The　Japan

The Sooiety
Japan　Society of　Meohanioal
　of Mechanical　Engineers
Engineers

306　 正 逆回 転 に よ る は す ば歯 付 ベ ル トの 回 転 伝 達 誤 差
　　　　　　　　　　　　（ベ ル ト側 面 誤差 の 影響 ）

Transmission 　Error 　in　Helical　Synchronous　Belt 　Drives　in　Bidirectional

　Operation

　　　　　　　　　　　　　（ lnfluence of Error in Belt Side Face ） 　 　 　 　 　 　

○ 正 　籠 谷 　正 則 　 　（
阪産大） 正 上田 博之 （
阪産大）

MasanoriKAGOTANI ，
　
，3 −1−1，
　Osaka 　Sangyo　University 　Nakagaito −shi ，
　Daito 　Osaka ，

　Osaka　Sangyo 　University
Hiroyuki 　UEDA ，

’
　 　This　paper
wa8
　 investigated
　 the
　 　t1Uluence mmsmitted 　tOrque，
of 　
　 　insta1
lation
　tension ，
　 diffferencc
pitCh
　 ，
　and 　pulley error 　on
　aligriment 　

血etransmissi error in a helical

  synchronous
　 　 　 betthaVingtheerTor inthebeltside face且 r the case where the flangedpullqywas
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ） 　 　 　 　 　 　 　

rotated 　hl　bidi cdonal 　operation 　under 　the　quasi

爬 −static　condition 　and 　the　puUey 呂peed 旧 tio　was 　1 1． 　The 　transmission　error 　in ：

bldirectional operation lncrcases

　 wh 　 the t nslnitted toKlue 血ereases ．
　   　唄 The t nsmission 　 r can be B ducedwhen the ingtallation
　 　粭   ℃ 　 　 　 じ 　 　 　 ／

tension isset higli

　 　 ，and when thepitchdilrerene on 止e drivingside ismade smal tosome extent thanthaton 血 e   ven sidc ．In
　 　 　 　 　 　 ◎ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〔 　 　

additi   the　rotation 　transmission　accuraqy 　is　improved　when 　thc　allgnment

，
　 　betweerL
　the （hv   g　and 　dhvcn　pulley8
　h 油 e　axial

direσtion　is　set　so 　that　the　belt
　on 血 e 　driVing
　side 　comes 　into
　contact 　with 　the 　early ．
　fiange
　pulley

Key 〃Mords ：Mach 血 e　E 丘ement 　Helical　Synchronous　Belt，，

．
　Trang
　mission 　Error　Bidirectienal
， 　Ctpeエation ，

　　　　　 Error　in　Belt　Side　Face，
　Transmitbed　Torque，　Pitch
　difference ，
　hl 】。 y Alig
　   ent 　Error

用い た， 実 験 条 件 は ，取 付 張 力 Ti＝400　N ，伝 達 トル ク Te＝5 ． 2
1 ，緒 　言 ・
N m ，原 動 側 ピ ッ チ 差 At（1广 一
〇．001　mm ，従 動 側 ピ ッ チ 差 At 〔2）
　 こ れ ま で に ，伝 達 トル ク 作 用 時 に お い て ，プ ー リ に フ ラ ン 一一〇．Ol3 ，プ ーリ整 列 誤 軌 一〇
  と した ．髄 由a） K − 1  

ジ が 取 付 け られ た は す ば歯 付 ベ ル ト伝 動 装 置 が 準 静 的領 域 で は ，図 1 に示 し た K ＝1 が 原 動 側 か み あ い 始 め の 位 置 A で か
正 逆 回 転 し た 場 合 の ベ ル ト側 面 誤 差 を 考 慮 した 回 転 伝 達 誤 差 み あ うときで あ る．
1
に っ 論 解 析 を 行 い 〔＞，こ の 理 論 解 析 の 有 効 性 を 確 認 す
い て 理 　 図 2 中の （ a ）（K 601） は ，位 置 A に お い て ベ ル ト側 面 と
＜

る た め ，実 験 を行 い ，計 算結 果 と比 較 検 討 し た 〔2）． フ ラ ン ジ 聞 の す き ま ら ）を 織 4 と し て プ ー りを 正 回 転 ！  

　 本 研 究 で は ，伝 達 トル ク ，取付 張九 　ピ ッ チ 差 な ど各 種 条 させ た場 合 回 転伝 達誤 差
の AeF を示 す K．
　 260 以 下 で は ， 原 ；

ベ
件 が ル ト側 面誤 差 を 持 は す ば 歯付 ル トの 回 転 伝 達 誤 差
つ ベ
動側 と従 動 側 の ベ ル ト側 面 が フ ラ ン ジ に 接 触 しな い た め ，計

