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2019年6月4日 発行

教室だより 「数学に王道なし」 中1数学クラス No.005 通算第 236 号

 52 と (5) 2 の計算のしかたを区別しよう
前回の塾で、1学期期末テストの模擬試験の問題を解いたところ、中1数学クラス全員に
るいじょう
共通した誤答傾向がありました。( )の有無と 累乗 (2乗、3乗…)の関係です。
思いつくままに意味を考えてみましょう。

 52 とは・・・・・・
◎2乗されるのは5だけ。
マイナス
◎5の2乗に ― をつける。
◎52=25だから-52=-25。

(5) 2 とは・・・・・・
◎(-5)×(-5)のこと。
◎(-5)全体が2乗されている。
マイナス
◎ ― と5の両方に2乗がかかる。
マイナス マイナス プラス
◎ ― の2乗は ― を2回かけるから + になる。
◎5の2乗は25だから答えは+25。
(+は省略してよい)

最小公倍数と最大公約数と素因数分解①
リースト コモン マルティプル
最小公倍数は英語ではLeast Common Multiple、略してLCM。Lと覚えよう。
グレイテスト コモン ミージャー
最大公約数は英語ではGreatest Common Measure、略してGCM。Gと覚えよう。

ここで自然数、倍数、約数、素数、素因数分解の意味を確認しておきます。
◎自然数とは、1以上の正の整数。0は含まない。
◎「ある数の〇倍の数」を倍数という。その数自身もふくむ(1倍したとき)。
◎「ある数を割ったときに割り切れる数」をもとの数の約数という。
◎素数とは 「1 と自分自身以外に約数を持たない数」
◎素因数分解とは「自然数を素数の掛け算で表す」ことです。

これらを覚えておいて、次回の教室だより「数学に王道なし」に続きます。

わさん練成塾

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