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リファレンスガイド
(オプション編)
初版 2009 年 10 月
(オプション)
(オプション)
(オプション)
心電図データ取り込み
心電図データ取り込み機能の概要、および心電図ビューアーの機能の
概要を説明しています。
心電図データ取り込み
(各社アプリケーション連携タイプ)
心電図データ取り込み機能の起動方法について説明しています。
内視鏡画像取り込み
内視鏡画像取り込みの操作方法について説明しています。
超音波画像取り込み
超音波画像取り込みの操作方法について説明しています。
汎用画像取り込み
汎用画像取り込みの操作方法について説明しています。
CT・MR 画像取り込み
CT・MR 画像取り込みの概要について説明しています。
Mininet-NEO 連携
Mininet-NEO 連携の概要について説明しています。
基本的なページ構成
このリファレンスガイドの基本的なページ構成を次に説明します。
説明文
その節で説明する内容について、
節タイトル
その節で説明する操作の 概要を記述しています。また、あ
内容を示します。 らかじめ必要な注意事項などにつ
いても記述しています。
3.3 心電図を保存、印刷する
心電図ビューアー画面 に表示されている心電図を、画像ファイルとして保存したり、プリンターから印刷したりする手順につい
て説明します。
画像の保存(画像出力)や印刷(レポート印刷)は、次の場合に実行できます。
項タイトル
• 12 誘導、不整脈、リズム、長時間の各心電図を表示している場合
• 各心電図の「解析結果」 (計測値表示)を表示している場合
• 12 誘導の時系列比較画面を表示している場合
説明文
その項で説明する操作の その項で説明する操作の内
内容を示します。 3.3.1 心電図を画像として保存する 容について、概要を説明し
画像出力では、表示されている画面のイメージを、
そのまま画像ファイルとして出力します。心電図を画像として保存するときは、 ています。また、操作を始
次のような手順で操作します。
める前に必要な注意事項に
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
[画像出力 ...]
ニューから を選択する。
ついても記述しています。
ツールバーの[画像出力]を選択するか、
または
心電図の表示
[処理]メニューから
[画像出力]を選択して開
始することもできます。
インデックス
画像ファイル名の指定ダイアログ が表示され
ます。
必要な【章】を素早
2 [保存する場所]で画像ファイルの保存先の
く開くための見出し
フォルダを選択し、[ファイル名]に画像ファ です。
イルの名前を入力して、[保存]を選択する。
★[キャンセル]を選択すると、画像ファイルの保
存を中止して、ダイアログが閉じます。
操作手順
ファイルの種類は、JPEG 形式固定です。
画像ファイルが正常に保存されると、メッセー
操作の手順を番号で示し
ジが表示されます。 表示画面
て、手順を説明しています。 操 作 時 に表 示され
る画面です。
3 [OK]
を選択する。
このようにして保存した画像は、Windows のエ
クスプローラで保存先のフォルダを開いて、画
像ファイルをダブルクリックすれば表示できま
す。
ページ番号
その章の何ページ目かを
示します。
注意 ご使用いただくうえで注意していただきたい事柄を記載しています。
ヒント ご使用いただくうえで知っていると便利な事柄を記載しています。
さらに詳しい操作方法や、関連事項が記載されている項目を示します。
★ 状況に応じた操作方法を示します。
表記の仕方について
このリファレンスガイドでは、操作画面中のボタン名称、メニューの操作の仕方、および画面名称やメッセージの表記の仕方
を次のように表しています。
● ボタンの場合(例)
[選択]
-------------------------- ボタンの形状に関係なく、操作画面中のボタン名
称を[ ]
で囲んで表記します。
● メニューの場合(例)
[設定]-[描画条件の設定]
------------- メニュー名称を、
[ ]で囲んで表記します。また、
[ ]-[ ]の形式
メニューを逐次選択する操作を、
で表記します。
この例では、
[設定]を選択した後で、
[描画条件の
設定]を選択することを表します。
右クリックメニューの場合も同様です。
● 画面の場合(例)
---------- “描画設定画面”
画面の名称を、
“ ”で囲んで表記します。
● メッセージの場合(例)
ログインされていません。
● ログイン後再実行して下さい。
----------
メッセージ画面に表示されるメッセージを、抜粋し
て表記します。
第1章 心電図データ取り込み機能の概要
1.1 心電図データ取り込み機能でできること...................... ECG-F 1-2
第2章 心電図ビューアーの基本操作
2.1 心電図ビューアーの起動と終了 ................................. ECG-F 2-2
2.1.1 心電図ビューアーを起動する .................................ECG-F 2-2
2.1.2 心電図ビューアーを終了する .................................ECG-F 2-4
2.1.3 ウィンドウの構成と操作の仕方 ...............................ECG-F 2-5
第3章 心電図の表示
3.1 心電図データを取り込む .......................................... ECG-F 3-2
3.2 心電図を表示する ................................................... ECG-F 3-3
3.2.1 心電図を“心電図ビューアー画面”で表示する ..........ECG-F 3-3
3.2.2 12 誘導心電図の表示形式を変更する .....................ECG-F 3-6
3.2.3 不整脈、リズム、長時間心電図の
表示形式を変更する .............................................ECG-F 3-8
3.2.4 心電図を時系列で比較表示する ...........................ECG-F 3-10
3.2.5 心電図波形の表示感度を変更する........................ECG-F 3-14
3.2.6 検査結果の文字列をコピーする ...........................ECG-F 3-15
3.2.7 所見解説を表示する ...........................................ECG-F 3-16
3.3 心電図を保存、印刷する ........................................ ECG-F 3-17
3.3.1 心電図を画像として保存する ...............................ECG-F 3-17
3.3.2 心電図をプリンターで印刷する ............................ECG-F 3-18
第4章 心電図ビューアーの設定
4.1 心電図の描画条件を設定する................................... ECG-F 4-2
4.1.1 [共通]タブの設定 ...............................................ECG-F 4-3
4.1.2 [12 誘導]タブの設定...........................................ECG-F 4-4
4.1.3 [不整脈 / リズム / 長時間]タブの設定 .....................ECG-F 4-9
4.2 心電図の印刷条件を設定する................................. ECG-F 4-12
4.2.1 [共通項目]タブの設定.......................................ECG-F 4-13
4.2.2 [12 誘導]タブの設定.........................................ECG-F 4-14
4.2.3 [不整脈 / リズム / 長時間]タブの設定 ...................ECG-F 4-15
4.3 属性情報のテーブルを設定する .............................. ECG-F 4-16
4.3.1 テーブルを編集する............................................ECG-F 4-16
索引
1. 汎用画像を取り込む .......................................................... Ge 1
1.1 “汎用画像取込画面”を表示する .................................... Ge 1
1.2 汎用画像を取り込む ....................................................... Ge 1
1.3 汎用画像を“ビューアー画面”で確認する .......................... Ge 1
2. 汎用画像取込画面の操作 .................................................. Ge 2
