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FSSC向上プログラム要求事項文書及び自己評価ツール

(バージョン1.0 - 2020年2月)

組織名:
市:
住所:
国名:
製造/加工活動:      
    
評価者名:
強化実施期日:
バージョン:
FSSC 22000向上プログラムバージョン1.0
2020年2月 レベル1

相互参照 要求事項及び評価のための質問
ISO オリジナル グ
22000:2018 ローバル市場プ 向上プログラム 要求事項
ログラム の箇条

1. 食品安全システム要求事項
5.1 1.1 1.1 リーダーシップ及びコミットメント
組織は,トップマネジメントのコミットメントよって,食品安全プログラムを向上
し,実施し,順守するための資源を提供しなければならい。

F 1.1.1 1.1.1 経営陣が,その食品安全プログラムの実施及び順守のための資源の提供にコミットメントし


ている証拠があるか?
F 1.1.2 1.1.2 食品安全にとって重大な責任が文書化されているか? 例えば,製品リリース,不適合
製品に関する責任
5.3 1.1 1.2 組織の役割,責任及び権限
組織は,食品安全に関する役割,責任及び権限が実施されることを確実にしなければなら
ない。

F1.1.1 1.2.1 製品安全が確実になるように,食品安全に関する役割,責任及び権限が実施され,


理解されているか?
7.1.5 1.3 食品安全システムの外部で策定された要素
食品安全システムの外部で策定された要素を使用する場合,組織は,それが組織の
活動に該当することを検証しなければならない
1.3.1 食品安全システムの外部で策定された要素を検証し,それが組織の活動を対象とし
,また組織にとって適切なものであると確認されているか?
7.2 1.9 1.4 力量
組織は,その職責に従って,すべての要員が食品安全及び実施手順について適切に教育
・訓練されることを確実にしなければならない。 

F 1.9.1 1.4.1 すべての新しい要員が効果的に教育・訓練を受けたか?


F 1.9.2 1.4.2 すべての関連要員が再教育・訓練を受けたか?

December 2018
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相互参照 要求事項及び評価のための質問
7.4.2 1.2 1.5 外部コミュニケーション
組織は,利害関係者との効果的なコミュニケーションを確実にし,フードチェーン全体での食
品安全を確実にしなければならない。

F 1.2.1 1.5.1 法令及び規制当局,顧客及び業界団体の食品安全要求事項又は技術手引書が利用可能


で,かつ最新のものか?
1.3 1.6 製品リリースを含む仕様
組織は,すべての最終製品に関する製品仕様が利用できることを確実にし,それが適切
かつ正確で,該当する安全,法令及び顧客要求事項に適合したものであることを確認しな
ければならない。
組織は,適切な製品リリース手順を準備し,実施しなければならない。

F 1.3.1 1.6.1 すべての最終製品に関する仕様が利用可能か?


F 1.3.2 1.6.2 利用可能な仕様は,該当する安全,法令及び顧客要求事項に対応しているか?
F 1.3.3 1.6.3 仕様は最新で,曖昧でなく,かつ関連スタッフが利用できるか?
F 1.3.4 1.6.4 仕様の変更は,内部及び外部の両方に明確に伝えられているか?

F 1.3.5 1.6.5 文書化した製品リリース手順書が整っているか?


その手順書は,最終製品が仕様を満たしていることを効果的に確認できるものか?
F 1.3.6 1.6.6 仕様を管理する責任をもつ要員は指名されているか?
7.5 1.7 1.7 文書化した情報
組織は,関連するすべての規制及び顧客の食品安全要求事項を含む食品安全システムに
,組織が適合していることを証明する記録が利用できることを確実にしなければならない。

F 1.7.1 1.7.1 組織が,該当するすべての法令及び顧客の食品安全要求事項を含む食品安全システムに


適合していることを実証する記録は利用可能か?
F 1.7.2 1.7.2 組織は,規制又は顧客要求事項に適合することを示す記録の保管期間を定めているか?

1.8 手順
レベ1には適用しない

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
8.3 1.4 1.9 トレーサビリティシステム
組織は,該当する法及び規則若しくは顧客又は業界要求事項に従って,所定の期間につ
いて,食品安全及び最終製品の出荷先となる顧客に影響しうる購入製品の直接のサプライ
ヤを特定できなければならない。
記録には,次のものを含まなければならない:
• 食品安全に影響しうる購入製品及びその直接のサプライヤの特定
• 顧客及び最終製品出荷の記録

F 1.4.1 1.9.1 組織は,食品安全に影響しうる購入製品の直接のサプライヤを特定できるか?


F 1.4.2 1.9.2 組織は,最終製品の出荷先となる顧客を特定できるか?

F 1.4.3 1.9.3 購入した最終製品のサプライヤ及び最終製品の顧客の特定に関する文書は,適切に記録


され,維持され,整頓され,安全に保管され,必要なときは直ちに利用できるようになってい
るか?

8.4 緊急事態への準備及び対応 (レベル1には適用しない)


8.5.1 3.1 1.11 ハザード分析を可能にする予備段階
組織は,製品及び製品カテゴリに関する規制及び顧客要求事項を特定し,順守しなければ
ならない。
すべての製品には,次のものを含めなければならない:
• タスク1: 学際的な食品安全チームを結成する。
• タスク2: すべての材料(原料,包装,最終製品を含む)の製品及び製品カテゴリ並びに保
管及び出荷に必要な条件を記述する
• タスク3: 製品の意図する使用を記述し,ターゲット消費者を特定する。
• タスク4: プロセスフロー図において,製品を生産するためのすべてのステップを記述する

• タスク5: プロセスフロー図が正確であることを確実にするために、プロセスフロー図を生
産プロスと比較する。

F 3.1.1 1.11.1 組織は,製品及び製品カテゴリに関する規制及び顧客要求事項を特定し,順守しているか


?
F 3.1.2 1.11.2 食品安全に関して異なる責任をもつ学際的チームは,このセクションのチェックリストに記述
されているタスク(タスク2-5)を実施したか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
F 3.1.3 1.11.3 原料,包装,最終製品並びに保管及び出荷条件を含む,すべての材料を含めた製品/製品
カテゴリの完全な製品説明書が利用可能か?
F 3.1.4 1.11.4 製品の意図する使用が記述されて,ターゲット消費者が特定されているか?
F 3.1.5 1.11.5 製品を生産するためにとるすべてのプロセスステップが,プロセスフロー図に記述されてい
るか?
F 3.1.6 1.11.6 プロセスフロー図がプロセスを正確に反映したものであることを確実にするために,プロセ
スフローを比較したか?
プロセスフロー図が正確であることを確実にするために、プロセスフロー図を生産プロスと
比較したか?