に 及 ぼ す 影 響 に つ い て ，計 算 結 果 と 実験 結 果 を 比 較 検 討 し た 算 上 tiaF は 発 生 し な い ．こ の 状態 か ら さ ら に プ ー リが 回 転 す
　

の で ，報 告 す る ． る と ，本 実験 条 件 で は ，ベ ル ト側 面 が 原 動 側 の フ ラ ン ジ と接
触 す る た め ，AeF は 発 生 す る ．そ の 後 ，ベ ル トの 接触 状 態 は
2 ．供 試 ベ ル トと プ ー リ
安 定 し，AeF は ル ト側 面 誤 差 に よ りベ ル ト 1 周 を周 期 に 発
ベ

　実 験 に 使 用 した ベ ル トと プ ーリ は ，円 弧 歯 形 で ，公 称 正 面 生 す る ．こ の rieFが 生 じた 最 大 値 を 』外  ，最 小 値 を zteFmi

　 、 　

ピ ソ チ 8mm ，ね じ れ 角 7 罵10° で あ る ． ル トは ，ク プ ベ ロ ロ と し ，こ れ ら の 平 均 値 を ∠ 命。 。とす る ，ま た ，」 命 の 全 振 幅 v

レ ン ゴ ム 製 で ，蠍 z詞 00 ， ル ト巾 恥 一20 で あ る ． ベ   を A のa p とす る ． 。

プ ーリ は フ ラ ン ジ付 の S45C 製で ，原 動 な ら び に 従 動 側 と
， 　図 2 「 b） （K ＞ 601）は ，ベ ル ト 1 周 を 周 期 と した M θi．
1の （ 「 が
も に 歯 ta　ZpO ＝32 と し た ． 安 定 し て い る 状 態 で A θ と な る 位置 で プ ー リ を 停 止 し ，逆
Fmax

　供 試 ベ ル ト の 側 面 誤 差 は ，文 献（ 2 ）に 述 べ た と お り ，直 接 測 回 転 させ た と き の 回 転 伝 達 誤 差 Ael を 示 す ． 　K 601 に お い て ， ｛ ；

定す る こ とが困 難 で あ るた め， ベ ル トの 軸 方 向 移 動 量 を 測 定 急 激 に teRが 発 生 し て い る の は ，原 動 プ ーリ の 回転 と 同 時 に
．

し ，直線 的 に 変 化 し て い る 軸 方 向移 動 量 を 差 し 引 く こ と に よ Ti か ら Tg が 作用 した こ とに よっ て 生 じ た回 転伝 達誤差 量
り 求め た ．
　 　 0．
7654321D
　図 1 に ，ベ ル ト側 面 誤 差 Aw （m の ベ ル ト 2 周 分 の 実 験 結果 を ． 　 Z广 100 一一
＿一Experim 。 result ntal 　

ち れ Approximatecurv
示 す ．横 軸 は ，累 積 ベ ル ト歯 番 号 κ で あ る ．K は ，ベ ル ト1 　 　 巳
　
話 　 　

周 上 で の 誤 差 が最 大 と な る と き を 1 と し，τE 回 転 時 の ベ ル ト 8
　
　 ロ
　
　　0ne 　cyGIG ofbelt ’
　

走 行 方 向 と逆方 向 に K ＝ 2 ，3 ，4 ，… と した ．ベ ル トが フ ラ ン
崋 　
・
冒 ロ
　

ジ に 接 触 す る 場 合 の 回 転 伝 達 誤 差 の 計 算 は ，破 線 で 示 し た 値 暑E 　

莞三
〕　 ほ

を ベ ル ト側 面誤 差 と し て 使 用 し た． £。 着 　ロ
　な お ，図 転 伝 達 誤 差 の 実 験 装 置 と 実 験 方 法 は ，文 献（ 3 ）に 昏
　
　 　
Lino ofnonnal 馳
　　
述べ た と お り で あ る ． ヨ は be 且t sidc faoe
盞
α
3 ．実 験 結 果 と計 算 結 果 の 比較 検 討
．
0．
1

　 3・
51 　　 　　　 　　　 　　 101　　 　　　 　　　 　 151 20 ］
1　 回転 伝 達 誤 差 曲 線 　　 図 2 に ，正 逆 回 転 時 に お け る
　 且

Cumu ］
ative 　 tooth 　numbcr of
　 belt，
　 κ
回 転 伝 達誤 差 の 実 験 結 果 と計 算 結 果 を 示 す ．計 算 に 使 用 し た
Fig ．
1Error in side faceofbelt
　 　 　 　 　
used 血 experiment 　and 　calculation
3）で 述 べ た と お りで あ り，計 算 に は 文 献（1）の 式 を
値 は ，文 献 （

