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バッテリーとバッテリー充電器の使用およびメンテナ
ンス用使用説明書
オリジナルの説明書の翻訳

パートE: MBM06MH再充電可能バッテリー
MBC825A (80-250V~) バッテリー充電器
MBC825A (110V~ ) バッテリー充電器
MBC930D バッテリー充電器
本説明書のこの部分は、次の項目により構成されています: パートE-MBM06MH再充電可能
バッテリー、MBC825A (80-250V~)バッテリー充電器、MBC825A (110V~ )バッテリー充電
器、MBC930Dバッテリー充電器のための情報、指示、警告。 本説明書はパートA–全般情
報、パートB–適合と周波数、パートC–送信ユニット、パートD–受信ユニット、パートE–バ
ッテリーと充電器、およびテクニカルデータシートにより構成されています。

これら全パートを含む本説明書と、ここに含まれる全使用説明は、Autecラジオリモートコ
ントロールの設置、使用、メンテナンス、修理の前に必ず熟読し理解してください。

本説明書で記述している、該当する警告および使用説明、または制限を読まなかったり、ま
たどれかを順守しない場合、深刻な怪我または死亡事故、および施設の損傷を招くことがあ
ります。

AUTEC ラジオリモートコントロールは独立した製品ではなく、機器上のコンポーネントと
しての使用のみを想定しています。ただし、:
- その機器でのラジオリモートコントロールの使用が適切であること、
- その機器が安全に、かつこういったリモートコントロールに適用される全ての法律、規
制、規格を順守して操作されることが求められます。

よって、詳細で正確なリスク評価を行い、Autecラジオリモートコントロールが安全性と操
作上の効率性の点で機械の操作に適しているかどうかを判断するのは、AUTECリモートコン
トロールを設置する機械のメーカーの責任です。その際には使用条件、意図する使用方法、
充分に予測できる不適切な使用方法を考慮し、Autecラジオリモートコントロールとその全
コンポーネントの設置、メンテナンス、使用が本マニュアルだけに完全に準拠して行われ、
かつ地域の全ての規制、安全基準と法規(本書では「法、規制、規格」とします)に従うこ
ととします。

アメリカでの市場に関連して、この「法律、規制、規格」には労働安全衛生局 (OSHA) (http://


www.osha.gov) の全安全規則と安全規制、全ての連邦法、州法、地域の条例、規制、建築
基準法、電気工事規定、ANSI規格を含むがそれだけに限定されない、適用される規格が含ま
れます。

AUTEC LIUMBS002_jpn-00
また、Autecラジオリモートコントロールが設置および使用される機器について、施設での
設置の際に構造、状態、秩序、マーキングの適切性と、Autecラジオリモートコントロール
による機器の使用と制御についての安全性と信頼性を確保するのは、その機器のメーカーと
設計技師の責任です。

Autecラジオリモートコントロールとその全コンポーネントの設置、メンテナンス、操作を
全て完全に、本説明書と地域の条例を含む準拠法、規制、規格を順守して行うことは、所有
者、施設の運用責任者、その設計技師の責任です。 また、Autecラジオリモートコントロー
ルが設置および使用される機器について、施設での設置の際に、構造、状態、構成、マーキ
ングの適切性と、Autecラジオリモートコントロールのインターフェースによる機器の使用
と制御についての安全性と信頼性を確保するのは、その機器のメーカーと設計技師の責任で
す。

資格があり適切な訓練を受けた要員だけが、AUTECラジオリモートコントロールと、AUTEC
ラジオリモートコントロールによって、またはそれを介して操作される機器の操作または使
用をすることが許可されます。 資格があり適切な訓練を受けた要員だけが、AUTECラジオ
リモートコントロールによって、またはそれを介して操作される機器の近くにいることが許
可されます。

Autecラジオリモートコントロールについて適切な設置、操作、維持管理、点検が行われて
いない場合、深刻な怪我または死亡事故、および施設の損傷を招く場合があります。 さらに
サポートが必要な場合、本説明書とその各パートをご覧いただくか、Autecへお問い合わせ
ください。 Autecは、Autecが行ったものではないAutecラジオリモートコントロールの設
置や、Autecの指示や警告、地域の条例を含む全ての準拠法、規制、規格を完全に順守して
いない、あるいはそれらを順守して維持管理されていない場合について、Autecラジオリモ
ートコントロールの使用に関して、いかなる責任も法的義務も負わないこととします。

Autecは、Autecラジオリモートコントロールの改造や改変、またはAutecラジオリモートコ
ントロールと一緒に、または組み込んで使用するAutec製ではないコンポーネントの使用に
関して、いかなる責任も法的義務も負わないこととします。

Autecラジオリモートコントロールが、常にAutecの説明書と警告および地域の条例を含む
すべての準拠法、規制、規格を順守して適切に維持管理・補修されているようにすることは、
所有者、施設の運用責任者、設計技師の責任です。

LIUMBS002_jpn-00 AUTEC
Autecラジオリモートコントロールの全ユーザーと、Autecラジオリモートコントロールが、
またはそれを介して操作する機器で、またはその近くで作業をする、または作業をする予定
の全要員は、完全かつ適切に、資格のある要員によってAutecラジオリモートコントロール
とその機器の適切で安全な使用について教育を受け訓練されていること、それにはAutecの
警告や使用説明、地域の条例を含む全ての適用される法律、規制、規格に精通し理解するこ
と、またそのようなユーザーやその他の要員が実際にAutecラジオリモートコントロールを
常に安全に操作または作業し、作業説明と警告、地域の条例を含む全ての準拠法、規制、規
格のみを順守することが含まれますがそれだけに限定されず、それらの要件を確保すること
は所有者、施設の運営責任者、その幹部職、管理職、監督者の責任です。 それらが行われて
いない場合、深刻な怪我または死亡事故、および施設の損傷を招く場合があります。

