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Japan: EDI CT OF Government
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ho
nort
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.
Fukuz
awaYuki
chi
トンネル照明基準
JIS Z 9116- 1 卿
(2006 砲昆)
位0 11 稽留}
平成 2 年 4 月 1 日改正
日本工業標準調査会審議
(日本規格協会発行)
Z 9116-1990
報公示;平成 12.6.20
原案作成協力者:社団法人照明学会
審臓部会:日本工貴樹油開査会電気部金(餌金畏代行宮川澄夫)
この蝿格についての意見又は質問は.工業技衛院憎場部栂描業務陳情報電気概楢化推進室(tlJ lOO-8921
京都千代田区霞が関 1 丁目 3 -1)へ連絡してください.
規格は.工黛栂単化法第 15 条の規定によって,少なくとも 5 年を経過する B までに日本工震
に付さ札速やかに.確毘.改正又は廃止されます.
日本工業規格 JIS
トンネル照明基準 Z 911
6-1
990
しighting ofγunnels f
or始。torrized 丁raffic
る鷺的基準について規定する。
鵠考 この規格に定める質的基準とは, トンネんに接近・進入し,通渦する自動車の運転者の視覚に起こる楼雑な知覚
特性の変化及び心理的反rr;とトンネル富有の環境条件とを考壊して,自動車を安全に運転するためじ整えるこ
とか盟ましいトンネル内及びトンネル前後の接続道路の照明についての照明工学的な悲礎的条件のことをいう。
2
. 用語の意味 この規格に用いる主な用語の意味は, J
ISZ8113(照明用問)によるほか,次による。
(1) トンネル関係 トンネ/レ関傑については,次による。
(b) 交通量道路のある艇部を一定時聞に通過する自動車の台数。
(c) 譲築限界 道路上で自動車や捗行者の通行の安全を確保するため,ある一定の幅,高さの範閣内に障害と
なるようなものは置いてはならないという空間確保の限界。
(2) 罵明関様照明関係については,次による。
(a) 路面輝庶 運転者の自の位震からふ{務)角 I 震で見た,前方注説点付近の蕗面の嫌襲。
角重差 20 度の視野の平均輝度。
(e) グレア過剰な輝度又は過剰な輝度対比のために,不快感又は視覚機能の低下を起こすような視知
(f
) 照明器具の配封 トンネんに沿った熊明器具の配列芳訣。これには,向き合わせ配列,千鳥配事Ij ,片鵠記
列,中央配列などがある。
3
. 十ン 3ドル照明の計聞において留意する事項 トンネル照明の計聞において留意する事項は,次のとおりとする。
入口付近のま毒物・斜面などの輝肢とそれらが桂野内に占める
態・反射車など。
(3) 交通状況設計速度,交通量,通行方式,大型車の潜入率など。
(4) 換支状況 排気設備の有無,換気方式, トンネノレ内空気の選過率など。
ヲ i 舟規格: J
ISZ8113 黒明第諾
J
ISZ9111 道路照明器準
2
Z 9116-1990
4
. トンネル照明の鞭件
4
.1 運転者の見え方 トンネル及びトンネルの前後の接続道路に詰,自動車の運転者が路間上の障害物などを
発見し,事故の危険から回避するために十分な祖溜J院を与えるよフな累明を設けることとする。
4
.2 灘転者の快適性 運転者の快適'段は,次による。
ネル内の路面や壁面は,明るしかっ,その明るさがほぼ均一な状態に照明されることが望ましい。
うにするとともに,走行している自動車内へ入射する党金三選転者に不快なちらつき じるような光の
変動が生じないようにすることが望ましい。
震となるように照明するとともに,取付高きを路蘭に対して一定とし,道路の議形に沿うようにして自動車の運転者
が前方の道路の線形の変化を正しく判断できるようにする 0
5
. 熊明設訴の一般票剣
5
.1 トンネル照明の構成
5
.1.