［ 07−15］日 本 機 械学 会 機素潤 滑設 計 部 門 MPT2007

No ， シ ン ポ ジウ ム 〈 伝 動装 置 〉 講演 論 文 集 ［2007． 29〜12．
11． 1］

一219 一
一
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． 　 6420
目
哨 　
一400N Tg − 52 　N ・m 幽 ＝−0 ．
001 一一
〇．013mm ， 一〇
　
　 乃 　
， 1）   n
幽 2〕 yσ
　  

琶 。
　
　
ロ
。
　
　
One 　cycle 　ofpulley r ．
一 ’
皿−− −
　 † 」 の憮
罵 　 」命。
．
4佐 P
目［
e
　
  1 刀のm 血
℃

竈 艶 』 暇1。
旦 一
。

巷 2
肩 One 　cycle 　ofbelt 」佐。
ρ
壱 一 a）
　　 　　　 　　　　 　　　　 　　　 （ 」の・
「
4
目

匸 」磯2。
。 沓
一
6
岩『 Experimental
一
一一一 Calculated h
目 一
8 bμ 磯
（
響 　　　　　　　　　　 ・ ．
の

刺 の

墓 一
10
口 Forwardrotation 　
Reverserotation 　
邸

卜
』
・
12
　 1 101　 　 201301401501601701801901 　　　 1001　　 1201

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Cumulative　tooti ユ nuI 皿 berofbelt ，

　K 　

Fig ・2Experimental　and calculated

　 results 　oftransmjssion
　 in　
　error 　 bidiτection 副 operation

zl　eRlaで あ る ．』砺 a
の 発 生 後 ，プ ーリ の 回 転 と と も に ，ベ ル が ，減 少 して い る ．こ れ は ，図 3（
c）に 示 す よ うに ，Te の 増 加
トが フ ラ ン ジ か ら離 れ て 行 き ，」 碗 a が 発 生 す る ．そ の 後 ，A θR と とも に 9qm が減少 し，ベ ル ト側 面 が フ ラ ン ジ と接 触 す る 量

は 安 定 す る ．こ こ で ，M ＆la と 」 伽 の 和 が 」 臨 で あ る ．
　 M θRa 。 が 減 少 して 行 く こ と に よ る ．
ー
の 大 き さは ， 回 転 時 プ リ停 止 位 置 に よ て 異 な る   ．
正 の っ
　図 3（b）に お い て ，正 回転 で Tg− ON ・ m の 揚合， 　 zteE。 。は 発 　 v

　 3・
2　伝 達 トル ク の 影 響 　　図 3 に ，正逆 回 転 時 の 同転 伝 生 し て い ない ．こ れ は ， ベ ル トス パ ン に Ti の み が 作 用 し，
9巛 〕
達 誤 差 と か み あ い 始 め に お け る 酋 面 荷 重 の 軸方 向 分 力 に 及 ぼ − g ｛n と な り，原 動 側 の ベ ル ト軸 方 向移 動 量 が 従 動 側 の そ れ
〔」

す 伝 達 トル ク Tqの 影 響 を 示 す ． 実 験 は ，7｝＝400　N ， ・
　At 1 　 ・ に 等 し く な る こ と に よ る ．た だ し ， ル ト側 面 は フ ラ ン ジ に ベ
｛） 　zit（2〕
＝一
 ． 一定 と
001mm ・ し 　 ，Tg を 変 化 させ て 行 っ た ．こ こで ，図 接 触 す る た め ，ベ ル ト 1 周 を周 期 とす る AeF は 発 生 し ， 　AeFmx

3（
c）に 示 す 正 回転 時 の 原 動 側 か み あ い 始 め に お け る 軸 方 向 分 呂司 の 。と な る ．正 回 転 で Tgが 作 用 す る と ，プー リ 回 転 時 に
洫

力 m は 逆回 転 時 の そ れ
軌 〔 （o と 等 し く ，正 回 転 時 の 従動 側 9B 張 り側 張 力 T と ゆ る み 側 張 力 Tsが 生 じ ，Q （ 9c（e と な り，
， 　 ， 玲
＞

か み あ い 始 め に お け る 軸 方 向分 力  
は 逆 回転 時 の そ れ 9c 原 動 側 ベ ル トが フ ラ ン ジ に 接 触 し た の ち従 動側 ベ ル トが 軸 方
D   に等 しい ．
⊆〜 向 に 移 動 す る た ぬ AeF。 ，は 正 に 生 じ る ．ま た ，
　 Tq の 増加 に v