Autecラジオリモートコントロールでの、またはそれを介しての操作が行われる機器が設置
され操作される場所は、Autecの警告と使用説明および地域の条例を含むすべての準拠法、
規制および規格を順守して明確に区画化しマーキングされていること、さもなければラジオ
リモートコントロールによって、またはそれを介して機器が操作されることを全要員に対し
て十分に注意を促して警告し、その場所へ許可なく接近することを禁止するのは、所有者、
施設の運用責任者、その幹部職、管理職、監督者の責任です。 それらが行われていない場
合、深刻な怪我または死亡事故、および施設の損傷を招く場合があります。

AUTECラジオリモートコントロールを安全に、AUTEC使用説明と警告、地域の条例を含む
全ての準拠法、規制、規格を順守して操作しない場合、またシステムあるいは設置された機
器の安全で適切な使用について正しい訓練を受けていないユーザーや他の要員に使用を認め
る場合、深刻な怪我または死亡事故、および施設の損傷を招くことがあります。

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索引
1 使用説明書の使い方に関する情報 ................................................................................ 8
1.1 使用説明書の構造 ................................................................................................ 8
1.2 見出しと用語 ..................................................................................................... 10
1.3 シンボル ............................................................................................................ 10
1.4 使用説明書の対象者 ........................................................................................... 11
1.5 使用説明書の保管 .............................................................................................. 11
1.6 知的財産 ............................................................................................................ 11
2 簡潔な製品紹介 . ........................................................................................................ 12
2.1 バッテリーとバッテリー充電器 ......................................................................... 12
2.2 規格の適合 ........................................................................................................ 12
2.3 連絡先と住所 ..................................................................................................... 13
2.4 保証 ................................................................................................................... 13
2.5 技術サポートとスペア部品 ................................................................................ 13
3 MBM06MH 再充電可能バッテリー ............................................................................. 14
3.1 テクニカル データ ............................................................................................. 14
3.2 プレート ............................................................................................................ 14
3.3 使用に関する警告 .............................................................................................. 15
3.4 応急処置 ............................................................................................................ 16
3.5 使用説明 ............................................................................................................ 17
3.6 保管場所 ............................................................................................................ 17
3.7 バッテリーの廃棄 .............................................................................................. 18
4 MBC825A (80-250V~) MBC825A (110V~ )バッテリー充電器 ..................................... 18
4.1 テクニカル データ ............................................................................................. 19
4.2 プレート ............................................................................................................ 19
4.3 電気的接続 ........................................................................................................ 20
4.4 設置場所 ............................................................................................................ 21
4.5 使用に関する警告 .............................................................................................. 22
4.6 使用説明 ............................................................................................................ 23
4.7 廃棄 ................................................................................................................... 24
5 MBC930D バッテリー充電器 ..................................................................................... 25
5.1 テクニカル データ ............................................................................................. 25
5.2 プレート ............................................................................................................ 25
5.3 電気的接続 ........................................................................................................ 26
5.4 設置場所 ............................................................................................................ 27
5.5 使用に関する警告 .............................................................................................. 28
5.6 使用説明 ............................................................................................................ 29
5.7 廃棄 ................................................................................................................... 30
6 不具合 ....................................................................................................................... 31

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1 使用説明書の使い方に関する情報

説明書のこの部分を読む前に、ラジオリモートコントロールに付属する説明書の
全般部分(パートA)を読んで理解する必要があります。

1.1 使用説明書の構造
Autecラジオリモートコントロールの使用とメンテナンスのための使用説明書は個別の部分
で成り立っていて、全部を合わせて使用説明書を構成しています。 ラジオリモートコント
ロールの所有者、ユーザー、およびいかなる理由であれ、ラジオリモートコントロールで、
またはラジオリモートコントロールが設置された機器の操作を行う全要員は、本使用説明書
を熟読し、理解し、適用しなければなりません。
次の表はラジオリモートコントロールの使用とメンテナンスのための使用説明書の構造を示
しています。

パート タイトル 内容
-シリーズに関する全般情報、
-機器とラジオリモートコントロールシステムのリスク評価の指
示書、
-ラジオリモートコントロールの設置に関する警告、
A 全般部分
-ラジオリモートコントロールの使用とメンテナンスに関する警
告、
-ラジオリモートコントロールの正しい運搬と保管に関する説明
書。
-ラジオリモートコントロールの操作周波数帯、
B 適合と周波数
-ラジオリモートコントロールの適合と法の参照、
送信ユニットに関する次の項目を含む説明と指示:
-操作説明、
-コマンド、
C 送信ユニット
-光信号、
-不具合、
-全般部分の使用説明の補足。
受信ユニットに関する次の項目を含む説明と指示:
-操作説明、
D 受信ユニット -光信号、
-不具合、
-全般部分の使用説明の補足。
バッテリーとバッテリー充電器に関する、次の項目を含む説
明、警告、指示:
バッテリーとバッテリー -操作説明、
E
充電器 -光信号、
-不具合、
-ユーザー用使用説明。

