さ
は 、 こ こ を 目安に 長め
上 半身 か 短め をと ら え ます 。
トッ プ
上 着 やジャ ケッ ト 作画
に 役立つ ライ ン
な ど 、 上 半身の衣 ヒザ 丈
類 全 般 を「ト ッ プ 」 太もも にかかる 長 さを
(トッ プス ) とい いい ます 。 ミ ニス カー
いま す 。 や ーー ショ ル ダ ー ラ イン ト の 長 さ の 目安です。
\ ( 肩ライン )
トッ プ バ スト _- 了 丈
ハイ ウエ スト - ヒザ丈
ウエ スト
ン
ロー ウエ スト
ミド ルス カー ト な どの
長 さの 目安 です。ヒザ
を 出す 長 さは 軽快 感が
生ま れ 、ヒ ザ が 隠れ る
長 さ はつつ まし い 感じ
に な り ます。
VA くる ぶし ーー す ー 上 ーーーーーーーーーゴ- くる 点し 丈
ロン グスカートの
長 さの 目安です。
1 ヒザ より 上 (ヒザ頭 の
1 \ 上 端 あたり)
アー
ムホール
N 袖 のつけ 根 に
t bc
二 1 - 腕 のつけ 根よ
下半身 首 の つけ 概 り ふぶた まわり
ボトム まわ り くら い大 きく
パン ツ や スカ ー ト ! と ら え ます。
な ど 、 下 半身につ |
ける 衣類 を ボトム 脇線
と いい ます 。
IT
(UTU
mitttttttthtttttttttttttiittttttittlttttil
出山
T シ ャ ツ な どの 首 元 ( エ
りあ き の 形 ) を ネッ ク
ライ ン と いい ます 。
16
(立体的 に と らえて みよ う )
それ ぞ れ の ライ ン は
ナナ メ 向 き でも ほぼ
平行 にとらえて、 肩 、
胸 、ウエス ト を 描く
目安 にします。
ショ ル ダ ー ラ イン は 、 肩
の 一 番 高 く な って いる と
ころ (ショ ル ダーポイン
ト ) を つない だ 線 です。
ププ和 【 1li
プア -
タン 月epォマ
、 骨盤 ライン
パ バース
が つい て
いる の で、 ラ イ
ン は や や ナナメ
に と ら え ます。
服を 学 ぼう シル エッ ト (全体
の印象 ) の 條 い、素 材、基 本 的 な 構造
な ど 、 さ ま ざ ま な シー ン に 生か せる キャ ラ 作 り の た め の
服 のとら え 方 を 学び ましょ う 。
ミッ クス タイ プ …「 ピ タ と ユル 」 の 組み 合わ
ピタ タイ プ … 体 の ライン に 沿っ て 、 体 のライ ユル タイ プ … 全 体 に ゆった り し て 、 体 のライ せ で 、 ほ と ん どの 衣装 がここ に 分 類 されま す 。
ンが わか る の が 特徴 です 。 自 信 家 やアク ティ ン が ほとん ど わ か ら な い の が 特徴 で す 。い わ バス トラ イン は 見 せるけど 、 お 尻 の 大きさ や
ブな キャ ラ だ と いう 印象 を 与え やすい 特性 が ゆる お 嬢 様 キ ャ ラやお と な し さ を 印 象 づけた 形 は スカー ト で 隠す 、ある い は バス トラ イン
あり ます 。 な お 、 水 着 や ボディ コン な ども ビ い キャラに よく 用 いら れ ま す 。 は ゆっ た り し た 上 着 で 隠す けど 、ヒッ プ ライ
タタ イプ の 代表 的 な 衣装 です 。 ン は ぴったり ジー ンズ で 見 せる など 、キ ャ ラ
の こだわ り を 反映 し まし ょ う 。
18
リ
ピタ 了
ae
ユル
! 参 肩 は ぴっ た り
胸元 は一 部 ぴ つたり し て も 、 胸
の ふくらみ に 沿っ てゆっ たり 服
が か ぶさ っ て いる の で 、 ゆ っ た
り になります 。
<コ ソック ス もゆ
) ココ シワ の た わ み で っ つた り 点 う
ゆっ
たり 部 分 が
で き て いま
す。
レレ
ソック
スも ジー (
ぴっ た り タ ]
イブ し ノ/
19
厚み の 人 違い は 大 きく 分 け て 3 つの タイ プ が あり ます 。
厚く な る ほど 体 の ライン は 隠さ きれ 、ス タイ ル が 変わ
ります 。
ジャ ケッ ト
(やや厚め )
//ノ に
さい
9
(パ
ヘー
Iy
| や や 厚いタイ プ 厚い タイ プ
ジャ ケッ ト な ど コートなど
… や や ユル …ユル
薄い タイプ (通常 )
ブラ ウス な ど
… や や ピタ 厚着
になるほど 腰 の くびれ
は 目立た
なくなります。
(い
ブラ ウス や T シャ ツ は 、 体 よ
り 109%% 大 きめ に ゆとり を 持
た せ て 作ら れ て いま す 。
1
薄い タイ プ …109% のゆとり や や 厚い タイ プ …159%
の ゆとり 厚い タイプ …309%% の ゆとり
ブラ ウス 、 シ ャ ツ 、T シャツ ジャ ケッ ト や 背広 な ど 、シ ャ ツ コー ト な ど 、下にたくさ ん 重
な ど 、 通 常 肌 着 の上に 着る な どの 上 に 着る こと を 前 提 に 作 ね て 着込ん だ上に 着る ことを
もの 。 られ
て いる も の。 前 提に 作ら れる も の 。
ら0
ろ -、、ほぼ ピタ
腕 を 下げ る と 、
コー ト の 袖 し か
見 えな いこ とが
多い です。
ら1
ゃ ーーゞ ュ でで ゃ ES マ キャ ラ に オシ ャ レ な 衣装 を 着せ た り 、
| 。 且 陸 の ント
知識 を学びましょう。
ワン ピー ス 、 ツ ー ビピー ス 、 重 ね 着
の ワン ピー スズ @⑯ ツー ビー ス
sb
誰敗シャ ツ と シャ ツ ど
スカ ー ト パン ツ
1 枚 で ワンセッ ト ら 枚 で ワンセッ ト
ドレ ス や ツナ ギ な ど 上 下 の 組み 合わ せがで きる の
で 、 応 用 範囲 が 広く、 衣 装 は
ツー ピー ス が 主体です。
ー 枚 布 。浴 衣 や 着物 、
に ツー ビー ス に ジャ ケ
リー デ 告
ッ ト を 着 たもの な ど
を いい ます 。 基本 は
ツー ピー ス で す 。
らら
@ 重 ね 着 … オシ ャ レ の 極意 は 組み 合わせ
VNU ここ で は 形 の 組み 合わせ
だ け 紹 介して いま す が 、
実際 には さら に 色 の 組み
合わ せ 効 果も 計算 に 含ま
れ ます。
ご き
トッ プ : タン クト ッ プ +
シャ ツ + ジ ャ ケッ ト
ボトム : ミニ スカ ート+
スト ライ プ ニ ー ソ ックス
八イネッ クの トッ プ : シャ ツ+ シ ョ ー ト
ジャ ケッ ト + タイ
小 ワザ : フェ イク ボトム : スト レー ト パ ン ツ
き
す デザ イン 線 。 機 能
上 の 意味 はなく、
た だ の オシ ャ レ に
見 せる ためだけの
線 (フー ドなど 機
/) 能 を 持つ 場合 もあ
ベル ト
」 デザ イン
線 でトッ
| プを ら つ に分 け、
さら にベル トをす
る こと で、ただ 一
| 枚 の コー ト の 背面
ツー ピー ス に 錯覚 させ る ワンピー ス 。 ベ ルト を 、 |ノ の 表情 が 豊か にな
し て トッ プ と ボトム を 分 けた り 、もと か ら ベ ル 1 り 、オ シャ レ に 見
ト ふ うに 帯 が つい て いるも の な ど が あり ます 。 えます。
ら3
本 7 ベル ト の 位置 で 胴体 の 長 さが 変わ って 見 える 効果 を 用 いて 、
(ウ エス ト の 位置 を 変える 効果 ) キャ ラ が 訴え る 印象 を 変え る こと が で きま す 。
人@ ベルト + スカー ト の 場合
こ 、
| 標準 タイ プ 。ト ッ プ と ボ ベル ト の 位置 が高いタ ベル ト の 位置 が 低い タ
トム の バラ ンス が 同じ く イブ。 肩 から 腰 までが イプ。 肩 か ら 腰 まで が
らい に なり ま す 。 これを 短く 見 え、 幼い 感じが 長く 見 え 、大 人 び た雰
「 普 通 の キャラバ ラン ス 」 、 演出 されます。ま た、 | 、 / | 囲 気 が演出
されます。
| 短め のスカ ート で も 長
人 時
の 基準 にします。 1 スカー ト は 逆 に 短く見
く 見 えま
す。 | え 、 活 動 的 な印象を与
腰のベル ト は お へ その 位置 を 実際 の 腰 の 位置 より 少し 下 ベル ト の 太 さ に も より ます お へ そ か ら 下 に 距離 を
目安 に 描き まし ょ う 。 に 描き ます 。お へ そ に か か が 、 お へ そよ り 上 に な る よ と っ て 描き
まし ょよう。
る ぐら い が 目 安 で す 。 うに 描き ます 。
4
ジー ンズ 、 ス ラッ クス 共通 し て 、へ その 高 さを 目安 にし て 描き 分 け
@ パンツ
の 場合 まし ょ う 。 股上 (また が み ) の 長 さに 大 き な 違い があり ます 。
同じ 普通 タイ プで も 、-上 半身 に 着る もの
(トッ プ ) の 違い で 、 感 じが 変わ ります 。
ら5
見 た 目 の 印 象 (シル エッ ト )
@ ユル (ルー
ズ) ・体 の 線 を 強調 し な いので 、 バ リエ ーション 豊か に しやすい
です。
ポン チョ ジャ ケッ ト と ゆっ
たり ブラ ウス と スカ ー ト
めのパンツ
体 の 線 が 出 や すい の で 、 パ ン ツ で も スカー ト で も ミッ ャ / ユ ピ
@ ビタ (タイト) シル エッ ト は 同じ ような も の に な りや すい で す 。 ら ックス ル +ビ ピタ
ボトム が ユル だ と、 ト ボトム が ピタ 。 ト ッ プ
タン クト ッ プ と タイ ぴっ た り T シ ャ ツ と ボディ スー ツ ふ う ッ プ が ピタ で も ルー ズ が ユル で も ピタ の 印象
ト な ミニ スカ ー ト タイ ト ジ ー ン ズ ツナ ギ な 印象 が 強まり ます 。 が 強まり ます。
ほとん ど 違 いの 効 果 が 出 な い ユルビ ピタ
肩と 脚 が 同じ よう に
あら わ に な っ て いる
と 、 胴 体 部 分 の ユル
ピタ の 違い はほとん
ど 無 視 され て 、 同 じ
よう に 見 えます。
ッ ト や コー ト と 同じ よう に
体 の線 を 隠し ます 。
ビタ で 違い が 現れ る 「 ボディ バラ ンス 」 の 違い
股 の 位置がまんの ちょ っ と 変わ
るだけで、 印 象 は 大きく 変わります。
_ 大 人ふう バラ ンス 胴体 が 短く な り 、や や 幼い 感じ
ジャ ケッ ト と コー ト は 異な るシル エッ ト を 生み ます 。 の キュ ー ト な 印象 に なりま す 。
ら7
古代 の ゴ スチ ユ ー ム 2000 年 以上 の 昔 に 、すで に ユル ピタ、
ミッ クス は 生ま れ て いま す。
NCSA
ぴっ た り 包 む … 古 代 エジ プ ト 古代 エジプト の 衣装 は、ピ タタ イプ と
ミッ クス タイ プ で す 。
旨み プ
帯 の位置 。胸の
すぐ 下 (アン ダ
ー バスト )
ボディ コン
ワン ピー ス
素材 は薄 地の生
地 で 、 体のライ
ン が 透け て 見え
る もの で し た。
胴体 かのらヒザまで
体 に 治っ て いま す 。
バス ト の 形 が ひ
し ゃ げた 場合 。
1 AT 、 痢 ブラ と 同様
、バスト ライ ン
: ア lopb 村孝 分 帯 はアンダー バス ト で 留め 、下から を 美しく 見 せる 着こなし を
5 と る/ 上 支え るよう に 着 て いま す 。 意識 した 作画 が 必要 で す 。
28
ミッ クス タイ プ
ゆっ
たり 覆 っ
て いま
す。
体 の線 に 沿っ
て います。
ー 枚布 を体に
' | | 巻い
ています。
/ ' |」
/ 1 \ ゾ
試
|Y se の
!ー テーやーー / の
居
Ns ーーー? 人 |
スカート 部 分 が
ゆっ たり し て い
ます。
// 着物
も基本 は
- ク| 一 枚布です。
ーー 帯 の 位置は古代
ゴ エジプト 同様
、 胸 の下 で 締め て
「 いま
す。
29
ゞ 古代 ギリ シア の 衣装 は ユル タイ プ で す 。 大きな
ゆっ た り 包 む … 古 代 ギ リシア 一 枚 の 布 をどう 扱っ たら 服 に な る か … と いう 、
人 類 の 智 六 と 工夫 の 結晶 の 一 つで す 。
両肩 は 留め 具で
留め
ていま す。
つなが っ て いま す。
ー 枚 の 布 です 。
素肌
が見え
30
育中から
両 脇の
下 を くぐら せ
胸 を 隠します
両 肩で
留め ます
片側 は 肩 にかかっ ンプ
て いるだ けのよう で 反対 側は 脇の下 部
な 状態 です 。 分 くら いし かが 素肌
が 見 えません 。
の //
66 /
/ N
!
! | 1
実際 に はぐし ゃ ぐし ゃ ( ! !
に な りや すい と 思い が / |
ち ですが、 美 しく 描 き /
| まし
ょう。
/ / づ 1
/
5 大 きな布を「 折 る 」「 体に 巻く 」「 肩 を 留める」 ME
キン [ 腰 を しば る 」 だ け で 優雅 な ドレス ふ う の 衣装 @ 着 方 (構造)
に な り ま す。
(@) 筒めの上 端 をら か 所 較 め 具 で
留 ます 。
Y Y
「・ 還
首の 出る 穴
が で きます。
ー 枚の 布 の 片側 を 縫って
大 き な 科 を 作ります 。
ンー、-、 頭 か ら か ぶる と 、
。1 こん な 状態です。
1 最後 に 帯 を
締 て出来
め。
) | 上が りで す
) |
) |
!|
_
| 11
片側 の 側面 に I N
は 縫い 目 があ
ーー デー
り ま す 。
3ら
腰 巻 き … 有 更以 前 有史 以前 の 原始 的な衣装 と して あげ られ ます 。 ス カー ト は
古代 の 腰 巻きの 遺 伝 子 を 継い だ もの と も いえ ます 。
@@ 結ん
で 留め る @ しばっ て /
留め る だ
1 す
動物 の皮 などを 腰 に 巻
く 場合 、腰幅の 2.5 倍
くら い の 長 さ が あ れ ば 、
腰 に 巻け ます。
端 を丸め たり 、
結ん だり し て
IN 左右 の 幅が 均等 で
ない ほ うが古 代ら
\ し さ が 出 ます 。
/ 動物
の皮を 巻い て、 U
植物 の ツル な ど で N
し ば る 場合 。
真っ 直ぐ
※ 補足 : 江戸 時 代 の 下 履 さや、 着 物 の 腰 か ら 下 に つけ る 下着 の こと も 「腰 巻き ] と いい ます 。
服 をうま く 描 くく3つの ポイ ント
それ は 鐘 い 目 と 丸み とシワ
服 の 縫い 目 やヤスソ の 丸み 、 シ ワリは すべ て 人 間 の 体 の
立体 感 ゆるえに 生 まれ ます 。
] 、 作 い 目の線
どの. 補 ロ や スソ の 丸み
縫い
目の線
づ . シワ
6 この 3 つ で 、キ ャ ラ の 立体 感 が生ま
シワ … 腕 まわ り れ ま す 。 服 を 上 手 に 描く という こと
丸み は 、「 服 の 線 で キャラ の 体 を 立体 的に
描き 出す こと 」 に 通じ ます 。
CN、、、、 失敗 例
腕 まわり
シワ … 直線
ウマ た わ み ジワ
腰まわり
縫い
目の線
@ 縫い 目 の 線 がない
@ 福 口 やスソが 直線
シワ 2 がない
@ シワ
ヒザ まわ り
エリ 元 と 袖口 が 曲線 に
な る だ け で 、 立 体感 が
胴体 はカド の 丸い板。
生ま れます。
手足
は円 柱。
服 は 丸い 板 や 円 柱の 曲面
に 巻き つき 、 覆 い 包 ん で
いる
布 なのです。
人@ 服 を 着 た 透明 人 間 を 描く プロ セス 例
胴体 と手足 が 透明 人間。
① 何 を 着せ る か … 着 る もの を 決め ます 。 服 を 着る と、袖口 やスソ
は だ円 ( 筒の断面 状)に
な ります 。
関節
の位置 をとらえ ヾヽ、 い、 体のアタ リがその
まし ょ う。 N まま
服のアタリに
な ります 。
目 について
@ 縫い イシ ャ ツ の 場合
FDG
呈
袖パーツ
本 体パ ーツ
袖 パー ツ が つく場所 4
首 が出る 穴
スソになる
部分
本 体パ ーツ 略図
縫い 合わせ
ます 。
脇線 。 縫
い合わ
せる 部 分 。 光
ーー ニーー
袖 パーツも 、も と は 腕 の 太 さより
ー 枚 布 です 。 大 きい で す 。
ーー 35
(3 つの ポイ ント を 生か
すには… 服 を 「人筒 ] と し てとら え よう)
/ ーー 丸み は 厚み や 立体 感
を 与えます 。
紙 を 筒 状 に 丸め て作っ た
「 筒 キャラ 人 形 」 ノー ミュ 筒 の上 面 や下面 の円 (だ
/ 」 、 円 )で 、 体 の 姿勢 や手足
( ) の 向き がわかります。
前かがみ。 胴 体
の 上 面部 が大き
く 見 えるよう に
胴体
を巻いて
みる と …
ポー
ズを 丸 (頭 )と
筒 で 描い
たもの。
36
@ 筒 の 限界 … 関 節 に つい て
紙 に は 伸び
縮み が 布 は 伸び 縮みす
ないの で、ね じ れ る の で 、 少しね
ませ ん 。 じれます。
を生む
しよう… 「縮 み」が シワ
@ 「 伸 び」と 「縮み」を 意識
腕 を 単純 な 棒 と してと ら え て みる と …
こん な に 伸 、
びています 。 人和
A
37
| シワの いろ いろ | 服
中
のシワ は 関節 部 分 や スソ な ど に で きま す が 、 一 枚 布 の 扱いの
に 、 ほ と ん どす べ て の シワ の 表情 を 見 る こと が で きま す 。
(一 枚 布 で セ ワをつく っ て みる)
縮み ジワ 引っ 張りジワ
ー ャ
目 証に 固定 |!