　 図 3（a）に 示 す A6i ，a ，
、コ
14　 Tgの
は， 増加 と と も に わ ず か で は あ る 伴い G
， 9c 
差 は大 き くな るた め 沼 亀。
」
  と 。は 増 加 す る ，
の e

　 一　5 　図 3（b）に 示 す 逆 回 転 時 に お け る 起 動 時 」 臨 a は ．Te の 増

の
岩驀 　
　 a ）Aca 、nrp
（   ON 幽 1） ；
At 函一
〇・
001   ，‘
アa Omrn 加 と と も に 負 に 増 加 す る ．こ れ は ，Tg の 増 加 と と も に T と
咢旦 4   ，

嘱含　
言 　
　
殿 の 差 が 大 き く な る こ と に よ る ．ベ ル ト の 軸 方 向移 動 に よ る
鳳 ・3
罍壱 　 　 o O 　　 　　 　　 o M 磯2a が Ta＝ON ・
m の とき も発生 し て い る の は ， 　M θim でプ
ー
　 Q ．
「
2
冒 　 O 　Exp
− り を 停 止 し 逆 回 転 させ た た め で あ る ．逆 回 転 時で Te が 増 加
£ ♂ 　
　
　 　 ca1 ，

「
亅 す る と ，9B（
n は 増 加 し ，9D〔幻 は 減 少 す る こ と に よ り，原 動 側
罵 　
32 と 従動 側 の ベ ル ト軸 方 向移 動 量 の 差 が 大 き くな る た め ，正 回
巳　
　
， 1。，
AeR2α
（b ）AeFsve 」嗤 ．
and 　 　 　rieRa
愚 転時 とは 逆に 』碗 は負 に増加す る こ とに な る ．
o ［
　

」唱 　 ・ ’丶
、

旧 崑 1 　
ミ、 、、°丶馳
　
▲
　　　 　以 上 の こ と よ り ，正 逆 回 転 に よ る 回転 伝 達 誤 差 は ，Tg の 増
三
弖　 　 　 　 　 　　
x
丶’
丶 ＼
丶
▲
加に 伴い 大き くな る こ と が わ か っ た ．
渥 　 　 　 　 　 　 　　　　 　　

♂ 0
」 　 　 3・
3　 取 付 張 力 の 影 響　　 図 4 に ，正 逆 1亘「
」
o 転 時 の 回 転伝 達
b蟲 吐
『

纛
臥
｝ ＼
こ 、、 、
一
＼
誤 差 と 歯 面 荷 重 の 軸 方 向分 力 に 及 ぼ す 取 付 張 力 Tiの 影 響 を 示
（ ▲
｝．
唱
⊆
　 『 1
、 す ，実 験 は ，At〔1＞一・ 　 At 2 　・
・−O ． − 5．
2　N ・
丶 、 、 0．
001   ， 013　nml ，
　 T，
2 丶 臨
紹
の
8 　　
＼ ¶
一
〔） 　 　
巳驀　
と し，Tiを 変 化 させ て 行 っ た ．
甑
弓 m を 定
圏む
ea 。 　 Tiの 増 加 と と もに 増加 し て い る ．
　図 4 （ に 示 す A　 pは，
誠 号4 　 　 　 　 　 　 　 　 ℃ a）
←

こ れ は ，原 動 側 に お い て ，Ti− 400　N 程 度 ま で は ル ト側 面 ベ
5。 5
瑁竃 　
　 （
c） 2A κ）a
〔 皿 dgc κ）
〔 が フ ラ ン ジ と 接 触 す る 量 が 増 加 し ，500N 程 度に な る とベ ル
至 ）4 曾
ト側 面 は フ ラ ン ジ の 全 面 に 接 触 す る ．ま た ，Ti ＝600 N 以 上
β 6、 　　　　　　　　　　　　　　　里 鉱灘 鐃將
二。 　
　 se
　
3 『 一『 一一 一 ” ’− e 2 で は ，図 4 （ c）に 示 す よ うに ，9 α 幻 は 正 の 方 向 と な り ，従 動 側
絹
gd 一 一一一 ． ． 　　　　
’ ・
” 隅
窯
　
、「一 『 『『
＿
フ ラ ン ジ で も接 触 量 が 増加 す る こ と に よ る ． 本 実験 条 件 で は
三 ．2
　
F・
噛一一一一一 一一一 一一
，

一
一 Ti ＝900 N 以 上 に な る と ，プ ーリ に 巻 付 い た 従 動 側 の ル ト
豐 　　 　　 羸 一
…
D
’
。 　 ・ 　 ベ

醐 1舘
＿
曇 晦
o 紹 y 　　 　　 RtVdile
　 PSiilL “

二 耄
。
1 　 琵 　 　 　 1飆 iO 側 面 全 面 が フ ラ ン ジ に 接 触 し ，計 算 上 」 命   ♂ 3 ， 8mrad と な
甲螽 　

