You are on page 1of 6

VPSS3iデモ:AP100連携

デモ用データ:SU-01、SU-01-01、SU-01-02、SU-01-03、SU-01-04

画面 コマンド 操作の流れ 目的・効果・説明

AP100からVPSS3iのProduction Designerへの連携をご
AP100
AP100でアセンブリの複数パーツを呼出す 覧いただきます
CAD
まずはAP100のデータを呼出します

AP100
三面図を拡大表示 これが面図になります。
CAD

多くのお客様が、その図面を基に従来の面出し、面合
AP100
並べて表示 成といった展開機能を使って、各パーツを作成された
CAD
のがこちらです

このAP100で展開された4つの部品図をVPSS3iの
Production Designerへ直接受け渡すことができます
複数部品図ワ 三面図と展開図のウィンドウを最小化し、複数部
ンプッシュ立体 品図ワンプッシュ立体を実行 この4つのパーツは、アルミの1.5mm、2mm、3mmとバラ
バラですが、
各パーツの材質や板厚は違っていても問題ありません

4つのパーツがProduction Designerの立体空間に表示
されました
操作性としては、AP100の立体編集の延長というイメー
ジです

ここでProduction Designerの画面についてご説明しま
す。

画面左下に3つのタブがあるのですが、板金形状として
どのような形をしているかを表しているのがこの3Dモデ
ルのタブです。
このモデルは設計モデルと呼んでおり、こういう形にし
たいという設計意図が入ったモデルになります

次に図面というタブですが、こちらではDXFやDWGの三
図面タブをクリック
面図や展開図を呼出し、立体化します

加工タブは出来上がったモデルの曲げやブランクの加
3Dモデルのタブ
工シミュレーションや展開図を作成します
ご覧のように、、複数のパーツがあるのですが、左側に
ツリー状にモデルが表示されています
こちらのパーツでは、フランジ1,2,3と3つの面で構成さ
左側のツリーで上から各パーツをクリックしてい
れていて、それぞれが曲げでつながっている
き、最後にまた一番上のSU-01-01をクリック
というような板金の作りを表しています
話す言葉に合わせて、フランジ1、2、3、曲げ1、
2、と順番にクリックしていく
これがVPSS3iで中核となる板金モノづくりモデル、SEM
です
SEMは、シートメタルエンジニアリングモデルの略です

これから組んだアセンブリの状態にしていきますので、
AP100の三面図を表示 まずは各パーツをこちらの三面図と同じ方向に合わせ
ます

回転移動 PDに戻り、SU-01-01を回転 まずは各パーツを回転して、三面図と同じ方向にします

SU-01-03を回転し、SU-01-01側面近くへ移動
回転移動 パーツを回転して、近くへ移動させます
SU-01-04をSU-01-01上部へ移動

この様に各パーツの方向を合わせてから、パーツを移
動して組んでいきます

移動・コピーコマンドで、移動するパーツと移動元の基
移動・コピー SU-01-02を選択して、基準となる角を選択
準点となる角を選択します

移動先の基準点となる角を選択すると、選択したパー
ツを移動させます

SheetWorksの場合、更に合致拘束という高度な条件を
付けていくことになります
移動・コピー 移動先のSU-01-01の角を選択
Production Designerではそのような条件は無いので、
例えば扉を開閉して稼働のチェックという機能は無く、
各パーツを組立てたときの位置へ移動するだけのシン
プルなものになります

このフラットバーでは、角だけでなく穴の中心同士を選
移動・コピー SU-01-04を穴の中心で移動
択して移動もできます
AP100の三面図で側面を拡大
AP100 側面に付けるブラケットは図面を見ると、正面側の角か
側面左下の角を基準に35mm移動したところとマ
CAD ら35mm移動した位置へ取り付けます
ウスでなぞる

PDに戻り、SU-01-03を選択して、曲げRの仮想
移動・コピー パーツを選択して、曲げRの仮想交点を選択します
交点を選択

移動・コピー 移動先として、正面角を選択しパーツ移動 正面側の角を選択して、まずはこの位置に移動します

移動・コピー 確定ボタン押下 この位置で一度確定します

(画面のXYZを指しながら)Z軸方向に-35mm移動した
移動・コピー Zに-35を入力しパーツを移動して確定 位置になりますので、Zに-35を入力すると、この様に移
動します

