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リラクスファルトHT舗装 / リフレクションク

ラック抑制舗装

NETIS 登録番号:KT-180056-A

1 耐ひび割れ性、耐流動性に優れた長寿命化アスフ
ァルト舗装

技術概要

リラクスファルトHT舗装は、「応力緩和性能やたわみ性(変形追従性)を低温域にお
いても保持できる」よう改質された特殊アスファルト混合物を用いた舗装工法です。コ
ンクリート舗装上のアスファルトオーバーレイやアスファルト舗装の修繕工事における
リフレクションクラック抑制対策として有効です。耐ひび割れ性だけでなく耐流動性に
も優れているため、ひび割れもわだち掘れも抑制でき、軽交通から重交通路線でのアス
ファルト舗装の長寿命化を実現します。

リラクスファルトHT舗装 / リフレクションクラック抑
制舗装の特長

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 ひび割れの発生しやすい低温域においても優れた応力緩和能力を保持します。

 低温時、高速変形時の破壊ひずみが大きく、変形追従性に優れています。

 耐流動性(塑性変形抵抗性)も優れています。

 シート敷設などの他のリフレクションクラック対策は不要です。

 施工は通常のアスファルト舗装と同等です。

使用用途


国道(N6交通)


構内舗装

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PRMS 多機能工法 / PRMS 多機能工法

1.1 騒音低減効果と凍結抑制効果を持つ排水性舗装の
表面処理工法

技術概要

「PRMS多機能工法」は、排水性舗装の表面骨材空隙部分に弾性レジンモルタルを充填する
工法です。PRMS工法は充填財材として硬質骨材を使用しているのに対して、PRMS多機
能工法は弾性のある特殊骨材を使用しています。そのため、一般的な排水舗装に比べさらに騒
音低減機能を発揮するとともに、凍結抑制機能も有しています。

PRMS 多機能工法 / PRMS 多機能工法の特長

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 騒音低減機能と凍結抑制機能を有しています。
 一般的な排水性舗装より特殊タイヤ近接音が 3dB 程度小さくなります。
 排水性、透水性を有しています。
 カラー化が可能です。
使用用途

 市街地など排水性舗装よりも騒音低減機能を向上させたい箇所
 橋梁上やトンネル坑口など凍結を抑制したい箇所
 凍結防止と騒音低減の両対策が必要な道路


凍結抑制効果例

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クールウェイ/遮熱性舗装

1.2 ヒートアイランド現象の緩和と舗装の耐久性向上

技術概要

クールウェイは、アスファルト舗装の表面に近赤外線波長領域の光を効率よく反射する遮熱材
を塗布し、日中の太陽光を反射させ、舗装路面の温度上昇を抑制する舗装です。

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クールウェイ/遮熱性舗装の特長

 舗装の路面温度を低下させることができるため、日中の舗装中に蓄熱される量が減少します。

 排水性舗装や透水性舗装に適用すれば、排水機能を維持しつつ路面温度の上昇を抑制し、熱帯
夜の減少が期待できます。

 速乾性の塗料を使用しているので、施工後短時間(1 時間程度)での交通開放が可能です。

 豊富なカラーバリエーションがあります。

使用用途

 ヒートアイランド現象の緩和を期待したい地域の道路や広場

 「わだち掘れ」や「空隙つぶれ」の発生を抑制したいアスファルト舗装

 プール周囲の舗装




日比谷通 り昭和通り 築地市場周辺

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インジェクト工法 / 車道用自然石舗装

1.3 大型車の走行にも耐久性抜群の石張り舗装工法

技術概要

インジェクト工法(CA モルタル充填工法)は、大型車の通行にも耐えられる車道用自
然石ブロック舗装です。自然石と基盤舗装との間には、衝撃吸収性と接着性に優れるア
スファルト系材料(CAモルタル)を使用しているため、自然石と基盤が強固に一体化
し、耐久性の高い車道用自然石ブロック舗装が構築できます。