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使用法とメンテナンスの説明については、ラジオリモートコントロールのテクニカルデータ
シートで次の点を補足します:
- 送信ユニットの設定の説明
- 送信ユニットが送信するコマンドと受信ユニットが扱えるコマンドの関係を表示します。
使用法とメンテナンスの説明は全体としてAutecラジオリモートコントロールと、それが設置さ
れている機器、システム、機材または機械システムの両方を統合した部分と考えてください。
Autecラジオリモートコントロールを設置した機器のメーカー、機器の所有者とユーザー
は、Autecラジオリモートコントロールの使用説明書とその全パートが機器の使用説明書に
含まれていることを確認しなければなりません。

各使用説明書に付属しているCDには、使用説明書の翻訳が含まれています。

利用する言語でCD内の使用説明書の単一のパートを読むには、次の手順に従います:
- ラジオリモートコントロールのシリアル番号に応じて適切なセクションを特定します。
- 必要な言語を選び、
- 使用説明書の単一のパートを選択します。: 各パートのカバーに示されているコード名を
参照します。

XXXXXXXXX_言語-XX

ラジオリモートコントロールの使用およびメンテナ
ンス用使用説明書
オリジナルの説明書の翻訳
XXXXXXXXX_言語-XX

パートA: 情報、指示、一般的な警告

XXシリーズ

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1.2 見出しと用語

指示、マーク、警告、または画像が不明瞭または分かりにくい場合は、Autec ま
でお問い合わせください。

説明書のこの部分では、以下に挙げる用語は、全般部分(パートA)の対応するパラグラフ
でも同様に説明がなされています:
- ユニット
- ラジオリモートコントロール
- 送信ユニット
- 受信ユニット
- 機器
- メーカー
- 設置者
- ユーザー
- メンテナンス技師
- 説明書または使用説明書
- インストール説明書
- 要員
- 所有者
必要な能力を持ち結果に責任を負える場合は、メーカー、設置者、ユーザー、メンテナンス
技師に求められる役割を、一人の要員が行う場合があります。 各要員は実行する役割に応じ
て、説明書に記載されている指示を理解していなければなりません。
例えば、メーカーが設置者やメンテナンス技師を兼ねていた場合、その要員は明確にその全
ての役割に課せられる指示を理解し、順守しなければなりません。 同様に、例えばユーザー
がメーカーや設置者を兼ねていた場合も同じです。

1.3 シンボル

このシンボルは、説明書で特に注意を払って読むべき部分を示しています。

このシンボルは、説明書で特に安全に関する警告や情報、指示を含む部分を示し
ています。この部分の理解または準拠を怠ると要員や施設に危険が及部可能性が
あります。

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1.4 使用説明書の対象者
こういった使用説明書が対象としている要員のリストは、全般部分の同じタイトルのパラグ
ラフで表示しています: 該当部分を参照してください。

1.5 使用説明書の保管
使用説明書の保管に関する規定は、全般部分の同じタイトルのパラグラフで説明していま
す: 該当部分を参照してください。

1.6 知的財産
知的財産に関する制限は、全般部分の同じタイトルのパラグラフで説明しています: 該当部
分を参照してください。

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2 簡潔な製品紹介

2.1 バッテリーとバッテリー充電器
説明書の本部分の対象は、Autecラジオリモートコントロールの送信ユニット内部で使用される
MBM06MHバッテリーと、その充電に必要となる関係するMBC825A (80-250V~)、MBC825A
(110V~ )、MBC930Dバッテリー充電器です。

2.2 規格の適合

2.2.1 MBC825A (80-250V~)バッテリー充電器の適合

MBC825A (80-250V~)バッテリー充電器はEMC指令 (2014/30/EU)、LVD指令


(2014/35/EU) と次の整合規格を順守しています。 EN 55014-1、EN 55014-2
、EN 61000-3-2、EN 61000-3-3、EN 62233、EN 60335-1、EN 60335-2-29。

MBC825A (80-250V~)バッテリー充電器は、電磁両立性規格2016、電子機器(
安全)規格2016、および EN 55014-1、EN 55014-2、EN 61000-3-2、EN 61000-
3-3、EN 62233、EN 60335-1、EN 60335-2-29の規格に準じます。

2.2.2 MBC825A (110V~ )バッテリー充電器の適合

MBC825A (110V~ )バッテリー充電器はEMC指令 (2014/30/EU)、LVD指令


(2014/35/EU) と次の整合規格を順守しています。 EN 55014-1、EN 55014-2
、EN 61000-3-2、EN 61000-3-3、EN 62233、EN 60335-1、EN 60335-2-29。

MBC825A (110V~ )バッテリー充電器は、電磁両立性規格2016、電子機器(安


全)規格2016、および EN 55014-1、EN 55014-2、EN 61000-3-2、EN 61000-
3-3、EN 62233、EN 60335-1、EN 60335-2-29の規格に準じます。

This device complies with Part 15 of the FCC Rules.


Operation is subject to the following two conditions:
(1) this device may not cause harmful interference, and
(2) this device must accept any interference received, including interference that
may cause undesired operation.