り 安 定す る ．
超
　
冗
0 0 1　 　 　　 2　 　 　　 3 　　 　 　 4 　　 　 　 5 6
，

　 Ti ＝
。 ア
く

　 　Transmittedtorque ， Tq ［N ・ m ］ 　 　 　 図 4（b）に お い て ，正 回 転 時 の Ael ．avc は ， 600 　N ま で は 増

加 し て い る ．こ れ は ，従 動 側 ル トは フ ラ ン ジ に 接 触 し な い ベ

Fig ．
31nfluence
　oftransmitted torque　on 　t  sn 血ssion 　error が ，9c〔 m の 増加 と と も に 従 動 側 ル トの 軸 方 向移 動 量 が 増加
　 ベ

　 　 in　b 童directional す る こ と に よ る ，Ti一600 N 以 上 に な る と ，従 動 側 で の

　operation
ル ベ
　 　 　

．220 一
一
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54321G12
一
　 　
　 　 　
噛
冨 OO
　
雪
　 a）∠且
（ eFave
，∠］el ∠1ej
｛la ， 〜！a ，
　and ∠1畠
回 　 〜d
　
o
旦イ
　 　
℃

ε 、　
ち 　
」［
　 へ 丶
　・　 　 　
咽 　
一 旨　
　 喟 層
り
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丶
＼ 　　　　 　　　 　
塞 ＼
−　コ 　 ＼ x　 　
自

｝
　 三
罫
剛 　
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ヘ 丶

　　 　　 　＼
肩
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『 　 　 　 　　 　　 　 　　 　　 　 　　 　　
　
轟
O 壱 　
　 Ho ず
らへ
　　 　
丶噛　 　 丶
x ．，＼
丶

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　 「 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　

　 　 　 　 　 1L 、
目
← 『 　 op
婚 　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
． 　　 　　　 　 o 　 　 ＼ 、 モ　
　 　
　　 　
　　 　
　 　
　　　
　　
　　
　　
　’ ・
　
642024680 甥
δ『
q2 　　　 　　 ・
一．、
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（b）ZieFave，
　 ．
　AOPIa，
AeR2α
，　and 　J 驫 澱
尋

E 、
　 　
『一幽 一齟一』 噛 丶

凸 琶 　 　 　 　 　一’　 　 　
一國一一’ 　 　 　
− t− 『 　 ●

ン −T一賜一 ． ．．： こ一・一

陷 　 　 宥
竇口 i
　 　 。 「k
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回 ■ v
o 　 ；

ぢ 　
　
　 卜 。

年 400 一
5 ．
2N ・ m ，〔广
At 0 1 m 一 ゆ 　 α 。 　 〇 
丶

［
o 　 　 叫 脇 、

　 弓
掴 ℃
　
鷲 鵠
ρ
】
日 一
　
一一・
一・一・
一 一．
＿・ 一一
一昌 ．
．一・
」 一・一犀
眉 　
　
　 鳳 ¶ 。o ［
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　　　 ■ 眉乙
　
　
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　 　　　　　　　　　　　　　　 一
・／ ▲ 巨爵　
峰 　
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．一 『 　 　　　 　　　 　　 　　 ／ 　 ノ
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　 一 一
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自
自
1 　 　 　● 　 　 　 　 　 　 　 　 　
簟 　
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。
・
。　 　

一
12 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 二
息日
。 　
　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　

一
14 ｛ち む
　，
010
　 一Ol2　 　 −0 ．
〇、   1　　 −
0．008　　−0 、 004　　−0 ．
006 　　−D ． 002 　　　 0
　 　 0 Pitch　
differen on drlvingside， At U ［ 1 ¢ 。　 　 　 　 （  

aD 　 　
石 匿8 　
Fig．
51n 伽 ence 　ofpitch 　di徽 en じe　on 髄 smission 　e   r
ヨ
勠 g　
　 　 　 　i皿 bidjエectional 　operation
。
＆6
ε 　
帽
耄　
麗d 4
2 　 ． 　　 3 ・4 　 ピ ッ チ 差 の 影 響 　 　図 5 に ，正 逆 回 転 時 の 回 転 伝
ヨε 　
b。
2
。 達 誤 差 と歯 面 荷重 の 軸方 向分 力 に及 ぼす 原 動 側 の ピ ッ チ 差
ε蕩 　
轂 蹇0
　
Atm の 影 響 を示 す ．実験 は ，7｝ ＝400 　N ． 　 Tg 2　N ・
− 5， m ，
．Mt（2）一
〈
× 鯛
。
　
　 一〇．
一
001m1 を 定 と し 　 At　1）を 変化 させ た ．
皿
，
2 001 200 　　　300 　　　 400 　　　 500 　　　600 　　　 700　　　800 　　　 900
nstallation 　teng　 ．
ion，
Tj ［N
　 図 5   に示 す 正 回 転 時 の zt　eF。。は ， 　Mto の 増 加 と と も に 負 か v