1 接接的携Rl トンネノレ照明は,阻 1 に示すようにトンネル内に設ける照明と, トンネル前議の接続道路
に設ける照明によって構成する。
トンネル内に設ける熊明は,その機能に応じ基本照明,入日照明設び出口照明で構成する。
トンネル前後の接続道路に設ける賎明は,その機能によって,入口部接義道路の照明と出口部械統道路の照明とで
講蔑する。
鏑 考 1
. 基本照明とは,長夜間にトンネル内における瀧転者の規認'設を確課するためトンネル全長にわたっては
ぽ均一な輝度を確保する照明会いう。
2
. 入口照明とは,畳間トンネル人口付近における視覚的問題を解決することを目的として基本照明に付加
して設ける照明をいう。入口顕現 ti ,露 2 に示すように境界都,移持部設び援和蔀とから講成する。
3
. 出口照明とは, :1設問, トンネル出口を通して見える野外の高い輝度のグレアによって起こる鵠覚的関賠
を解決するため仏必要に応じて基本照明に付加して設ける照明をいう。
4
. 入良部接続道路の照明は,夜間にトンネル入口付近の状況, トンネルの内外での道路の輔民の変佑など
5
. 出口部接続道路の照明は,夜間にトンネノレ出口に接近しつつある自動車の運転者が,明るいトンネんの
内部から, トンネんに接続する暗い道路の綿形の変化をどを十分前方から説認できるように, トンネル
出口部の接続道蕗に設ける黒携をいう。
関 1 トンネル賄明の構成
{判 一方交通の場合
進行方向
(ー---)
;主* 基準は鉛渡部開護
トンネル入口
3
Z 9116-1990
国 1 (続き)
(h) 対蔀交通の場合
一
ω←→
進{
向}
接続道路 接続道路の熱唱
の轄 8jj
トンネル入 E
トンネル人口
国 2 入口部照明の構成
5
.1.2 トンネル内の照明の産期的構成 トンネル内の照明は,国 1 に示すように入口部照明,基本部照明及び
出口部照明の三つの毘鵠によって構或する。
構 考 1
. 入品部照明とは,入日照明が設置されている区間的照明をいい,基本照明と入口頬明から講Eえする。
2
. 基本部照明とは, トンネノレが…方交通の場合 iこは,入日照明の終端と出口照明の始壌との間(出口照明
3
. 出口部照明と i 丸出口頭萌が設置されている区間の照明をいい,基本照明と出口照明から構成する。
5
.2 ランプ・照明器異 ランプは,効率,光色,漉色性,犠謹特性,調関溢度特性,寿命などがトンネル累現に
適するものも照明器真は,配光,グレア制調,照明芸春,機遣などがトンネノレ照明に適するものを穫舟する。
にし,また,自動車の連転者に不快なちちつきが生じないようにする。
6
. トンネル照明の基準
6
.1 基本部照明 基本部顕現の平均路面輝度は,設計速度によって喪 1 のとおりとする。
4
Z 9116-1990
表 1 基本部照明の平均路間繊度
設計速度 平均賂蕗輝度
km/h 2
cd/m
1
00 9.0
80 4
.5
60 2
.3
40 1
.5
備 考 1
. 交通議が多く, トンネノレ内の空気の透過事が
低い場合には,平均路閣輝度をこの{度よ号高
くすることか望ましし、。
2
. 交通量が少なし トンネル内の空気の透過準
が高い場合には,平均蕗龍輝度をこの値より
{g.くすることができる。
3
. 壁笛の平均難度は,平均路面輔度の1. 5 告以
ょの{直とすることか望ましい。
また,接続する道路に達綾照明が設けられている場合には,夜開の平均路憧趨度は,棟続する道路の平均
路樹輝度の 2 積以上の穣とすることが盟ましい。
6
.2 入口部照明 入口部照明は,次による。
頼度を考慮、して設定きれる鑑に,設計速度によって決まる係数を乗じた笹とする。
入口からの距離に従い減少きせ,基本部照明の路部難度の{直に清らかに接続するものとする。
(3) 入口部照明の路間蝉度は,季節,天候及び時刻による野外輝度の変動に応、じて誤節することが望ましい。
(4) 入口務15照明の路面練度は,交通状況によって増減することができる。