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2.2.3 MBC930Dバッテリー充電器の適合

MBC930Dバッテリー充電器はEMC指令 (2014/30/EU) と次の整合規格を順守し


ています。 EN 55014-1、EN 55014-2。

MBC930D充電式バッテリーは、電磁両立性規格2016、および EN 55014-1、EN
55014-2の規格を順守しています。

MBC930Dバッテリー充電器は指令2006/96/EC(e24マーク)の最新の修正版
指令72/245/EECを順守しています。認可番号はe24*72/245*2006/28*1639*00
です。

This device complies with Part 15 of the FCC Rules.


Operation is subject to the following two conditions:
(1) this device may not cause harmful interference, and
(2) this device must accept any interference received, including interference that
may cause undesired operation.

2.3 連絡先と住所
ラジオリモートコントロールは Autec Srl – Via Pomaroli, 65 - 36030 Caldogno (VI) - Italy によ
り製造されています。.
Autec、その販売店、代理店、認定サービスセンターの連絡先については、ウェブサイト www.
autecsafety.com をご覧ください。.

2.4 保証
一般的な保証条件は、本書と一緒に提供される保証関連シートと、ウェブサイト www.
autecsafety.com の特定のページの両方で提示されます。

2.5 技術サポートとスペア部品
技術サポートやスペア部品が必要な場合、ウェブサイト www.autecsafety.com に掲載されて
いる連絡先にお問い合わせください。.

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3 MBM06MH 再充電可能バッテリー
MBM06MH再充電可能バッテリーは、バッテリー筐体に互換性があるAutec送信ユニットに
電源を供給するために使用します(使用説明書の「パートC」で確認してください)。

A 接点
テクニカル データ プレ
B
ート
B

3.1 テクニカル データ

Type ニッケル水素電池 (Ni-MH)

電圧 7.2V

容量 750mAh

最大再充電時間 4h

再充電温度 +5°C ~ +45°C (+41°F ~ +113°F)

使用温度 -20°C ~ +55°C (-4°F ~ +131°F)

保護レベル IP65

3.2 プレート
プレートはバッテリー上に取り付けられていて、バッテリーのID、主な技術データ、マーキ
ングや商標(ある場合)が示されます。

プレートは絶対に取り付け位置から取り外さないでください。; 取り外した場合、
ただちに保証が無効になります。

プレートに改造を加えたり損傷があってはなりません。: 交換は Autec にお問い


合わせください。

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3.3 使用に関する警告

Autec の純正バッテリーのみを使用し、バッテリーの再充電は Autec が提供する


バッテリー充電器および電源ユニット、またはそのいずれかでのみ行ってくださ
い。

損傷したバッテリーを絶対に使用しないでください(例:破砕、破裂、膨張、液
漏れしたバッテリーなど)。

一度でも落としたバッテリーは内部のコンポーネントが破損している可能性があ
るので、外側には破損が見られなくとも使用しないでください。

バッテリーの不適切な使用は火災、爆発、過熱、その他の危険が発生する可能性
があります。 特に次のような使用は避けてください:
- バッテリー接点のショート。
- バッテリーの分解、切断、開けること、圧迫、変形、穴あけ、改造、改ざん、
または修理の試み。
- バッテリー内に何かを挿入する試み。
- 水やその他の液体に浸す、またはさらすこと。
- バッテリーを加熱機器(例:オーブン、ヒーター、ラジエーター)の内部また
は上部に置くこと。
- バッテリーを高圧のコンテナー内に置くこと。
- バッテリーに衝撃を与えたり落とすこと。
- バッテリーに口をつけること(例:噛んだり舐めたりすること)。

外したバッテリーを金属物(例:鍵、コイン、紙クリップ)と一緒にポケットや
カバンに入れること。 その場合バッテリーがショートし、熱を発して火傷する危
険があります。

パラグラフ 3.1 や 3.6 で記述されている制限を超えた温度で、バッテリーを充電、


使用、保存しないでください。.

MBM06MH バッテリーは肉体的、感覚的、精神的機能が衰えている人、および子
供に使用させてはなりません。

充電サイクルが「最大チャージ時間」内に終了しない場合、バッテリーを充電し
たままにしないでください (パラグラフ 3.1 を参照)。.

バッテリーを熱源や火に近づけないでください。例えば、バッテリーを長時間直
射日光にさらすことを避け、また直射日光下にある車両内は高温に達する場合が
あるために特別な注意を払ってください。

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バッテリーの損傷や欠陥を修理しようとしないでください。

バッテリーを清潔に、乾燥した状態に保ってください。 バッテリーの接点には特
に注意を払ってください。 汚れた場合は、摩擦防止の布やブラシで清掃し、電気
接点にはクリーナーを使用してください。

ガスや埃があり、爆発のおそれのある場所でバッテリーを再充電することは禁止
されています。

バッテリーは必ず、爆発のおそれのあるガスや埃のない「安全な場所」でのみ充
電してください。

Autec Autec は、本説明書に記述している規定や指示を順守しない使用に対して、またバッ


テリーの不適切または不正確あるいは不合理な使用の結果生じる損傷に対して、いかなる責
任も負いません。

3.4 応急処置

バッテリーまたはその部品を飲み込んだら、直ちに医師の診察を受けてくださ
い。

もし損傷したバッテリーから漏れ出た物質に触れた場合は、直ちにその部分を石
鹸か水で少なくとも15分間洗い流し、直ちに医師の診察を受けてください。

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3.5 使用説明

最初に使用する前にバッテリーを充電します。

変造したバッテリーや純正品でないバッテリーを使用すると、バッテリーと送信
ユニット両方の保証が無効になります。

バッテリー寿命を最大に伸ばすためには、次の保護処置を講じてください:
- パラグラフ 3.1 で記述されている制限を超えた温度で、バッテリーを使用または再充電し
ないでください。.
- パラグラフ 3.6 に記載されている保管に関する指示にしたがってください。
- バッテリーを熱源に近づけないでください。
バッテリーは数回充電し放電しても構いませんが、しかし最大容量の減少が進み、長い期間
使用すると通常、バッテリーの使用可能時間は短くなります。
バッテリーは充電する前に完全に放電することを推奨します。
新しいバッテリーの完全な能力は、フル充電/放電を5回繰り返した後で発揮できるように
なります。

