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衝突被害軽減ブレーキ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

衝突警告とブレーキ補助をサポートする(作動イメージ)
リンカーン・MKS(2009 年)

ボルボ・S60(2010 年)に搭載されたカメラ。レーダーと共に障害物を探知する
衝突被害軽減ブレーキ(しょうとつひがいけいげんブレーキ)とは、自動車が障害物を感知して衝突に備える
機能の総称である。自動車に搭載したレーダーやカメラからの情報をコンピュータが解析し、運転者への警告
やブレーキの補助操作などを行うシステムである。なお、本項では日本国内向けに販売されている自動車に搭
載されている衝突被害軽減ブレーキについて述べる。

このシステムを各種メディアなどで「自動ブレーキ」と称する場合が多々あるが、厳密な意味での自動ブレー
キ(自動運転の中にある速度調整を目的とする速度制御システムの一部)とはシステムが異なるので誤用には
注意を要する(「#自動停止」の節も参照)。

概要
衝突被害軽減ブレーキはアクティブセーフティ(予防安全)とパッシブセーフティ(衝突安全)の間に位置し、
1991 年(平成 3 年)から先進安全自動車(ASV)として研究されてきた[1]。 2003 年(平成 15 年)2 月にモ
デルチェンジされたトヨタ・ハリアーが市販車で初搭載した[2]。 ただし、ブレーキアシストの早期作動はあ
ったが、自動でブレーキ操作は行われないものだった[3]。 同年 6 月に発売されたホンダ・インスパイアで初
めて自動でブレーキ操作が行われるようになった(CMBS)[4]。

衝突被害軽減ブレーキ搭載車両の運転時は車載コンピュータが常時前方への警戒を行っており、前方車両への
接近や障害物を感知すると音声などで警告が発せられ、衝突が不可避とシステムが判断した時点で自動的(自
律的)にブレーキをかけて被害の軽減を図る。この他警告の時点でブレーキの効きを強めたり、シートベルト
の巻き上げなどの衝突に備えた予備動作も行われる。この衝突の事前準備がアクティブセーフティとパッシブ
セーフティの間に位置すると表現される所以である。

探査にはミリ波レーダーが使われることが多いが、赤外線を使用する場合もある。ただし赤外線は太陽の直射
光線に弱く、朝や夕方など機能が働かない場合があることや約 50 m までしか探査ができないことを留意する必
要がある。また雨天時の雨粒による誤認識を考慮し、ワイパー作動時には機能がキャンセルされるものもある。
なおレーダーに代わってデジタルステレオカメラも使われている。カメラはレーダーに比べて安価ながらより
細かい情報が得られる半面、夜間や悪天候時に性能が発揮できない場合があるため[5]、車両によってはレーダ
ーとカメラ双方を装備することで機能の強化を図っている。

ただし、このシステムはあくまで運転の補助を目的とするものであり、システムに依存した運転を意図して設
計されていない。事故が発生した場合は運転者が全責任を負うものであり、自動車メーカーや販売店が責任を
負うことはないことがすべてのメーカーによって明言され、販売時に必ず説明するようになっている。システ
ム装着車を運転する場合にはこのことを留意した上で運転すべきである。前方監視システム、車両コンピュー
タ、スロットル制御、ブレーキ制御、シートベルト制御などの複雑な機器の組み合わせが必要なため車両製作
後に装着することはできないが、独立してカメラにより警告する機能のみのものは市販されている。

衝突被害軽減システムは急ブレーキなどの強い力が必要なブレーキを行う際の踏み込みを補助するブレーキア
シストとは別物で誤用には要注意。[6]。 現在は衝突被害軽減ブレーキシステムによって事故件数は減少して
いる。 しかし、衝突被害軽減ブレーキを過信した結果、速度超過、天候、対向車両による逆光などでシステム
が作動せず事故が起こるケースも発生している。[7]。

自動停止
日本では、初期の衝突被害軽減ブレーキの自動ブレーキ機能はあくまで衝突時の被害軽減を目的としており、
装置を過信してしまうという理由で衝突前の自動停止はあえて規制されていた。しかしボルボが、イギリスか
ら保険会社の人を誘致し、イギリスでのボルボの自動ブレーキ搭載車の事故統計データを示させたことにより
規制が撤廃された。これを受け、2009 年にボルボ・XC60 に搭載された「シティ・セーフティ」[8](海外で
は 2008 年搭載)、2008 年にスバル・レガシィに搭載された「アイサイト(ver.1)」[9]、両者とも運転者が
依存することを避けるために衝突ぎりぎりまでブレーキは掛からないこと[10]から、日本の国土交通省の認可
を受けることができた[11]。

アイサイト(ver.2)の販売以前は、衝突被害軽減ブレーキは高価なこともあって搭載率は非常に低く、知名度
も低かった。長くそのような状況が続いていたが、2010 年(平成 22 年)[12]の「アイサイト(ver.2)」の発
売と共に富士重工業(SUBARU)は積極的に CM などの宣伝活動を行い、自動停止まで行うという消費者への訴
求力の高さや、それまで高価だった衝突被害軽減ブレーキを約 10 万円という手頃な価格設定とした結果、アイ
サイト(ver.2)は非常に高い搭載率となり、人気となった。アイサイトのヒットは SUBARU が好業績となる一
因とまでなり、それまでの自動車業界の「消費者は安全にはお金を払ってくれない」とされてきた常識を大き
く変えるきっかけとなった[13][14]。

規制が解除された後も、自動停止まで行ってしまう事に対する反対意見、あるいは衝突被害軽減ブレーキその
ものに対する批判も根強く[15]、SUBARU 以外の国内メーカーは自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキの搭
載に消極的で[16]、しばらく SUBARU のみが国内メーカーで唯一自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキを発
売している状況となった。そのような状況だったため、アイサイトが衝突被害軽減ブレーキの代名詞のように
なり[17]、誤って衝突被害軽減ブレーキの事をアイサイトと表記するメディア等も存在した。

その後、2012 年(平成 24 年)にマツダが SCBS、ダイハツがスマートアシストを発売し、徐々に SUBARU 以外


の国内メーカーも自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキの発売を開始しだし、それと共に徐々に衝突被害軽
減ブレーキが普及していった。 2013 年(平成 25 年)3 月、SUBARU が保有していた各特許が 20 年を迎え、
権利が終了した[18]。

2013(平成 25) - 2014 年(平成 26 年)には自動車アセスメント (日本)やユーロ NCAP や IIHS など、世


界中の自動車安全評価に衝突被害軽減ブレーキが加わり、上記評価では全て衝突被害軽減ブレーキの減速性能
が問われるため、従来の停止を行わない衝突被害軽減ブレーキは、停止まで行う衝突被害軽減ブレーキに比べ
て低い安全評価となってしまった。そのような情勢の変化もあり、2014 年(平成 26 年)には日本のメーカー
で最後まで衝突被害軽減ブレーキの搭載及び衝突被害軽減ブレーキの自動停止に消極的だったトヨタ[19][20]
が、2017 年(平成 29 年)末までに自動停止まで行う衝突被害軽減ブレーキをほぼ全ての車種に搭載すると発
表した[21][22]。

2017 年(平成 29 年)現在では、ほぼ全ての乗用車の衝突被害軽減ブレーキは自動停止まで行うタイプに切り


替わっていく方向で進んでいるが、このような経緯があるため、従来の自動停止まで行わない衝突被害軽減ブ
レーキの設定がある新車もあり、規制撤廃前の仕様の衝突被害軽減ブレーキは全て自動停止までは行わない仕
様となっている。(もっとも、これは規制と開発・販売のタイミングの問題である。市場が求める以上、モデル
チェンジや仕様変更で自動停止仕様になると思われる。)

普及においても 2014 年(平成 26 年)に販売された乗用車の新車の 41 %に衝突被害軽減ブレーキが搭載され


ており、一般的な装備となった[23]。2015 年(平成 27 年)からトヨタセーフティセンスの発売が始まったこ
と等もあり、2020 年(令和 2 年)製新車における装着率は乗用車(軽自動車を含む)の 95.8%に達した。
[24]

一方、大型商用車の衝突被害軽減ブレーキは自動停止性能に付いては明記していないものがほとんどである。
これは大型商用車は車重が重く積載量も大きく変化することや、バスでは急制動がかかることで座席に座って
いない乗員が負傷する恐れがあるためである[25]。
なお、これらの装置は全て、停止可能速度以下でも路面状況などにより 100 %停止できるわけではなく、被害
軽減ブレーキの作動もセンサーの弱点となる状況により 100 %作動するわけではない。ディーラーなどで、客
を乗車させて障害物に向かって走行する体験乗車会がスバルを中心に行われているが、マツダのディーラー体
験試乗会で被害軽減ブレーキが働かず人身事故が発生したこともある[26]。

義務化、標準装備化、補助制度
世界的に、全ての自動車に、衝突被害軽減ブレーキの搭載を義務化するスケジュールが進められている。

乗用車
2019 年 2 月 12 日、国連欧州経済委員会(ECE)で、日本や欧州連合(EU)など 40 カ国・地域が衝突被害軽減
ブレーキの導入を義務づける規則の原案に合意した。合意国の乗用車や軽商用車に衝突被害軽減ブレーキの標
準搭載を課す。この義務化は新車への適用のみで使用過程車は対象外となる[27]。

