Professional Documents
Culture Documents
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6739:2016 排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手 ISO 3633:2002,Plastics piping systems for soil and waste discharge (low and high
temperature) inside buildings−Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U)
(I)JISの規定 (II)国際
(III)国際規格の規定 (IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
(V)JISと国際規格との技術的差
管については,JIS K 6741に規定。
リ塩化ビニル管)の
る(低温及び高温の)汚
を規定している。JISは,継手につ
継手については,国内ではゴム輪
VP及びIDVPを使
水,雑廃水の輸送用建屋
いて接着形受口だけを規定。 形受口の市場がない。
用する排水配管の
内配管及びそれに取り
接着接合に用いる
付ける通気管,並びに建
硬質ポリ塩化ビニ
屋内雨水排水管に使用
ル管継手について
する硬質ポリ塩化ビニ
規定する。 ル管及び継手について
規定。
2 引用規格
3 用語及び
用語及び定義につ
− 規定なし。 追加 用語の定義を追加。
定義
いて規定。 実質的な差異はない。
3.1〜3.2
4 種類,記
管の種類による継
− 規定なし。 追加 使用者の利便性を考えて種類を明
号及び形状
手の種類,記号及び
確化した。
による略号 形状による略号
5 性能 引張降伏強さ − 規定なし。 追加 引張降伏強さを追加。 現在は,短期性能として必要。
耐圧性 − 規定なし。 追加 耐圧性を追加。 継手の試験として必要。
偏平性 − 規定なし。 追加 偏平性を追加。 継手の試験として必要。 K
6
ビカット軟化温度 8 変更 DVは76 ℃以上,IDDVは79 ℃以
広く普及しており,一致は困難。 7
3
9
上。 :
2
0
水密性 9 一致 1
熱し(弛)緩性 8 一致 6
3
18
K 6739:2016
K 3
(I)JISの規定 (II)国際
(III)国際規格の規定 (IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
(V)JISと国際規格との技術的差
6
7
3
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策 9
:
箇条番号
内容 箇条
内容 箇条ごと
技術的差異の内容 2
0
及び題名 1
番号 の評価 6
6 外観及び
外観 5 一致
形状 形状 − 規定なし。 追加 DVの形状を追加。 周辺製品も含め,従来寸法体系の
製品が日本国内で広く普及してお
り,一致は困難。
7 寸法及び
DV継手の接合部寸
− 規定なし。 追加 DVを追加。 周辺製品も含め,従来寸法体系の
り,一致は困難。
IDDV継手の接合部
6 一致
寸法及びその許容
差
8 材料 材料について規定。 4 JISとほぼ同じ。 変更 ISO規格は,再生材料の使用及び
継手の性能を規定すれば,特に再
PVC含有量について規定している。 生材料の使用及びPVC含有量に
ついて規定する必要はない。
再生材料の使用は,リサイクルの
観点から将来,規格化を検討する。
9 試験方法 9.1.1 引張試験 − 規定なし。 追加 引張試験の規定を追加。 現在は,短期性能として必要。
9.1.2 耐圧試験 − 規定なし。 追加 耐圧試験の規定を追加。 現在は,短期性能として必要。
9.1.3 偏平試験 − 規定なし。 追加 偏平試験の規定を追加。 継手の試験として必要。
9.1.4 ビカット軟化
8 EN 727 変更 EN 727は,ISO 2507-1に相当し,
試験片形状及び状態調節が異なる
るISO 580に変更した。
9.2 外観及び形状 5 一致
9.3 寸法 6 変更 JIS B 7502,JIS B 7507を追加。 実質的な差異はない。
9.4 試験結果の数値
− 規定なし。 追加 試験結果の数値の表し方について
実質的な差異はない。
の表し方 規定し,JIS Z 8401を追加。
10 検査 形式検査及び受渡
− 規定なし。 追加 形式検査と受渡検査の規定につい
適合性評価のために必要。
検査 て追加。
19
K 6739:2016
(I)JISの規定 (II)国際
(III)国際規格の規定 (IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
(V)JISと国際規格との技術的差
意事項 を提供するため。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3633:2002,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。