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8.5.2 3.3 1.12 ハザード分析
組織は,その製品に関する自国の規制及び輸出先国の規制並びに消費者要求事項を特
定し,それらに適合しなければならない。

組織は,その食品製造プロセスの分析を行って,食品安全リスクの原因となりうる,食品の
生産に起因する食品安全ハザードがあるかどうかを判定しなければならない。

製造プロセス内にこれらのハザードが確認された場合,組織は,それらのハザードを除去
又は許容レベルまで軽減することを確実にする,効果的な管理手段を有していなければな
らない。

ハザードの分析及び管理のためのアプローチは,コーデックス食品委員会(CODEX
Alimentarius)の7つのHACCP原則に合致していなければならない。

組織は,外部で策定された食品安全又はHACCP計画を採用してもよい。これらの外部で策
定された計画には,この規格の要求事項を満たし,それが検証/妥当性確認されたもので
あることを示す客観的な証拠がなければならない。組織の活動は,計画の適用範囲内に入
っていなければならず,また計画の対象でない活動については,組織は追加の分析を実施
しなければならない。

F 3.3.1 1.12.1 組織は適用される規制を特定し,サンプルが規制に適合することを示したか?


F 3.3.2 1.12.2 組織は,食品に関する重大な食品安全リスクの原因となりうる食品安全ハザードを特定す
るために,製造プロセスの分析を実施したか?
F 3.3.3 1.12.3 食品安全ハザードに関する効果的な管理手段が特定され,実施されているか?
F 3.3.4 1.12.4 外部の食品安全/HACCP計画を採用する場合,その検証/妥当性確認を行っているか,また
,その計画は組織の活動範囲の対象となるものか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
8.7 1.8 1.13 モニタリング及び測定の管理
食品安全及び規制要求事項にとって重要な測定及びモニタリング装置は信頼できるもので
なければならない。

F 1.8.1 1.13.1 食品安全及び規制要求事項にとって重要な測定及びモニタリング装置が特定され,


意図する用途に対して正しくかつ適切に機能しているか? それらの装置は適切に保守
され,必要に応じて,校正されているか?

8.9.4 1.5 1.14 安全でない可能性のある製品の取扱い


組織は,安全でない可能性のある製品を明確に特定し,意図しない使用又は出荷を防止す
るために管理し,食品安全ハザードを除去又は許容レベルまで軽減するため,若しくは廃
棄物として破棄及び/又は処分されることを確実にするために,組織内又は組織外で処理さ
れることを確実にしなければならない。

F 1.5.2 1.14.1 不適合の状況に影響された製品は,評価されるまで管理下に置かれているか?


F 1.5.3 1.14.2 製品が安全でない可能性があるとき,組織は,報告,封じ込め,手直し,回収又はリコール
のための措置を講じることができるか?
F 1.5.4 1.14.3 不適合製品の管理は,力量があり,十分に教育・訓練された要員によって行われているか?

1.15 回収/リコール
2.13参照
10.1 1.6 1.16 不適合及び是正処置
組織は,不適合の再発を防止するために,可能な限り迅速に是正処置がとられることを確
実にしなければならない。
F 1.6.1 1.16.1 不適合の調査を実施して,その重大さを評価し,根本原因を特定しているか?
F 1.6.2 1.16.2 適切な是正処置を策定して,適時に実施しているか?
ISO 22002-1 オリジナルのGM
プログラム 2. 前提条件プログラム要求事項
4 2.2 2.1 建物の構造と配置
組織の施設は,汚染のリスクを軽減するように配置され,維持されて,安全かつ合法的な
製品の生産を可能にするものでなければならない。
F 2.2.1 2.1.1 施設は,製品安全が確実になるように配置され,建設され,維持されているか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
F 2.2.2 2.1.2 施設は,製品の物理的,化学的及び微生物学的汚染を防止するように効果的に維持,清
掃・洗浄されているか?
F 2.2.6 2.1.3 施設の土地及び周辺区域は,廃棄物及びゴミの堆積がないように保守されているか?

F 2.2.7 2.1.4 建物には,適切な換気装置が備わっているか?


F 2.2.8 2.1.5 建物は害虫の侵入を防止するようになっているか?
5 2.2 施設及び作業区域の配置
組織の施設及び作業区域は,汚染のリスクが軽減されるように設計され,維持されて,安
全かつ合法的な製品の生産を可能にするものでなければならない。

F 2.2.4 2.2.1 食品と接触する構造物,表面及び材料は,容易に保守及び清掃・洗浄ができるものか?

F 2.2.5 2.2.2 機器は,廃水又は下水によって食品安全が損われることがないように配置されているか?

F 2.2.3 2.2.3 食品安全の実践が効果的であることを確実にするために,適切な光度及び設計の照明が


あるか?
6.2 2.7 2.3 ユーティリティ:給水
組織は,食品と接触する水,氷又は蒸気の品質が意図する使用にとって適切である
ことを確実にしなければならない。
食品と接触するすべての水,成分水及び清掃・洗浄並びに殺菌・消毒作業に使用す
る水は,飲料水源からのものでなければならない。

F 2.7.1 2.3.1 施設には,意図する使用にとって適切な上水又は飲料水の取水口が備わっているか?

F 2.7.2 2.3.2 飲料水の管と非飲料水の管は識別できるようになっているか?


F 2.7.3 2.3.3 水,蒸気及び氷の品質が最終製品の食品安全を損わないことを確実にするためのプロセ
スが設けられているか?
F 2.7.4 2.3.4 非飲料水による飲料水の交差汚染を防止するためのシステムが設けられているか?

7 2.9 2.4 廃棄物処理


組織は,廃棄物の回収及び処分のためのプログラムを備えていなければならない。

F 2.9.1 2.4.1 廃棄物の保管及び撤去のための切な設備があるか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
F 2.9.2 2.4.2 食用でない製品,廃棄物又は副生成物のために指定された容器は,明瞭に表示されて,
正しく使用されているか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
8 2.3 2.5 装置の適切性,清掃・洗浄及び保守
水及び食品と直接又は間接的に接触する装置が,食品の汚染源となってはならない。

F 2.3.1 2.5.1 食品と接触する表面は,食品グレードの材料で製作されているか?


F 2.3.2 2.5.2 水及び食品と接触する装置及び容器は,清掃・洗浄,殺菌・消毒,排水,点検及び
保守が可能な設計及び構造になっているか?
F 2.3.3 2.5.3 例えばレトルト,クーラーなど,食品安全を管理する要に意図された装置は,業界の認定さ
れた専門家又は当局によって定期的に評価されているか?
F 2.3.4 2.5.4 食品安全に影響しうる装置の据付け,使用,清掃・洗浄,殺菌・消毒,検証,校正及び保守
に関する製造業者の指示書に従っているか?
F 2.3.5 2.5.5 フォークリフト及び他の駆動輸送台車は,清潔で,排出物を介した汚染を回避するのに適し
たタイプのものか?
F 2.3.6 2.5.6 水及び食品と接触しうる潤滑油は,食品接触用途として承認されたものか,また製造業者
の指示書に従って使用されているか?
9 1.11 2.6 購入材料の管理(マネジメント)

2.6.1 外部供給源の品目及びサービスは,製品安全が確実なように管理されているか?
10 2.5 2.7 交差汚染の予防手段
組織は,製品の物理的,化学的又は微生物学的汚染のリスクを最小限にとどめるために,
適切な施設及び手順の備えを確実にしなければならない。
F 2.5.1 2.7.1 物理的,化学的又は微生物学的汚染を低減又は回避するための,物理的障壁又は効果
的な手順を設けているか?
10.3 3.2 2.8 アレルゲンの管理(マネジメント)
組織は,アレルゲンの交差汚染を防止するための適切な管理手段が整っていることを確
実にしなければならない。
食品アレルギーの原因となることが知られている製品中のすべての材料は,明瞭に特定し
て,消費者に伝えなければならない。