日本では上記の ECE での合意に基づき、2021 年 11 月以降に新規に発売される車種やモデルに義務化し、既存


の車種やモデルには 2025 年 12 月から義務化される事が 2019 年 12 月に決定した[28]。輸入車についても
2024 年以降、順次適用するとしている。

アメリカでは上記の ECE での合意とは別に、2022 年 9 月までに米国市場で販売される 99%超の新車に衝突被害


軽減ブレーキを標準装備とすることを目標にしている。2016 年にアメリカ合衆国運輸省と自動車メーカー 20
社の間で全車標準搭載とする合意がなされた[29]。米国運輸省は衝突被害軽減ブレーキの全車標準装備が必要
な根拠として、衝突被害軽減ブレーキで死傷事故が 35%減るとの調査結果を出している[30]。

商用車
大型車の追突事故の被害は乗用車よりも大きく、衝突被害軽減ブレーキの効果が大きいため、乗用車より先に
義務化が始まった。EU では 2013 年 11 月から全ての新型商用車、2015 年 11 月から全ての商用車の新車に自
動緊急ブレーキの装備が義務化された。下記では日本の商用車への義務化、減税制度について解説する。

トラック
大型トラックによる追突事故の死亡率は乗用車の約 12 倍と高く、衝突被害軽減ブレーキにより、追突事故の死
亡事故件数の約 80%が削減可能と非常に高い安全効果が見込まれており、日本も事故の削減、国際競争力を維
持するためにトラックの衝突被害軽減ブレーキの普及を目指している[31]。

減税
2012 年度より衝突被害軽減ブレーキを導入した大型トラックの購入に対して、自動車取得税を取得価額から
350 万円控除するとともに、自動車重量税の 50%軽減が行われている[32]。
義務化
日本では、車両総重量 3.5t 超の新車のトラック(2t 標準平ボディ車両総重量約 4.4t)は衝突被害軽減ブレー
キを搭載する事が義務化される。
新型生産車では、車両総重量 22t 以上のトラックと 13t 以上のトラクタは 2014 年 11 月 1 日から、20t 超 22t
以下のトラックは 2016 年 11 月 1 日から義務化された。
継続生産車では、車両総重量 22t 以上のトラックは 2017 年 9 月 1 日から義務化された他、13t 以上のトラク
タは 2018 年 9 月 1 日から、20t 超 22t 以下のトラックは 2018 年 11 月 1 日から義務化された。
また、2014 年 2 月には性能要件を強化した衝突被害軽減ブレーキが、より広いトラックに義務化される事が決
定した[33]。
新型生産車では、車両総重量 22t 超のトラックは 2017 年 11 月 1 日から、8t 超 22t 以下は 2018 年 11 月 1 日
から、3.5t 超 8t 以下は 2019 年 11 月 1 日から性能要件を強化した衝突被害軽減ブレーキが義務化された。
継続生産車では、車両総重量 22t 超のトラックは 2019 年 11 月 1 日から、20t 超 22t 以下は 2020 年 11 月 1
日から、3.5t 超 20t 以下は 2021 年 11 月 1 日から性能要件を強化した衝突被害軽減ブレーキが義務化される。
いずれの義務化も新たに製作される車両が対象で使用過程車は対象外[34][35][36]。
バス
2012 年に発生した関越自動車道高速バス居眠り運転事故を受けて、大型トラックに続いて義務化が進められて
いる。

減税
2013 年度より衝突被害軽減ブレーキを導入した 5 トンを超えるバスは、自動車取得税を取得価額から 350 万円
控除するとともに、初回分の自動車重量税を 50%軽減が行われている[37]。
義務化
日本では乗車定員 10 人以上の新車のバスは衝突被害軽減ブレーキを搭載することが義務化される。ただし、立
ち乗り客が転倒する恐れから立席を有するバスを除く。つまり一般路線バスを除く、高速バスや観光バスやマ
イクロバスなどが対象となる。
新型生産車では、車両総重量 12t 超のバスは 2014 年 11 月 1 日から義務化された。
継続生産車では、車両総重量 12t 超のバスは 2017 年 9 月 1 日から義務化された。
また、2014 年 2 月には性能要件を強化した衝突被害軽減ブレーキがより広いバスに義務化される事が決定した。
新型生産車では、車両総重量 12t 超のバスは 2017 年 11 月 1 日から、12t 以下は 2019 年 11 月 1 日から性能
要件を強化した衝突被害軽減ブレーキが義務化された。
継続生産車では、車両総重量 12t 超のバスは 2019 年 11 月 1 日から、12t 以下は 2021 年 11 月 1 日から性能
要件を強化した衝突被害軽減ブレーキが義務化される。
いずれの義務化も新たに製作される車両が対象で使用過程車は対象外[38][39]。
また、乗用定員 10 人未満の乗用目的の車両にも衝突被害軽減ブレーキが義務化される 国産の新型車では、
2021 年 11 月、輸入の新型車では、2024 年 7 月。

国産の継続生産車では、2025 年 12 月、輸入の継続生産車では、2026 年 7 月。 近い将来義務化されることが


決定している [40]。

効果、評価、保険料割引
ユーロ NCAP によると自動緊急ブレーキ(ユーロ NCAP では衝突被害軽減ブレーキを「Autonomous
Emergency Braking(自動緊急ブレーキ)」と呼んでいる[41])によって最大で 27%事故の発生を減らすこ
とができる。 そのため、ユーロ NCAP では自動緊急ブレーキがない車は評価が低くなり、2014 年から最高ラ
ンクの 5 つ星を取得するためには、自動緊急ブレーキの搭載が必須となっている[42]。2014 年からは対車両
性能の評価のみとし、2016 年から対歩行者性能も加えた。

米国道路安全保険協会(IIHS)の安全評価でも衝突被害軽減ブレーキがない車は評価が低くなり、2013 年
(2014 Top Safety Pick+)からトップセイフティピック+(最高安全評価)を取得するには、衝突被害軽
減ブレーキが必須となっている[43]。

日本でも 2014 年度より JNCAP の評価に衝突被害軽減ブレーキが加わった。予防安全アセスメントとして点数


で評価され、衝突被害軽減ブレーキで最高 32 点満点、車線逸脱防止支援システムで最高 8 点満点で、合計 40
点満点となる。合計点数が 2 点以上の車は「ASV(先進安全車)」、合計点数が 12 点以上の車は「ASV+(先進安
全車プラス)」として認定される。2016 年度から対歩行者性能試験も加える事を予定している[44]。

また日本国内において、インテリセーフティー(衝突被害軽減ブレーキや BLIS 等)搭載のボルボ車は非搭載車


に比べ事故率が 69%減少、追突事故率が 77%減少、対人事故率が 59%減少(2009-2015 年)しており、アイサ
イト搭載のスバル車は非搭載車に比べ事故率が 61%減少、追突事故率が 84%減少、対人事故率が 49%減少
(2010-2014 年)している。

上記のように衝突被害軽減ブレーキによって事故が大きく減っているというデータが世界各国で出てきている
ため、衝突被害軽減ブレーキ搭載車に対する保険料割引制度の導入する国が多くなっている。スバル・アイサ
イトはオーストラリアで保険会社アリアンツが一部車種の保険料を 2 割引きしている。ボルボ・シティセーフ
ティ搭載車に対してはドイツなど 9 か国で 20~25%の割引されている[45]。イギリスでは 2012 年より自動緊
急ブレーキ搭載車に対して保険料レーティングが引き下げされる[46]。

日本でも、2017 年 1 月から衝突被害軽減ブレーキの保険料割引が開始される事が 2015 年末に発表された。平


均で 10 %程度の割引となり、装置や保険会社によって割引率は異なる[47]。

早くから保険料割引が導入されていた欧米と異なり、日本では金融庁により衝突被害軽減ブレーキの保険料割
引を規制されていたため、それまで保険料割引は行われていなかった。2013 年にはアメリカンホーム保険会社
が自社裁量で決定できる割引額の上限である 5 %であれば衝突被害軽減ブレーキ装置割引を導入できると判断
して、顧客からの申し込みを受け付けていたが、金融庁の勧告を受けて割引を中止するということが発生した
[48][49]。規制の理由は、海外では多くの保険金支払いが低減したというデータが出ていたが、日本にはその
ようなまとまったデータが存在しなかったためである。しかし、2015 年になって日本政府も衝突被害軽減ブレ
ーキ搭載車と非搭載車の事故率の違いの調査を開始し、海外同様に衝突被害軽減ブレーキ搭載車は非搭載車よ
り事故率が低い事が証明されたため、保険料割引が開始される事が決定した[50]。