3. 表示されるメッセージの対処 .............................................. Ge 3
4. 汎用画像取り込み機能で取り込んだ画像の扱いについて........ Ge 3
4.1 “ビューアー画面”での扱いと制限 .......................... Ge 3
4.2 汎用画像保管時の制限 .......................................... Ge 3
4.3 汎用画像プリント時の制限 ..................................... Ge 3
5. 注意事項 ......................................................................... Ge 4
心電図ビューアーの
基本操作
(CR-IR 355CL)
心電図の表示
リファレンスガイド
(心電図データ取り込み)
心電図ビューアーの
設定
索引
心電図データ取り込み機能のご利用に関する注意事項
心電図データ取り込み機能のご利用にあたっては、以下の点に留意してください。
自動解析結果の取り扱い:
・ “心電図ビューアー画面”で表示する心電図は参照用であるため、診療行為には使用しないでください。
・ 心電図データ取り込み機能で取り扱う心電図検査データ (心電図データ)は、すべて心電計から取り込まれたデータです。
医師が自らの判断で確認と修正(オーバーリード)を施し、署名することによってはじめて、診断としての意味をもちます。
・ 心電図データ取り込み機能で表示される自動解析所見(以下、
「解析所見」)やその所見に関する解説は、医師が心電図診
断を実施する際の参考情報として提供されるものに過ぎません。心臓疾患の診断には、他の臨床所見や検査結果などと
も合わせた、医師による総合的な判断が必要となります。
・ 心電図ビューアーについては、フクダ電子株式会社へお問い合わせください。
解析所見の詳細については、心電計に付属している取扱説明書、解析ガイドを参照してください。
心電図データ取り込み機能および心電図ビューアーは、フクダ電子株式会社の解析機能付き心電計で
測定された心電図データに対応しています。使用できる心電計の機種名は、次の表のとおりです。
対応機種名
ESP-1100 FCP-7101、FX-7102
ESP-2000 FCP-7201、FX-7202
FCP-4211L FCP-7301
FCP-4266L FX-7302
FDX-4520L、4520LA FCP-7311
FDX-4521L、4521LA FCP-7411
FCP-5000 FX-7412
FDX-6521、6521A FCP-7431
FDX-6531、6531A FX-7432
心電計の仕様や操作方法、解析結果の詳細については、心電計に付属する取扱説明書および解析ガイ
ドを参照してください。
商標
FCR は富士フイルム株式会社の商標または登録商標です。
他社商標
Microsoft、Windows、Internet Explorer、Microsoft Internet Explorer ロゴは、米国 Microsoft
Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
その他、このリファレンスガイドに記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
心電図データ取り込みの利用方法
心電図データ取り込み機能を利用するには、次のような流れで C@RNACORE Station および心電図ビューアーを操作しま
心電図データ取り込み機能の概要
す。
2 心電図ビューアーで表示する心電図データを選択する。
取り込まれた心電図データのリストから、表示したい心電図データを選択します。このとき、選択した心電図データの
検査情報を修正することもできます。
3 心電図や測定結果の情報が心電図ビューアーに表示される。
選択した心電図データを心電図ビューアーで参照し、検査結果を確認します。
4 心電図ビューアーに表示された結果を印刷する。
必要に応じて、心電図データの表示内容をプリンターから印刷します。
5 心電図ビューアーに表示された結果を画像として保存する。
必要に応じて、心電図データの表示内容を画像として保存します。
心電計 心電図データ取り込み機能
心電図データ
1 自動取り込み
2 選択
3 表示
FD
心電図ビューアー
4 印刷 5 画像保存
プリンター 指定したフォルダ
2.1.1 心電図ビューアーを起動する
心電図ビューアーは、次の手順で、起動します。
“心電図ビューアー画面”が起動し、心電図データに含まれる心電図波形や計測値、解析所見などの情報が表示され
ます。
1 “心電図ビューアー画面”のメインウィンドウ
以外の画面が表示されているときは、その
画面を閉じる。
★ 設定画面などで操作をしている場合は、画面を
閉じる前に、必要に応じて変更した結果を保存
してください(右は、
“描画設定画面”を表示して
いる場合の例)。
心電図ビューアーの基本操作
2 表示されている心電図上で右クリックし、メ
[FEV 終了]
ニューから を選択する。
C@RNACORE Station の“メイン画面”に戻り
ます。
[FEV-Fuji の終了]を選択
[処理]メニューから
して終了することもできます。
引き続き、ほかの患者の心電図データを表示さ
せたいときは、【2.1.1 心電図ビューアーを起
動する】の操作を繰り返してください。
“心電図ビューアー画面”
“心電図ビューアー画面”は、下図のような各要素で構成されています。
おもに次の 3 つの操作方法があります。
• 操作メニューから操作を選択する
• ツールバーの操作ボタンを選択する
• 表示されている心電図上で右クリックし、メニューから操作項目を選択する
操作メニュー
各種の操作を選択して実行する
心電図ビューアーの基本操作
ためのメニューです。
操作ボタン
各種の操作を実行するた
めのボタンです。
測定結果/解析所見表
示エリア
心電図表示エリア
心電図データの種類によっ
て、選択できる表示形式が
次のように異なります。
• 12 誘導心電図 右クリックメニュー
波形表示と計測値表示 心電図上で右クリックしたときに表示
を切り替えられる。 されるメニューです。各種の操作を
• リズム、長時間心電図 メニューから選択して実行します。
生波形表示とグラフ表示
を切り替えられる。
• 不整脈心電図
生波形表示のみ。
検査日時の異なる複数の心電図データがある場合、
“心電図ビューアー画面”に表示するデータを選択する。
検査日時の異なる複数の心電図データがある場合、表示中のものを基準にして 1 つ後のデータを表示する。
検査日時の異なる複数の心電図データがある場合、表示中のものを基準にして 1 つ前のデータを表示する。
検査日時の異なる、同一患者 ID の複数の心電図データがある場合、それらを比較表示する。
表示中の心電図データをプリンターから印刷する。
心電図上の右クリックメニューに表示される操作項目は、心電図データの種類によって異なります。
上記以外の右クリックメニューについては、それぞれの操作説明のページを参照してください。
12 誘導心電図、不整脈心電図の場合、波形上の任意の位置でクリックすると、その部分を拡大表示できます。
“拡大表示画面”では、次のような操作ができます。
• 表示対象の誘導を変更する
• 波形の表示感度を変更する
• デバイダで波形の間隔を計測する
• 波形の振幅と時間幅を計測する
波形上の任意の位置をクリックする。
心電図ビューアーの基本操作
“拡大表示画面”に、拡大された波形が [閉じる]
表示される。 “拡大表示画面”を閉じる。[Esc]
キーを押して閉じることもできる。
[感度]
プルダウンメニュー 誘導選択ボタン
表示感度をプルダウンメニューから選 表示対象の誘導を選択する。
択して切り替える。
[デバイダ表示]
選択するとデバイダが表示される。デバイダが表示されてい
るときに選択すると脚針が開き、右クリックすると閉じる。
デバイダで計測した時間幅(左右の脚針の間隔)が表示される。単位
はミリ秒(ms)。デバイダ表示時のデフォルトの値は PR 時間に準じる。
[デバイダ表示]
を選択すると、次の画面例のように、心電図上にデバイダが表示されます。
検査データの取り違いがないように、取り込む画像と患者情報が正しく設定されていることを確認したうえで、取り込みを
行ってください。
心電計で送信エラーが発生したときは、次のメッセージが表示されます。その際は心電計で再送を実施することで、
C@RNACORE Station に自動的に取り込まれます。
(1)心電計が自動保存設定になっている場合に送信エラーが発生したとき
心電図の表示
送信エラーが発生すると、心電計側に次のメッセージが表示されます。
DMS への保存に失敗しました
(2)心電計が自動保存設定になっていない場合に送信エラーが発生したとき
送信エラーが発生すると、心電計側に次のメッセージが表示されます。
DMS に保存できません
12 誘導、不整脈、リズム、長時間の各心電図には、それぞれ、いくつかの表示形式が用意されています。表示形式は、画面
上の右クリックメニューから変更します。
【3.2.2 12 誘導心電図の表示形式を変更する】
詳細は、 、【3.2.3 不整脈、リズム、長時間心電図の表示形式を変更する】
を
参照してください。
3.2.1 心電図を“心電図ビューアー画面”で表示する
“心電図ビューアー画面”は、C@RNACORE Station の“メイン画面”から起動します。
