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2015 年前期・日本語教育実践

実施日 7 月 6 日( 木 )8:30 ~ 10:00 第 27 課 5 班:兼頭里奈・濵天使・


バラガン・アディナ
学習目標: 学習項目:(教える文型・表現)
・電話で予約ができるようになる。 ①~できます、できません(可能)
 V-可能形
(*可能形への変換と一緒に
  「を」→「が」の変換も教えます)
② 特別な可能動詞
~が 見えます、聞こえます
段階
指導内容 留意点・使用教具など
・時間
(分)
挨拶 T1「こんにちは。私はりなです」 T1 りな、T2 てんし、T3 アディナ
T2「私はてんしです」
T3「私はアディナです。」
T 全員「よろしくお願いします」

T1「カードを見てください」
語彙導入 T2「先生が言います。2 回言ってください。」
(3 分) カードを提示して 動詞のカード
T3「見ます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「見ます」×2 「動詞」
「名詞」
「~から~まで」を導入の時
に繋げておいた方が、授業の進行が楽だと
T1「聞きます、はい」両手を生徒に向ける 思います。
S 全員「聞きます」×2
たとえば、
T2「します、はい」両手を生徒に向ける 「えいが、えいが を みます」
S 全員「します」×2 「ホテル、ホテル に とまります」
で、まず導入して、
T3「泊まります、はい」両手を生徒に向ける 「○じ から、
S 全員「泊まります」×2  ○じ から えいが を みます」
「○にち から ○にち まで、
T1「買います、はい」両手を生徒に向ける  ○にち から ○にち まで ホテル
S 全員「買います」×2 に とまります」

T2「替えます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「替えます」×2

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T3「遊びます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「遊びます」×2

T1「食べます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「食べます」×2

T2「染めます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「染めます」×2

T3「作ります、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「作ります」×2

T1「つけます、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「つけます」×2

T2「切ります、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「切ります」×2

T3「次は名詞です。山、はい」両手を生徒に向 名詞の絵カード
ける
S 全員「山」×2

T1「明日、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「明日」×2

T2「時間、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「時間」×2

T3「電話、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「電話」×2

T1「友達、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「友達」×2

T2「映画、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「映画」×2

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T3「バス、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「バス」×2

T1「予約、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「予約」×2

T2「ホテル、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「ホテル」×2

T3「コンビニ、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「コンビニ」×2

T1「チケット、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「チケット」×2

T2「日本文化、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「日本文化」×2

T3「体験、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「体験」×2

T1「銀行、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「銀行」×2

T2「ドル、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「ドル」×2

T3「日、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「日」×2

T1「朝、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「朝」×2

T2「ごはん、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「ごはん」×2

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T3「レストラン、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「レストラン」×2

T1「髪、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「髪」×2

T2「時、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「時」×2

T3「ケーキ、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「ケーキ」×2

T1「今日、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「今日」×2

T2「キャンドル、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「キャンドル」×2

T3「その他の語彙です。はっきり、はい」両手 ←「はっきり」
「おかげで」
「ただで」は応用
を生徒に向ける のどこに出てきますか?
S 全員「はっきり」×2

T1「おかげで、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「おかげで」×2

T2「ただで、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「ただで」×2

T3「もしもし、はい」両手を生徒に向ける +「かしこまりました」「もうしわけあり
S 全員「もしもし」×2 ません」「(それで)おねがいします」

T1「~から~まで、はい」両手を生徒に向ける
S 全員「~から~まで」×2
T2「黒板を見てください。」カレンダーの日付 黒板にカレンダーを貼る
をさして
T2「〇日から〇日まで、はい」両手を生徒に向
ける

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S 全員「〇日から〇日まで」×2
ランダムに何回か行う
T3「この時計を見てください」時計を手にもっ 時計の模型をもって、針を動かしながら

T3「〇時から〇時まで、はい」両手を生徒に向
ける
S 全員「〇時から〇時まで」×2
ランダムに何回か行う

T1「先生が言います。皆さんは聞いてくださ
文型導入 い」
(2 分) T2 が黒板に絵を描く or 貼る T2 が黒板に絵を描く or 貼る
T3 が予約ができる方の絵をさす ←??
T3「バスの予約ができます」×2 今日教えるのは、
T1 が予約ができない方の絵をさす  「バス を よやくします」
T1「バスの予約ができません」×2  →「バス が よやくできます」

導入では、実際の使い方を提示します
たとえば、
T「ホテルです。
 ホテル に とまれます。
 あさごはん が たべられます。
 おんせん に はいれます。」
 「旅行会社です。
 バス が よやくできます。
 ・・・」
↑言いながら、板書等で今日学習する部
分を強調します 
 

T2 が山が見える方の絵をさす
練習 A T2「部屋から山が見えます」×2 ←これは可能形が作れない特別な動詞な
(3 分) T3 が山が見えない方の絵をさす ので、ここでしないで、
T3「部屋から山が見えません」×2 ↓練習 A を済ませたあとに、

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導入を兼ねて、この短い練習を入れてはど
うでしょう?
T1「表を見てください。まずⅠグループを練習
します」
表をさしながら
T1「泊まります、泊まれます、泊まれません。
~います、~えます、~えません」 表を見せる or 黒板に書く

