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1 あり方のワーク
1 あり方のワーク
本当の自分は、どんな自分でありたいと感じているのか?
1.左の欄に、実際に経験したことを出来るだけ沢山、上から箇条書きで書いていく。
具体的に、嫌だった人・苦手な人・嫌だった状況などを、思いつく限り書く。
2.1で書いた一覧を眺めて、同じようなものをグループにしていく。(グルーピング)
3.グルーピングしたものの中で、代表的な例だけ残して後は消す。
または、まとめたものを別の言葉で表しても良い。
4.いくつかにまとめられたら、その中から特に嫌なことを3つに絞る。
絞る時は、胸の辺りが苦しくなったり、モヤモヤしたり違和感を感じるものを選ぶ。
5.それを真ん中の欄に書く。
6.絞れたら、結局何が嫌なのか?共通となる感情などをなるべく具体的に右側の欄に一文で書く。
3つの共通点として書いても良い。
右側に書いたものが、
「自分はこうでありたい」と思っているもの。
※ 6.で出てきた「こうでありたい」と言う思いは、
他者に対してもそうしたいし、他者にも「そうあってほしい」と願っている。
↓
脳は他者も自分も区別していない。
例)
表の 1 枠で絞ったグルーブに分かれたものを 1 つ 1 つ見ていって、同じような気持ちのものはまとめてい
く。(グループ化)
そして強く心に響いたグルーブの中心になる言葉を探す。
そのグループを表す言葉を表 2 枠に書く。3 から 5 個に絞って書く。
この時点で、自分がイヤなこと・状況は、何かを解決しようとか、目標に向かって自分の考えを話す時「話
を折られる」、「話の途中で遮られる」
、「ろくに話も聞かないで、すぐに否定される事だった」と気づく。
その中心にあるものは、「自分の話を最後まで聞いてくれないのが嫌」これが表 3 枠に入る。
そこにあるのは「自分の話を最後まで聞いて欲しい」という願い→「自分を理解しようと耳を傾けてほしい」
だった。
ここで出てくる気持ちや想いは、あなた自身がいつも無意識にしていることなのかもしれない。
または、大切にしている事なのかもしれない。
ここでは、
自分は人の話をちゃんと聞いて理解しようとしているのに(無意識でも)、話を折られたり、言葉を被せて
きたりして最後まで聞いてくれないのが嫌。
そうではなくて、ちゃんと人の話を最後まで聞いて(私を理解して)欲しい
これが私が大切にしていること。
自分が「嫌だ!」と思う時は、自分が大事にしているもの・望むものを大切に扱っていないとか、思ってい
ない・解っていないと感じている時。
この場合の「自分はこうでありたい」は
私は目の前の人を、理解しようと耳を傾ける人でありたい。
私の周りも、人を理解しようとする姿勢(耳を傾ける)を取れる人であって欲しいし、そうであって欲しい
と願う。 となる。