心電図の表示
“心電図ビューアー画面”が起動し、心電図データに含まれる心電図波形や計測値、解析所見などの情報が表示さ
れます。
“心電図ビューアー画面”の起動時に表示する波形の種類などは、
[設定]
メニューの[描画条件の設定]
であらかじめ
設定できます。
【4.1 心電図の描画条件を設定する】
詳細は、 を参照してください。
検査日時の異なる複数の心電図データがある場合は、心電図の表示を切り替えられます。
詳細は、この節の【検査日時の異なる心電図を表示する】
を参照してください。
心電図ビューアーに表示される解析所見は、測定データのみに基づいて心電計が機械的に判定した結果であり、医
師の判断を左右する性格のものではありません。また、所見解説も、その所見についての客観的な補足説明に過ぎ
ず、診断や処置の仕方を示すものではありません。心臓疾患の診断には、心電計による自動解析の結果だけでなく、
他の臨床所見や検査結果などとも合わせた医師の総合的な判断が必要となります。
解析所見の詳細については、心電計に付属している取扱説明書、解析ガイドを参照してください。
2 ほかの患者の心電図を表示するときは、表示されている
“心電図ビューアー画面”をいったん閉じて、手順
1 の操作を繰り返す。
【2.1.2 心電図ビューアーを終了する】
心電図ビューアーの終了の仕方については、 を参照してください。
1 ツールバーの[選択]
を選択する。
ツールバーの[次へ]を選択すると、表示中の
心電図データを基準にして、1 つ後の検査日時
のものに表示が切り替わります。また、[前へ]
を選択すると、1 つ前の検査日時のものに切り
心電図の表示
替わります。
“データ選択画面”が表示されます。
2 表示する心電図データを選んで、
[選択]を
選択する。
ウィンドウの表示が、選択した心電図データの
情報に切り替わります。
“描画設定画面”の[12 誘導]
デフォルトの表示形式は、 タブで設定できます。
【4.1.2[12 誘導]
詳細は、 を参照してください。
タブの設定】
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューの[波形表示タイプ]から波形の形式
を選択する。
選択できる波形の形式は次のとおりです。
×6 の形式で表示する。
代表波形の拡大 代表波形を拡大して表示する。
生波形:四肢 四肢誘導の生波形を表示する。
生波形:胸部 胸部誘導の生波形を表示する。
生波形:12 誘導 12 誘導の生波形を表示する。
★[解析結果]を選択すると、心電図波形の代わりに計測値が表示されます。
★[解析結果表示]-[ON]を選択すると、心電図とともに解析結果の文字情報が表示されます。[解析結果表示]-[OFF]を選
択すると、解析結果の文字情報を非表示にして、心電図だけが表示されます。
選択した波形で心電図が再表示されます。
[フルリード -3ch]を選択したときの表示例
心電図の表示
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューから[グラフ表示]、または[生波形表
示]を選択する。
心電図の表示
★ 不整脈心電図、長時間心電図の場合は、生波形の
表示形式を右クリックメニューから選択できま
す。選択できる表示形式は次のとおりです。
カスケード 1ch
カスケード 3ch
3 つのチャンネルの波形を並べて、それぞれ
をカスケード表示する。
カスケード表示では、画面の右端で心電図を折り返しながら、記録されている生波形がすべて表示されます。
心電図の表示
長時間心電図の表示例(カスケード 3ch)
リズム心電図のグラフ表示の例
2 再び別の表示形式に変更するときは、手順
1 の操作を繰り返す。
時系列比較は 12 誘導心電図の場合にだけ実施できます。
1 表示されている心電図上で右クリックし、
[2 種類比較]、または[4
[時系列比較]から
種類比較]を選択する。
ツールバーの[比較]を選択して開始すること
もできます。ただし、表示形式(2 種類比較と
4 種 類 比 較)の 切り替えに は、右クリックメ
ニューを使う必要があります。
心電図の表示
“時系列比較:表示データ選択画面”が表示さ
れます。
2 「1 番目に表示するデータ」以降の各選択
ボックスで、比較対象の心電図データを選
択する。
★[中止]を選択すると、心電図データの選択が取
り消されて、“時系列比較:表示データ選択画面”
が閉じます。
各選択ボックスには、この患者の検査日時の異
なる心電図データ (表示中のものを含む)が日
時順に一覧表示されます。「2 種類比較」の場
合は 2 件、
「4 種類比較」の場合は 4 件までの心
電図データを順番に選択してください。
ただし、表示中のもの以外にデータがなけれ
ば、選択ボックス内には 1 件のデータしか表示
されません。
各選択ボックスでは、あらかじめ比較対象の
心電図データが日付順に 1 件ずつ選択された
状態になっています。必要に応じて選択し直
してください。
選択した心電図データの代表波形がデータ別、または誘導別に並んで表示されます。
心電図の表示
データ別の比較表示の例(2 種類比較)
誘導別の比較表示の例(2 種類比較)
★「4 種類比較」の場合、右クリックメニューで[表示形式]-[重ね合せ]を選択すると、波形を重ね合わせて表示させること
ができます。
4 4種類比較の際に、波形を重ね合わせて比
較したいときは、画面上で右クリックし、
[表
示形式]-[重ね合せ]
を選択する。
心電図の表示
2 種類比較では重ね合わせ表示はできませ
ん。ただし、手順 1 で[時系列比較]-[4 種類
比較]を選び、手順 2 で比較対象を 2 件だけ選
択するようにすれば、2 件の心電図波形を重
ね合わせて表示できます。
選択されているすべての心電図データの波形が誘導ごとに重ね合わせて表示されます。
★ 重ね合わせを解除するときは、同様に、右クリックメニューで[表示形式]-[個別比較]を選択します。
5 比較表示から個別表示に戻るときは、画面
上で右クリックして、メニューから
[個別表示
へ]
を選択する。
比較表示から、1 つの画面に 1 件の心電図デー
タを表示する通常の表示に戻ります。
2 件の心電図データを比較表示しているとき(時系列比較の 2 種類比較)、画面上でクリックすると、
“生波形比較画面”が表示さ
れます。通常の比較表示では、代表波形がデータ別または誘導別に並んで表示されますが、この画面では左右に分割されたエ
リアにそれぞれの生波形が表示されます。
1 比較表示している心電図上の任意の位置を
クリックする。
“生波形比較画面”が表示されます。
心電図の表示
★ この画面では、四肢誘導と胸部誘導の比較表示を切り替えられます。
四肢、胸部の切り替えボタン
[四肢]を選択すると、四肢誘導の
生波形を比較表示できます。また、
[胸部]を選択すると、胸部誘導の
生波形を比較表示できます。
2 “生波形比較画面”を参照し終わったら、
[閉
じる]を選択する。
“生波形比較画面”が閉じて、心電図の比較表示
に戻ります。
・表示感度は、12 誘導、不整脈、リズム、長時間の各心電図に対して同様に変更できます。
・デフォルトの表示感度は、 “描画設定画面”の[共通]
タブで設定できます。
【4.1.1[共通]
詳細は、 を参照してください。
タブの設定】
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューから[波形感度]-[固定]を選択して、
5 種類の表示感度から適切なものを選択す
る。
×1 記録感度と同じ感度にする。(標準)
×2 表示感度を 2 倍にする。
×4 表示感度を 4 倍にする。
「× 1/4」、
「× 1/2」を選択すると、標準よりも表
示感度を下げて、波形が平坦化されます。また、
「× 2」
「× 4」を選択すると、表示感度を上げて、
波形の変化を際立たせることができます。
指定した感度で心電図波形が描画されます。
固定倍率から自動調整に変更する場合は、次のように操作します。
2 [波形感度]-[自
右クリックメニューから、
動]を選択する。
感度が固定倍率から自動調整に切り替わりま
す。
“検査結果の表示画面”では、文字のコピーだけでなく、入力や削除、貼り付けもできます。ただし、編集した結果は保存され
ません。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
[結果表示 ...]
ニューから を選択する。
[処理]メニューから
[結果表示]を選択して開
始することもできます。
“検査結果の表示画面”が表示されます。
心電図の表示
2 コピーする文字列の範囲を選択し、右クリッ
クメニューから
[コピー]
を選択する。
3 文字列を貼り付けたい画面に移動し、入力
欄で右クリックして、
メニューから
[貼り付け]
を選択する。
コピーした文字列が入力欄に貼り付けられ
ます。
リズム心電図では、解析所見は表示されません。
心電図ビューアーに表示される解析所見は、測定データのみに基づいて心電計が機械的に判定した結果であり、医師の判
断を左右する性格のものではありません。また、所見解説も、その所見についての客観的な補足説明に過ぎず、診断や処置
の仕方を示すものではありません。心臓疾患の診断には、心電計による自動解析の結果だけでなく、他の臨床所見や検査
結果などとも合わせた医師の総合的な判断が必要となります。
解析所見の詳細については、心電計に付属している取扱説明書、解析ガイドを参照してください。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
[所見解説 ...]
