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シンポジウム「イタリア都市史研究への挑戦」と懇親会のお知らせ

初夏の候、皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、シンポジウム「イタリア都市史研究への挑戦─その軌跡と展望」を下記の通り開催すること
となりました。
⽇本におけるイタリア都市史研究は、1970 年代に陣内秀信先⽣がイタリアにおける都市空間の分析
⼿法と都市計画への実践について紹介され、当時⾼度経済成⻑期にあった⽇本社会へのアンチテーゼと
して衝撃をあたえたのを⽪切りに、以来、常にその存在感を⽰してきました。その研究の潮流は、東京
藝術⼤学の野⼝昌夫先⽣も加わって類型学(ティポロジア)的分析から都市形成史、領域史へと展開し
てきました。特に 2000 年以降は東京⼤学の伊藤毅先⽣を中⼼とした地域横断的かつ学際的な都市史研究
のプラットホームが整えられつつあり、イタリアにとどまらない活発な議論が展開されています。
本シンポジウムは、広範な都市史研究におけるイタリア都市史研究の位置づけを再考するものであり、
三先⽣の薫陶を受けた次世代の研究者たちの研究報告を中⼼に、⽇本におけるイタリア都市史研究の来
し⽅を振り返り⾏く先を展望するものです。イタリア関係者のみならず⽇本における都市史、建築史、
⽣活⽂化に興味関⼼のあるすべての⽅々のご来場をお待ちしております。
なお、シンポジウム後は飯⽥橋お堀そばの「CANAL CAFE」にて懇親会も予定しております。本シン
ポジウムの企画は、2021 年 3 ⽉に東京藝術⼤学を退任された野⼝昌夫先⽣の記念シンポジウムの構想
を基にしています。Covid-19 の流⾏でイタリア都市史研究は困難な時期を経験しましたが、ご来場の皆
様と親交を温めつつ、魅⼒的なイタリア都市について語り合う楽しいひとときとなれば幸甚です。

2023 年 6 ⽉吉⽇

<シンポジウム>
⽇時:2023 年 7 ⽉ 7 ⽇(⾦)13:00〜18:00
場所:イタリア⽂化会館ホール
東京メトロ「九段下駅」出⼝ 2 徒歩 10 分
参加費:無料 →参加登録フォームはこちら
※詳細は添付ファイルをご覧ください。

<懇親会>
⽇時:2023 年 7 ⽉ 7 ⽇(⾦)18:30 開場 19:00 開宴
場所:CANAL CAFE https://www.canalcafe.jp
JR「飯⽥橋駅」⻄⼝ 東京メトロ「飯⽥橋駅」出⼝ B2a 徒歩1分
会費:1万円
※参加ご希望の⽅は登録フォームからお申し込みください。
(シンポジウムの参加登録とは別ですのでご注意ください)

「イタリア都市史研究への挑戦」実⾏委員会
⻘⽊⾹代⼦,⾚松加寿江,稲益祐太,植⽥暁,會⽥涼⼦,
⽚⼭伸也,⿊⽥泰介,樋渡彩,福村任⽣(50 ⾳順)

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