1 力がかかる
4 と ころ
ーーーーーーーーーー し
9Gep 小刻み なギザギザ 状 引っ 張る 方 向 シワ の で きる 方 向 。 力 が
の 波線 ここ を 持っ て 右 方 か か る と ころ を 起点 にし
向に引っ 張ります。 て、 強い シワ が で きま す 。
た わ み ジワ (ドレ ー ブ)
た わ み + 折れ 重なり ( 重 さ で 垂れ て できる シワ )
ン 長め の 曲線 状 礁
7) 1
の シワが でき
ます。
L 」7N
| 9 M
や や 長め 大 き な 曲線
による 波線 し ーー リ 7 とい
] 点 で 留め てみま す 。 柔らか め の 布 も っ と 柔らか
く、 布
の 量 も 多い 場合
ね じ れ に よる シワ
たわ み レ2
ンジ リー ん 人ベ
/ 面 と起伏 に 治
A っ て 波線が形
へ ー ト し れます。
作ら
\ ーー し デア 炊
ペー ブリ
引っ 張り ジワ
布 が 集め られ てで きる シワ
( 波 ジワ・ 山 ジワ )
/ / た わ み の アウト
《 / ライ ン
( 時 記
) ー-
ヽ 寄り ジワ
ルハ 9
7 1
マー |
| た わ み ジワ
38
中\ 1
(円柱
に 布 を 巻い てみる ) アウ トラ イン の 変化 と、シ ワ を 表現 する 線 を 見 て みまし ょ う 。
ーーーーーーーーー
ユル ゆる ゆる ね じる
( 波 ジワ ) ( 波 ジワ ) (引っ 張りジワ)
波 ジワ ヨ 志 司 引
IN
スン
ソが 広 が
り ます 。 ジグ \%
SO
スー
くぼみ ジワ
ぐし や (薄い 布 の 場合 ) ぐし や (厚い 布 の 場合 ) 溜まり ジワ
波 ジワ 、 寄 りジ ワ 波 ジワ、 溜 まりジワ
る前
濡れ る
濡れ || '
W リコ ユ ル
| 流れ ジワ
ドレ ー プ ふう の た
わ み ( 布 の重なり )
が で きま
す。
/
アウ トラ イン が よれ よれ に な り ま す 。
縮み ジワふう に 、 寄 りジ ワ と 山 ジ ワがた くさ ん
生ま れ ま す 。 全 身 ピタに な り ま す 。
39
作画 の 手順 ー ジ ャ ケッ ト + タイ トス カー トキ ャ ラ の 作画 一
s、 デ 服 の 作画 は ボディ デッサン か ら 始 めま す 。 森田 和 明 氏 に
正面 ポ ズ を 描く よる 作画 の 手順 を 見 て みまし ょ う 。
1. 体 のアタリ : 体 の 形 を 描く
3
っ
ツタ
ら. 首 、 首 まわり を 描き ながら 、
肩 ライ ンをと り ま す 。
森田
和 明 プロ フィ ー ル
も りた かず あき M
静岡 県 出身 。マ ン ガ の 制作 を
経験 後 、 現 在 ア ニメー タ ー、
作画 監督 キャラデザ イナ ー 1. 顔 の アタ リ 。ま る バッ テン を 描き 込 3. 胴体 を四角 状 に と ります 。 ス タ
と し て 活躍 中 (p.54 参照 )。 みます 。 イル の イメ ー ジ は 細め で す 。
中 心 線 一一 一 一一
5. 左右 の 腕 を 描 をます 。 肩 ・上 腕 ・
ヒジ と・パー下 ツ腕の と長いうさによう意識に 、を関運ん
置 節 ので 位描 ・ 手 の Pep
位置 と 形 を 大 まさ とポーズmmが わか る 程度
wmv にごく
さま す 。 簡単 に描き、 体 全身 の アタリ が ほぼ 完 成 です 。
4.体 の中 心 線 をとっ て 腰部 を 描き、 脚 を
描き ます 。
服 の作画
はボディ デッサン
から 始 める
40
2. 服 のアタリ : 体 の アタ リを も と に 、 服 の 形 を 大 づか み に 描 く
].エ リ あき 、 胸 元 を 描きまます 。 エ リ は 首 を
巻い て いる … そ の 意識 で 描く の で 、こ の 段 。
階 で 首筋 から 距 離 を とっ て 描きます 。 (財 3. 出来 上 が り を イメー ジ し な が ら ジ ャ ケッ ト
の シル エッ トを 形作っ て いき ます 。ジ ャ ケッ ト
2. エリ を 描き ます 。な に げ な い ア タリ に 見 えます は 比較 的 ボディ に ピタ ふう の イメ ー ジ で す が 、
が 、① と ② の エリ の くびれ の 位置 が左右 の 片 の 高 ボディ の アタ リ か ら ひ と まわ り人外側 に ライン を
さと 平行 に な る ように と っ て ある こと に 注目 です 。 と ります 。
デ 7
ア / !
4. ジ ャ ケッ ト の 下部 を 描き ます 。 合 わせ の 開き 始め は 中 B.ス カー トも 同様 に腰 ・ 脚 の アタ リを も と 7. ヒザ 関節 の位置 の
心 線上で す 。 に ひと まわ り人外側 に 描き ます 。 丸み をとりな がら、
脚 線 を 描きます 。
服のアタ リ は 体 の アタ リ を 基準に 描く
41
3. 首 一 胸 ま わり の 線 を 決定 し て いく
人 Af
4 と4 内 人
ッ 〆 y
ィ こ い ヽ 報 "
中 心 線 一 :
1 チ
1 上 一 了 シャ
ッのボ A
シャ ツ の 人 ば / 。 タンそ は 中 心心 ン つう<
わせ
。中心 - 2 > SN
線からずら \// SC ペドグル \ 用
人 導 1 |/ 将
合わせの基点 。 ング ガ
中 心 線上で ぶつ NN
か る よう に 描き N
ます。 N
W
N
ジャ ケッ ト の 肩 は
パッ ド が 入っ てい
る の で、気持 ちカ
ド を 意識 して 描き
まし ょ う 。 張り出
し た 感じ が 出 ます 。
6. 袖口
は曲線 に
な る ように 線を
整え てから 手 を
描き ます 。
ボタ ン と 合わ せ の 基点 は 中 心 線上
4ら
4. ア ウト ライ ン を 整え
ながら 、 ボディ の 細部
を 描き 込む
脇 か ら のライ ン は 、 和 気持 ちピタ
点 う に ライン を と り ま す 。 引き
/ を 1 締まっ た カッ コイ イス タイ ル に
^: 壮 RS 電 な ります 。
NN 聞き
にする
に NNU の 1
N Y
に WP ト Ne、 M
4. 中 心 線上 にボタ ン を 描き 込み ます ( 紙 の 向 5. 合わ せ のライ ン を 引き ます 。ボ タン が 中 心
き を 戻さ ないの は 、 戻 さ なく て も 描け るか ら 線上 に なる の で 、 合 わせ の 線 は 中 心 線上 に な
で す 。 戻し て 描い て も 構い ませ ん)。 ら な いこ と に 気 を つけ まし ょ う 。
3. ジャ ケッ トの スソ を
長い 曲線 を きれい に 引 く た め 、 原 稽を線 が 引
さや すい 向きに し て 描きます 。
体 のライ ンと 服 の
ライ ン の 距離に注
目 しまし ょう。 ジ
ヤケ ッ ト の ライ ン
は 、 体 と スカ ー ト
8. ジャケッ ト の スソ まわ り が 終わ っ の 距離 を想定 して
続き シワ た ら 、 ス カー ト の ライ ン に か か り ま す 。 描か れ て いま す 。
の 向き を 変えて 、 ウエスト の シ フ . さら に 向き を 変え て 、 引き
6. 原稿
ワ の ライ ン を 入れ ます 。 の ライ ン を 入れ ます 。
線 は 上 か ら 下 に 引く と 良い
43
5. スカ ー ト まわ り の 仕上 げ
い
ng
1. 太 もも の ライ ン に97% きま す 。 4. ス カー ト の スソ まわ り の ライ ン
UE
スカ ー ト は や や ピタ で す 。 を 整え 、カ ゲ を 落とし ます 。
6. 削 肩・ 袖 の 作画 左腕 と 同じ 手順
で 仕上 ぼます。
いい
N
線 を 整え て いって それ で 完成 させ る… そ の た
め に は 体 の アタリ 、 服 の アタ リ 、 一 つひと つ
が 見 た 目 は「ラ フ 」 で も 、 ビ ジョ ン と し て は
完成 形 を 見 すえた 設計 図 を 作る つも り で 描く
必要
があり ます 。
アタ リ と いっ て も 、 ア タリ 的 に 描き なが ら 、
その 実態 は「 下 絵 感覚 ] で ビジョ ン を 積み 重
ね て いく 、 そ うし た 真剣 な作画 な ので す 。
体 ・ 服のアタ リ で ビジョ ン を 育む
44
匠 「結天 | 通常 衣装 の作画 では、体の 作画 は これ まで 見 て きた よう な ラフ の 感
表面 ボ ズ を 描く じ で 十分ですが 、 こ こ で は 服 と 体 の 関係 を 学ぶ た め 、 あ えて
体 をし
か り 描 いて も らい まし た。
裸 の作画 0
1. 体 の アタ リ ら. 線 を 整える
ま
Y了
六 『。 //
1 7. オ
2 に に さめ
青 鉛筆 でごく 薄 く
描い ていま す。
ら. 必要 に 応じ てあて 紙 をし た り 、
原稿 の 向きを 変えて 描きます 。
3.胸 背中 の ライ ンを と っ て か ら お 尻 の 線 を描きます 。
5. 髪 、 顔 、最 後に 目を 描き 込
|
み ま す 。 瞳 のデリ ケー ト な 曲線
R を 描くので、 原 稿 は 線 を 引きや
4. 背 中 、 腕 、 豆 部(髪 ) へと 描き 進め すい 向き のまま です。
ます。
商業 用の 作画
に 楽 で安易 な 手 )員はない
46
C 服 の 作画 1 服のアタ リ
1. 袖 とエリ の 形 をと る
肩 の部 分 。 ジャケッ ト の 肩 パッド と 、
肩 の 動き に 伴う ジャ ケッ ト 特 有 の 肩 品
の 形 を シルエッ ト で と ら え ます。
1 . 体を描いた 紙の上 に 、 新 たな 紙 を 重ね 。 |
て 描き ます。ず れ な いよ うに 、 練 Dケ シー 上 有
で 固定 し ます (ドラ フティ ング テー プ を ら. 体 と 同様 、 手 前 に 出 ている 腕 ( 袖) か ら 描きます 。
用 いること も あり ます)。
平行 に 描きます 。 二大
そう する と エリ
が きち っとして
見 えるので、ピ
シッ と し た か っ
こ 良さが 出 ます 。 -
細く 、 薄 い 線 で 形 を
と る た め 、 ペ ベンシル
の 少し 後ろを持って
3 両mm肩 が 真っ直ぐに昌和
な る よう に 肩 ラ イン をとり 、エ リ ま わり を 4.。 肩 ライン を 延長 するようhh
に 肩 の 線 を と ります。 知さます 。
描き ます 。
ーー
1
る 1 ーー ピタ
/ 袖ぐり 「
0 電 ユル
入 人 | 60 な、
5. 左肩 も バッド を 意識 して 形 をとり 、 袖 の 6.袖 の 線 。 脇の下 部 分 ( 袖ぐり ) を 大 きく フ. 袖口 まで 形 を と ります 。 ユ ルビ タ を 意識 し
継ぎ 目 ( 袖 つき 線 ) を 軽く 入れ ましょ う 。 と ら ず 、 腕 の 太 さより や や 大 きい くら い に て 描き まし ょ う 。 袖 口は腕 ( 筒)を 反映 した 、
する こと で 、 腕 が 全体 に スタ イリッシュ な 外 にふく らむ 曲線です。
印象 を 与え る ものに な り ま す 。
薄い
線 で 形 をとる 時 、 ペベン シル の 持ち 方 が 変わる
47
6. ジャケット と スカー ト の
形 をとる
pvsz3
※ ベン ト の 形 。B の ライ ン は 背中 の
中 心 の 線 を 引い て か ら 描 きます 。
Ps、
レデ が
/
ユル
服 が 体 か ら 浮 いて いる 意識 は 、 育 中 の ライ ン に も 生か す
48
服の作画 2 線 を 整える
員 肩 一左腕 一 育 中 tm
SE っ SO 「
4. 腕の ライ ン に ほぼ 沿っ た 5. ヒジ まわ り 。 布 が 盛り 6. 背中 か ら 腰 に か け て の ライ ン は、 7. 腕 の 動き に 伴って 現れ る 肩 甲骨 の
ライ ン で す 。 上 が っ て で きる シワ を 描 背中 の 筋肉の 流れを 意識 しなが ら 措 ライ ン は、 衣 装 の 上に も 反映させ ま
き 込 みま す 。 きま
す 。4 つ の 曲線 が 使わ れ て いま す 。 し よう 。
2. 右 肩右 ヒジまわ り
/ ノ | っ Ke 肩パッド
実際
の 服 を 観察 した 記憶
も 呼び 覚まし て 措 く
49
9. 石 袖 一 袖口
P プ ィ
\ 主人
) な り ます 。
は 、 山 2 つ を 描く ボタ ン は 線 に 沿っ
` 、、/ 上 感じ
でそれ らし く て そろ えて 描き ま
) し よう。
4. ジャ ケッ ト の スソ / 背 語 の 中 心 線上 か ら 分 か
PLD れ ま す 。@②④の 線 は①よ り
* 奥 から 出 ています 。
育 中 も 袖 も、 中 心 線 が 作画 の 基準
50
後ろ に 出し た右 肢
に 引っ 張ら れて で
きる シワ で す 。
1. 背面 の中 心 線 を 引き ます 。 脚 の つけ 根 のと ら. 左右 の 主 線 を 入れ 、 大 きな シ ワ の 線 を 3. 回 り 込 む ラ イン を 引き ます 。
ころ に 小さ な 山 状 の シワ を 描く こと で 、 動 き 入れ て か ら ス ソ を 描き ます 。
と 立体 感 が生ま れます。
4. 中 心 線を 目安 に 脚 を 描きます 。
5. 斜線 (タッチ) で カゲ を 入れ ます 。 6. 脇 線を細い 線 で 入れ て 、ス カー ト を 完成
させます。
アウ トラ イン の 山 状 の 起伏 も、 質 感 表 現 とシワ 表現 になる
5. 胴体
一 首 まわり
』
山状 のシワの ヽ、
ふく ら み 半
避 くらみの
基点
\ 8
ら. 中 心 線 は シワの ふく ら み を 想定 して 描い て あり ます 。 ふ くら み の 基 点 を
目安 に 、 布 が 寄っ て できる シワ の ライ ン を 引き まし ょ う 。
3.バ スト ライ ン を 描き ます 。 4. ジ ャ ケッ ト の 硬 さ を 意識して、 直 線 的
な ライ ン を 用 いま す 。
me
ここ
肩 、脇 、 ヒジ 、 腰 に 描く シワ の 線 は3 一 5 本 が 目安
58
服 の アウトラ イン と 透視 図 を 比べ てみよ う
@ 線 を 引く こと ば か り が シワ 表現 で は あり ませ ん 。 シ ワ は アウ ト
/ N ライ ン に よっ て も 表現 され ます 。
ル /4 ( @ 関節 部 分 の シワ の 形 や 方 向 は 、 体 の 動き をによっ て 決ま りま す 。
グ / 為 @ 指 き 込む シワ は 引っ 張り ジワ を 主体 に と らえまし ょ う 。
プ グ
ググ
引っ 張り ジワ
森田 和 明 プロ フィ ー ル
も り た か ずあき
静岡 県出身 。 1
996 年 、 マンガ 家 ア シスタン トとし て し ろ 一 .
大 野 氏に 師事 し たあと 、98 年 より ゴー オフ ィ ス の 技法 書 |
の 図版 制作 に参加 、 カバー イラ スト 担当 。2000 年 より \ ここ
っ
PC ゲー ムのキャ ラク ター デザ イン 、 原 画 の 担当 、05 年 N 、M へ
⑯ ちょ っ と し た 動作 に 伴う シワ
ンーー*
^ヘへ
MM
\
【ゆ っ たり した 【 ブ ラウス】 * 1
生地
が 寄っ て
で きる シワ
2
| 寄り ジワ ( 重 な
り ジ ワ )。
布 が 集まっ てで
きま す。
引っ 張り ジワ 。
ゆっ たり した 布 が、
重力 に引っ 張ら れ
N て で きま す 。
引っ 張り ジワ
し 」 )、 つま む 、 つ か お な どの 動
| \ / ア 作 も 「引 っ 張る 力 」が 加
NN。 用 わっ
て いま す。 ドレ ープ。 た っ ぷり
引っ 張りジワ + 寄り ジワ し た 布 で、 重力に引
っ 張ら れてできる 長
い シ ワ を いい ます 。
56
@ し ば っ て で きる シワ 的 なシワ
@@ 意図
寄り ジワで す 。 W
布 が た っぷり で 、 ゆ
っ た り 重 なって いる 1
シワ … ド レー ブ 効 果 。 ファ ッ シ ョ ン 効 果 とし て 、 一点
1 か ら 流れ 出す ように 、 意 図 的に
シワ の 流れ を 作る 場合 。
AMMM
@ 縫 揚 上の 技術 として 作り 出さ れる シワ
MI
|
フリ ル も シワ
き 9 あ ス
|
を 利用したも
布 を折り 重ねて 作る gd
「 プ リー ツ (ヒダ )」 も
2
シワ
の 一 つです。 4問
記CSウー
_ チア
ん グ
Mi
6 裏側 〆 ノン
プリ ー ツ スカ ー ト 下 か ら 見 た 場合 ー
を
の ヒダ
シン に レー 服 は 体 の曲面 に 沿う ので、着 ること 自体 で力 が 加わ
自然 な シワ を 措 こ つ り 、 上 黙っ て いて も シワ が で きま す 。 どこに シワ を 指
1
け ば いい のか 、 代 表 的 な 衣装 を 見 て みまし ょ う 。
「 ブ プラ ウス と スカ 5 ト カジュアル か ら 学 生 、 OL の 制服 までご く 一 般 的 に 用 いら れ 、 汎 用 性
が と て も 高い 衣装です。
胸 まわり 、 突 き 出 ーー ン
(描き 込む ジジ
> の 位置 ど 量 ) し た バス ト をつな
ぐ よ うに 、 横 方 向
【林 準 タイプ】 ーー へ に で きる シワ 。
和
普通 に 腕 を 下ろ し
た だ け で 引っ張り 肩口 まわり。 勝
ジワ
が で きま す。 の 下 に 向かう曲
線シワ。
1 N ーー た バス ト の 大 き さ が
| 強調 されるシワ 。
、 な く て も 良い 。
ヒジ。 引っ
張り ジワ X ヒジ まわ り 。 ヒジ
を 曲げ
た時 にでき
脚 のつけ 根 一 MA
股 付近 にで き
る シワ 。 腰 まわり (は き 込 みロ
まわ り )。 た わ み ジワ
股 に 向かっ
てへこ
ん で いま
す。
流れ ジワ 。 少し
前 に 出し た 左足
に 引っ 張ら れて
で きます。
ーーー
失敗 例
・ 袖 つき
線 がない
・ 合 わせが ど 真 ん 中
・ シ ワがない
58
【 多 い / 描き 込み タイ プ】 【 少 な めタ イプ 】 【 描 き 分 け のポイ ント】
ルン ・ 袖 の アウ トラ イン
NN ン イ ン1 ・ 肩 、 ヒジ の 寄り ジワ
・ 胸元
・ 腰 まわり
・ ス カー ト の 股 まわり
起伏
を 特に つけ
ません。
NNT、 コレルー
N へ へ |
ルイ 19
気持 ちカゲふうに
描き ます 。
【 も っ と 多い タイ プ 】( ぴ ちびぴち の 服 ) @⑯ 失敗 例
NN エア テグ 交 ク 腕 、胴 … ピ タ を N N ー ググ
N ー 珍グ 超え てパッツン
六 、、、 バッ ツン で す 。
どコ 袖に山 状の
シワ
が たく
ha」
さん
で き て、
腕 のシル エ
) \ ッ トが 美 し
くな くな り
ます。
下腹 部 と太も
も の 丸み が強
調 されます。
体 の曲面 と関節 の 動き 全体 の 線 も、シワの 線
を 無視 して 適当 に線 を も 、 直 線 的 に 描いた 場
入れ ただけのシワ 。 合 。シワ の 線 も 太く 、
棒状 なのでよけい 平面
的 に 見 えます。
ボタ
ンを 起点
に 引っ 張り ジ
ワ が で きま
す。 シワ を 表現 する 線
は 、 端 が とが っ て
いる よう に 描き ま
わずかに 肌が す (抜き のある 線 )。
見 えます 。
59
=の で > ミ 腕 を体からちょっと 離し て ボーズ を つけ た 場合 の 、
(代表 的 な アン グル で の 標準 的 な シワ 表現) 肩 、腕 、陳 まわりの シワ を 見 てゆまし ょ う 。
// バ
7/ 7
4 7が
ュブ
すわ
っ てで き
た 残り ジワ
人@ 宙 つ き 線 と 脇 線 @ ボタ ン の 並び
ウー ノバ 【 正 面 ・ 気 を つけ 立ち 】
補っ き 線 用 AA WVT
脇 線 は ここ
か ら 出 てい
ます。
/ 展ョント
7 た わ み 表現
」 ボタ ン は 均等
の間隔 で描き
1 ます 。 ス カー ト の は き 込 み
ロロ まわ りで の た わ み 表現 は 、
立体 感 が生ま れます。
腕 を 自然
に下ろ すと 、 肩 や ビジ まわ りに で きる シワ は ポー ズ を
(より 自然 な ポーズ の シワ 表現 ) と っ た 時 と は 違い ます 。
少し
首 をひね って
も 、 エ リ に は シワ
は で きま せん 。
お 尻 はシワ を 描
かなく て も 構い
| ません。
| 「
1
/ て、シ ワ は 外 に出
て きま す 。 で も 、
リア ル を 追い すぎ
る とか っ こ 悪 くな
りや すい の で 、 着
| | 崩れ 表現 もこの 程
| ! 度 が 限界です。
ヒジ の人骨 表 現 で 、 |
腕 の 方 向 が はっ き |
り し ます 。 |
/
この シワ 1 本 が アン ダー バス ト が 胸元 の
決め 手 です。 シワ 表現 位置 の目安 です 。
61
ee
さ ーー 一
ーー スカ ー ト や パン ツ の 上 に 出し て 着る こと を 前 提 に 作ら れて いる ブラ
オ な プラ ウス ウス で す 。 すっ きり し た シル エッ ト が オシ ャ レポ イン ト に な る の で 、
ボディ 前 面 、 特 に 腰 か ら 下 はシワ を ほとん ど 描 き 込み ませ ん 。