ニューから を選択する。
“所見解説画面”が表示されます。
心電図の表示
画面右上のボックスは自動解析による所見名の
一覧、左上は図解、画面下半分は解説文です。
一覧から所見名を選択すると、それに対応する
解説が表示されます。
2 複数の所見名がある場合は、解説を参照し
たいものを所見名の一覧から選択する。
選択した所見名に対応する解説に表示が切り
替わります。
3 所見解説を参照し終わったら、
[終了]を選
択する。
“所見解説画面”が閉じます。
3.3.1 心電図を画像として保存する
画像出力では、表示されている画面のイメージを、
そのまま画像ファイルとして出力します。心電図を画像として保存するときは、
次のような手順で操作します。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
[画像出力 ...]
ニューから を選択する。
ツールバーの[画像出力]を選択するか、
または
心電図の表示
[処理]メニューから
[画像出力]を選択して開
始することもできます。
“画像ファイル名の指定ダイアログ”が表示され
ます。
2 [保存する場所]で画像ファイルの保存先の
フォルダを選択し、[ファイル名]に画像ファ
イルの名前を入力して、[保存]を選択する。
★[キャンセル]を選択すると、画像ファイルの保
存を中止して、ダイアログが閉じます。
ファイルの種類は、JPEG 形式固定です。
画像ファイルが正常に保存されると、メッセー
ジが表示されます。
3 [OK]
を選択する。
このようにして保存した画像は、Windows のエ
クスプローラで保存先のフォルダを開いて、画
像ファイルをダブルクリックすれば表示できま
す。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューから
[レポート印刷]
を選択する。
ツールバーの[印刷]を選択するか、
[処理]メ
ニューから[レポート印刷]を選択して開始す
ることもできます。
確認ダイアログが表示されます。
心電図の表示
2 [はい]
を選択する。
★[いいえ]を選択すると、印刷を中止して、ダイア
ログが閉じます。
“印刷ダイアログ”が表示されます。
“心電図ビューアー画面”に表示されている心電図がプリンターから印刷されます。
“心電図ビューアー画面”で使用するプリンターは、次の手順で選択します。
1 [処理]メニューから
[プリンタの設定]を選
択する。
“プリンタの設定ダイアログ”が表示されます。
2 [プリンタ名]のプルダウメニューから、
“心電
図ビューアー画面”で使用するプリンターを
選択する。
心電図の表示
“プリンタの設定ダイアログ”では、印刷に使う用紙や、選択したプリンターについての各種の設定ができます。
“プリンタの設定ダイアログ”で設定する各項目の詳細については、Microsoft Windows、およびプリンターに
付属している取扱説明書を参照してください。
3 [OK]を選択す
必要な設定が終わったら、
る。
★[キャンセル]を選択すると、設定の変更が取り
消されて、ダイアログが閉じます。
“プリンタの設定ダイアログ”が閉じて、
“心電図
ビューアー画面”に戻ります。
心電図ビューアーの設定
“描画設定画面”で、心電図のデフォルトの描画条件を設定できます。“描画設定画面”は次の手順で表示します。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューから[動作設定]-[描画条件 ...]を選
択する。
★“心電図ビューアー画面”の[設定]メニューから
[描画条件の設定]を選択して開始することもで
きます。
“描画設定画面”が表示されます。
2 [12 誘導]、
[共通]、 [不整脈 /リズム / 長時
間]の各タブで、必要に応じて各種の描画条
件を変更する。
心電図ビューアーの設定
3 描画条件の変更が終わったら、
[設定]を選
択する。
変更した描画条件が、デフォルトの設定として
保存されます。次回の心電図ビューアーの起動
時には、ここで設定した条件に従って心電図が
描画されます。
★[中止]を選択すると、描画条件の変更が取り消
されて、“描画設定画面”が閉じます。
また、
[設定]を選択すると、表示中の心電図も、
変更された条件に従って再描画されます。
選択できる項目は、次の表のとおりです。
心電図ビューアーの設定
自動感度処理を行う 心電図波形の表示感度を自動的に調整するかどうかを設定します。
固定感度 心電図波形の表示感度を固定倍率にしたい場合は、[自動感度処理を行う]のチェックを外
して、
[固定感度]のプルダウンメニューから次のどれかを選択する。
×1 記録感度と同じ感度にする。(標準)
×2 記録感度の 2 倍に増幅する。
×4 記録感度の 4 倍に増幅する。
自動位置処理を行う 各誘導の波形を並べて表示する際に、基線の位置を自動的に調整するかどうかを指定し
ます。
グリッドを表示する 心電図波形の背景にグリッドを表示するかどうかを指定します。
選択できる項目は、次の表のとおりです。
表示形式 12 誘導心電図の表示形式を選択します。
心電図ビューアーの設定
解析結果 心電図波形の代わりに計測値を表示する。
代表:拡大波形 代表波形を拡大して表示する。
生波形:四肢 四肢誘導の生波形を表示する。
生波形:胸部 胸部誘導の生波形を表示する。
生波形:12 誘導 12 誘導の生波形を表示する。
結果を表示する チェックを入れると、心電図とともに解析結果の文字情報が表示される。チェックを外
すと、心電図だけが表示される。
代表波形 代表波形とする波形の形式を選択します。
ドミナント ドミナント波形を代表波形にする。
アベレージ アベレージ波形を代表波形にする。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、aVR、aVL、aVF、V1、V2、V3、V4、V5、V6
■ 解析結果 ■ 代表:拡大波形
■ 代表波形:3ch × 4
心電図ビューアーの設定
■ 代表波形:2ch × 6
■ 生波形:胸部
心電図ビューアーの設定
■ フルリード:3ch
■ [フルリード:3ch]
または[フルリード:6ch]
で[結果を表示する]をチェックした場合
■ 代表波形(ドミナント) ■ 代表波形(アベレージ)
■ 画面の最下部に表示されるリズム波形([リズム誘導]
で表示対象を[Ⅱ]にした場合の例)
選択できる項目は、次の表のとおりです。
心電図ビューアーの設定
不整脈 不整脈心電図の表示形式を選択します。
リズム リズム心電図の表示形式を選択します。
グラフ表示 リズム心電図をグラフで表示する。
生波形表示 リズム心電図を生波形で表示する。
長時間 長時間心電図の表示形式を選択します。
グラフ表示 長時間心電図をグラフで表示する。
カスケード表示では、画面の右端で心電図を折り返しながら、記録されている生波形がすべて表示されます。
■ [不整脈]-[1ch カスケード]を選択した場合
■ [不整脈]-[3ch カスケード]を選択した場合
心電図ビューアーの設定
■ [リズム]-[グラフ]を選択した場合
■ [長時間]-[グラフ表示]を選択した場合
心電図ビューアーの設定
■ [長時間]-[1ch カスケード]を選択した場合
■ [長時間]-[3ch カスケード]を選択した場合
“印刷設定画面”で、心電図のデフォルトの印刷条件を設定できます。“印刷設定画面”は次の手順で表示します。
1 表示されている心電図上で右クリックし、メ
ニューから[動作設定]-[印刷条件 ...]を選
択する。
★“心電図ビューアー画面”の[設定]メニューから
[印刷条件の設定]を選択して開始することもで
きます。
“印刷設定画面”が表示されます。
2 [12 誘導]、
[共通項目]、 [不整脈 /リズム /
長時間]の各タブで、必要に応じて各種の印
刷条件を変更する。
心電図ビューアーの設定
3 印刷条件の変更が終わったら、
[設定]を選
択する。
変更した印刷条件が、デフォルトの設定として
保存されます。
★[中止]を選択すると、印刷条件の変更が取り消
されて、“印刷設定画面”が閉じます。
心電図ビューアーの設定
選択できる項目は、次の表のとおりです。
自動感度処理を行う 印刷時に、心電図波形の感度を自動的に調整するかどうかを設定します。
固定感度 心電図波形の感度を固定倍率にして印刷したい場合は、[自動感度処理を行う]のチェック
を外して、
[固定感度]のプルダウンメニューから次のどれかを選択する。
×1 記録感度と同じ感度にする。(標準)
×2 記録感度の 2 倍に増幅する。
×4 記録感度の 4 倍に増幅する。
自動位置処理を行う 各誘導の波形を並べて印刷する際に、基線の位置を自動的に調整するかどうかを指定し
ます。
グリッドを印刷する 心電図波形の背景にグリッドを印刷するかどうかを指定します。
波形ラインを太くする 心電図波形のラインを画面表示よりも太くして印刷するかどうかを設定します。