(5) 運転者の視野状況によって決まる野外糊度の年間の出現難度によって設定される{創立,袈 2 を標準とす
る。
関 3 トンネル入口部の路謡輝度
100
50
20
路
輝度
面 10
(%) 5
1
。
トンネル入口からの矩離 (m)
袈 2 設定される野外難度
20 度調野村内 i こ占める空の割合
km/h
単位 cd/m 2
明 普通 明|普通 明 普通 明 普通
2
. 思題の状況が饗通とは,上記以外の場合をいう。
表 3 野外輝度 i 二乗ずる係数
設計速度
語数
km/h
1
00 0
.07
80 0
.05
60 0
.04
40 0
.03
6
.3 出口部照明 出口部照明は,図 4 に示すようにトンネル内部からその出口に向かつて 70m にわたって, トン
8
Z 9116-1990
ネル内部から出口部を通して測定した野外輝度の催の 10 分の 1 以上の値の鉛直面照度を与えることを原剥とする。
関 4 トンネ Jレ出羽部照明
夜間の長さ( 70m)
鉛直福岡…護
E
一一一一一
トンネ j レ出口
トンネル出口 からの詑鰻
6
.4 トンネんの接続i麓路の頭明 夜需, トンネルの接続道路のトンネル出入号付近の区罷 iこ る道時照明の
基準は, J
ISZ 9111(道路照明基準)を原則とする。
7. 維持及び管理 トンネルの,顎明設錆は,使用に停フランプ及び揮明器具の特性の劣化・汚損,寿命・破損などに
よる機能の樺止さどどが生とないように次の事項に器意し,適切に管理維持することが望ましい。
(1) 点灯状態
(2) 顛明器具及び自動調光装議の取付状況
(3) 照明器異の汚れ状況
(4) 路語,壁面の簿痩又は照度
7
JIS Z 9116-1990
トンネル照明基準解説
規格改正の自的 トンネルは,多くの点で一般の道路と異なった独特の講造をもっている。このため,日中といえど
もその内部深付こは自然光が入射せず,何らかの人工照明なしには自動車を安全に走行させることはできない。
ニの場合, トンネルの内部に設護で、きる人工照明設備には技術的・経済的に種々の制約があり,通常,野外の蕗然
光の照度の数千分の一以下のレベルの熊明しか施設で、きない。したがって, 日中野外の道路から照明が十分でない
トンネルに接近し進入する自動車の運転者は,まず,前方に周辺の風景よりはるかに暗い“患い穴刊を見て,前方が
よく見えない状態でトンネルに進入しなければならない。 トンネルに進入した直後には,その視野の明るさは極めて
明るい野外のレベルから,これの数千分のーのトンネル内のレベルへと急激に変色し,自動車を運転するために
な視覚情報を得ることが一時的に困難になることさえある。
必要で、みり,高らー離の道路照明とは異なった照明が必要になる。
その間トンネル照明に関して我が毘において B 本道路協会,高速道路調査会における調査をはじめ多くの研究
してその関, トンネル照明に関連する技術も急速に議恭した。
C
I];(医|瞭熊明委員会)で i丸
E 1975 年に,その“道蕗照明技街委員会 (TC 4.6) 悼の傘下に“トンネル照明技摘
明に関する我が国の研究の成果を大幅に取号入れた研究報告“トンネル入口照明一境界部の輝度の決定の基轄につい
ての研究 (Tunnel E
ntr
anc
e Lighting-as
urv
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ffu
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tal
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ter
min
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he luminance i
nth
eth
res
hol
d
初ney' が出版された。