@ 正面 NN ーー グ
「ー 普通 タイプ
| シワ は 描き込み
ません。
参考 : 通常のブラウス
の 場合
学生 服用 な ど 、イン ンー 一
する (パンツやスカ / フ /
ー ト の 中 に 入れ る ) / 克 MM
こと を 前 提 にし て い /誰
る タイ プ で 、 短 め の 9
もの 。
オー バー ブラ ウス … ボ ディ ライ ン が し な や か に
現れ る よう に 、や や ピタ 気味 なのが 特徴 です 。
68
首 にほぼ ピ
タ っ と 沿っ
W て います。
ーー Ss スソ は フラ ッ
|1 脇線に較 向け て
胸元 は引っ 張りジワ 、 ト な 曲線 です 。 \ 1 オナ | に5の
腕 と 腰 は 寄り ジワ
です。 1 デザイン で す。
て く リグ / アル
狭い
反対 側 の エリは 一 とみ 上
見 えません 。 / グ穫 、。
N
/ //
1 リグ /
ゆっ た り し て NN
いる ので、 反
対 側 の エリ が 一
見 えます 。
腰 に できる シワ は 性 質 的に
は 寄り ジワ で す が 、 真 横 か
ら の アン グル で は 引っ 張り
ジワ ふう に 描き ます 。
@@ 後ろ NL 後ろはエリ 以
NM 外、ほとんど
同じです。
カー ト の スソの
真後ろ
のアン グルでは、 シ 曲線
とほぼ 平行 の 、
ワ は 寄り ジワ が 主体です。 曲線 です 。 1 ーーーー-
63
パン ツ は 太 きさき (ユル ピタ の フィ ッ ト 具 合 ) で 、
T エシャツ
と パン ツ ス タイ ル 股 付近 ( 脚 の つけ 根 ) と ヒザ の 寄り ジワ 、 ス
ソ ま わり の 引っ 張り ジワ が 変わ りま す 。
@ お 尻 の 形 を 形作る ユル ビタ の 違い
/ NN
7| /
| 【 AM リ
ems チ
タッ ク。 体 に
フィ ット さ せ
るための締製
)
上 の ワザ。
ゆっ
た りな
ので、 丸 い
シル エッ ト
になります 。
) ぴっ た りな の で 、
の お 尻の 形が
折れ ジワ / が
/ --計 ピタ
1 |
/ ゆっ た り |1 / ぴっ た り
| タイ プ 昌 / タイ プ h
22
リ| 「M
\ - || ) = 寄りジワ
引っ 張り ジワ
| 」」 ややユル
【 ぴっ た り 】
\ 広がる | | | す ほ まる
【ゆった り 】 【 ぴっ た り 】
股上 にシワ |/
が 入り ます 。
脚のつけ 根付
近 のシワ は 少
な めで す。
四層 貞
| | | ほとんど
64
太い まま
| 、 【 ゆっ た り 】 長い シワ
引っ 張り ジワ 1
に 見 える 寄り 1 、
ジワ。 短い 線 『 | ピタ
で 描きます 。 |
IN ピタ 隊 選
1 | ユル
2
ピタ / <]
(/
半 【ゆった り 】 【 ぴっ た り 】 【 ぴっ た り 】 短く 、間 隔 も
Te 狭いです。
複数 の引っ 張り ジワ が 近
くに で き て 、 寄 りジ ワ に
<
1 た わ み ジワ
| ふう に 見 え
ます が、 寄
りジワで す 。
|
| | |
| ] ] Ne に シン
ュ | Sa
| 1
局 【 ぴっ た り 】
65
C ジー ン ズ / ゆった り タ イブ) 筒 状 の ライ ンで す が 、 太 も も や ふく ら は ぎ 部 分 など に 曲線 を 用 いまし ょ う 。
【 後ろ】 へ 、 【横 】
ヒザ に向か: |
っ てだんだ W |
ん ユル にな --
り ます。
66
(ジー ンズ / ぴっ た り タ イブ )
さ ゞ ゃ か o
8
ヒザ と スソ に で きる 寄り ジワ が 特徴 です 。
ほとん どピタ。
脚 の太さ、 脚 線
その まま で す 。
裸 デ ッサ ン 。 股 の 部 分に
すき間 ができま す。 ゆっ た り タ イプ の 場合 。 布 にゆ
ぴっ た り タ イプ の 場合 。 裸 デッサン と り が ある の で 、 す き 間 は な く
の まま すき 間 を あけ て 描き ます 。 な る 配慮 が作画 に必要 で す 。
67
の 制服
のジャケッ ト を 見 て みまし ょ う 。 腕 の 動き に 応じ て
ンジヤグ アル ャ 肩 やヒジに 太い 山 型 の シリ (寄り ジリ) が で きます。
(〈ボタン を 留め る 場合 )
RNNーーー エリ
のカド は 左
| 右高 さをそろえ
ます 。
トト キテ キキ
胴体 前 面 には 合わ せの位置
ほとん ど シ ワ た っ ぴり N アン ダー バス ト
は で きま せん 。 コル と 腰 和の 中 間 くら
いで す 。
第 1 ボタン は
ほぼ 腰の 高 さ
です 。
長 さは 腰 丈
( 股 にか か る
シワ
は ごく
わずかです。
腰に 向かっ て
の
き
締 ま
腕 を 後ろ に 引く こと
で 、 胸 元 に シワ が 入 1
り ま す (引っ 張り ジ
ワ )。
くびれ
。 寄り ジ
ワ が で きま す 。 | |
ポケ ッ ト の 位置
の 目安。 おなか
合わ
せのスン 部 分 寄りです。
68
前をあけ る 場合 NN 上 ひきら
の幅は、
N ほぼ エリ の 幅
くら いです。
第 1 ボタンは
O 腰 の 位置 より
72 下 になります。
sossssks スのソ 位置 も
下がり ます 。
ボタ ン を は ず し た
合わ せのライ ン は
直線 的。
で も ゆる や か か な 曲
線 で 描い
てね。
\><
腕 を 後ろ に引く 腰 まで は 、 ほ ば 真 /
と ジャ ケッ ト も っ 直ぐ 。 腰から下 一
後ろ に引か れ、 は 、 や や 外側にひ
旧記 ん らき ます 。
ポケットの 位
置は後ろ 寄り
に な りま す 。
ヾA
ぷ
| 腰 のくびれが
な くな りま す 。
69
比べ
てみよ う
@ 片腕
を 挙げ る
前 をあけ る 場合 。 エリ の 角度 が
ナナ メ に な り 、 肩 口 ま わりの シ
ワ も 長く な り 、 複雑 に 見 えま す 。
ナナ メ 向 きで は 、
通常 アン グル もフカ ンも、
前 の 開き はバス トト ッ プ
ライ ン を 目安に、
か 、 角度 が 切り 変わ ります
腰 に できる シワ が 異な りま す 。
ボタ ン を 留め
ている と、
腰 の と ころ で くびれ る ガオ(
M 凍 シル エッ ト に な り ま す 。/ 証 | い 、 』
1
の
時 | を ーー
/誕
ヒュー 馬 計ニニ ーー バテ テ
きり シワ が 生 ング / 間 軸 の シワは 本 / 7/ N
まれ ます 。 少し で す 。 /
ボタ ンを 留め てい
る と 前 面 側に引っ
張ら れ、ス ソ は 直 ーー ーー マー Y
線的になります。 ポタ ン を 留めて いる 場合
3
ヒジ 元 のシ 3 大 きい シワ
ワ は 小さ い / に な りま す 。
N /
と/
ロー ウエ スト
あたり か らひ
らき ます 。
正面 側が 開く
ので、 曲 線 的 い
ボタ ン を 留め ている 場合 前 を あけ て いる 場合 にな ります。 前 を あけ て いる 場合
価 ナナ メ 後 つ 胸元 、背 中 のライン、 腰 まわ りの シワ の 違い を とらえ まし ょ う 。
ボタ
ンを 留め て
いる 場合 し
ボタ
ン を 留め て
いる 場合
胴体は真っ 直
ぐ気味 のライ
ン で 、 お 尻 の
/ / \ // NI / 1 張り 出し を 描
/ / 1 / ! 。 \ リ 旧 きます。
トル一
71
W 美しい
バス トラ イン や ヒッ プラ イン は、
/ スズ ト と ヒ ツ プ の 表現 ファ
ッション に お いて も 重要 な 要素 です 。
ー し まう 。
然 なババ } 胸 の 形 そ のもの は 描か ず 、ふ くら み を カゲ と 寄り ジワ や
@ 自然 な バス ト 表現 引っ 張り ジワ で 表現 します 。
N ボディ
にフィ ット
則則| 気味
のTシャツ
/ シン プル な
ブラ ウス
脇 まわり の 寄り ジワ が 、
NN 胸 まわり の 立体 感表現
、 の スパ イス に な り ま す 。
NN NN N ュ イ たブル アン
ビル
バス トト ッ プ
アン ダー バス ト の 位置 を 目安 レン バス トト ッ プ に 向かっ
に 、ご くわ ず か な くびれ ジワ リジン プ て 引く シワ の 線 (引っ
(アウ トラ イン に よる シワ 表 ノル グ 張り ジワ) でバストの
現 ) を 入れ ましょ う 。 立体 感を出します。
然 な八 } 服 が バスト の りん か く 線 に 沿っ て 丸い アウトラ イン に な る こと は あり ませ ん
@ イイ自然 な バス ト 表現 が 、 こ の 表現 はキャ ラ 表現 手法 の 一 つと して 、 用 いら れる こと は あり ます 。
ハ |
薄い セー ター で 胸 の ボリ ュー ム を 強
調 させる 着こなし の 場合 、この 線 の
部 分 に りんか く 線 の よう な 太い カゲ
が で きる こと は あり ます。
ト の アウ トラ イン
が 偶発 的に 現れ る
上中 会
品o
寄り ジワ
ーー ンジ 尻 が上 方 向 に
ーー ンー 縮む 動き で す 。
引っ 張り ジワ 上
体 に フィッ ト し た 小さ め の アン ダー ウエ スト ライ ン
T シャ ツ 。 脇 や バス ト 下 面
に 、 引 っ 張り ジワを 描き ま
。 しょ う。
柔らか い生 地 の 服 で 、 体にフィ
ッ ト し た ぴったり し た タイ プの
服 の 場合 。 ア ンダー バスト 部 分
に 寄り ジワ が 入り ます 。
胸 と 胸 のすき間 に 生地 が 落ち 込 っ
ん で 、 タ テ 長 の へこみ が 生ま れ
ます 。 ド レー プ 避 う の 長 い 引っ
張り ジワ を 描き まし ょ う 。
73
お 尻 の 丸 さの 表現 は、可 愛 ら しさや か っ こ 良さ
を 演出 し ます。
⑯ ヒッ プラ イン と は
最も 張り 出した 部 分 。こ の 位置 が
下がる と か っ こ 悪 く な るので 、パ
タイ ト な スカ ー ト では、 お ン ツ の 中 に は お 尻 を 支え 、こ の 位
尻 と 脚 が 作り 出す 立体 ( 曲 置 を 高くする 保つ 機能 を 持つ もの
面 ) のカゲ が 反映 されます。 も あり ます。
肉に 少し 食
い 込 んでい
ます。
バン ツ は 肉 に 食い 込んで 、 腰 まわ ) ( / その た め 、 薄 い 生地 の
人
浮き 出して 見 える 可能 性
り を 牧 っ て います が 、 ゴ ム 部 分 は し が 、 / タイ ト な スカ ー ト や ス の 高い 場所 。
わずか に 盛り 上 がって いま す 。 XNM シン ラッ クス で は パン ツ の
Ui 】 !ー プー 線 (ゴム
のライン) が
0 較て 表 に 浮いて 見 えること
が あり ます 。
着物 は布地 が薄く 、
パン ツ の 線 が 表 に
出 やすい ので…
正面 に近い アン グル
か ら 見 た 時 のこの 部
分 も ヒッ プラ イン と
いわ れます。
線 が 表 に 浮き 出して 見 えな い
タイ プ の パン ツ がよく 用 いら
れます (T バッ ク パ ン ツ)。
74
@ お 尻 の 立体表現 タイ ト な ボディ コン (ヒッ
プラ イン を
白い パン
ツの 場合 黒い パン
ツの 場合 ミニ スカ ー トの 場合 演出
する衣装 )
|
ング4 明る い部 分を
と ら えます。
ー 番 張り出し
て いる 部 分
/ カゲ の 部 分 を 主体
| / に 濃く
します。
反射 光。下 面の一部を 一 番 張り 出し ている 部 分 お 尻 のカゲ
明る くし ます 。 お 尻 の に 光 があ た っ て いる よう エリ ア。 濃
丸 さが 強調 されます。 に 表現 し まし ょ う 。 くし ます 。
\
ヽ
厚め 生地 タイ プ … お 尻 の 普通 の生地 タイ プ… 薄め の 生地 タイ プ…
線 が表 に 出 ません 。 お 尻 の 線 の 付近 にシ お 尻 の 線 を 描き ます 。
ワ を 描きます。
両 | すこ 「 シ ワ が 多い 衣装 ] を テー
マに、 作 画 実際 を 森田 和 明 氏 に お 願い しま
画 (の 実 隊 し た 。 プ ロ の 絵師 による 細か い 描き 込みの 実際 を 見 て みまし ょ う 。
YETeeSES DSEETESRRS1
ベー シッ クボ ディ を 描い て 全身 の アウトラ イン (シル エ
ッ ト ) を は っきり させ たら、 衣 装 を 想定 し な が ら 体 の 各
部 分の 形 を 描き ます。
5. 衣装 で 補正 され た 形 に 胸 のラ
イン を 整え ながら 、 肩 からのヒモ
の アタ リ を 描き 込み ます 。
4. 中 心 線 をとっ て 左右 の 胸 を 描き ます 。
4. 胸 元 ま わり のビジ ョ ン を 形 にし ます 。
上 半身 の作画 に
と りか か る 前 に >
ラフ デザ イン と ベー シッ クボ ディ の 作画 て 大 づか み … で も バラ ンス は で きる だ け 正 し く 、 体 と 顔 を 描 を ます 一
上 半身 の 作画 に入る 前 に 、 大
づか み に 全 身 を描きます 。 最
初 に 豆 部 の アタリ を 描き ます 。
全く なんの ビジ ョ ン も な いと ころ か ら 描 く ことは で
きま せん 。 最初 に打ち 合わ せ のもと 、 ラ フイ メー ジ 体 ・ ポ ーズ を 描き ます 。 表情 がわか る 程度 に 顔 を 描き を、シ ル エ
を 描き ます 。「 代 表 的 な シワ を 語る 」 に 適し た アイ テ ッ ト と し て と ら え られ る 程度 に へアス
ム や ポー ズ (全体 の雰囲気 ) を ざっ と 模索 します 。 タイ ル の アウ トラ イン を と り ま す 。
76 補 ま すず 体 の 形 、全 身 を 描こ つ
ら.腰 、脚 部 衣装のアウ トラ イン を と っ て いき ます
1. 胴 体 の 形 を 整え ます 。 ら. 脚 線 を 描き
ます。 3. ヒザまで を 片 脚 ずつ 仕上 げ 4. ヒ ー ル の アタリ 5. 足首 まわ りのひら ひら の
る 感覚 です 。 ご と 足 を 描き ます 。 アウ トラ イン を と り ま す 。
4. 腰 か ら のひら ひら パー ツ
の アタ リ を 描き 込み ます 。
脚 の 間 か ら 見 える マン
トライン 。 忘れ がちで
すが、「 マ ント は 体 の
後ろ に 流れ る」 意識 で
人 5. マ ントの ラフ を 描き ます 。 6. 空間 、な びき を 意識
しながら、 反 対 側
の ライ ン の アタ リ を と り ま す 。
w 体 の ライン を 整え な が ら 、 衣 装 の アタ リ を と っ て いく
4. 袖 、胴 体
ゆったり 感 を
出す 引っ 張り
り
5 #
3. 手首 まわ りの ひら ひら の 形 を 簡単
に とります 。
1. ゆ っ た り し た 袖 を 描き ます 。 腕 をも と に
山 型 の アウ トラ イン を と り ま し ょ う 。
グ 2 Ne」
3 が ん こ和 N 。
( ん es) お腹の MI
【 あき 1 5
い ん 提 2
パ 6. 脚 の つけ
根 のライン を 描きます。
『 1
」 |
/ 5. 胸元 、お 腹 のあき を 描き 込んで 、
4. 胸元 の あき を 描き ます 。 は き 込 み口の 線 を 下腹 部の立体 を 出
す よ うに 曲線 で 描きます 。
'
1 2
」
が 了 ま 、」 |し
NM /
っ だ Se ン
グ ア 人 げ
. / に
) ブ
し 4
4、 2/ "人
ジン | < ば 2
7. 胸 のボリ ュー ム を 意識 し 、引 っ 張り ジワ を 8. バ スト の 中 央 部 に 引っ 張り ジワ を 入れ ます 。 g. 服 の 素材 感を意識 し て 、 腰 まわり に
ベー ス に し た 曲線 で 、 寄 り ジワの アタ リ を 措 引っ 張り ジワの アタ リ を 入れ ます 。
きま す。
を ここ まで が 上 半身 の 序盤 。下地 作りで す
78
w シ ワ も アタ リ を 描く 。 体 の曲面 と素材 感を意識 しよ つ
5. 胸元 と 首 まわり 只 ここ か ら 線 作りに な り ま す
っ < @ D 。* @ D
ちょっと -。 、 "も
っと四 転
ま。 回 転 デー き 放
5 アラ テー ユ | :
6. ネッ クラ イン の 曲線 を て
いね い に とり、 肩口 にかか
る 布 を 描 をます 。 迷 いな く
描け りるの は、 ラ フイ メー ジ
で 行う お およそ の デザ イン
段階 で、衣 装 の 構造 や質感
の イメ ー ジ も つか ん で お く
か らで す 。
4. 右 出 とバラ ンス を と り な が ら ラ イン 5. 胸元 の
あき を 確定 させ
ます 。 SS
を 引き 、 同 じく 引っ 張り ジワ を 入れ ます 。 ラフ イメ ー ジ
フィ スー シ」 と あな どる な。 ラン ワイ メー ジ こ そ 設 計 図 フ9
ング
全 こ /
/ MMこ ル /Y へ NN
た 本 3
アス アル ] 3 ed こ 1 。 4
M / だ いき 骨
1. 右 半分 か ら 描き ます 。 ら . 髪 の 毛 の 下 か ら 出 る ティアラ を 描き
ます。 3. 羽根 飾り は ティアラ を 端 まで 描い て、 羽のつけ
根 を は っきり させ て か ら 描 きま し ょ う 。
羽根 飾り はエッ
ジ に 斜線を入れ
て 完成
させます。
プア
ポーー 生
ラフ
イメ ー ジでは
リボ
ンでした。
形のラフ (アタ リ)
を 描く 段階 で、す で
に 変更 しています。
80
図 は 重要 。で も し ば られ る 必要
w ラ フイ メー ジ と いう 名 の 設計 はない
7フ
7.ショ
ール、 腕 、上 半身
の完成
7 の NX
人
ア い N に さ の
5. カゲ を タッ チ で 入れ て 奥行 き
を 持た せます。
手袋 の
ジ チヂ
8.腕 の 曲面 を 意識 して 手袋 のフ
チ の ライ ン を 描き 、そ の まま シ
ワ を 描い ていきます。
1 1. 肩 や 胸 まわりの 線 を 整えて 、
8 10. 親指 の 出る ライン 主要 な 上 半身 パー ト の 作画 終了
9. シワシワ の 入る 長い 手袋 を 入れ て 、 手 袋 ら しさ です。 、
の シワは、寄 りジワ で す 。 を 出し ます 。 や っ と 半分 たどり 着き まし た
シ ョ ー ル や 長い 手袋 な ど 、 アイテ ム の 知識 は 普段 から 調べ 、 培って おく 。。
下半身
を 描く
腰 まわり 、 ガー ター、 ソック ス 、 く つ な ど を 仕上 げま す 。
8. 腰 ま わり の ひら ひら
レン ン
s
ラル で
AA と 2. お 腹 のあ き を 描い て 、リ
ます 。 a
シワを 反映 した
山 状の 起伏 をつ
けま し ょ う 。
3. リン グ に か か る 市 部 4. 腰 まわり の 布 を描き ます 。 柔らか く、
1. 脇の下 か らウエスト に いた る ライ ン を と っ 分 は、 布 の 厚み を 意識 た っ ぷり し た 布 の イメ ージ を 、 山 ジワと
て、 胴 体 パ ーツ を 確定します。 し て 描き 込み ます 。 引っ 張り ジワ で 表現 します 。
、 、 w は 』 / な
ヽ こざ ノ ア 2
、 べ 2 ふ / ー(
|1 NN NN
SS。 こき N
め 8
の もー ユ へ 、【
- ぁゃっ //
\ | リリ 門|
《 |
本
し
/ ーー
Le 5 ご S
1 1. 脚 の間 に 見 えるマ
ント の ライ ンも 確定 さ
せ 、 こ こ で 左 脚 のガー
ター リボ ン の アタ リ を
描き 入れます 。 \
g. myrrtpnrrnr 10. 最後 に一 番 内 側 の 布 の 形 をと り
まし ょう。 ます。
88 mw 波打つ ひら ひら は 波線 で 描く
9. 胴体 まわり
了
1. ガ ー タ ー の 上 端 の ライン 3. バス ト 中 央 の 引っ 張り ジワ を 描き ます 。> 状
の 線 で 、 寄りジ ワ 的 な 強い 張りを 表現 します 。
ここ と - 人 〆X と
4. ヒ モ 付 近 に で きる 寄り ジワは、 少 し 立体感 を 5. バ スト や お 腹 の 線 を 曲線 で 描き 込み ます。 胸のふく ら み
意識 し て 線 に 強弱 を 持た せま す 。 や お 腹 の へこみ の 「曲 面 」を 意識 して 描 を まし ょ う 。
免
1 M - 間/ ] し 06
ら. 一 本 調子 の 規則 性 で はな く 、 変化 をつけ て 3. 曲線 で 腰 まわり の 丸 さを 表現 しなが ら 、
描き ます 。 ガー タ の ベル ト の ライ ン を 引き ます 。
の つなぎ目
1. ガ ー タ ー 付 近 はレー ズ 状 の 装飾 を 意識 し 4. ガ ー タ ベル ト を 描き
込み ます。 5. レオ ター ド の 股 付近
のライ ン を 完成
させます。
て 、 細 か い 波 線 を 用 いて 描き ます 。
胸 と 腰 … 同 じ 素 材 の ひとつなが り の 衣装 で も 、シ ワ の 線 の 質 を 変え よう。。
11.
