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コーヒーカップ

~デファレンシャルギヤってなぁに?~
どうりょく かいてんほうこう か つた さゆう ま とき こと かいてんすう まわ
エンジンからの動力を回転方向を変えてタイヤに伝え、左右に曲がる時にタイヤを異なる回転数で回す
ぶひん しく つか まわ つく
「デファレンシャルギヤ」という部品の仕組みを使って、くるくる回るコーヒーカップを作ろう。

よういするもの

ざいりょう
材料
ぎゅうにゅう こ
・ 牛乳パック(1000ml):1個
だん かく こ
・ 段ボール(20㎝角):2個
しん こ
・ トイレットペーパーの芯:2個
ほん たけぐし ほん
・ ストロー:2本 ・ 竹串:7本
こ わ ほん
・ ペットボトルキャップ:7個 ・ 輪ゴム:3本
まる あ ばこ ちょっけい えん こ
・ 丸いチーズの空き箱など直径11㎝の円:2個 ペットボトルキャップはやわらかいものがおすすめだよ

どうぐ
道具
きり
・ はさみ ・ ニードル(錐)
・ カッターナイフ ・ サインペン
・ コンパス ・ セロハンテープ
じょうぎ つめき
・ 定規 ・ 爪切り
固いものを切るときは大きいはさみもあるといいよ
こうさく おこな まえ かなら よ
はじめに ・・・ 工作を行う前に必ず読んでください
こうさく つか どうぐ ざいりょう ちゅうい あつか
・ 工作で使う道具や材料は、じゅうぶんに注意して扱ってください。
ちい こさま こうさく おこな かなら ほごしゃ かた いっしょ おこな
・ 小さいお子様が工作を行うときは、必ず保護者の方と一緒に行ってください。

つく ちゅうい
作るときの注意ポイント
どうぐ あんぜん つか かたづ
道具は安全に使おう しきものをしこう 片付けはこまめにやろう
どうぐ つか どうぐ ざいりょう
道具を使うときは、 こうさく 道具や材料は、
ただ も かた つか 工作をするときは、 つか お
正しい持ち方で使おう。 使い終わったら
とく カッターマットや かた
特にはさみやカッターなど しんぶんし うえ すぐに片づけよう。
はもの つか 新聞紙の上でやろう。 は
刃物を使うときは カッターの刃などは

しんちょうにやろう。 出したままにしないでね。

どうぐ つか かた

道具の使い方
ただ どうぐ つか かた し あんぜん さぎょう
正しい道具の使い方を知っておくと、安全に作業ができ、しあがりもきれいです。
どうぐ つか かた
まずは、道具のしゅるいと使い方をしろう。

はさみ カッターナイフ
かみ ぬの き つか かみ き つか
紙や布などを切るときに使おう。 紙やダンボールを切るときに使おう。
き かい き
切るものにあわせて、はさみの かたいものは1回で切ろうとせず、
おお つか わ つか なんかい わ き
大きさを使い分けると使いやすいよ。 何回かに分けて切ろう。
て はんたい て き ざいりょう した かなら
きき手にはさみを、反対の手で 切る材料の下には必ず

切るものをもとう。 カッターマットなどをしこう。

きり
コンパス ニードル(錐)
えん つか ざいりょう あな つか
円をかくときに使おう。 材料に穴をあけるときに使うよ。
はんけい なが あ ひら あな ところ はり さき
半径の長さに合わせてコンパスを開き、 穴をあけたい所に針の先をあてて、
ちゅうしん はり うえ すいちょく ちから
中心に針をしっかりさしてコンパスが 上から垂直にゆっくり力をいれよう。
うご はり ほう ちから
動かないように針の方に力をいれよう。
なが じょうぎ はか
長さは定規で測ってもいいし、
かたがみ つか
型紙がホームページにのってるから使ってね!