3.6 保管場所
バッテリーを使用しない場合、時間と共に自己放電することに注意してください。 長期間保
管した場合も同様に、容量の完全な、恒久的な損失が起こり、バッテリーが使用できなくな
ることがあります。
長期間バッテリーを使用しない場合は、バッテリー寿命を最長化するため、低温で乾燥した
場所に保管することを推奨します。
バッテリーの充電レベルが低すぎる状態で保管しないようにしてください。その場合、自己
放電によりバッテリーの充電レベルが下がり過ぎて、再充電ができなくなる場合があります。
推奨事項
- バッテリーは 10°C ~ 30°C (50°F ~ 86°F) の温度範囲で保管します。
- バッテリーはフル充電して保管します。
- バッテリーは少なくとも 6 ヶ月おきに充電します。

バッテリーを長期間直射日光にさらさないでください。

完全に放電したバッテリーを長期間保管しないでください。

長い間稼働させないでいると、最高の性能を発揮させるために、バッテリーの放
電/充電のサイクルを数回繰り返す必要がある場合があります。

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3.7 バッテリーの廃棄

一般ごみと一緒にバッテリーを廃棄しないでください。また燃やさないでくださ
い。爆発の危険があります。

バッテリーには人間や動植物にとって危険な有害物質が含まれているため、環境を汚染する
可能性があります。 そのため、未分別の家庭ごみと一緒に捨ててはなりません。 バッテリー
の回収、リサイクル、処理には、適切な収集地点に持ち込む必要があります。
バッテリーの回収とリサイクルにユーザーが参加することは、こういったコンポーネントに
使用されている物質が、環境や人体の健康に与える潜在的影響を可能な限り減らすために重
要です。

3.7.1 指令2006/66/ECおよび改訂
バッテリーの回収とリサイクルについての別のスキームが、
欧州連合では確立されています。 皆様の地域で有効なスキー
ムの情報については、皆様の所属する自治体の担当当局にお
問い合わせください。
バッテリーにあるゴミ箱にXを付したマークは、EU指令
2006/66/ECとその改訂、および地域の規制を順守して、家庭
ごみとは分別して廃棄しなければならないことを示していま
す。

4 MBC825A (80-250V~) MBC825A (110V~ )バッテリー充電器


MBC825A (80-250V~)およびMBC825A (110V~ )バッテリー充電器は、MBM06MH無線遠隔
制御に使用するAutec充電式バッテリーへの充電に使用されます。

D
C
E
B A 電源ケーブル

B 接点

C CHARGE LED

D 電源 LED
A
E テクニカル データ プレート

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4.1 テクニカル データ

4.1.1 MBC825A (80-250V )バッテリー充電器

電源電圧 80-250V

消費電力 7W

出力電圧 9V

最大出力電流 0.45A

電源保護ヒューズ 0.25A (5x20mm T)

最大再充電時間 パラグラフを参照 3.1

再充電温度 パラグラフを参照 3.1

保護レベル IP40

寸法 100x134x57mm (3.94x5.27x2.24in)

4.1.2 MBC825A (110V )バッテリー充電器

電源電圧 110V

消費電力 7W

出力電圧 9V

最大出力電流 0.45A

電源保護ヒューズ 0.25A (5x20mm T)

最大再充電時間 パラグラフを参照 3.1

再充電温度 パラグラフを参照 3.1

保護レベル IP40

寸法 100x134x57mm (3.94x5.27x2.24in)

4.2 プレート
MBC825A (80-250V~)とMBC825A (110V~ )バッテリー充電器のテクニカルデータ、IDデー
タ、承認データは、信号LEDが装備されている機器前面のプレートに表記されています。 バ
ッテリーの筐体内に、承認データを記したもう一枚のプレートがあります。

プレートは絶対に取り付け位置から取り外さないでください。: 取り外した場合、
ただちに保証が無効になります。

プレートに改造を加えたり損傷があってはなりません (交換は Autec にお問い合


わせください)。

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4.3 電気的接続

損傷したバッテリー充電器は使用しないでください。

バッテリー充電器の電源電圧が、「テクニカルデータ」で示される制限値以内で
あることを確認します。

バッテリー充電器を、簡単に供給ケーブルを脱着できる位置に設定します。

バッテリーを再充電する場合にのみ、バッテリー充電器をAC電源のソケットに
接続するのが良いでしょう。 充電が完了したら、バッテリー充電器をAC電源の
ソケットから外します。