右 定 ソックス
1 し こ は 3き 0 ) ロ が
(K デビ ご NN
1 7A N
NN 12. 石 足首
の装 秘とくつ
UL NW NM へ S、
やせ さ
\ い
中 心 線 。ほ ぼ 真 横の
アン グル な の で 、 省
略し ていま す。
する 部 分は 足 の
中 心 線 上で す 。
84
足 血 まわり の 小さ なパー ツ は その 場 で 仕上 げる
13. 左 定 1 ガー ター リボ ン と 脚 線
3. 曲面 に 治 い ながら 、 仕 上 がり 4. シワ シワの パー ツ の エッ ジ に
を イメ ー ジ し た 波線 で 描き ます 。 な り ま す 。 自 然 な「不 規則 感 」
が 出る よう に 描き まし ょ う 。
りん か くに くっ つか な い
よう に 描く と 、シ ワシ ワ
感 が 良く 出 ます。
3 ォ ーン 0
ヽ Ss SS
9. 大 きな ら 字 曲 線 で 描く こと で 、 自 然 に 垂
れ た 感じ を 出します 。
垂れている
ガー ター ベ
ルト
w 押 さえ られ た と ころ か ら 出 るシワ は 、 根元 が太く 先 が 細い ep
届
ンー
*
ピタ ふう
\
2 っ
4. 大 きく 点 くら お 手前 で、や や ら5. 足首 まわり に 溜まっ て いる 「溜 ま 6. ア ウト ライ ン を 整え な シワ の 線 の 入り 込み 。
ピタ ふう に ライ ン を と り ま す 。 り ジワ」 の 感じ は、 布 が 大 きく と り が ら 、 布 の 重なり やかぶり 布 の た わみ や 重なり が
巻く イメー ジ で 描き ます 。 を と ら え ます。 表現 されます。
15. 左 足 3 くつ
N
\ \ に
で
プ/
人
N M
『
プ
実際 には 描か
れ て いない中
心線
16. 右腕 、袖
デ
1. 右 袖 のつけ 根
部 分 。デリケー
ト な 曲線 なので、
きれ いに 描 くた
め に 紙 の 向きを
変え ています。
グ R い
6.袖口 まわ りのデザ
イン に 従っ て、シワ
を 入れ ます 。
4補 から ア ウト ラ イン を つなぐ よう 5. 袖 のアウ トラ イン が 入っ た ら 7. 手 を 描き 、 指 輪を 描き
に 描き ます 。 袖口 まわ り のひら ひら を 描き ます 。 込み ます 。
逆 べ さに し て 摺 くことき は 、 線 を 抜く 方 向 ( こ が ら せ 方 ) に 気 を つけ よう 。
1.右 半分 から 線 を 整えます 。 2. 大 きく ひる が えっ て いる 感じ は 、 山 1つ 3. 大き な 流 れジ ワ 、 線 のエッジ 。 と
か ら つ が 目安です。 を 入れ ます 。 が っ て います。
NYU// SNN4
4. くぼみ の シワ (たわ み ジワ の 一 種 )を 入れ て 、カ ゲ を 55.胴体 に近い 部 分 に ちもカゲ を 落とし ます 。 同 一
タッ チ で 描き 込み ます 。 方 向の直線 で 描 をまし ょ う 。
上 8. 右 半分にもタッ チ
の カゲ を 加え て 完成
させ ます。
7. ア ウト ライ ン の 揺らぎ表
ー 現 を 反映 する布地 のた わ み カケ アミ 。 ら 方 向 の 布 の質 か 表現 されます 。 線 は
6.左 半分 を 描き ます 。 を カゲ で 表現 します 。 線 を 用 います 。 丁 車 にゆっくり 引き まし ょ う。
88
w 長 くきれい な 曲線 は 、 つ なげ て いる こと が わか ら な いよ つうに し よう
89
服 の 線は 縫い 目ば かりで は な い 服 の 表面 の 線 は、シ ワ 、 布 を 縫い 合わ せ た も の の 他 に 、 寄せ て
た も の な ごどが あり ます。 作 画 上は 特に 描き 分 け はしません。
作られ
縫い 合わせる 。 | 脇 線 や 袖つき 線
| ー 「 | 縫い目 。切り
い 隊の う
Ye
| | 替え線 ともい
|| 十 || | います。
2 種類 の 布 を つなぎ
合わ せる 場合 寺 <稼 ン
1 !
の 4 !
8
上 『
上 根元 まで
V の 字 ラ インを Y 縫い ます 。 se
電2 合 6 。 1 ま J| 95 曲線 が 生まれ ま す 。 表 に 見 えている 線 は 、 実は布が
てで きている 線 で、 縫 い
重なっ
目 で は あり ませ ん。
タッ ク
!
ここ を 縫い ます 。 (
『
! 少しあけ て
・ 縫い ます 。
本 本 る た くさ ん シワ が 生ま れ
「 デザイ ン 線 」 と いう 名 の 縫い 目 ます (引き つっ たシワ
- ジワ)。
… 引 っ 張り
目 が 見 え にくいけ ど
人@ 縫い 寄せ る 5
縫っ て ある も の [ 本
室 本 光- 凍 ーーーーーー
* m の
(で : ト
ケルルク
Nu か / / ノン ンーー…
ギャ ザー 。 や -プ P す 和 ト
巾着 袋 人 | 「 AA
要領 ーママ 4
布 を 縫い 合わ せる 線 ば か り では あり ませ ん。 布 を 寄せ てできる シワ
縫い 目が線 に 見 える 「視 覚 効果 」 を 利用 する (寄り ジワ) を 利用 する こっ ち 側 は ひら ひら 状 (フリ ル )
|_ た め だ け の 縫い目 も あり ます。 効果です。 にな ります 。
ーテ#
90
第 いつ意
OL・ 学 生 ・ カジュ アル の
コス チュ ー ム
OL ファッショ ン へ2
0 0 の フト
の 0
7 に OL スタ イル の 特徴 は 、ト ッ プ の 種類 は 短めの
ム は ヒザ 丈 の タイトス カー ト か パン ツの 2 種類
で 、 こ の 組み 合わ せで OL らし さ が 生 まれ ます 。
2 ジャ ケッ ト バ 多 八 + パンツ
′ + ヒ ザ 丈 のタイ ト (( バ シグノ)
スカ ート
ブラ ウス で す が 、
肩 にパッ ド が 入
っ て いま
す。
ジャ ケッ ト は 下
ろ し た 袖 より 短
め の も の に する
と 、OL らし さ
が 出 ます 。
ひざ に か か る 程度
の 長 さ で 、ヒ ザ が
見 えま す 。
1|
1 くる ぶし に
か かる 程度 |
<
| る.
CE
1
『 いい
こき ンオ
- の
98
ジャ ケッ ト 作 画 の ポイント は 、 左 右 の エリ の 高 さと 前 合わ せで す 。OL
ジャ ケッ ト は、 着 丈(きたけ) を 袖 より 短 め にする と 「らし さ 」 が 出ます。
よく ある うっ か り ミ ス
つ 、 ペ、 ちょ
MMさ
っと 見、
エリ のカド (剣先 )
は 左右 の 高 さをそ | | な ん の 問題
ろ え て 描き ます。 も な いよう
に 見 える OL
ジャ ケッ ト
ボタ ン は 中 心 線上
です 。
合わ せは中 心 線よ
り 左 寄り (右前 の
場合 ) で す 。
ポケ ッ ト も 高 さを
- 左右
そろえます。
[人 袖 より 短めです。
合わ
せのスソ は 中
心 線上で 左右にき
れい に 分 かれま
す。
タイ トス カー ト は ピ
気味 です。サイド
| | X- 相
か 後ろ にスリ ットが
入っ て いま す。
・ エリ の 高 さが 左右 そろ って いな い 。
・ ジャ ケッ ト の ボタ ン、 前 合わ せの
スソ が 中 心から ずれ て いる 。
胸あきの
で す 。
深さ
腰 --- ーー
ジャ ケッ トー キー
長い 。 袖 より
も 下 にありま
す。
! 寺本
少し 腰 の くびれ がわか る 腰 の くびれ がわからない
シル エッ ト で す 。 シル エッ ト に な り ま す 。
93
ブラ ウス を 生か し て 描き ます 。エ リ と 袖 を と った ジャ ケッ ト の つも
りで
体 に ぴった り 気 味 に 描き まし ょ う 。
中心線
N、 ー 肩 ひも部 分 は 左右 対
称 に とりま し ょ う 。
スソ の 合わせは ジャ
ケッ ト な ど と 同様 、
中 心 線上 です。
ひら きが 中 心 か
ら ずれ て し まい
まし た 。
94
※ 切り 替え 線 。 布 の 縫い合
わせ 目 。 通 常 は 脇 線 だ けで
す が 、 ベ スト は 動き やすさ
や 体 に フィット さ せる ため
に、 通 常 のジャ ケッ ト よ り
細か く 布 を 分け て 継ぎ 合
せ て います。
これ はダー ツ。 縫い目 ではありませ
ん 。 服 に 立体 感 を 持たせる 技術 です 。
肩 バッド を 意識 して 描き ましょ う 。 さ っ そう とし た イメ ージが
演出 され ます 。エ リ で 知性 や 想 張 感 を 、ゆっ た り し た 袖 は エレ
ガン ト な ムー ド を 演出 します 。
袖 ぐり が た っ
ぷり と って あ
り ま す 。 袖は、
つけ 根 を太め
に し まし ょ う 。
守 N 肩 パッド 入 り ブラ
、\、 ウス の 肩 。 ほんの
ちょ っと反る 感じ
Ri
目 ではありま
。 せん。
箇 バス
トト ップから
|: ちょ っぱり ゆっ た り め に 自然に下ります。
: 見 えま す が 、タ イト スカ 胸 のふく ら み が 自
! 一 トで す 。ス リッ ト が な るシル エ
然 に 現れ
く て も 早足 がで きる 程度 ッ トで す 。
に 脚 が ひら くくらい の ゆ
と り が あり ます 。
肩 バッド 入り の
\ 肩 まわり の 特徴 張り 出して
縫い 目 が 1 本。
育 面 の中 心 です 。
タイ トス カー ト
腰 ま わり がピタ で 、 ス ソン幅
が お 尻 の 幅 と 同じ くら い の
スカ ー ト を タイ トス カー ト
と いい ます 。
失敗 例
字 タイプ の 横
線 は、 肩 甲骨 や
腕 のつけ 根 を目
安 にします。
オッ クス フォ ー ド。
ら 本 タッ ク が 入っ
て います。
96
パン ツ も と も と OL の 制服 の 延長 な ので、「 おし ゃ れ な 感覚 ]」
より 「業 務 っぽさ」「 四
角 四 面 」 な 印象 を 持た せると 「OL らし さ 」 が 生ま れます 。ス トレ ー ト な シ
ル エ ッ ト を 主体 に し たパン ツ を 描き まし ょ う 。
前合わ せの角度
が 変わ る 位置 。
股 の 位置 を目安
に 描き
まし ょう。
パン ツの 股 の 位
置 は、 実際の股
の 位置 より 少し
下 にと り ま す 。
スト レー ト (真っ 直
ぐ )。 ス ソ が 広がっ た
り 、 も っ と 細く なる
と 、 お し ゃ れ な 感じ
が ちょ っ と 出 て し ま
い、 業 務 衣装に 求め
られ る 堅 苦 し さ が な
ュル| | 、 | スト レー ト タ イフ の
く な っ て し まい ます 。
| N 、、 バン ツ ほは 、 ほ と ん ど
ガ い、 ~ 平行 にとらえます。
] レ 隠れ オシャ ル 部
分 。ベ ルト を 通
す 場 所は 、 通 常
は 背面 は中 心 に
1 つ 、あ と は両
サイ ド に 1 つ ず
、 前 面 に 6つ
で す 。
折れ ジワ 。 お
尻 の丸み はあ
| まり 反映 しな /
いで 、 直 線 的 @
を 上下 拉 きます > 。 っ > 人op の シル エッ ト
こ 因 寺き o
ぎり ぎり の オシ ャ レラ イン
97
袖 と エリ 回 り は ブラウス らし さ を 演 出し ます 。 袖 、エ リ
の 作画 と 演出 を 学び まし ょ う 。
袖のつけ 根 は ゃ や ピタ ^
だ円 状 にとら
えま す や や ユル |
タッ ク 。 袖 の 縫
ュル | |
い 目 の 延長 には 袖 の 縫い目
あり ませ ん 。
/N
1 1 』 \N
腕 を 挙げた 時 は ( \
V 字 型 に とら え 1
ます 。 0 人
袖 の 縫い 目 と 脇 線 ee
は 一 直線 に つなが 1
る よう に 作られて /ン
いま す 。 ほん の ちょ っ と の 動き で も、
スカ ー ト は ずれ て くる の で、
トッ プ の 脇 線 と ずれ ていて も
ee 問 違い で はありませ ん。 逆 に 、
に
ロロ ヽ
お 内
か えっ て 動き が 出 ま す 。
ス な ど ) の 脇 線 とボ
トム (スカ ートなど)
の 脇 線も一 直線にな
袖 のつけ 根 は る よう に 着 ていま す 。
バス トト ッ プ |
の 高 さ が 目安 い、 |
で す。 / いい、 袖 は 先細りに 9 |
^、 描 きます 。 ( |
1
/ Ce
バス ト ーー Me 、
トッ プ J 】 9 |
98
人@ 袖 の 縫い
目 とカフス
単純 に 「袖 口 」と
いっ て も 、 カ フス
の 形 や 長 さに も い
ろ い ろ な デザ イン
が あり ます
袖 ロパー ツ。
カフ ス
ブラ ウス で は 、 袖 と 袖口 は
多く の 場合 別々 です。 ぃ
と へ へ
手首の 幅 3つく ら
い が 目 安です 。
ーー 袖 ロ パーツ。
8 | カフ ス
ト
縫い
合わ せます。
縫い合わせて、 袖 の
縫い目になりま す 。
手首 を 返す こと によ
っ て 縫い 目 の 線 が 表
に 出 てきま す 。 袖の
ね じ れを と らえ るの
に 便利です。
99
@@ 袖 の 演出 … 袖 まく り
2 ーや
/Wf い
人人 トー
N て
ア 愉/ /
の
芝 へ 少し
たくし上げ
N ー 2 段 目のこの 幅 は 、
へ N カフ ス の 幅 よ り 長
N いです。
7
(
1 回 折っ た 後 、無
造作 に たくし 上 げ て いね い に 折 っ て
|
] る と 寄り ジワ が ほ まく り 上 げた スソ
と ん ごど で す に は 、 た わ み ジワ
| を 描き まし ょ う 。
てへ 、
ナナ メ 向 き の 場 合 ーー
ー いに 折 っ
て いね
ささ り上げた
て まく
き \
場合 。
無造作 にたくし上
げた 場合 。 寄りジ
/ ワの 山 です。
り // り り
/ / / と / 5
9 7 ( | 落ち てきた 場合 、
山 ジワがたくさ ん
で きます。
100
(パス トシ ョ ッ ト の 作画 (エリ の 作画 ポイント ) ) N、
正面
向きの 場合
2. エリ の 高 さを 決め ます 。 左右 の 高 さを
そろ えま し ょ う 。 高 さが 決ま った ら 、 中
心 線 に 向け て ネッ クラ イン を と り ま す 。
1. アタリ を 描き ます 。
3. エリま わり を と ら えます 。
4. 左右 対称 に エリ を 描き ます 。
① ひら き の ラ イン を と り ま す 。
- の ライ ン を 引い て 、 片 側 のエ
リ の 完成 。これ を 基準 にして 、
、 も う 半 分 も 同じ 形 の エリ を 描き
) ます。
エリ
の 頂点
| アップ な ど 、 き ちん と し た エリ
/ を 描く 時は、③ ④ ⑤ の 要領 で
! も う 一 方 のエリの 頂点 を とら え
// て 描きます。
① 首 の 中 心 線を
と ら え まし ょ う 。
広い ほう のエリ を 描い
て エリ の 頂点 を 出し て
か ら、 も う片 側 のエリ
を 描き
まし ょう。
エリ の 頂点
ず ンー
首 元 の 傾 余 に合 や けここら
て いる 場合 、
わせ て ナナ メ に 和章iv
し ます 。 暫
中 心線 一一 合わ せが 中 心 線上 にな る
4 よう に 描き まし ょ う 。
101
人 本 パン ツ は ヒザ や スソ まわ り の シワ が 重要 です 。 動きにとも
ハン ツ の 攻略 な っ た ユル ビタ を と ら え て 、「 そ れ っ ぱぽく 見 える 説得 力 」
を 持っ たシワ 表現 を 学び まし ょ う 。
脚 を 組む / ナナ メ 向 き
\ い 陸 ピタ
引っ 張り ジワ 世 ユル
寄り ジワ
くぼみ ジワ ( 溜
まり ジジワワ の 一種
の一 7/ / 」
少し 浮か = を =
脚を組む / 正面
引っ 張り ジ
/ (| ワ。 ヒ ザ 頭
ャ クルシ
ン。 に 引っ 張ら 引っ 張り ジワ。 太 も
も に 引っ 張ら れてで
きま す。曲線で描い
て 、 脚 の曲面 を表現
し まし よう 。
くぼみ
ジワ 。 ス ネの
あたり
に で きま す。
104
//
・ ヒザ 頭 に 向け てできる
スン の 形 の 違い に 気 [引っ 張りジワ 」
( を つけ まし ょ う 。 ヒ ・ ヒザ の 裏側 に できる
ザ を 起点 に、 脚 を外 [寄り ジワ ]
、 に 出す とアオ リ 、 内 - スネ あたり にできる
に 曲げ るとフカ ン の 「 く ぼ み ジワ]」
| 形 になり ま す 。 主要 なシワ は 以上の 3 タイプ
レレ です。
_ 内 に 曲げる そろ えた 脚 では
ペー” フカ
ンのスソ 外側 はややユル、
J 内 側が ユルにな
り ます 。
寄り ジワの 一 種 。
省略 して、太
も 正面 全体 をピピ
タ に し て も 語り た
です。 』 /
しゃがお /
ナナ メ 向 き
ちょ っ と ぱり っ と
し た 布感 を 出した
い 時 な ど 、 少しカ
ド っ ぽい 表現をし
ます。
105
し ゃ が お / 後ろ 重なり ジワ 。 寄
ーーー りジ ワ の 一 種 と
し て と ら え ます 。
省略 しても 構い
ませ ん。
寄り ジワ
た わ み ジワ
(くぼみ ジワ )
歩く / ア オリ
正面 アオリでは、 股
付近 は 寄り ジワで、
脚 部 は くぼみジワ を
主体 に描 をましょ う。
学生 チ 学生
らしきのわか る プレ ザー や セー ラー 服 などの
ー
ニラ
そそ
の ゴ スズ
ーー ビニ
ユ ー ム や の 4 car
作画
を学びます。
腰 のくびれ を 隠す スタ イル です 。ずんどう っ ぽい
シル エッ ト が 、 学 生らし さ を 伝えます 。
人@ 通常
アタイプ と ショ ー ト タイ プ
通常タカイプ
股 -- ま se 昌和)、 こ 人
机 ー 1 ショ ー ト タイ プ も 基本 はユル タ
が 二 かば】 ャ イブです。ボ ディ ライ ン ( 腰 の
さい 】 1 スソ は 股 より くびれ ) を 隠し ます 。
ボッ クス スカ ー ト い 販 !
