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これからの世界における

有望言語
フランス語を学ぶ
意義について
このビデオ教材は、
わたしが受け持つ
すべてのクラスで
新年度に見てもらっています!
フランス語を学ぶ
意義をよく理解して、
学習のモーチベーションを
高めてもらうためです。
フランス語が

なぜ有望言語なのか?
理由は
いろいろあります!
まず単純な各言語を母語とする
言語人口を学びます!
1. 中国語 13億7,000万人
[公用語としている地域] 中華人民共和国(中国本土/香港/マカオ)・台湾・シンガポール中国には、互いに意思疎通が困難な
地域言語が多数ありますが、ここでは標準語(普通話)を指します。
2. 英語 5億3,000万人
[公用語としている地域] イギリス・アメリカ合衆国・カナダ・オーストラリア・インド・ニュージーランドなど
3. ヒンディー語 4億2,000万人
[公用語としている地域] インド・フィジー
インドの憲法に定められた公用語。主にインドの北部・中部で使用されデーヴァナーガリー文字で表記します。
4. スペイン語 4億2,000万人
[公用語としている地域] スペイン・アルゼンチン・チリ・メキシコなど、全20か国・地域
ラテンアメリカ地域の国際共通語と言われています。
5. アラビア語 2億3,000万人
[公用語としている地域] エジプト・イラク・イスラエル・モロッコ・サウジアラビア・アラブ首長国連邦など、全27か国
世界で3番目に多くの国と地域で公用語に指定されています。
6. ベンガル語 2億2,000万人
バングラディッシュの国語。インドのベンガル地方でも話されます。
7. ポルトガル語 2億1,500万人
主にポルトガルとブラジルで使用され、ブラジルの公用語であることから、話者数が多くなっています。
8. ロシア語 1億8,000万人
ヨーロッパで最も母語話者が多い言語で、国連の6つの公用語のひとつ。キリル文字が使われます。
9. 日本語 1億2,700万人
日本の事実上の公用語です。表記体系が他言語に比べて複雑で、平仮名・片仮名・縦書き・横書きなど様々です。
10. フランス語 1億2,300万人
上記は筑波大学外国語センターによりますが、資料により話者数に違いがあります。Ethnologueによると、
全世界での話者数はおよそ2億8400万人にのぼるとされています。
しかし、言語の力は
母語とする人々、
学習者も含めた話者の数だけでは
判定できません!
「世界で最もパワフルな言語ランキング」

(2016年:World Economic Forum発表)

この統計は

●地理力 ● 経済力 ●コミュニケーション力


● 知識&メディア力●外交力

を評価基準に「パワフルな言語」を選定するものです。
①英語 0.889
②中国語 0.411
③フランス語 0.337
④スペイン語 0.329
⑤アラビア語 0.273
⑥ロシア語 0.244
⑦ドイツ語 0.191
⑧日本語 0.133
⑨ポルトガル語 0.133
話者数に照らし合わせて、
なぜフランス語が
ここまで「パワフル」と
みなされるのか?
その理由の
ひとつとして…
フランス語が話される範囲が広い
ということがあげられます。
フランス語を母語、公用語として
法律で定めている国家数だけで
29か国(現時点)
となっています!
フランス語は、
決してフランスだけの言語ではありません!

●ヨーロッパでは他に、ベルギー、スイス、ルクセンブルグ、モナコなどで母語
になっています。
●アメリカ大陸では、カナダのケベック州
(首都はモントリオール)が有名です。
●アフリカ大陸には多くのフランス語圏があります。
●常夏の島(ニューカレドニア、アンティル諸島、ポリネシアなど)
→法律に定められなくても通じるのは50カ国以上ともいわれています。
さらに、
国連の統計は21世紀末に、
地球の人口の
3人にひとりは
アフリカ人となると
発表しています!
そのため、
フランス語話者はやがて、
現在の約2億5千万人から、
約7億5千万人に
はねあがると
みなされています。
長い人生を
生きるためには
「いま」だけが大切
なのではありません!
現在、
大学生のみなさんが、
働きざかりになる頃、
人口増加の現実と鑑みれば、
アフリカとの仕事を
することになる可能性は
十分にあります!
また、フランス語は世界的な組織の使用言語になっています!

●国連
Nation Unis(本部はニューヨーク)
●ユネスコ
Organisation des Nations unies pour l‘éducation, la
science et la culture(本部はパリ)
●国際オリンピック委員会
Comité international Olympique
(本部はフランス語圏であるスイスのローザンヌ)
世界的なフランス語の国際機関

●フランコフォニー国際機関
Organisation Internationale de la Francophonie, OIF

2016年現在、加盟国54、準加盟国4、オブザーバー26
(資格停止中1)の計84の国・地域が参加している。
フランス語でグローバル・イシュー(=世界的問題)について
討論し合い、その解決策を模索する。2年ごとにサミットが行われている。
そしていまこのときコロナと闘っている…

●世界保健機関 WHO
Organisation mondiale de la santé
(本部はフランス語圏であるスイスのジュネーヴ)

●国境なき医師団
Médecins Sans Frontières
(本部は、すべてフランス語圏であるパリ、ブリュッセル、ジュネーヴ)
※1971年にフランスの医師とジャーナリストのグループによって作られた非政府組織
(NGO)で、世界最大の国際的緊急医療団体である。1999年にノーベル平和賞を受賞した。

国際的な医療機関はフランス語圏に本部を置いています。
というわけで、
世界には様々なフランス語圏
があります!
わたし自身としては
フランスが専門です。
そのすばらしさとして…
①フランスは美しい
②フランスはおいしい
③フランス人は面白い
などがあげられます!
自分の個人的なライフスタイルにおいて
思い切り楽しめる
ことがたくさんあるのがフランス文化です。
みなさんは、
フランス語を履修したことを、
決して後悔しないでしょう!
フランス語が話せたら、
どんな世界が広がるのか?

フランス語若者フォーラム@リエージュを鑑賞してください!
フランス語を話して活躍する日本人学生たちが登場します。

https://www.youtube.com/watch?v=0V5FRzZs31o

うえのURLをクリックしての9分42秒の鑑賞を行いましょう。
(感想のミニ・レポートが求められます)

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