事故・トラブル
2013 年 11 月 10 日、埼玉県深谷市のマツダ系ディーラーにて開催された試乗会で、被害軽減ブレーキ機能が付
いたマツダ CX-5 のブレーキ機能のデモ中に CX-5 が暴走し、運転していた客と販売会社の従業員が負傷した。
運転していた客がアクセルを全開にしたため、被害軽減ブレーキ機能の作動限界速度である 30km/h を超えて
しまい、停止するはずのマットの手前で止まらずその後ろのフェンスに衝突したものである。販売会社の従業
員については、説明責任により業務上過失傷害の疑いで書類送検され、運転者についても必要以上にアクセル
を踏みこんで同乗者にけがを負わせたことから自動車運転過失傷害の疑いで書類送検されている[51]。この事
故を受けてマツダは、被害軽減ブレーキ機能の体感試乗会を自粛している。なお被害軽減ブレーキには故障や
異常はないとマツダは発表している[52]。
UD トラックスは 2016 年 3 月 18 日、2014 年モデルのクオンの被害軽減ブレーキが前方車両がいなかったにも
かかわらず、阪神高速 5 号湾岸線の六甲アイランド北出入口付近、魚崎浜出入口付近、住吉浜出入口付近、中
島出入口付近で、それぞれ高架橋や道路の継ぎ目を前方車両と判断する誤作動を起こしていたことを明らかに
した。UD トラックスは当該区間を走行する際は被害軽減ブレーキを解除するように呼びかけ[53]、2016 年 7
月 29 日に被害軽減ブレーキのリコールを国土交通省に届け出た[54]。
2016 年 11 月 27 日、千葉県八千代市の日産自動車販売店で運転支援機能を搭載したセレナに試乗した男性が信
号待ちをしていた車に追突し乗っていた夫婦に全治二週間のけがを負わせた。男性は同社の営業社員と同乗し
ていたが営業社員が「ブレーキを踏まなくて大丈夫」と指示したことや事故当日は日没後で雨も降っており被
害軽減ブレーキは機能しなかったことが原因であった[55]。これを受けて千葉県警交通捜査課と八千代署は
2017 年 4 月 14 日、同店店長と営業社員を業務上過失傷害容疑で、試乗していた男性を自動車運転処罰法違反
(過失傷害)の疑いで、千葉地検に書類送検した[56]。
2019 年 2 月 1 日、日野自動車といすゞ自動車はジェイ・バス製造の 2017 年 - 2018 年モデルのセレガとガー
ラの一部の被害軽減ブレーキにおいて、高速道路の料金所付近で発進操作を行う際、前方車両と料金所ブース
を一体の固定物と判断し、かつ一定の車間距離が保たれているにもかかわらず被害軽減ブレーキが作動する誤
作動を起こしたり、高速道路のトンネル内の照明を前方移動物と判断し、トンネル内で誤作動を起こしていた
ことを明らかにした。日野自動車といすゞ自動車は 2019 年 2 月 1 日から被害軽減ブレーキのサービスキャンペ
ーンを実施している[57][58]。
2019 年、東池袋自動車暴走死傷事故など複数のプリウスによる衝突事故が発生、その後トヨタ自動車は国土交
通省に対して衝突回避支援システムに技術的課題があったとして改善対策を届け出た。
メーカー毎の状況
名称 センサ 主な搭載車種 解説
トヨタ自動車(レクサス)
プリクラッシュセーフティシステム ミリ波レーダーエスティマ(3 代目・3 期型まで)
プリウス(3 代目)
SAI
プリウス α(前期型) 2003 年 2 月以降から搭載。最初期は警報とブレーキアシストのみで、自律的にブレー
キ操作は行われないものだったが、2003 年 8 月より運転者のブレーキ操作がない場合に自律的にブレーキをか
け、減速による衝突被害軽減も行うタイプへ変更される[59]。ただし、自動停止による衝突回避はせず、減速
による被害軽減までに留めている(自動停止が行われなかった経緯は自動停止参照)。
ミリ波レーダーのみの型は歩行者検知を行わないが、カメラ・レーダーの複合型は歩行者検知も行う。
ミリ波レーダーとカメラ クラウンマジェスタ(5 代目)
ハイラックス(8 代目・日本仕様)
プリクラッシュセーフティシステム ミリ波レーダークラウン(14 代目)
ハリアー(3 代目)
クラウンマジェスタ(6 代目)
カムリ(9 代目・後期型)
プリウス α(後期型)
アルファード(3 代目)
ヴェルファイア(3 代目)
レクサス・IS(3 代目・前期型) 2012 年 12 月以降から搭載。衝突が避けられないと判断したときは相
対速度 15km/h 以上で自律的にブレーキが作動し、最大 30km/h 程度減速して衝突を回避あるいは衝突の被害
を軽減する。
従前のシステム(上述)と同名であるが、このタイプより 15km/h〜30km/h 程度で自動停止による衝突回避も
可能となった[60][61]。歩行者の検知は行わない。
これにより、IIHS の評価においても旧プリクラッシュのプリウス α は「Doesn't Meet Minimum
Criteria(最低基準未満)」と低い評価なのに対して[62]、本システムのプリウス α は「6 点満点中 3 点、
Advanced(アドバンスド)評価」と評価を高めた[63]。JNCAP による安全評価が行われたのはこの型からとな
っている[64]。
プリクラッシュセーフティシステム ミリ波レーダーと画像センサー ダイナ(8 代目・2016 年 4 月一部改良
モデル以降)
トヨエース(8 代目・2016 年 4 月一部改良モデル以降) 日野が開発・製造を担当するダイナ・トヨエー
ス(=デュトロ)の LPG 車を除く全車型に搭載。下記日野の項目を参照。
衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム ミリ波レーダーとステレオカメラ レクサス・
LS(4 代目・後期型) 2012 年 10 月から設定。相対速度 40km/h 以下で自律的なブレーキにより衝突回避を支
援する。相対速度が 40km/h を超える状況でも自動で制動を行い、衝突速度を下げ被害軽減を図る。歩行者検
知も行う。
価格面で非常に高価なため、2018 年現在まで LS 以外には展開されていない。なお、4 代目 LS に搭載のものは、
Toyota Safety Sense 登場以前の JNCAP 予防安全性能アセスメントでトヨタ車唯一の 40 点満点を取得した。
Lexus Safety System +A レクサス・LS(5 代目)
プリクラッシュセーフティシステム
(Toyota Safety Sense C) 赤外線レーザーとカメラ 当該項参照 2015 年 3 月以降から搭載。ト
ヨタは新型のプリクラッシュを含む安全運転支援システムを「Toyota Safety Sense」として設定し、
「C」はコンパクトカー向けのシステムとなる。後述の「P」と合わせ、2017 年までに日本、北米、欧州のほぼ
全てのトヨタの乗用車への設定が予定されている[65]。
10〜80km/h で自律的にブレーキが作動し、衝突を回避あるいは衝突の被害を軽減する。歩行者の検知は行わ
ない。
プリクラッシュセーフティシステム
(Toyota Safety Sense) 2018 年 4 月以降から搭載。上述の「-C」に昼間時の歩行者検知機能を追加し
たもの。
プリクラッシュセーフティシステム
(Toyota Safety Sense P) ミリ波レーダーとカメラ 当該項参照 2015 年 8 月以降から搭載。先
行してラインナップされた上述の「C」に続く、ミディアム・上級車種・次世代車種向けのシステム。システム
構成が異なるため「C」とは一分機能が異なる。
車両に対しては 10km/h〜、歩行者に対しては 10〜80km/h で自律的にブレーキが作動し、衝突を回避あるい
は衝突の被害を軽減する。
プリクラッシュセーフティシステム
(Toyota Safety Sense) 2018 年 1 月以降から搭載。上述の「-P」に夜間時の歩行者および自転車運転
者の検知機能を追加したもの。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム
(Lexus Safety System +) ミリ波レーダーとカメラ 当該項参照 2015 年 8 月より搭載を開始。
2017 年までに日本、北米、欧州のほぼ全てのレクサス全車への設定が予定されている[66]。
性能的には上述の「Toyota Safety Sense(P)」と同様で、車両に対しては 10km/h〜、歩行者に対しては
10〜80km/h で自律的にブレーキが作動し、衝突を回避あるいは衝突の被害を軽減する。
スマートアシスト 赤外線レーザー当該項参照 ダイハツから OEM を受ける車種(一部グレード)に搭
載。下記ダイハツの項目を参照。
スマートアシスト II 赤外線レーザーとカメラ 当該項参照 ダイハツから OEM を受ける車種(一部
グレード)に搭載。下記ダイハツの項目を参照。
スマートアシスト III ステレオカメラ当該項参照 ダイハツから OEM を受ける車種(一部グレード)に搭
載。下記ダイハツの項目を参照。
スマートアシスト
(次世代) ステレオカメラ当該項参照 ダイハツから OEM を受ける車種に搭載。下記ダイハツの項目を
参照。
EyeSight(アイサイト) ステレオカメラGR86(ZN8 型の AT 車のみ、2021 年~) SUBARU から
OEM を受ける車種に搭載。下記 SUBARU の項目を参照。バージョン表記の無い特殊仕様。
ダイハツ工業
プリクラッシュセーフティシステム レーザーレーダーとカメラ ムーヴカスタム(4 代目・L175S
5 代目・LA100S(前期)にメーカーオプション
スマートアシスト 赤外線レーザー当該項参照 4〜30km/h 以内の速度で走行中、衝突の危険性を検知
するとまず音と表示による警報を行い、それでも衝突の危険がある場合は自律的にブレーキを作動させる。
スマートアシスト II 赤外線レーザーとカメラ 当該項参照 スマートアシストに単眼カメラを追加
した機能強化版。
スマートアシスト III ステレオカメラ当該項参照 スマートアシスト II をリニューアルし、ステレオカメ
ラを採用したモデル。
スマートアシスト IIItステレオカメラハイゼットトラック(10 代目・2018 年 5 月一部改良以降) スマー
トアシスト III を軽トラックの車両特性に合わせて、作動速度域を変更したモデル。
スマートアシスト
(次世代) ステレオカメラ当該項参照 スマートアシスト III に車線逸脱抑制制御機能、アダプティブ