印刷除外項目 患者個人を特定する情報や所見情報を印刷対象から除外するかどうかを設定します。
ID 番号 チェックを入れると、患者の ID 番号が印刷対象から除外される。
氏名 チェックを入れると、患者の氏名が印刷対象から除外される。
所見情報 チェックを入れると、所見情報が印刷対象から除外される。
選択できる項目は、次の表のとおりです。
記録フォーマット 12 誘導心電図の印刷形式を選択します。
代表波形 代表波形とする波形の形式を選択します。
ドミナント波形 ドミナント波形を代表波形にする。
アベレージ波形 アベレージ波形を代表波形にする。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、aVR、aVL、aVF、V1、V2、V3、V4、V5、V6
フルリードタイプ 印刷時のフルリード波形の形式を選択します。
連続タイプ 連続波形で印刷する。
同位相タイプ 同位相で印刷する。
心電図ビューアーの設定
選択できる項目は、次の表のとおりです。
不整脈 不整脈心電図の印刷形式を選択します。
リズム リズム心電図の印刷形式を選択します。
グラフを印刷 チェックを入れると、心電図とともにグラフが印刷される。チェックを外すと、心電図だ
けが印刷される。
長時間 長時間心電図の印刷形式を選択します。
グラフを印刷 チェックを入れると、心電図とともにグラフが印刷される。チェックを外すと、心電図だ
けが印刷される。
カスケード形式では、右端で心電図を折り返しながら、記録されている生波形がすべて印刷されます。
4.3.1 テーブルを編集する
属性情報のテーブルを編集する手順を説明します。
1 [設定]メニューから
[テーブル設定]を選択
し、テーブル一覧から未設定のテーブルを
選択する。
“テーブル設定画面”が表示されます。
心電図ビューアーの設定
2 画面左側の一覧から 1 行目を選び、
「タイト
ル」欄、
「名称」欄に適切な名称を入力して、
[更新]
を選択する。
「タイトル」欄には属性名、
「名称」欄にはそこに
属するものの個々の名称を入力します。
3 手順 2 の操作を繰り返して、必要な名称を
すべて追加する。
4 名称を追加し終わったら、
[保存]を選択す
る。
★[中止]を選択すると、編集した結果を保存しな
心電図ビューアーの設定
いで、
“テーブル設定画面”が閉じます。
編集した結果が保存され、
“テーブル設定画面”
が閉じます。
登録した属性情報は、
“心電図ビューアー画面”の
[測定結果/解析所見表示エリア]に表示され
ます。
心電計で登録した属性情
報が表示される。
50 音順でさがす 心電図ビューアーを終了する....................................2-4
心電図を画像として保存する..................................3-17
い 心電図を時系列で比較表示する .............................3-10
う そ
か ち
重ね合わせ表示 ....................................................3-12
て
画像として保存する...............................................3-17
“テーブル設定画面”.............................................4-16
き テーブルを編集する ..............................................4-16
索引
タブの設定 ..........................................4-13
[共通項目]
な
タブの設定 ...................................................4-3
[共通]
生波形を比較表示する ..........................................3-13
け
ひ
検査結果の文字列をコピーする..............................3-15
描画条件を設定する................................................4-2
し 表示感度を変更する..............................................3-14
時系列で比較表示する ..........................................3-10
ふ
所見解説を表示する..............................................3-16
不整脈心電図の表示形式を変更する.........................3-8
心電図データを取り込む ..........................................3-2
[不整脈 / リズム / 長時間]
タブの設定 ................ 4-9,4-15
心電図の印刷条件を設定する.................................4-12
プリンターの設定 ..................................................3-19
心電図の描画条件を設定する...................................4-2
心電図波形の表示感度を変更する ..........................3-14 め
心電図波形を拡大表示する ......................................2-6
“メイン画面”..........................................................2-2
“心電図ビューアー画面”..........................................2-5
心電図ビューアーの基本操作 ...................................2-1
り
心電図ビューアーを起動する....................................2-2
数字
[12 誘導]
タブの設定 ..................................... 4-4,4-14
12 誘導心電図の表示形式を変更する........................3-6
索引
リファレンスガイド
(心電図データ取り込み)
各社アプリケーション連携タイプ
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
1. 心電図データ取り込み機能の使い方
心電図データ取り込み機能を使用することで、心電計で測定された心電図データをネットワーク経由で自動的に取り込み、心電
図ビューアーで検査結果を確認することができます。
1.1 心電図ビューアーを起動する
心電図ビューアーは、次の手順で、起動します。
“患者 ID 入力ダイアログ画面”が表示されます。
2 心電図データを表示したい患者 ID を入力し、
[OK]
を選択する。
心電図ソフトの使い方については、各社の心電図ソフト取扱説明書を参照してください。
リファレンスガイド
(内視鏡画像取り込み)
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
画面”で検査を選択して、検査情報を修正したり、内視鏡画像を“ビューアー画面”に表示することができます。
1. 内視鏡画像を取り込む
内視鏡検査装置でキャプチャした静止画像(内視鏡画像と呼びます)を、ネットワークを経由して C@RNACORE Station
に取り込みます。取り込まれた内視鏡画像は、患者情報や検査情報と関連付けられて C@RNACORE Station に保管
されますので、
“メイン画面”で検査を選択して、検査情報を修正したり、内視鏡画像を“ビューアー画面”に表示することが
できます。
1 “メイン画面”下部の[取り込む]タブにある[ES]を選択 表示されている患者情報や検査情報は、画面上で編集す
する。 ることができます。また、C@RNACORE Station のデー
タベースに登録されている患者情報を呼び出して、入力す
“検査データ取込画面”が表示され、取り込み可能な検査の ることもできます。
リストが表示されます。
【2. 検査データ取込画面の操作 ⑤
患者情報の編集は、
患者情報の確認や編集をする】を参照してください。
検査情報の編集は、【2. 検査データ取込画面の操作
⑥検査情報の確認や編集をする】 を参照してください。
4 [取込開始]を選択する。
選択した検査の内視鏡画像が C@RNACORE Station に
取り込まれます。
内視鏡画像の取り込みが完了したら、 “検査データ取り込み
画面”の[更新]を選択して、取り込み検査リストを最新の状