　　　 正 ］
一
　
ら 正 に 増 加 し て い る ．痴 〇．008 mm の 場 含 図 5  に 示 す く 　

Fig ．
41nfluence 　tension 皿 ission
　ol 　trans1
　ofinstallation 　error
よ うに ， g燗 9α嶋で あ り
の ベ ル ト側 面 が原 動 側
＜ 従動 側
　 　 in　bidirectional
，
　oPe 「ation
の そ ・
れ よ りも 早 く フ ラ ン ジ に 接 触 す るた め ，A 　eFas
。は 負 と な
る ，Mtω 〉 −e ．
OO8 mm の 場 含 g咽 ＞ 2q玲 で あ り ，原 動側 の ベ
　

ル ト側 面 が フ ラ ン ジ に 接 触 す る た め ，」 命、。
。は 正 に増加す る ，
ト側 面 が フ ラ ン ジ に 接 触 す る た め ，従 動 側 ベ ル トの 軸 方 向 移
特 に，
幽 。は ， At（D − −0． 0081  程 度 で O mrad 　
とな っ てい る．
e は減少 す る．
動 量 が 減 少 し ，MeFa ．
aV

これは ，Atm ≡ −O ．
008 　mm の と き eA（
e
＝（〜 c  で あ り ，プ ー リ
　 （）
図 4 b に 示 す 逆 回 転 の 起動 時 に 発 生 す る zf　eR］ は ，
　Tiが 増加 a
回 転 に 伴 う原 動 側 と従 勤 惻 ベ ル トの 軸 方 向移 動 量 が等 し く
して も Te が
一定 の た め ほ と ん ど変 化 し な い が ，低 張 力 域 で は の

な り，ベ ル トス パ ン の 傾 き が 生 じな い た め で あ る ．
計 算結 果 よ り も 実 験 結 果 の 方 が 負 に 大 き く 発 生 し て い る ．こ
れ は ，ゆ る み 側 で プ ー リか ら の ベ ル トの 浮 き 上 が りが 発 生 し
　逆 回 転時 の ベ ル ト軸 方 向移 動 に よ る 」触 は ，Ato の 増加
と と も に 正 か ら負 に 減 少 し て い る ．こ れ は ，逆 回 転 させ た 場
た こ とに よる も の と考 え られ るC4）．逆 回 転 時 の ベ ル ト軸 方 向
合 ，9qm か ら 2 e を差 し 引 い た 値が 正 か ら負 に 大 き くな り ，
移 動 に よ る zi　eR2 は 　 Ti＝500　N 程 度 ま で は 実験 結 果 計 算 結
β（
。 ， ，
従動側の ベ ル ト軸 方 向移 動 量 が原 動 側 の そ れ よ り も順 次 減 少
果 と も ほ ぼ 一定 で あ る が ，600N 以 上 で は Tlの 増 加 と と も に 一
し て 行 く こ と に よ る ．こ こ で ，
呶 〇．
008 は，本来幽
減 少 し て い る ．本 実 験 条件 に お い て ，零 ＝500N 以 下 で は ，
ll 霆  

の とき O　ITIrad で な け れ ば な らな い が ，正 回 転 を zl θ ma で 停 止
原 動 側 の ベ ル ト側 面 は フ ラ ン ジ に 接 触 し て お り，2β  の 変 化
π 、

した の ち齟 転 させ た た め ，At （1｝or −O ．
　 004 mm で 0 劇 　 とな 　
に伴 て ル トの 軸 方 向移 動 量 は 大 き く変 化 せ ず ，ま た ，従
っ ベ

っ た もの で あ る．
動 側 で は 9axm に よ る ベ ル ト移 動 量 は あ ま り増加 し な い た め ，
一 　 ∠象。1 と4 触 の 和 で あ る」 臨 は ，正 回 転 時 の プ ー り停止 位
Aop 。
2 がほ ぼ 定 に な っ た もの と考 え られ る ． 　 Ti　・
・　600　N 以 上