F 3.2.1 2.8.1 生産の全段階を通じて,アレルゲンを管理し,製品の交差汚染を防止するためのプログラ


ムが設けられているか?
F 3.2.2 2.8.2 アレルゲン管理プログラムの策定において,規制及び適切な顧客要求事項に対応している
か?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
F 3.2.3 2.8.3 交差汚染の潜在的原因を特定し,また,交差汚染を回避するための原料,中間製品及び
最終製品の取扱い手順を確立したか?
F 3.2.4 2.8.4 製品に接触する表面の清掃・洗浄及び殺菌・消毒に関する手順が設けられており,それが
食品接触表面からすべての潜在的アレルゲンを除去することに効果的か?
11 2.4 2.9 清掃・洗浄及び殺菌・消毒
組織は,適切な清掃・洗浄及び殺菌・消毒の基準が常に,またすべての生産段階にわたっ
て,維持されることを確実にしなければならない。
F 2.4.1 2.9.1 文書化した清掃・洗浄及び殺菌・消毒の手順書が整っており,また,検証活動を含めて,そ
れは施設,ユーティリティ及び機器の清浄度を確実にするために効果的か?

F 2.4.2 2.9.2 運用手順は,清掃・洗浄及び殺菌・消毒の対象となる施設及び装置,プロセスの説明,頻


度,製品,水源,並びに要求される清浄度を決定するための検証基準について規定してい
るか?

F 2.4.3 2.9.3 清掃・洗浄装置,用具及び化学薬品は明瞭に表示されており,製品,装置,包装から離れ


て分離された区域に保管されていて,意図する用途に適しているか?

F 2.4.4 2.9.4 清掃・洗浄装置,用具及び化学薬品は目的に適したものであり,また製造業者の指示書に


従って使用されていて,さらに清掃・洗浄及び/又は殺菌・消毒が効果的になって,食品又
は水の安全に影響しう残留物が奉仕されないように使用されているか?
F 2.4.5 2.9.5 清掃・洗浄及び殺菌・消毒用の化学薬品は,組織によって,目的に適したものかどうか(食
品グレード,関係当局の承認済)の評価が行われているか?
F 2.4.6 2.9.6 清掃・洗浄及び殺菌・消毒用の化学薬品は,濃度,温度,機械的作用及び,場合によって,
すすぎ洗いまでの待ち時間を含めて,製造業者の指示書に従って使用されているか?

F 2.4.7 2.9.7 清掃・洗浄及び殺菌・消毒には,資格用件を満たした,教育・訓練された要員を使用してい


るか?
12 2.6 2.10 有害生物の防除(ペストコントロール)
組織は,害虫浸入(そ(鼠)族,昆虫,鳥を含む)のリスクを低減又は排除するための管理策を
もつことを確実にしなければならない。
F 2.6.1 2.10.1 害虫侵入の痕跡はないか?
F 2.6.2 2.10.2 有効な害虫駆除プログラムを設けているか?
F 2.6.3 2.10.3 管理策は,製品,原料及び施設に関連して適切なものか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
F 2.6.4 2.10.4 検査プログラムは,力量のある要員によって,適切な頻度で実施され,その所見に対処して
いるか?
13 2.1 2.11 要員の衛生及び従業員のための施設
組織は,そのすべての従業員及び来訪者のための適切な衛生規範の実施を確実にしなけ
ればならない。
このような規範は,顧客に向けた安全な製品の衛生的取扱い及び出荷がもたらさせるもの
でなければならない。
人の衛生に関する,コーデックス食品委員会の勧告に従わなければならない。

13.1 F 2.1.1 2.11.1 要員は,定期的にクリーニングされ,交換される適切な防護服及び履物を着用しているか?

F 2.1.2 2.11.2 要員は頻繁に手洗いを行い,手又は前腕の傷を適切な防水性の包帯で覆っているか?


F 2.1.3 2.11.3 要員は,私物を専用の場所に残しているか?
F 2.1.4 2.11.4 病気又は食品若しくは人を媒介する伝染病に感染しているか,又は菌を保有していること
が判明している要員は,食品及び食品と接触する材料との接触がないようにされているか?

F 2.1.5 2.11.5 食品汚染の回避に必要な予防策を規定している衛生指示書は,理解しやすい形で要員が


利用できるようになっているか?
F 2.1.6 2.11.6 施設へのアクセスは,個人衛生に関する関連手順を認識し,適合している要員に制限され
ているか?
F 2.1.7 2.11.7 個人衛生要求事項が定められていて,すべての関連要員,請負業者及び来訪者に適用さ
れているか?
F 2.1.8 2.11.8 個人衛生要求事項は,該当する場合,法的要求事項に適合しているか?

F 2.1.9 2.11.9 感染性の病気の場合に,要員,請負業者及び来訪者に対してとるべき行動の伝達手順が


定められているか?
F 2.1.10 2.11.10 病気の疑いがある個人が食品領域に入ってもよいかどうかを決定する責任をもつ,資格要
件を満たした要員がいるか,また,これらの個人をどのようにして管理しているか?
F 2.1.11 2.11.11 従業員,請負業者及び来訪者は,個人衛生要求事項を認識し,それを順守しているか?

F 2.1.12 2.11.12 要員,請負業者及び来訪者は,指定の作業領域での防護服の着用及び交換に関する要


求事項を認識し,順守しているか?

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相互参照 要求事項及び評価のための質問
13.2 2.8 要員の衛生施設及びトイレ
組織は,スタッフ用の施設が,食品安全に影響しうる汚染を防止するように設計され,運用
されることを確実にしなければならない。
F 2.8.1 2.11.15 スタッフ用の適切な更衣室が設けられているか?
F 2.8.2 2.11.16 トイレは備えられており,使用可能で,出入り可能で,かつ,加工及び食品取扱い区域から
適切に分離されているか?
F 2.8.3 2.11.17 適切かつ十分な(数の)手洗い場が設けられていて,出入りができるか?
F 2.8.4 2.11.18 独立した食堂施設が,生産,包装及び保管区域から離れて設けられているか?
14 2.12 手直し
手直しは,食品安全に影響しうる汚染を効果的に防止するように管理されている。

14.1.1 F 1.5.1 2.12.1 手直しは,製品安全,品質,トレーサビリティ及び法令順守が維持されるように保管され,


取り扱われ,使用されているか?
15 2.13 製品のリコール手順
リリースされた安全でない(可能性のある)製品をサプライチェーンから撤去することを確実
にするシステムが設けられている。
15.1- 01 2.13.1 要求事項に適合しない製品を特定し,場所を見つけ出し,サプライチェーンのすべての必
要な点から撤去するためのシステムが設けられているか?
2.13.2 要員は,製品を封じ込め,当局及び顧客に報告しなければならない状況及び,そのような
報告を誰にしなければならないかを知っているか?
16 2.10 2.14 倉庫保管
組織は,すべての原料(包装を含む),半加工製品及び最終製品が,製品を保護する条件
下で保管され,輸送されることを確実にしなければならない。
F 2.10.1 2.14.1 最終製品及び材料の保管にとって適切な施設があるか?
F 2.10.2 2.14.2 保管施設は,交差汚染を回避するように適切に建設 / 構成(原料,最終製品,材料,包装
材など)されているか?
F 2.10.3 2.14.3 輸送は,最終製品の(例えば,温度及び湿度の調整による)劣化を最小限にするのに適切
か?