どだい つく

1.コーヒーカップをのせる土台を作る
ざいりょう ぎゅうにゅう たけぐし どうぐ
材料: 牛乳パック、ストロー、キャップ、竹串 道具:セロハンテープ、カッターナイフ、ニードル、はさみ

ぎゅうにゅう くち じょうげ さゆう かこう しるし


① 牛乳パックの口をテープでとめ、上下、左右に加工する印をつける。
まる えん つか しん おお はか
丸い円は、使うトイレットペーパーの芯の大きさを測ろう。

じょうげ ちゅうしん しるし とお おお あな


② 上下の中心につけた印にストローが通るくらい大きい穴をあける。

さゆう めん しるし たけぐし とお あな


③ 左右の面につけた印に竹串が通る穴をあける。
じょうめん えん き と
④ 上面の円をカッターナイフで切り取る。

!ポイント!
穴の大きさは自分が使う芯の大きさを測ってね

せんたん なな き じょうめん ちゅうしん あな さ こ はんたい がわ あな とお


⑤ ストローの先端を斜めに切る。上面の中心にあけた穴から差し込み、反対側の穴まで通す。

なな ぶぶん き と じゅうじ き こ そと ひら と
⑥ ストローの斜めの部分を切り取り、十字に1㎝切り込みをいれて外に開き、テープで止める。

はんたいがわ のこ き
⑦ ストローの反対側は1㎝残して切る。
ちゅうしん おお あな だ うえ
⑧ キャップの中心に大きな穴をあけ、1㎝出したストローの上にかぶせてテープでとめる。
あな いちど つか おお あな
キャップの穴がテープでふさがるので、もう一度ニードルを使って大きい穴をあける。

じょうめん き ぬ えん しん さ こ
⑨ ボディ上面の切り抜いた円にトイレットペーパーの芯を差し込み、
き たけぐし さゆう あな とお
11㎝に切った竹串を左右の穴に通す。

11㎝
かんせいず
<完成図>
ぶひん つか ざいりょう じゅんび

2.部品に使う材料を準備する
ざいりょう たけぐし だん ちょっけい えん どうぐ つめき
材料: ストロー、竹串、キャップ、段ボール、直径11㎝の円 道具:はさみ、ニードル、カッターナイフ、爪切り、セロハンテープ
き つぎ き ま なか あな
① ストローを2㎝に2つ切る。次に、1.5㎝に4つ切り、真ん中に穴をあける。
き はし ところ あな
2.5㎝に2つ切り、端から1㎝の所に穴をあける。

!ポイント!
はさみの刃の根もとで切るとストローがとばないよ。段ボールの上だと穴をあけやすいよ

たけぐし ほん ほん ほん ほん き ほう ほんき
② 竹串を17㎝ 1本、13.5㎝ 1本、5㎝ 1本、2.5㎝ 12本に切る。とがった方から5.5㎝を2本切る。

17㎝

13.5㎝

5㎝ 5.5㎝×2本

2.5㎝×12本

き たけぐし かたほう せんたん つめき かる けず


③ 2.5㎝に切った竹串は、片方の先端を爪切りややすりで軽く削る。
のこ たけぐし ほん き たけぐし ず しるし
残りの竹串1本はそのままにしておく。17㎝に切った竹串は図のように印をつけておく。

たけぐし せんたん
2.5㎝の竹串は先端をけずる

そのまま
8.5㎝ 8.5㎝

2㎝ 2㎝

3㎝ 17㎝ 3㎝
はぐるま つく
④ ピン歯車を作ります。
ちゅうしん あな はし あな きんとう たけぐし さ こ
キャップの中心に穴をあける。端にも6つの穴を均等にあけ、2.5㎝の竹串を差し込む。
つく
これを2つ作る。

竹串は
削った方が
外側

!ポイント!
端にあける穴はすぐに閉じてしまうので、
1つあけたらすぐに2.5㎝の竹串を通そう

だん ちょっけい えん か じょう き と
⑤ 段ボールに直径18㎝と8㎝の円を描き、ドーナツ状に切り取る。
だん あつ ばあい かさ ちょうせつ
段ボールの厚さが1㎝ない場合は、重ねて1㎝になるように調節する。