置 に よ て 異 な る が ，本 実 験 条 件 で は At〔1）≧   ．
っ 008　mm に 設 定
で は， 正 回 転 にお け る従 動側 フ ラ ン ジ へ の ベ ル ト側 面 の 接触
す れ ば 1E逆 回 転 時 の 回 転伝 達 誤 差 を な くす こ と が で き る ．な
量 は 増加 して 行 き，逆 回 転 時 に 安 定 す る ベ ル トス パ ン の 傾き
eFa p は ，
お ，正 回 転 時 の M 　 　 Ato の 増加 と と も に 2A
m が 増加 す
に 近 づ くた め ，
A ＆。 （ ．

Z は Ti の 増加 と と も に 減 少 す る こ と に な っ
る た め ，わ ず か で は あ る が 増加 す る ．
た と考 え られ る ．』砺 は Aefllaと 』 臨 2 の 総 和 で あ り，低 張 力
　 以 上 の こ と よ り ，正 回 転 時 の 回 転 伝 達 誤 差 は ，原 動側 と 従
域で の ベ ル トの 浮 き 上 が りの 影 響 に よ り実 験 結 果 と計 算 結 果
動側 の か み あ い 始 め の 歯 面 荷 重 が 等 し く な る よ う に ピ ッ チ 差
に 差 異 が 生 じて い る ．
を 選 定す れ ば ，な く す こ と が で き る ．ま た ，正 逆 回 転 時 の 回
　 以 上 の こ と よ り ， 正E 回 転 時 の 　OFは 低 張 力 域 に ，逆 回 転 時 ii

転伝 達誤 差 は， 原 動 側 の ピ ッ チ 差 を従 動 側 の それ よ りもあ る
の A 佐 は 高 張 力域 に Tiを 設 定 す れ ば よ い が ，正 逆 回 転 を 総 合
程 度 小 さ くす る こ と に よ り低 減 で き る こ と が わ か っ た．
的 に 考 え る と ，取 付 張 力 を 高 く設 定 し た 方 が 回 転 伝 達 精 度 は
　 3・5　 プーリ 整 列 誤 差 の 影 響 　　図 6 に ，正 逆 回 転 時 の 回
向 ヒす る ． し か し ，軸 受 の 負 荷 軽 減 や ベ ル ト寿 命 の こ と を
転伝 達誤 差 に 及 ぼ す プ ー リ整 列 誤差 yn の 影 響 を 示 す ．実 験 お
へ

考 る と，む や み に 取 付 張 力 を 高 くす べ き で は な い ．
え
よ び 計 算条 件 は ，Ti− 4eO　N ，
　 Tg ＝ 2　N ・
5． 　 tit
m ， ｛
一 一〇．
1） 峨 2） 一 OOI

一22 ユー
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio 　Library
Library 　Service
The　Japan
The Sooiety
Japan　Society of　Meohanioal
　of Mechanical　Engineers
Engineers

、 ン の 傾 き に よ る 軸 方 向力 が 等 し くな り ，フ ラ ン ジに接触 して
口 　 　 642024680
Tg＝ ・ Zit1 ＝ な い ベ ル トが 軸 方 向移 動 し な い こ と に よ る ．
。 　 　

黔＝ 400N ， m ， At 2 广 一
〇．
　 　 52 N 0011 い
韆 h 　 　
　 　 　
〔） 〔  

o 　逆 同 転 時 の AeRa は ，
　 　
巴 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ya の 増 加 と と も に 』 外 の 変化 の 傾向
．
一Cal．軌 。
，．。

三 　 　 Exp 一
一致 一定 ．IO　eF vc
，鵡 h．
　

穹［
　 　
○ とほ ぼ し e と の 差 が ほ とん ど で あ る 　

● 　一 一一ZieRa
　 」 。
e
。 窯
’− 差 は ，起 動 時 の Te 発 生 に よ る 」 飭 a と 正 回 転 時 の 安
　
　 と AGa の
● ．
琶 類 t ●
。 ］ 　
　’
’ P
　
定 した ペ ル トの 巻 付 き 状 態 か ら逆 回 転 時 の そ れ に な る ま で の
嵩 轟　
　
回転 伝 達 誤 差 の 和 で あ る ．こ の 和 は ya の 変 化 に 係 わ ら な い た
ヨ 　 　 　 ●
ミ．
　 丿
肩 。　 　 　 ’
e 匸）riven

6 ξ
　
　
　’
●
P め ，AeRf と A 　OFave
、
は ほ ぼ 同 様 の 変 化 の 傾 向 を 示 し た もの で あ
　
岩零
，’
レ
　 　 　 　 　 」
　
　 　　 　 尸 ● る．
　 一
　 ＿
自

