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ビット その他

第 2 種圧力容器について
本機に搭載されたレシーバセパレータタンクは「ボイラおよび圧力容器安全規則」 に
よる第 2 種圧力容器(内容積 0.04 立方メートル、胴の内径 200 ミリメートル、胴の長
さ 1000 ミリメートル以上)に該当いたしますが、法令の改正により当機の様に「移動
式」 のものに設置した場合は第 2 種圧力容器設置報告書を提出する必要はありません。

労働省令「ボイラおよび圧力容器安全規則」により(毎年一回以上タンク内の掃除および
点検を行う)事が規定されていますので確実に実施して下さい。
※点検結果は記録して 3 年間保存して下さい。

フロン類及び産業廃棄物の処理方法について

・次ページ以降の付属ページをご参照下さい。

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―フロン類の処理方法について―

第一種フロン類回収業者
フロン類 フロン類
機器の廃棄者

処理費用 破壊費用
第一種特定製品の廃棄者(

(回収・運搬・墓費用)

フロン類破壊業者
指導・

指導・
報告徴収・

報告徴収・
助言・

助言・
立入検査

勧告・

立入検査

勧告・
回収量
等報告

回収量等通知
登録
ユーザーなど)

命令

命令

許可
都道府県知事 経済産業大臣
環境大臣

破壊量
等報告
―フロン類回収破壊法の概略図―

【地球温暖化防止、オゾン層保護のため、フロン類の回収が義務付けられています。】

フロン類の廃棄時には、知事の登録を受けた専門業者によるフロン類の回収が必要です。整備時にフロン類の回
収が必要になる場合も同様です。(※本機は第一種特定製品に該当します)
※第一種特定製品とは、業務用の機器で冷媒としてフロン類が充填されているエアコン、冷蔵機器、冷凍機器が対象
となります。また、特殊自動車(ブルドーザーやホイルクレーン等)の運転席部分のエアコンも対象となります。

・本機の所有者は、廃棄の際※には、以下のことが必要となります。
①都道府県知事の登録を受けたフロン類回収業者にフロン類を引き渡すこと
②その際には、法律に基づき書面を交付すること
③フロン類の回収、破壊等に必要な費用を負担すること
※部品等のリサイクルを目的としてリサイクル業者等に機器を譲渡する場合も含みます。

・本機の所有者は、整備の際には、以下のことが必要となります。
本機の整備者はフロン類回収業者に委託した(又は回収業者として自ら行った)フロン類の回収、破壊等に必要な
費用を負担すること

※フロン類をみだりに放出すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
―産業廃棄物(油類等)の処理方法について―

本機に使用している油類(作動油・エンジンオイル等)等の廃棄物を処分する際は、廃棄物処理法に基づき
定められた基準に従って、適正に処理業者や再生利用業者、市町村等に委託して適正に処理して下さい。
また、産業廃棄物は、産業廃棄物と特別管理産業廃棄物ごとに定められた処理基準に従って、適正に処
理(分別、保管、収集・運搬、中間処理、最終処分又は再生)しなければなりません。さらに、その処理を産業
廃棄物処理業者など排出事業者以外の者に委託するときは、委託基準を遵守しなければなりません。

【廃棄物処理のフロー】

事業活動
◎廃棄物の発生抑制、再使用、
再生品の利用
廃棄物の発生
◎有価物の売却、廃棄物
◎適正処理しやすいように分別 の排出抑制
種類ごとに分別及び保管
及び減量(減容)化
〔保管基準を遵守すること〕 ◎適正処理・・・産業廃棄物処理業
収集・運搬 者の許可内容の確認等〔処理基準、
委託基準等を遵守すること〕

自己処理 委託処理
*産業廃棄物処理業者にも
処理基準、委託基準等が
中間処理 最終処分
課せられます。
(焼却、破砕、溶融等) (埋立)
―産業廃棄物(油類等)の処理方法について―

廃棄物とは
廃棄物とは不要物であり、かつ、そのものが他人に有償で売却することができなくなったものを
いい、廃棄物の処理及び清掃に関する法律〔略称:廃棄物処理法〕等の関係法令によって、そ
の保管、運搬、処分などの方法が規制されています。
廃棄物は、「産業廃棄物」と「一般廃棄物」の2つに大きく分けられます。
「産業廃棄物」は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法で定められた20種類
と、輸入された廃棄物をいい、その処理責任は排出事業者に課せられています。
「産業廃棄物」以外の廃棄物を「一般廃棄物」といい、その処理は市町村の責務となっています。
(事業系の一般廃棄物については、事業者にも処理責任があります。)