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4.4 設置場所

バッテリー充電器を屋内の乾燥した場所に設置し、液体や埃、熱源から遠ざける
ようにします。

ガスや埃があり、爆発のおそれのある場所にバッテリー充電器を置かないでくだ
さい。

バッテリー充電器は必ず、爆発のおそれのあるガスや埃のない「安全な場所」に
置いてください。

バッテリー充電器の上方および周辺には、少なくとも5cm(1.97インチ)の空間
を設けます。

バッテリー充電器をAC電源ソケットに接続する場合、その上に何も置かないよ
うにします。

絶対にバッテリー充電器に穴を開けたり、改造したり、手を加えたりしないでく
ださい。

MBC825A (80-250V~)とMBC825A (110V~ )バッテリー充電器は通常水平にして使用します


が、筐体にある適切な穴を使ってネジ(最大直径4mm/0.16インチ)で固定すれば、垂直に取
り付けることもできます。

109.5mm
(4.311in)

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4.5 使用に関する警告
バッテリー充電器のユーザーは、次に挙げる行動上の規則と防御手段に従う必要があります。

この機器は肉体的、感覚的、精神的機能が衰えている人、および子供に使用させ
てはなりません。

この機器は業務用での使用に限られ、熟練していない人による使用は、安全管理
責任者が監督し、この機器の使用についての指導をその責任者から受けた場合を
除き、認められません。

バッテリー充電器を濡れた、または湿った手や足で扱わないでください。また電
気を通す物体や工具や器具は、感電の危険を遮断できず、防御ができません。 損
傷した、または濡れた物体や工具はいかなる場合でも使用してはいけません。

クリーニングやメンテナンスの前には電源を外し、AC電源ソケットから電源ケ
ーブルを外し、バッテリー(ある場合)を外します。

バッテリーをバッテリー充電器に挿入する前に、接点に損傷がなく、汚れが落ち
ていることを確認します。必要であれば、摩擦防止の布やブラシや市販の電気接
点クリーナーで清掃してください。

このMBC930Dバッテリー充電器は、Autec純正のMBM06MH再充電可能バッテ
リーを充電するためだけに使用します。 その他の使用は不適切で危険と見なされ
ます。

バッテリー充電器の不適切な使用により火災、爆発、加熱、その他の危険が発生
する可能性があります。

純正バッテリー以外のバッテリーを機器と併用すると、機能と安全を危険にさら
すおそれがあります。

落下や押しつぶし、その他の事故があった場合にも、バッテリー充電器を修理し
ようとはしないでください。 機器メーカーのサポートサービスにお問い合わせく
ださい。

バッテリー充電器の上に何らかの物質 (コンクリート、砂、石灰、伝導性の塵な
ど) を積もらせないでください。機能と安全性が損なわれます。

Autecは、本説明書に記述している規定や指示を順守しない使用に対して、またバッテリー
充電器の不適切または不正確あるいは不合理な使用の結果生じる損傷に対して、いかなる責
任も負いません。

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4.6 使用説明

4.6.1 光信号
バッテリー充電器の状態は緑のPOWER LEDと黄色のCHARGE LEDで示されます。

信号 意味
POWER LEDがオフ。 バッテリー充電器に電源が供給されていません。

POWER LED が安定して点灯。 バッテリー充電器に電源が供給されています。


バッテリーがフル充電されたか、挿入されていま
CHARGE LED がオフ。
せん。
バッテリーが挿入されている場合、CHARGE LED
バッテリーが完全に放電しました。
が点滅。
CHARGE LED が安定して点灯。 バッテリーは再充電中です。

4.6.2 再充電手順
この手順に従って、バッテリーを再充電してください。

1. バッテリー充電器をAC電源ソケットに接続します
(POWER LEDが安定してオンになります)

2. バッテリーをバッテリー充電器の接点 (2a) の方に


押し、ハウジング (2b) 内に挿し込みます。 2a
充電が始まり、CHARGE LED が安定して点灯します
(パラグラフ 3.1 「最大チャージ時間」を参照)。 2b
注記: 力を込めて無理に挿入しないでください。 バッ
テリーを軽く滑らせて設置し、コンパートメントに面
したプレートにバッテリーが挿入されたら、プラス (+)
とマイナス (-) 端子が正しく接続されていることを確
認します。これでバッテリーの接点がバッテリー充電
器の接点と一致します。

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CHARGE LED がオフになった時に、バッテリーはフ


ル充電されています。
3. バッテリーの取り外し:バッテリーを、バッテリ
ー充電器の接点 (3a) の方に押し、バッテリー (3b) 3b
3a
を持ち上げます。
充電の完了後にバッテリー充電器にバッテリーを接続
したままにすると、充電器が再充電を開始する場合が
あります。 これで自己放電(あった場合)を補正しま
す。
バッテリーを使用しない場合、いかなる場合でも、長
期間にわたって充電したままにしないようにします。

4. バッテリー充電器をAC電源ソケットから外します
(POWER LEDがオフになります)

4.7 廃棄
バッテリー充電器を廃棄する場合、そのコンポーネントは分別したごみとして管理する必要
があります。
バッテリー充電器を廃棄する場合、使用している国で効力を持つ規定や規制を順守してくだ
さい。

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5 MBC930D バッテリー充電器
MBC930Dバッテリー充電器は、Autecラジオリモートコントロールに使用されている
MBM06MH充電バッテリーの充電に使用します。
D
C
E
B A 電源ケーブル

B 接点

C CHARGE LED

D 電源 LED
A
E テクニカル データ プレート

5.1 テクニカル データ

電源電圧 9-30V

消費電力 7W

出力電圧 9V

最大出力電流 0.45A

リセッタブルヒューズ 0.25A

電源保護ヒューズ 0.25A (5x20mm T)