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年2月レベル2

相互参照 要求事項及び
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ログラム 箇条

1. 食品安全システム要求事項
5.1 1.1 1.1

F 1.1.1 1.1.1

F 1.1.2 1.1.2

5.3 1.1 1.2

F1.1.1 1.2.1

I 1.1.1 1.2.2
I 1.1.2 1.2.3
7.1.5 1.3

1.3.1

7.2 1.9 1.4

F 1.9.1 1.4.1
F 1.9.2 1.4.2
I 1.9.1 1.4.3
I 1.9.2 1.4.4

I 1.9.3 1.4.5
I 1.9.4 1.4.6
7.4.2 1.2 1.5

F 1.2.1 1.5.1

I 1.2.1 1.5.2

I 1.2.2 1.5.3

1.3 1.6

F 1.3.1 1.6.1
F 1.3.2 1.6.2
F 1.3.3 1.6.3
F 1.3.4 1.6.4
F 1.3.5 1.6.5

F 1.3.6 1.6.6

I 1.3.1 1.6.7

I 1.3.2 1.6.8
I 1.3.3 1.6.9
I 1.3.4 1.6.10
I 1.3.5 1.6.11

I 1.3.6 1.6.12
7.5 1.7 1.7

F 1.7.1 1.7.1

F 1.7.2 1.7.2

I 1.14 1.8

I 1.14.1 1.8.1

I 1.14.2 1.8.2
8.3 1.4 1.9

F 1.4.1 1.9.1
F 1.4.2 1.9.2
F 1.4.3 1.9.3

I 1.4.1 1.9.4

I 1.4.2 1.9.5

I 1.4.3 1.9.6
I 1.4.4 1.9.7

I 1.4.5 1.9.8
I 1.4.6 1.9.9
8.4 1.10

I 1.12.1 1.10.1

I 1.12.2 1.10.2

I 1.12.3 1.10.3

I 1.12.4 1.10.4
8.5.1 3.1 1.11

F 3.1.1 1.11.1

F 3.1.2 1.11.2

F 3.1.3 1.11.3

F 3.1.4 1.11.4
F 3.1.5 1.11.5

F 3.1.6 1.11.6

8.5.2 3.3 1.12


I 3.3

F 3.3.1 1.12.1
F 3.3.2 1.12.2

F 3.3.3 1.12.3
F 3.3.4 1.12.4

I 3.3.1 1.12.5

I 3.3.2 1.12.6
I 3.3.3 1.12.7

I 3.3.4 1.12.8
I 3.3.5 1.12.9
I 3.3.6 1.12.10
I 3.3.7 1.12.11

I 3.3.8 1.12.12
I 3.3.9 1.12.13
I 3.3.10 1.12.14
I 3.3.11 1.12.15
8.7 1.8 1.13

F 1.8.1 1.13.1

I 1.8.1 1.13.2

I 1.8.2 1.13.3

8.9.4 1.5 1.14

F 1.5.2 1.14.1
F 1.5.3 1.14.2

F 1.5.4 1.14.3

I 1.5.1 1.14.4

8.9.5 1.12 1.15

10.1 1.6 1.16

F 1.6.1 1.16.1
F 1.6.2 1.16.2
I 1.6.1 1.16.3

I 1.13 1.17

I 1.13.1 1.17.1
I 1.13.2 1.17.2
ISO 22002-1 オリジナルのGM
プログラム 2. 前提条件プログラム要求事項
4 2.2 2.1

F 2.2.1 2.1.1
F 2.2.2 2.1.2

F 2.2.6 2.1.3

F 2.2.7 2.1.4
F 2.2.8 2.1.5
5 2.2

F 2.2.4 2.2.1

F 2.2.5 2.2.2

F 2.2.3 2.2.3

6 F 2.7 2.3

F 2.7.1 2.3.1

F 2.7.2 2.3.2
F 2.7.3 2.3.3

F 2.7.4 2.3.4

7 2.9 2.4

F 2.9.1 2.4.1
F 2.9.2 2.4.2

8 2.3 2.5

F 2.3.1 2.5.1
F 2.3.2 2.5.2

F 2.3.3 2.5.3

F 2.3.4 2.5.4

F 2.3.5 2.5.5

F 2.3.6 2.5.6
8.6 2.11

I 2.11.1 2.5.7

I 2.11.2 2.5.8
I 2.11.3 2.5.9
I 2.11.4 2.5.10
I 2.11.5 2.5.11
9 1.11 2.6

2.6.1
I 1.11.1 2.6.2
I 1.11.2 2.6.3

I 1.11.3 2.6.4
I 1.11.4 2.6.5

I 1.11.5 2.6.6
I 1.11.6 2.6.7

I 1.11.7 2.6.8

I 1.11.8 2.6.9

I 1.11.9 2.6.10

I 1.11.10 2.6.11

10 2.5 2.7

F 2.5.1 2.7.1

10.3 3.2 2.8

F 3.2.1 2.8.1

F 3.2.2 2.8.2

F 3.2.3 2.8.3

F 3.2.4 2.8.4

11 2.4 2.9

F 2.4.1 2.9.1

F 2.4.2 2.9.2

F 2.4.3 2.9.3

F 2.4.4 2.9.4
F 2.4.5 2.9.5

F 2.4.6 2.9.6

F 2.4.7 2.9.7

12 2.6 2.10

F 2.6.1 2.10.1

F 2.6.2 2.10.2
F 2.6.3 2.10.3
F 2.6.4 2.10.4

13 2.1 2.11

F 2.1.1 2.11.1

F 2.1.2 2.11.2

F 2.1.3 2.11.3
F 2.1.4 2.11.4

F 2.1.5 2.11.5

F 2.1.6 2.11.6

F 2.1.7 2.11.7

F 2.1.8 2.11.8

F 2.1.9 2.11.9

F 2.1.10 2.11.10

F 2.1.11 2.11.11

F 2.1.12 2.11.12

13.2 2.8

F 2.8.1 2.11.15
F 2.8.2 2.11.16

F 2.8.3 2.11.17
F 2.8.4 2.11.18
14 2.12

14.1
14.1.1 F 1.5.1 2.12.1

15 2.13

15.1- 01 2.13.1

2.13.2

16 2.10 2.14

F 2.10.1 2.14.1
F 2.10.2 2.14.2

F 2.10.3 2.14.3

I 2.10.3 2.14.4

17 2.15
17- 01 2.15.1

18 3.4 2.16

I 3.4.1 2.16.1

I 3.4.2 2.16.2

I 3.4.3 2.16.3

FSSC追加要求事項
オリジナルのGM
プログラム 3. FSSC 22000追加要求事項
Part 2, 2.5.1 1.10 2.17

I 1.10.1 2.17.1

I 1.10.2 2.17.2

Part 2, 2.5.5 2.18


2.18.1

2.18.2
C 22000向上プログラムバージョン1.0 2020
年2月レベル2

要求事項及び評価のための質問

要求事項

食品安全システム要求事項 適合しているか?
参考文献
Yes/No

リーダーシップ及びコミットメント
組織は。トップマネジメントのコミットメントよって,食品安全プログラムを向上
し,実施し,順守するための資源を提供しなければならい