T2「買います、買えます、買えません。~いま 【可能形の教え方のヒント】
す、~えます、~えません」 Ⅰ グループの動詞だけを集めて、
  とまります → とまれます
T3「遊びます、遊べます、遊びません、はい」片    i ます →   e ます 
手を生徒に向ける       ↑これを強調
S「遊びます、遊べます、遊びません」
←ここは「練習」なので、リピートになら
T1「切ります、切れます、切れません、はい」片 ないようにします
手を生徒に向ける たとえば、導入の絵カードを使って、
S「切ります、切れます、切れません」  絵カード T「かいます」
      →S「かえます」
T1「見ます、見れます、見れません、はい」片手
を生徒に向ける
S「見ます、見れます、見れません」

T2「聞きます、聞けます、聞けません、はい」片 ★授業の流れを考えると、
手を生徒に向ける ① 練習 A で、
S「聞きます、聞けます、聞けません」 可能形への変換と、
「を」→「が」の変換を練習
T3「作ります、作れます、作れません、はい」片 ② 練習 B で、
手を生徒に向ける  QA 練習
S「作ります、作れます、作れません」
↓この二つを踏まえて、
T1「次に、Ⅱグループを練習します。替えます、
替えられます、替えられません。~えます、~ ③ 応用練習で、電話での会話、
えられます、~えられません」
につなげると、スムーズに行くと思います
T2「染めます、染められます、染められません。がいかがでしょう? 
~めます、~められます、~められません」

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T3「つけます、つけられます、つけられません、
はい」片手を生徒に向ける
S「つけます、つけられます、つけられません」

T1「食べます、食べられます、食べられません、
はい」片手を生徒に向ける
S「食べます、食べられます、食べられません」

T2「最後にⅢグループです。します、できます、
できません、はい」片手を生徒に向ける
S「します、できます、できません」

T3「例外です。自然に感じたり伝わるものです。
聞きます、聞こえます、聞こえません、はい」片 ←「みます」「ききます」
手を生徒に向ける  「みえます」「きこえます」
S「聞きます、聞こえます、聞こえません」 の違いは絵を使って示します(絵カード
T1「見ます、見えます、見えません、はい」片手 があるので、次回チェックしてみて)
を生徒に向ける
S「見ます、見えます、見えません」 ここでは、
「~が みえます」
「~が きこ
えます」を集中的に練習させます
T2「文を作る時、
『を』は『が』になります。例え
ば、
『朝ごはんを食べます』は『朝ごはんがだべ
られます』になります」 絵を提示する

T3「チケットを買います、チケットが買えます、
はい」
S「チケットを買います、チケットが買えます」

T1「声を聞きます、声が聞こえます、はい」片
手を生徒に向ける
S「声を聞きます、声が聞こえます」 文を提示する

↓以下は、上の方に書いたコメントをヒントに、
練習 B を練り直すことができますか?

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2015 年前期・日本語教育実践

T2「短い文を言うので、可能の形に直してくだ
練習 B さい。」 文はカードで見せる or 黒板に書く
(3 分) 文を指しながら
T2「バスを予約します、はい」片手を生徒に向
ける
S「バスが予約できます」
生徒が間違えていたら訂正する
T3「ホテルに泊まります、はい」片手を生徒に
向ける
S「ホテルに泊まります」

T1「チケットを買います、はい」片手を生徒に
向ける
S「チケットが買えます」

T2「銀行でドルに替えます、はい」片手を生徒
に向ける
S「銀行でドルに替えられます」

T3「明日遊びます、はい」片手を生徒に向ける
S「明日遊べます」

絵を指しながら
T1「山を見ます、はい」片手を生徒に向ける
S「山が見えます」 文と一緒に絵を見せる

T2「鳥の声を聞きます、はい」片手を生徒に向
ける
S「鳥の声が聞こえます」

T3「プリントを見てください。先生が言います。
聞いてください」
応用練習 T3「もしもし、ホテルの予約をしたいのです T2 がプリントを配る
(3 分) が」
T1「かしこまりました」 ←モデル文の型(フォーマット)は揃え
T3「10 日から 12 日まで泊まれますか?」 てください

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T1「いいえ、泊まれません。13 日から 15 日ま A「もしもし、ホテル の よやく を


でなら泊まれます」 おねがいします。」
T3「じゃあ、それでお願いします。朝ごはんは B「かしこまりました」
食べられますか?」 A「10 日から 12 日まで とまれます
T1「はい。朝ごはんは食べられます」 か?」
T3「いいですね」 B「もうしわけありません。
13 日か ら  15 日ま で  は  とま れま
T2「皆さん、ペアを作ってください。2 人でや す」
ってみましょう」 (*ここで「なら」を使うと、新しい説明
T 全員が生徒を見て回る。 が必要になるので避ける)
だいたい終わったのを見届けてから
T3「プリントの(Ⅰ)を、線を引いている部分 A「じゃあ、それで おねがいします。あさ
に当てはめてやってみましょう」 ごはん が たべられますか?」
(3 分) T 全員が生徒を見て回る。 (*今日は「が」への変換なので、ここで
だいたい終わったのを見届けてから 違うものを出してはいけない *本来な
T1「プリントの(Ⅱ)を、線を引いている部分 ら、「が」が自然に使える練習を考えます
に当てはめてやってみましょう」 が、無理な場合は多少不自然でもしかたあ
(3 分) りません)

B「はい。朝ごはんは食べられます」
A「じゃあ、それでお願いします。以上です
ので、よろしくおねがいします。」
B「かしこまりました。おまちしておりま
T2「お疲れ様です。これで授業を終わります」 す。」
T 全員「ありがとうございました」 ・・・こんな感じかな?
挨拶
「これで おわります」

(20 分)

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