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インジェクト工法 / 車道用自然石舗装の特長

 衝撃吸収性に富んだアスファルト系モルタル(ベースファルト)を使用することで長期
間にわたり、大型車の通行による衝撃荷重に十分耐えることができます。

 目地部から材料を注入することで、ブロックを底面と側面の 5 面で確実に固定するため、
確実な品質が確保できます。

 基盤はアスファルト舗装やコンクリート舗装のどちらでもよく、アスファルト舗装のほ
うが施工が簡単で経済的です。

 施工後、約 3 時間で交通開放できますので、補修工法として、小規模な補修に適用でき
ます。

 ロードヒーティングシステムの併用もできます。

使用用途

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 天然石の車道舗装、自然石舗装の修繕

 モール、シンボルロード

 岸壁
1994 年から 2016 年まで 22 年間の工事件数は 800 件以上、累積で 25 万㎡の施工実績を有してい
ます。


別府市 B コンプラザ前通り(1994 年~供用中)


広島県 平和記念公園原爆資料館前広場(1997~供用中)


石川県 輪島朝市通り(2003~供用中)

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TNC 自然色舗装/自然色アスファルト舗装

1.4 あらゆる景観に適応する自然色舗装

技術概要

TNC 自然色舗装は、表層部分に脱色アスファルトと天然骨材を使用した舗装工法で、
天然骨材の自然な色彩を再現できる景観に優れた舗装です。

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TNC 自然色舗装 / 自然色アスファルト舗装の特長

 天然骨材の外観を再現できます。
 アスファルト舗装と同じ強度、性能を保有しています。
 透水性舗装、排水性舗装にも適用できます。
 ポーラスな TNC 自然色舗装の空隙にクールロード用パウダーを充填することにより、
路面温度上昇抑制機能を付加できます。
 異なった色の骨材を組み合わせて車線区分を明示できます。
使用用途

 車道、歩道、遊歩道、回遊遠路、公園、ジョギングロード等
 文化施設、遊園地、ホテル等の外構
 駐車場、広場等

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TR ミックススーパー / エポキシ樹脂系常温補
修材

1.5 付着性と耐久性に優れたエポキシ系常温補修材

技術概要

TR ミックススーパーは、あらゆるアスファルト補修材の耐久性を大きく上回る舗装補修材です。
3種類あります。

TR ミックススーパー / エポキシ樹脂系常温補修材の特

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 樹脂(主剤と硬化剤別)と骨材が所定量パックされており、計量や混合の道具は必要ありません。

 湿った路面でも一定の付着力が得ることが可能です。

 施工後は 60 分で交通開放が可能です。(外気温により差があります。)

使用用途

 構造物の修理・コンクリート版の補修(品番 :#1000)

 段差修正・構造物とのすりつけ部の補修(品番 :#3000)

 重交通道路及び積雪寒冷地でのポットホール補修(品番 :#5000)
【使用方法】
1. 大袋から各材料を取り出します。
2. 主剤容器に硬化剤容器の液を全量入れ、キャップを閉めて1分間シェイク(混合)します。
3. 混合した主剤と硬化剤の混合液を、骨材袋の中に全量空けて口を閉じます。
4. 閉じた袋の両側を手で持ち、振とうさせて(袋に空気も入れ前後左右に大きく振ります)全
体を混合します。
5. 液体と骨材の混合状態を確認して袋を開け、補修箇所に詰め、コテで均して完成です。

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R ミックス / 常温アスファルト混合物

1.6 簡単に仕上がるコストパフォーマンスに優れたア
スファルト常温合材

技術概要

TR ミックスは、傷んだアスファルト舗装に発生したポットホールや段差の補修、埋設工事に伴
う路面の仮復旧などに幅広く使用可能な常温アスファルト混合物です。

TR ミックス / 常温アスファルト混合物の特長

 手軽に利用できるアスファルト舗装の補修材です。

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 施工時に特別な機械は必要ありません。

 しっかり締め固めることで、より丈夫な仕上がりとなります。

 大量に御入用の際は、バラで直接現場に納入することも可能です。

使用用途

 軽交通道路や歩道の補修

 路面の仮復旧

 緊急時の舗装復旧

1. 穴を埋めて
2. たたくだけ

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L ブロック舗装 / インターロッキングブロック
舗装

1.7 種々のブロック形状や色調で景観向上

技術概要

幾何学形状に製造されたコンクリートブロックを敷き並べ、ブロック相互のかみ合わせにより
荷重分散を図る舗装です。

IL ブロック舗装 / インターロッキングブロック舗装の
特長

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 ブロックの形状や色の組み合わせで種々のデザインが可能です。

