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オンライン授業実践ガイド

全学教育推進機構 教育学習⽀援部
サイバーメディアセンター

Ver.3.5
オンライン授業実践法 @阪⼤10選!

CASE とりあえずCLE CASE スライドも顔も収録


1 ファイルのアップロード
 6 2画⾯+⾳声収録

⾮ レポートの提出 カット編集可



CASE
とりあえず声だけ CASE CLEのみで同時配信
2 録⾳をCLEにアップ
 同 7 学内サービスで完結・安⼼
型 補助資料&話術が必要かも?
時 CLEの機能と連携させて使いたい

  型
スライド+⾳声 とりあえずZOOM

CASE CASE

3 パワポでスライドに⾳声を   8 定番オンライン会議ツールを応⽤
と 付けてCLEに

YouTubeにアップして⼿軽に配信


教室での⾃動収録 ア ZOOM(拡散防⽌版)
ら CASE CASE

4 echo教室に当たればできる ル 9 収録動画をダウンロードさせたくない
視 無観客授業も可能 視聴履歴を確認したい


CASE ⼿持ちの動画を配信 イ CASE ZOOM+双⽅向講義
5 ダウンロードされたくない ム 10 学⽣とインタラクションをとりたい
字幕を⼊れたり編集したい

2
活⽤できるサービス
学内で提供しているサービス 学外サービス

3
まずは配付資料をオンラインで公開したり

CASE

1
レポートの提出ができる場所がほしい

資料アップロード・レポート受付

STEP PROS CONS


• CLE1つで完結する • ⾼度な機能の操作には慣れが
1.CLEにログインする • コースは卒業時まで参照可 必要(教員も学⽣も)

2.CLEで資料をアップロードし、 • レポートや課題の提出も可能 • 事前学習をするかは学⽣次第


• 多様なサービスと連携可能 • 直接アップロードしたものは
レポートの提出を受け付ける • 学⽣が教員とやりとりできる ダウンロードできてしまう

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


普通 なし なし 〇 ー △ 可 少∼
4
CASE

2
声のみを録⾳して学⽣に講義したい

+
公開
音声収録

STEP PROS CONS


1.ボイスレコーダーや録⾳アプリで • 板書やスライドに頼らない講 • 90分⾳声のみはきつい(先⽣
義型の授業をしている場合は の話術があればOK?)
⾳声を録る (.mp3, .wav, .wmaなど) ⼿軽に作成でき、学⽣は • 他の教材と組み合わせて

Podcast感覚で聴ける +αの準備が必要
2.完成したファイルをCLEにアップ • 通信量も動画ほど消費せず、 • 直接アップロードした⾳声は
ロードする ネット環境への依存が少なめ ダウンロードできてしまう

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


簡単 なし なし 〇 ̶ △ 可 割と少
5
スライドと⾳声のみの動画を作って

CASE

3
公開したい

+
公開
スライド&音声収録

STEP PROS CONS


1.PowerPointでスライドと⾳声 • スライド中⼼の授業をしてい • 教師の姿が⾒えない
る場合は⼿軽に作成でき、学 • ⿊板を使った板書中⼼の講義
を収録する ⽣も授業に近い感覚で聴ける には適⽤しにくい
• 通信量も動画としては少なめ • 直接アップロードしたものは
2.完成したファイルをCLEにアッ で学⽣のネット環境への依存 ダウンロードできてしまう
プロードする は少ない(480pでの出⼒推奨) (echoを使うと回避可)

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


普通 なし なし 〇 △ 可 割と少 6
CASE

4 echo設置教室で授業を実施予定なので、
それを使って収録・配信したい

+
自動収録 自動公開

STEP PROS CONS


• いつもの教室で収録でき、ス • 90分ベタ撮りの映像は対⾯で
1.利⽤希望調査に回答 or echo 同じ内容を聴くよりもキツい
タイルを変えなくてもいい
収録希望フォームへ申請 • スライドと⿊板の2画⾯収録 • 機材の経年劣化で時々収録に
失敗することがある
ができ、⿊板授業でもOK
2.設定された⽇時に教室でいつも • ストリーミングのみでダウン
• 無観客授業収録は結構ツラい
• 学⽣の通信量が多くなりがち
通り講義する ロードできない設定が可能 (学⽣側で画質調整は可能)

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


易 なし なし 〇 〇 〇 不可 多(調整可)
7
過去に作成済みの動画をダウンロード

CASE

5
できない形で配信したい

+
アップロード 公開

STEP PROS CONS


1.CLE経由でechoのアカウントを • 過去に作った動画をリサイク • 導⼊までと公開のステップが
ルできる ちょっと多め
作成する • 学⽣はダウンロードできない • 効果的な動画を作成するのに
はある程度ノウハウ・機材・
設定にできる
2.echoに動画をアップロードする • 他の動画編集ソフトで字幕な
ソフトが必要
• 学⽣の通信量が多くなりがち
3.CLEで公開する どをつけてからアップできる (学⽣側で画質調整は可能)