経営陣が意欲的に食品安全プログラムの実施と,その順守のための資源を提供している
ことを示す証拠があるか?
食品安全にとって重大な責任が文書化されているか? 例えば,製品リリース,不適
合製品に関する責任
組織の役割,責任及び権限
組織は,少なくともその活動が製品安全に影響を与えるスタッフの職務内容説明書,責任
及び報告関係を盛り込んだ明確な組織構成を確立しなければならない

製品安全が確実になるように,食品安全に関する役割,責任及び権限が実施され,
理解されているか?
上記の役割は文書化されているか?
組織の構成の概略を示した最新の組織図が利用可能か?
食品安全システムの外部で策定された要素
食品安全システムの外部で策定された要素を使用する場合,組織は,それが組織の活動
に該当することを検証しなければならない
食品安全システムの外部で策定された要素を検証し,それが組織の活動を対象とし
,また組織にとって適切なものであると確認されているか?
力量
組織は,その職責に従って,すべての要員が食品安全及び実施手順について適切に教
育・訓練されることを確実にしなければならない。 
すべての新しい要員が効果的に教育・訓練を受けたか?
すべての関連要員が再教育・訓練を受けたか?
すべての関連要員が再教育・訓練を受けたか?
その職務が食品安全に影響しうる全ての要員のための教育・訓練プログラムがあるか,ま
た,それは効果的に実施されているか?
適切な教育・訓練記録があるか?
再教育・訓練プログラムがあるか,また,それは実施されたか?
外部コミュニケーション
組織は,利害関係者との効果的なコミュニケーションを確実にし,フードチェーン
全体での食品安全を確実にしなければならない。

法令及び規制当局,顧客及び業界団体の食品安全要求事項又は技術手引書が利用可
能で,かつ最新のものか?
サプライヤ及び請負業者,顧客,法令及び規制当局,並びに業界団体とのコミュニケーシ
ョンを図るための効果的な仕組みが確立され,実施され,維持されているか?
サプライヤ,請負業者,顧客,法令及び規制当局,並びに業界団体とのコミュニケーション
の記録をとっているか?
製品リリースを含む仕様
組織は,すべての最終製品に関する製品仕様が利用できることを確実にし,それが適切
かつ正確で,該当する安全,法令及び顧客要求事項に適合したものであることを確認しな
ければならない。
組織は,適切な製品リリース手順を準備し,実施しなければならない。

最終製品の仕様に関する要求事項
すべての最終製品に関する仕様が利用可能か?
利用可能な仕様は,該当する安全,法令及び顧客要求事項に対応しているか?
仕様は最新で,曖昧でなく,かつ関連スタッフが利用できるか?
仕様の変更は,内部及び外部の両方に明確に伝えられているか?
文書化した製品リリース手順書が整っているか?
その手順書は,最終製品が仕様を満たしていることを効果的に確認できるものか?
仕様を管理する責任をもつ要員は指名されているか?
すべての製品インプットの仕様に関する要求事項
すべての製品インプット(原料,材料,添加物,包装材,手直しなど)の仕様が利用可能か?

利用可能な仕様は,該当する安全,法令及び顧客要求事項に対応しているか?
仕様は最新で,曖昧でなく,関係スタッフが値要できるに配布されているか?
仕様に変更があれば,それが内部及び外部にはっきりと通達されているか?
文書化した製品リリース手順書が整っているか?
その手順書は,最終製品が仕様を満たしていることを効果的に確認できるものか?
仕様を管理する責任をもつ要員は指名されているか?
文書化した情報
組織は,関連するすべての規制及び顧客の食品安全要求事項を含む食品安全システム
に,組織が適合していることを証明する記録が利用できることを確実にしなければならな
い。

組織が,該当するすべての法令及び顧客の食品安全要求事項を含む食品安全システム
に適合していることを実証する記録は利用可能か?

組織は,規制又は顧客要求事項に適合することを示す記録の保管期間を定めているか?

手順
組織は,製品安全への影響があるすべてのプロセス及び業務に関する詳細な手順並び
に指示書を作成し,実施しなければならない。
食品安全への影響があるすべてのプロセス及び業務に関する詳細な手順を策定し,それ
を適切に実施しているか?
手順は,関係者に明確に伝達されているか?
トレーサビリティシステム
組織は,該当する法及び規則若しくは顧客又は業界要求事項に従って,所定の期間につ
いて,食品安全及び最終製品の出荷先となる顧客に影響しうる購入製品の直接のサプラ
イヤを特定できなければならない。
記録には,次のものを含まなければならない:
• 食品安全に影響しうる購入製品及びその直接のサプライヤの特定
• 顧客及び最終製品出荷の記録

組織は,製品ロット及び製品ロットと原料のバッチ,一次及び消費者ユニット包装材,加工
及び配送記録との関係の特定できるようなレーサビリティシステムを確立しなければなら
ない。
組織は,少なくとも年に一度,トレーサビリティシステムを試験し,必要に応じて更新するよ
うにしなければならない。
記録は、次のものを含まなければならない:
• 生産プロセス全体にわたるインプロセス又は最終製品のバッチ及び包装の記録。
• トレーサビリティシステムの年間試験の記録。
• 該当する場合,システムの更新記録。

組織は,食品安全に影響しうる購入製品の直接のサプライヤを特定できるか?
組織は,最終製品の出荷先の顧客を特定できるか?
購入した最終製品のサプライヤ及び最終製品の顧客の特定に関する文書は,適切に記
録され,維持され,整頓され,安全に保管され,必要なときは直ちに利用できるようになっ
ているか?

規制及び顧客要求事項を満たすすべての製品について,文書化されたトレーサビリティシ
ステムが備わっているか?
進行中の作業,処理後及び手直しを含むトレーサビリティシステムが機能し,効果的か?