も整合性を失いつつあり,これらの技術動向を加味した抜本的な改正が必要となってきた。
経験,関連する技術の進歩など告できるだけ反映させるとともに,建設さき烏のトンネル照明に関連する基準類,及び
CIE などを中心とする国擦的な基準の動向と適切な整合を図り,併せて,将来これらが改正される場合に必、要な,
照明工学的な基礎を明確にすることにある。
今回の改正における玉な改正点とその理由は,次のようである。
る部分は削除したこと。その理由は,これらについては建設当局の器準類に具枠的に規定されているためで
あるの
解 1
8
Z 9116-1990 解説
技術蓄撲・経験及び耕究の進歩を取り入れて,大躍な変更を加えたこと。具体的には次のような点である。
ん入口部の地形,明るきなどとの関探を特に細かく触れていないが,この規格で辻“トンネ j レ入口部の 20
度設野内に点める空の割合刊や“トンネル入口部の現時(反射率,積雪など)"によって野外難度を数段階
に設定できるようにした。
生) 入口部照明について 入品燕明を“境界都",“移行部門,“緩和部"の三つの語分で構成すること,及び入
え環明の難度変化の状況は|日規格と同じであるが,境界都の照明レベルの設定法及び設定鐘を変更した。
れらの数憶を求める器礎になった研究の技術的背紫を重視したためである。
語頭度を年える。"とした。これは,最近までの技術蓄積・進歩の結果を導入したものである。
1.適用範囲 この農務で辻,照明工学的を見地から,自然充が訪げられて自動車が安全に走行するためには人工照
明が品、要な区間をトンネ/レとする。したがって,この規格を適用するトンネルには,いわゆるトンネルのほか,これ
路,通行車両の多くが特定の者の運転する車両に蹴られる道路,工場内の通路など特殊な道路に設 iすら抗た携造物誌
ない。ただし,これらの道路の携造物に必要に応じてこの器準を準用することは差し支えない。
自動車の排気力、、スなどの光に討する透過・散乱特性など して,庭動車を安全,かつ,快適に運転するために整
えなければならないトンネル内の照明工学的な基礎的条件のことである。
学的な意、味"での推奨櫨である。したがって,これらの数値は,運較者罷々の話機能・年齢・運転経験・品、現状懇*鷺
康状態,運転している自動車の走狩性能・ブレーまその性能・前前ガラスの透通事事走行速度,道路の鎌形・路間・こ
う{均)記,交通議・他の交通の状況などによって異なるので,この規格に定める費的基準は,照明工学的に望ましい
る。
我が国の道路法の道路のトンネんの一般的な技術基準については,先に述べた造語罵明技構基準が適用冬れる。す
なわち,実醸のトンネルの照明施設は,通常辻公共詣設としての投資効果を前提に, トンネんを通過する車両の交通
状況などを考醸して設計される。したがって,個々のトンネルの照明諸設の設計値は,この規格に定めた標準的な催
そのものとは必ずしも…致しないことがあ号得る。
2
. 用語の意味
道路構滋令に道路の区分にrc;じで決められており,それに対応する携詑 iこついても,悶令に
規定きれている。解説授はトンネルに採用されている設計速度と,それに対応する視距を示す。
解 2
9
Z 9116-1990 解説
解説表設計速度と視短
設許速度 議距
km/h 波1
1
00 1
60
8
0 1
10
6
0 7
S
。
4
0 4
0
建築限界についても道路構造令にトンネルについての具体的規定があるので,それに従うものとする。
ようとする路閣の顧の{岳動車の進行方向を向いて)左端払闘の j だけ道路内に入った点である。
, 1麓路構造舎の揖臣の定義によれば,道路上の見通しの視点'j:,車道の中心練上1. 2m の高きからと
されている。
なお,両者の間で嬢度の測定鑑に大きな差は生じない。
連続照明の意味は,道路照明掩設設護基準(建設省昭和 56 年)の沼語の定義によっている 0
3
. 十ンネル頭明の計画において留意する事現