廃棄物の処理に係わる排出事業者責任とは
事業活動に伴う廃棄物の処理は排出事業者の責任とされています。
[排出事業者の処理責任]
①廃棄物は、廃棄物処理法に基づき排出事業者自らの責任において適正に処理すること。
(産業廃棄物だけでなく、事業系一般廃棄物についても同様です。)
②廃棄物の発生抑制及び減量化、再生利用の推進に努めること。
③物の製造、加工、販売等に際し、その製品、容器等が廃棄物となったときに適正な処理が困
難とならないような製品、容器等の開発を行うこと。
④廃棄物の適正な処理の方法等について情報を提供すること。
⑤廃棄物の減量化や適正処理について、国や地方公共団体の施策に協力すること。

[産業廃棄物の処理]
①排出事業者が自ら運搬又は処分するとき
⇒産業廃棄物の「収集運搬基準」、「中間処理基準、埋立処分基準」を遵守すること。
*「収集運搬基準」、「中間処理基準、埋立処分基準」をまとめて「処理基準」といいます。
②産業廃棄物処理業者(市町村等への委託を含む)に委託して処理するとき
⇒産業廃棄物の「委託基準」を遵守すること。・・・〔2者契約によること〕
③産業廃棄物を再生利用するとき
⇒産業廃棄物の「収集運搬基準」、「中間処理基準」を遵守すること。
*廃棄物を保管するときは「保管基準」、「処理基準」を遵守しなればなりません。
市町村は一般廃棄物の処理にあわせて産業廃棄物の処理を行うことができます。
廃棄物処理のフロー

排出事業者が「自らの責任において適正に処理する」とは、排出事業者が自ら処理することのほか、廃棄
物処理法に基づき定められた基準に従って、適正に処理業者や再生利用業者、市町村等に委託して適性
に処理することが含まれています。
また、産業廃棄物は、産業廃棄物と特別管理産業廃棄物ごとに定められた処理基準に従って、適正に
処理(分別、保管、収集・運搬、中間処理、最終処分又は再生)しなければなりません。
さらに、その処理を産業廃棄物処理業者など排出事業者以外の者に委託するときは、委託基準を遵守しな
ければなりません。

【廃棄物処理のフロー】

事業活動
◎廃棄物の発生抑制、再使用、
再生品の利用
廃棄物の発生
◎有価物の売却、廃棄物
◎適正処理しやすいように分別 の排出抑制
種類ごとに分別及び保管
及び減量(減容)化
〔保管基準を遵守すること〕 ◎適正処理・・・産業廃棄物処理業
収集・運搬 者の許可内容の確認等〔処理基準、
委託基準等を遵守すること〕

自己処理 委託処理
*産業廃棄物処理業者にも
処理基準、委託基準等が
中間処理 最終処分
課せられます。
(焼却、破砕、溶融等) (埋立)
500 時間毎に次に示す点検整備を行ってください。

500 時 間 毎

1.エンジンオイルの交換
エンジン底部のプラグを締めて旧オイル
を全て排出してから再度プラグを締め込んで、
新オイル(CH-4 又は DHD-1)を給油口より
給油します。
給油量は計測棒の上側マークまでです。
入れすぎないで下さい。

エンジンオイル推奨グレードについて
API 規格 CH-4 同等品として、日本自動車工業会(JAMA)の DHD-1 があります。
銘柄は 93 ページの潤滑油選定表をご確認下さい。
Cf-4 を利用する場合は、CH-4 の半分の 250 時間にてエンジンオイルの交換を行って
下さい。尚、API 規格の CD,CE 級の旧タイプのエンジンオイルは使用しないで下さい。

2.エンジンオイルフィルタカートリッジの
交換

注 意
エンジンオイルフィルタカートリッジ
の交換はエンジンオイルの交換と同時
に行ってください。

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第4章 給油
本機の性能を充分に発揮させ故障を防ぎ常に調子よく維持するために、指定の油を定
期的に給油する様心掛けて下さい。

4-1 燃料
本機のエンジンに使用する標準燃料は、JIS2 号軽油相当品で濁りのない透明良質の物を
使用し不燃物が混入しないように注意して下さい。大気温度が極度に低い場合は、下表に
従って冬季用燃料を使用して下さい。

大気温度 -10℃以上 -10℃~-20℃ -20℃以下

燃料 JIS2号 JIS3号 JIS4号

4-2 エンジンオイル
エンジンオイルはCH-4あるいはDHD-1を使用してください。大気温度による測定は下表
に従って下さい。

大気温度 -15~40℃以上 0℃~40℃ 5℃~50℃

粘度 SAE15W40 SAE30 SAE40

4-3 ギヤオイル
ギアオイルは API サービス分類 GL4級を使用して下さい。大気温度による粘度選定は下
表に従って下さい。

大気温度 -10℃以下 -10℃~40℃ 40℃以上

粘度 SEA80 SEA90 SEA140

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4-8 潤滑油選定表(1)

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