 すべり抵抗性、耐久性、経済性に優れています。

 強度と耐摩耗性を高めた製品を用いれば車道にも適用できます。

使用用途

 歩道、遊歩道、広場、玄関周辺、駐車場、車道


建物アプローチ 歩道


歩道

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しみるくん / 路面凍結抑制システム

1.8 ランニングコストが低い路面凍結抑制システム

技術概要

「しみるくん」は、凍結抑制剤を貯蔵するタンクとポンプユニットを路側部分などに設置し、
凍結抑制液をセンサー制御により自動的に路面設けた誘導溝(グルービング)から路面に拡散
させ、冬期路面の凍結抑制システムです。

◆大成ロテックは、「社団法人 雪センター」 の会員です。

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しみるくん / 路面凍結抑制システムの特長

 外気温、降雪量、路面温度、路面水分などの周辺情報を自動測定し、適量の凍結抑制剤を路面
に自動散布できるため、常時の路面管理が可能となります。

 「しみるくん」により凍結抑制された路面は、融雪剤のような滑りやすい圧雪状態ではなく、
「さくさく雪やシャーベット状になる」ため、車両の走行安全性が向上します。

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 凍結抑制剤をタンクにストックするため、ランニングコストや維持費の計画的な管理が可能と
なります。

 交差点前後など凍結抑制範囲が限定される場合(200m2 程度)は、低コストタイプもあります。

使用用途

 積雪寒冷地の道路、交差点

 勾配のきつい箇所、長い箇所


北海道の冬期事例

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FWD 舗装構造診断システム/舗装の健全度の調
査・診断

1.9 舗装のたわみ形状を測定する非破壊試験機
技術概要

FWD(Falling Weight Defrectometer)は、重錘落下によって舗装面に衝撃荷重を作用させ、荷重に


よって生じる舗装面のたわみ形状から、舗装体各層の弾性係数およびその値から等値換算係数
を推定し、舗装体の構造的健全度を評価する診断システムです。

FWD 舗装構造診断システム / 舗装の健全度の調査・診


断の特長

 従来のたわみ測定に比べて調査時間の短縮、省力化が可能です。
 非破壊で舗装の損傷原因の推定が可能です。
 開削によらず路床の CBR の推定や舗装体内部の構造診断ができます。
 地中レーダ(非破壊舗装厚計)を併用することで、より精度の高い舗装診断が可能です。

使用用途

 舗装維持管理のための調査、維持修繕計画の立案

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クールロード/保水性舗装

1.10 打ち水効果で都市のヒートアイランド対策

技術概要

クールロードの構造は、開粒度アスファルト層の空隙に保水性グラウトを充填したもので、保
水性グラウトは雨水を蓄える機能を持っています。保水された水分は、蒸発する時に気化潜熱
を舗装体から奪うため、路面温度の上昇を抑えることができます。このため、都市部の「ヒー
トアイランド現象の緩和」や住宅街の「熱帯夜の減少」などに対して有効な舗装と期待されて
います。

◆大成ロテックは、「路面温度上昇抑制舗装研究会(クール舗装研究会)」 の会員です。

クールロード / 保水性舗装の特長

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 約5リットル/m2 の保水能力により2~3日間の「打ち水」効果が持続します。

 超速硬性セメントの使用により早期の交通開放が可能です。

 脱色バインダと自然色骨材や顔料の使用で景観クールロードとすることができます。

 多機能センサーの使用や雨水の再利用」などを組み合わせた「自動給水型の保水性舗装」とす
ることもできます。

使用用途

 熱環境対策を検討する都市部の車道および歩道

 公園や駅前、商店街など屋外で快適な歩行空間が要求される場所

 街区道路やスクールゾーン、夏季にイベントが開催される道路や広場

 「打ち水効果」を持続させたい道路

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長堀町クールロード(大阪市)


浜名湖花博会場(静岡県)


カラークールロード(熊本県)


桑名市クールロード(三重県)

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TX 工法/半たわみ性舗装

1.11 アスファルトのたわみ性とコンクリートの剛性を
併せ持った舗装

技術概要

空隙率の大きな開粒度タイプの母体アスファルト混合物に、ゴム系のエマルジョン(TX-O)
を添加したセメントミルクを浸透させた舗装です。アスファルト舗装のもつたわみ性とコンク
リート舗装のもつ剛性が複合された舗装です。