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


普通 なし なし 〇 〇 不可 多(調整可) 8
スライドと顔の2画⾯を収録して配信したい。

CASE

6
また、収録したものの⼀部をカットしてから

配信したい

+ +
収録 カット編集 公開
STEP

1.CLE経由でechoのアカウントを
作成して、アプリ(Universal PROS CONS
• パソコン画⾯とウェブカメラ • 導⼊までと公開のステップが
Capture)をインストールする 等の2画⾯を⼿軽に収録し・ ちょっと多め
2.収録してアップロードする 視聴できる • パソコンのバージョンによっ
• 学⽣はダウンロードできない てはアプリが不安定なことも
3.echoでカット編集をしてコース 設定にできる • 学⽣の通信量が多くなりがち
へ公開する • カット編集はできる (学⽣側で画質調整は可能)

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


やや難 なし なし 〇 〇 〇 不可 多(調整可) 9
リアルタイムで双⽅向の授業を実施して収録

CASE

7
したい。不⽤意な拡散等のリスクを避けるため

にも、できるだけ学内のサービスで実施したい

+
配信&収録 公開

STEP PROS CONS


1.CLEでCollaborateを利⽤可能な • CLE内部で全て完結 • 教員側の操作は慣れが必要
• 学⽣・教員ともアプリ不要 (学⽣側は⽐較的分かりやすい)
設定にする • クイズや挙⼿、チャット等、 • 9/30以降も利⽤できるかは不
対⾯の授業を補う機能がある 透明
2.セッションを作成する • 障がいを持つ学⽣でも⾒やす • 学⽣の通信量が多くなりがち
い配⾊ &同時配信時のトラブル対応
3.Collaborateで講義し、収録する • ⾃動で出⽋確認が可能 が難しい

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


やや難 ∼9/30 ∼500人※1 〇 〇※2 〇 不可 多(調整可)
10
※1申請が必要。250人までは申請無で利用可能 ※2 2画面配信はリアルタイム配信時のみ
リアルタイムで双⽅向の授業を実施し、

CASE

8
収録したものを⼿軽に配信したい。

+ +
配信・収録 アップロード 公開

STEP

1.ZOOMで講義し、収録する PROS CONS


• いずれも学外のサービスのた
2.収録した映像ファイルをYouTube • 使⽤経験があれば導⼊が楽
め、⼗分にサポートできない
• サービスの安定性が⾼い
にアップロードする(限定公開) • ZOOMのさまざまな機能を教
• YouTubeの動画は容易にダウ
ンロードされてしまう
育に活⽤できる
3.CLEにYouTubeの限定公開のリン • CLEのコースページ内にリン
• 学⽣の通信量が多くなりがち
&同時配信時のトラブル対応
クを掲載する クを置くことができる が難しい

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


普通 4/30※ 500人※ △ 〇 可 多(調整可)
※4/30以降も無料アカウントで40分・100人までで利用可能 11
リアルタイムで双⽅向の授業を実施し、収録
CASE

9
したものを配信したい。ZOOMは使いたい
が、できるだけ拡散されないようにしたい

+ +
配信・収録 アップロード 公開

STEP PROS CONS


1.ZOOMで講義し、収録する • 使⽤経験があれば導⼊が楽 • ZOOMは学外のサービスのた
• サービスの安定性が⾼い め、⼗分にサポートできない
2.収録した映像ファイルをecho • ZOOMのさまざまな機能を教
• echoを利⽤する際のステップ
がちょっと多い
にアップロードする 育に活⽤できる
• 学⽣の通信量が多くなりがち
• echoにアップすることでダウ &同時配信時のトラブル対応
3.CLEにechoの映像を公開する ンロード不可にできる が難しい

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


やや難 4/30※ 500人※ 〇 〇 〇 不可 多(調整可)
12
※4/30以降も無料アカウントで40分・100人までで利用可能
CASE

10 リアルタイムで配信しつつ、学⽣と多様な
双⽅向のやりとりがしたい

配信・収録
+ 双方向のやりとり
+
アップロード・公開

STEP

1.ZOOMで講義し、収録する PROS CONS


• 使⽤経験があれば導⼊が楽
2.ロイロノートスクールを使って双⽅ • ZOOMは学外のサービスのた
• サービスの安定性が⾼い め、⼗分にサポートできない
向授業をする • ZOOMのさまざまな機能を教 • ロイロノート利⽤の際は申請
育に活⽤できる が必要
3.映像をCLEのコースに公開する • ZOOMはPCで、ロイロはスマ • 学⽣の通信量が多くなりがち
(YouTube or echoを利⽤) ホの2台使いがオススメ &トラブル対応が難しい

導入難易度 利用期限 人数制限 限定公開 2画面配信 視聴履歴 ダウンロード 通信量


やや難 4/30※ 500人※ 〇 〇 〇 可 or 不可 多(調整可)
※4/30以降も無料アカウントで40分・100人までで利用可能
13
使⽤上の注意とお願い
学⽣の通信環境は⼤変難しい問題です。少なくとも4⽉中は通信量の
負担が少ない選択肢からスタートされるのがいいかもしれません。

⽇夜サポート対応を頑張っていますが、お返事に時間がかかったり、
⼗分にサポートできないことがあります。
特に学外サービスについてのサポートは難しいため、⼀般のウェブ

サイトや各マニュアルをご参照ください。

紹介した内容が、最新でなかったり正しくなかったりする場合も⼀部
あるかもしれませんが、ご容赦ください。

危機を乗り越えるためには皆様の協⼒が必要です。
是⾮部局等で情報を持ち寄ってノウハウを共有してください。

不明な点があればまずは下記のウェブサイトをご参照ください
遠隔講義などメディア授業に関する情報提供ページ
https://www.cmc.osaka-u.ac.jp/?page_id=6184

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