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2019年7月23日 発行

教室だより 「数学に王道なし」 中1数学クラス No.007 通算第 238 号

濃度関連の計算法をまとめてみよう。

食塩の量(g)
濃度 a %の求め方は a 100 (%)・・・・・・① ですね。
食塩水の量(g)
グラム
大事なことは食塩と食塩水の量は、どちらも「重さ( g )」で表していることです。

最後の「  100 」が、どうして付いているか、わかりますか。


たとえば濃度が5%だとすると、  100 がないと計算結果が 0.05 と出てしまうからです。
計算結果を 5 (%)とするために 0.05 を 100 倍するのです。
ちなみに「食塩水の重さ」というのは、「水と食塩を合わせた重さ」ということですね。

上の式から、次のような式も導き出されます。

a
食塩の量(g)=食塩 水の量(g) ・・・・・・②
100
a
は 0.0 a のように小数で表してもよいです。
100
「食塩の量(g)は食塩水の量(g)に濃度をかける」わけですね。

①式か②式のどちらか1つでも覚えておけば、濃度の問題は解けるでしょう。

a
食塩の量、食塩水の量、濃度 の三つは、長方形の縦の長さ、横の長さ、面積の関係
100
に似ていることがわかります。
次の図を見てください。

(面積)=(たて)×(よこ) (食塩の量)=(食塩水の量)×(濃度)

わさん練成塾

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