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TX 工法 / 半たわみ性舗装の特長

 耐流動性および耐摩耗性に優れています。

 静止荷重による変形抵抗性に優れています。

 用途に応じて、着色が可能です。

 耐油性および難燃性があります。

 早期の交通開放が可能です(超速硬セメントおよびセメント急硬材を使用することで施工後 3
~4 時間で交通開放可能)。

使用用途

 重交通道路、交差点部分

 料金所周辺、パーキングエリア

 各種重量物置き場

 バスレーン、バスストップ

 トンネル内舗装

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 ガソリンスタンド


料金所(常磐道)


天安門広場(北京市)

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PRMS 工法/排水性レジンモルタルシステム工法

1.12 排水性・透水性舗装の路面強化と透水機能等の維
持・延命に

技術概要

排水性・透水性舗装の表面骨材の間隙に、高性能レジンモルタルをすり込み充填する工法です。
供用後の骨材飛散を抑制する表面強化工法です。新設舗装に適用すれば予防的維持工法になり、
また、供用中で路面の荒れた箇所に適用することで、機能を維持する補修工法と様々な利用が
できます。

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PRMS 工法/排水性レジンモルタルシステム工法の特長

 供用後の骨材飛散を抑制できます。

 排水性舗装のすべり抵抗性が向上します。

 排水性舗装の路面の凹凸が小さくなることより、タイヤ加振音が低減し騒音低減効果が向上し
ます。

 速硬性のある樹脂を使用していますので、早期交通開放ができます。

 カラー化が可能ですので、視認性や景観に配慮できます。

使用用途

 排水性舗装の骨材飛散が懸念される、交差点、パーキングエリア、インターチェンジなど

 積雪地域のチェーンによる摩耗や骨材飛散が懸念される地域

 駐車場などタイヤのすえ切りによる骨材飛散が懸念される箇所

 下り坂、急カーブなどのすべり対策箇所

 バスレーンなど視認性を向上させたい区間

 歩道などで景観に配慮したい箇所

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排水性トップコート工法 / 排水性・透水性舗装
表面強化工法

1.13 MMA 樹脂による表面コーティングで排水性舗装


の耐久性向上

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技術概要

排水性トップコート工法は、従来の排水性舗装の表面に MMA 樹脂を散布・固化させることで、


強固な皮膜を形成し、排水機能を維持したまま、耐摩耗性や骨材飛散などに対する耐久性を向
上させるものです。

◆大成ロテックは、「排水性トップコート工法研究会」 の会員です。

排水性トップコート工法 / 排水性・透水性舗装表面強化
工法の特長

 骨材飛散の抑制

 空隙つぶれ、空隙詰まりの抑制

 カラー化が容易

使用用途

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 交差点内部および車両停車部

 高速道路インターチェンジ進入路

 サービスエリア、パーキングエリア進入路

 駐車場

 寒冷地域でチェーン装着がある路線などの過酷な供用条件下や景観を考慮した排水性舗装


交差点


ETCレーン


トンネル内舗装の明色化

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ポーラスペーブ / 排水性・透水性舗装

1.14 降雨時の走行安全性や地下水への涵養に優れた舗

技術概要

透水機能を有する空隙率の大きなアスファルト舗装です。排水性舗装の場合は、基層などの不
透水層の上に舗設され、降雨を舗装体内に浸透させて舗装内を通して排水溝に流出させる構造
を有する舗装です。排水機能の他、騒音低減効果も有します。

ポーラスペーブ / 排水性・透水性舗装の特長

 降雨時にハイドロプレーニング現象が抑制や視認性が向上し、車両走行安全性が向上します。

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 重交通道路に適用できます。

 排水性トップコート工法で舗装表面に樹脂皮膜を形成することにより、機能の持続性など耐久
性が向上します。

 騒音低減効果を有します。

使用用途

 交通量の多い高速道路(安全性向上)

 都市内道路(水はね、水しぶきの現象の低減、騒音低減)

 その他特に安全性向上を要求される場所(追い越し車線、急減速場所、平面線形や勾配の急変
する場所、降雨時の事故が多い場所)


高速道路

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ルビット舗装 / 物理系凍結抑制舗装

1.15 ゴム粒子のたわみ性を利用した凍結抑制舗装

技術概要

アスファルト混合物にタイヤリサイクルゴム粒子を混入した凍結抑制舗装です。表面に突出し
ているゴム粒子はタイヤの荷重を受けると変形するため、路面上の雪氷はゴム粒子の変形に追
従できずに破砕・除去され路面凍結による交通事故を低減します。