下です。
学生 服 の スカー ト に は 、 大 き
く 分 け て ボックス スカ ー ト と
プリ ー ツ スカ ー ト が あり ます 。
ここ で は 統一 感 を 出すた め 、
ブレ ザー は ボッ クス スカ ー ト
と の 組み 合わ せ を 、セ ー ラ ー
服 は プリ ーツ スカ ー ト と の 組
合わ せを 基本 に 紹介 します 。
な お 、 組 み 合 わせに 明確 な 決
まり は あり ませ ん 。
@ エリ 元 の いろ いろ
N 7 ネクタイ タイブ。
gg( 第 1 ボタ ン を 留
め て いる 場合 。
エリ を 少し ひ
らき 気味 に 描
きま
しょう。
S 字 を 意識 し
た 曲線
で 描く
と、 しなやか
| | | さと 立体 感が
Nd 出 ます 。
基本 タイプ 。ブ ラウ ス の み 。 ブラ ウス の み で す が 、 第 1 ボタン を
第 1 ボタン も 留め ていま す 。 は ず し て 少し 着 月しまし た 。
は ず し た 場合
ネクタイ タイ プ 。 第 1 ボタ ンを は リボ ンタ イプ 。 丸 エ リタ イプ の ブラ ウス で す 。
ず し て いま
す。
第 86ボタン まで
は ず し て 袖 ま くり 。
ちょ い 悪 ふうお ね ー
さま の 演出 に。
リボ ンタ イプ 。
第 1 ボタ ンを は
ず し た 場合
NN
NN
し ガ 人
N)W ブラ ウス の エリ
ジャ
ケッ ト の エリ
後ろ アン グル で は 、 エ リ の ボタ ン を
留め て いて も は ず し て いて も、 変化
は ほとんど あ りません 。
着こなし: ジャ ケッ ト の 前 をあけ る )
エリ の 間 肩 | | / 』』 | /弓なり状の
0
と り ま し ょ う 。/ 用 | り 曲線です。
エリ の 下端 (合わせ 部 |:
分 )を 基点 に ひら きま | 』
す。 』
通常 はバスト の 位置 を目安 に 、エ
リ の 下端 の 位置 を とらえて 描き ま
しょ
よう。
腕 を 横 に 挙げる
\
肩 パッド 効果で、
か っ ちり し て い
6I | 因り
ジワが大
いい導 量 にできま す 。
腕 を 横 に 挙げて エリ
のライ
も 、 挙 げる 前 と 6
| あま り 大 きく 変
わり ませ ん 。
エリ
の 下端
位置も片側
が上が りま
飼 。
ここ
ここ-
和に
前 面 のシル エ
ッ ト は ほぼ真 大 きなたわ
っ 直ぐ
になり みジワがで
ます。 きます。
めく
った 場合
引っ 張る とピタ
効果 でボディ ラ
インが 出 ます
片側
をめく っている
合
も、エリの 下端
ライ ン の 位置は肩 ラ
イン に ほぼ 平行 にと
. ら えま
しょう。
フカ ン の 場合も、肩
ライ ン と エリ の 下端
や バス トラ イン を 目
安 に 描き ましょ う 。
こ ボッ クス プリ ー ツ スカ ー ト の 略 。 ブリー
ツとは 「 ヒ ダ 」 の ことで、 直訳
(ボッ クス スカ ー ト ) すると 「 逢 ヒダ スカー ト 」。 ヒ ダ の数で、代 表 的 な のは 3 タイプ で す 。
下 か ら 見 た 場合
ら 本 タイ プ は 後ろ か ら 見
る と 、 普 通 の スカー ト と
同じ に 見 えます。
@ 指 く 手順 (4 本 タイ プ )
/ 7 / [
| NM * る 和 ! It
wwMA て1
\ <
ルナルで ンー キ
ん 1
』 多 し AN
、U_ = た IN
に い ルル KN と/ ク レし へ
い た/
1. ウエス トラ イ 2.ス カー ト の アタ リ 3.ヒ ダ の 始ま りから - ヒダ の ひら き を と
ン を 決め ます 。 を 描き ます 。 描き ます 。 り ま す。
5. 底 の 部 分 。ヒダ の
折り の 形 を とり ま す 。
さ 0 三 ※
太もも の 曲線 に _ 広がっ たスソ まわ
沿っ た ライ ン / り の イメ ー ジ を と
/ ら え ます 。
ら. 服 の アタ リ を 描き ます 。
113
風に 吹か れる
ジャ ケッ ト 前 面 に ほとん ど
1
グー』 に しにりつ へ N WM シワ は で きま せん 。 ボ タン
: あ て 、 ヽ こ? ジ
スカ ー ト が 少し \ い SO
ひる が えり ます 。 も どう /ノ (、 /ん /! ドア。
ジャ ケッ ト は 特 2 ジ ー ンズ 人 さり
に あお られ ませ ( -
ん。 カサ 状 のシルエ
ッ トに な り ま す 。
ヒダ
は広が
NE い) り ます 。
裏面 を 描きま 1 | /
し よう 。 \
ヒダが 広がり
ます。
ボタ ン まわ
り に 引っ張
りジワ
( 凍 陣 スソ に 段差 が あるよう |、
\ ワ を 描き ま に 見 えるシル エッ ト。
し よう。 ら2 本 タイプ の ボッ クス
スカ ー ト の 特徴です。
丸まっ
てすわ る
背面 の山 ジワと 袖 まわ
り の 引っ 張り ジワ をと
ら え ましょ う 。
ヒザを ひら いて
しゃがお
折り 目 でカド が
で きます。
の つけ 根に 寄り
スソ のゆ と
が た わ おむくらい
り有Bi
り が あると 、 プ リーツは ひ
らい て も 伸び切り ません。
115
0 エの リ厚み を
」、 と ら え ましょ
= 、
ルル 1 \
WI Il 少し アオ リ 気 味 に 一 プ
(1 と ら え る と 立体 感
箇4 が 生ま れます。
スソ まわ り は
ッ グ
エリは ボディ ス と
一 体 です 。
(胸元
とリボン )
スカ ー フ 留め が ボディ ス と 一 体 に な って いる
タイ プです。
れれ 上衣
同じ
スカーフでも、 折 り 方 で 短い タイ プ を 作れ ます 。
@ 胸 元 の スカ ー フ の 形 を 作る 手順
1. 三 角形 の 布 を折っ て 細長 くし ます 。 ら . エリの 下 に 通し て 前 に
4. シ ワ を 作り ます 。
寄り ジワが 主体 にな
ります 。
5. 輪っかに 通し て
垂らし ます 。
6. 反対 側 も同様 にシ
ワ を 作っ て 輪っか に
通し て 出来 上がり
條 7 スカ
ーフのカド が
"ピノ 後ろ から 出る よう
富夫 に 着 た 場合 。
細長 くし たスカ ー フ の 途中 で
重ね て 短く する と 、シ ョ ー ト
タイ プ に な り ま す 。
119
5 「 着 こなし」「 キ ャ ラ 表現 」 に つなが る 胴体 の作画
胴体 の 演出 表現 には 大きく 3 つの タイプ が あり ます 。
マジ
メに
。 拓 旧 「! いい
本 来 の セーラー 服 の ボディ ス の 主旨 に 合わ せ
て 描い たもの。 ユ ル を 主体 に し て バス ト の点
くら みや 上 腰 のくびれ を 隠し 、 胴 体 を ずんどう
に 見 せます。
内 エリも は ず
し ます 。 セク シー ムー ド
り/
裸 の 上に 服 を 描い た よう に 、ボ ディ ライ ン を
強調 する もの 。セ ー ラ 服 には 本 来 あり 得 ない
ピタ 表現 で 描き ます。
さわ やかに
プチ 色っぽ く …
かな
くびれ をはっき
り 出 す 作画。 現
実に はオリジナ
ル に オー ダー メ
: ! H !
バス ト の ふく ら み を 演出 し ます 。ス ソ を 少し
) イド に し な い 限
細め に し て アウ トラ イン を ブラ ウス 点 う に
、 り あり 得 ません。
し 、 胸 まわ り に 引っ 張り ジワ を 描き ます 。
R 同じ 峠 の ヒダがた くさ ん ある スカ ー ト で す 。 ヒダ の 数 は 8 本 か ら 16、
(グリー ツ ス カー トドト ) ら 20、24、28、36 コ 本 まで 、 豊 富 な タイプ が あり ます が 、 一 目 で 雰囲気
の 違い が 出る 24 本 タイプ と 8 本 タイ プ を 基本 にしまし ょ う 。
24 本 タイプ 2 8 本 タイプ
ター
の
SN
SN ーー
- へへ
ニーーーー
wa
ーー
NN
me
還ーーに …ー
ーー
ュー
。 ニブ
| 24 本 タイ プ … 厳 審に 考える と
1
N U 正面 からは 12 本のヒダ 、 り ん
か く の 内 側 には 11 本 の 線 を 引
く 必要 があり ますが、 こ こ は
WW 省略
決を用いましょ う 。
フト) 3
プル
重なっ ている ヒダ ヒダ が 伸び た 場合
人@ 線 は 何 本 描け ばいい の か …7 - 8 本 描い ても 24 本 タイプ に 見 える
84 本 タイプ は了 機 応変 に、ら し さ 主体
に描き まし ょう !
24 本 タイ プなど、 ヒ ダ 数 の
多い プリ ー ツスカ ー ト は 、 り
ん か く 線 の 間 に フ ー8 本 線 を
描 を ましょ う 。 あ と か ら 外 に
1 本 増やす
のも リ で す !
な く て も いい か も し |
|
少し 胴体 がナナ
誕 l
4
/ 借 い
れ な い が 、 描 いたほ | メ 向 きだっ た の 本
う が 奥 行きが 出ると で 1 本 追加しま
思っ て 描い
たヒダ。 Sd 24 本 タイ プ ふ う
181
⑯ プリ ー ツ スカー トを 描く 手順
服 の下 に 隠れ るウエ スト
ライ ン 、 ス カー ト のはき
込み口 を とらえ ます。
1. 全身 のアタ リを ら . 服 の アタリ。 ス カー
描き ます 。 ト の 流れ を 描き ます 。
R \ ヽ
いさ
\ \
① い
ヽ @⑤ し し
最初に縦 線 を引き 、 横
線を引い て、 ひ と ヒダ
ずつ 、 幅 や 折り 目 をイ
メー ジ し な が ら 描 きま
\ す 。 機械
的な作業 では
\ あり ませ ん 。
3. セン ター か ら 広 い ほ うに向
か っ て 描き 進め ます。 \
本_ スン 部 分 。 山
折れ を意識 し
て います。
4. ア タリ で 描いた、
スンソンの 曲線
に 治っ て
5. 最後に 後ろ の生地 を
描い て 完成 させます。
1 らら
⑯ プリ ー ツ スカー ト の 表現 … ヒ ダ の 伸び をとら え よう
スソ
も ユル 。 ヒ ダ
ご と に 独立した曲
線 を描き ます 。 スソ もピタ 。 ヒ ダ
が 伸び 切って 、 曲
線 を 描きます。
ピタの 場合 。
きれ い に お 尻 に 巻
き 込 ん ですわ っ て
います。
「 プリー ツ ス カー ト は
ジャ ケッ ト と 組み 合わ
せ て は いけ ない 」 と
いう こと は あり ませ ん
脚 の曲面
から不 自
然に 浮い てし まっ
た 場合 。
123
ブラ ウス 、 セ ー ラ 、 ブ レザ ー、 い ずれ に も 組み 合わせ
セロ クト カッ ティ ルン て 着 ら れま す 。 ユ ル の 代表 格 で 、 丸 い 肩 、 袖 やスソ は
長め です 。 ス ソ ま わり は 縦 線 を 入れ ると ゴム 編み 表現
⑯ 上 に 着る に な ります 。
波 了 ふ うに 描 NNW/ 風
いて 柔らかさ
ゆっ た りジ ワ。
を 出します 。 /
しなや か な布
に で きる 引っ
張り ジワ です。
ゴム 部 分。縦線を
1
コ
入れ まし ょ う 。
泡 まり ジワ 表現 。
長め ゆで、ゆった (
り し た 感じ が 出 区し
ます。 遇
スト ー ン と し
た シル エッ ト
に な りま す 。
124
@⑯ 中 に 着る
ゴム
が 伸び て し -
まっ
ている 袖 。
外に ひら く 縦 線
で 表現 します。
上 級 生 らし
さが
出 ます 。
引っ 張りジワ
125
ポロ シャ ツ ふ う の シ ャ ツ と ゆっ た り し た スパ ッ ツ ふう の 短
体操 服 パン が 現在 の 主流 です。 昭和 期 は シャツ ふう の トッ プ と 、
ブル マ と いわ れる ピタ タイ プ の パン ツ ス タイ ル (も し く は
(半袖 シャ ツ と 短パン ) … ユ ル + や や ユル + ジャ
ー ジ) で し た が 、 現 在 はほぼ 絶滅 し、コ スプ
レ衣 装
の 1 つ になっ て いま す 。
エリ は 首
から 離 れ
首 まわり は
ユル。
スト ン と し た筒
ょ ビタ 状 のシル エッ ト
にな りま す 。
スソのほう に
溜まり ジワ
折れ ジワ
| ややユル
山 ジワ
+ 引 っ 張りジワ
T シ ャ ツ ふ う ト ッ プ + ブル
マの
場合 。 ト ップ は 全体
にゆっ たり
し て います。
126
短い 引っ 張りジ
ワ で 、 前 面 の引
っ 張り 感 が生ま
れ ま す 。
小さ い 山 ジワ
を 連ね て 、 和柔
らかい ユ ル感
】 コ を 出し ます 。
ブル マ は 着こなし や サ
イズ に よっ て、 ス ソ ま 腰 まわり に 溜
わり に だ ぼぽっと し た ユ まり ジワ を 措
ル 感 が 生ま れ ま す 。 きま しょう。
ボディ より ひと まわ り
ゆっ た り め に 描き ます 。
1ら7
水着 7 ング 。の ・ 水 の 抵抗 を 減ら す一 体 に フィット さ せる
の ・ 体 の ライン を 美しく 見 せる
な どの 主旨 で 作ら れて いる の で 、 大 き な シ ワ が で き に く
い の が 特徴です。 素材 も 薄い ので、ワ ン ピ ー ス に シワ を
が 導の 2 この う。
描く 時 は 細い 線 で 体 の曲面 を意識 して 描き ましょ
寄り ジワ。 細 く、
短い 線 で 描きま 6 し ング /
し よう 。 ーー 完全
に 体 にフィ
ンジ ッ ト を 演出
寄り ジワ。 省
略しても OK
で す 。
ゴム の 厚み の
線 + 布 の重 な
りジワ
布 の 量が
少な い
。 リ
普通
のワン ピ
128
ヒモ の つなぎ目 やブラ カッ プ の つなぎ 目 際 などに、
引っ 張り ジワが 入る もの が あり ます 。
ヒモ の 結び 目 の 表 現 。 原 理
的 には 結び 目 に 寄り ジワが
で きま すが、 省 略します 。
ゴム の 厚み
の線
パン ツ … フィ ッ ト タ イ プ 。 お 尻の 丸み
や 形 が きれ い に 出 ます 。
大きな 寄 りジワ が
129
カジ ュ ア ル な プラ イベ ー ト コス チュ ー ム と
ュアル /T
カジ シャ ツと ジー ンズ し て 代表 的 な T シャ ツと ジー ンズ の 作画
ポイ ント を 学びまし ょう。
征 シャ ツ ) 首 ま わり と 腰 ま わり に できる シワ を と ら え まし ょ う 。
@ 正面 ポーズ
上 ちょ っ ぴぱり ゆっ ナン テーベ N
た り タ イプ ンの ヽ
(NR、
り 「 h7 M
AA ュ ・ 2
(てこ グ / |
普通 タイプ ンー 用 2
応 A グ
/# 1 | 了e 7
いい 和 ンス
の 8ノン 押 _
ッ ー プ ふう が AA
の 長い 引っ 張 サテ ンチ 介 やビタ
ベ/ g1
! | リ ) 後ろ
に 山ジワ、
W
寄り ジワ
パ |
スソ まわ り が ぴっ た りう に な る
T シ ャ ツ で は 、 腰 まわ り に (正面
アン グル で は 左右 に) 寄り ジワ を
描き
まし ょう。
少し 前 か が 前面 がやや
みになる と
を ユル で 描く タイプでは、 前 面 に しなや
か な 長い 引っ 張り ジワ を 描き ましょ う 。
ユル に な る の で 長い たわみ ジワ や ゆったり し た た わ み ジワ
山 ジ ワ が で きま す。 を 描き
まし ょよう。
130
⑱ 工 りまわ り 「 シ ャ ツ の エリ は ラウ ンド ネッ クラ イン と いい ます 。 首 ま わりを ゆっ た り め に
と り 巻い ている 「ユ ル 表 現 ]を 意識 して 描き ましょ う 。
首 の 後ろ 。
少し あき が
あり ます 。
体 から 浮い て いま す 。
厚み ( 高 さ)。 を とら え ま ベタ や タッ チ を 入れ る
し よう 。 と 立体 感 が出 ます。
首
からほんの 少し 離
し て 描き
ましょう。
エリ
の 厚み 。 前 首 の 曲面
に 治っ た
面にまわり 込ん 曲線
で 描き ます。
で いる 意識 で 描 .