ドライビングビーム、ブレーキ制御付誤発信抑制機能(前方・後方)などの機能を追加したモデル。
日産自動車
インテリジェントブレーキアシスト レーザーレーダーセンサー シーマ(5 代目)
エルグランド(3 代目)
スカイライン(12 代目)ドライバーが回避操作を行わない場合には緊急ブレーキを作動して、減速して被害を軽
減する。自律的に停止まで減速して衝突の回避までは行わない。
エマージェンシーブレーキ
(ミリ波レーダー) ミリ波レーダースカイライン(13 代目・前期型~2019 年 7 月ビッグマイナーチェンジ
以降のターボ車のみ)
フーガ(2 代目・2015 年 2 月マイナーチェンジ以降)
NV350 キャラバン(2016 年 1 月一部改良以降) 緊急ブレーキを作動して、60km/h 以下で衝突を回避、または
被害を軽減、60km/h 以上で減速して被害を軽減する。歩行者には基本的に作動しない。
エマージェンシーブレーキ
(カメラ) マルチセンシングフロントカメラ エクストレイル(3 代目)
セレナ(4 代目・2013 年 12 月マイナーチェンジ以降、5 代目)
ノート(2 代目・2013 年 12 月マイナーチェンジ以降)
リーフ(初代・2015 年 11 月マイナーチェンジ以降)
ティアナ(3 代目・2015 年 2 月一部改良以降)
ジューク(2015 年 11 月一部改良以降)
NV150 AD(4 代目・2016 年 11 月マイナーチェンジ以降)
デイズ(後期型・2018 年 5 月一部改良モデル以降)
デイズルークス(2 代目・後期型、2018 年 5 月一部改良モデル以降) フロントカメラを用いたマルチセンシ
ングシステム。[67]
10〜80km/h の範囲で緊急ブレーキが作動し、30km/h 以下で衝突を回避または被害を軽減、30km/h 以上で減
速して被害を軽減する。
停止している車両および歩行者に対しては 10〜60km/h で作動する。
車速約 60km/h 以上では、歩行者に対しては作動しない。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
(カメラ+ミリ波レーダー) ミリ波レーダーとカメラ エクストレイル(3 代目・後期型、2020 年 1 月
一部改良モデル以降)
セレナ(5 代目、2020 年 8 月一部改良モデル以降)
デイズ(2 代目、2020 年 8 月一部改良モデル以降)
ルークス(3 代目) 5〜80km/h の範囲で緊急ブレーキが作動し、30km/h 以下で衝突を回避または被害を軽
減、30km/h 以上で減速して被害を軽減する。
歩行者に対しては 10〜60km/h で作動する。
ミリ波レーダーと三眼カメラ スカイライン(13 代目・2019 年 7 月ビッグマイナーチェンジ以降のハイブリッ
ド車のみ)
エマージェンシーブレーキ
(レーザーレーダー) 赤外線レーザーデイズ(V セレクション+SafetyII、2015 年 10 月マイナーチェンジ以
降~後期型・2018 年 5 月一部改良モデル以前)
デイズルークス(V セレクション+SafetyII、2015 年 4 月一部改良モデル以降~後期型・2018 年 5 月一部改
良モデル以前) 三菱・eK シリーズの姉妹車であるデイズ(=eK ワゴン)、デイズルークス(=eK スペース)の特
別仕様車「V セレクション+SafetyII」に搭載。後に標準装備された。下記三菱自動車の項目を参照。
NV100 クリッパーリオ(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以前)
NV100 クリッパー(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以前) スズキから OEM を受ける NV100 クリッパーリ
オ(=エブリイワゴン)に標準装備。NV100 クリッパー(=エブリイ)は一部グレードに搭載。下記スズキの「レー
ダーブレーキサポート」を参照。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
(ステレオカメラ) ステレオカメラNV100 クリッパーリオ(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以降)
NV100 クリッパー(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以降)
NT100 クリッパー(2 代目・2019 年 9 月一部改良モデル以降) スズキから OEM を受ける NV100 クリッパーリ
オ(=エブリイワゴン)に標準装備。NV100 クリッパー(=エブリイ)、NT100 クリッパー(=キャリイ)は一部グレ
ードに搭載。下記スズキの「デュアルカメラブレーキサポート」を参照。
アトラス ディーゼル/アトラス 1.5t クラス(4 代目) いすゞから OEM を受けるアトラス 1.5t クラス
(=エルフ 1.5t 積)に搭載。下記いすゞ自動車の項目を参照。
フルスーパーロー(=エルフ 1.5t 積フルフラットロー)は当初搭載されていなかったが、2021 年 4 月一部改
良モデルから標準装備。
2021 年 3 月モデルまではエルフ 1.5t 積とは異なりオプションで装備レス化も可能であった。
アトラス 2t クラス(6 代目) いすゞから OEM を受けるアトラス 2t クラス(=エルフ 2t~3.5t 積)に搭載。
下記いすゞ自動車の項目を参照。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
(ミリ波レーダー) ミリ波レーダーNV350 キャラバン(2016 年 1 月マイナーチェンジ以降) 設定当
初は一部グレードにメーカーオプションであったが、後に全車標準装備された。オプションで装備レス化も可
能。
NT450 アトラス(5 代目・2019 年 7 月マイナーチェンジ以降) 三菱ふそうトラック・バスから OEM を受ける
NT450 アトラス(=キャンター)に搭載。下記三菱ふそうトラック・バスの項目を参照。
本田技研工業
CMBS
(追突軽減ブレーキ) ミリ波レーダー当該項参照 2003 年から搭載を開始。自律的にブレーキをかけ、衝
突による衝撃・被害を軽減する。自動停止による衝突回避までは行わない。
CMBS
(衝突軽減ブレーキ) ミリ波レーダー当該項参照 2013 年から搭載を開始。本モデルからは低速での自動
停止が付加され、衝突回避も可能となった(今まで自動停止が行われなかった経緯は自動停止参照)[68]。
約 5km/h 以上で作動し、衝突の危険がある場合に警告、緊急時には自律的に強いブレーキをかけて衝突回避・
被害軽減を図る。車種によっては単眼カメラを備えた HiDS として提供されるが、後述の Honda SENSING と
異なり、歩行者への対応は基本的に行わない。
CMBS
(Honda SENSING) ミリ波レーダーとカメラ 当該項参照 2015 年より新型の CMBS を含む安全運
転支援システムを「Honda SENSING(ホンダ センシング)」として搭載開始。
約 5km/h 以上で作動し、車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある場合に警告をする。
緊急時には自律的に強いブレーキをかけて衝突回避・被害軽減を図る。
Honda SENSING に含まれる機能は車種によって違いがあるが、CMBS は全車種同等となっている[69]。
シティブレーキアクティブシステム 赤外線レーザーフィット(3 代目・2017 年 6 月マイナーチェンジ以前)
N-WGN
N-BOX(初代・2013 年 12 月マイナーチェンジ以降)
N-ONE(2014 年 5 月マイナーチェンジ以降)
S660
ヴェゼル(2016 年 2 月一部改良以前)
グレイス(2017 年 7 月マイナーチェンジ以前)
シャトル(2017 年 9 月一部改良以前)
CR-Z(2015 年 8 月マイナーチェンジ以降) 5〜30km/h で走行中、衝突の危険がある場合に警告、緊急時に
は自律的に強いブレーキをかけて衝突回避・被害軽減を図る。
スズキ
プリクラッシュセーフティシステム (PRECRS) ミリ波レーダーキザシ
エスクード(3 代目・2008 年から 3.2XS に設定) 自律的なブレーキにより、衝突速度を低減し、ダメージ
を軽減する。
レーダーブレーキサポート 赤外線レーダーワゴン R(5 代目・前期型(レーダーブレーキサポート装着車))
スペーシア(初代・前期型)
ハスラー
アルト(8 代目・2018 年 12 月一部改良以前)
アルトラパン(3 代目・2019 年 6 月一部改良以前)
エブリイ(6 代目・2019 年 6 月一部改良以前)
エブリイワゴン(3 代目・2019 年 6 月一部改良以前) 5〜30km/h で走行中、衝突の危険性が高いとき、自律
的にブレーキが作動し、追突などの危険を回避または衝突の被害を軽減する。
レーダーブレーキサポート II ミリ波レーダーソリオ(3 代目(レーダーブレーキサポート II 装着車))
エスクード(4 代目・2018 年 12 月一部改良以前)
バレーノ 5〜100km/h の範囲、停止している車両に対しては 5〜80km/h の範囲で、前方に車があるとき
にブザーとメーター内ディスプレイでブレーキ動作を促す。
また、衝突の可能性が高い時に緊急ブレーキを行うとブレーキアシストにより衝突速度を減速する。5〜
30km/h で走行中の時は自律的にブレーキが作動し、追突などの危険を回避または衝突の被害を軽減する。
デュアルカメラブレーキサポート ステレオカメラスペーシア(初代・後期型、2 代目・2020 年 8 月一部改
良モデル以降)
ソリオ(4 代目(デュアルカメラブレーキサポート装着車))
ハスラー(2015 年 12 月一部改良モデル以降)
イグニス(セーフティーパッケージ装着車)
エブリイ(6 代目・2019 年 6 月一部改良以降)
エブリイワゴン(3 代目・2019 年 6 月一部改良以降)
キャリイ(11 代目・2019 年 9 月一部改良以降) 5〜100km/h の範囲で、前方に車があるときにブザーと
メーター内ディスプレイでブレーキ動作を促す。
また、衝突の可能性が高い時に緊急ブレーキを行うとブレーキアシストにより衝突速度を減速する。5〜
50km/h 未満(歩行者の場合は 5〜30km/h 未満)で走行中の時は自律的にブレーキが作動し、追突などの危険を