最大再充電時間 パラグラフを参照 3.1

再充電温度 パラグラフを参照 3.1

保護レベル IP40

寸法 100x134x57mm (3.94x5.27x2.24in)

5.2 プレート
MBC930Dバッテリー充電器のテクニカルデータ、IDデータ、承認データは、信号LEDが装
備されている機器前面のプレートに表記されています。 バッテリーの筐体内に、承認データ
を記したもう一枚のプレートがあります。

プレートは絶対に取り付け位置から取り外さないでください。: 取り外した場合、
ただちに保証が無効になります。

プレートに改造を加えたり損傷があってはなりません (交換は Autec にお問い合


わせください)。

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5.3 電気的接続
MBC930Dバッテリー充電器は、12/24Vバッテリーまたは安全な絶縁変圧器による電源ユニ
ットによって電力を供給します。

損傷したバッテリー充電器は使用しないでください。

12/24Vバッテリーまたは安全な絶縁変圧器を備えた電源ユニットで供給される電
源に、ショートに対する保護が施されていることを確認します。

バッテリー充電器の電源電圧が、「テクニカルデータ」で示される制限値以内で
あることを確認します。

MBC930Dバッテリー充電器の電源ケーブルは2メートルより長くてはいけませ
ん。

電源ケーブルを抜くことができない場合(例: バッテリーに固定接続されている
場合)、簡単に作動できるスイッチを設けて、電源を遮断できるようにしなけれ
ばなりません。 また一方、電源ケーブルを抜くことができる場合(例: ケーブ
ルの端にプラグがある場合)常に簡単に抜くことができる状態にしてください。

バッテリーを再充電する場合にのみ、バッテリー充電器を電源に接続するのが良
いでしょう。 充電が完了したら、バッテリー充電器を電源から外します。

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5.4 設置場所

バッテリー充電器を屋内の乾燥した場所に設置し、液体や埃、熱源から遠ざける
ようにします。

ガスや埃があり、爆発のおそれのある場所にバッテリー充電器を置かないでくだ
さい。

バッテリー充電器は必ず、爆発のおそれのあるガスや埃のない「安全な場所」に
置いてください。

バッテリー充電器の上方および周辺には、少なくとも5cm(1.97インチ)の空間
を設けます。

バッテリー充電器を電源に接続する場合、その上に何も置かないようにします。

絶対にバッテリー充電器に穴を開けたり、改造したり、手を加えたりしないでく
ださい。

MBC930Dバッテリー充電器は通常水平にして使用しますが、筐体にある適切な穴を使って
ネジ(最大直径4mm/0.16インチ)で固定すれば、垂直に取り付けることもできます。

109.5mm
(4.311in)

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5.5 使用に関する警告
バッテリー充電器のユーザーは、次に挙げる行動上の規則と防御手段に従う必要があります。

この機器は肉体的、感覚的、精神的機能が衰えている人、および子供に使用させ
てはなりません。

この機器は業務用での使用に限られ、熟練していない人による使用は、安全管理
責任者が監督し、この機器の使用についての指導をその責任者から受けた場合を
除き、認められません。

バッテリー充電器を濡れた、または湿った手や足で扱わないでください。また電
気を通す物体や工具や器具は、感電の危険を遮断できず、防御ができません。 損
傷した、または濡れた物体や工具はいかなる場合でも使用してはいけません。

クリーニングやメンテナンスの前には電源と電源ケーブルを外し、バッテリー(
ある場合)も外します。

バッテリーをバッテリー充電器に挿入する前に、接点に損傷がなく、汚れが落ち
ていることを確認します。必要であれば、摩擦防止の布やブラシや市販の電気接
点クリーナーで清掃してください。

このMBC930Dバッテリー充電器は、Autec純正のMBM06MH再充電可能バッテ
リーを充電するためだけに使用します。 その他の使用は不適切で危険と見なされ
ます。

バッテリー充電器の不適切な使用により火災、爆発、加熱、その他の危険が発生
する可能性があります。

純正バッテリー以外のバッテリーを機器と併用すると、機能と安全を危険にさら
すおそれがあります。

落下や押しつぶし、その他の事故があった場合にも、バッテリー充電器を修理し
ようとはしないでください。 機器メーカーのサポートサービスにお問い合わせく
ださい。

バッテリー充電器の上に何らかの物質 (コンクリート、砂、石灰、伝導性の塵な
ど) を積もらせないでください。機能と安全性が損なわれます。

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Autecは、本説明書に記述している規定や指示を順守しない使用に対して、またバッテリー
充電器の不適切または不正確あるいは不合理な使用の結果生じる損傷に対して、いかなる責
任も負いません。

5.6 使用説明

5.6.1 光信号
バッテリー充電器の状態は緑のPOWER LEDと黄色のCHARGE LEDで示されます。

信号 意味
POWER LEDがオフ。 バッテリー充電器に電源が供給されていません。

POWER LED が安定して点灯。 バッテリー充電器に電源が供給されています。


バッテリーがフル充電されたか、挿入されていま
CHARGE LED がオフ。
せん。
バッテリーが挿入されている場合、CHARGE LED
バッテリーが完全に放電しました。
が点滅。
CHARGE LED が安定して点灯。 バッテリーは再充電中です。

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5.6.2 再充電手順
この手順に従って、バッテリーを再充電してください。
1. バッテリー充電器の電源を入れます(POWER LEDが点灯します)。