　 以 上 の こ と よ り，T ．
　
霧 ●
敦
　 ● ● 回 転 か ら逆 回 転 さ せ る 場 合 の 相 対 的 な
一で あ る が ，回
　

募 　一 回 転 伝 達 誤 差 は ya の 大 き さ に 関 係 な くほ ぼ 同
讙 一2 　　　　　一5 　　　　　−1　　　　 −0 ．
亅． 5 　　　　　G　　　　　O ．
S 11 ．
5
二 転伝達誤差が OIurad の 位 置 か ら考 え る と ，回 転 伝 達 精 度 は y、
　 　 　 　 　 Pulleyaligrment error ， mm ］
Ya ［
．
　 　 　
を正 側 に設定 す る方 が よい
Fig．
6 lnfluenceofpulley alignment error on t smission
　 　 　 　 　 　  　error

in　bidirectional
　operation 4 ．結 　言

　 ベ ル ト側 面 誤 差 を 持 つ は す ば 酋付 ベ ル ト の 正 逆 回 転 に よ る
一定 同 転伝 達誤 差 に 及 ぼす 各 種 条 件 の 影 響 に つ い て 検 討 した 結 果 ，
mm を と し，
　
ya を 変 化 さ せ た ．
以下の 結論 を得 た ．
図 6 よ り ，正 回 嚇 の 踰 。 。 」≡ −0 ．
。は ，y 、 4   n の とき 0   d
．
　

（1 ）伝 達 ト ル ク の 増 加 と と も に 回 転 伝 達誤 差 は 増加 す る
で あ る ．図 5 Φ） に 示 し た よ うに ，G4の ＞ 9q萄 の た め ，原 動側
（2 ）取 付 張 力 は 高 く設 定 した 方 が 回 転 伝 達 誤 差 は 減 少 す る ．
に 巻 付 い た ベ ル トの 方 が 早 く フ ラ ン ジ に 接 触 す る ．本 実 験 条
（3 ） 原 動側 の ピ ッ チ 差 は ，従 動 側 の そ れ よ り も あ る 程 度 小
件で は ，原 動 側 の か み あ い 始 め の 位 置 A と従 動 側 の そ れ C の
さい 方 が 回 転伝 達誤 差 を低 減 で き る ．
轍 向 ベ ル トス パ ン の 傾 き が約 一
の 〇．4   の 状態 でベ ル トが
−O ． （4 ） プ ー リの 整 列 は 原 動 側 の ベ ル トが フ ラ ン ジ に 早 く接
してい る こ とに よ る、 4 mm ，従 動 側
，

平行鞠 Ya ＞ 　
の とき
触 す る よ う に 設 定 す れ ば 回 転 伝 達 精 度が 向 上 す る ．
　

トが 軸 方 向移 動 行 くた め ，zf eF v は 正 に発 生す る ．
　 最 後 に ，実 験 に 使 用 し たベ ル トとプ ー りは ，ゲ イ ツ ・
ベ
の ル して 　 。 。
ユ

Y 。＜ −0 ．
ニ
ッ
4mm と き ，そ 逆 に原 動 側 が軸 方 向 移 動 し，A ＆ e
タ・
の の 　 　
株 ）よ り提 供 い た だ い た ．記 して 謝 意 を 表 す る ．
、。
ア ジア （
は 負 に 発 生 す る ．zt　eF。。は v ，
　 y、の 増加 と と もに ほ ぼ 直線 的 に
変 化 し て い る ．こ れ は ，ル の 変 化 量が ほ ぼ 』 命。．e とな る こ と 文 　献
に よ る ．た だ し ，ベ
（1）　 籠 谷 ・ 06−6 ，
ル ト側 面 誤 差 に よ りベ ル ト側 面 全 体 が フ ほ か 2名 ，第 6 同 機 素 潤 滑 設 計 部 門 講演 会 講 演 論 文 集 ， No ． ，
2006）
〔
ラ ン ジ に接触 し な い 領 域 が 存 在 す る た め ，y の 変 化 分 そ の も 　 　 3740 ．

（2）　 籠 谷 ・ 06 −1， ，177−178．

、

ほ か 3名 ，2006年 度年 次 大 会 講 演 論 文集 ， No ．
観 く 一
2GO6 ＞
が竭 と は な らな い ．ま た ，　 Y ＞ 0．
71   1．5 mm （
72−713，C （2006），219−227．
の 　

（3）　 籠 谷 ほ か 3名 ， 機 論，
。 v， 。

一
zi　eFv は 定 と な て い る ．こ れ は そ れ ら以 上 に
の とき， 。 ，
っ
，
，M ．
（4）　 Kagotemii 　
，ほ か 2名 ， Thans．
　　 ASUa ，」．
！ Mech ．
　 Des ．
　
， 123−3 （
2001 ），104−110，
Y を変化 させ
。
て も，ベ ル ト歯 面荷 重 の 軸方 向力 とベ ル トス パ

一222 一
一
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工 工 Eleotronio 　Library
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