この様にパーツを移動して、アセンブリを組んでいきま
移動・コピー オートスケール

このフラットバーとブラケットは逆側にもパーツが必要
移動・コピー SU-01-03、SU-01-04を選択
になります

このような場合は、パーツを2つとも選択して、フラット
SU-01-04の穴の中心を選択し、逆側の穴の中心
移動・コピー バーの穴の中心を選択し、移動先の穴の中心を選択し
を選択
ます
このままだと移動になりますので、オプションのコピー
コピーにチェックを入れる
移動・コピー にチェックを入れると同じパーツがこのようにコピーされ
確定する
ます

これは、ただパーツをコピーして2つになっただけでは
モデルを少し回転
なく、2つのパーツは共通化されています

面出しでフラットバーの片方から面出し(コーナー このように、片方のパーツに面出しをしてフランジが付
面出し
は曲げ設定にしておく)をする くと、もう片方にも同じ内容が反映されます

説明しながら面出しを終了し、Undoで面出しする 片方のパーツに穴を追加したり、板厚を変更しても同
面出し
前に戻る 様にもう片方のパーツにも反映されます

回転移動 複製したブラケットを逆側の側面へ移動し回転 最後に、コピーしたブラケットを移動して回転します

ブラケットを選択し、仮想交点を選択
移動・コピーで先ほどと同様に仮想交点を選択して、側
移動・コピー 側面正面側角を選択してブラケットを移動して完
面正面側の角を選択してブラケットを移動します

Z軸に-35を入力して、正面側から35mmの位置に移動
移動・コピー Zに-35を入力しパーツを移動して確定
します

これで組立て作業が完了し、アセンブリが組み上がり
ました
これは組立てただけなので、ここでスマートチェックとい
う機能を実行します

これは、組立てたアセンブリでパーツ同士の干渉、曲
スマートチェック スマートチェックを実行 げ膨らみによる干渉、
曲げ線近くの穴変形、最小フランジ高さといった問題と
なる箇所を抽出して、
その場でモデルを修正することができ、実際の加工時
に問題が発生することを防ぎます

ここからアセンブリにした大きな目的となります

側面を拡大表示 このブラケットをこの位置に溶接で付けるとなると、位
置決めのケガキやセンターポンチを入れておくと加工
時にとても便利です

このような場合は、アセンブリの状態でケガキやセン
ターポンチを入れることができます
面のエッジ3箇所をコントロールを押しながら選択
位置決めケガキ 位置決めケガキを入れたい面を選択して、ケガキにす
し確定
る面のエッジを選んでいくと、ケガキを入れることができ
ます

そうすると、この様に簡単に位置決めケガキを入れるこ
ブラケットのパーツを非表示にする
とができます

逆側の側面を表示し、位置決めケガキで面のエッ
EM等のパンチのマシンをお持ちで、センターポンチを
ジの角や中点を選択するとセンターポンチを入れ
入れたい場合は、
位置決めケガキ る
エッジの角や中点のポイントを選択すると、この様にセ
コントロールを押しながらセンターポンチを入れて
ンターポンチを入れることができます
いく

ブラケットのパーツを非表示にする この様にセンターポンチを入れることができます

次に、この箇所を溶接する時、仮止めがズレないよう
中心に表示
に、タブ(溝ホゾ)を入れます

タブを入れたいエッジを選択すると、この様にタブが表
タブ 裏側からエッジを選択する
示されます
この様にタブが入りますが、パラメータでタブのサイズ
や個数を変更することができます
タブ
また、これは角にタブを入れてますが、平面の場合は
平面に穴が開いて、溝ほぞになります

このようにProduction Designerは、お使いいただいてい
オートスケール るAP100と連携して、パーツをアセンブリに組んで、ア
AP100へ出力
説明後AP100へ出力 センブリモデルに組立て情報を簡単に入れることがで
きます

AP100に出力することによって、Production Designerで
編集した結果が各パーツに反映されます。
位置決めケガキやタブがこのように入っています。

アセンブリ製品を作成する時、今まで通りAP100で各
AP100 位置決めケガキやタブが入った箇所を拡大しな パーツを作成していただき、Production Designerでアセ
CAD がら説明 ンブリ状態での確認、修正、編集を行い、その結果を
AP100の各パーツに反映させることができます。

これにより、AP100だけでアセンブリ製品を作成してい
た時に発生していた問題発生を削減し、現場でスムー
ズで効率の良い生産が可能となります

You might also like