回避または衝突の被害を軽減する。
2018 年 7 月発表のソリオ(4 代目・後期型)からはステレオカメラが新型になり、夜間の歩行者も検知できるよ
うになった。
ハスラーは初代一部改良モデルの一部グレードのみ搭載。2 代目は「HYBRID G スズキ セーフティ サポート
非装着車」以外標準設定。
デュアルセンサーブレーキサポート 赤外線レーダーとカメラ アルト(8 代目・2018 年 12 月一部改良
モデル以降)
アルトラパン(3 代目・2019 年 6 月一部改良モデル以降)
エスクード(4 代目・2018 年 12 月一部改良以降)
クロスビー
スイフト(4 代目(セーフティーパッケージ装着車))
ジムニー(4 代目)
スペーシア(2 代目・2020 年 8 月一部改良モデル以前)
ワゴン R(6 代目(セーフティーパッケージ装着車))
ワゴン R スマイル 15〜100km/h の範囲(歩行者に対しては 15〜60km/h の範囲)で、前方に車または歩
行者があるときにブザーとメーター内ディスプレイでブレーキ動作を促す。
また、衝突の可能性が高い時に緊急ブレーキを行うとブレーキアシストにより衝突速度を減速する。5〜
100km/h(歩行者に対しては 5〜100km/h)で走行中の時は被害軽減ブレーキが作動し、追突などの危険を回
避または衝突の被害を軽減する。
SUBARU
EyeSight(アイサイト)Ver.1 ステレオカメラレガシィ(BL/BP 系 F 型・2008 年~)初採用
エクシーガ(YA 型 B 型以降・2009 年~) 前車・歩行者・障害物との衝突リスクが高まると自律的にブレ
ーキをかけ、衝突による衝撃・被害を軽減する。
自動停止による衝突回避までは行わない[70]。(動作範囲 自車速度 2~140 km/h)
EyeSight(ver.2) レガシィ(BM/BR 系 B 型・2010 年~)初採用
当該項(#過去に搭載できた車種)参照 前方車両との速度差が約 30 km/h 以下(理想的状況下) では、自律的
ブレーキで衝突回避を図る。
回避限界速度を超える場合は、自律的ブレーキで被害軽減を試みる。(動作範囲 自車速度 1~140 km/h)
[71]
EyeSight(ver.3) レヴォーグ (VM 系 2014 年~)初採用
当該項(#搭載可能車種)参照 前方車両との速度差が約 50 km/h 以下(理想的状況下、対歩行者の場合は約
35 km/h 以下)では、自律的ブレーキで衝突回避を図る。
回避限界速度を超える場合は、自律的ブレーキで被害軽減を試みる。(動作範囲 自車速度 1~160 km/h)
[72]
自律的ブレーキによる停止後は一部車種を除き、電動パーキングブレーキにより停止状態を保持する。
(新世代)アイサイト
(2021 年現在) ステレオカメラ (前方)とミリ波レーダー(前側方) レヴォーグ(VN 系・2020 年
~)初採用
フォレスター(SK 系 D 型・2021 年~)
レガシィアウトバック(BT 系・2021 年~)
WRX S4(VB 系・2021 年~) 制御対象物との速度差が約 60 km/h 以下(理想的状況下)では、自律的ブレー
キ(状況に応じて自律的ステアリング操作も併用)で衝突回避を図る。回避限界速度を超える場合は被害軽減
を試みる。(動作範囲 自車速度 1~160 km/h)[73]
自律的ブレーキによる停止後は、電動パーキングブレーキにより停止状態を保持する。
トマールレーダー (正式名スマートアシスト) 赤外線レーザー当該項参照 ダイハツから OEM を受ける車種
(一部グレード)に搭載。上記ダイハツの項目を参照。
スマートアシスト II 赤外線レーザーとカメラ
スマートアシスト III・IIIt ステレオカメラ
スマートアシスト(次世代)
マツダ
スマート・シティ・ブレーキ・サポート
(SCBS) 赤外線レーザーCX-5(初代)
アテンザ(3 代目)
アクセラ(3 代目)
デミオ(4 代目・2017 年 11 月一部改良以前)
CX-3(2016 年 10 月一部改良以前) 4〜30km/h で走行中、自律的にブレーキをかけて衝突回避をサポート、
もしくは衝突による被害の低減を図る。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
(アドバンスト SCBS) カメラ アクセラ(3 代目・後期型)
アテンザ/MAZDA6(3 代目・中期型(2016 年 8 月一部改良以降))
MAZDA3(初代)
デミオ/MAZDA2(4 代目(2017 年 11 月一部改良以降))
CX-3(2016 年 10 月一部改良以降)
CX-30
CX-5(2 代目)
CX-8
ロードスター(4 代目・2018 年 6 月一部改良以降) 4〜80km/h 未満(歩行者の場合は 10〜80km/h 未満)で
走行中、自律的にブレーキをかけて衝突回避をサポート、もしくは衝突による被害の低減を図る。
スマート・ブレーキ・サポート
(SBS) ミリ波レーダーアテンザ(3 代目)
アクセラ(3 代目・前期型(2014 年 8 月一部改良以降))
MAZDA3(初代)
デミオ(4 代目(2016 年 10 月一部改良以降))
CX-3
CX-30
CX-5(初代・後期型(2014 年 11 月一部改良以降))
CX-8 15km/h 以上で、自律的にブレーキをかけて衝突による被害の低減を図る。
アテンザでは SCBS、SBS 等の先進安全技術をまとめて「i-ACTIVSENSE」と呼んでおり、SCBS と組み合わせ
て 4〜30km/h で衝突の回避・衝突被害の軽減、30km/h 以上では減速して衝突被害の軽減が可能となり[74]、
2016 年 7 月発表のアテンザ(3 代目・後期型)以降の一部発売車種は、カメラ(アドバンスト SCBS)とミリ波レ
ーダー(SBS)を併用することにより機能・性能が向上した。
エマージェンシーブレーキ カメラ ファミリアバン(9 代目・後期型(2017 年 2 月一部改良モデル))
日産から OEM を受けるファミリアバン(=日産・AD)に標準装備。上記日産の項目を参照。
プリクラッシュセーフティシステム 赤外線レーザーとカメラ ファミリアバン(10 代目) トヨタ
から OEM を受けるファミリアバン(=プロボックス・サクシード)に標準装備。上記トヨタ「Toyota Safety
Sense」の項目を参照。
ミリ波レーダーとカメラ ボンゴブローニイバン(3 代目) トヨタから OEM を受けるボンゴブローニイバン
(=ハイエースバン・レジアスエースバン)に標準装備。上記トヨタ「Toyota Safety Sense」の項目を参照。
スマートアシスト
(次世代) ステレオカメラボンゴ(5 代目)ダイハツから OEM を受けるボンゴ(=グランマックス)に標準装
備。上記ダイハツの項目を参照。
プリクラッシュブレーキ タイタン(6 代目・2019 年 8 月一部改良モデル以降) いすゞから OEM を受け
るタイタン(=エルフ)に標準装備。下記いすゞの項目を参照。
当初は一部車型には搭載されていなかったが、2021 年 4 月一部改良モデルから全車型標準装備。
2021 年 3 月モデルまではエルフとは異なりオプションで装備レス化も可能であった。
レーダーブレーキサポート 赤外線レーザーフレア(初代・前期型、レーダーブレーキサポート装着車)
フレアワゴン(2 代目・前期型)
フレアクロスオーバー
キャロル(7 代目・2018 年 12 月一部改良以前)
スクラム(5 代目・2019 年 7 月一部改良以前)
スクラムワゴン(3 代目・2019 年 7 月一部改良以前) スズキから OEM を受けるフレア(=ワゴン R)とキャロル
(=アルト)、スクラム(=エブリイ)は一部グレードに搭載、フレアワゴン(=スペーシア)とフレアクロスオーバ
ー(=ハスラー)、スクラムワゴン(=エブリイワゴン)に標準装備。上記スズキの項目を参照。
デュアルカメラブレーキサポート ステレオカメラフレアワゴン(2 代目・後期型)
フレアクロスオーバー(2015 年 12 月一部改良モデル以降)
スクラム(5 代目・2019 年 7 月一部改良以降)
スクラムワゴン(3 代目・2019 年 7 月一部改良以降)
スクラムトラック(4 代目・2019 年 9 月一部改良以降) スズキから OEM を受けるフレアワゴン(=スペーシア)、
スクラムワゴン(=エブリイワゴン)に標準装備、フレアクロスオーバー(=ハスラー)、スクラム(=エブリイ)、
スクラムトラック(=キャリイ)は一部グレードに搭載。上記スズキの項目を参照。
デュアルセンサーブレーキサポート 赤外線レーダーとカメラ フレア(2 代目(セーフティパッケージ
装着車))
フレアワゴン(3 代目)
キャロル(7 代目・2018 年 12 月一部改良以降)スズキから OEM を受けるフレア(=ワゴン R)にメーカーオプシ
ョン、フレアワゴン(=スペーシア)に標準装備、キャロル(=アルト)の一部グレードに搭載。上記スズキの項目
を参照。
三菱自動車工業
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM) ミリ波レーダーアウトランダー(2 代目・前期型~後期型(2017 年 2 月
一部改良モデル以前)) 「e-Assist」に含まれている衝突被害軽減ブレーキシステムは、相対速度 30km/h 以
下で停止も可能。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)(歩行者検知タイプ) レーザーレーダーとカメラ アウトランダー
(2 代目・後期型(2017 年 2 月一部改良モデル以降))
エクリプスクロス
デリカ D:5(2019 年 2 月ビッグマイナーチェンジ以降(ディーゼル車のみ)) 5〜80km/h の範囲(歩行者に対
しては 5〜65km/h の範囲)で、前方に車または歩行者があるときにブザーとメーター内ディスプレイでブレー
キ動作を促す。
また、衝突の可能性が高い時に緊急ブレーキを行うとブレーキアシストにより衝突速度を減速する。
カメラ eK ワゴン(3 代目)(後期型(2018 年 5 月一部改良モデル以降))
eK スペース(後期型(2018 年 5 月一部改良モデル以降)) 日産・デイズシリーズの姉妹車である eK ワゴ
ン(=デイズ)、eK スペース(=デイズルークス)に搭載。上記日産の「エマージェンシーブレーキ(カメラ)」を
