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Jis B2704
Jis B2704
JISの設計基準に示す基本式は、ピッチ角が小さく、コイル径、有効巻数な
どが荷重を加えても変化しないということを前提として、荷重P によって JIS B 2704
ばねとしての有効なコイル部の材料が、ねじりモーメントP ×D /2 を受け
たとして導いた式である。 円筒コイルばね設計基準
圧縮ばね及び初張力がない 初張力がある引張ばねの基本式
引張ばねの基本式 (ただし、P>Pi)
許容ねじり応力
許容ねじり応力
k = (2) (2́)
δ 8NaD 3 δ 8NaD 3
フック部の曲げ応力の計算式 設計計算に用いる記号
γ P・R 記 号 記号の呼び 単 位
σ= ×
γ1 (π d3/32) d 材料の直径 mm
Di コイル内径 mm
●記号 Do コイル外径 mm
上限応力係数
(N/mm 2)
σ :フック部曲げ応力 D コイル平均径
γ :フック部中心半径
(mm) Di +Do
= mm
γ1:フック部内径半径
(mm) 2
R :コイル部中心半径
(mm)
Nt 総巻数 –
τmax
Na 有効巻数 – σB
Hf 自由高さ(長さ) mm
Hs 密着高さ mm
p ピッチ mm
Pi 初張力 N
ばね用材料の弾性係数
c = D/d ばね指数 –
Gの値 Eの値
材料 G 横弾性係数 N/mm2 τmin
N/mm2 N/mm2 下限応力係数
P ばねにかかる荷重 N σB
ばね鋼鋼材 δ ばねのたわみ mm 図 2 ねじり応力の疲れ強さ線図
硬鋼線 k ばね定数 N/mm
78×10 3
206×10 3
σB:材料の引張強さ
ピアノ線
τo ねじり応力 N/mm2
オイルテンバー線
τ ねじれ修正応力 N/mm2
参考資料
りん青銅線 42×10 3
198×10 3
当たり重量
ベリリウム銅線 44×10 3 127×10 3
W ばねの運動部分 N
の重量
g 重力の加速度 mm/s2
= 9806.65mm/s2
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