きます。
正面 側よりもゆる
腰 に 向かう イメ ージで 流 や か な 曲線です。
れ ジ ワ を 入れ る と 、 背 面
の ゆっ た り 感 が 出 ます 。
131
@ 袖 とボディス
正面 ・ 腕 を 下ろし て 立つ
腰 まわり のシ
ワは、 ジー ン
ズの は き 込 み
口 まわりを 目
安 に 描き まし
よう。
ZN
、 の ムン っ
ルク ーー
引っ 張り ジワ ふ \、| N クジグ
う の 寄 り ジ ワ に Na
変化 します 。 ルル /
(アーデー
さ さ '。
間ー 7 が きま す
| 人 引っ
張りジワ
袖 に できる @⑧と ⑤
は 山 ジワ。 か ぶさ _- バス ト の ふく
る よう に 描きます 。 0 ら み か ら 流れ
-0
半の 動き げ る 動き 』 ジワ が生ま れ
②③⑤… 動きに ます。
⑧ 引 っ 張り ジワ。
バス トト ッ プ か ら
腰 に 向かい ます。
マー 動き が 出る と 、
腰 がシワの 基
点 になります。
ボディ
ス の シワ
の 流れや 形 は、
胸 のふく ら み と
腰 のくびれ
を決
めます
両手
を 挙げ る 動き "シワ の 流れ に 注目
しまし ょう 。
引っ 張りジワ
SM 、
寄り ジワ を 作る 主要 な 線 は、 左 右
3 本 ずつくら いです。
袖 のシワ は 腕 の 方 向
に 向かっ て引っ 張ら
れ て 生まれます。
山 ジワは 引っ張る
動き
で 生ま れます。
後ろ に 引く ラン 人に ささ 引っ 張りジワ の 延
133
ジー ンズ
は き 込 み 口 まわり は、
@ 正面 ポーズ 内 多く の 場合
ユルです。
ベル ト 通 し の 脇
ンー 人 < (です 。
、\ AW) 正面
側ポケット。
AN N ら 本 の 線 で 描か れ ぴっ た り し て いま す 。
財 処 叫 ます 。 こ れ だ け で 「ジ ー ン ズ は 腰 では
9we
\ 騙 も ジー ンズ らし さ く 」 と いわ れる ゆえ
の し / が 出 ます 。 ク んです 。 ピ タ で 描き
NNe 故 /
た っ22 4 / 6
9
まし よう 。
ンー サイ ドの 脇 線 と 』
ん ミ マベジ バル つなが り ま す 。
引っ 張り ジワ
に 見 えます が 、
寄り ジワ です。
トミーー
ジー ンズ の
股 位置
ほぼ 真横 か ら
山 ジワ (寄り ジワ ) 見 た 場合
前 ポケッ ト
縫い 合わせ部 分を
は っ きり 描き まし
よう 。 ジ ー ン ズ ら 5
し さ を 出 す 特徴 の / 3
こつ の すず。 山 ジワ。 お尻
と 脚 との境を
目安 に描き 込
みま し ょ う 。
1I
「 縫い 目
引っ 張りジワ
134
/ /
ヒザ より 上 は
ピタ 気味 に 描
ユル 気味 に 描
きま す。
ピタ 。 ヒ ザ の 丸い
形が出 ます。
縫い 目の線 を
描き ます 。
ほぼ 完 全 なピタ で す 。
お 尻 の 形 を 美しく 描き 布が寄っ た 厚みを 意識 し て
まし ょ う 。 寄りジワ を 描き ます。
135
@ 背面 ポーズ
前かがみ
人 用 / ちょ
っとお
\ 尻 を 突き出す
は き 込 み 口 まわ り
以外 、ほ とん ど ピ
タ で 描き まし ょ う 。
セン ター に 縫い
合わ せの 線 が太
【 くあ りま す 。
内 側 の 縫い 合わ せの 線 を 描き 入 脚 のつけ 根 まわり 。
れると、 脚 の 立体 感 が出ます。 寄り ジワ です。
~ 山 ジワで ジー ン
ズ ら し い 硬 さを
表現します。
縫い 合わ せの
もっ と 前 か が み 線 。多 少 よれよ
(+ ちょ っ と アオ リ ) れ し た 線 が ジー
ンズ らし さ を 出
引っ
張り ジワ。 脚 を し ます 。
ピタ ライ ン で ' ひら いた
動き で生ま
れ ま す 。
本 来 は でき な い 演出
線 。引 っ 張り ジワふ
うに 描くこと で 、 立 W W
下面
の縫い 合わせ 体感 を写 えます。 3
の 線 。脚部 ことつな の Ms
が っ て いま す 。
、、 縫い合わせ
\の線
グ / プユル に な っ て いま す へ 、
/ 左右 に引っ 張ら れて
//】 いる ので、 反り 気味 N
/7 に 描き ます 。 ウン ーー
丈 の 短い ジーンズ で 、 通 常 の ジーンズ と 長 さ 以
外 は ほとん ど 同 じで す 。 前 ポケ ッ ト と 後ろ ポケ
ッ ト、 前 合わ せの 線 や 縫い 合わ せの 線 をくっ き
り 描き まし ょ う 。
折り 返し や バン
ド は オプ
ショ ン
(デザ イン アイ テ 1
ム) で す 。
股上 が 浅い タイプ の も の を いい ます 。 通 常の
| ジー ンズ が 「 腰 ではく 」 な ら 、こ れ は 「お 尻
oe で は く 」 タイ ブ で す 。
通常 タイ プ の は
き 込 み口 の 位置
ヒッ プ ハ ンガー N
通常 アタイプの は き 込 み ヒッ プ ハ ン ガ ー の 場合 。
口 の 位置 前 後 と も 短い で す 。
お 尻 が 少し
見 えます 。
間 66
|
さわ め て ぴっ ちり タイ プ な の で 、
股 付近 のシワ も 細く 、 多 め に 描
きま
し ょ う。
137
〈 ジー ンズ の オォオシャレ)
ジー ンズ その も の も 色 や 形 、
… ダ メー ジ 加 工 とくつ の 効果 布 の 柔らか さの 違い が あり
ます が 、 切 った り 穴 をあけ る
レン
「 ダ メー ジ 加 工 」 で ワイ ルド
な オシ ャ レキ ャ ラ が 簡単 に
演出
され ます
また 、 ス ニー カー の ほ
か 、 サ ンダ ル や ブー ツ
な ど 、 足 元 の オシャ レ
も 、 キ ャ ラ の 演出には
欠か せま せん
白い
糸 のかたま
り の イメ
ージ
で、 不 規則 に き
ざ ギ ザ 状 に 描き
ます 。
切る (左右
長 さを 変え る)
ダメ ー ジ 加工
切る 破 く 、 左 右 の 長 さを 変える
スソ を ほつれ させ る 色 落 ちさせる 、
すり 切れ た 感じ を 出す 、 穴 あけ 、 こがす な ど。
その ほか 、 ダ メー ジ 加 工 以外 に ワッペン や
つぎ あて 、 ピ ン バ ッ ジ な ども アレ ンジ アイ
テム と し て 用 いら れ ま す 。
138
ダメ ージ 加工 が 、 即 「 ワイル ド 」
イメ ー ジ か、 と いうと、 そ う で
も あり ませ ん 。 キ ュー ト 感 も
Up させ ること が で きま す
1398
前 後 の 縫い 目の線 や、 前 後 の ポ ケット な ど 、ジ ー ン ズ の 素材 (デニ ム )
と 特徴 を スカ ート に 生か し た も の で す 。
布 の合わ せ目
(脇線)
スソ の 線 は 2 本 で
引っ 張り ジワ ふう す 。 デ ニム の 厚み を
に 描き
ます が、 寄 表現 します。
り ジ ワ を 意識 しま
し よう。
「 腰 で は く」コ ン セ プ ト
は ジー ンズ と 同じ で す 。
お 尻 ま わり を ピタ で 描
きま しょう。
- 前 合わ せの 位置 やポケッ
ト の 位置 をとらえるため
に 、 裸 デッサン 、 特 に 股
位置 をはっきり させ て 描
く こ と が 大 切 です 。
デニ ム な の で 、 脚
の 動き で 股 付近 に
は 引っ 張り ジワ ふ
う の 寄 りジ ワ 、 山
ジワ
が で きやすい
の が 特徴 です
通常
タイプ\
(も も 丈 )
直線 に 近い 曲線 で 描きます 。
140
| テニ ム の 衣装 とデニ ム 感 表現 の いろいろ
ドリ タッ チ に よる 表現
た 松、 遇
ショ
ー ト ジー ンズ
形 の 特徴 や 、 寄 りジワ を 主体 にした 表現
の 他 、 横 方 向 に 細い タッ チ で 、 デ ニム の
ヒザ 丈 ジヴーン ズ ス カー ト 。 センター ジー ンズ スカ ー ト 。 ダ メー ジ 加 工 タイプ 感じ を 出す こと がで きま す 。
に スリ ッ ト が 入っ て いる タイ プ 。
ヒザ と スソ まわ り の 表 タッ チ に よる カゲ を 加え て 、 デ ニ ツナ ギ (オー バー オー ル
@ の わり の を 到則します。 @ ツナ ギ ( オー ル )
ヒザ まわ り 、 ヒ ザ
の 部 分 が 伸び てで
きる 寄り ジワ 。 日
常 感 が出 ます。
|
) |
|
\ 1
し な や か タイ プ の デニ ム で す 。 胸 元 、 肩
ひも 、 ベ ルト や ポケ ッ ト な どの 「フ チ 」
を ら 本線 で 描 を 、デ ニム 感 を 出し ます 。
長い スソの 溜まり ジワ 。 脚 の 曲
寄り ジワ 表現 。 微妙 に長い スソ 面 ( 科 ) の形状 を反映 し た 曲線 4
また 腰 の ベル ト ま わり や 股 付近 のシワ も 、
の 場合 の表現 です 。 を 主体 に 用 いま す 。 人
141
ク 上 スカ ー ト は カサ 状 で す 。プ リー ツ ス カー ト と タイ ト
ス 力 - ト 徹 克 遇 スカ ー ト を 中 心 に 、すわっ て いる 時 や 動き に 応じて
REFER7JHST692OXES 衣 SE 変わ る スソ ライ ン の 変化 を とらえ まし ょ う 。
イス に すわ る … 太 も も の 曲面 ・ 立 体 を とらえ よう
@ 脚 を 伸ばし てすわ る
(左右 のもも の 高 さを 変え る 場合 )
巻き 込む 方 向に
| 脚の曲面 ひら
きか けのヒダ 向かっ て 重なり
] ます。
後ろ に 広げ て
すわ る 場合
ほぼ
脚 に 沿い ます。
放射 状 に 広がり
ヒダ は ひら き 浮い ていま す ます。
ます 。 ( 山 状 )。
寄り ジワを 描き
まし
ょよう 。
タダイド トス カー ト
流れ ジワ
14ら
@ ヒザ を 曲げ 、 脚 を そろえ
てすわ る
(左右
のももの 高 さがほぼ同じ 場合 ) プリ
ーツスカ ー ト
ユル
。 山 ジワ
ヒザ を そろ えて 高 さ も そろっ て いる 場合 、 スソ の 曲線 は
プリ ー ツ スカ ー ト も タイ トス カー ト も ほぼ 同 じで す 。
タイ トス カー ト
脚 の つけ 根 を 基点に、
大 き な 寄 りジワ を 描
きま しょよう。
ユル
の 山 ジワ
タイ トス カー ト
は 太もも とお 尻
の 曲線 がそのま
ま 出 やすい で す
脚 の つけ 根 。タイト ス
カー ト で は 、 こ こ を つ
な ぐ よ うに 曲線 で 寄り
ジワ を 描き ます。
念 脚 を 広げ て すわ る り か ンプアァィ
(左右 のもも の 高 さはほぼ 同じ ) 2 イー
| い 補夫き ン 2 脚 の曲面 に 沿った
テー ン ンク 引っ 張り ジワ を 描
きま しょう。
脚 のつけ根際に | 」 | /
寄り ジワ が で き - | 6 の ン
ます。 0) の
体 の曲面 に 合わせ た 曲 シワ が で きる ポイ ント
線 で、引 っ 張り ジワを
描き ます。 寄り ジワ
1 リ ーー ページン ンジ SXX う の 立 体 を意識 し て 描
用 ンク クン へ きま
しょう。
スト まわ り ユン ーー の 脚 のつ
スソ まわ り 。 明 eS の
〆 クン こ ーー
い 引 っ 張りジワ
が で きま す 。 ノ
/ 左右 に引っ 張
る 力 が 大 きく
加わ る 場所
ゆっ
スカ ーたり
ト した っ がクーも
太もも に 沿っ て
ご が くぼみ ます 。
M #
『 7 |
人@ 片 ヒザ を 立て る いい ル を りジワー
引張
右足 を 立てる 場合 1 5 シキ |
ヒダ が ある ので、
カド の ある アウ
トラ イン に な り
ます 。 - 脚 の 曲面に沿っ
基本 的 にできる た 引っ 張り ジワ
スソ ライ ン
直線
的 なスソ ライ ン
になります 。
へ
SS、
重なり
を描き
まし
ょう。
重なっ ていま す 。
、 タ イト スカ ー ト
| (スリット 入り)
スカー ト の 上面
が 見 えま す 。 スリ ッ ト は 全開 に
あい て いま す。
グ 巻き
込むように
寄り
ジワを 描き
まし
ょよう 。
145
プリ
ー ジツえ カー ト
前 面 の 浮きをと へ / 導
ら えま し ょ う 。 //
、 スソ は ほぼ だ 円 状
に と ら え ます。
タイ トス カー ト
脚 のつけ 根 際 か ら や
浮き 、山 ジワがで
きま す 。
布 が 寄ります 。 起
め ー 伏 の 強い 山 ジワを
描 をまし ょう。
長い 引っ 張り
2
スリ ッ ト が 入っ て
いる と 、 ス リッ ト
ッ イ トス カー トド な し より 脚 は大き
(サイドスリット 入り) く ひ らき ます
ほとん
ど ピタ
ライ
ンで す。
\ <<
| スリ ッ ト の 基点 か
後ろ 方 向 に 短い ンク ルル
引っ 張り ジワが で 人 のっ 2 ンダ N ーー
きま す 。 EN
、凡て 脚 の つけ 根 の く 」 ン
の びれ が スカ ー ト
の アウ トラ イン ピ 6
ほぼ 直線 です 。 ト
に 現れ ます 。
ンー
ツ スカ ー ト
① プリ ー ツ の ライ ン が
dsi ほぼ 真っ 直ぐ に な る と こ
す 。 ろ を と ら え ます (ほぼ 左
中 央 部を 決めて 描き 右 の中 心 あたり)。
まし ょう 。
|
ぐ⑧ 中 心 を 決めたら、 左
H ト 右 に カサ 状 に プリー ツ の
本 に 押 線 を 入れ まし ょ う 。
る 方 向 ふわ り と 広がる
部分 をあと から
加え ます 。
タイ トス カー ト
(バッ クス リッ ト)
… ス カー ト の 動き は 出 ません 。
H
ノ ァ ー マ ー、
| /
動い
ている 時 のプリ ーツ ハ
は 、 現 実に はかな り 不 規
/ / ン ノ ム> ー
則 に 中 に 入り 込ん だり し /
ーー
4
7
ALLLLLLLUUULL に
2
こ
て 乱れ ます。 い
ァ ン ニン
ンィテラ 放 ン
ルン ンク
ン
/
/
と ころ が 、 そ の まま 描く 省略 してもよい 山 ジワ。
と か えっ て 不 自然 さを 感 描く こと で 、 布 らしさ の
じ る こと が 多い で す 。 存在 感 が 増し ます。
それ らし く 見 える 作画 を
心がけ まし ょう。 スソ まわ り は だ 円 状 に と らえまし ょ う 。 シ ワ は
スリ ッ ト の 基点 まわ りにで きる ほか は 、 ほ と ん
ど 入 りま せん 。
htT 147
スカ ー ト の 広がりは
左右 とも 同じ くら い
に 描き まし ょう。
@@ 回 転 の 終わり 頃
由*0
回 転の 方 向 0 へヘを/
て で
体 の 向きが 変わ るポイ ント
( 腰 と 脇 線 との 交点 )。こ こ
N を 境 に スソ のライ ン 、 プ リ
、 一 ツ の 流れ が 変わ りま す 。
上 ふくらみ
の 終わり頃は :/」 B加 プリ ー ツ の 曲線
の向き、
ロン ! 幅 をほぼ 同じ くら い に
ら み が で きま す ほぼ 左右 対称 に プリー ツ 描く エリ ア
に の ライ ン と ヒダ の 広がり
を 描きます 。 スソ の ライ ン が 大 きく
切り 替わる ポイント
フリ ル が 下 か ら 出 て
| いる スカ
ート
7 メイ
び 構造 図体 の 面 をと
| | ら え て 描き まし ょ う 。 カサ 状 の 広がり を 1
| と ら え ます 。 U
148
@@ 回 転 の 始まり 途 中
プリ ー ツ スカ ー ト
スソ
の ライ ン
mer
回 転 の 勢い がある 時 、プ リー
ツの
曲線 はなびく 方 向 (回転の逆 方 向)
に ふく ら み ます。
mtttttttt0tttttttttttttttttttttitttiitttli 議-
回転の方 向
ボッ クス スカ ー ト
あま り 大 きく 広がり ませ ん。|
て へ/ 後ろ に わずか に な びき ます 。
N ふ
1498
巻き 込ん で いる スカ ー
ト は 、 ス ソラ イン を 描
いて か ら 表 面 の 線 を 描
きき 込み ましょう。
ジャ ケッ ト に 隠れ
て いる ライ ン
wW
めく れ た 重なり を 段々
状 に とらえ ます。
ヒザ を 抱え る 時
後ろ にスソを 出し ます。 / -
ヒザを 抱え る
太もも
の 面 に 治っ た
スソ を 巻き込みます。
曲線です。
スソ の ライ ン は シン プル
に とら え 、 あ と か ら ヒ ダ
を 意識 してアウ トラ イン
地面
につい てい
ね じ れ 上 ふう に 描い て 、
るお尻部 分
巻き 込み 感 を 出し ます 。
・ 地 面 に つい て いる 部 分 を とらえ ます。 生地 の 硬 さ が ある の で 、 お 尻 の 丸み の
・ お 尻 の 曲線 に 治っ て、ユ ルビピタ が 交互 に出る 曲線 にはなりま せん 。 折 れ 曲 が るイメ
よう に プリ ー ツ の ライ ン を と り ま し ょ う 。 ー ジで 描 ま しょ う。
151
作画 { 場 ーーポロ シャ ツ シン プル な カジ ュ ア ルス タイ ル の 描き 方 を 、
画 の 見 + ショ ー ト パン ツー 森田 和 明 氏 の 手順 に 学び ましょ う 。
ニー
ミタ た マデンー で ュー =の|
| 通常 アン グル の 全身 ポーズ を 描く 」
1. ベ ー シ ッ クボ ディ の 作画
久 顔(まる
バッ テン ) を 描く
ポー
ズ の アタ リを 描く
TS、
。
どん な キャ ラ に する か … ま ず 簡 単 なキャ ラ 設定 (ラフ) を
描い てイメ ー ジ を 固めます 。
語 ア 妨 必_
人@ 上 髪型 と目鼻 の 雰囲気
を 描く
① ⑥
ベー シッ クボ ディ は 顔 と ポー ズ の 設計 図
パン ツ や ジー ンズ 、 ス カー ト は な ん と か 描け る 。 最初 はト、 やはり ベ ー シ ッ クボ ディ の 作画 からで あ る 。 探る
T シ ャ ツ 、Y シ ャ ツ、ジ ャ ケッ ト の 描き 方 も 見 せ て もら っ た 。 線 で アタリ を と りな が ら 、 こ こ に は この あと 描か われ るバラ
これ で 無敵 か… と 思い きや 、 い ざ 描 いて みた ら シ ョ ー ト パ ンス の すべ て が 含ま れる 。 わ かりや すい ポー ズ で あり な が
ン ツ 、 そ れ も 脚 の つけ 根 まわり が 意外 なほど よく わか ら な ら 、 中 心 線 を とりな が ら 慎 重 に 描き 進め られて いく 。 髪型
い 。 ま た 、 ポボポロシャツ は 若年 層 か ら 年 配 者 まで 応用 範囲 は の アタ リ や 目鼻 の アタリ が 入っ たところ で 、 い よい よ 衣 装
広い が 、シ ンプ ル だ け に 魅力 的 に 描くの が 意外 と 難しい ア の 作画 が 始ま つた。
イ テ ム で ある。
そこ で 、 森 田 氏に 指南 を 仰い だのが 、 こ の 記録 である 。
15ら
2. 服 の アタ リ を 描く
@ エリ、 袖 、肌
人
ん
上アル
『
シワ や 胴体 に 対す る ボリ ュー ム を 探る 線
です 。
「 」
| NNW Il 】
ET 1 | 1
1 信二 1
/
#
|
NN
1 1
只 な
脚 線 の アタリ を 修正 し な が ら 、ブ ー ツ
の 位置 や ボリ ュー ム の イメ ー ジ も 描き
バパンツ の 形 、 長 さ の イメー ジ と 同時 に 、バ ッ ク ル の 形 込み ます 。
な どの アタ リ も 描き 込み ます。
シワ も アタ リ が 重要 だ
エリ 、 袖 、 胴 体 へ と 、 ほとん ごどな ん の よど み も な く 服 の ア 足元 に つい て は 、 現 段階 ヾ さわ から な い 。 た だ 、 脚 のポー
タリ が 入っ て いく 。 ポロシャツ と いう テー マ は いき な り だ ズ に 応じ た 曲線 の アタリ が 、 脚 の 向き を 表し ている だ け で