参照。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)
(ステレオカメラタイプ) ステレオカメラデリカ D:2(2 代目)
タウンボックス(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以降)
ミニキャブバン(8 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以降)
ミニキャブトラック(7 代目・2019 年 9 月一部改良モデル以降) スズキから OEM を受けるデリカ D:2(=
ソリオ)、タウンボックス(=エブリイワゴン)に標準装備。ミニキャブバン(=エブリイ)、ミニキャブトラック
(=キャリイ)は一部グレードに搭載。上記スズキの「デュアルカメラブレーキサポート」を参照。
低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City) ミリ波レーダーデリカ D:2(初代・FCM-City 装着車)
スズキから OEM を受けるデリカ D:2(=ソリオ)にメーカーオプション。上記スズキの「レーダーブレー
キサポート II」を参照。
赤外線レーザーeK ワゴン(3 代目)(e-Assist 搭載車、2015 年 10 月一部改良モデル~後期型・2018 年 5 月
一部改良モデル以前)
eK スペース(e-Assist 搭載車、2015 年 4 月一部改良モデル~後期型・2018 年 5 月一部改良モデル以前)
ミラージュ(6 代目・2015 年 12 月マイナーチェンジ以降) 5〜30km/h で走行中、衝突の危険性が高い時、
自律的にブレーキが作動し、追突などの危険を回避または衝突の被害を軽減する。eK シリーズは後に標準装備
された。
タウンボックス(3 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以前)
ミニキャブバン(8 代目・2019 年 7 月一部改良モデル以前) スズキから OEM を受けるタウンボックス(=エブ
リイワゴン)に標準装備。ミニキャブバン(=エブリイ)は一部グレードに搭載。上記スズキの「レーダーブレー
キサポート」を参照。
UD トラックス
トラフィックアイブレーキ ミリ波レーダークオン 除雪車には設定なし。
プリクラッシュブレーキ ミリ波レーダーとカメラ コンドル(5 代目) いすゞから OEM を受け
るコンドル(=フォワード)の GVW8t 車・GVW11t 車に標準装備。GVW7.5t 車・GVW14t 車はメーカーオプショ
ン。下記いすゞ自動車の項目を参照。
日野自動車
PCS (プリクラッシュセーフティ)[衝突被害軽減ブレーキシステム] ミリ波レーダーと画像センサー プロフ
ィア
セレガ(2 代目・2010 年 7 月一部改良モデル以降)
レンジャー(6 代目・2021 年 7 月モデルまで)
デュトロ(2 代目・2016 年 4 月一部改良モデル以降から 2020 年 4 月モデルまで) プロフィア・セレガ・
レンジャーは全車型に、デュトロは LPG 車を除く全車型にそれぞれ標準装備。
車両検知機能の他にもプロフィア(3 代目)・セレガ(2 代目・2017 年 7 月一部改良モデル以降)・レンジャ
ー・デュトロには歩行者検知機能も備える。
プロフィア(2 代目・2014 年 4 月一部改良モデル以降と 3 代目)・セレガ(2014 年 4 月一部改良モデル以
降)・レンジャーはドライバーモニターと車両ふらつき警報(レンジャーは一部車型ではドライバーモニター
と車両ふらつき警報はメーカーオプション)と連動し、ドライバーの状態や車両のふらつき状態によっても作
動する。
PCS (プリクラッシュセーフティ) ミリ波レーダーと画像センサー レンジャー(6 代目・2021 年 8 月一部
改良モデル以降)
メルファ(2021 年 10 月一部改良モデル以降)
デュトロ(2 代目・2020 年 5 月一部改良モデル以降) 昼間・夜間の歩行者検知機能、昼間の自転車検知機能も
備える。
PCS (プリクラッシュセーフティ)[衝突被害軽減ブレーキシステム] ミリ波レーダーとカメラ リエッ
セ II(2 代目・2018 年 6 月一部改良モデル以降) トヨタから OEM を受けるリエッセ II(=コースター)の
全グレードに搭載。幼児専用車には当初は設定していなかったが、2021 年 1 月一部改良モデルから標準装備。
上記トヨタの項目を参照。
いすゞ自動車
プリクラッシュブレーキ ミリ波レーダーとカメラ ギガ(初代・2007 年 10 月一部改良モデル以降
と 2 代目・2019 年 11 月モデルまで)
フォワード(5 代目・2015 年 11 月一部改良モデルから 2020 年 12 月モデルまで) ギガは当初は一部車型
のみの設定であったが、2014 年 11 月一部改良モデルから全車型に標準装備。
フォワードは GVW8t 車(210ps・240ps エンジン搭載車)・GVW11t 車に標準装備。GVW7.5t 車・GVW8t 車
(190ps エンジン搭載車)・GVW14t 車・GVW16t 車・GVW20t 車はメーカーオプション。
フォワードは全駆、CNG 車には設定なし。
プリクラッシュブレーキ ミリ波レーダーとカメラ ギガ(2 代目・2019 年 12 月一部改良モデル以
降)
フォワード(5 代目・2021 年 1 月一部改良モデル以降) 歩行者・自転車検知機能も備える。
プリクラッシュブレーキ ステレオカメラエルフ(6 代目・2018 年 10 月一部改良モデル以降) 歩行者
・自転車検知機能も備える。
当初は一部の車型はメーカーオプションもしくは未設定であったが、2021 年 3 月一部改良モデルから全車型に
標準装備された。
衝突被害軽減ブレーキシステム ミリ波レーダーと画像センサー ガーラ(2 代目・2010 年 8 月一部改良モデル以
降)
ガーラミオ(2 代目・2021 年 9 月一部改良モデル以降) 日野・セレガとの統合車種であるガーラ(2 代
目)並びに日野・メルファとの統合車種であるガーラミオ(2 代目)に搭載。上記日野の項目を参照。
プリクラッシュブレーキ ミリ波レーダーコモ(2 代目・2018 年 7 月一部改良モデル以降) 日産か
ら OEM を受けるコモ(=NV350 キャラバン バン DX)に搭載。上記日産の項目を参照。
三菱ふそうトラック・バス
AMB(衝突被害軽減ブレーキ) ミリ波レーダースーパーグレート(初代)
エアロクィーン(2013 年 1 月一部改良モデル以降〜2017 年 5 月一部改良モデル以前)
エアロエース(2013 年 1 月一部改良モデル以降〜2017 年 5 月一部改良モデル以前)
アクティブ・ブレーキ・アシスト 4(ABA4)/AMB Plus ミリ波レーダースーパーグレート(2 代目・
2019 年 9 月モデルまで) アクティブ・ブレーキ・アシスト 4 は歩行者検知機能も備える。
アクティブ・ブレーキ・アシスト 4 はプロ・ライン、プレミアム・ラインに搭載。AMB Plus はエコ・ライン
に搭載。
アクティブ・ブレーキ・アシスト 5(ABA5) ミリ波レーダーとカメラ スーパーグレート(2 代目・
2019 年 10 月一部改良モデル以降) 歩行者検知機能も備える。
アクティブ・ブレーキ・アシスト 3(ABA3) ミリ波レーダーエアロクィーン(2017 年 5 月一部改良モデル
以降)
エアロエース(2017 年 5 月一部改良モデル以降)
Advanced Emergency Braking System(AEBS) ミリ波レーダーキャンター(8 代目・2018 年 8 月一部
改良モデル以降) 歩行者検知機能も備える。
GVW7.5t 超車、全駆、ハイブリッド車には設定無し。
名称 センサ 搭載車種 解説
メルセデス・ベンツ
CPA(衝突警告システム) レーダーセンサー A クラス
B クラス CPA は自律的にブレーキで衝突被害軽減、回避は行わず、警告、ブレーキアシストのみ行う。
CPA プラス(緊急ブレーキ機能) 「セーフティパッケージ」に含まれている CPA プラスは、最大ブレー
キの約 60%で自律的に緊急ブレーキが作動し、衝突の回避もしくは被害軽減をサポートする。
PRE-SAFE ブレーキ レーダーセンサー E クラス(4 代目・2011 年 11 月マイナーチェンジ以降)
S クラス
C クラス(3 代目・2013 年 1 月マイナーチェンジ以降) 「レーダーセーフティパッケージ[75]」に含まれてい
る PRE-SAFE ブレーキは、200km/h 以下で被害軽減ブレーキで衝突被害軽減、30km/h 未満で衝突回避をサポ
ートする。
2013 年 5 月 14 日に E クラスがマイナーチェンジされ、PRE-SAFE ブレーキがカメラとレーダーの複合式とな
り、今まで苦手とされていた歩行者検知能力が強化された。
レーダーセンサーとカメラ E クラス(4 代目・2013 年 5 月マイナーチェンジ以降)
S クラス(6 代目)
C クラス(4 代目)
BMW (MINI)
前車接近警告機能(衝突被害軽減ブレーキ付) レーダーセンサー 3 シリーズ
5 シリーズ
6 シリーズ(全て 2013 年 8 月マイナーチェンジ以前) 衝突被害軽減ブレーキは、衝突の危険がある場合には軽
度のブレーキをかけ自動減速させることで、被害を軽減させる。
衝突回避・被害軽減ブレーキ カメラ ミニ
2 シリーズ アクティブツアラー
3 シリーズ 自律的にブレーキを掛けて衝突を回避または被害の軽減を図る。
レーダーセンサーとカメラ 1 シリーズ(F20/F40)2013 年 8 月~オプション、2015 年 5 月~素の 118 以外
は標準搭載
3 シリーズ
5 シリーズ
7 シリーズ
衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避アシスト付) レーダーセンサーとカメラまたはステレオカメラ
5 シリーズ(G30/G31)
7 シリーズ(G11/G12)
8 シリーズ(G14/G15) ブレーキによって衝突が回避できないとドライバーが判断し、ステアリングでの回避動
作に入った場合は、システムが周囲の状況を判断し、ステアリングの操作力にも介入する。
レーダーセンサーと三眼カメラ 3 シリーズ(G20)
5 シリーズ(G30/G31)2020 年 9 月マイナーチェンジ~