閤より強力な熊明が必要である。これがトンネルの入口照明である。この場合, トンネんに接近しつつある
自動車の運転者の読野が明るいはど高いレベルの入口黒明が必要になる。
じ示した天空,路菌,入日付近の地物・斜面などは, る。これらの輝震
の催が求められる。
が深いので正確に知る必要がある。
壁面の反射率を高くすることによって怒鳴器具から路面に向かう光東が増加する もあるが,実際に
は,反射率が高いこといよって壁面そのものが明るく見えるという効果が大きい。
壁言語の仕上げは,材料そのものよりも,その表冨が平滑で汚れにくいかどうか,汚れを隷去しやすいかど
うかによって,照明設計に見込む保守率に差を主じる。
又 i;t !長行者若しく辻自転車なども含む交通に用いら乱るかによっても設置すべき照明のレベノレに特裂の考
慮が必要な場合がある。
さらに,交通流のなかに, 多くなりがちな大型車〈デ、イーゼルエンジン車)の混入車が多く
中をタト気が通ることによっ 明る自然強気が長好であるかどうかなどを換気状況という。この換筑状況に
よって,設課すべき照明のレベルに差を生とることがある。
か,行われるとすれば,定期的に行われるかどうかによって,照明設備の時間平均的な効芸容は大きく
解 3
10
Z 9116-1990 解説
る。
して〉照明設備の規模を小さくし,照明の観点からのエネルギーコストを少なくすることができる 0
4
. 争ンネル照明の要件
4
.1 運転者の見え方 話中,罷めて強力な自然光で照暁された野外の道路から,自動車が比較的暗いトンネんに
接近し進入し通過する関に,その運転者の視野の明るさは,撞めて大きい範囲にわたって急敢に変f じする。このた
トンネ/レ頴明の目的は, トンネルを通過しようとする連転者の,このような視野の捧疫の変動と視覚の特性を考慮、
して,自動車の安全連事長に必、要な十分子前の地点から,必要な視覚構報を視認で‘きるような視環境を造ること iこあ
る。
4
.2 運転者の挨適性 ここで取り扱う“a快適性" ,ま,規野内 iこ不快きの饗悶となるような現象が存在せず,安心し
て自動車の運転を継続できるような環境を盤えるという意味である。
(1) 溜転時の安心感安心して走れるという条件の一つは,必要な視覚書報が容易に確実に視認できることであ
る。しかし,これだけでは快適性の十分条件で、はない。同時に運転者自身がこれなら必要な規覚'情報は,す
きるであろうと確信できるような状態を整える る。
このため, トンネル内部は路面だけで誌なし接面なども十分明るく照明きれることが必、要で,照明の設
計に当たってはこのような交通心理学的な配臓が重要になる。
原因は,
(a) 隷明器具のグレアが大きい
(b) 自動車の進行によって光の明暗,ちらつきなどを生じる
などである。したがって,運転者に不映な感じを与えないためには,燕明器具の配光,取付方向,取付開時
4
.3 誘導性の確穣と照明条件 ここでいフ誘導性と li , トンネルの内部に配置された賄明器具の列が, トンネル
に進入し通過しつつある自動車の運転者に,蔀方の道路の曲線部,分岐部などの嬢形の状態をあらかじめ分からせ,
を誘導する効果のことで為る。
照明器具の列が正しい誘導性を訴すためには,車道に対する照明器具の空間程護(取付高きや道路の横断麗芹向の
位穏)が一定であることが必要である。
照明器呉の路面に対するさ夜間位皆を前後の廷関と変えることが盟ましい。
明るいトンネル内の壁面,明識にき i かれた区岡線なども誘導性の改撃に大きい効果舎もつので,これらが鳴るく黒
明されるようにすることが重要である 0
5
. 照暁設計のー按境期
5
.1 争ンネ Jレ照明の構成 トンネノレ照明誌幾つかの異なった機能をもっ照明の区間から構成されている。この規
格では,これを機能的な構成と,区関的な講或に分けて規定している。
もっ照明拡トンネノレ照明に含めた。
5
.11 機能的構成機能的措成とは,その照明がトンネル照明のなかで果たしている機能を中心とした構成で
.