在庫,進行中の作業,加工後,手直しなど,すべての生産段階にわたって,製品の特定を
可能にする記録があるか?
すべての原料及び包装材(一次及び最終製品)の購入から生産を経て,直接の出荷先に
至るまでの記録があるか?
生産及び出荷のすべての段階にわたって,製品を継続的特定を確実にする明確なラベリ
ング手順があるか?
トレーサビリティシステム,少なくとも年に一度,試験されているか?
必要に応じて,システムを更新し,記録を維持しているか?
緊急事態への準備及び対応  
     トップマネジメントは,食品安全に影響しうる,フードチェーンに
おける組織の役割に関する潜在的緊急事態又はインシデントに対応す
る手順がとらることを確実にしなければならない。これらの状況及びイン
シデントを管理するために,文書化した情報を確定し,維持しなければ
ならない。
インシデントの報告,製品の撤去及び製品リコールを取り上げた,文書化したインシデント
マネジメントシステムを設けているか?
顧客,消費者及び規制当局に情報提供を行う責任者の指名を含めて,効果的なコミュニ
ケーション計画が立てられているか?
少なくとも年に一度,インシデントマネジメントシステムのレビュー,試験及び検証を行って
いるか?
すべてのインシデントを記録し,その重大さ及び消費者リスクを確定するための評価を行
っているか?
ハザード分析を可能にする予備段階
組織は,製品及び製品カテゴリに関する規制及び顧客要求事項を特定し,順守しなけれ
ばならない。
すべての製品には,次のものを含めなければならない:
• タスク1: 学際的な食品安全チームを結成する。
• タスク2: すべての材料(原料,包装,最終製品を含む)の製品及び製品カテゴリ並びに保
管及び出荷に必要な条件を記述する
• タスク3: 製品の意図する使用を記述し,ターゲット消費者を特定する。
• タスク4: プロセスフロー図において,製品を生産するためのすべてのステップを記述す
る。
• タスク5: プロセスフロー図が正確であることを確実にするために、プロセスフロー図を生
産プロスと比較する。

組織は,製品及び製品カテゴリに関する規制及び顧客要求事項を特定し,順守している
か?
食品安全に関して異なる責任をもつ学際的チームは,このセクションのチェックリストに記
述されているタスク(タスク2-5)を実施したか?
原料,包装,最終製品並びに保管及び出荷条件を含む,すべての材料を含めた製品/製
品カテゴリの完全な製品説明書が利用可能か?
製品の意図する使用が記述されて,ターゲット消費者が特定されているか?
製品を生産するためにとるすべてのプロセスステップが,プロセスフロー図に記述されてい
るか?
プロセスフロー図がプロセスを正確に反映したものであることを確実にするために,プロセ
スフローを比較したか?
プロセスフロー図が正確であることを確実にするために、プロセスフロー図を生産プロスと
比較したか?

ハザード分析
組織は,その製品に関する自国の規制及び輸出先国の規制並びに消費者要求事項を特
定し,それらに適合しなければならない。

組織は,その食品製造プロセスの分析を行って,食品安全リスクの原因となりうる,食品
の生産に起因する食品安全ハザードがあるかどうかを判定しなければならない。

製造プロセス内にこれらのハザードが確認された場合,組織は,それらのハザードを除去
又は許容レベルまで軽減することを確実にする,効果的な管理手段を有していなければな
らない。
ハザードの分析及び管理のためのアプローチは,コーデックス食品委員会(CODEX
Alimentarius)の7つのHACCP原則に合致していなければならない。

組織は,外部で策定された食品安全又はHACCP計画を採用してもよい。これらの外部で策
定された計画には,この規格の要求事項を満たし,それが検証/妥当性確認されたもので
あることを示す客観的な証拠がなければならない。組織の活動は,計画の適用範囲内に
入っていなければならず,また計画の対象でない活動については,組織は追加の分析を
実施しなければならない。
ハザードの分析及び管理ためのアプローチは,コーデックス委員会の7つのHACCP原則に
合致していなければならない。
組織は適用される規制を特定し,サンプルが規制に適合することを示したか?
組織は,食品に関する重大な食品安全リスクの原因となりうる食品安全ハザードを特定す
るために,製造プロセスの分析を実施したか?
食品安全ハザードに関する効果的な管理手段が特定され,実施されているか?
外部の食品安全/HACCP計画を採用する場合,その検証/妥当性確認を行っているか,ま
た,その計画は組織の活動範囲の対象となるものか?
原則1:食品目の製造における各プロセスステップに対して,ハザード分析を実施している
か?
ハザード分析は,力量のあるチームが実施したか?
原則2:ハザード分析によって,PRPsによって軽減又は除去されない重大なハザードが示さ
れた場合,OPRPs及び/又はCCPsは,その管理策のために特定されたものか,また適切に
分類されたものか?

原則3:各CCPに許容限界が,またOPRPsに処置基準が定められているか?
原則4:各CCP及びOPRPにモニタリング手順が定められているか?
CCPs及びOPRPは効果的に実施されているか?
原則5:許容限界又は処置基準を満たされてていない場合の,各CCP及びOPRPの修正及
び/又は是正処置が定められているか?
原則6:検証手順が定められているか?
検証手順は効果的に実施されているか?
原則7:HACCP手順の記録の維持及び文書化が定められているか?
すべてののHACCP関連の記録作成及び文書化手順は有効に働いているか?
モニタリング及び測定の管理
食品安全及び規制要求事項にとって重要な測定及びモニタリング装置は信頼できるもの
でなければならない。

組織は,食品安全にとって重要な測定及びモニタリング装置を特定し,それが認定された
国家又は国際基準までのトレーサビリティが得られる構成なることを確実にしなければな
らない。

食品安全及び規制要求事項にとって重要な測定及びモニタリング装置が特定され,
意図する用途に対して正しくかつ適切に機能しているか? それらの装置は適切に保
守され,必要に応じて,校正されているか?

食品安全にとって重要な測定及びモニタリング装置を特定したか,装置は定期的に校正さ
れているか,認定された基準までのトレーサビリティがあるか,また装置は効果的に管理
されているか?

測定及びモニタリング装置が規定の限度値の範囲外にあることが判明したときに対策を
講じて記録しているか?
安全でない可能性のある製品の取扱い
組織は,安全でない可能性のある製品を明確に特定し,意図しない使用又は出荷を防止
するために管理し,食品安全ハザードを除去又は許容レベルまで軽減するため,若しくは
廃棄物として破棄及び/又は処分されることを確実にするために,組織内又は組織外で処
理されることを確実にしなければならない。

組織は,安全でない可能性のある製品を明確に特定し,意図しない使用又は出荷を防止
するために管理し,食品安全ハザードを除去又は許容レベルまで軽減するため,若しくは
廃棄物として破棄及び/又は処分されることを確実にするために,組織内又は組織外で処
理されることを確実にするための文書化した手順をもたなければならない。

不適合の状況に影響された製品は,評価されるまで管理下に置かれているか?
製品が安全でない可能性があるとき,組織は,報告,封じ込め,手直し,回収又はリコー
ルのための措置を講じることができるか?
不適合製品の管理は,力量があり,十分に教育・訓練された要員によって行われているか
?
すべての不適合原料,製品インプット,半製品及び最終製品,加工装置並びに包装材を
特定し,管理するための文書化した手順書を備えているか?
回収/リコール-2.13参照
組織は,報告,顧客とのコミュニケーション,製品の回収及びリコールに関する効果的なイ
ンシデントマネジメント順を備えていなければならない。
システムの年次レビュー,試験及び検証の記録が利用可能でなければならない。

不適合及び是正処置
組織は,不適合の再発を防止するために,可能な限り迅速に是正処置がとられることを確
実にしなければならない。

不適合の調査を実施して,その重大さを評価し,根本原因を特定しているか?
適切な是正処置を策定して,適時に実施しているか?
苦情の分析及び再発を防止するための不適合の調査に関する,文書化した情報が利用
可能か?
苦情処理
組織は,顧客及び消費者の苦情の管理(マネジメント)のための効果的なプログラムを策定
し,実施しなければならない。
データは管理し,マネジメントして,不適合及び食品安全問題に関する是正処置が確実に
なるようにしなければならない。

文書化した苦情マネジメントブログラムがあり,効果的に実施されているか?
すべての顧客及び消費者の苦情,調査及び是正処置の記録が維持されているか?