7 シリーズ(G11/G12)2019 年 6 月マイナーチェンジ~

8 シリーズ(G14/G15)2019 年 5 月マイナーチェンジ~

X5(G05)

X7(G07)

ブレーキによって衝突が回避できないとドライバーが判断し、ステアリングでの回避動作に入った場合は、シ
ステムが周囲の状況を判断し、ステアリングの操作力にも介入する。3 眼カメラ化により歩行者の検知性能がア
ップしている
ボルボ
インテリセーフ赤外線レーザー、ミリ波レーダー、カメラ ボルボ・全車種 200km/h 以下の場合に作動。
車両等とは 60km/h 以下、歩行者とは 45km/h 以下、自転車とは 50km/h 以下であれば自律的なブレーキで衝
突回避も可能。

大型動物とは最大-0.3G の加速度により衝突回避を支援。

交差点内で右折(右側通行の場合は左折)する際、対向車の動向を監視し、衝突の危険を検知すると自律的なブ
レーキが作動する機能(インターセクションサポート)を搭載している。

車両後方にも搭載されているレーダーが後続車の急接近を検知すると、ハザードランプを通常より早く点滅さ
せ後続車に警告を与え、更に追突の危険が切迫するとシートベルトを締めつけてむち打ち症のリスクを軽減し、
自車が停止している場合はブレーキ制動を最大に作動させ、玉突き事故による 2 次被害の発生を防ぐ機能(静止
時オートブレーキ機能付被追突時警告機能)を搭載している。

完全に停止する被害軽減ブレーキや歩行者を検知する被害軽減ブレーキ、二輪車を検知する被害軽減ブレーキ、
インターセクションサポート、大型動物を検知する被害軽減ブレーキを世界で初めて搭載した[76]。被害軽減
ブレーキなどの全車種標準装備も世界で初めて行った。EURO NCAP が行う被害軽減ブレーキの試験において唯
一の満点を有している。

フォルクスワーゲン
シティエマージェンシーブレーキ レーダーセンサー CC
up!
ゴルフ(7 代目)30km/h 未満で作動。自律的なブレーキで衝突の回避・衝突被害の軽減を図る。
フロントアシスト(Front Assist) ミリ波レーダーゴルフ(7 代目)
ポロ(5 代目後期型)
パサート 全速度域で作動し、自律的にブレーキで減速して衝突被害軽減を行う。5~30km/h 未満ではシ
ティエマージェンシーブレーキが作動し、衝突の回避・衝突被害の軽減を図る。
2017 年 5 月にマイナーチェンジされたゴルフ(7 代目)から歩行者検知が追加された。5~65km 未満で走行中に
歩行者検知機能が作動する。
フィアット
シティブレーキコントロール 赤外線レーザーセンサー パンダ 4x4 30km/h 未満で走行中に、追突
する可能性がある場合に、自律的にブレーキを作動させ、追突の回避や追突時の衝撃軽減をサポートする。
前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)レーザーセンサーとカメラ 500X 走行中に、追突する可
能性がある場合に、自律的にブレーキを作動させ、追突の回避や追突時の衝撃軽減をサポートする。
アルファロメオ
前面衝突警報付自動緊急ブレーキ ミリ波レーダーとカメラ ジュリア
ステルヴィオ 200km/h 以下の場合に作動。歩行者に対しては 50km/h 未満(ステルヴィオは 65km/h 未満)で
あれば自律的なブレーキで衝突回避も可能。
プジョーシトロエン (DS オートモビル)
アクティブシティブレーキ 赤外線レーザーセンサー DS3、208(A9)30km/h 未満での走行中に、追
突する可能性がある場合に、自律的なブレーキを作動させ、追突の回避や追突時の衝撃軽減をサポートする。
エマージェンシーブレーキサポート 308(T7)、308(T9 前期) 作動速度は 10 キロ~で対応物
は前を走る車両、最大約 20 キロの減速
アクティブセーフティブレーキ 208(P21 STYLE) 作動範囲は約 5~80km/h 以下(二輪車、夜間
検知機能なし)
308(T9 後期)、3008(P84) 作動範囲は約 5~140km/h。約 80km/h 以下では停止車両を、約 60km/h 以
下では歩行者も検知して追突事故などの危険を回避、あるいは衝突の被害を軽減。
アクティブセーフティブレーキⅡ 208(P21 STYLE を除く)、
2008(P24)、508(R8)、5008(P87) 作動範囲は約 5~140km/h。約 80km/h 以下では停止車両を、約
60km/h 以下では歩行者も検知して追突事故などの危険を回避、あるいは衝突の被害を軽減。検知するカメラ
の精度を上げることで、二輪車や夜間走行の検知能力も高めています。 
ルノー
アクティブエマージェンシーブレーキ フロントガラス中央上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーセン
サー ルーテシア(2020(令和 2)年 11 月 発売)
メガーヌ 2021(令和 3)年 8 月マイナーチェンジ~