2. バッテリーをバッテリー充電器の接点 (2a) の方に


押し、ハウジング (2b) 内に挿し込みます。 2a
充電が始まり、CHARGE LED が安定して点灯します
(パラグラフ 3.1 「最大チャージ時間」を参照)。 2b
注記: 力を込めて無理に挿入しないでください。 バッ
テリーを軽く滑らせて設置し、コンパートメントに面
したプレートにバッテリーが挿入されたら、プラス (+)
とマイナス (-) 端子が正しく接続されていることを確
認します。これでバッテリーの接点がバッテリー充電
器の接点と一致します。

CHARGE LED がオフになった時に、バッテリーはフ


ル充電されています。
3. バッテリーの取り外し:バッテリーを、バッテリ
ー充電器の接点 (3a) の方に押し、バッテリー (3b) 3b
3a
を持ち上げます。
充電の完了後にバッテリー充電器にバッテリーを接続
したままにすると、充電器が再充電を開始する場合が
あります。 これで自己放電(あった場合)を補正しま
す。
バッテリーを使用しない場合、いかなる場合でも、長
期間にわたって充電したままにしないようにします。

4. バッテリー充電器から電源を外します (POWER LED がオフになります)。

5.7 廃棄
バッテリー充電器を廃棄する場合、そのコンポーネントは分別したごみとして管理する必要
があります。
バッテリー充電器を廃棄する場合、使用している国で効力を持つ規定や規制を順守してくだ
さい。

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6 不具合
バッテリー充電器またはバッテリーの不具合は、次の場合に信号で通知します:
- 次の表のリストにある信号のひとつが表示されます。または
- LED 信号はパラグラフ 4.6.1 にある表で挙げられているどの事例も反映しません (供給され
た 2 台のバッテリーで不具合が起こるかどうか確認してください。: どちらのバッテリーで
も同じ結果が得られれば、バッテリー充電器が損傷していると考えられます。; そうでな
ければ、どちらかのバッテリーが不具合の原因です)。

信号 考えられる理由 解決法
電源保護ヒューズを交換してくだ
電源保護ヒューズが作動していま さい。バッテリー筐体内にあるス
す。 ペアヒューズを使用してくださ
い。
バッテリー充電器の電源電圧が、
POWER LEDがオフ。 技術データに示された制限値以内
であることを確認します(パラグ
バッテリー充電器に電源が適切に
ラフ4.1または5.1を参照)。
供給されていません。
電源ケーブルに損傷がなく、電源
に適切に接続されていることを確
認します。
バッテリーが挿入されていない場
バッテリー充電器が損傷していま
合、CHARGE LEDが点灯しま バッテリー充電器を交換します。
す。
す。
バッテリーとバッテリー充電器の
接点を、摩擦防止の布やブラシや
バッテリーやバッテリー充電器の
市販の電気接点クリーナーで清掃
接点の汚れ。
してください。 それからバッテ
リーを充電します。
バッテリーが挿入されている場 不具合が、供給された2台のバッ
合、CHARGE LEDは4時間以上点 テリーで起こるかどうかチェック
灯し続けます。 します。 どちらのバッテリーで
も同じ結果が得られれば、バッテ バッテリー充電器かバッテリーを
リー充電器が損傷していると考え 交換します。
られます。 そうでなければ、ど
ちらかのバッテリーが不具合の原
因です。

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信号 考えられる理由 解決法
不具合が、供給された2台のバッ
テリーで起こるかどうかチェック
します。 どちらのバッテリーで
バッテリーが挿入されている場
も同じ結果が得られれば、バッテ バッテリー充電器かバッテリーを
合、CHARGE LEDが1時間以上点
リー充電器が損傷していると考え 交換します。
滅します。
られます。 そうでなければ、ど
ちらかのバッテリーが不具合の原
因です。
バッテリーとバッテリー充電器の
接点を、摩擦防止の布やブラシや
バッテリーやバッテリー充電器の
市販の電気接点クリーナーで清掃
接点の汚れ。
してください。 それからバッテ
リーを充電します。
バッテリーが挿入されていて、し 不具合が、供給された2台のバッ
かも空の場合、CHARGE LED は テリーで起こるかどうかチェック
オフになります。 します。 どちらのバッテリーで
も同じ結果が得られれば、バッテ バッテリー充電器かバッテリーを
リー充電器が損傷していると考え 交換します。
られます。 そうでなければ、ど
ちらかのバッテリーが不具合の原
因です。
バッテリーと送信ユニットの接点
を、摩擦防止の布やブラシや市販
バッテリーや送信ユニットの接点
の電気接点クリーナーで清掃して
の汚れ。
ください。 それからバッテリー
を充電します。
不具合が、供給された2台のバッ
バッテリーの使用可能時間が通常
テリーで起こるかどうかチェック
より極端に短くなります。
します。 どちらのバッテリーで
も同じ結果が得られれば、バッテ バッテリー充電器かバッテリーを
リー充電器が損傷していると考え 交換します。
られます。 そうでなければ、ど
ちらかのバッテリーが不具合の原
因です。

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推奨されている対策を施しても問題が解決しなかった場合は、機器メーカーのサポートサー
ビスにお問い合わせください。

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Via Pomaroli, 65 - 36030 Caldogno (VI) - Italy
Tel. +39 0444 901000 - Fax +39 0444 901011
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