ある。この場合,機能を果たすためには所要の輝度をトンネル内 る必要があるので,輝度のレベルで分類して
いる。輝度のレベんは本体罰 1 の縦軸,路面輝度北対応する。
解 4
11
Z 9116-1990 解説
入口付近では,入口照明を加えて“入辺部照明"を講或し,出口社近では“出店頭明"を加えて“出口部損明"を
する。変関などに入口照明や出立票、明が消灯されたとしても,基本照明は夜間に必要なレベルで存続する。
“入日照明"は, トンネんの入日付近で基本部の賠鳴に付加して高いレベルの嫌疫を与え,この部分で起こる視覚
的な問題を解決する機能をもっ。入日付近で基本黒明に付加して輝度を高めた部分は,すべて“入口蔀熊明"である。
“出口照明"は,入札昭明と問機,出口付近で基本部の燕明に付加して高いレベルの開度(輝度ではない。)を与え,
この部分で起こる視覚的な問題を解決する機能をもっ。
“入口部接続道路の黒明"は,夜間,明るく見えるトンネルの内部に対し, トンネルの直前の道路の,特に
どトンネル,顎明の先が及ばない部分を明るく照明し,車道の鰭員構成の変佑などをぬ見やすくする機能をもっ。
切な照明器具の配麓・配列を行うことによっ トンネ/レの中から出口直後の譲続道路の隷形の変化を正しく と
激な酪識であるような場合,特に議要で為る。
5
.1.2 トンホル内お熊明の区陣約構成 トンネル内の照明の夜間的揖成とは, トンネル内に設けられる照暁の,
トンネルの授き方南に対する構成である。本体図 1 の横轄に対応する。機能的構或の場合,それぞれの機能を入日
熊明,基本照明,出口照明で区別しているが,区間的構成では,入口部照明,基本部照明,出口部照明のようにそれ
ぞ、れの畏関を“部"で区別している。
度を増加 1せた堅調のことをいう。
交通 iこ対する人口になるので, 口に入口部照明を設寵することによって,出口部照明は必要としない。
5
.2 ランプ・照明器具 !日規格では,ランプと照明器具をそれぞれ独立の項とし,特性・構造など選択の基準心つ
いて記述していたが,ランプや照暁器具の選択は照明設計に宣接関わる問題であり,技衝の進歩とともに胞こる変化
も大きいので,今回の改正に当たっては大憾に簡略北した。これらについては建設当局の関連基準類を参摘された
し '0
5
.3 照明器具の詑讃及び配列 照明器具の配援友び配列も照明設計の問題であるので,今田の改正に当たって
は関略化した。トンネル内の,特に基本部照明を,例えば蛍光灯のような長い形状の照明器具を連接して配韓する連
続照明の場合に辻トンネル内がその哉さに諮ってほぽ一様に照明されるので、,自動車の走行に時う視野の明暗の変化
試ほとんどない。しかし,照明器具を,一定の間鵠に連接せずに配讃する照明の場合には,自動車の進行とともに,
自動車に乗っている入の挽野の明るさが周期的に変化し,一種のちらつきを感ずることがある。
この場合,照明器具の特取付位譲,自動車の構造, 自動車内の位置などによって異なるが,その明暗変イむの周
/=V/(SX3ρ) (Hz)
ように照明器具の取付間関を設計することが盟ましい。ただし,入口部照明や出口部照明区間のよう iニ,このような
周波数範関を生じる照明の区間が自動車の走特時開にして数秒前後の比較的短い場合誌この限りではない。
私 十ンネル照明の基準
6
.1 基本部照明 基本部の照明は通常の道路照明より り高い輝度で照明きれなければならない。そ
理由は,
解 5
12
Z 9116-1990 解説
である。
交通量が多く空気が譲ると,排気煤煙の粒子のために党が散乱して描野に光幕が生じやすく,視野が建って視器控
が低下する。同時に光の透過率が低下して前方視野を暗くする。本体表 1 の議場に,交通量とトンネ/レ内の空荒の
透過率に応じて平均路面輝度を増減することを述べているのは,このような理出からである。
トンネルを走行している自動車の運転者の視野の最も大きい部分をその壁揺が占めているので,自動車の運較者に
与えるためには, トンネルの壁麗の輝度を高くとることが非常に効果的である。
また,運転者が臨動車の側方方向の走行泣驚を維持したり,前方自動車との距離を判断した与するために辻,路出
難度の1. 5 倍以上の値とすることが望ましいとしたのはこのためである。
本体の錆場で,夜間の平均路面輝度を低減させてよいとしたのは,枝問には一般的に接続道路よりトンネルの方が