が 、 こ れ ま で に 描い た 経験 が も の をいっ て いる と いう の は ある 。 わ れ わ れ は 、 作 画 の 進行 を 見 守る こと に し た 。
この こと で ある 。 ポ ロ シ ャ ツ は エリ の 形 や 短い 前 合わせ 、
ちょ っ と 肩 パ ッド の 入っ た 肩 を 特徴 と し 、基 本 はしな や か
な 素材 で ある 。そ れ ゆ え 、 肩 口 ま わり の 張り や 腰 まわり に
布 が 溜まる 。そ の 特徴 その まま に 、 ア ウト ライ ン の アタ リ
が 入っ ていく 。 シ ョ ー ト パン ツ も 、 ゆ っ た り 系 の 木綿 タイ
プ で あろ うか 。 ベ ルト 際 のタッ ク の アタ リ や 、 折 り 返 しに
いた る シル エッ ト の上ふくらみ が それ を 語っ て いる 。
153
3. 両 腕 や 顔 ま わり の 形 を とりな が ら 、 お お よそ の 全体 像 の アタ リ を 完成 させる
@ 腕 と手 ⑯メガネ @ 髪 の 毛 やメガ ネ 、 顔 の 作画
4
紙 の 向きを 変えて 描く という の は 、 頭 部 は そ 瞳 はまゆ 毛 を 描い てか
) れ だ けさ ま ざ ま な 方 向の線 で 作ら れて いる と ら 描 き 込みます 。
いう こと で す 。
/
信 補 Mk
トン 6
ま
1
レ 才に3e
2 に
MR 1
線 を 探り なが ら 描 く
大 まか な 衣 装 のシル エッ ト が 森田 氏 には 見 えた の か 、そ の
ペン シル の 先 か ら は 腕 や 頭 の メガネ が 生ま れ 始 め た 。
服 の アタ リ の 線 も そうだ っ た が 、 薄 く 、 細 く 、な ぞ る よう
に 舞う よう に 線 が 描かれ 、 衆 目の 想像 を 裏切り 、ある い は
応えるよう に 、形 が は っ きり 現れ て くる 。
繰り 返し な ぞりな が ら 、 形 を 生ん でいく … そ れ は 、 探 るよ
う で も あり 、 無 形 の イメー ジ の 呼び 声 に 応え ながら キャ ラ “
を 生ん でいる よう に も 見 える 。 』
衣装 が シンプル な せい か 、 通 常 よりも 早い 段階 で 髪の毛 や ぁ
顔 の作画 が 始ま った 。
154
4. 上 半身 の作画 … ユ ルビ
タ を 意 識 し た りんかく 作り
@ エ リ ま わり @ ベ ルト (胴体
のあと)
Nパ や
エリ は 左右 の
1 人 高さを そろ え
ーー 間
ユル を 意識して
描き ます 。
ヤ
Res__
山ジワ
ビッ
ポロ シャ ツ は 肩 に バッド が 入っ て いる の で 、
腕 の 動き に 伴って 体 から 浮きます 。
人@ 腸 体
4 ) 流れ ジワ
4 (引っ 張り
2
/
WE ms
ーー ニートー い
アデデ ヽ
N
寄り ジワ スソ は パン ツ に 入れ
て います。
肩 ・袖 ・ 腰に 1 つ 山 ジワ を 与え よう
「 ク ール ダウ ン に ちょ うど いい 」」。 一 服 の 後 、再び 森 田氏の は 、「 知] の 大 切 さ である 。
よど みな い 原 稿 上の 演奏 が 始ま った 。 見 て 描く 時 、そ の 衣装 の 特徴 や 構造 を どれだ け 「 単 語]と
べ ぺら っ と し た 感じ の エリ 、ボ タン 2 つく らい が 目安 の 前 合 し て 、あ る い は 「 体 の 感覚 ] と し てと ら え 、 鞭 積 し ておく が 。
わせ 、 ほ っ そり と し た ウエ スト に いた るし な や か な ボディ 絵 を 描く人 間 は 、 通 常 [一度 描い たも の な ら 二 度目 も描け る 」
ライ ン と 、 そ の 下 に 溜まる 柔らか な 山 ジワ が 醸し 出す 布 の と いわ れる が 、 そ の 一 度目 を どれだ け 正 確 に 、ま た 真剣 に
ムー ド …。 ま る で そこ に この 衣装 を 着 た モデル が 立っ て い 描く か という こと が 、 そ の 根底 にある 。
る か の よう に 、 独 特 の ユル ピタ バラ ンス を 反映 し たポロ シ と ら え る ポイ ント は 以下 の 通り 。
ャ ツ の 特徴 が 、 余 す ところ な く 描 き 出さ れていく 。 ポ ロ の
手触り が、思 い 出さ れるよう で ある 。 @ エリ や 合わ せ 、 袖 口 や スソまわ り (着こなし )
@ 肩 に パッド が 入っ て いる の で 、 腕 の 動きに 応じ て 肩 が 浮く
作画 経験 の重要 さ… も さる こと な が ら 、 おむしろ 痛 感 す るの @ 胴体 部 分 は 柔らか く 、フ ィ ッ ト 気 味 に な りつ つゆ っ た り 感 を持つ
155
5. パン ツ と 脚 の 作画 ユル タイ プ の シ ョ ー ト パン ツ
引っ 張り ジ
@ フ ァ ス ナー部 ワ 。 脚 のつ
3 け 根 の 曲面
を 反映
した
曲線 です。 /
ユル 。 山 状に 張り 出し : 躍 線 を 目安 に 引っ 張り ジワを 描き 込み ます 。ち ょ っ と だ ぼ つ 引っ 張り ユル タイ ブ の パン ツで ある こと を
を 描き ます 。 "描き ます 。 き 感 を 意識 して 曲線 を 作ります 。 ジワ 意識して 、 山 ジワを 描き 込み ます。
価 アウ トラ イン と 折り 返し 信 脚 部
ユル タイ ブ の ショ チ
ー ト パン ツ の 特徴
を 出す 山 ジワアウ
トラ イン 。
エッ ジ の 厚み で 布 の
重なり
を表現 します 。
アタ リ な
、 の で 、向
、 き は 確定
脚 の 向きと 曲面 Cu*
に 合わ せ た 下 向 2
き カー ブで す 。
スソ をほん の 少
し アァ
オリ に 搭 く 1
こと で、 動 きが ご くわ
ず かに ご くわ
ずかに
出 ます 。 上 向き カー ブ 下向き カー ブ
折り 返しのスソ の 曲線
で 脚 の 動き を 演出
ちょ い ユ ルパン ツ が も た らし て くれ る キュ ー ト な キャ ラ 。 に も 、 キ ャ ラ に も 躍動 感 が 与え られ る の で ある 。
森田 氏が 描い てくれ たの が まさ に それ で 、 そ の ヒミツ は、
アウ トラ イン に 1 つ 大 きめ の 山 ジワ を 描い て 、 す っ きり さ こう し て 、 次 に 足 売 に かがかかり 、 ブー ツ が 描か れること に な
せ た シ ル エ ッ ト に ある 。 る わけ だ が 、 な ぜ ブ ー ツ な の か 。
また 、 股 付近 のシワ も 、 最 低 限 の シワで 「 服 のふく ら み を 「 衣 装 が「 ユ ル 」 系 (ゆっ た り ) で 決ま ったか ら 、 足 も と
感じ させる 」 よう に 、 曲 線 の 向きと 長さが 計算 されて いる は 「ピ タ 」 系 で 全体 の バランス を と り 、 印 象 を引き 締め る
の が わか る だ ろう か 。 さら に、 型 どおり に 描け ば、 決 して 「底 効果 を 狙う 」。
面 ]が 見 えない 折 り 返 し 部 分を 気持 ち アオリ 気味 に描く 。 これ が コー ディ ネー ト の 発想 である 。
これ は 着こなし という より 、 ちょ っ と し た 「着 崩れ 演出 」 だ 。
※ コー ディ ネー ト を 決定 する もの は 、 その 衣装 を 着る キャ ラ の 性 格 であ
ほん の スパ イス に 過ぎ な い が 、 こ れ に よっ て 衣装 のムー ド り 、作 家 による 「 キャラ の イメ ー ジ 」 「 キャ ラ 設 定] が 決め 手 に なりま す 。
156
6. くつ (タイ ト 系 ハー フ ブ ー ツ ) の 作画
念 右足 から 描 きます (手前だから )
| 曲線で描き
ます。
@
〆
な 4
パー
ス が つい て
(が | 敵陸 1
いる
の で、 だ 円
は 右足 より 大 き
な 曲率になりま
細 計 本 ぎ・ /
真っ 直ぐ 。
足首
部 分に
山 ジワはで
きま せん 。
語 ③ ブー ツ の りん か く
⑥ 中 心 線 を 意識 し ながら 、 編 ⑥ 細部 を 描き 込んで 完成 させ ① 脚 線 を 整え る こと か ら ⑧ は き 込み口、足 首 をと り ま す 。 蹴り 上
み 上 げ ヒ モ を 描き 込み ます 。 ます 。 始め ます 。 の アタ リ を と り ま す 。 げた 直後 の 定 なので、
足首 は 伸び ていま す。
描き 込ま なく て も 中 心 線 をとら え て 描く
服 のアタ リ 段 階 ヾでば どう なる か ナゾ だ っ た 定 元 は 、タ イト
な ショ ー ト ブー ツ が 描かれた。 ポ イン ト は
@@ 足首 、 足 の 甲の 高い 部 分 な どをと ら え て 描く
@ 指 き 込ま なくて も 、 中 心 線 を イメ ー ジ し て 描く
この ら 点 が「 コ ツ 」 と で ある。 通常 は、中 心 線 は 軽く描き
込ん でか ら 描く ほう が 描き や すい 。 も う 一 つのポイ ント は、
「 ブ ー ツ の 足首 部 分 に は 、 い つもシワ が で きる わけ で は な い ]
と いう こと だ 。 ブ ー ツ の 足 首 は 、 機 械 的 に シワ を 描き が ち
だが、 シ ワ は 、 や は り 動 き に 伴っ てできる 、そ し て 必要 が
④ 以下 の 手順 は右足 と ほとん 最後 に厚みのラ
ど 同じで す 。 イン を 描き込んで
な けれ ば 描か な い … そ れ が ベス ト な の で ある。 完成 させます。
157
7. 腕 や 手 、細 部 を 描き 込んで 完成 させる
ニーソ ックス の フチ 人@ 石 腕 。。。。 械 の 向きを 変えて 美しい
腕のライ ン を 描く
ヽ
りこ ec ュン
7=ー 代7
\ 祥
1
% ne 、
ヽ る<
- *
ニー ソック ス のは き 込 み品 腕 一 手の 仕上
も の 曲線 を 少し
部 分 。太 も げに リス トバ
強調 しよう 。 ンドを 描き 込
み ま す 。
見 た目 は 引っ 張り
ジワ 。 性 質は 寄り
ジワ です。
流れ ジワで 袖 のゆ と 礎 りミノジワ を 描き 込ん
き :
や や ゆる ライ ン は 体 に 沿 ふっ た 曲線 で す 。 り を 表現 します 。 で 完成 。
ミミ ミミ
シリ の 線 はシリ の 性質 を 見 きわめ て 入れ る ae で ベルト ま わり の
@⑯ シン ブル な 引っ 張り 線 も 、 寄 り ジ ワ を 表現するこ 寄り ジワ 。
と がある
最後 に 、 残 った 部 分を描き 込ん で 「出 来 上 がり 」 …
この 間 、30 分 経っ ていない 。 _ 上 と 下に 引
衣装 の 知識 や 作画 経験 の重要 さもさること な が ら 、 語 に各まる > っ 張 られる
シワ が 生ま れる の は 「 体 ゆえ 」「 動 き ゆ え 」。 それ を 。 シワ / いさ テー II
目のあたり に する よう な ひと 時 だ っ た よう に 思え る 。 服から下は 2 // ぶ ら え ます。
逆 に 言え ばシワ の 線 を 描く こと によっ て 、「 衣 装 の素 股 から 広 が
材 感を表現 する ] だ けで な く 「 体 や 動きを 表現 する る シワ
スソ
の折り
こと が で きる 」 の だ 。 和の
158
「 シ ョ ー ト パン ツ は アオ リ が 上 難しい] … ア オリ で
と ら え た ショ ー ト パン ツ に 特 化 し た テー マ で 作
画 をお 願い し て み ま し た 。
テー マ と し て 描か
れ たイメ
ー ジ ラフ 還
中 心 線
イメ ー ジ ラフ に 準じ て 脚 部 のア
パン ツ に 特 化 し たテー マ
タリ を 描きます。 上 半身 は 特に 指定 が な か ったの で 、 ア ン
でも、 頭 も 含めて 体 の バ
ラン ス を と っ て 描き ます 。 グル や 脚 部 の ポーズ に 合わ せ て 動き の あ
る イメ ー ジ を 描き ます 。
2. 服 の アタ リ を 描く
上 半身
の 動き をイメ
。ー ジ し た 流れ ジワ
バッ クル 。 ア ング ル
と 中 心 を は っきり さ
せる 効果 が あり 、ウ
エス ト か ら 下 半身 の
作画 にあたっ てバラ
ンス の キモ に な り ま
す 。
キャ ラ の 衣装 に 変更 は ない の で 、 大 づ
か み に 服 も 描き ます 。 キャ ライメー ジ バン ツ の セン ター の 継ぎ 目 を 中 心 線 代わり に
を 明確 にして お く 意 味 があります 。 し て 、 体 の 下面 を とらえま す 。
体 の部 分を 描く 場合
も全身 のバランス をと る こと が 重要
「 アオリ で 描い た ショー ト パン ツ が 難し いん で す 。 特 に 股 付 が 、 あ ら た め て 身 に つま され る 。 そ れ は テー マ が 部 分でも 、
近 か ら スンソン部 分 の 立体 を どう とら え た ら か っ こ 良 くな る の 描く のは 「 キ ャ ラ で ある 」 と いう スタ ンス の 重要 性を示す
か …」「 い いで す よ 」 ひと 言 で 、 作 画 が 始ま った 。 こと に も つなが る だろう 。
大 ざっ ぱな イメ ー ジ ラフ の よう に 、 部 分 から 描 かれる こと
を 想定 し て いた が 、 あ た り 前 のよう に 頭 から 体 へ と 、「ベー 服 のアタ リ 段 階 で注目 する のは 、「 中 心 線 で 体 の下面 を明確
シッ クボ ディ 」 の 作画 に とりか か る和森田 氏 。 に する 」 ラフ で ある。 実際 の 中 心 線 で はなく 、「 体 から 浮い
これ が 基本 なのだ。 た と ころ に ある パン ツ の 中 心 線]」 で 、 体 下面 を は っきり と
今回 は あくまで 腰 ま わり が テー マ ゆ え 、 顔 や 手足 の 細か い ら え る 。 こ れ が 実践 的 な テクニッ ク で ある 。
作画 は 省略 し て もらっ た が、「 ど うい う 動 き の 時 をとら え て
描く の か」 それ を まず ハッ キリ させ る と いう こと の 大 切 さ
160
3. パ ン ツ の 作画
@⑯ アウ トラ イン の アタ リ を と る
股 位置 の ライン を / い
ピジョン
して、 バ
、 ン ツ の 山 ジワ の ア
、 タリ をとります。
目安
太もも の 曲面 に
合わ せて、スソ
の だ 円 の アタ リ | / 肌 か ら の 浮き
をと ります 。 | (ユル 具合 ) を お 尻 付近 の 山 ジ ワ のアタ リ 。や や ユ
| 強調て とら ル タ イ プ の パン ツ の ボリ ュー ム は 、
」 えます。 ここ に も 反映
されます。
スソ の だ 円 が 強調 され るくら い の ア ング ル で は 、 脚 の つけ 根
に ある お 尻 の 丸み もとら え る 必要 があり ます 。
人@ 細部 の アタリ を と りな が ら 、 線 を 整える
“ こ (
と ' /
正面 アン グル で 描い たも の を 確認 し なが ら 描 く
な ん で キャ ラ 設 定 や 設定 資料 を作る 必要 がある の か 。 マ ン ちり 描け ばそれ が 次 に つなが る も の で ある 。 そ し て 、 そ の
ガ 家 のタマ ゴ 達 か らしば し ば 問わ れる が 、 今 回 の「 ア オリ 大 元 に なる の が 設定 資料 な のである 。
で の 作画 ] は 、そ の 答え の 一 つ になる だ ろう 。 認 と いっ て も 「 ア オリ が テー マ 」 な の で 、 お の ず と 強調
描い たもの の アン グル を 変え て 描く 。 特 に 登場 キャラ の 特 する と ころ 、 見 せ ねば な ら な いと ころ は 正面 アン グル と は
定 の 衣装 を 決めて 描く マン ガ は 、 多 か れ 少 な かれ 「 ア ング 違う 。 準じる ところ と 「 変 えて しまう 」 と ころ を 自信 を 持
ル を 変え て 描く 」 必要 に 人 迫 ら れてあたり 前 である 。 っ て 自分 で 決め て 描く 必要 がある 。
スソ まわ り の 表現 、つまり 正面 向きの 場合 で は 寄り ジワ を
アオ リ で の パン ツ … そ の 作画 に あたっ て 、 山 ジワ の 位置 や 入れ るが 、 ア オリ で は 描か な い (省略 する ) な どは 、そ の
シワ の で き 方 の 基本 は 、 前 項 の 「 正 面 向き のポー ズ 」 に 全 最たる 部 分 であろう。
て 答え が ある 。 言 っ てみれ ば 作画 と は 、1 つの もの を きっ
161
4. 脚 部の 作画 一 仕上 げ
@ 石脚の作画
7
が
ア
/
外側 のライ ン か ら 確 定 します 。 折り 返しの 幅 が 左右 同じ くら いに な る よう に 描き ます 。 左 脚
より 少し 前 に 出し て いる の で 、ア オリ が か か り ま す 。 そ の た
め 、 ま っ た く 同 じ 幅 より も 少し 狭く とらえ ます 。
@@ 左 脚 と 股 付 近の 仕上 げ
re すく 2
い 前 面部 の寄
PRK 4 り ジ ワ は省
略し ます 。
お 尻 ま わり のアウ トラ イン も 描き 込ん だら 、 最 後に
スソ の 裏側 やスソ 際 の 太もも に タッ チ で カゲ を 描き
込み 、完 成です。
206 2
テー マ 「ア オリ の 場合 」 完成
左 脚も同様 に 描い て 、 ニー ソック スラ イン を 描き 込み ます 。
この
アン グル で は 、 ユ ル 感 は アウ トラ イン と サイ ド ま わり
16ら8
5. そし て で きた カバ ー イ ラス ト の ラフ 画 がこれ だ !
163
デニム、 木 綿、革 の 代表的 なパン ツ の 素材 による 質感 表現 を 見 て みまし ょ う 。
寄りジワ
が 主体
引っ 張り ジワ
ヌ
計 ゆるやか が 主体
な 山 ジワ
/が
木綿 2
(柔らか め ) /
す
0
「) PR 』 eS の
普通 の状態 では、
アウ トライン に し な や かな
ほとん ど シワは ライ ン に よ
出 ません 。 る 寄りジワ
164
ののもいや
ZZ/
165
キャ ラ は どう や っ て デザ イン する か
森田 和 明 のキャ ラ デ ザ 現場 の ひと コマ か ら キャ ラ に 衣装 を 着せ る … と いう こと は 、 な ん と な
く 服 を 描け ば 良い 、と いう わけ で は あり ませ ん 。
描い た キャ ラ と の 対話 の 中から 、 衣 装 は 決まり ま
す。 以下 は、 森 田 氏 のキャ ラ デ ザ の 現場 の 手記 です 。
る る るぐ ア タ リ る ぐるぐる
キャ ラ デザは、 キ ャ ラ と 対話 し な がら キ ャ ラ を 育
て る もの なの で す 。
(9
アタ リ の 時 点 で和 気 を つけ る こと
キャ ラ 設 定 的 に 描くな ら 、
〇 動 的 な ポー ズは な る べく 避け る こと
〇 棒 立 ちの もの より は 、 片 腕を 曲げる
な ど 、 左 右 で 違う 服 の 表情 を 描い てお く
(左右 非対称 のものを 除く )
ー 以 上を 踏ま えた アタ リ を 心がけ る 。
・ 実 際は 服 の カタチ も アタ リ の 時 点 で 考
慮 する。
・ 裸 を きっ ちり 描写 する ことは ほとん ど
な い。
最低 限 、 関 節の位置 が わかれ ば 問題 ない |
と 思う 。
※ 森田
氏の 手記 より
|
> ワン ポイ ント
裸 デ ッ サ ンさ え で きれ ば 、 ど ん な
衣装 も 思い の まま で ある 。 だ が 、
どん な 衣装 を 着せ たらい い の か ?