態にしてください。
選択した検査の状態によっては、 [取込開始]を選択したと
きに、メッセージが表示される場合があります。
メッセージが表示された場合の対処は、【3. 表示され
検査データ取込画面 取り込み検査リスト
を参照してください。
るメッセージの対処】
1.3 内視鏡画像を“ビューアー画面”で確認す
る
“ビューアー画面”に、内視鏡画像を表示します。
1.2 内視鏡画像を取り込む
取り込 み 検 査 リストで 選 択 し た 検 査 の 内 視 鏡 画 像 を、
C@RNACORE Station に取り込みます。
1 取り込み検査リストから、画像を取り込む検査を 1 件
“メイン画面”および“ビューアー画面”の詳細は、 【C@
選択する。
RNACORE Station CR-IR 355CL
( )リファレンス
[モダリティ]が“ES”
(内視鏡検査)と表示されている検査 ガイド】を参照してください。
を選択してください。検査に含まれる画像のサムネイル
が表示されます。
なお、取り込み検査リストの表示を最新の状態にする場合
には、[更新]を選択してください。
① 検査リストの表示順を並べ替える ② 検査リストから検査を削除する
取り込み検査リストのリストヘッド部で項目をクリックす 削除する検査を選んで、[検査の削除]を選択します。
ると、その項目の内容でリストが昇順に並べ替えられます。
−確認メッセージが表示されたら−
選択された検査を削除します。
★[OK] 検査を削除します。
★[Cancel] 削除を中止します。
③ 取り込む画像を
選択する
取り込み検査リストで選
択した検査のサムネイル
画像が表示されます。 ④ 患者情報をデータベー
C@RNACORE Station スから取得する
に 取 り 込 む 画 像 に 患者 ID が内視鏡検査装
チェックを付けます。 置から取得されていな
すべての画像に い場合には、「患者 ID」
チェックを付けます。 に 患 者 ID を 入 力 し て
すべての画像の を選択してくだ
チェックを解除し さい。患者 ID をキーに
ます。 C@RNACORE Station
のデータベースから患
者 情 報 を 検 索 し て、表
画像取り込みが完了した 示します。
検 査 デ ー タ は 削 除 さ れ、
画像も削除されます。
チェックが付いていない オプションの電子カル
画像は、取り込まれない テ や レ セ プ ト コ ン
ま ま 削 除 さ れ ま す の で、 ピューターと接続して
必要な画像にチェックが い る 場 合 に は、接 続 先
付いているか、よく確認 のデータベースから患
してから取り込みを開始 者 情 報 を 取 得 し ま す。
してください。 その場合の検索順序は
インストール時の設定
によって異なります。
⑤ 患者情報の確認や編集をする
選択した検査の患者情報が表示されます。患者情報は編集できます。
「患者 ID」
: 省略できません。表示されていない場合には、
⑦ 内視鏡画像を
半角英数字で入力してください。次の文字は
使用できません。 C@RNACORE Station
「”」、「#」、
「%」、「&」、
「’」、
「+」、
「?」、
「¥」、
「/」、 に取り込む
「*」、「@」、「<」、半角カタカナ サムネイルにチェックを付けた
「カンジャメイ」: 64 字以内の半角文字を入力できます。次の 画像を、患者情報と検査情報と
文字は使用できません。 と も に C@RNACORE Station
「*」、「@」、
「”」、「#」、
「%」、
「&」、
「’」、
「+」、
「?」、 に取り込みます。
「¥」、「/」、「<」、「=」、全角文字 取り込みが完了した検査は、取
「漢字患者名」: 64 字以内の全角文字を入力できます。 り込み検査リストの更新時に自
「性別」: 省略できません。プルダウンメニューから選 動的に削除されます。
択できます。
「生年月日」 : 記入例に従い、生年月日を半角で入力します。
なお、インストール時の設定で入力形式が「和
暦」に設定されている場合には、元号をプル
ダウンメニューで選択します。 ⑧ 取り込み検査リストを
最新の状態に更新する
取り込みが完了した検査データをリストから削除
⑥ 検査情報の確認や編集をする し、取り込み可能な新しい検査データをリストに表
選択した検査のログインユーザ名(検査医)と、検査開始日時が表 示します。
示
されます。「検査説明」以外の項目は省略できません。
「検査説明」: 検査内容に関するコメントを全角・半角で入力
します。
⑨ 検査データ取込画面 を閉じる
全角で 64 字まで入力できます。
「検査医」: プルダウンメニューから選択できます。 検査データ取込画面 を閉じて、この機能を終了します。
「検査開始日時」: 日時をプルダウンメニューから選択し、時刻を
半角で入力します。
指定した患者 ID は患者データベースには存在しません。
4.1 “ビューアー画面”での扱いと制限
で患者情報を検索したときに、入力した患者 ID がデータ
ベースに登録されていなかった場合に表示されます。 “メイン画面”で内視鏡検査と CR 検査を同時に選択してビュー
・
★[OK]を選択します。 アー画面を開いた場合には、ツールバーの[検査 2×1]を選択
入力した「患者 ID」が誤っている場合があります。正しい「患者 ID」 することで、2 つの検査を同時に表示できます。
を入力してから、再度 を選択してください。 ・ツールバー上のボタンで実行する機能や、右クリックで表示さ
れるプルダウンメニューの機能のうち、次の機能は使用できま
― 次のメッセージが表示されたら ― せん。
「白黒反転」
取込対象検査の患者情報をデータベースに反映しますか? 「FCR 画像処理」
「実寸等倍」
患者情報に何らかの修正を行って、画像の取り込みを実施した
「読影依頼」
場合に表示されます。
「フィルムプリント」
★[Yes]を選択すると、修正された患者情報をデータベースに反映し
「諧調変更」
て、検査データを取り込みます。
「メニュー変更」
★[No]を選択すると、修正された患者情報をデータベースへは反映せ
「追加撮影」
ずに、検査データを取り込みます。
「画像入替」
― 次のメッセージが表示されたら ―
4.2 内視鏡画像保管時の制限
未選択の画像が存在します。
・内視鏡画像は、DICOM サーバーへは出力できません。
取込完了後、選択していない画像も削除されますが、処理を
続行しますか? ・内視鏡画像の作業用ディスク出力の場合には、保存密度の指定
と FCR 画像処理の指定はできません。
サムネイル画像にチェックを付けていない画像がある状態で、 ・汎用ファイル保存で“ビューアー画面”から保存するとき、内視
画像の取り込みを開始した場合に表示されます。 鏡画像の出力形式は「JPEG」形式と「DICOM」形式だけです。
★[OK]を選択すると、チェックされていない画像は、画像取り込み後に “メイン画面”からの保存のときは「JPEG」形式
自動的な保存、
自動的に削除されます。 だけです。
★[Cancel]を選択すると取込開始前の画面に戻りますので、必要なサ また、内視鏡画像の患者情報に含まれていない項目は、空欄と
ムネイル画像にチェックが付いているかを確認し、再度画像取り込み して出力されます。
の操作を行ってください。
・内視鏡画像は、C@Rna データセンターへ送信できません。
― 次のメッセージが表示されたら ―
4.3 内視鏡画像プリント時の制限
受信中の内視鏡検査の取り込みを開始します。
・内視鏡画像のフィルムプリントはできません。
内視鏡装置から画像を受信中の検査に対して、画像の取り込み 紙プリントすることはできます。
を開始した場合に表示されます。
★[OK]を選択すると、画像の取り込みを開始しますが、取込完了後に
受信した画像は削除されます。
★[Cancel]を選択すると取込開始前の画面に戻りますので、
[更新]を
選択して取り込み検査リストを最新の状態にしてから、再度画像取り
込みの操作を行ってください。
上記以外に、次のような場合にもメッセージが表示されま
すので、メッセージに従って対処してください。
・患者情報および検査情報の内容に不備があった場合はメッ
セージが表示され、画像取り込みが中断します。
指摘された項目の内容を修正してから、再度画像取り込みの操
作を行ってください。
・画像ファイルが壊れていたり、ネットワークに異常が発生する
など、何らかの理由で画像取り込みができない場合は、エラー
メッセージが表示されます。メッセージに従って対処してくだ
さい。
5.1 内視鏡画像取り込み機能をご利用時の注
意事項
・
“ビューアー画面”に表示する内視鏡画像は参照用画像である
ため、診療行為には使用しないでください。
・画像を削除する際は、その画像を削除しても問題がないことを
確認し、誤操作などがないよう慎重に操作してください。
・検査データの取り違いがないように、取り込む画像と患者情報