前提条件プログラム要求事項
建物の構造と配置
組織の施設は,汚染のリスクを軽減するように配置され,維持されて,安全かつ合法的な
製品の生産を可能にするものでなければならない。
施設は,製品安全が確実になるように配置され,建設され,維持されているか?
施設は,製品の物理的,化学的及び微生物学的汚染を防止するように効果的に維持,清
掃・洗浄されているか?
施設の土地及び周辺区域は,廃棄物及びゴミの堆積がないように保守されているか?

建物には,適切な換気装置が備わっているか?
建物は害虫の侵入を防止するようになっているか?
施設及び作業区域の配置
組織の施設及び作業区域は,汚染のリスクが軽減されるように設計され,維持されて,安
全かつ合法的な製品の生産を可能にするものでなければならない。

食品と接触する構造物,表面及び材料は,容易に保守及び清掃・洗浄ができるものか?

機器は,廃水又は下水によって食品安全が損われることがないように配置されているか?

食品安全の実践が効果的であることを確実にするために,適切な光度及び設計の照明が
あるか?
ユーティリティ:空気,水,エネルギー
組織のユーティリティは,汚染のリスクを低減し,安全かつ合法的な製品の生産が可能に
なるように設計し,維持しなければならない。

施設には,意図する使用にとって適切な上水又は飲料水の取水口が備わっているか
?
飲料水の管と非飲料水の管は識別できるようになっているか?
水,蒸気及び氷の品質が最終製品の食品安全を損わないことを確実にするためのプロセ
スが設けられているか?

非飲料水による飲料水の交差汚染を防止するためのシステムが設けられているか?

廃棄物処理
組織は,廃棄物の回収及び処分のためのプログラムを備えていなければならない。

廃棄物の保管及び撤去のための切な設備があるか?
食用でない製品,廃棄物又は副生成物のために指定された容器は,明瞭に表示されて,
正しく使用されているか?
装置の適切性,清掃・洗浄及び保守
水及び食品と直接又は間接的に接触する装置が,食品の汚染源となってはならない。

食品と接触する表面は,食品グレードの材料で製作されているか?
水及び食品と接触する装置及び容器は,清掃・洗浄,殺菌・消毒,排水,点検及び
保守が可能な設計及び構造になっているか?
例えばレトルト,クーラーなど,食品安全を管理する要に意図された装置は,業界の認定
された専門家又は当局によって定期的に評価されているか?
食品安全に影響しうる装置の据付け,使用,清掃・洗浄,殺菌・消毒,検証,校正及び保
守に関する製造業者の指示書に従っているか?
フォークリフト及び他の駆動輸送台車は,清潔で,排出物を介した汚染を回避するのに適
したタイプのものか?
水及び食品と接触しうる潤滑油は,食品接触用途として承認されたものか,また製造業者
の指示書に従って使用されているか?
施設内において適切な水準の食品安全を確実にするために,組織は,
計画された予防保全及び改良保全のシステムを実施しなければならな
い。
保全プログラムは確立されているか?

効果的な保全プログラムが実施されているか?
すべての保全活動のための文書化した衛生及び清掃手順書があるか?
保全活動のための効果的な衛生手順があるか?
保全及び修繕のためのすべての材料は,その意図する使用にとって適切か?
購入材料の管理(マネジメント)
組織は,購入した材料を管理して,外部委託したすべての品目及びサービスが要求事項
文書に確実に適合するようにしなければならない。
外部供給源の品目及びサービスは,製品安全が確実なように管理されているか?
すべての製品インプット(原料,材料,添加物,包装材,手直し)の仕様は利用可能か?
食品安全に影響のある購入材料は,身元確認され,評価され,承認され,モニタリングさ
れたサプライヤを供給源とするものか?
購入製品は,納入時に検査されているか?
購入製品は,サプライヤの識別及び食品安全に関する文書化した情報とともに記録され
ているか?
購入製品及びサービスは,現行の仕様及び契約合意事項を満たしているか?
仕様に適合しない納入車両及び納入品は,処分又はサプライヤに返品するまで,受取り
を拒否するか又は管理区域までアクセスを制限しているか?
サプライヤ及び購入製品の評価,検査及びモニタリング,調査,分析並びにフォローアッ
プっ処置の結果は記録しているか?
身元確認された請負業者による,食品安全に影響のある外部委託活動については,評価
,承認及びモニタリングを行っているか?
食品安全に影響のある外部委託活動は,請負業者の識別と合わせて記録しているか?

その製品又はサービスが食品安全に影響しうるすべてのサプライヤの承認又はモニタリ
ングのための手順があり,実施されているか? 評価及びフォローアップ処置の結果は記録
されているか?

交差汚染の予防手段
組織は,製品の物理的,化学的又は微生物学的汚染のリスクを最小限にとどめるために
,適切な施設及び手順の備えを確実にしなければならない。
物理的,化学的又は微生物学的汚染を低減又は回避するための,物理的障壁又は効果
的な手順を設けているか?
アレルゲンの管理(マネジメント)
組織は,アレルゲンの交差汚染を防止するための適切な管理手段が整っていることを確
実にしなければならない。
食品アレルギーの原因となることが知られている製品中のすべての材料は,明瞭に特定
して,消費者に伝えなければならない。

生産の全段階を通じて,アレルゲンを管理し,製品の交差汚染を防止するためのプログラ
ムが設けられているか?
アレルゲン管理プログラムの策定において,規制及び適切な顧客要求事項に対応してい
るか?
交差汚染の潜在的原因を特定し,また,交差汚染を回避するための原料,中間製品及び
最終製品の取扱い手順を確立したか?
製品に接触する表面の清掃・洗浄及び殺菌・消毒に関する手順が設けられており,それ
が食品接触表面からすべての潜在的アレルゲンを除去することに効果的か?
清掃・洗浄及び殺菌・消毒
組織は,適切な清掃・洗浄及び殺菌・消毒の基準が常に,またすべての生産段階にわた
って,維持されることを確実にしなければならない。

文書化した清掃・洗浄及び殺菌・消毒の手順書が整っており,また,検証活動を含めて,
それは施設,ユーティリティ及び機器の清浄度を確実にするために効果的か?

運用手順は,清掃・洗浄及び殺菌・消毒の対象となる施設及び装置,プロセスの説明,頻
度,製品,水源,並びに要求される清浄度を決定するための検証基準について規定して
いるか?

清掃・洗浄装置,用具及び化学薬品は明瞭に表示されており,製品,装置,包装から離れ
て分離された区域に保管されていて,意図する用途に適しているか?