どう や っ て 服 を 選び 、 着 せた ら
いい の か ? 日常 からさまざまな
ファ ッ シ ョ ン を … そ れ も 、 ゲ ー ム
や アニ メ や マン ガ の ほか 、 日常 の
身の回り や 通行 人、ドラマ や 映画
な ど 、「 ど ん な 人 が どん な か っ こう
を し て いる か 」 の 銀 察 と分 析 、 薔 と
積 がとても 重要 だ。 青 鉛筆 段階 のもの
166
<< 服 を着せ る 。。。
〇 年 上 のお 姉さんふう 〇 アタ リ の 時 点 で キャ ラ の 感
じ が 「 年 上 の 姉さん 」 に な っ た
の で 、 そ の イメ ー ジ で 服 を 着せ
た。
キャ ラ の 年 齢 と いう の が 服 を 考
える 上 で 一 番 重 要 。
年 相応 の 服 を 着せ ること で 、 印
象 を操作 で きる (ファ ンタ ジー
系 ではこの 限り では な い)。
季節
感 も 忘れ ずに !
|
JAN
メグ
アタ リ と 重ねたもの
167
ss 服 を 着せ る 。。。
⑨⑥チ ャ イナ服
中 心 よ りズラ し
胸元
シースル ー
Or 青
全体 的 にシルク
っ ぽい つや 有り
> ワン ポイ ント
色 や 質感 のイメ ージは、 形 (シル
エッ ト) と 同様 に 、 キャ ライ メー
ジ を 決定 する 重要 な 要素 である 。
質感 の 覚え 書き (ここでの 「シ ル
ク っ ぽい つや 有り 」) も 、 作 画 の 中
で 定まっ て きた イメ ー ジ で 、 シ ワ
の 入れ 方 も この イメ ー ジ に 沿っ た
も の で 、 こ れ が キャ ラ と の 対話 で - アタ リ と 重ね たもの。
ある 。 $
「 ピ タ 」 主体です。
168
。< 服 を 着せ る 。。。
〇 ファ ] ル
1J Ki
6 嘩 1 豆 貴 選問 硬 G馬押
こさ
貞 的 なイメ ー に G
と いう (これ まで の ) プロ セス
を 経る と 、キャ ラ の バッ クボ ー
ン や ス トー リー が 生まれた りす
る (年 齢、仕 事、性 格 などな ど)。
どん な 服 を 着せる 時 も、そ の 時
の シチュ エー ショ ン を 考え る の
アタ リ と 重ね
たもの。
「 ユ ル 」 主体です。
169
ee> 服 を 着せ る 。。。
〇 服 先行 な らば 服 に 似合う
キャ ラ デ ザ イン を し よう 。
ア / =
で ン この キャ ラ は 、 上 が ピタ 、下がた
ーーング っ ぷり ユル が 似合うようだ 。
170
〇 服 先行
のデザ イン
〇 服 先行 な らば
服 に似合う キャラ
デザ イン を !
人@ワ ン ボポイ ント
キャ ラ 先 行 …キャ ラ の 声 を 聞く 。 服 先行
… こ の 場合 は、 服 の 声 を 聞く こと で ある 。
「 声を聞く 」 と いう のは 、 イ メー ジやビ
ジョ ン を 自分 なり に 言語 化し てとら え る
こと が な され て いな けれ ば か な り 難 しい
も の が ある。
マン ガキ ャ ラ を 描き 始め の 頃 は 、こ の イ
メー ジ を 言語 に し て とらえ る こと が 、 非
常に 違和感 がめること が 多い 。 し かし、
それ を 克服 しない 限 り、全 てが 「 な ん と
なく」 に な っ て し まう 。「 な ん と な く 」
で は 、 読 者 に 届く もの も 「 な ん と な く 」
… そ れ で は 、 商 品 価値 は ほとん ど 認 めら
れ な い 。 プ ロ を 目指 すなら 、 心 しておく
べき こと であろ う。
バス トショ ッ ト でも、 衣
イメ ー ジ を 言葉 に する に あたっ て は 、 世
装 の 違い とキャ ラ の 雰 囲
間 一 般 で いわれ て いる 「可 愛 い 」 「 きれい」
気 の 違い がわか り ま す 。
「 上ぶ わ ふわ 」「 ひら ひ ら 」 な ど 、 あ りき た
りな 言葉 で と らえる こと が 大 切 。マン ガ
を 描く 人 間 に は 世間 をナナ メ に と ら え る
感性 も大 切 だが、 素 直にと ら え る 感性 、
スタ ンス を 養う こと も 重要 なの だ 。
171
キラャ
デザのネタ amrraems 。 mmmsmm bt
EPRESESRR5
EEYY 計 PRS
SSEECKG2SY4
WW
EE
服 か ら 人 る か、 キャ
で す が 、 応 用 に 役立つ 基礎
ラ か ら 人入る か 。 既製 の服 か 、
知識 を 身 に つけまし ょ う 。
オリ
長き
のいろ いろ
17ら
くる
点し 丈
173
(広がり の いろ いろ) 記 細 を mW に と5えま し ょ う 。
下 を 地味 に し たら上 を ひ
ら ひ らと か、 上も 下 もひ
ら ひ ら と か 、 組 み 合 わせ
で 、 シ ッ ク 、 シ ンプブル 、
クール、 キ ュー ト、 ゴ ー
ジャ ス … な どの イメ ー ジ
が 生ま れます
ーーー 送- ! !
174
(、 形 の いろ いろ )
ひだ
ひだ (プリ ー
@ 利用 例
スカ ー ト の 形 を 作
る ため には く下着
で す 。 カ サザ
サ状 に 広
が る スカ ー ト の 下
に は いて いま す
ひら ひら
(フレ アー)
175
和志 スカ ー ト の サイ ド や 後ろ に 入る 切れ 込みを
スリ ッ ト スリッ ト と いい ます 。
人@ タイ トス カー ト ミニ
の タイ ト
サイ ドス リッ ト
スカ ー トの 側面 、勝 線上に
入る スリ ッ ト で す 。 動 きに
よっ て 太もも は 見 えま す が 、
切れ 込み の 深 さ はパン ツ が
還
見 えない 程 度 の 長 さで す 。
正面 から見ると、
普通 のタイトミ
ニです。
./) Y お 尻 はピタ ライ ン で 、 脚 の
5 つけ 根 か らスカー トラ イン
が ほぼ
真っ 直ぐ 下り る シル
エッ ト は 、 ス リッ ト 入 り タ
イト な ら で は で す 。
1 |
一 般 的 な スリッ ト
ヒザ 丈 タイト スカ の 深 さ の 目安
ー ト の スリット
フロ ント 真正 面
スリ
ッ ト。 ち ょ
っ と 特殊なタイ
プで す
バッ ク
スリ
ット
後ろ の中 心線
上 に 入る タイ
プで す 。
左右 どちら か の も も
の 上 に スリ ッ トルが 入
る タイ プです。
176
チャ イナ ドレス 。 ス リッ ト の 入っ た ドレ
スです。 通常 は 左右 どちら か の 片側 に
NR 脚 のつけ 根 か ら 始 まる 深い スリ ッ ト が 入り
ます。
脚 の 動きに 制限
ロン
グドレスで、 が ほとん ど ない
片側にスリ ットが の が 特徴 です
入る
スタ ンダ ード
タイ
プです
ショ ー ト ドレ ス
で 、 左右にスリ
ッ ト が 入る タイ
プです
セミ ロン グ
タイ
プの 左
右スリッ ト
素材 表現 に つい て
】 』
ト !
綿 (コッ トン) … 引 っ 張り ジワふう デニム… 寄 りジワ に よる 起伏をとら 革 (レザ ー) … は っ きり し た 境界を描
の 線 表現 を 主体 に します 。 えて 、タ ッ チ を 用 いま し ょ う 。 か ず に、 綿 の 起伏 を 陰影 で表現 します。
177
(〈ベ ルト の 位置 で 胴体 の 長き を 変え て 見せる
) 人昌
腰 幅 の 位置 EtW ーー
178
フパ ン ツ 長き 、ス ソ の 形 、 ユルビ ピタ に よる 脚 線 シ ルエ ッ ト の 変
6 化 など 、 パ ン ツ を デザ イン に 生か
すポ イン ト を 見 て み
まし ょ う 。
(長き の いろ いろ )
ショ ー ト タイ プ ヒザ 上 タイ プ ヒザ を 隠す タイ プ スネ に か か る タイ プ
180
ぐに 1 3 |』
に プ4 od
2間 盆 770 5
ラプ ング / ーー で ーー
足首 まで のタイ プ くる 記し に かか る くる ぶし を 隠し て 変則 : 左右 違う 長 さに
タイ プ 足 に か かるタイ プ する タイ プ
181
て ベルト の 位置 は3 タイプ)
【 s 5 8 上
ベル ト は、 腰 のくびれ のところ サッ シュ タイ プ の ベル ト で 、 実際 には 腰
に ベル ト の 上 端 が 来る よう に 描 の 位置 で 留め ていま すが、 上 か ら 巻 いた
きま し ょ う 。 帯 の 効果 で ローウエ スト に 見 えま す 。
18ら
ES は
* の
腰骨 ライ ン で は く タ イプ は 、 下 着 の ヒッ
プ ハン ガー 上 着 の スソ の 長 さも 、 胴 体 の 長 さを
パン ツ と ほとん ど 同 じ 位 置 です 。 変え て 見 せる 効果 があり ます 。
183
くつ
を 学 ぼう
くつ は キャ ラ 表 現 のため の 衣 装 の 一 つで す 。
描く ポイ ント くつ は 足 の 服 です 。 描き たい イ メー ジ に 合わ せ て 、 お お
ま か に 足 の 形 をとら え て 描き まし ょ う 。
(〈 ロー ファ ー を 描く )
s、 ング
Sで ミュ
へ ュ ュグー
ーー テン ンク
ーー テー
Q① 足 の 形 を とら え ます 。 ② 足 の 厚み をとら え る ⑬ 甲 の曲線 に 合わ せて
シル エッ ト を 確認しまし アタ リ を 描き 込み ます 。 上 端 の ライン を 描き 込み
6 ます 。
| |
④ バン ド 部 分を 描き 込 ⑤ バン ド 部 分 の 細部 を ⑥ 上 面 の形 を 描き 込み
み ま す 。 描き 込み ます 。 まし ょう。
⑦ 全体 のりん かくをと ⑧ くつ 底 を つけ 、ベ タ
ります 。 を 入れ て 完成です。
184
(てく つ を 描く上でとら え る ポイ ント )
@ 形 を とら え る
/ 。 ノ
ーーーーツ7
スニ ー カ ー。 カ カト つき の 草履
ET が 、 足 全体 を包む 形 に 進化 した
草履 … 足を 載せて 鼻緒 で 劉 カカ ト に 厚み を つけ た タイ も の と し て と ら え まし ょ う 。
め ま す 。 も っ と も シン プル プ の 草履 。
な くつ です。
スト ラッ プ ブー ツ
ロー ファ ー。 ス ニー カー か ら 包 サン ダル (カカ トス トラ ッ プ)。
む 部 分 を 減ら し 、 カカト を つけ 足 先を包 お 部 分 を 残し て、全 体
た 形 です 。 に スリ ム 化 し 、ス トラ ッ プ を つ
けた もの です。
足 はくつ の 先 ま で
つま っ て いる もの
で は あり ませ ん。
サン ダル (ピン ヒー ル )。 ロ ー サン ダル (ウェ ッ ジ ソー ル)。
ファ ー を 底 だけに し て 、 ヒ モ と 地面 に つく 面 を 増やし たも の 。
ヒー ル を つけ た 形 で す 。
@ 先のとがった くつ は 足 を 変形 させて 描く
N 。 思
届の 」 【
i
{
|L
1
に
外側
実際
の 定 より大
外側 と内 側 の ライン の 内 側より 外側 をふつ きく
なります。
違い を 意識 して 描きま くら させ て 描き ます 。
し ょ う 。 と |
足 とくつは だ 円 形が
@ カカ ト の ある くつ の ナナ メ 向 き は 底面 を階段 杖 に とらえ て 描く 基本です。
普通 の 状態 の
くつ の 底 カカ ト が 高く なっ た 時 の
くつ の 底
代表 前 な キャ ラタ イ プ を 表す くつ | と oe ups
二 ) カカ トの 高き やシル エッ トで、 動き
シッ ク な カジ ュ ア ルス タイ ル の 体操 服 + ブル マの コス プレ ゴス ロリ ふう キュ ー ト 少女
お 嬢 さん 女子 高生
186
ショ ー ト パン ツ に ブー ツ の 和服
のお 姉 欄
元気 ふう少女 見 家庭 教師 ふう
2 の お ね えさん
187
( カジ エミアル に パン プス ) 足 を 覆う 部 分 の 長 さと 高 さ を とら えて 描き ましょ う 。
足 を 覆う 部 分 の 高さ |
は 、 カ カト の 高 さと
ほぼ 同じで す 。
床 のライン とほぼ
| 平行のライ ン を と
つて 描き ます 。
曲線 でくつ(足) 。
の 立体感を出し / 線
188
つま 先 の 丸 さと 厚底 、 高 く 太 め のヒ ー ル が 特徴 です 。
C ゴ スロ リ シュ ー ズ )
ーー
つま 先 部 分 の 高 さの
鼻緒 の 位置 が 前 すぎた り 後 ろ過 ざた り し な い
よう に 、 バ ラン ス を と っ て 描き まし ょ う 。
つま先 の 厚み は
は カカ
トの 約 半
分です。
1898
(〈C.アク ティ ブ に プー ツ 定 部 分 の バランス を と ら え ます 。 留 め 具 の 位置 と足首 の 関係 や 、デ ザ
イン ライ ン の 位置 を目安 に 描き まし ょ う 。
真横
から 見 た
チビ キャ ラ で も
足元 はおろそか
に で きま せん
180
あと
がき
「 林 君 は カッコイ イ 服 を 描い てもダサ く な る ね ]
初め てアシ と し て 使っ て もらえ る よう に な っ た 頃 、当 時 のマン ガ 家 先生 に 言われ た 言葉 である 。
な ぜ だ ろう
か。
今 な らわ か る 。 服 を 描く のが 楽し くなか っ た 。 服 に 全く 興味 が な かっ た 。 服 な んて どう で も 良かっ た 。
マン ガ 家 と し て デビ ュー する こと の ほう が 一 大 事 だっ た 。
そう いう 、 地 に 足 の つい て いな い 姿 勢 、「 読 者 に キャラ を 伝え よう ] と いう スタ ンス が 、 そ こ に は まる で
ない 。
スト ー リ ー を 伝え て くれる の は キャ ラ で ある 。 ス トー リー を 読ん で も らえ る よう に する の も キャ ラ で あ
る 。 キ ャ ラ こ そ あ る 意味 、 マン ガ の 命 で あり 、 マ ン ガ の 立役者 様だ。
に も か か わら ず 、[「服 を 描く のがめん どく さい 」「 服 を 描い ても 楽し くな い 」。
その 姿勢 は 、キ ャ ラ を 愛し ても いな けれ ば 、 読 者 の こと なん か も まる で 考え ていな い 、 独善 性 / 独りよ
が り の 典型 的 な 、 実 に みっ と も な い 姿 である 。
コス チュ ー ム を きっ ちり 描く 、 と いう こと は 、 自 分 の キャラ を 愛す ること で ある 。
それ は 、 自 分 の マン ガ を 読ん でくれ る 読者 に 伝 んたた い 、 喜 ん でも らい た い 、 と いう 気持 ちく 要求 > があ
れ ば 、 自 然 に 生ま れて くる も の だ 。
それ は 、 読 者 を大 切 に しよう と いう 姿勢 の 現れ 、 読 者 の 皆さん へ の 誠意 その もの と も 言え る 。
最初 から 服 に 興味 が ある 人 は 、 興 味 の な い人 より も ラッ キー だ 。
し か し 、 い ぎ 、 袖 と か 袖 つ き 線 と か 、 一 つ ひ と つ 、 イ ヤ イ ヤ で も 触れ て いくこと で 、 だ ん だ ん な ん か 服
が わか っ て きた 。 服 が わか っ て きた ら 、 だ ん だ ん 、 な ぜ か 服 を 描く のも 楽し くなっ て きた 。
衣装 一 つ で 、こ ん な に も キャ ラ の イメ ー ジ が 変わ る !
その 驚き と 喜び は 、 不 思 議 にも 慣れな い 。 常 に、 新 鮮な感動 を もたらし て くれ る 。
本 書 が 、そ ん な 服 嫌 い の 人たち に も 、 な に か の きっ か け に な る こと を 祈っ て 。
ゴー オフ ィス 林 見
191
圏 著者 紹介 圏 ス タッ フ / Stuff
林 晃 (はやし ・ ひ か る ) e 作画
1961年 、東 京 生まれ。 東 京都 立 大 学人文 森田 和 明 (Kazuaki MORITA) 瓦 屋根 (Kawarayane)
学部 / 哲学 専攻 卒業 後 、本 格 的 に マンガ
竜田 (Tatsuta) 枯 崎 遇 (Kou KIZAKI)
家 活動 を 始め る 。ビ ジネス ジャ ンプ 奨励 MM いっ ち (lcchi) ちく わ (Thikuwa)
賞 、佳 作 受賞 。 マン ガ 家 ・ 古川 貢 氏 、井 上 紀 良 氏に 師事
する。 実録マン ガ 「 ア ジャ ・ コ ング 物語 ] で プロデビ ュ 雪野 泉 (Izumi YUKINO) ゆず pon (Yuzupon)
ー を 果たし た 後 、1997 年 に マンガ・ デ ザイ ン 制 作 事務 所 3265 (Mitsurugi) 林 晃 (Hikaru HAYASHI)
Go offiice(
ゴーオフィ ス) を 設立 。「 マン ガ の 基礎 デッサン ]」 (順不同 )
シリ ー ズ (ホビ ー ジャ パン 刊 ) 、「 コスチ ュー ム 描 き 方 図
鑑 ]、「 ス ー パ ー マ ン ガ デ ッ サ ン 」、「 ス ー パ ー 何 頭 身 デッ
サン」、「 ス ー パ ー パ ー ス デッサン」 (以上 グラ フィ ッ ク 社
e 撮影
刊 )、「 マン ガ の 基本 ドリ ル 」 (廣済堂 出版 刊 ) な ど 、 国内
外 50 司 以上
にも 及ぶ “マン
ガ 技 法 書 " を 制作
している 。
今井 康夫 (Yasuo IMAI)
久 http://www.go-office.jp/
e カバ ー 原 画
森田 和 明 (Kazuaki MORITA)
角 丸 円 (か ど まる ・ つ ぶら) e カバーデ ザイ ン
物心 つい て から ず っ と スケ ッ チ や デッサン に 親しみ 、 中
山口 至剛 デザ イン室 (Shigo YAMAGUCHI DESIGN HOOM)
学 と 高校 では 美術 部 部 長を務め る 。 実質 は マン ガ 研 究 会
兼 ガ ンダ ム 懇 談 会 と 化し ていた 美術 部と 部 員 を 守護 し 、
e 編集
現在 活躍 中 の ゲー ム や アニ メ 関 係 の クリエー ター を 育成 。
自身 は 東京 芸術大 学 美術 学部 で 映像 表現 や 現代 美術 全盛 林 晃 [Go office] (Hikaru HAYASHI-Go office-)
の 中 、 油 絵 を学ぶ 。 ~角丸 つぶら (Tsubura KADOMARU)
< 編集 補佐
濱田 実穂 [Go office] (Miho HAMADA-Go office-)
e 編集 協力
マン ガ の 基礎 デッサン 中 村 直 子 (Naoko NAKAMURA)
ひめ (Hime)
女のコ
コス チュ ー ム 編
@ 企画 協力
2010
年 2月 5 日 初版 発行 久松 緑 (Midori HISAMATSU)
谷村 康弘 (Yasuhiro YAMURA)
著者 _林 晃 (Goofhce)・ 角 丸つ
ぶら
e 協力
日 本 工学 院 専門 学校
発行 人 山口 英生 日 本工学 院 八王子 専門 学校
発行 所 株 式 会 社 ホビ ー ジ ャ パン クリ エイ ター ズ カ レッ ジ マン ガ ・ ア ニメーション 科
〒 151-0053 東京都 渋谷 区 代々 木 2-15-8
電話 03-.5304-9111 (編集 )
電話 03-.5304-9112 (営業 )
印刷 所 大 日 本 印刷
株式 会 社
乱丁 ・ 落 本 (本 の ペー ジ の 順序 の 間違い や 抜け 落ち ) は 購入 された 店 舗名
を 明記 し て 当社 出版 営業 課 ま でお 送り くだ さい 。 送料 は 当社 負担でお 取り
替え いた し ます。 但 し 、 古 書店 で 購入 し た も のに つい て は お 取り 替え 出来
ませ ん。
禁 無断 転載 ・ 複 製
@Hikaru Hayashi , Tsubura Kadomaru 2010
Printed in Japan )
1988