が正しく設定されていることを確認したうえで、取り込みを行っ
てください。
5.2 内視鏡側の画像と内視鏡ネットワークプロ
セッサー機器併用時の注意事項
内視鏡側の画像と内視鏡ネットワークプロセッサー機器を併用す
る際、不適切な設定または不正確な操作を行うことにより、正しく
画像取り込みができない場合があります。
これを防ぐため、以下の指示を守ってください。
・転送された内視鏡画像は、その日のうちに画像の取り込みを
行ってください。
・ネットワーク転送に使用するサーバーソフトの設定を不用意に
変更しないでください。
・内視鏡画像取り込み機能とフジノン株式会社製プロセッサー
(VP-2200 / VP-4400)を使用する場合には、フジノン株式会
社製プロセッサーの取扱説明書に従った動作で内視鏡検査を
行ってください。
また、患者情報と画像を誤りなく取り扱うために、必ずプロセッ
サー側で患者 ID を入力したうえで、内視鏡検査を行ってくださ
い。
なお、プロセッサー側の画像は、コンパクトフラッシュメモリな
どを挿入して、バックアップを行うようにしてください。
・本装置とティアック株式会社製静止画レコーダ(MV シリーズ)
を併用する場合に、ネットワーク障害によりデータが転送でき
ないときは、静止画レコーダに挿入されているメディアから画
像を取り込むことができます。その際は、推奨するドライブお
よびメディアを使用してください。
リファレンスガイド
(超音波画像取り込み)
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
1. 超音波画像取り込みソフトウェアの概要
超音波画像取り込みソフトウェアは、C@RNACORE StationとともにサーバーPC 上で起動し、超音波画像診断装置から自動的に画
像の取り込みと検査データの登録を行います。
取り込まれた画像はエックス線画像と同様に検査データとして管理されますので、サーバーPC/クライアントPCどちらからでも、
ビュー
アーでの表示、画像の紙プリント、ディスクなどへの保存ができます。
超音波画像診断装置で画像の取得を行い、取り込まれた画像のプリントや保存を行うまでの流れを示します。
1 超音波画像取得
2 超音波画像自動取り込み
(サーバーPC) C@RNACORE Station
紙プリント
3 ビューアーで画像を確認
(サーバーPC/クライアントPC)
2
4 紙プリントや保存
3.3 超音波画像プリント時の制限
・超音波画像のフィルムプリントはできません。
紙プリントすることはできます。
4. 注意事項
超音波画像取り込み機能の利用に関する注意事項を示します。
・
[検査ステータス]が「撮影完了」になっていない、取り込み中
の超音波画像(検査データ)は、
“ビューアー画面”で表示しない
でください。超音波画像診断装置にエラーが表示されます。
“メイン画面”および“ビューアー画面”の詳細は、 【C@
“ビューアー画面”に表示する場合は、[リスト更新]を選択して、
RNACORE Station(CR-IR 355CL)リファレンス
検査が「撮影完了」になったことを確認するか、または[画像数]
ガイド】を参照してください。
が実際の取得枚数に達したことを確認してください。
・
“ビューアー画面”に表示する超音波画像は参照用画像である
3. 超音波画像の扱いについて ため、診療行為には使用しないでください。
・画像を削除する際は、その画像を削除しても問題がないことを
“メイン画面”の患者リストに追加された超音波画像は、CR 検査
確認し、誤操作などがないよう慎重に操作してください。
画像と同様に“ビューアー画面”で表示できます。
・画像内容、および患者情報をよく確認したうえで画像を取り
ここでは、
“ビューアー画面”で超音波画像を扱う場合の固有の特
扱ってください。
徴と制限について説明します。
3.1 “ビューアー画面”での扱いと制限
“メイン画面”で超音波検査とCR 検査を同時に選択してビュー
・
アー画面を開いた場合には、ツールバーの[検査 2×1]を選択
することで、2 つの検査を同時に表示できます。
・ツールバー上のボタンで実行する機能や、右クリックで表示さ
れるメニューの機能のうち、次の機能は使用できません。
「白黒反転」
「FCR 画像処理」
「実寸等倍」
「読影依頼」
「フィルムプリント」
「諧調変更」
「メニュー変更」
「追加撮影」
「画像入替」
リファレンスガイド
(汎用画像取り込み)
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
1. 汎用画像を取り込む
パーソナルコンピューター(以降は PC と表記します)に保存されている画像(デジカメなどで撮影した画像)を、C@RNACORE
Station に取り込みます。取り込まれた画像は、患者情報や検査情報と関連付けられてC@RNACORE Station に保管されますので、
“メイン画面”で検査を選択して、検査情報を修正したり、汎用画像を“ビューアー画面”に表示することができます。
1 “メイン画面”下部の[取り込む]タブにある[フォルダ] 3 選択した検査の患者情報や検査情報を確認する。
を選択する。
表示されている患者情報や検査情報は、画面上で編集す
“検査データ取込画面”が表示されます。 ることができます。また、C@RNACORE Station のデー
タベースに登録されている患者情報を呼び出して、入力す
ることもできます。
【2. 汎用画像取込画面の操作 ④
患者情報の編集は、
患者情報の確認や編集をする】 を参照してください。
【2. 汎用画像取込画面の操作 ⑤
検査情報の編集は、
検査情報の確認や編集をする】 を参照してください。
4 [取込開始]を選択する。
選択した画像が C@RNACORE Station に取り込まれま
す。
[取込開始]を選択したときに、メッセージが表示される場
検査データ取込画面 フォルダ選択部 合があります。
メッセージが表示された場合の対処は、【3. 表示され
を参照してください。
るメッセージの対処】
1.3 汎用画像を“ビューアー画面”で確認する
“ビューアー画面”に、汎用画像を表示します。
1 “メイン画面”で、C@RNACOREStation に取り込
んだ汎用画像の検査を選択して、ダブルクリックする。
1.2 汎用画像を取り込む
PC に保存されている汎用画像を、C@RNACORE Station に
取り込みます。
“メイン画面”および“ビューアー画面”の詳細は、 【C@
1 [フォルダ選択]を選択して、画像ファイルが保存され RNACORE Station(CR-IR 355CL)リファレンス
ているフォルダを選択する。 ガイド】を参照してください。
“フォルダの参照ダイアログ”が表示されますので、フォル
ダを選択して[OK]を選択します。
フォルダ内の画像ファイルがサムネイル表示されます。
① 画像ファイルが保存されているフォルダを選択する ② 患者情報をデータベースから取得する
“ フォルダ選択ダイアログ ”で、画像ファイルが保存され 「患者 ID」に患者 ID を入力して を選択してください。
ているフォルダを選択します。 患者 ID をキーに C@RNACORE Station のデータベースから患
者情報を検索して、表示します。
オプションの電子カルテやレセプトコンピューターと接続してい
る場合には、接続先のデータベースから患者情報を取得します。
③ 取り込む画像を その場合の検索順序はインストール時の設定によって異なります。
選択する
フォルダ選択部で選択
したフォルダ内の画像
がサムネイル表示され
ます。 ⑥ 汎用画像を
C@RNACORE Station C@RNACORE
に 取 り 込 む 画 像 に
Station に取り込む
チェックを付けます。
サムネイルにチェック
すべての画像に
を 付 け た 画 像 を、患 者
チェックを付けます。
情報と検査情報ととも
すべての画像の
に C@RNACORE
チェックを解除し
Station に取り込みます。
ます。
選択した画像を左 なお、PC 側の画像は削
に 90 °回転させ 除されません。
ます。
選択した画像を右
に 90 °回転させ
ます。
サムネイルを回転させ
た 場 合 は、画 像 も 同 じ
⑦“ 汎用画像取込画面 ”
向きに回転して取り込
まれます。 を閉じる
“ 汎用画像取込画面 ”を
閉 じ て、こ の 機 能 を 終
次に示す仕様を満たす
了します。
画像ファイルを取り込
むことができます。
形式: JPEG(JFIF)
カラー:8bit グレイスケー ④ 患者情報の確認や編集をする
ルまたは 24bit カ 選択した検査の患者情報が表示されます。患者情報は編集できます。
ラー 「患者 ID」: 省略できません。表示されていない場合には、半角英数字で入力してくだ
サイズ:最小 200× 200 さい。次の文字は使用できません。
Pixel ∼最大 4000 「”」、