8㎝

18㎝

!ポイント!
表と裏の両面からカッターで切り込みを入れると抜き取りやすいよ
重ねた段ボールはテープでとめておこう

つく
⑥ コーヒーカップを作ります。
えん ちゅうしん あな さ こ つく
11㎝の円の中心にニードルで穴をあけ、2㎝のストローを差し込む。これを2つ作る。

!ポイント!
バランスよく回すため、
同じ重さの箱を使おう

ちゅうしん おお あな はこ そとがわ は つ
キャップの中心に大きい穴をあけ、箱の外側からストローにかぶせるようにしてテープで貼り付ける。
あな いちど おお あな
テープでふさがった穴はニードルでもう一度大きい穴をあける。
ぶひん く た

3.部品を組み立てる
ざいりょう はぐるま たけぐし わ どうぐ
材料:ピン歯車、竹串、キャップ、ストロー、輪ゴム 道具:ニードル

かいてんじく つく
① 回転軸を作ります。
はぐるま たけぐし いち ず あな しるし たけぐし とお
ピン歯車の竹串にあたらない位置に、図のように穴をあけ、印をつけた17㎝の竹串を通す。

のこ ちゅうおう からまわ おお あな つく
残りのキャップ2つの中央に空回りするくらい大きい穴をあける。これを2つ作る。
しるし たけぐし はし ところ ず じゅん とお
印をつけた17㎝の竹串の端から3㎝の所に、図の順でストローとキャップを通す。

!ポイント!
キャップが空回りするか
確認しよう

①1.5㎝のストロー
②キャップ(上面が外側)
③2.5㎝のストロー
③①②① ①②①③

たけぐし ほん さき ほう さ こ
5.5㎝の竹串2本を先がとがった方から2.5㎝のストローにそれぞれ差し込む。
たけぐし かたほう すこ けず はぐるま ちゅうしん あな さ こ
13.5㎝の竹串の片方を少し削り、ピン歯車の中心の穴に差し込む。
ゆか つく
② コーヒーカップの床を作ります。
たけぐし き たけぐし じゅうじ かさ わ が こてい
5㎝の竹串と切っていない竹串を十字に重ね、輪ゴムでたすき掛けにして固定する。
じょう き だん した だん えん ま なか とお いち たけぐし さ こ
ドーナツ状に切った段ボールの下の段から、円の真ん中を通る位置に竹串を差し込む。

!ポイント!
竹串はとがった方から
段ボールの下の段に差し込もう。
竹串は段ボールの円の中心に
差し込める位置を探そう。

さ こ じゅうじ たけぐし はぐるま とお はんたいがわ だん さ こ


差し込んだ十字の竹串にピン歯車を通し、反対側の段ボールまで差し込む。

!ポイント!
反対側まで通した竹串が
抜けないように
ピン歯車を調整しよう

つく ぶひん かくにん

作った部品を確認しよう。

全部
そろったかな?
かんせい
もうすこしで完成だよ。

がんばろう!

どだい ゆか かいてんじく と つ

5.土台に床と回転軸、コーヒーカップを取り付ける
ざいりょうぎゅうにゅう どだい ゆか かいてんじく わ どうぐ
材料:牛乳パックの土台、コーヒーカップの床、回転軸、コーヒーカップ、輪ゴム 道具:セロハンテープ
ぎゅうにゅう どだい ゆか
① 牛乳パックの土台にコーヒーカップの床をのせる。
たけぐし ちゅうしん たけぐし ほんぶん ぎゅうにゅう そそ ぐち がわ ちょうせい
竹串がキャップの中心より竹串1本分、牛乳パックの注ぎ口側にずれるよう調整する。

いち き どだい ゆか こてい
位置が決まったら、土台とコーヒーカップの床をテープでとめて固定する。
はぐるま りょうはし わ ず どだい そくめん さ こ たけぐし
ピン歯車の両端に輪ゴムを図のようにかけ、土台側面に差し込んだ竹串にかける。

かいてんじく どだい さ こ
② 回転軸を土台のキャップに差し込む。
まわ わ たけぐし ま つ かいてんじく まわ かくにん
ハンドルを回して輪ゴムが竹串に巻き付くか、回転軸がスムーズに回るかを確認する。

!ポイント!
床と回転軸のピン歯車が
あたらない所でハンドルを回そう
かいてんじく たけぐし さ こ
③ 回転軸のストローにさした5.5㎝の竹串にコーヒーカップを差し込む。

かんせい
完成!!

す まわ
好きなデザインをして回してみよう!

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