明るし )1議定、の問題が起こらないためである。しかし参接議する遵路に連続照明が設けられている場合には,その道
路が何らかの理由で高い視認'詮の必要な道路であることを意味してお守,当熱, トンネノレの内部にもそれが要求され
るので,上述のようなトンネル内空気の透過率などの彰響を考慮して,接続道路の 2 語以上の値の平均路面練度か望
ましいとした。
6
.2 入口部賎明 日中, トンネルの入口付近では,二つの議袈な説覚的問題が発生する。ぞれは,自動車がトン
である。一方,後者はトンネル内部の前方が,あたかも突然部震の期、暁が停電て、消灯した場合のよう ζ 極めて培
要な前方道路上の視覚情報が得られなくなる。
トンネル入口付‘近で発生するこれらニつの視覚的問題を解決するために設けられるのがトンネルの入口照明であ
る。本体図 3 に, トンネル入口器における入口部照明の輝震の変佑状態を示す。
和部の三つの部分から構成されている。このうち境界都と移仔部は,前述のトンネノレに進入する以蔀の説覚的問題を
は,基本部の輝度と滑らかに接続することが望ましい。
めて低いうえ, トンネルの熊明が設計される段階で辻,そのトンネルの野外難度に大きな影響を与えるト
ンネルの坑口及びその持近の道路や男 j阜の講造物などが究成していないめで,野外態度の最高値又はそ
れに準ずる植を実測によって求めることができないことが多い。
したがって,境界都の繍度を求める器礎となる野外難度の鐘には,慨に完成して供用されている類{誌の
トンネルについての討議f結果などを参照し,野外練度の累積出現頻震を考嘉して求めた{直を用いることと
なるが,表 2 にその一般的会龍を示した。
解 S
13
Z 9116 寸妙。解説
かつて適宜短縮する。|日規格にさヨいては, トンネノレの延長ごとに入日照明の詳細を規定していたが,これ
らは照明設計に関する問題であるので,この規格では質的基準だけを示した。
(3) 入口部照明の路面輝度は,季節・天快・時刻などによって変動する野外輝茂に対志して,これに比例的に
変f 七させることが望ましい。一般む高速道路などにおいては, トンネルの接続道路の適当な場所に,野外
輝度を計測する光震計測装置を譲き,この信号で野外輝震に応じて入口部照明の輝度を段階的に増減させ
る自動調光装置を思いている。
ゆ) 本体表 2 の野外輝度の櫨を基にして,設計速度ごとに境界都の路蔀難度を求める場合に,望ましい値と
して与えたものが本体表 3 の諜数である。
この表の{底は , 1 日現格の解説の(設定)野外輝度と境界都の輝度との比と異なっているが,その理由は,
i 自規格ではさ器時の技接的な限界から野外輝度と自動車の運転者の自の }I頂応態度との関連が明らかでなかっ
たため“(設定)野外耀変"をそのまま,“ }I国応、難度"と仮定していたことに為る。
るのは,このためである。
強力な自然光で照明されている野外の訊景が見え,あたかもよむ較的暗いトンネルの内部に取り囲まれた店い穴のよう
に見えてくる。このような現象を“ホワイトホール現象"という。
この場合曹人間の昌は,より高い輝度に対しては非常に迅連に順応、できるので,前方のトンネルの中 ι 也の自動車
がなければ, トンネル出口車後の道賂まで楽に見通すことができ,連転に支揮をきたすことはない。しかし,照明の
通して見える高輝度の風景を としてひと塊ワのシルエットとして見え,先行する自動車との関の走行速度や車関
距離を正しく判断できなくなる。
この結果, ときには(特に走行速度が高い場合)先行車の動向に対する判断を誤まるおそれがみる。このような現
象を防止するために, トンネルの出口封近に高い照度レベルの照明を設ける。これが出口照明である。設計漉度が
601叫ん以下のトンネルでは,出口部照明を必、要とする場合は認めて少ない。
出口部照明は,実際の道路における車頭間階〈走行中の自動車と岳動車の間関)を考慮し,最も出口に近い自
の昔閣を明るしこれに続く岳動車をこの明るい背閣に対するシルエットに見えるよフに設汁る照明である。
出司部で与えるべき鉛度面照度は,交通の方向い直角で,かつ,交通の方向に向かう面上で測定した照度組であ
る。
18 規施で;ま,出口部の野外輝度の値を明示せずに,路面照度の値を示してきたが,この規搭ではホワイト
象の訪止を更に効果的に行うために,出口部野外輝度に対する自動車背面の鉛直面照度の{直を規定した。
6
.4 トンネルの接続道路の照明 夜間, トンネルの入口部接続道路には, トンネんに接近する自動車の運転者