◆大成ロテックは、「ゴム粒子入り凍結抑制舗装振興会(RAS振興会)」 の会員です。

ルビット舗装/物理系凍結抑制舗装の特長

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 路面の除氷効果によるすべり抵抗性の増大

 耐摩耗性、耐流動性の向上

 走行車両の騒音低減効果

使用用途

 山間部の道路、坂道、橋面上、交差点部


施工状況


凍結抑制効果の状況

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RCCP / 転圧コンクリート舗装

1.16 工期短縮が可能な転圧コンクリート舗装

技術概要

転圧コンクリート舗装(RCCP:Roller Compacted Concrete Pavement)は、単位水量の少ない超硬


練りのコンクリートを高性能な大型アスファルトフィニッシャで敷きならし、舗装用ローラで
締固めてコンクリート版を構築する工法です。

RCCP / 転圧コンクリート舗装の特長

 施工速度が速く、工期を短縮することができ、また、早期交通開放が可能となります。

 機械施工が主のため省力化・省人化が可能となります。

 施工厚、施工幅を任意に選択できます。

 コンクリート舗装を経済的に構築できます。

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使用用途

 一般道路、構内道路

 港湾荷役場など各種ヤード


トンネル内舗装


ヤード舗装


一般道路舗装

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ビスコミックス / 中温化アスファルト混合物

1.17 中温化による CO2 排出量の削減や寒冷期の施工性


改善に効果

技術概要

特殊添加剤(ビスコレート)を加えることで、製造時の混合性や舗設時の締固め性を向上させ
たアスファルト混合物です。通常と同等の作業性で製造温度を約 30℃下げる場合(中温化)と、
製造温度を下げずに高い作業性の混合物とする場合(施工性改善)と2つの使用方法がありま
す。

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ビスコミックス / 中温化アスファルト混合物の特長

 製造温度を約 30℃下げる場合(中温化)は、通常の混合物製造時に比べて CO2 排出量を約


15%削減できます。(低炭素アスファルト舗装)

 交通開放までの養生時間を短縮できるため、1 日当たり の施工量の増加や交通渋滞の抑制を図


ることができます。(施工性改善)

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 施工性が改善されるため、転圧作業時の材料の締め固め特性が向上し、材料の温度低下が発生
しても通常と同じ品質を確保することができます。

使用用途

 舗装工事の環境対策として、排出 CO2 量を削減したい場合。

 急速施工や早期交通開放により舗装工事での交通渋滞を抑制したい場合。

 寒冷地や寒冷期のアスファルト舗装工事における品質の確保。

 人力施工や小規模施工、橋面舗装などのアスファルト舗装工事において、特に温度管理が品質
の確保に対して重要な要素となる場合。

41 | P a g e
地中探査レーダ / 非破壊式地中探査技術

1.18 地中ライフラインの事前調査に

技術概要

道路の掘削工事等において、掘削する路面下に地下埋設管(水道、電力、通信)があり、これ
らの埋設位置を従来は試掘により確認してききましたが時間と労力を要していました。
地中探査レーダは、地中にある埋設管を非破壊で短時間に確認できる探査技術です。

地中探査レーダ/非破壊式地中探査技術の特長

 測定深度は 0~2mまで探査が可能です。

 地中だけでなく、コンクリート、トンネル壁面、鉄筋探査にも威力を発揮します。

 測定は一人で短時間に行えるためコストパフォーマンスが期待できます。

42 | P a g e
使用用途

 水道管、電力管、通信管の探査

 コンクリート、トンネル壁面、鉄筋探査


探査深度 0.3m 用の電磁波レーダ


探査深度 2m 用の電磁波レーダ

43 | P a g e
TR ミックスオールウェザー/全天候型常温アスフ
ァルト混合物

1.19 どのような天候でも簡単にすぐ仕上がる優れたア
スファルト常温合材(雨天時施工可能)

技術概要

TR ミックスオールウェザーは、30 年以上高速道路の緊急補修材にご利用頂いている実績と信
頼性を有し、「オールウェザー」という名前の由来でもある雨でも雪でもあらゆる天候で施工
可能な「全天候型常温合材」です。