前方の車両や、歩行者・自転車に衝突する可能性を感知し、アラーム音や表示灯による警告を行う。さらに衝
突の危険が高まると、ドライバーのブレーキ操作をサポートし、衝突時の被害や衝撃を軽減するサポートを行
う。(検知対象:前方を同一方向に走行する車両〈約 7 ~ 170km/h での走行時〉/ 静止車両・歩行者・自転
車〈約 7 ~ 80km/h での走行時〉)
ゼネラルモーターズ
オートマチック ブレーキ レーダー ATS 前進のみではなく後退でも自律的にブレーキをかける
[77]。
フォード・モーター
アクティブ・シティ・ストップ 赤外線レーザーセンサー フォーカス
クーガ
フィエスタ 30km 以下での低速走行時に、前方の車両との追突の危険性を感知すると自律的にブレーキをか
けて追突を未然に回避、ないしは衝突ダメージを軽減する。
ジープ
前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)レーザーセンサーとカメラ レネゲード
コンパス(2 代目)
グランドチェロキー 前方の車両との追突の危険性を感知すると自律的にブレーキをかけて追突を未然に回避、
ないしは衝突ダメージを軽減する。
前面衝突警報(クラッシュミティゲーション、歩行者検知機能付) レーザーセンサーとカメラ チェロ
キー(5 代目・2019 年モデル) 前方の車両および歩行者との追突の危険性を感知すると自律的にブレーキをか
けて追突を未然に回避、ないしは衝突ダメージを軽減する。
ウィキメディア・コモンズには、レクサス・プリコリジョンシステムに関連するメディアがあります。
脚注
[脚注の使い方]
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^ “国内自動車メーカー、電子技術をバックに「安全」ブランドの確立へ”. ELECTRO TO AUTO FORUM. テ
クノアソシエーツ (2008 年). 2015 年 2 月 18 日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。
^ “運転者の状態に応じて作動する新しいプリクラッシュセーフティシステムを開発”. ニュースリリース.
トヨタ自動車 (2005 年 9 月 6 日). 2016 年 3 月 5 日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017
年 1 月 31 日閲覧。
^ “インスパイアをフルモデルチェンジし発売”. Press Information. ホンダ (2003 年 6 月 18 日).
2017 年 1 月 31 日閲覧。
^ “プリクラッシュセイフティ Q&A”. スバルスピリット. 富士重工業. 2010 年 8 月 25 日時点のオリジナル
[リンク切れ]よりアーカイブ。
^ “ブレーキアシスト”. 自動車総合安全情報. 国土交通省. 2020 年 10 月 18 日閲覧。
^ “自動ブレーキ、過信は禁物 搭載でも事故半減止まり”. 日本経済新聞 、朝刊 、36 ページ 発行日
=2018-09-19 . 2020 年 10 月 18 日閲覧。
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^ [1][2]
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^ “事故を起こさないクルマを目指し、運転支援範囲を大幅に拡大した先進運転支援システム「新型
EyeSight(アイサイト)」を開発”. 富士重工業 (2010 年 4 月 22 日). 2021 年 12 月 9 日閲覧。
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^ “ぶつからないクルマ”、いざ普及へ日系エレクトロニクス 2012 年 11 月 23 日
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ロジーオンライン. 日経 BP 社. 2017 年 1 月 31 日閲覧。
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^ 北米でスバル・アイサイトがひと足早くバージョンアップ?clicccar.com 2014 年 9 月 30 日
^ 第 3965067 号、第 5042496 号、第 5127182 号
^ トヨタは 2012 年(平成 24 年)に自動停止可能な衝突被害軽減ブレーキを発売しているが、レクサス・LS
以外の自動停止能力は低く、自動停止に消極的だった。
^ 「●トヨタの考えるぶつからないクルマとは「慎重な判断が必要だと考えています。ただ、ドライバーがブ
レーキを踏むべきであるという大前提がありますから、そのブレーキを踏んでもらうための報知、いわゆる警
報が非常に大切です」(稲垣氏)」、「「"ぶつからない"という表現が大勢であることは事実ですが、だからと
いってその風潮に流されず、トヨタの安全思想でしっかりと PCS を普及させたい」(稲垣氏)」、「NASVA のア
セスメントに対してひと言。漏れ聞くところによると、「時速何キロから完全停止できる、できない」といっ
た、表面上の、しかも AEBS の一部性能だけを切り取って数値化する、といったことが取り沙汰されているが、
この数値だけを表示することは、結果として歪曲した情報伝達になりかねない。」(講談社刊「ベストカー
2013 年 10 月 26 日号」168p〜169p より引用)
^ 中西豊紀; 大島有美子 (2014 年 11 月 27 日). “自動ブレーキ、トヨタが猛追 日米欧で全車種に”. 日
本経済新聞 2017 年 1 月 31 日閲覧。
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2014 年 11 月 27 日
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^ “日本の自動車工業 2020”. 日本自動車工業会. p. 14. 2021 年 12 月 9 日閲覧。
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示」等の一部改正について (PDF)
^ 国土交通省 2012 年 3 月 12 日付け:世界に先駆けて、衝突被害軽減ブレーキの技術基準を策定します!、
2012 年 3 月 12 日付け国交省自動車局技術政策課文書 (PDF) 、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告
示」等の一部改正について (PDF)
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^ carlifenews 自動ブレーキ搭載バスの税軽減 自民税調
^ clicccar バスに衝突被害軽減ブレーキの義務化が決定。平成 26 年 11 月 1 日から。
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路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部改正について~”. 国土交通省. 国土交通省. 2020 年 10
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^ テレビ東京・ワールドビジネスサテライト 2012/10/17 放送内容
^ bodyshopmag.com Autonomous Emergency Braking lowers insurance ratings
^ 東洋経済 ONLINE 自動車保険、安全技術先進車は 10%割引へ
^ ASV 技術によるリスク軽減効果の自動車保険への反映に当たっての課題等について (PDF) - 国土交通省
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^ MONOist 「ぶつからないクルマ」の保険割引が中止に、金融庁の認可が必要だった
^ “自動ブレーキの効果検証 国交省など、急速な普及で”. 日本経済新聞 電子版. (2015 年 7 月 17 日)
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^ マツダ車自動ブレーキ試乗会事故 4人を書類送検朝日新聞 DIGITAL 2014 年 7 月 11 日
^ 「自動ブレーキに異常なし」試乗車事故、マツダが発表朝日新聞 DIGITAL 2013 年 12 月 26 日
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^ 前方障害物衝突軽減制御装置(トラフィックアイブレーキシステム)について UD トラックス 2016 年 7 月
28 日
^ 自動ブレーキ思い込みで事故 「我慢して」と言われ テレ朝ニュース 2017 年 4 月 14 日
^ 自動ブレーキ作動せず衝突 全国初の事故 試乗客に「踏むの我慢」と指示 YAHOO JAPAN ニュース 2017
年 4 月 14 日
^ 大型バスのサービスキャンペーンのお知らせ日野自動車 2019 年 2 月 1 日
^ いすゞガーラのサービスキャンペーンについていすゞ自動車 2019 年 2 月 1 日
^ トヨタ自動車 ニュースリリース
^ 現代ビジネス プリクラッシュセーフティシステム〈最新型〉
^ 現代ビジネス プリクラッシュセーフティシステム〈従来型〉
^ IIHS 2014 Toyota Prius v 安全評価
^ IIHS 2015 Toyota Prius v 安全評価
^ NASVA トヨタ予防安全評価一覧
^ トヨタ自動車、普及を目指した予防安全パッケージ Toyota Safety Sense を 2015 年に導入トヨタ自動車
2014 年 11 月 26 日
^ LEXUS > プレスリリース > LEXUS、普及を目指した予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」
を 2015 年に導入 ― 2017 年末までに日本、北米、欧州の全車に設定 ―レクサス 2014 年 11 月 26 日
^ “日産 / TECHNOLOGY / TOP / 車両搭載技術 / フロントカメラを用いたマルチセンシングシステム”.
2019 年 12 月 11 日閲覧。
^ CarWatch ホンダ、新型アコード ハイブリッドの衝突軽減ブレーキ「進化型 CMBS」体験記
^ clicccar ホンダ・ジェイドの「先進安全技術」はレジェンド同等のセンサーを使う
^ レガシィ (2008 年 5 月)アイサイト取扱説明書 p.40
^ レガシィ (2010 年 5 月)アイサイト取扱説明書 p.37
^ レヴォーグ (2014 年 6 月)アイサイト取扱説明書 p.27
^ レヴォーグ (2021 年 3 月改訂)取扱説明書 p.298
^ 尾崎昂、西條友馬、福井聡一郎、清水大輔「SBS/MRCC の機能/性能向上について (PDF) 」 『マツダ技
報』、マツダ株式会社、広島県安芸郡府中町新地 3 番 1 号、2012 年 11 月、 161-165 頁、 ISSN 2186-
3490、2017 年 1 月 31 日閲覧。
^ [3]
^ “サイクリスト検知機能”. ボルボ・セーフティ. ボルボ. 2014 年 8 月 29 日時点のオリジナル[リンク切
れ]よりアーカイブ。2017 年 1 月 31 日閲覧。
^ carview キャデラック ATS × セーフティデバイス GM 最新の安全デバイスがスゴイ
関連項目
自動車の安全技術
先進運転支援システム - ADAS(Advanced driver-assistance systems)
プリテンショナー - 衝突時に機能するシートベルトの固定装置
エアバッグ - 衝突時に車内に展開するクッション
クルーズコントロール - 速度維持装置
ロボットカー - ブレーキも含め、運転自体をコンピュータが行う自動車
ブレーキとアクセルの踏み間違え事故
外部リンク
衝突被害軽減ブレーキについて 国土交通省
プリクラッシュ・セーフティ・システム - クルマ - Tech-On! 2006 年
表話編歴
自動化・合理化・省力化
表話編歴
自動車部品
カテゴリ: ブレーキ自動車安全技術先進運転支援システム
最終更新 2022 年 11 月 23 日 (水) 19:23 (日時は個人設定で未設定ならば UTC)。
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