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「~つつある」
「~つつある」
い み
[意味 ]
お じょうたい
①(今、ちょうど)〜ている、変化が 起 き始めている → 「〜という 状態
ど う さ
・動作 が続いている」「これからもまだまだ変化する」というような意味
お か
です。ですから、この「〜つつある」はたまに「〜ている」と 置 き 換 えら
お か
れることがありますが、置 き 換 えられないこともあります。
ど う さ しんこうちゅう あらわ
• 「〜ています」は 動作 の 進行中 を 表 し、
へ ん か しんこうちゅう
• 「〜つつある」は 変化 の 進行中 を表します。
例文:
A:今何をしていますか。
B:(○)テニスをしています。//(×)テニスをしつつあります。
しゅんかんどうし
② ゆっくりと・だんだん〜の状態に向かっている → 「瞬間動詞 」(つ
く・始まる・終わる・決まる、など)と一緒に使うもので、「ゆっくりと〜
じょうたい ちか
の 状態 に 近 づいている」という意味を表します。「〜ている」に置き換え
ることができないものです。
せつぞく
[接続 ]
V ます形+つつある
び こ う
[備考 ]
かた
1) どちらでも 硬 い表現です。
れいぶん
[例文 ]
1) このプロジェクトは終わりつつある。
とうじょう
2) スマホの 登場 で、デジタルカメラの人気がなくなりつつある。
しょうし こ う れ い か すす
3) 日本は 少子 高齢化 が 進 みつつあります。
1) ろうそくの火が消えつつあります。
→ろうそくの火が、ゆっくりと「消える」という状態に向かっている。
か
2) あの花は 枯 れつつある。
→あの花は、ゆっくりと「枯れる」という状態に向かっている。
3) あの犬は死につつある。
→あの犬は、ゆっくりと「死ぬ」という状態に向かっている。
たお
4) この木は 倒 れつつあります。
→この木は、ゆっくりと「倒れる」という状態に向かっている。
[違うポイント]
「つつある」は、変化が始まったばかりで、今後もそれが続くといいた
い時。
「一方だ」は、すでにその変化が始まっており、それがどんどん進むと
言いたい時。