清掃・洗浄装置,用具及び化学薬品は目的に適したものであり,また製造業者の指示書
に従って使用されていて,さらに清掃・洗浄及び/又は殺菌・消毒が効果的になって,食品
又は水の安全に影響しう残留物が奉仕されないように使用されているか?
清掃・洗浄及び殺菌・消毒用の化学薬品は,組織によって,目的に適したものかどうか(食
品グレード,関係当局の承認済)の評価が行われているか?
清掃・洗浄及び殺菌・消毒用の化学薬品は,濃度,温度,機械的作用及び,場合によって
,すすぎ洗いまでの待ち時間を含めて,製造業者の指示書に従って使用されているか?

清掃・洗浄及び殺菌・消毒には,資格用件を満たした,教育・訓練された要員を使用してい
るか?
有害生物の防除(ペストコントロール)
組織は,害虫浸入(そ(鼠)族,昆虫,鳥を含む)のリスクを低減又は排除するための管理策
をもつことを確実にしなければならない。
害虫侵入の痕跡はないか?

有効な害虫駆除プログラムを設けているか?
管理策は,製品,原料及び施設に関連して適切なものか?
検査プログラムは,力量のある要員によって,適切な頻度で実施され,その所見に対処し
ているか?

要員の衛生及び従業員のための施設
組織は,そのすべての従業員及び来訪者のための適切な衛生規範の実施を確実にしな
ければならない。
このような規範は,顧客に向けた安全な製品の衛生的取扱い及び出荷がもたらさせるも
のでなければならない。
人の衛生に関する,コーデックス食品委員会の勧告に従わなければならない。

要員は,定期的にクリーニングされ,交換される適切な防護服及び履物を着用しているか
?
要員は頻繁に手洗いを行い,手又は前腕の傷を適切な防水性の包帯で覆っているか?

要員は,私物を専用の場所に残しているか?
病気又は食品若しくは人を媒介する伝染病に感染しているか,又は菌を保有していること
が判明している要員は,食品及び食品と接触する材料との接触がないようにされているか
?

食品汚染の回避に必要な予防策を規定している衛生指示書は,理解しやすい形で要員
が利用できるようになっているか?
施設へのアクセスは,個人衛生に関する関連手順を認識し,適合している要員に制限さ
れているか?
個人衛生要求事項が定められていて,すべての関連要員,請負業者及び来訪者に適用さ
れているか?
個人衛生要求事項は,該当する場合,法的要求事項に適合しているか?

感染性の病気の場合に,要員,請負業者及び来訪者に対してとるべき行動の伝達手順が
定められているか?

病気の疑いがある個人が食品領域に入ってもよいかどうかを決定する責任をもつ,資格
要件を満たした要員がいるか,また,これらの個人をどのようにして管理しているか?

従業員,請負業者及び来訪者は,個人衛生要求事項を認識し,それを順守しているか?

要員,請負業者及び来訪者は,指定の作業領域での防護服の着用及び交換に関する要
求事項を認識し,順守しているか?

要員の衛生施設及びトイレ
組織は,スタッフ用の施設が,食品安全に影響しうる汚染を防止するように設計され,運
用されることを確実にしなければならない。

スタッフ用の適切な更衣室が設けられているか?
トイレは備えられており,使用可能で,出入り可能で,かつ,加工及び食品取扱い区域か
ら適切に分離されているか?
適切かつ十分な(数の)手洗い場が設けられていて,出入りができるか?
独立した食堂施設が,生産,包装及び保管区域から離れて設けられているか?
手直し
手直しは,食品安全に影響しうる汚染を効果的に防止するように管理されている。
手直しは,製品安全,品質,トレーサビリティ及び法令順守が維持されるように保管され,
取り扱われ,使用されているか?
製品のリコール手順
リリースされた安全でない(可能性のある)製品をサプライチェーンから撤去することを確実
にするシステムが設けられている。

要求事項に適合しない製品を特定し,場所を見つけ出し,サプライチェーンのすべての必
要な点から撤去するためのシステムが設けられているか?
要員は,製品を封じ込め,当局及び顧客に報告しなければならない状況及び,そのような
報告を誰にしなければならないかを知っているか?
倉庫保管
組織は,すべての原料(包装を含む),半加工製品及び最終製品が,製品を保護する条件
下で確実に保管され,輸送されることを確実にしなければならない。

組織は,すべての原料(包装を含む),半加工製品及び最終製品が,製品の完全性を保護
する条件下で保管され,輸送されることを確実にしなければならない。原料(包装を含む),
手直し,半加工製品及び最終製品の輸送に使用する契約車両を含めたすべての車両は
,目的に適したものであり,よく整備された状態に維持された,清潔なものでなければなら
ない。

最終製品及び材料の保管にとって適切な施設があるか?
保管施設は,交差汚染を回避するように適切に建設 / 構成(原料,最終製品,材料,包装
材など)されているか?
輸送は,最終製品の(例えば,温度及び湿度の調整による)劣化を最小限にするのに適切
か?
荷積み及び荷下ろし用の車両及び機器のための保守及び衛生プロセスが実施されてい
るか?

製品情報及び消費者の認識
情報は,消費者がその重要性を理解し,その情報で選択が行えるように消費者に対して
提供されているか?
食品防御、バイオビジランス及びバイオテロリズム
組織は,意図的な製品への異物混入/意図的な汚染を防止する自らの能力を評価し,適
切な予防管理策を導入しなければならない。

意図的な製品への異物混入又は意図的な汚染の結果としての脅威の評価を行ったか?

意図的な製品への異物混入/意図的な汚染に脆弱なプロセスの部分を洗い出し,追加的
なアクセス管理策に役立てたか?
禁止されたアクセスが行われ,製品に異物が混入されたか,又は故意に汚染されたかし
た場合に,製品をどのように処理するかについて定めた対策があるか?

SC 22000追加要求事項
サービスの管理(マネジメント)
組織は,製品安全及び法的要求事項並びに顧客仕様に照らして重大だと判定された問題
について,製品及び材料の分析が系統的に実施されていることを確認するためのプログ
ラムを実施しなければならない。
組織は,使用した方法で有効な結果(例えば,ISO 17025及び/又は業界で認定された手順
によって)が得られることを確実にしなければならない。

有効な結果を得るために,食品安全に関する方法(例えば,ISO 17025に定められている
手順及び/又は業界に認定された方法)を使用しているか?
法的要求事項及び顧客仕様を含めて,全体的保存可能期間にわたって,規定されたすべ
ての製品要求事項が満たされることを確実にするための分析手順を設けているか?

ロゴの使用
    適合している組織には,FSSC向上プログラム
ロゴを使用する権利が与えられている。ロゴは,その組織の印刷
物,ウェブサイト及び,規定のデザイン仕様に従うことが条件と
なる他の宣伝用の資料だけで使用できる。ロゴを,製品,ラベリ
ング,包装上,又はFSSC向上プログラムが製品,プロセス又はサ
ービスを承認しているとほのめかすような他の方法で使用しては
ならない
FSSC向上プログラムロゴが,製品,ラベリング,包装上,又はは製品,プロセス又
はサービスが承認されているとほのめかすような他の方法で使用されていないか?

FSSC向上ロゴが使用されている場合,デザイン仕様を順守しているか?
備考

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