「#」、
「%」、
「&」、
「’」、
「+」、
「?」、
「¥」、
「/」、
「*」、
「@」、「<」、半角カタカナ
×4000 Pixel 「カンジャメイ」: 64 字以内の半角文字を入力できます。次の文字は使用できません。
「*」、
「@」、
「”」、
「#」、
「%」、
「&」、
「’」、
「+」、
「?」、
「¥」、
「/」、
「<」、「=」、全角文字
「漢字患者名」: 64 字以内の全角文字を入力できます。
「性別」: 省略できません。プルダウンメニューから選択できます。
「生年月日」: 記入例に従い、生年月日を半角で入力します。なお、インストール時の設
定で入力形式が「和暦」に設定されている場合には、元号をプルダウン
メニューで選択します。
⑤ 検査情報の確認や編集をする
選択した検査のログインユーザ名(検査医)と、検査開始日時が表示されます。
「検査説明」以外の項目は省略できません。
「モダリティ」: 検査のモダリティをプルダウンメニューから選択できます。
「XC」
(デジカメ)、 「US」 「ECG」
(超音波)、 「OT」
(心電図)、 「CR」、
(その他)、 「CT」、
「MR」
(MRI)、
「NM」(RI)、
「ES」 「PT」
(内視鏡)、 (PET)、
「RG」 「XA」
(デジタイザ)、 (血管造影)、 「RF」
(透視)、
「DX」のいずれかから選択してください。
「検査説明」 検査内容に関するコメントを全角・半角で入力します。全角で 64 字まで入力できます。
「検査医」: プルダウンメニューから選択できます。
「検査開始日時」: 日時をプルダウンメニューから選択し、時刻を半角で入力します。
患者 ID が入力されていません。
4.1 “ビューアー画面”での扱いと制限
患者 ID が入力されていなかった場合に表示されます。
★[OK]を選択します。 “メイン画面”で汎用画像の検査と CR 検査を同時に選択して
・
「患者 ID」を入力してから、再度[取込開始]を選択してください。 ビューアー画面を開いた場合には、ツールバーの[検査 2×1]を
選択することで、2 つの検査を同時に表示できます。
― 次のメッセージが表示されたら ― ・ツールバー上のボタンで実行する機能や、右クリックで表示され
るプルダウンメニューの機能のうち、次の機能は使用できませ
モダリティが入力されていません。 ん。
「白黒反転」
モダリティが入力されていなかった場合に表示されます。
「FCR 画像処理」
★[OK]を選択します。
「実寸等倍」
「モダリティ」を選択してから、再度[取込開始]を選択してください。
「読影依頼」
「フィルムプリント」
― 次のメッセージが表示されたら ― 「諧調変更」
「メニュー変更」
指定した患者 ID は患者データベースには存在しません。
「追加撮影」
で患者情報を検索したときに、入力した患者 ID がデータ 「画像入替」
ベースに登録されていなかった場合に表示されます。
★[OK]を選択します。 4.2 汎用画像保管時の制限
入力した「患者 ID」が誤っている場合があります。正しい「患者 ID」
を入力してから、再度 を選択してください。 ・汎用画像は、DICOM サーバーへは出力できません。
・汎用画像の作業用ディスク出力の場合には、保存密度の指定と
― 次のメッセージが表示されたら ― FCR 画像処理の指定はできません。
・汎用ファイル保存で“ビューアー画面”から保存するとき、汎用
取込対象検査の患者情報をデータベースに反映しますか? 画像の出力形式は「JPEG」形式と「DICOM」形式だけです。
“メイン画面”からの保存のときは「JPEG」形式
自動的な保存、
患者情報に何らかの修正を行って、画像の取り込みを実施した
だけです。
場合に表示されます。
また、汎用画像の患者情報に含まれていない項目は、空欄とし
★[Yes]を選択すると、修正された患者情報をデータベースに反映し
て出力されます。
て、検査データを取り込みます。
★[No]を選択すると、修正された患者情報をデータベースへは反映せ ・汎用画像は、C@Rna データセンターへ送信できません。
ずに、検査データを取り込みます。
4.3 汎用画像プリント時の制限
上記以外に、次のような場合にもメッセージが表示されま
すので、メッセージに従って対処してください。 ・汎用画像のフィルムプリントはできません。
紙プリントすることはできます。
・患者情報および検査情報の内容に不備があった場合はメッ
セージが表示され、画像取り込みが中断します。
指摘された項目の内容を修正してから、再度画像取り込みの操
作を行ってください。
・仕様を満たさない画像ファイルが選択されていた場合は、メッ
セージが表示され、画像取り込みが中断します。
画像ファイルの仕様を確認してください。
・画像ファイルが壊れていたり、ネットワークに異常が発生する
など、何らかの理由で画像取り込みができない場合は、エラー
メッセージが表示されます。
メッセージに従って対処してください。
・
“ビューアー画面”に表示する汎用画像は参照用画像であるた
め、診療行為には使用しないでください。
・画像を削除する際は、その画像を削除しても問題がないことを
確認し、誤操作などがないよう慎重に操作してください。
・検査データの取り違いがないように、取り込む画像と患者情報
が正しく設定されていることを確認したうえで取り込みを行って
ください。
特に、取り込まれた画像の元の画像ファイルは削除されません
ので、同じ画像を重複して取り込まないように注意してくださ
い。
(CT・MR 画像取り込み)
リファレンスガイド
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
1. CT・MR 画像取り込みソフトウェアの概要
CT・MR 画像取り込みソフトウェアは、C@RNACORE Stationとともにサーバー PC 上で起動し、エックス線 CT 画像診断装置、MR
画像診断装置、エックス線アンギオグラフィ画像診断装置、エックス線透視撮影装置から自動的に画像の取り込みと検査データの登録
を行います。
取り込まれた画像はエックス線画像と同様に検査データとして管理されますので、サーバーPC/クライアントPCどちらからでも、
ビュー
アーでの表示、画像の紙プリント、ディスクなどへの保存ができます。
CT・MR 画像診断装置で画像の取得を行い、取り込まれた画像のプリントや保存を行うまでの流れを示します。
1 各装置で画像取得
2 各装置の検査画像自動
取り込み(サーバーPC) C@RNACORE Station
紙プリント
3 ビューアーで画像を確認
(サーバーPC/クライアントPC)
2
4 紙プリントや保存
3.3 各検査の画像プリント時の制限
・各検査の画像のフィルムプリントはできません。
紙プリントすることはできます。
“メイン画面”および“ビューアー画面”の詳細は、 【C@
RNACORE Station(CR-IR 355CL)リファレンス 4. 注意事項
ガイド】を参照してください。
CT・MR画像取り込み機能の利用に関する注意事項を示します。
3. 各検査の画像の扱いについて ・
[検査ステータス]が「撮影完了」になっていない、取り込み中
“メイン画面”の患者リストに追加された各検査の画像は、CR 検 の各検査の画像(検査データ)は、
“ビューアー画面”で表示しな
査画像と同様に“ビューアー画面”で表示できます。 いでください。 各画像診断装置にエラーが表示されます。
“ビューアー画面”に表示する場合は、[リスト更新]
を選択して、
ここでは、
“ビューアー画面”で各検査の画像を扱う場合の固有の
検査が「撮影完了」になったことを確認するか、または[画像
特徴と制限について説明します。 数]が実際の取得枚数に達したことを確認してください。
・
“ビューアー画面”に表示する各検査の画像は参照用画像であ
3.1 “ビューアー画面”での扱いと制限 るため、診療行為には使用しないでください。
・画像を削除する際は、その画像を削除しても問題がないことを
“メイン画面”で各検査と CR 検査を同時に選択してビューアー
・ 確認し、誤操作などがないよう慎重に操作してください。
画面を開いた場合には、ツールバーの[検査 2 × 1]を選択する ・画像内容、および患者情報をよく確認したうえで画像を取り
ことで、2 つの検査を同時に表示できます。 扱ってください。
(Mininet-NEO 連携)
リファレンスガイド
C@RNACORE Station リファレンスガイド(オプション編) 897N101362
ii
1. Mininet-NEO の使い方
Mininet-NEOと連携することで、測定結果を一覧表示したり、検査報告書を印刷することができます。
●測定結果一覧
過去の検査結果を一覧で表示しま
す。また、タブを切り替えると、測
定器ごとの結果表示に切り替わり
ます。
1 [閉じる]を選択する。
Mininet-NEO が終了します。