既設路面との強固な付着を期待する場合は、施工基面の雨水や雪などを除去しアスファルト乳
剤スプレーを塗布後に本製品をご使用ください。

44 | P a g e
TR ミックスオールウェザー/全天候型常温アスファルト混
合物の特長

 天候に左右されず使用可能なアスファルト舗装の補修材です。

 施工時に特別な機械は必要ありません。

 しっかり締め固めることで、より丈夫な仕上がりとなります。

使用用途

 ポットホールなどの補修

 地下埋設工事の仮復旧や緊急時の舗装復旧

 離島や遠隔地など加熱アスファルト混合物が供給困難な場所の舗装

 雨天・降雪時での舗装補修

1. 穴を埋めて
2. たたくだけ

45 | P a g e
景観TX工法/景観半たわみ性舗装

1.20 バスレーン、バスターミナルの景観向上に

技術概要

景観TX工法は、半たわみ性舗装(TX 工法)の表面をショットブラストにより粗骨材表面部の
ペースト分を取り除き、御影石のような表面をつくる工法で、カラーセメントを使用すること
で、より景観に配慮した路面が構築できます。

景観TX工法/景観半たわみ性舗装の特長

 カラーセメントを併用すれば、より一層景観性に優れます。

 強度、耐久性は、通常の半たわみ性舗装と同等です。

使用用途

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 バスレーン、バスターミナル、駐車場

 景観性を考慮する必要がある歩道

 広場、建築外構



駐車場舗装 公園広場舗装

47 | P a g e
エポック舗装/景観透水性舗装

1.21 透水性舗装の歩行性と景観性の向上

技術概要

カラー透水性舗装の歩行性向上とアスファルトのにじみ出しを防止する工法です。工法には、
透水性舗装表面に樹脂を吹き付けてから研磨する工法(E-1)、研磨・高圧洗浄し、カラー塗

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料を吹き付ける方法(E-2)、路面を研磨するだけで樹脂を使用しない骨材カラーのバージョ
ン(E-3)の 3 種類あり用途に応じて選択できます。

エポック舗装 / 景観透水性舗装の特長

 カラー材はすべての色から選択でき、自由に模様が描けます。

 研磨されているので、なめらかな歩行感があります。

 改質アスファルトを使用しているので、アスファルトのにじみ出しによる変色がありません。

使用用

 構内舗装、広場、歩道

 駐車場


美園駅前(埼玉県浦和市

49 | P a g e
ニート工法 / すべり止め舗装

1.22 硬質骨材を使用したすべり止め薄層舗装

技術概要

50 | P a g e
特殊バインダを用いて舗装面に硬質骨材を固着させるすべり止め舗装で、接着性に優れ、アス
ファルト舗装、コンクリート舗装、鋼床版などに施工できます。

ニート工法/すべり止め舗装の特長

 路面の摩擦抵抗が高いため、スリップ防止に効果があります。

 カラー化により、通行区分を明確化することで、安全性を高めることができます。

使用用途

 交差点付近やカーブの減速エリア

 歩道橋やスロープのすべり止め

 既設舗装表面の明色化

51 | P a g e
スタンプコンクリート / コンクリート表面仕上
げ工法

1.23 コンクリート舗装に天然石やレンガの風合いを再

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技術概要

コンクリートやモルタルが柔らかいうちに、着色や成型を行うスタンプ工法です。

スタンプコンクリート / コンクリート表面仕上げ工法の
特長

 天然石と比べて工期や経費を節減します。

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 50 種類におよぶパターンと豊富なカラーバリエーションで、1 万種以上の表情を演出できます。

 未処理のコンクリートと比べて耐摩耗性に優れ、わずかなメンテナンスで美しさを長期間保持
できます。

使用用途

 ショッピングモール、広場

54 | P a g e
フラットバーステッチ工法 / コンクリート版ひ
び割れ補強工法

1.24 コンクリート版ひび割れ部の荷重達率回復工法

技術概要

フラットバーステッチ工法は、ひび割れにより荷重達率が低下したコンクリート版を、鋼製フ
ラットバーで連結してコンクリート版の機能を回復させる補強補修工法です。

フラットバーステッチ工法 / コンクリート版ひび割れ補
強工法の特長

 ひび割れ部での荷重伝達が図れます。

 新たなひび割れの発生を遅らせることができ、コンクリート版の寿命の延長が期待できます。

 6 時間程度の養生で交通開放が可能です。

 フラットバーの埋設幅が 10mm と狭いため補修箇所が目立ちません。

使用用途

 高速道路、一般道路、空港の既設コンクリート舗装のひび割れ補強

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 各種構内、ヤード、工場床等の既設コンクリート舗装のひび割れ補強

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フラットバーステッチ工法の概要


コンクリート版の補強状況


補強完了

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