に, トンネんの事在やトンネル坑立の周辺の状況を示すための照明が必要で、みる。このために, トンネルの入口
解 7
14
Z9116-1990 解説
の道路の再調に,少なくとも一対の道路照明を設議する。
出口部接続道路には,夜間にトンネル出口に接近する自動車の運転者にトンネんを出た臨後の道路の j線形を示すた
明を設ける長要がある。
7
. 維持及び管理 トンネルの照明設備は,そtLらが常に所定の照明効果が得られるように維持・管理する必要があ
る。このためには,次の事項についての定期的な保守ー点検をすることが望ましい。
のランプが故離などによって点灯しなくなることもある。
安全でs決過な交通を維持するためには,このようなランプを適宜新しいものに敢号 なければならな
い。ランプ交換には,ランプが点灯しなくなる都度取ワ番える“穂別交換悼と,適切な使用時開に一斉に
語的に取り替える“集間交換"がある。ランプ。の最替作業による交通の停港や作業の危険性,経済,[主などを
考慮して交換方式を定めるものとする。
(2) 照明器具及び藷動調光義霊的教付状況熊明器具及び自動調光装謹の取付状況は定期的に点検し,常に正
常な状態に雑持・補修しておかなければならない。特に開鴨器具については,取付金具などの腐食状態など
をよく点境し,器具丹落下などの事故を未然に防止する。
高動調光装震については,経年変化などによる装護の劣化を定期的に検査し,必要な補{壌を行う。
漸次{誌下する。したがって,これらの照明器呉の清掃や光学システムの部品の取替えなとやを定期的,計画的
に行い,効率が大きく低下しないようにしなければならない。
(引 務醤,控語の鱒度又は無農 トンネル内の路面,壁崩の輝度・思度は,ランプ光東の減退,照明器具の光学
系の汚れや劣化による光東減退,蕗弱・壁蔀の誇れによる反射率の低下などによって,続時的に徐々に低下
する。このために, トンネル内に代表的な謹所(複数錯〉を選定し,定期的に趨度又は照度の測定を実施し
て,その値が一定の限界鑑を下回らないようにすることが盟ましい。
解 8
15.
Z 9116-1990 解説
十ンネル照明Jl S 豪案作成議員会構成表
氏名 所
{委員 成 康平 松下電器産業株式会社
(幹 荒井弘志 小糸工業株式会社
(幹 事) 井 謹 松下電器株式会社
(幹 佐藤 栄 日本道路公団
(斡 事) 森 }I[ 邦 首都高速道蕗公自
回年耕 建設省道銘烏
水谷主主射 建設省土木研究所
関 武久 日本道路公開
野庫三 言都高速道路公団
松下守夫 建設省建設経済局
石田敏郎 早稲田大学
今回 徹
小原 成 東京寝科大学
内思和 岩p誇電気株式会社
吉田 東芝ライデック株式会社
高橋安 社団法人誌本揮、明器呉工業会
藤哲 き土器法人宮本電球工業会
石議直弘 社毘法人照明学会
鈴 記男 工業技術院標準部
地問 )1国 封自法人吉本裁絡協会
解立
JIS 規格粟の正誤票が発行きれた場合は . 次め要領でご案内いたします。
にお送リ致します。
J
ISZ9
116 トンネル照明基単
平成 2 年 6 月 30 B 1 尉宛行
平成 l2 年 9 月 10 B .3 ・4R 行(真相 印刷 )
•
~行人
発行所
1反 省吾
財団法人日本規格協会
..107-例40 東京都港区赤桓 4 丁目 1 -24
話東京 (03) 3
583-
807
1
fAX 東京 (03)3582-3372 (焼締出版)
東京 (03)3槌3 -8∞2
fAX 東京 (ω)3持3ー例62 (普 及)
口座 00160-2 - 195146
東北支部 ..
9以〉・∞ 14 仙台市青葉区本町 3 丁目 5- 22 宮織県管工事会館内
電甑仙台 (022) 227-
8336(代後) fAX 仙台 (022)2“-α)05
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名古屋支錦 e4Wー似ぬ8 名古屋市中区栄 2 丁目 6- 12 白川ピル内
話名古屋 (052)22 ト8316(代理賢) FAX 名古車 (052) 203-4806
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Tokyo , 107・ 84..4 0 JAPAN
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